Just a Little Bit of… の日記
バックナンバ 2001年10月

2001年10月31日(水) 11月1日(木) 04:00  ただいま。

 いや、時間かかりますね、Windows98の再インストール。

 今回の再インストールへの道筋はですね。(問わず語り)

  1. 突如「RealJukebox2Basic」が不安定になった。
  2. きっとメモリが足りないのだと思い、購入。256Mb追加。
  3. 変わらないので、システム系のファイルだと推測する。何もできない。
  4. かまわずGeFORCE2MX400搭載のビデオボードを購入。設置。
  5. ‥‥インターネットに接続してもトロい。悩む。
  6. システム系をどういじれば良いのかわからないんだが、まとにかく「コントロールパネル」→「アプリケーションの追加と削除」→「Windowsファイル」でそれぞれ入れ直せば問題なくなるのではないかと勝手に思いこみ、「Windowsファイル」をすべてアンインストールしてから、CD-ROMを使い再インストールしようと計画。
  7. 「Windowsファイル」をすべてアンインストール
  8. パソコンを再起動すると、Windows98は「safeモード」でしか立ち上がらなくなっていた。
  9. これではCD-ROMを参照できないようだ。困ったぞ。
  10. 困ったな。
  11. これじゃなにもできないな。CDにバックアップさえできない
  12. うーん。
 『そして僕は途方に暮れる』でも歌うか。
 ‥‥んなことしても解決しないな。まいったなマジで。



‥‥‥‥むっちゃブルーなままに数時間が経過‥‥‥‥



 ‥‥な〜んだ。(・o・)y-°°°°

 今使ってるハードディスク1[13Gb]の「マイドキュメント」などをハードディスク2[40Gb]にコピペして、それを「スレーブ」設定にして、新しく買ってきたハードディスクを「マスタ」にして、そこにWindows98を入れてやれば良いんじゃない?
  1. 新規にHDD購入。BUFFALOの80Gb。怖いのでバルクは買わない。2万円もした。
  2. 何々? ‥‥Windows98の「Fdisk」はHDD容量対応が64Gbまでだから、フォーマットもパーティション切るのもうまくいかない? だからこの問題を解決した「Fdisk」を ココ で入手して、それを使ってフォーマットしてください‥‥?
 その情報を入手して後の操作としては‥‥。

 新しい「Fdisk」をWindows98起動ディスクに入れ、新しいHDDにパーティションを切り、フォーマットして、Windows98をインストールすれば良かったはずなんですけど、うまくいきませんでした。

 症状   : フォーマットができなくて、いつまで経ってもWindows98が入っていかなかった。原因不明。だから、
  1. 新しいHDDを今までのハードディスク1に「スレーブ」で接続し、最初のドライブ(基本MS-DOS領域)だけフォーマット。
  2. ほかのドライブ(拡張MS-DOS領域・その中の論理MS-DOS領域)は、新しいHDDを「マスタ」で接続した後、Windows98起動ディスクに更新して入れた「Fdisk」でフォーマット。
  3. そしたら‥‥
  4. 8Mbしかない謎の「Dドライブ」が生まれたけど、
  5. Windows98は新しいHDDにスッと入っていきました。
  6. その後で、今まで使ってたハードディスク2を今まで通りに「スレーブ」で接続。
 ドライバソフトも、いろいろな周辺機器をつないではインストール&再起動、つないではインストール&再起動を繰り返してぶちこみ完了。中で動くソフトもほとんどインストールして、‥‥そのときにCDやフロッピを少し整理しました。こないだ\100ショップで買ってきた24枚入るケースに入れまくり(だいぶ空きが少なくなりました)。フロッピは‥‥空きCDケースとともにソフマップの紙袋にわさわさ入れただけだから「整理した」とは言えないかな。いろんなものが脈絡なく積み重なっているこの部屋に散乱していたドライバソフトがほぼ完璧に揃ったのは、奇跡と言えます。

 だけどB's Recorder GOLD 1.9が見つからない‥‥。(;_;)

 TAのISDN用設定はノートパソコンでso-netに飛んでファイルを閲覧して、それを参考にしてやりました。普段あまりみないところをいじるのって、面倒だし、少し恐怖です。でも完了。FFFTPのインストール・設定とも完了。これでHPの更新もできる!! Windows98に入ってるIEは4.0なので、前に買った『Yahoo!』に入ってる5.5にして、そして本体をネットにつないで(無事つながりました。うれしかったです)Windowsアップデート(スタートメニューに標準装備)に飛び、セキュリティの問題を解決したのや、サービスパック2や、DirectX 8や、そういうのをダウンロードしました。ほかのダウンロードソフトも、ハードに保存してあったやつはハードから、ほかのはダウンロードして軒並みインストール。こないだたつみさんの紹介でインストールしたZone Alarmというフリーのファイアーウォールもインストール。こっちは買ったMcAfee.comのウイルススキャンオンラインもインストール。

 あとは、寺子屋ネット真宗系のソフトをダウンロードしてこれば、ほぼ完璧です。以前そんなに使わなかったソフトは二度と入れない。

 そう。非常にうれしかったこと。
 ネットにつないで B's Recorder GOLDB.H.A. のHPに行ってみたら、 B's Recorder GOLD の古いバージョンから最新バージョンへのアップデータを公開していました。それを使えば、SCSI全盛期にわたしが買って使っていたTEACのCD-Rに付属していた ver.1.1 から最新 ver3.13 へのアップデートも完了してしまいました。なんだ。完璧完璧。これ以上何を望もうか。

 以前とほぼ同じ状態に戻ったのが、10月31日の昼間です。今回はやたらに時間がかかったなあ。

 そして、いろいろな騒動の発端になったRealJukebox2Basicを再インストールして使ってみました。
 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
 不安定なままです。なんだよソレ。ちっくしょーう。


 そういう話をしていたら、友達が本をくれました。その中に「TweakUI」というファイルが紹介されてました。
 「窓の手」みたいなソフトです(わたし今まで全く知らなかったんですが‥‥もぐりだし、初心者です)、Windows98 CD-ROMの 「tools」→「reskit」→「powertoys」の中に入ってます。サポートは一切ないんだそうです。ええと。ココでも入手できます。日本語化キットもありますし、使える方は使えば良いのでは。わたしはさっそく8Mbしかない謎の「Dドライブ」を見えなくしました。

 ほんとなら、この週末は
  1. 知り合いの結婚式があった。楽しかったです。
  2. ヨーロッパ式なので、ポテトサラダを大量に作って持って行きました。男爵10個とにんじん半分をゆでてつぶし、マヨネーズを加えて混ぜ、そこにタマネギ1個をスライスしたものとゆで卵4個を細かくしたのを加えて混ぜ、で、ものすごい量のハーブを投入しました。ほかに調味料一切入れなかったから、妙にソボクな味になりました。ピクルスを大きめの角切りにして少し入れるとむっちゃうまいらしいですよ、ポテトサラダ。
  3. 月曜日はハードディスクとpentiumiiiのCPU・1Gb・slot1を求めてプラッツ近鉄のソフマップと寺町に行きました。HDDはすぐ見つかったけど、1Gbのslot1なんて、もうないみたいですね。
  4. その帰りに黒人が流暢な日本語を話す長浜ラーメン屋さんで夕食をとり、『千と千尋の神隠し』をみてきました。一緒にみた友達と帰りのみちみち話した結論。すっごいおもしろい。『メトロポリス』のように「いやー、色づかいは最高だったねー」じゃなく、「色づかいも良かったよねー」とか、その他もろもろの良い評価に「は」じゃなく「も」を使える映画でした。ただそんな熱心なリピータがつくような映画にも思えなかったなあ。でも宮崎氏はやっぱり映画すっごいうまいっす。
 などなどいろいろあったんですけど、いちばん大きな事件はWindows98のインストールとそれに基づく環境の再設定でした。

 さ。明日はサブゼミ(学生の自主ゼミ)とゼミ(ほんとのゼミ)、両方で発表です。何も準備してません。ってことで、昨日に引き続き、また徹夜です。きっとサブゼミのレジュメが犠牲になるような気がします。

 ではでは。

 追伸。
 こないだまではIEで"DF特太ゴシック体"などのフォントが表示されていたのに、今は表示されなくなってしまいました。原因がわかりません。わかる方、教えてください。掲示板でもメールでもかまいません。
 よろしくお願いします。

