Just a Little Bit of
2005年12月の日記
自民党新憲法草案を断固拒否します!【※】

2005年12月31日(土) 12月31日(土)21:15 +0900

■ 大晦日ですね。

 ブログの方に移行する目途が立ちました。ブログの日記は【こちら】です。12月前半の日記は昨日のうちに移行できましたが、日記全部を完全に移行するのはしんどいので、諦めるか数カ月か数年がかりかでやることになると思います。日記はこれ以降そちらに書くことにして、こちらはもう少しファイルの量などを減らして論文その他を置いておく場所になるんではなかろうか。

 ということで、今年の重大ニュースです。おおむね起こった順に並べてみます。

■ 2005年の重大ニュース。

◇ 高校2・3年の時の担任が亡くなった(1月)
◇ 本に協力させてもらってあとがきに名前が掲載された(2月)
◇ 宗学院を卒業できた(3月)
◇ 夜回り先生の講演会に並んだが会場には入れなかった(200人のキャパに2000人が並ぶ)(3月)
◇ 伝道院を卒業できた(7月)
◇ 部屋を掃除したら床が出てきた(5.6.7月)
◇ 北海道に引っ越した(8月)
◇ 14年振りに自動車を運転した(8月)
◇ ‥‥事故った(処分等いろいろ未定:11月)
◇ 駒大苫小牧が二連覇してびっくりした(8月)
◇ 然別湖はやはり良い(all season)
◇ 布教使になった(10月)
◇ その日のうちに第一回目のご法話の機会をいただく(広島学寮)(10月1日)
◇ 原爆ドーム・広島平和資料館をじっくり見て感動する(10月)
◇ 報恩講のご講師が藤田徹文先生だった(10月)
◇ 東の方にある味福の本店が、どうやら閉めたらしい(?)
◇ 『智代アフター』のラストは、そうだプレイしなかったことにしよう(12月)
◇ 『ゲド戦記』ジブリによる映画化決定(12月)
◇ ブラックマヨネーズの衝撃(12月)

 仲間由紀恵は舞台用の化粧になっちゃってるんでしょうね。TVで見るとちょっと派手っぽくて、『トリック』その他の薄化粧っぽいのが好きなわたしにはどうもアレです。でも流し目が変わらず綺麗だから良いことにしましょう。

 ということで、今年の更新は終わっておきます。紅白が終わったら除夜の鐘、年越しの『正信偈』、新年の挨拶などなどの行事があります。今年も寒いけど雪は降ってなくて都合が良いです。ではでは。ブログ【こちら】になってもよろしくです。

2005年12月30日(金) 12月30日(金)21:45 +0900

■ 錦卵。

 今日はおせち料理の最後の追い込みで、母はこないだネットから美味しそうなレシピを見つけた豚の角煮や毎年定番の煮染め・たたきゴボウなどを調理し、わたしは錦卵を調理しました。毎年おせちのときに参照している古い雑誌が2冊あって、それをぱらぱらめくっていたら同じ本に「錦卵」と「二色卵」、同じような名前で出来上がりの写真もソックリな料理が2つ収録されてることに気付きました。いつも調理してるのは「錦卵」の方。ややこしいので二色の方はそうだ見なかったことにしよう。タマゴを茹でて黄身と白身に分けて裏ごししてグラニュ糖を加え、鉄枠に白・黄色で二層にカタチを整えてから蒸し器で蒸しました。できあがりがどんなんなったか見てませんがきっとうまくいってるのではなかろうか。うまくいっていたらいいな。

 今日はできれば早寝します。

2005年12月29日(木) 12月29日(木)22:55 +0900

■ にぎやか。

 今年も父母の知り合いの方から発泡スチロールの箱いっぱいの牡蠣が送られてきて、おじさんやおばさん、姉夫婦やその子どもたちも集まって、盛大に牡蠣パーティが開催されました。わたし牡蠣はあんまり好きじゃないので(安上がり)別のモノをいただきました。人がいっぱいいすぎるのも苦手だなあ。こんなんで大丈夫なのか俺。

■ ICレコーダ。

 SONY の ICD-SX66 というICレコーダを買いました。こないだ CREATIVE 社の ZEN を買って音楽 MP3 の再生も自分の声の録音・再生もこれ一つでなんとかしようと思っていたんですけど、 ZEN はやっぱり聞く方の専用にして録音は録音専用機を買うことにしたのでした。今回の心変わりは比較的早かったと思う。

 こないだ買おうかどうしようか迷った同じく SONY の機種は容量が 64MB でした。コレは 512MB 。おにのようだ。他にも何かとても良いことがいっぱい起こっていて今回買った機種の方が前回迷った機種より数段良い。なのでこないだ買おうかどうしようか迷って結局買わなかったのはとても正解だったのかも知れません。値段は1.7倍になったが性能は5倍以上だと思う。ACアダプタもついてるし操作ボタンもわかりやすい。録音ファイルは「.dvf」という今まで見たことのない拡張子になっているけど Windows のメディアプレーヤで問題なく再生できたし付属のソフトで「.wav」にもラクに変換できました。なかなかよい。

