石田智秀 論文
最終更新:2004年8月8日 

整理番号掲載雑誌(学会)等発行年月
「論文タイトル」
概要 : 新しいものから古いものへ順に並んでいます。番号は発表順です。

10印度學佛教學研究第53巻(予定)2005年3月
「真宗と経済 ―アンチ・グローバリゼーション―」
 A study of economy and Anti-Globalization: from a view of Shin-Buddhism 【全文】 【PDF】
 ずいぶん早くに着想したため準備期間がたくさんあったのですが、タイトルがどぎつかったこともあり、かなり難航しました。内容的には一応「論」めいたものが展開されていて、会場(駒澤大学)でも先輩が質問してくださったので一応「発表」としての体裁は調ったのですけど、しかし、何かすごく大事なものが欠けている気がしております。論文じゃない気がします。 (雑誌に掲載されるのは Edit Ver. です。)
9印度學佛教學研究第52巻1号2004年3月
「真宗とターミナルケア」
 A study of Terminal Care : from a view of Shin-Buddhism 【全文】
 準備不足だ、との指摘を受けました。いただいた意見の数々も、言い回しだけじゃなく内容も変わってしまってるかも知れませんが、一応わたしなりに整理して書かせていただいて、それに対する現在の回答も書きました。9月6日発表。 (雑誌に掲載されているのは Edit Ver. です。)
8宗教研究未定2004年
「「先鋭的な苦しみ」としてのニヒリズム」
 Nihilism : a Radical Spiritual Pain 【全文】
 むぅ、こりゃひどい。ひどいひどすぎるぞ。当日は誰からの意見も質問もいただけませんでした。上もですが英文タイトルこれで良いのでしょうか?ひどく不安です。9月5日発表。
7印度學佛教學研究第51巻第1号2003年3月
「浄土真宗の生命観 ―生命学の方向へ―」
 The View of Life in Shin-Buddhism: a new direction to "Life Studies" 【全文】
 印仏研の学術大会で発表したレジュメです。雑誌に掲載されているのは Edit Ver. です。
 それまでは「脳死」臓器移植、体細胞由来ヒトクローン個体などについて考察していましたが、ではそれらに対する真宗の生命観というのは一体どういうふうなものなのか、について、生命観と死生観(生死観)などなどを混同しつつ、よく言えば精一杯、悪く言えば無知まるだしで考察しています。
 結論としては、「いろいろな生命倫理学的事象を真宗の立場から考えるときには、森岡正博氏の提言している「生命学」の視点から考える、または「生命学」の方向に考えるべきではないか。」というのを導き出すつもりでした。
6宗教研究第331号2002年
「体細胞ヒトクローン ―真宗的立場からの一考察―」 【全文】
 宗教学会の学術大会で発表したレジュメです。雑誌に掲載されているのは Edit Ver. です。
 「5」同様、クローンについて考察しています。「5」の発表のときにいろいろな意見をいただいたので、それをふまえて、少し思考が深化しています。
5印度學佛教學研究第50巻2002年
「真宗と生命の技術 人為的体細胞由来ヒトクローン個体の「製造」について」 【発表版】 【旧版】
 印仏研の学術大会で発表したレジュメです。雑誌に掲載されているのは Edit Ver. です。
 クローンについて考察しています。ってタイトルどおりですね。。。
4真宗学第104号2001年3月
「真宗と「脳死」・臓器移植 ―アンケート調査を分析して―」 【全文】
 龍谷真宗学会で発表したレジュメです。雑誌に掲載されているのは Edit Ver. です。
 浄土真宗本願寺派の僧侶の方を対象に、インターネット上でアンケートを採りました。その集計結果をふまえた発表です。真宗学会で発表したため、そういう方向性の提言も行おうとした発表になりました。
3宗教研究第327号2001年3月
「「脳死」臓器移植と真宗」 【全文】
 初の学会発表のレジュメです。雑誌に掲載されているのは Edit Ver. です。
 浄土真宗本願寺派の僧侶の方を対象に、インターネット上でアンケートを採りました。その集計結果をふまえた発表です。日本宗教学会で発表したため、そういう感じのレジュメになっています。
2真宗研究会紀要第33号2001年3月
「「脳死」臓器移植入門 ―生命倫理学の前線―」 【全文】
 よくある「よくわかってないくせにエラそうな論文」です。よく調べているのは調べているけれど。。
1龍谷大学大学院研究紀要人文科学第21集1999年12月
「真宗と現代 ―融合と乖離―」(※修士論文要旨) 【全文】
 よくある「思いのたけ論文」です。いいのですけど。。。