2001年10月23日(火) 23日(火) 20:20  スミマセン。

 21日、1日だけの旅日記を、バックナンバの方にアップしました。

 そういえば、風邪治ってます。

 テープ起こしの仕事をあげてるうちに、大学の方の仕事‥‥責任の発揮に遅れました。ごめんなさい。おびただしい量の汗をふきまくるわたしを見て、多くの方が許してくれたようです。ありがとう。ごめんなさい。

 ティク・ナット・ハン(Thich Nhat Hanh)というベトナム人僧侶の方の『仏の教え』(中公文庫)、『生けるブッダ・生けるキリスト』(春秋社)を購入。
 テープ起こしをした阿満利麿先生の講演会によると、この方は「エンゲージド・ブディズム」の旗手です。興味がわいてきたので、とりあえず購入しました。
 後者は英語版も手に入るかもしれない。いや、どうしましょう。

 アハメド・ラシッド『タリバン』(講談社)も購入。この本は

 ソ連介入後のアフガニスタン内戦 〜ムジャヒディン闘争史〜

 でも参考文献に挙げている本です。あの事件の後にあわてて出版された本なんだろうと勝手に思ってたのですが、違うんですよね。日本では去年、2000年10月20日に初版です。前書きをみると、この本を書くために21年かかった、ということです。すごい。そんな硬派な本だったのか。。。。

 なんか、この本の作者の方、うちの大学に今年の春頃に来たんだそうです。大谷探検隊100周年か何かのイベントで、誰か先生のつてで呼んだんじゃないかってことです。でもこの方、連絡がなかなかつかない方なんだそうです。だから、いろいろな新聞社や報道関係から大学に電話がかかりまくって、対応に追われたそうです。
 いや、知らなかった。しかし一体どんなつてなの?

 春頃と言えば、バーミヤンで仏像が『ドゴゴーン』と壊された頃ですね。
 この本を読めば、もっとわかるかなあ。というか、もっと「知ってるつもり」になっちゃうんだろうなあ。危険だけど、でも、知らないよりは少しくらい知っておいた方がいいですよね。そこから一体自分に何が出来るのか。それはかなり微妙ですけど。

 ‥‥でも、「エンゲージ」させなければ、ね。

 というわけで、今日の日記(コレ)、昨日の日記(この下)、そして一昨日の旅行の日記(いきなりバックナンバに所収)は喫茶店で書いてみました。そろそろ帰ります。そしてアップします。

 ではではー。

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 ‥‥と書いてパソコンを閉じ(電池が二時間もたない)、喫茶店で『タリバン』のまえがきを熟読。なんか‥‥。奥付の翻訳者を見る。

 ‥‥うちの大学の教授やん‥‥( ̄□ ̄;)!!

 そりゃすっごい強力なつてー。謝辞贈られてるし。無知ね、わたし。

2001年10月22日(月) 23日(火) 20:20  やばいぞ。

 旅の疲れと雨のため、講義さぼる。「これからは真面目に出ます!」と宣言したのが先週。これは、深刻にやばいっす。

2001年10月21日(日) 23日(火) 20:20  18きっぷは楽しいな

城崎など

 ええ。
 全然紀行文になりませんけど、旅の記録です。18きっぷみたいなのを使って関西方面を旅してきましたので、それを全部‥‥書くと半端じゃない量になりそうなので、一部、‥‥そうそう、Just a Little Bit of 旅の記録、ってことですにゃ。

 厳密に言うと「18きっぷ」じゃありません。JR西日本と他の一部の路線・航路のみが乗り放題の、変則きっぷです。1日乗り放題で\3000円。こりゃええ。まったくエエ。
 待ち合わせは20日と21日のはざまの深夜00:00、阪急梅田はBIG MAN。北海道の方、誤解しないで。焼酎じゃなくて大きなTVがあるんですね大阪には。

 JRまで歩き、最終快速に乗車。時刻表と友だちではないにしろ、かなり旅に詳しく、自分が行く場所・行った場所・検討した場所についての膨大なデータや思い出を脳に詰めた人が時刻表で確かめ確かめ少し自信なげに言うには、夜行と貨物以外では日本でいちばん最後まで走っている電車に乗って、西明石へ。二日徹夜したという彼は少し眠そうでした。
 西明石で、フォルクスに入店。4時までねばる。彼は深刻に眠そうでした。どこにでもいるありふれた珍走輩がやっぱりいて、窓の外を走っていきました。

 夜明けを待って西明石駅へ。んで電車?いや汽車だったような?に乗り、‥‥乗り継いだんだっけ?‥‥気さくに話しかけて来てくれたおじさんと話しながら駅で待って、‥‥乗り継いだんだ。‥‥愛すべき「日本のへそ公園駅」で下車。不思議な空間でした。駅は小さく、日本のヘソも小さく、でも公園は大きくて、しかも年に一度のフリマなんだそうでした。長い長い滑り台でなぜか体中を痛くしたさえきさんは弱音を吐き、しかも関節の痛みは寂しさを追い抜いて明らかに風邪の様相。この先の駅でリゲインか何か買うことを宣言したのです。途中で会ったネコの顔の怖さは、きっとしばらく忘れないでしょう。

 「へそ」から、一路福知山へ。ある苗字が多いと大学の時に噂された、あの福知山。京都っぽさが若干薄いかと思われ、ためにエキゾチシズムさえ漂う福知山。薬局のおいちゃんはすごく親切で、友だちと風邪風邪話しながらアリナミンV&Vを差し出したいしださんに「風邪でアリナミン飲むならこっちが良い!」と言って、「やっと出た」というアリナミン、医薬品をくれました。同じ値段。すごくクスリくさい。風邪薬も買って、お水をもらって服み、アリナミンも飲みました。

 そしてメイン、城崎へ。

 城崎はいいところだなあ。日曜日なのにあまりお風呂は混んでなかったです。

 そしてもう一つのメイン、餘部(あまるべ)へ。
 駅で降りたのはうちら二人と、後ろ姿が可憐な女子高生(だと思う)。ものすごい山道をすたすた下りていく。見とれて後ろ姿の写真を撮っているうちに、顔を見ることができないままにはぐれる。悲しい。まいっか。旅先の恋は得てして実らぬものです(何か違うぞ)
 僕らも山を下りました。途中、鉄橋のでかさが目に染みました。下りてからも目に染みました。上るときも目に染みました。柿の大きさにも目を奪われました。そして、お座敷列車が落ちてしまった時に6人の方が亡くなってしまった、追悼の碑ですね。つぶれてしまった工場の跡地は敷地がそのまま空き地になっていて、真ん中に碑があり、上には観音様がいました。「さえきさんコレは仏教的にどうなんですか?」(註:彼はわたしを別のハンドルで呼びますが、まあ良いってことで)「問題ないと思うよ。ただ‥‥『ご冥福を祈』っちゃうのはどうかと思うけどね」「あれそうなんですか」などなど。わたしとしては、観音菩薩がいる以上、冥土へは行かず、何らかの方法で解脱を願っているんじゃないかと思うんです。いや、他の考え方もあります。
 地元の方が作成したと思われる、事件を克明に伝える写真やレポートが置いてありました。なんか、重たかったです。しかし、それでも鉄橋は美しいんですねえ。東尋坊も複雑な気分になりましたけど、餘部も、美しさと、美しさとは劇的に違う重さとが絡んでるところですね。‥‥そういえば、原爆ドームも幾万のいのちが奪われたその場所に未だに立ち続けていてくれて、ご苦労だなあと思ったり、伝えてくれてるなあと思ったり、‥‥すごく変な言い方なんですけど、ドームの背負ってる使命感と言うのかな、なんていえば良いのか解らないけど、あれもやっぱり、すごく美しいと思います。良いイメージを背負ったモノだけが美しいわけじゃないんだなあ、と思います。あれがあるからわたしは原爆のひどさを書物よりも強く実感できるわけで。そういう思いに晒されながら、それでもあそこに(あえて「建」でなく)立ってくれている。今も立っていてくれる。今も立ってくれている。
 で、浜坂まで行って、城崎に戻りました。

 城崎。宿泊客が宿に帰った直後は空いてます
 温泉街って、いつのまにか風俗に席巻されてることがあるのに、ココは全然大丈夫みたいだねえ、きっとすごい努力をしてるんだろうなあ、そういえば、ゲーセンもパチンコもないよね、と話していたら、パチンコ屋さん発見。でもきらびやかなネオンもなく、こじんまりとしていました。古いパチンコ屋さんの記憶がないからウソですけど、ノスタルジーを感じる。
 足湯しまくり。カエルかわいい。女の子の浴衣姿堪能しまくり。俺もおやじやなあ。つれも19歳なのにおやじやなあ。ってか、なんで30と19で問題なく旅が出来たんだろう。いらちなわたしをよく我慢してくれたと思います。ありがとう。
 どうでもいいことなんだけど、城崎で田中麗奈っちゃんソックリに見える女の子を3人見かけました。わたしの目も少々、いや多々、やばいようです。