 録音モードは、ステレオ標準・ステレオ長時間・モノラル標準・モノラル長時間の4種類があって、それぞれ最大で23時間・45時間・72時間・192時間記録できます。これだけあれば年が明けてから行く釧路根室で話す内容はどれも消すことなく検証できます。恐らくノートも持っていくつもりなのでそこに保存できますが、しかし万が一持って行けなかった場合やケーブルを紛失した場合もこれで安心です。

■ ちょっと引っ越し準備。

 このサイトの容量、無料でやれる限界の 10MB に限りなく近づいてきています。なので、良い機会だし、そろそろ日記だけはブログ化しようかと思っています。本日 so-net に申し込んだので、もろもろ整ったらお知らせいたします。

 ではまた。

2005年12月28日(水) 12月29日(木)22:55 +0900

■ 防衛“省”?

 防衛庁を防衛“省”に格上げしようという動きが自民党でここんとこずっと出てるみたいです。わたしとしては、変なところにお金を使うヒマがあったら、厚生労働省を厚生省と労働省に再分割したりなんだりすべきことは他にいっぱいあるんじゃないか? と思えてなりません。かつ、本当に、いろんなものの区別がつかず優先順位の割り振りもまともにできない首相を選んでしまう国会議員を大量に、一時的にであれ選んでしまった我々には今後やるべきことが目白押しです。なぜなら我々がしっかりしていさえすればこんなことにはならんのですから。そのように思う年末です。

 福引きをしたら、末等とその一つ上のしか当たりませんでした。ポケットティッシュが三つに生茶が二つ。なんて実用的なんだろう。。。

2005年12月27日(火) 12月28日(水)0:50 +0900

■ もちをついた。

 毎年恒例のもちつきをしました。米を蒸して機械に入れたら機械が「うんうん」うなってるうちにつけるようなもちつきです。こういうもちつきになると大変なのはもちをつくことではなくその準備や丸める作業、切り分け作業、そして後かたづけになります。

 今年はあんもちをつかなかったのでラクでした。しかし切り分けをなぜかわたし一人ですることになったので(切ってたら父が来たのだけどヘッドフォンステレオで音楽を聴きながら応対していたらすぐいなくなった。きっとあのとき「手伝おうか?」とか言ってくれたんだろうけどよくわからんかった)、非常にしんどかったです。豆もちがおかしな感じになってて残念でした。のしもちは大きさが実はまちまちで無茶苦茶なことになってしまいましたがナイロン袋に入れて冷凍庫に入れたら目立たなくなりました。新年が来てホットプレートで焼く段になって初めて発覚することでしょう。

 昨日届いた『ハウル』DVD、特典ディスクが3枚ついていて、うち一枚には五つの言語それぞれの音声と字幕がついてます。ちょっと聞いてみて風情があるなあと思ったのはフランス語です。英語は字幕と音声が一致してない。よくあることですね。いちばんわかりやすいのは日本語でした。予告編もいっぱい、すべて入ってました。コレにはなかったけど劇場で予告編が流れてる中に、たまに「前売券絶賛発売中」というのがあります。あれってやっぱりちょっと間違いなんではなかろうかと思う。皆がくちぐちに褒めちぎって前売り券を買うことなどちょっと考えにくいのです、わたしとしては。まー、良いおまけがあったら予告を見て「わー」とか言ってそのまま買いに行くことはあるけど、しかし本編を見るまで何を誉めるべきかわからんがな。

 さて。風呂入って寝ます。

2005年12月26日(月) 12月26日(月)23:30 +0900

■ ハウルが届いた。

 こないだ注文した『ハウルの動く城』DVDが届きました。映画の物理的な1コマを切り取ったのがポリレジンという透明なガラスみたいなのに封入されたのが特典でついてました。暗いところでソフィが泣いてます。実年齢に戻った魔女のシーンとかじゃなくて本当に良かったと思う。

 毎年恒例の栗きんとんを調理しました。強火で水分を飛ばしてたら床に一滴「パンっ」て落ちて、それを拭いて戻ったらまた「パンっ」って飛んだのが顔に飛んできて、鼻の頭とか眼鏡のまわりとかいろいろ火傷しました。傷は浅いぞしっかりしろ、的な感じでよかった。ともかくあんことかきんとんとか粘っこくてあっついモノは怖いです。いや、モチまで粘ると「パンっ」言ってもすぐ本体に一体化してこっちに飛んでこないから安心だ。

 それにしても今日は吹雪きました。

2005年12月25日(日) 12月26日(月)23:30 +0900

■ ブラックマヨネーズの衝撃。

 毎年たのしみに見ている『M-1グランプリ』、今年はいつもにもましてすごいと思いました。見る前に期待していた南海キャンディーズが思いの外あんまりだったのはとても残念だったけど、彼らはコンテストだ何だという期待をこちらが抱かずに見れば楽しいからそれで良いことにしようと思いました。存在感というか芸風がわたしの中で確定している感があります。