その他の
論文・レジュメ
---2002/2/13
真宗と現代 ―生命の問題を中心に― 【全文】
 大学に提出したものですが、えらく粗いです。今までに書いたものや考えたことばっかり。新しいことは‥‥あまりないです。 (>_<。)
---2001年12月19日開催
シンポジウム「靖国を問う」 【全文】
 「仏教史を学ぶ会」の主催で開催されたシンポジウム(於 龍谷大学大宮学舎清和館)のビラ・プログラム・レジュメなどをアップしました。石田もパネリストの一人として発表いたしました。それも収録しています。
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佐倉哲関係
【佐倉氏への再反論 ver.2】 【6月「ディベート」完結】 【むっちゃ脱力系】
 体細胞由来ヒトクローンについて、議論するつもりで始めた「対話」をまとめました。実際には議論は成立しませんでした。彼がやりたがっているのは、彼が審判と競技者を兼ねることが可能な甚だ歪んだ競技ディベートもどきであり、議論ではありませんでした。わたしにとっての収穫は、
  1. 彼の書く文章は表面的には理路整然として感じられるけれどそれは全然事実と違うということ・完全な誤解にすぎないということがわかったこと
  2. 彼には議論ができないことがわかったこと
  3. 彼はそれを自覚していないことがわかったこと
  4. 体細胞由来ヒトクローン個体の問題について議論したいのなら彼と話していては全然だめであることがわかったこと
 というものでした。議論できないのに議論できるつもりになっていて、しかも自分は議論が上手だと思っていて、しかも自分はすごく強いと誤解してるヒトってネット上ではたまに見かけます。なぜこういうヒトがのさばってしまうんでしょうね。文章を長く長く書けばそれで論理的になっていると誤解してるヒトもよく見かける。
 そうそう。もうひとつ収穫がありました。
  1. 論文は自分だけでコロコロしていても絶対的に検証できない。内容も、問題設定も、結論も、態度も、何もかも。第三者に読んでもらい、第三者が「ココ変じゃない?」と言ってくれたなら、なぜそのように思うのかを真摯に聞かなければならない。内容もたしかめずいきなり反論するつもりになったり、いきなり相手を凹まそうと思ってかかると、成長は絶対的に望めない。そのようなことが非常によくわかった。
 とはいっても、わたし自身つねにコレができてるのかというと、そんなことはありません。難しいモノです。でもせっかくなので努力し続けようと思っています。もしよろしければ、ご指導ください。
---2001/07/27
シンポジウム 【全文】
 本願寺派の教学研究所が主催して2001年3月30日に実施されたシンポジウムに出席した時に感じた脱力感をまとめてみました。
---2001年7月20日
『風の谷のナウシカ』論 【全文】
 すごく中途半端な内容なのに非常に長いレジュメです。くれぐれもマンガを読んでからにしてくださいね。「読んでなかったのに!」という苦情は一切受け付けません。現在はコレを換骨奪胎した学術論文を執筆しています。
---2000/12/03
アンケート中間報告 第三弾(Ver.2) 【全文】
 「浄土真宗本願寺派の僧侶の方々は、「脳死」や臓器移植その他、生命倫理的な課題についてどのように考えておられるのだろう?」という興味から、坊さんの小箱【ココ】の管理人さんと協力して、ウェブ上でアンケート調査を実施しました。その結果をまとめた文章です。
 アンケートは、本願寺派としてのコンセンサスを得ることを目的として実施したものではありません(個人の実施したアンケート調査でそのようなことができるとは考えておりません)。
 そうではなく、僧侶の方一人ひとりがどのようなことを考えておられるのかを知ることを目的にし、記述回答をたくさん集めることを目的としていました。そして、冒頭にそのように明言し、そのような調査であることに同意していただいた方にのみ回答していただく、という手法をとりました。
 結果として、それでも「恣意的な質問や選択肢があるからこのアンケートには回答できない」とのあらためてのご指摘をいただいたりもいたしまして、調査の難しさをあらためて痛感することとなりました。
 しかし、当初の目的であった意見を集めることに特化すれば、成功したと考えています。
 上の論文「3」と「4」はこのアンケートの一部を使用して発表いたしました。
---2000/09/28
「脳死」 ―現状と課題― 【全文】
 かなり短いです。
---2000/07/27
「脳死」臓器移植について(1) 【全文】
 サブゼミのレジュメに加筆しました。(2)以降がありませんけど、上にあるのがそれです。


他者の論文
-中外日報-2000年12月7日
脳死臓器移植 海外の宗教界はどう考えるか 欧州・アジアを実地調査して  【全文】
 生駒孝彰(いこま こうしょう)先生の論文です。現在は龍谷大学の教授でいらっしゃいます。「脳死」を考える際に必要な論文ですので、ご無理を言って置かせていただいております。


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