 城崎を20:00過ぎに出て、京都に帰ってきました。家についたら、22日になってました。
 やっぱ鈍行・快速onlyの旅って、良いですねえ。堪能です。連れの彼は旅慣れてて、地理も好きで、列車の硬い硬いシートも好きで、車窓を流れる景色も好きで、時刻表もすごくしっかり読んでくれて‥‥と言うと鉄道オタクを想像するかもしれませんけど、違うんです、それよりももっと楽しい旅をくれました。

 旅するヒトは、言ってみれば点と線でしかその土地を味わえない傾向が強いと思うんです。でも、彼は「そっか俺『旅おたく』なのか」という意味の発言が示すように、時刻表オタクでも鉄道マニアでもない。点と線を面に、そして立体に、そして時間の流れの中に位置付けるのが得意なんです。だからこんなに楽しいんだろうなあ。

 いや、ほんとありがとう。

2001年10月20日 20日(土) 21:40  やべっっっ。

 やば。7000キリ番ガット。ちょっと見ただけなのに‥‥。(;_;)
 ではでは、そろそろ行って来まーす。



2001年10月19日 20日(土) 07:00  旅してきます。

 20の夜から21日の夜にかけて、「JR西日本一日乗放題切符」みたいなのを使って旅してきます。当然のように今日夜中の更新はできません。すみませんです。

 予定では京都から西のあたりを回って来ますです。10歳以上年齢の違うヒトと、鈍行で、強行軍です。いや別に誰も攻めませんが。(そういえば、なぜ「軍」なんだろ。)温泉入ったりもする予定です。

 漫然とTV見ててびっくりしました。完全な油断。今日が何月何日なのかを気にせずに生きていたのを自覚。「19日から」始まることをずっと前から知っていたのに‥‥。いや、たいしたことじゃないですね。『アリーmy love 4』が始まった、というだけです。
 アリーのセラピストがどこかに行ってしまい、アリーピンチ!(いや、1からずっとピンチか)。そのセラピストの旧事務所だった場所に、多分、今回のシリーズで最初の‥‥というか正確には二人目の‥‥恋人候補がやって来ました。紆余曲折を経て、第一回放送終了時の視聴者の判断では、そこそこ良い雰囲気かもね。さて次はどうなるでしょう? アリーが衝動買いするというピアノはいつ登場する? そしてスティングは一体いつ登場するのか? しかしレネのおっぱい大きすぎないか? アリーのの20倍はあるぞ?

 って感じです。

 ここんとこ、だんだん冬ですね。寒いです。気を付けてお過ごしください。

2001年10月18日 19日(金) 05:00  ◇下がる  ◇病(2)

◇ 音が下がる ◇

 大学でイベントがありました。マリナーズが負けてしまうのを確認してから出発し、ラフな格好で朝9:00に自転車でふうふう言いながら大学に到着、スーツを着た人だらけの中に混じって、講堂でお経を読みました。大学の報恩講です。法蔵菩薩が阿弥陀如来に変わる前に誓った四十八の願いを漢文のまま、単調なフシでいただきます。大量に発生していたスーツ姿の学部生たちは、恐らく「伝道」や「宗教教育」関係のサークルだったのかなあ。すっごい大きな声で読んでました。

 単調なお経の難点。それは‥‥

いつのまにか音が下がる

 ってことです。今日も下がりまくりでした。本願寺の大きな儀式の時って、誰か一人すっごい大きな声を張り上げて音の高さを制御する人がいて大丈夫なんですが(というか、マイクですが‥‥)、今日は本願寺じゃなく大学の儀式。だからそういう役の人がいなかったようで、普通のおつとめと同じように、下がりまくり。最後の方ちょっと読みにくいくらいでした。

 そういえば、中学校内の合唱コンクールの練習をしてたとき、ピアノの伴奏を途中で止め、曲の最後でまたつけたら‥‥‥‥音、下がってなかった。聞いてくれてた担任が「おまえらひょっとするとうまいのかもしれない」と言って勇気づけられた、ような記憶があります。
 ‥‥メロディがあるお経でも集団であげてるといつのまにか下がっていくなあ。ピアノ付きのお経なんて滅多にないし(あまり知られてませんが、一応あります。「音楽法要」って言います)。専門学校ではお経の途中で時々エレクトーンがついて、下がらないように注意されまくりました。なつかしー。


◇ 病(2) ◇

 ここんところ、パソコンの調子が極めてよくないです。こないだとあるソフトをインストールしたときに「××(今となっては不明。だけど何かウインドウズ系の、歯車のついてるファイルだったと思う)を書き換えてください」というメッセージが出て、そのまま続けてたら「古いファイルに更新して本当に良いんですか?」というメッセージが出て、まさか良いわけないじゃない、と思い、断って、‥‥でもそのソフトはインストールを完了しちゃったんです。ってことは‥‥。

 気付けば、あれ以来オカシイです。その後いろいろ変えてやろうと思ってメモリを買ってきて足したり、牛さんを開けて掃除機かけたり、ビデオボードを更新したり、いろいろしてますけど、ダメです(そりゃ根本問題を解決してないんだから、ダメだろうよ)。中でもRealJukebox 2 Basicが激烈に調子悪くて、今までは他のソフトを開けたり閉じたりしても何ともなかったのに、ネットにつないでもワードを開いても、ほぼ何をしても音飛びがして、やがて止まる。他のソフトも、3つも開くとマウスポインタの動きが異様に遅くなる。
 寒いからねえ、最近。‥‥なーんて理由じゃないんだろな。あっためたらもっと調子悪くなるだろう。

 どうしたらええんやろなあ‥‥と思い、師匠に聞いてるところです。とは言え、聞きすぎ。意味不明なことばかり聞いていつもすみません。

 そうそう。牛さんを少しでも寒くしてやろうと思い、ファンを買いに行きました。つけようとして発覚。買ってきたファン、小さすぎる。

 うちの牛さん、電源とCPUを同時に冷やすファンはあるけれど、本体の中をプルプル冷やすファンがついてない。ので、多分全然必要ないんだろうけど、なんとなく、ファンをつけようとしたの。
 ファンの大体の大きさを見て買いに行き、最大サイズから一つ下げたのを買ってきました。最大サイズのは友だちも「こんなデカイのつくパソコンあるのかなー」と言ってたし、安心して。だけど正確な大きさを計らないとダメですね。ピンの数を間違ったら何もつかないのと似てるかもしれない。

 この牛さんにつくファンの具体的な大きさ‥‥。

 文庫本表紙の、ヨコ、短い方の辺が、ファンを設置するネジの中心から中心への距離と一致してます。明日は文庫本持って買いに行きます。

 ではですー。

2001年10月17日 18日(木) 03:30  

 マリナーズが取りあえずヤンキースと戦えることになって、嬉しいです。下力とか底力とか実力とか伝統的な強さとか競り勝つ強さとかはヤンキースがいちばん上なんだと勝手に思ってます。が、今年のマリナーズ、シーズンは爆発的に強かったし、ポストシーズンでも妙に強い。でもってイチローは頑張ってるけどブーンがまだ何も仕事してないけど、一日休めば彼も変わるだろうし、相手も変わるから他にもいろいろ変わるだろうし、なんかやってくれそうな気がします。
 ヤンキースに勝てれば大丈夫。これが最大の関門だと思う。期待してます。

 あと2時間ですねえ。

 牛丼屋さんに行きました。安い安い。わけわからんくらい安い。どっかのサイトでゴルゴみたいな人が「150円」をネタに喋ってましたが、安いねえ。今日行った「すき屋」は牛丼一杯の値段でおみそ汁と漬け物がつきます。安いねえ。でも狂牛病でたいへんなんだろな、と思ったら、激烈に混んでました。定期テスト中なのか、高校生が多かった。

 安全より安さか?と思ったら、違った。お勘定の時にレジに紙が貼ってあるの見たら、「当店は安全なアメリカ産牛肉を使用しています」ってことです。‥‥Jビーフって、そういえば「安全・安心!」が売りだったのに‥‥。輸入牛肉は「安かろうマズかろう」の代名詞みたいに思われていた時期があったのに‥‥‥。ゆっくり煮込めば十分うまいです。『美味しんぼ』のすじ肉みたい。