 彼らが4位以下に落ちてからは純粋に楽しいのを追うことが出来て、結果、笑いすぎて涙流しながら見ることになってしまい、それはそれはとても楽しかったです。第1ラウンド1位がそのまま決勝でも優勝するというのはすごいことなんじゃないかなあ。世界記録保持者がオリンピックできっちり優勝することが非常に珍しいのと同様だと思うんだそのへん。

 なんせ、とにかくすごかったと思います。

 紳助の頃の漫才の多くって「この二人はプライベートでも仲悪いんじゃなかろうか?」と思えるくらいすごかった印象があります。分類で言えばきっと「どつき漫才」なんだろうと思う。しかし今日のブラックマヨネーズはその頃のそういう漫才を思い起こさせつつもっと完成されてたような感じがしました。決勝に残った3つはそれぞれ面白かったけど、いちばん「漫才」だったのはブラックマヨネーズだったと思う、かつ、いちばん笑えたのもブラックマヨネーズだった。

2005年12月24日(土) 12月24日(土)23:50 +0900

■ AKIRAはまだ見てない。

 今日は勉強のようなことをしました。

 また、かいつまんで『ナウシカ』『アップルシード』『イノセンス』を見ました。ナウシカは条件反射的にタイトルを見てるうちに涙が出そうになる。オーディオコメンタリィを聞いていたらあのタペストリィは他のスタッフがひぃひぃ言ってる追い込みの時期に宮崎駿がフンフン言いながらとても楽しそうに描いていたとのことでした。つまりはそういうことだ。アップルシードは目がちかちかする。イノセンスはやっぱり大好きだ。

 また、昨日校正しながら軽めに熟読していたら自分の能力のなさに愕然として寝込みそうになった校正刷りを宗学院に宅急便で送りました。ゆうパックやエクスパックに比較すると倍以上のお金がかかりましたが、しかし今日は土曜日でゆうパックの取り扱いがどうもよくわからないので仕方ありません。しかし出してきてくれた母の話では、この大雪で関空の辺りがとても混乱してるっぽいからフツウであれば確実に届く26日にちゃんと届くかどうかちょっと約束できません、と言われたとのことです。うーんそうなのか。うちのまわりではここ数日まったく降ってませんがTVで見たところ北陸の方は本当にものすごそうですね。どうコメントすれば良いのかわからないくらいすごい。雪ってあんなに降るもんなんですね。

 わたしは今日知ったのですが、グウィンの『ゲド戦記』がスタジオジブリで映画化されるんだそうです。公開は来年七月。どうなるんでしょう? 原作小説があるものをジブリが動画化するのは初めてではないからうまくやれるのかもしれないけれど、しかし『ゲド戦記』は『ゲド戦記』であって宅急便や恩返し、ましてやハリポタなんかとは根本的にわけが違うのです。果たしてジブリでも面白く、見る前と見た後とで観客の中の何かが確実に変わるような作品に仕上げることが出来るのだろうか、わたしは不安であります。

 ‥‥と言いながら7月になったらわたしはいそいそ見に行くのでしょう、何も考えずにDVDも買うのでしょう。などと言っておく。

2005年12月23日(金) 12月24日(土)1:30 +0900

■ STEAMBOYおもしろい。

 昨日は先日買ってきた黒い色のテグスを束にしてお数珠の中に通し、フツウのお数珠ヒモにつなげて編みました。良い感じになりました。3本も通したので今度はそんな簡単には千切れないでいてくれるでしょう、きっと。切れたら切れたでまた編めば良いのです。カタチあるモノは壊れるのです。諸行無常です。また、『ハウルの動く城』DVDをやっと注文したのも昨日でした。二日か三日すると届きます。

 19日の日記について先輩からコメントが届きました。わたしのようには考えない人からすればわたしが抱くような疑問そのものがそもそも許せないモノではないんだろうか? という、わたしが事実として認識することを拒んでいたことを指摘する内容でした。わたしにわかりやすく換言すれば「狂信」が起こる以上ソレは宗教以外の何ものでもないんじゃない? ということなのだろうと思います。なるほどです。ありがとうございます。

 今日は先日注文した『宗教と生命倫理』が届いたのでちょっと読みました。内容は題名の通りで、いろんな宗教の立場からさまざまな生命倫理的な課題へのアプローチ法を探っています。島薗さんの書いた書評の結論は少し残念そうな感じでしたが読みようによってはちゃんと面白そうです。何かやりきれない部分がある本であるとしてもそれは仕方がないと思う。だって『異議あり! 生命・環境倫理学』のナカニシヤ出版ですから。批判精神ばしばしで読まないと切れてしまいます、いや、ばしばしで読んでもきっと切れます。でも小松さんが編集してるからそんなに変な本でもないんではないか?

 『STEAMBOY』のDVDについてきた特典ディスクのうち、まだ見てなかった分を丁寧に見てみました。メイキングとメイキング。途中よくわからん絶賛大会みたくなって疲れましたがとても面白かったです。当然のようにまた『AKIRA』が見たくなりました。『ナウシカ』や『イノセンス』も。そうしていろいろぐるぐる回っていくのである‥‥。

2005年12月22日(木) 12月22日(木)16:30 +0900

■ 大雪なんですね。

 一昨日(20日)は昨日の準備をしているうちに夜中になって眠くなってしまったため、昨日(21日)は準備をしていたモノが終わってホッとしているうちに夜中になって眠くなってしまったため、それぞれ、日記を書かずに眠ってしまいました。これから下に書きます。日本中で日本海側が大雪なんですね? わたしの住んでるあたりはまったく降ってません。真冬日ですがちょっとあったかい感じです。

 今日の分はまた後で書いてアップします。明日あたりになるかなあ‥‥。

2005年12月21日(水) 12月22日(木)16:30 +0900

■ 美味しい鍋。

 鍋をがりがりいただいたわけではなく中身を美味しくいただきました。

 有志が集まってお寺でやっている「聞信会」で講師のようなことをさせていただきました。親からは何をやっても良いと言われていたので、それで逆に何をやれば良いのか考え込んでしまい、‥‥最終的には蓮如さんの『正信偈大意』をじわりじわりと読みながら『正信偈』をシリーズでやっていくことにしました。

 参考文献は、おもに伝道院で原田先生がなさった講義のレジュメとノート、ならびに稲城和上の安居講本で、参照していくのは『註釈版』の『正信偈大意』や各お聖教、その現代語訳などなど‥‥です。もちろん森田先生の『ひらがな正信偈』も参照にしながら。

 毎月1日と16日の早朝にさせていただいているご法話のときはこっくりこっくり眠る人もいるけれど、ところどころに全然別(ぜんぜんべつ)っぽい余談っぽく見えて実は結構そんなにご法義の付近から離れてはいない話を入れながらやったせいか、ところどころで父やご門徒さんが質問してくれたり関連する話題を喋ってくれたりして、結果としてそんなに飽きなかったせいでしょうか、聞信会では、途中で10分ほど休憩しつつ誰も眠らずに90分が過ぎていきました。

 今回は『正信偈』の概略と題号を探っただけで終わりました。次回から「帰命無量寿如来〜」、本文に入る予定です。

 その後、忘年会で手巻き寿司&鍋をいただきました。皆さん車で来られていたのでアルコールなし。酒精をまったく飲まずに鍋をいただいたのはわたし高校生以来かもしれません。飲まないとどんどん食べられます。たくさんたくさん食べてしまいました。たくさんたくさん肉になっていったことでしょう。

 ‥‥そして疲れてしまい、いしだは眠ってしまいましたとさ。

2005年12月20日(火) 12月22日(木)16:30 +0900

■ 聞信会の準備。

 翌21日に予定されている「聞信会」のテキストとレジュメを作りました。まず、スキャンしてパソコンで読めるようにしてあった蓮如さん『正信偈大意』の画像データをA4サイズでプリントアウトして二枚並べてB4でコピーし、テキストとしました。レジュメは稲城和上の辞書や原田先生のレジュメやノートを参照しまくって整えました。

 宗教学会から送られてきた雑誌に、小松美彦・土井健治『宗教と生命倫理』(ナカニシヤ書店)の書評を島薗進が書いたのが載っていたのを読み、【bk1】で注文しました。ポイントがたまっていたのでそこから払うことにいたしました。言ってみれば『プルートゥ』で買う小松美彦。

 ‥‥そして疲れてしまい、いしだは眠ってしまいましたとさ。

2005年12月19日(月) 12月20日(火)1:00 +0900

■ 雪の陰は黒い色ではなく青い色。

 昨日はものすごくたくさん雪が降りましたが今日は全然降りませんでした。ただ少し吹き溜まっていたので昨日と同様に玄関と階段付近をちょっとだけ除けました。その後は雪も舞わず風もそんなに吹かず、晴れなかったけど曇っていたからか日中は少し暖かい感じさえしました。真冬日でしたが。

 こないだテグスで直したお数珠が父のもわたしのも相次いで切れたので、もう少し太いテグスを買いにホームセンタに行きました。しかしホームセンタに着いてから買うべきだと気付いたコピー用紙やトリートメント、長靴などは買えたんだけど、五号より太い透明なテグスは何百メートルもの糸巻きでしか販売されてなかったので、そんなに何個もお数珠を作る予定はないし、あきらめて帰ってきました。夏に較べると明らかに釣具のスペースが縮小されていたし、ちょっと季節が悪かったかもしれない。

 久しぶりに『ER X』を見ました。少し幸せの多い回だったように思えました。っぽくない気がするくらいでした。途中が抜けててわからん部分も多い。彼はどうなったんだろう?