 安全対策を甘く見て放っておいたツケが今になって来てるように思います。なんとなくですが、農家の人が悪いようにはあまり思えない。安くてよく太るエサがあって、マスコミがその安全性を一度だけ疑ったものの、一度だけで二度と問題にしない。行政は行政で、発覚したら処分はするんだろうけど、何も言わずにその使用を野放しにしている。‥‥そんな場合、疑いつつ「安全なのかも?」という勘違いに積極的に陥ろうとする人がいても、無理ないんじゃないかと思います。

 ということで、「安全です。」と言い切るだけでろくな調査をせず、もちろん肉骨粉使用の実状も追跡せず、何かしてたのかもしれないけど結果的に何もしなかったのと同義だった国政が問題の大部分だと思う。

 「コクミンが怒るのは無理ないと思う。だけどマスコミも一緒になって怒ってるのはどうかと思う。」

 とは、先輩の言です。

 マスコミって、司法・立法・行政に次ぐ第四の権力ですよね。実際にどうなのかはかなり疑問ですが、何か役割があるとしたら、コクミンを敵に回すんじゃなく、行政や司法、立法を批判的な視点から眺め、どちらかと言うと敵視し、細かいミスを殊更にあげつらって警鐘を発して、それ以上に大きなミスが起こらないようにする、そういう役割があるんだと思います、と言うより、重箱の隅をつつくようなことをやってるのをよく見ます。たとえば地方都市の財政に何か変なにおいを感じたらそれを全国区のニュースにしたりする。「そこまでしなくても‥‥」と思うけど、あれは言わば「抑止力」として働いてると思う。

 変な言い方すると、狂牛病ネタで国政が何か失策を演じるのを虎視眈々と狙ってるのがマスコミのあるべき姿だったんじゃないかと思う。つまり、自分で調べて、データを入手して、追跡調査して、疑って、再び調査して「ほらやっぱり!!」と大騒ぎして、今回の事態を未然に防ぐ。それが役割だったのではないか。

 それを、コクミンを味方につけたいばっかりに、自分たちが何もしてなかったのを棚に上げ、コクミンと一緒に、同レベルで「なんて酷い行政なんだ!」と言って怒ってるだけ。

 なにが第四の権力だ。病んでんじゃないー。しっかりしてくれー!

 ま、しかし、行政が使用を禁止していた肉骨粉を農家の人が自主的に使ってなければ、それで良かったはずではあります。
 行政の言った「禁止!」がNHK受信料と同様に罰則なき規定だったのか、実効力のある罰則を伴ったモノだったのかという問題もあるけれど、肉骨粉を使ってるかどうかは不明ながら、実家の隣に酪農家があり非常に親密なお付き合いをしてる者の観点から、今日は書いてみました。

 もともとアホな佐伯ですから、脳がスポンジになったら今以上に生きていけません。‥‥というか、本当に死んじゃうんですよね。nimdaなんか吹っ飛ぶくらいコワイです。

 マクドも輸入牛肉なんよね。安くて安全だったら、高くておいしい、だけどまだ安全性が確定してないモノよりは、しばらく売れ続けると思います。でも個人的にはマクド嫌い。あのピクルスがちょっと‥‥‥‥。

 チキンタツタと揚げたてのポテトはだーい好き。

2001年10月14日 15日(月) 07:00  絵心2 + beau診断

 昨日のわたしの「虎」を見て、友だちが「牛も描いて」と言ってくれました。嬉しいので描いてみました。なお、わたしは未だに牛飼いですし、彼は筋金入りの近鉄ファンです。そういう絵にしてみました。(よく見ててね。)

ぐもー
  ぐもー
    ぐもー

 水牛ってしかしどんなカタチでどんな色でしたっけ。
 中国の奥地に旅したとき、カシュガルで出会ったパキスタン人の一群が「パキスタンにK2を見に来い! 一緒に水牛を撃とう! ばん!ばん!」って誘ってくれたけど、ビザないから行きませんでした。その時に見ていればあるいは、もっと水牛っぽいのが描けたかもしれないです。

 近鉄と言えば‥‥。
 日本シリーズどうなるかなあ。若松監督が北海道出身だからヤクルトの方が良いような気もするけど、中村もローズも好きです。わけわからんくらい打つ。牛ロースも好きです。帰省するとき、京都と関空を結ぶJRの「はるか」に乗ってたら大阪ドームがよく見えます。「変わったカタチだなあ。」

 ハーボットのおかげでリンクが増えてます。聞いてみてくださいね。ゲームの出来るハーボットもいるところにはいます。ホッケーをやって勝ちました。わーい。弥絵さんありがとう!

 TV朝日の番組で恋愛のなんかをお金で判断してます。よかったらどうぞ。「今までやった2318051人の平均値 3131万7172 beau」だそうで、わたしは 2483万7226 beau でした。つまり平均以下ってことです。そりゃそうです。
 [エッチ] [ルックス] [テクニック]の評価がそれぞれ「E」でした。「エクセレント!」じゃない方の「E」です。ルックスとテクニック(恋愛のテクニックです。)は納得ですが、エッチがちょっと納得いかん(ぶつぶつぶつ。)
 まあ、[恋人]が「S」、[包容力]が「A」ってのも納得いかんというかオカシイんですけどね。相殺されて然りか。うむ。納得しておこう。

 というか、これではこの診断、まったく当てにならんかもしらへん。

2001年10月13日 13日(土) 20:20  絵心

 ここんところ論文力日記力が落ちてます。
 ので、
 今日はわたしの描いたをお楽しみください。今日はこれだけです。

にゃー
  にゃー
    にゃー

 と、思っていたんですが‥‥‥。

 わたし風邪ひくと妙に人恋しくなります。やばいくらいに人恋しくなったらまずまず間違いなく風邪です。
 今日はバイトの仲間と昼ごはん食べる時に、ちょっとした行き違いから妙にからんだりして、バイト中に仕事してるふうを装ってノートパソコン開いて論文を書こうとするも一歩も前へ進まなくて困ったりして、‥‥来客に対してもあまりココロのこもった応対ができなかったりして、友だちと話してても『ラストエンペラー』と『戦場のメリークリスマス』とを二人で混同して喋ってビートたけしが何の役をやってたかでモメたりして、「狂牛病でクロイトフェルツヤコブ病になったら、記憶や論理や思考がこんな感じで歪んだりオカシくなったりするのかな?」なんて思ったりして‥‥‥。

 そういえば、昨日・一昨日、その前日と、続けて夜お酒のんでたんですね。で、一昨日と昨日のネットバイトした時も、やっぱ思考力がいつもより激烈に落ちてたんです。もともと大したモノを持ってないから、致命的なくらい落ちてたんです。

 その頃から徴候はあったんだけど、今日、帰ってくる途中、いつも買う煙草屋さんのうちの一軒でアメリカンスピリットを1カートン買って、信号を渡ろうとして、気付いた。お祭りやってる。

 幸せそうに歩く家族連れ。二人連れ。三人連れ。そぞろ歩くヒトの群れ。ぶらさがる提灯の群れ。屋台の熱気。渋滞するクルマ。変わらぬ、信号。

 見てるうちにみょーに淋しくなって、「こういう時って誰でも良いから会って話したくなるなー。でもそんなふうに他人を利用するのぜって良くないよなー。『誰にでも優しくしたい。優しくできるはず!』みたいに無責任に思う時って、誰かたった一人に対して優しくしたかったり、たった一人と話したかったり、そしてそれが絶対的に叶わない願いであったりして、その反動に過ぎないからきっとウソなんだよな」と思ったりしつつ、
 ‥‥‥ま、その頃に気付いたんです、これはいつもの風邪のかかり始めに特有な人恋しさ、判断力・論理力・思考力などの低下ではないかな、って。

 で、部屋に帰ってきてコトンと眠ろうと思い、だけど日記を3日くらい更新してないのを思い出して、でも体調きっと悪いし、そうだ今日バイト中に描いた(にゃーにゃー言ってるけど、虎です。みんなで干支を描いていたんです。虎です。)を描いてアップして眠ろう。

 と思ってを描きながらTVをつけてたら、『モグモグGOMBO』が始まりました。狂牛病が世間を騒がせてるからってんもないんだろうなあ。韓国に行って美味しい豚肉料理を作ろう! って。
 いや、それがさ。
 おいしそうだった、それ以上に印象に残ったのが、音楽。