■ 最近ちょっと不思議な気がすること。

 東京の中央部にぽっこりとある森に暮らすご一家の家督後継をめぐる法律論争が最近ちょっと盛んになってるようです。「女系でも良いではないか」とする意見に対し、ある新聞で見たある雑誌の見出しによるとその雑誌では「男系でないと絶対に駄目だ」的な論が展開されているようでしたし、ニュースでもそういう意見が紹介されるようにもなってきてるようです。

 不思議な気がするのは、「男系だ」「いや第一子優先だ」という意見が紹介される一方で「本人の意思を聞いてからだ」という意見が出て来てないことです。

 本願寺派のお寺の場合、寺族に男の子が生まれるとたしかにご門徒さん方は喜びますが、女の子ばっかりでも問題はありません。かつ、本人がお寺を継がないと言えば本当に継がなくても問題ないし、そういう場合は継ぎたいという方がお寺の外からやって来て、ご門徒さんみんなが喜んでその方を迎えるということもポピュラーです。つまり何より大事なのは本人の意思であり、その後に環境が整えば継ぐ、ということになる。もう一つ換言すれば本人の意思が先になければ継ぐことも継がないこともともにあり得ないということになります。

 しかし江戸城跡に暮らす一家の場合、本人の意思を問題にする方向への選択肢の新設はまったく問題になってないようで、そのへんタテマエでも基本的人権や人間の思考を大事にするこのクニっぽくない気がして不思議な気がするというか、このクニの無意識部分を貫く基本的コンセンサスの限界の浅さを感じさせてもらえて嬉しいというか、なんとも。ひょっとすると「本人が後継を拒否する旨を主張した場合はこの限りではない」的な条文があるのかもしれません。熟読してないのでそのへん不安です。

 ‥‥誰が継ぐのか? という話題にはまったく興味がないのですが、ただ、その話題を真剣に考えているように見える人たちが継ぐ人の・継がない人の・継ぐ権利があるとされる人たちの個人的な意思や人格・人権? をどう考えているのかについては大いに興味があります。わたしとしてはそっちを第一に考えるべきではないかと思うのです。

 なーんてね。

2005年12月18日(日) 12月18日(日)22:00 +0900

■ 少し雪よけ。

 起きたら雪がものすごいことになってました。除けようにもお寺の境内は広すぎるのでご門徒さんがブルドーザでやって来て除けてくれるのを待つしかありません。寺族がスコップを持って手で除けられるのは、重機が除けられない車庫の直前、庫裡の玄関まわりや会館玄関の階段あたりです。それだけで手に豆っぽいモノができてしまう、この運動不足 & 不慣れさ加減を見よ。

 晩ご飯は友だち兼親族が新婚旅行のおみやげにくれたBaliのヌードルをいただきました。具はテキトーに何でも入れてね、的に書いてあったので本当にテキトーに、母親があてもなく軟らかくしてた干し椎茸を大量に入れたりしたら、日本の焼きうどんそっくりな味になってしまいました。うまかったから良いっちゃあ良いのですけど、ちょっと申し訳ないことをしてしまったような気もします。タレも辛かったけど麺にも唐辛子が練り込んであって辛めでした。

 昨日は帰ってきてそのまま眠りました。日記は下にあります。では。

2005年12月17日(土) 12月18日(日)22:00 +0900

■ 忘年会でした。

 大雪でした。

 雅楽の会で忘年会でした。会場は帯広唯一のデパートの斜向かいにある大きななまはげの看板が目印の居酒屋さんで、メインはきりたんぽ鍋で、他にもお刺身や美味しい煮物、ギョウジャニンニクの醤油漬けなどをいただきました。わたし最初はフツウにビールを飲んでたんだけど途中から五、六人で秋田の地酒になりました。初めて飲む銘柄でそれはそれは美味しかったです。席上で雅楽の会が発足して三年になることを知りました。そのころからずっと続けているメンバも結構いるということです。

 二次会はその店の真向かいにあるカラオケ屋さんでした。わたしどうもココに入ったあたりから酔いがぐるんぐるん回っていたようで時間が深まるにつれいろんな人に迷惑をかけてしまったのではないだろうか。サザン、U2、くるり、アジカン、岡村、‥‥ひさしぶりにたくさん気持ちよくぐるぐる歌いました。また、ひとが歌ってるのを一緒になって大声で歌いまくっておりました。今夜はブギーバック(nice vocal)やALONEなど。うーんでしゃばりすぎであったと思う。今頃遅いのであります。

 タクシーで帰ってきました。昼間からずっと降り続けていた雪が、たぶん40cmくらいは積もってました。国道はさすがに除けてあったけど道道は結構重要なはずのところも一回か二回しか除けてないらしく、止まったら押さなきゃならないかなあと思えるくらい雪が深く、かつずるずる滑りました。あまりにものすごかったので運転手さんに一応「帰れなかったらうちに泊まってもらっても良いですよ」と言いましたが「いいえ、まだ一時なので街に帰って仕事しないと‥‥」と言われました。そりゃそうですね。でも雪がなければ20分くらいで帰れるところを1時間以上かかって、うちについたら2:30近くなってました。運転手さん埋もれずに帰れたんだろうか。