 プリンスなの。プリンス。元プリンス

The Artist Formaly Known as Prince

 いきなり『Let's Go Crazy』が。他にもいっぱい。TVからプリンスが流れるなんてK1くらい、あとは2000年になった瞬間の、ナイナイのやってた番組くらい。なんか嬉しい。

そうか、俺はプリンスが聞きたかったのか。

 ついでになぜかマイケルまでかかってました。それはまあ、失礼ですが、どうでも良かったかな。

 気付くと元気になってました。ありがとう、モグモグGOMBO。ありがとう、豚肉料理。

 俺って単純! 歌ってすごい! \(^o^)/

 さ。元気なうちに晩ごはん食べてから眠ろっと。

2001年10月10日 10日(水) 17:30  ジオシティーズに異変

Yahoo!ジオシティーズに関する著作権の取り扱いについての考え方

ジオシティーズが新規約で利用者のコンテンツを横取り

 あまり良い宣言とは言えないと思います。無承諾でモノを売ろうなんて酷・非道すぎる。著作権がなくなるんですね、あの「街」には。たとえ僕の作ったコンテンツの全てが全然魅力的でないとしても、だからと言って他人がもうけるために出版される本にもしかして僕の作ったコンテンツが含められて、それによってコアなファンがつくと夢想することと著作権とは全然別(≠全シカリベツ)の問題だと思うんですが。確認ができないって言っても、そのための努力を一度はすべきだろう、つまり、利用しようとするコンテンツを表示してる住人には、先に「このアドレスが本部のメールアドレスです。これ以外に本部のアドレスはありません。このアドレスから許可願いが行った場合、どうぞご考慮してください」というアドレスを公開し、それから個別にメールを送ったり掲示板に書き込んだりして、いろいろ「許可をもらうため」に努力すべきだろう。
 そう思うが、いかがか。
 それをすっぽかして「実質的に不可能」云々言われても、困るだろ。一度は努力しなさい。

 なんで著作権をないがしろにするような宣言をわざわざするのか。

 どこかで経営の歯車が致命的にズレて取り返しがつかなくなって、もともと宝の山である「街」の中身を切り売りして他人のアイデア・他人の文章・他人の写真・他人のイラスト・他人のソフトで商売せんならんほど経営状態が悪くなってしまったのか? その事情を話せばわかってくれる人もいるかもしれない。真摯な態度で臨むべきだ。奇特な方はいる。(あまりいないだろうけど)

 無料スペースの提供をやめたいから、だからこんなふうに波風を立てているのだろうか? そんなふうにうがって見てしまうのはおかしいだろうか? 一体どうしたんだろう?

 何にせよ、so-netに引っ越しといてマジ良かったと思う。

2001年10月9日 10日(水) 04:50  じゃあ、どうするか。(2)

 「あっっ。全然あかん」

 ええっと。昨日の続きです。 (−_ ゞ ごしごし。

 ポツダム宣言チョコレートを受容して、このクニは民主主義国家になりました。それ以前も民主主義のクニだったようですが、欽定憲法は主権が国民に存しないことを明言してましたし、「骨太ビリーが目指してたような家庭が大部分だったようだし、どちらかと言うと封建主義的な国家だったように思います。って受験に日本史を選択したわりにこのへんの知識アヤフヤです。センター55点は伊達じゃない。

 タリバン政権下のアフガニスタンは、民主主義国家とは言えないようです。イスラム自体はタリバンがやってるような女性解放の理念を持ってはいないようだけど、タリバン政権は女性を解放してませんし、先日見ていたNHKのBSでは、女性は12歳になると学問から遠ざけられるんだそうです。しかしイスラム自体はもともと全然危険なんてない宗教です

 恐ろしいふるまいに走ることがあるのは、古今の東西を問わず、「原理主義」と言われる、依る聖典をそのまま解釈したふうを装って、その実テキトーに自分に都合良くピックアウトして並べて仕立て上げて「聖典にはこう書いてある。だからあんたもこれに従わなければいけない。あんたうちの宗教と違うの? そんなの関係ない。だって、俺が信じてるコレがこの世で唯一の実体を持った真理なんだから。これを受け容れないと、あんた死ぬで。俺に殺されて。ふふふふ」みたいなこと言って、相対的に過ぎないかもしれないと絶えず疑わなければならない自己の価値観に絶対性を付与し、疑わず、かつ他人に押しつけてくるひとたちです。


 では、頑張ってみますvvv

 第二次大戦に負ける以前のこのクニにおいて、軍への就職は一家の安泰を意味していた、というふうに聞いたことがあります。軍に入れば恩給など手厚い保護を受けられたし、他の文化の影響もあって、子どもたちはそれ以前から軍事的な英雄を自分たちの英雄にしていたという事実が小説や第二次大戦経験者の証言からわかります。敗戦後に先生が突然デモクラシーを詠いだし、子どもたちは大人たちを信用できなくなった、という証言もよく聞きます。『少年H』みたいにサトった子どもは極めてマレであったと思われます。大人はそんな現実を見て眉をひそめていたのか? いや、それはないのではないだろうか。加藤周一『羊の歌』に登場する医学生が交わしている会話は事実だと思いますが、それはモノを判別できる冷静な大人の一部が個人的に交わしているに過ぎず、逆に主人公は書き方からいって明らかにマイノリティです。

 アフガニスタンはこのクニに較べれば遙かに戦闘を身近に経験しています、空間的にも、時間的にも。旧ソ連が「侵攻」してた頃からですもの。子ども‥‥恐らく男子‥‥は12歳で徴兵されるんだそうです。つまり、第二次大戦に負ける以前の日本よりも軍が生活に根付いているように思えます。また、そのような状況下で、そのような政策が極めて「一般的」となっている社会で生まれ育った子どもたちは、すでに大人になりはじめています、いや、もうなってる。そして政権をとっています。

 負ける前にアメリカがこの国グニの上空で焼夷弾を撒いたとします。

 ものすごく効果あったし、あるでしょう。ばたばた死んだし、ばたばた死ぬでしょう。前回はほとんど何も狙わずに絨毯で、今回はピンポイントで狙って、それぞれ軍事施設を狙ってるようです。いや、前回はそもそもそんな狙撃を意図してなかったのか? じゃなきゃあんな虐殺しないですよね。当時はそれが「常識」だったんだから。しかし零戦はハワイで民間人を虐殺したことなどなかったという‥‥‥‥何はともあれ、前回も今回も民間人はばたばた死んでるようです。

 負ける前にアメリカがこの国グニの上空でビラを撒いたとします。

 負ける前にアメリカがこの国グニの上空でチョコレートを撒いたとします。

 効果なかったでしょうし、今回もないのではないしょうか。拾い上げたビラの内容に感化されたりチョコレートを食べたりしたら、非国民と呼ばれて粛清されてしまうかも知れません。

 このクニは負けましたが、そしていろいろなものを受け容れ、だから今のような状況が顕現してるわけですが、ディック『高い城の男』ハヤカワ文庫SFや第三舞台『スナフキンの手紙』のような状況がもし現実のモノとなっていたら、つまり負けてなかったら、状況は全然変わってることでしょう。

 負ける前は、勝つことしか考えないんじゃないでしょうか。もし負けそうになっても、本気で、「一億玉砕」「最後の血の一滴まで戦う」ことを宣言し、本気で、それをやれると考えるモノなんじゃないでしょうか。

 勝てば官軍ですが、勝敗が決する前に敵が官軍に見えることはないんじゃないでしょうか。いちばん出資してるこのクニじゃなく、お金を全然出さない国家の私物になっちまってる国連は、そもそも United States つまり「連合国」に過ぎません。そんなのがどんな決議をしても、それはうがってうがって見なければならない。まるで官軍を確定させて眺めてるかのようなこの状況、いくら安保条約があるといっても、ちょっとオカシイと思う。安保条約は安保条約として、もちろん、政府と政府との約束であり、その政府は我々コクミン(こう書くとまるでドラッグストア)の間接選挙で選ばれるわけだから、尊重しなくてならない。だけど政策は絶対ではない。相対的なモノ。‥‥いや、そんなことが言いたいんじゃない。憲法9条があるから実質的な軍備をクニの外に持ち出すことが不可能なこのクニと同盟を結んでくれている奇特なクニとの関係は重視すべきだし、彼の政府の友情に感謝すべきだと思う。もちろんバックアップせんならなんとは思う。だからと言って、同盟国の政府が打ち出すモノを全部容認せんならんってもんでもないと思うんだ。

 全然あかん!