 帰ったら案の定なんにもできずそのまま眠りました。

2005年12月16日(金) 12月16日(金)23:00 +0900

■ CREATIVE ZEN NANO PLUS(白)を買う。

 今日は月に二回のご門徒さんを迎えておこなうお晨朝の日です。つまりわたしがご法話をさせていただく朝なのです。

 起きて支度して、法話を録音するために CREATIVE MuVo (MP3プレーヤ兼ボイスレコーダ)のスイッチを入れて録音待機状態にしてから本堂に向かおうとしたら、ディスプレイに突然「File System Error」という表示が出て、それっきりうんともすんとも言わなくなりました。どうやら壊れたらしい。なので今日は録音できずに喋りました。

 ゆうべは日記をアップする前に風呂の中で法話の内容を考えながらぶつぶつ喋って整えて、それで内容をほぼ完璧に仕上げたつもりでしたが、音が反響して気持ちよい空間で一人あれこれ喋る完璧はご門徒さんがこっちをじっと見てくれているところで実際に喋る内容とはかけ離れていたわけです。

 だんだんわかって来たのは、「昨日こう考えたんです、云々。こういう例がわかりやすいと思います、云々。結論としてはこういうことです、云々。」という発表会がご法話なのではなく、たくさんの先生が「ご法話はLIVEだよ」とおっしゃっているように、たとえ前日考えて考えて練りに錬った話であるとしても、喋るときにゼロからもう一度考えながら喋るようにしないと、聞いていてつまらない・飽きてくる・眠くなってくるものであるらしい、ということです。

 法話はそのような感じでした。(>_<。)さらに困ったのは Mubo です。録音だけじゃなく MP3 プレーヤとしても使ってるので使えないと二重に困る。なので同じようなものを買いに行きました。今回はしかし優先すべきはボイスレコーダ機能のような気がしたのでそちらを軸に電気屋さんや量販店を三軒回って見て考えました。一つめの店と二つめの店にまったく同じボイスレコーダがあって、まったく同じ値段でした。「うーんコレを買うべきなのか?」と思って録音容量を見たら64MBと書いてあったのでもうちょっと考えようと思いました。三つめの店に行ったらソレはありませんでした。とてもよさそうな・高価なボイスレコーダ専用機が並んでいる。「うーんうーん」と悩みながらもうちょっと探していたら、今まで使っていた MuVo の上位機種が並んでるのを見つけました。MP3 プレーヤでありつつ録音も出来て、しかも今回はライン入力も出来て FMラジオまで付いている。いちばん最初に買ったのが 128MB 、今日壊れたのが 256MB 、そしてそんなわけで今日買ってきたのは 512MB です。値段はだんだん安価になってきてます。良いことです。しかし壊れるのが心もち早くなってきてる気がする。今回は1年ちょいしかもってない。なのになぜ同じ CREATIVE のを買うのかと言うと、たぶん冒険するのがなんとなく怖くなってるからでしょう。

 ヘッドフォンも買ってきました。今までのソニーのが、よく聞こえるけれど見た目ぼろぼろなので新調しようと思いました。でもソニーのじゃないのを買ってきて聞いてみたら明らかに音が悪く高音がシャカシャカ言います。開けてしまったのでもう返品できないし、これは完全な予備として封印されることでありましょう。ともかく今度買うときはソニー系にします。

 筆ペンも買ってきました。年賀状はほぼ書き終えました。別のことに使います。筆ペンじゃなく本筆で練習するつもりだったんだけどな‥‥。明日は忘年会に出るので酔っぱらいすぎたら更新は遅くなるか日曜日の昼以降になるかと思います。

 そろそろ今年の自分にとっての重大ニュースを考えてみる時期が来ています。現時点で三つは決定しております。いや四つか。たぶん四つで終わりかも‥‥。

 ではです。

2005年12月15日(木) 12月16日(金)2:30 +0900

■ 舌を削る。

 すみません。昨日は日記を書いてアップしたと勘違いして眠ってしまいました。下に一応書きました。

 昨日別院で練習した篳篥[ひちりき]を、今日は一人で、家で練習しました。

 昨日吹いて気持ちよく音が出た「舌」(マウスピースみたいなもの)を中心に、割れて割れてどうしようもなくなっている舌、買ってもらったのを昨受け取った舌、都合三つの「舌」をぐるぐる回しながら練習しました。(三枚舌?)

 練習してるうちに、割れて割れてどうしようもなくなっている舌がいちばん音が出るようになった瞬間がありました。不思議です、昨日は何の音も鳴らなかったのに。かと思ったら昨日ものすごく気持ちよく音が出た舌が全然鳴らなくなったりもしました。吹いてるうちに唇や頬が疲れていって、それで力が入ったり入らなかったりしてるのかな。

 新品の舌はいつ吹いてもまともな音はでませんでした。というか新品の舌は削らなければまともな音が出せるはずがないわたしなので、今日はそれを削りました。どういうふうに削れば良いのかわからず、かつ実際テキトーに削りすぎて一本割ってしまったこともあり、まったく自信がないまま、またテキトーに削ってしまいました。

 明日以降また吹いてみます。いきなり割れないことを願っております。

2005年12月14日(水) 12月16日(金)2:30 +0900

■ 舌の大切さ。

 別院で開催されている雅楽の練習に参加しました。これは決して対象を僧侶に限定したモノではなく、わたしが参加してる篳篥[ひちりき]の場合は僧侶率がものすごく低かったりします。寺育ちであってもなくてもうまい人はうまいんです。

 で、その篳篥の練習のとき、わたしの使っている「舌」(マウスピースみたいなもの)が割れて割れてどうしようもなくなってるのを見かねて、ある人が自分の舌をくれました。この舌がべらぼうに良くて、今まで使っていた割れて割れてどうしようもなくなっている舌とは較べモノにならないくらい判然と音が出てくれて、生涯に於いて今までやった中でいちばん気持ちよく練習ができました。

 人間も篳篥も舌は大事です。特に篳篥の場合は舌が良ければそんなに疲れません。

 土曜日は忘年会です。トヨタカップの決勝が日曜日なので参加できます。

 耐震強度偽装問題にからんだ証人喚問をTVで中継していたのを見ました。いつのまに生中継できるようになったんでしょう? リクルート事件の頃はたしか写真が延々と流れてまったく面白くなかったのに較べ、格段に面白かったです。面白い・面白くないで量るべき問題ではないけれど、でも見ていて面白くなければすぐにチャンネルを替えてしまうから、やっぱり無意味でも何でもLIVEのそのまんま中継が良いときは確実にあると思いました。

 朝一番の質問、時間が合わなくてわたしソレは聞けなかったんですけど、父によると「質問」とは名ばかりで質問者が一方的に喋る場面が極端に多かったんだそうです。昼の民放によると苦情が殺到したらしい。前回の参考人招致のときも一人目の質問者は一方的に無意味なことをだらだら喋るばっかりでまったく回答を求めてないようにわたしには思えたものですが、ということは一人目はそういう役割と決まってるのかな。

 ‥‥いや、まさかね。国会議員ってそんなにヒマなもんじゃないはず。

2005年12月13日(火) 12月14日(水)0:30 +0900

■ ダンジョン。

 先日購入したゲーム『智代アフター』は、前作の『CLANNAD』のメインキャラっぽいサブキャラである「智代」という女の子が本当のメインキャラになって進んでいくゲームです(主人公は前作と同じ名前の男の子でございます)。ゲームの中にサブゲーム的にダンジョンが入ってます。ダンジョン、迷宮、つまりちょっとしたRPGです。作中作に過ぎないモノのはずなんだけどこれがなかなかやっつけ仕事っぽくなくて、クリアするのに結構時間がかかっております。

 少しネタバレっぽくなるけど言いますと、ゲームを本筋と思われる方向に進めようと頑張っている限りダンジョンは出てきません。ちょっと無気力な方向に生きていこうとすると現れてしまいます。言ってみれば、無気力に生きている主人公がRPGに取り込まれてしまった! 的な感じです。なかなか大変です。

 ‥‥いまは前作の『CLANNAD』を端折って読んだりしております。オープニングムービーの完成度は『智代アフター』の方が高いと思うけど、私としてはゲームそのものの満足度・完成度は『CLANNAD』の方が明らかに高いように思っております。って、本当にこれでクリアなんだろうか『智代アフター』。正直に言えばどうもまだ続いて行きそうな気がしてならない。

 年賀状が大体できました。今年は例年になく早い。良いことです。

2005年12月12日(月) 12月13日(火)1:30 +0900

■ 『偶然の旅人』。

 村上春樹の小説を読みました。長編じゃなく短編集のいちばん最初の作品だけです。でもひさしぶりだったのもありとても新鮮でした。多少の予定調和チックな雰囲気はファンならではの残念な感覚でもありますが、でもそれを補って余りある作品だと思います。こりゃもう一回以上たのしく読めそうです。

 読み終わってしばらく経った頃に姉から電話がありました。そんなに疎遠ではないし距離的にもそんなに遠くないこともありそう珍しいことではない。夕方近くなって母親に時間を聞かれて時計を見たら15:50だったのに「だいたい四時」と答えてしまったのはなんとももったいない。年賀状を書きながらTVをつけていたら友だちが記者さんの質問に答えるのが10秒くらい映りました。

 ‥‥という「偶然」の一日でした。篳篥[ひちりき]の練習をしていたらいつの間にか舌(マウスピース)が割れていて、音も割れまくってなかなか練習になりませんでした。メラす感覚がちょっとわかって来たような気がするのは良いことです。

2005年12月11日(日) 12月13日(火)1:30 +0900

■ 夢のメモ。

 最近、夢で見て大事だと思ったことや、夢うつつで考えて大事だと思ったことを極力メモするようにしています。物理的に紙とペンでメモすることもあるし携帯でメモることもある。今日その携帯を見たら