 かつてのこのクニと今のアフガニスタンとの状況を考えるに、ものすごく異なっているのは、TVはじめマスコミ、あるいはインターネットが普及してるか否かです。アメリカが制空権ならぬ制情報権(どちらも "Air" か?)を牛耳ってるので、ひょっとすると、全然異なる方向へ進んでいくかも知れません。

 やっぱ全然あかん!

 炭疽菌とテロとの関係が疑われていますが、これって明らかにクランシーの影響だと思います。燃料満載の747がアメリカ連邦議会ビルに突入する『日米開戦』に続いて発売された『合衆国崩壊』(ともに新潮文庫)に、全然違うけど似たよな話が出てきます。ジャック・ライアンが好きな人は読んでみても良いんじゃないでしょうか。ライアンなんて知らないけど興味ある、軍事モノ大好きかも‥‥って方は、『レッドオクトーバーを追え』から始めて、『恐怖の総和』なども読んで、それから読んでください。いきなり読んでも面白いけど、順を追った方が良いです。
 京極を読むのにいきなり『鉄鼠の檻』から始めて友だちに激怒された経験のある佐伯がお届けしました。

 長くてすみません。この時間なら‥‥レジュメはプレーオフを見ながら‥‥。

2001年10月8日 9日(火) 03:30  じゃあ、どうするか。(1)

 アフガンへの攻撃、第二波だそうです。

 まず、実際には攻撃対象もそれ以前の米国政府の把握状況も何もかも全然違いますが、一応WTCテロを旧日本軍が行った真珠湾攻撃と似たもの、と位置づけてみます。
 いや、そうは言っても全然違うんですよ、WTCテロはテロであってその前後に宣戦布告を伴う戦闘ではないないわけだし、米国政府が旧日本軍の真珠湾攻撃を事前に極めて正確に察知していたのは有名な事実ですし、だから殊更に退役間近の艦船しか配備してなかったという説さえありますし、攻撃対象にしたってテロは軍事施設でも何でもないビルを狙ったものだったし、なぜかディズニーが製作した、零式戦闘機のホンモノを飛ばして撮ったシーンがあるという以外に見所がまったくない(と思う)ためか世界中で見事にポシャった『パールハーバー』という駄映画の中で描かれてるような、民間人への無差別爆撃なんてアホなことをあの時点では旧日本軍はまったくせず、正確に正確に軍を狙ってたというのも非常によく知られた事実ですから。
 つまり本気で全然違うわけです。わずかに同じ点があるとすれば、旧日本軍も、あのテロを行った集団も、共通して「アメリカ最近いい気になってて気にいらん。」という思いがあった、ってことくらいじゃないかと思う。
 (思う‥‥つまり非常にサブカル‥‥)
 だけど、一応、近似したモノ、と位置づけます。

 ついで、あのテロを実施した集団をラディン氏の手による組織と見ます。これもアメリカ政府の見方によると彼が最重要な容疑者であるということに過ぎず、証拠は開示されてないし、ラディン氏の方の言い分もまったく聞けない状態だし、まだ全然確定してないんですが、とりあえずそう見ます。他意はありません。
 というか、「疑わしきは罰せず」っていう原則はどこに行ったのかな。この日記のオチよりも深く深く埋もれて、誰も発見できなくなってしまったんでしょうか。原則さえ守れない民主主義と、オチのない日記。どちらが良いとか悪いとかじゃない。これはつまり僕が何を言っても目クソ鼻クソってことかもしれない。いま気付いた。こりゃゆゆしき事態だ。オチを作らなければいけない。

 と。と。ズレた。戻します。

 でもって、ラディン氏を「かくまってる」とされるタリバンを旧大日本帝国と見ます。これも無茶苦茶な話ですが、とりあえず。
 そしてついに、タリバンが目指してるとされる(?)脱アメリカ的世界観に基づく世界を構築せんとする理念を、大東亜共栄圏という夢幻(ゆめまぼろし)と終えた理念と同じ方向性を持つ理念、と見てみます。

 そこまですると、わたしにとって、テロからこっちの事実を考える時に、なんとなく実感が沸くような気がするのです。こうすれば、どうすれば良いのかがなんとなく見えてくる、ような気がするのです。

 ナウシカの論文を書いてて気が滅入ってるせい‥‥
いや、論文を書くという行為自体はとても楽しいのですよ、うむ。しかし第二章「考察」第二節「青き衣の者」からこっちが全然すすまなくて、コンセプトはそこそこあるのに実際的な文章にそれが反映されずに数日が経過したのでちょびっと後ろ向きになってるというふうにご理解くださいね
‥‥もあって思いついた無茶な論をこれから語り始めようと思うのですが、ちょっと頭冷やしてみます。
 明日もう一回考えて、書いて、それで何とかなったら、これ以降を書いてアップします。 ‥‥‥変な連載。
 明日もう一回考えて、「あっっ。全然あかん」と思ったら、上は消えます。その恐れ、極めて大。

 ではでは。 目立ちませんが、無事オチました。ほっ。


 追伸。
 ネスケでご覧(「ご覧」と言えばイバニセビッチ‥‥?)になっていらっしゃる方。いろいろ読みにくくてすみません。IE5.5にすれば行間に関しては格段に読みやすくなりますよん。よろしかったらどうぞご一考を‥‥。

2001年10月7日 8日(月) 06:30  SPAMも攻撃開始

 アフガンへの攻撃、はじまってしまいました。

 今のところラディン氏オマル氏も生きてるようですし、タリバンは「飛行機はウズベキスタンから飛んできた。だからウズベキスタンに報復攻撃をする」って明言してるし、イスラマバードにいるNHK記者が無作為にインタビューした市民は「アメリカは間違ってる。」と言ったそうです。
 短く終わればアメリカの覇権は安泰。長引けば間違いなく
「イスラム vs G8諸国」という全面戦争になっていくのでしょう。

 ううむ。

 言うまでもないことですが、少し前にBSで見てたらそのまま流れてた、アメリカのTV局が流してた「アフガニスタン市民の大部分はタリバンを支持していない」という情報は、もちろん情報操作です。タリバンさえ壊滅させれば良いってもんではない。

 これに関連して、複数の方から

生命のために団結−非暴力的制裁にYES!

 というメールをいただきました。どちらもほぼ同じ文面で、署名のいちばん下に自分の名前を付け加えてコピーし、知り合いにわんさわんさと送りましょう、メールでの署名が25人分集まったら、WTCテロに関連した更なる軍事行動を起こさないよう、アメリカの正・副両大統領に直接メール(いま気付いたんですけど、このアドレス本物なの? わかりやすすぎやん?)して、ココ(言い出しっぺなんだと思うけど、何んでホットメールアドレスなんだよ? 匿名と同義じゃねえか?)にも送りましょう、って内容です。

 二人の方から一つずつもらいました。最初(9/25)のは七人目で、次(同6)のは八人目でした。同じ人たちなんだろなー、と思いきや、全部違う。おおっ! なんかすごい!

 しかし。

「SPAMはSPAM。他の何物でもない。」

 石田の中には石田としては珍しい、上記のような ↑ きっぱりした態度があります。そんなわけで、内容的には必ずしも反対しない内容ですけど誰にも回しませんでした。

 責任を持った立場の人が顔をこちらに見せて必死に集めてる署名にはココロを動かされることが多いけど、すさまじく安全な場所から署名を呼びかけられるの、大嫌いです。

 「Q33NY」や「WTCの瓦礫の中から発見されたカメラの中にあったフィルム」のデマと一緒、みたいなニオイを感じます、このSPAM。ヨコハマの方の病院でRh-の血液が足りませんっていうSPAMの方がまだ良いと思います。

 もっと実直に動かないと、軍隊は止められないです。遺憾を表明して結果的に事後承諾ばかりしていくのは好きじゃないけど、今の段階ではそれしかしようがない気がします。

 「何とかかしなければならない!」という焦燥感は、戦争や戦闘行為を嫌う多くの人間に共通だと思います。だけど、それを利用して無意味なSPAMをぐるぐる回そうとする人間の奇妙な欲望、嫌いです。大嫌いです。愉快犯のつもりかも知れないけど至極愉快です。

 ここで怒っても仕方ないんですが。。。。。
 と言うか、
 わたしに直接送ってきた人に対して怒ってるわけじゃないです、念のため。

 しかし、そのメールをぐるぐる回すとして。わたしがもし25人目になっても、怖くなって、きっとブッシュさんにも誰にも送らないんじゃないかと思います。なんせ、このSPAMがSPAMを意図したものでないとしても、言いだしっぺにしてもコワイんでしょ、アメリカの大統領に直接「NO!」って言うのが。そんな無責任な署名、本気で大嫌いです。

 署名では政治も戦争も変わらないと思う。変わるとしても、具体的に、欲望を逸らす同じ方向の具体的対案を提示しなくてはならないと思うし、無責任な署名ではダメだと思います。いくらコンセプトが良くても、これはダメです。

 二人目の方からは、もう一つ別の署名もいただきました。しかしこれは意味不明です。文面が英語だから‥‥ってんではなく、どこに出すのかが一切書いてなくて、ただ名前が回ってる。まったく意味不明。あるいは「25」の方の見本だったのかもしれないけど‥‥あるいは、わたしのように怖くなってブッシュさんに出せず、誰か出して欲しいなあ、とりあえず回してしまえ! みたいないきさつで誕生したモノなのかも知れません。 ‥‥‥‥という指摘を行ったところ、

 確かによく考えれば、英語のメールの方は署名して廻ったところで、その後どうなるんだと疑問があります。

 という返信をいただきました。うむぅ。


ショック!

 二週続けて走ると危ない、って理由で高橋尚子が断念させられたシカゴマラソンで、高橋より1分近く速い記録が出たそうです。こわいね。人間ってどこまで速くなるのでしょう。このまま記録更新が続いたら、100年か200年たてば20分くらいで40キロ走れるようになってしまいそうです。
 というか、記録作った選手かわいそうです。こんなでっかな事件があったら埋もれてしまう。1990年代半ばの早明戦を思い出しました。ジャンボ尾崎が激戦を制してその年の賞金王になったため、五年ぶりに早稲田が勝ったのに勝利は最終面に追いやられてしまったのである。ぷんぷん。


その前の日記

 SPEEDが10月6日に淡路島で一日だけ復活したんだそうです。大学の時の先輩がすっごくファンだったんです。彼は今もヒロのファンです。ってことで、淡路島に行ったあと、うちにきて泊まっていきました。

 「淡路島復興のため、ってことだったんだけど、俺淡路島で全然カネ使ってねえよ。新大阪から出てたシャトルバス乗ってた時に高速の休憩で飲み物飲んだくらいだ」

 なるほど、それはおかしい。せっかくなのに。グッズ販売のヨコで特産品販売でもすれば良いのに。

 「本当に復興を目指すなら、「SPEED復活記念ふりかけ」でもなんでも、わけわかんないもんで良いからやりゃあいいんだよ。あいつら(ファンのこと。つまり先輩自身を含む)絶対買うぜ。絶対二万個とか売れるぜ」

 なるほど。それもおかしいですね。復活オリジナルタオルを買えなかった先輩は、それもあるからきっと買ったでしょうに。先輩そういうのに協力するの好き‥‥というか弱いから、きっと「ファンだから」みたいな顔して三つ四つ買って、「これは純粋におみやげだよ」か何か言いながら照れくさそうに配ってくれたんだろうなあ。

 なんて感じだったんですが、先輩は移動のため(関東から来てました)、わたしはバイトで早起きしたために疲れてて、全然「つもる話」の「つ」もできず、残念でした。

2001年10月6日 6日(土) 08:00  体育帽

 晴れる予報だったので、昨日はすごく遅く眠ったのに(04:00頃)今日は早起きして(06:00)、洗濯しました。
 うちのアパート、共同洗濯機(有料)の上に乾燥機(有料)がくっついてるのね。洗濯するときに乾燥機の中を見たら(フタの一部が透明プラスチックだから見えるのです。覗いたわけじゃないですよ。)大量の体育帽が「わさわさわさ」って入ってました。。。誰かアパート外のヒトが使ってるんだろうと思う。隣の大家さんとか。‥‥しかし10個くらいもの体育帽、一体何?

 友だちが大学に懸賞論文を提出しました。専門用語の理解や誤字脱字などをチェックさせてもらってた関係で、それを読ませてもらいました。

 ‥‥無茶苦茶良い出来だと思います。
 
 うちの大学は「真宗学」から始まった大学なので(バブル直前あたりから一般的な総合大学への道を歩み始めて一応の成功をおさめた‥‥ように思えるけど)、今でも真宗学や仏教、親鸞さん、そして真宗学に依ったものを掲げる「建学の精神」とかを重視してます。懸賞論文のテーマも、真宗とか仏教とか建学の精神とか、国際社会における仏教とか、そういうのの中から自由選択です。友だちが選んだのは、「親鸞さんに学ぶ」的なテーマ。

 彼が興味を持ってるのは「カウンセリング」らしいんです。その観点から見ると、親鸞さんは「カウンセラー」として非常に魅力的なニオイみたいなのを感じるんだそうです。‥‥なんとなくわかる気がします。なんとなくだけど、親鸞さんって、自分の思うところを他人に伝える時に一方的に喋るだけじゃなく、相手の持ってる質問とか疑問とかを丁寧に汲んで、そしてそれに丁寧に・真剣に答えつつ、一緒に考えたりもしてくれる。それで相手を包んで絶大な安心を与えつつ、質問・疑問もしっかり答えていたようなイメージがわたしにもある。実際そういう話も多く残ってるし。
 で、彼は独自の観点から親鸞さんの思想や生き方に接近して、ある着想を得て、カウンセリングからの興味をもとにしつつ、

親鸞さんの生き方をモデルケースにした時、
われわれ現代人はどんな生き方が出来るのか?
 みたいな、別にカウンセリングべったりじゃない、しかも真宗に身を置く人間にしか通じないってわけでもない論を展開してます、彼。
 これがすごく面白いんです。

 「面白い!」って思うのはすごく主観的な現象だけど、ほんと面白い。

 真宗学科でも真宗僧侶の子弟でもないのにこんなのが書けるってのが、またすごいと思います。外側からばかり見ると、すぐ吉本隆明みたいになっちまいがちじゃないですか。でもそんなことないし。

 いやー。なんか絶賛してますね。大賞の副賞が入ったらビールの一杯でもおごってもらえそうなので媚び売ってるだけ、って説が有力です。
 大賞、カタイ気がしてます(まー、どうなるかわからないけどね、こういうのは。でも「いいとこ」以上まで行きそうな気がします)

 今日もオチがない‥‥まいっか。

2001年10月4日 4日(木) 22:00  あれ? どこ?

 ハーボットを下にずらしてはみたものの、重さにも展開速度にもさしたる変化がないようで残念です。うーん。いなくなってもらうしかないのかなー。

 ゼミで作るHP、担当の方が忙しすぎるので作成業務がわたしに回ってきました(大変だなー、って顔しつつ実は嬉しい)。JavaScriptやcgiはまったくわからないながら基本的なHTMLは打てる(と思う)し、ゼミでHP持ってるヒト他にいないし、だから、ひょっとすると適任?とも思ってますが、やっぱどこか抜けてるんですよね、わたし。

 今日は今までに作ったコンテンツをノートに入れてゼミに持ってって先生や友だちに見てもらいました。今あるコンテンツは、友だちが一太郎で打った先生の履歴と先生の業績(著作)目録をHTMLに変換した二つのファイルと、いろんな構想を反映して「工事中」ばかりへリンクしたトップページです。
 わたしその時レイアウトとか、先生に墨で何か書いていただいた文字をトップに貼ったら良いのではないかとか、そういうことばかり気にしてました。でも友だちは実際の構成を見て、ゼミ合宿その他、行事報告ページが一切ないからそれを作った方が良いことと、「博士課程前期」・「後期」と書くよりも「修士課程」・「博士課程」って書いた方がわかりよいということ、学部のページは3回と4回で分けずに一本化すれば良いのではないか、‥‥などなど、中身についてのアドバイスをいっぱいくれました。マスター・ドクターの紹介ページはいちばん上にそのむね短めに書いて、構成員それぞれに何文字か書いてもらったのをずらずらっとアップすれば良いのでは、ついては皆んなに書いてもらってメールでもらえば良いよね、とか、そういう具体的なのもいろいろ出ました。

 やっぱわたし自分では気付かない点が多すぎる。前からそうです。だから、何かを公表しようとする時はいろいろな人に読んでもらったり見てもらったりしないと不安です。ゼミで作る今回のHPはその性質上そもそもわたしだけで作るわけじゃないから見てもらえて、いろいろチェックが入りました。「シラバス」をそのままHTMLにする業務とかいろいろ細かいのも残ってるけど、ゼミの皆んなと大まかなところを共有できて非常によかったです。

 ‥‥「他人に見てもらわないと不安」と考えると、このページのこの日記は個人的な思い込みや勘違いも含めて、誰にも読んでもらわずに書いてます。

 そう。やっぱ不安です。ま、しゃあない。頑張ります。

 ‥‥昨日、ゼミとは違う勉強会でカラオケに行きました(だから昨日は日記を更新できなかったんですね、って言い訳にしかなりませんですにゃ。先輩が会員証を探そうとすると「一昨日オープンしたんです」とのことで予測してより随分安価に仕上がったので、ついつい3時間も歌ってしまいました。店員は皆さん女性。なぜだろう? 経営方針なのかな?)
 そこで先輩が『ヤンキーの兄ちゃんのうた』ってのを歌いました。歌詞は著作権法違反になるのでここには書きませんが、「ヤンキーの兄ちゃん」を外から見て、その特徴をいくつも挙げるだけの内容で、どこを探してもオチがなかった。一応歌詞の最後の部分が少しおかしいらしいのだけどわたしとしては全然笑えなかったし(失礼)、「見た目の特徴」というそれまでの流れと一緒の歌詞だし、やはりオチとしてはいまいちではないか。

 という非難をそのとき表明したわりに、この日記のオチは‥‥。
 文字を反転表示させても、そんなもの全然見あたらないし‥‥。

2001年10月2日 2日(火) 17:30  ハーボット

 「あれ? 見た目が違う? 軽い?」と思われた方。一部その通りです。

 ソネットで誕生し、うちでも着々と育っているハーボット、‥ちょっと重たい。昨日「たかいたかい」をして、ひさびさにそれを実感(んなわきゃねーだろ)。前々から気になってはいたんですよ。でも、消しちゃうのは「可愛そう」と言いますか、なんか淋しい。
 そこで佐伯は考えました。何か良い方法はないものか。
 ‥‥あった。
 このページを表示していく順番が

  1. ハーボットのアプレット以前に書いてあるコンテンツを表示する
  2. ハーボットの再生を開始する
  3. アプレット以後のコンテンツを表示する
 って感じなので、下に持っていきました。だから見た目が変わったのです。ハーボットは日記を読んでもらっているうちに表示すれば良いと思うので。でもページ全体の重さは以前と全然かわってません。だから「一部その通り」なんです。
 とはいえ、アプレットのことよくわかってないので本当に日記が先に表示されるかどうかわかりません。ネスケだと相変わらず重たいみたいだし。

 移動させたままだとバランス的にしっくり来ないので、ハーボットが来る前に表示されていた「What's new?」を再び表示しました。
 そんなわけなのですよ。
 下まで表示するとおわかりいただけるように、ちひはとても元気です。
 今のところカワイイだけの存在ですが、ソネットはいろいろ付加価値をつけようと頑張っているようです。たまにはなでてやってください、って言ってもポスペじゃないからアイコンが手に変わったりしないし、叩くことも、おやつをやることも、バナナの皮を置いて転がすことも出来ないんですけどね。


サブカルとカルチャー

 わたしの『ナウシカ』論文の行き詰まりを察知した先輩が呼んでくれたので会いに行きました。「取りあえず原稿用紙五枚くらいでストーリィ紹介を書いて」と言われてたのでそれも持って。ストーリィはわたしのまとめ方で大体把握できたそうです。でも固有名詞がぽんぽん出てきて、しかもわたしのまとめ方だと大筋に全然関係ない出方なので読んでて疲れてしまう、ってことなので、ユパとか、ラステルとか、クシャナとか、そういうのが大幅にカットされ、だいぶ読みやすくなりました(多分)。また、最後に

「いくぶん恣意的な読み方も混じっているが、マンガ『風の谷のナウシカ』のストーリィはおおむね以上である」

 って一文があったのですが、「そもそも恣意的なんです」ってことで、

いくぶん恣意的な読み方も混じっているが、マンガ『風の谷のナウシカ』のストーリィはおおむね以上である」

 というふうにカットされました。なるほど。その通りです。恣意的じゃないストーリィ紹介なんてあり得ません。

 説明しようとして話してるうちに、いろいろな切り口も見えてきました。それを的確に吸い上げて言語化してくれて、本当に助かりました。他にもいろいろ。

「こないだもちょっと言ったんだけど、サブカルチャーと、そうじゃない論文との違いの大きなのを言うと、「世間では普通こう考えるが、それは薄っぺらな価値観であり、なんかイヤだ」っていうところから論を開始するかどうか、ってのが言えると思う。そういう「なんかイヤだ」っていうのは、動機としては良いと思うんです。だけど、動機として良いからといって、それを論理展開のベースにしてはいけないんです。そういう思いがあるのなら、それを事例として取りあげて組み立てないと。それが論というものなんです。」

 石田のことだから完全に把握できたかどうかちょっぴり不安ですが、大体こんな感じでした。

 小林よしのりを例にして、たとえば差別の問題を考えてみると‥‥

 彼は幼少の頃、体が弱かった。その時にある種の差別的な扱いを他人から受けた。だがその後ものすごい努力をして漫画家となり、成功した。彼にはそういう「才能を持った人が努力すればなんとかなるものだ」という人生観のようなものがある、と仮定することが出来る(彼の著作を読んで得た着想とは言え、思いっきりサブカルっぽいな)
 彼はその実存的な経験をもとにして「努力しない奴は嫌いだ」と思うし、また、それとは別の視点から事実を見て「人権擁護とか差別撤廃とか言ってる人の中にはちょっと行きすぎた論を展開する困った人たちがいる。そういう人は嫌いだ」という思いを抱いてもいる。‥‥そして、その「反発」を論の出発点にしている。
 反発を基盤にすると、薄っぺらになる。反発を中心に据えて言葉を紡ぎ出すと、薄っぺらになる。基盤や中心に据えるべきは、差別が存在する事実であり、それを撤廃しなければならないという方向性である。そしてその時に「でも差別を受けているという理由で一切の努力を放棄してしまう人もいるようだ。そういう人は嫌いだ」とか、「でも差別撤廃を声高に叫ぶ人の全てを信用して共闘できるわけでもない。逆差別的な考え方を持って、他人の言論を封殺しようとする人もいるようだ。そういうのは嫌いだ」とか言って問題にするのは良いだろう。だけど、そういう反発を中心課題にしても差別を撤廃することは出来ない。方向性が少し歪んでいると言えるのではないか。

 ってことになるようです。

 全ての論はその人の感情に立脚している。だけど立脚すべきは本筋から逸れた反発の感情ではなく、本筋を見据えた感情である。

 ということになる、のかなあ。

 なんか石田が言うとどこまでもサブカルっぽくなりますねえ。ミイラ取りがミイラに、じゃなく、ミイラがミイラ取りになっている。

 うーん。。。。。

2001年10月1日(2) 10/01(月) 20:30  月曜日

 9月27日の日記 →(ココ)← に追加


Urban Legends and Folklore(都会の伝説とおとぎ話)

 の2ページめに、「Q33NY」の詳細が載ってました。結論部を引用。
There's just one problem: Neither of the airliners involved in the attack on the World Trade Center bore the number "Q33NY." The actual flight numbers were as follows: American Airlines Flight 11 and United Airlines Flight 175. It's clear, then, that someone carefully fabricated the sequence of numbers and letters in the email to achieve the desired effect.
No "spooky prophecy" or "weird coincidence" there ? just a hoax.

一つ問題がある。激突してWTCを巻き込んだどちらの便も「Q33NY」ではないのだ。実際の便名は、アメリカンが11便、ユナイテッドが175便である。‥‥ということはつまり、誰かがEメールの中で番号と文字の連関を注意深く寓話に仕立て上げ、自分の望んだ騒ぎを作り上げた、ということである。
「気味の悪い予言」でも「偶然の一致」でもないってことは? 一杯食わされただけなのだ。
石田訳(つまり不正確)

 ってことです。「Q33NY」で検索してたら出てきました。日本のサイトでは「WTCの住所か?」という説も出ていたようですが‥‥。二つ建ってましたしねえ。(わたしの過去日記も出てくるところでは出てきました。^^;)

 都会のおとぎ話ってのが真実なんですね。ノストラダムスみたい。
 ‥‥踊らされ過ぎの石田です。

2001年10月1日 10/01(月) 19:30  月曜日

 ふう。やっと今日です。
 ネットバイトで自分が昨日書いたコメントを見て青くなりました。誤字脱字多し。何を言ってるのかわからない。‥‥こっそり直しました。

 巨人の最終戦を見てます。和田も引退なのか‥‥。淋しい‥‥。


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