 件名:何かの順番の夢
 本文:タダ・シャトル・オン・ツインという順番で

 と書いてありました。何がどうなってるのか、また、何が面白いと思ったのかも、まったくわかりません。

2005年12月10日(土) 12月10日(土)23:59 +0900

■ うつらうつら。

 どうも眠い。まるで春のようです。昨日は早寝してしまい更新できず失礼しました。

 ご門徒さんからいただいて来たかぼちゃを父が1cmくらいの厚さに切ってラップに並べ、レンジでチンしていただいたらものすごく甘く美味しくなって二人でびっくりしました。聞くところによると、かぼちゃは上手に保存すればでんぷん質が糖に変わるので、大体冬至の頃の2週間くらいが食べ頃になるんだそうです。冬至まではちょっとありますが、納得です。

 祖母がショートステイから帰ってきました。玄関の前のところを大きく雪除けしておいたのに、祖母を車に乗せてきてくれた業者さんは何故か思いっきり雪の中に祖母の車椅子を降ろしてしまいました。車が入って来れないわけでもないのにおかしいな? と思いながら「雪除けといたのにどうしたんですか〜?」と聞いたんだけど、運転してた人も降ろした人もどうやら意味がまったくわからないみたいでした。疲れてはったのかなあ。わたしの言い方がわかりにくかったのかなあ。一つ学んだのは、車椅子のタイヤをまんべんなく雪まみれにすると非常に拭きにくいということでした。と言うかコレは見たまんまですね。暖かい日で良かったです。

 そうか。今日はW杯の組み合わせ抽選を見るために早起きしたから、それで眠いのか。それにしても前回優勝国と当たるなんて‥‥。楽しそうだけどしんどそう、そして見てる方はたぶん悲しくなりそうです。でもこてんぱんに熨されるというのもたまには良いことかも知れません。いやいや。ということで1敗は当たり前に計算しないといけないっぽいから残りの2試合勝たないとだなあ。しかしそううまく行くモノでしょうか。強くないところは開催する側にならないとなっかなか勝てないもんなんだなあ、と思っております。

2005年12月9日(金) 12月10日(土)23:59 +0900

■ はがき作成。

 篳篥[ひちりき]の練習をしました。こないだ少し削っておいた舌(マウスピースのことです)を番茶にだぶだぶに浸けて吹いたら、前に練習したときよりは幾分マシな音が鳴りました。一時間も吹いてたらクタクタになって何も出来なくなりました。弱っちいなあ。仕方ないのでまた少し舌を削っておきました。削りすぎたら割れて元も子もなくなるので注意が必要です、と言いながらわたし削り方がよくわかってませんので非常に危険であります。今日は割れずに済みました。決まった音が出ない楽器を一人で練習するというのは、しかしどうも自信が持てないもんであります。

 布教に寄せていただくお寺に出すはがきの原稿を作成・印刷しました。行く先々のお寺、聞いてもイメージが湧かないので完全にはわからないんですが、父や母の知り合いで、いろいろお世話になってるところが多いんだそうです。うーむ。ますますお世話になってしまう‥‥。どういうお話をさせてもらえば良いのかうんうん悩んでおりますが、面白い話をして笑わせよう! と思ってもわたしはそりゃ無理だと思うので、そういう努力も一応もちろんしつつ、でも基本はやっぱりご法義なので、ご法義を軸にすべてを組み立てることができれば良いなあ。理想を言えばご讃題と合法(がっぽう)をまずしっかりありがたく用意して、それから中身を楽しく・やさしく組み立てていくべきなんだけど、さてそううまくいくものかどうか。‥‥と不安は尽きません。がんばります。

 年賀状の原稿も少しずつ整えております。インクジェット用のはがきとフツウのはがきとではこんなにもインクののりが違うものなんだなあ! と、ちょっとびっくりしてます。

2005年12月8日(木) 12月9日(金)2:00 +0900

■ 録画失敗。(>_<。)

 風呂を早めに上がって楽しみに楽しみにしていたTV番組を保存用に録画しながら見ていたんだけど、見終わってテープを巻き戻して確認したらまっったく録画されてませんでした。ショックです。

 正確には「その時、歴史が動いた」の再放送の一部が録画されていました。喩えようもない衝撃を感じながらそれを見て思い出したことには、ビデオの方はずっと「L1」にチャンネルを合わせていないとそのときのチャンネルの番組が録画されてしまうんでした。あぁあぁ今頃思い出しても遅いんです。せっかく真紅と水銀燈があんなふうに2ショットだったり店のオーナが腹黒かったりしたのに何もかも記憶に頼るしかなくなってしまいました。それにしても今日は登場人物がいつもより少なかった気がします。かつ同じ声優がやってるせいでもないだろうに水銀燈がまるでちぃみたく電柱の上に立って、ちょっと笑いました。

 録画は万全を期して・万難を排して設定しようとの思いを新たにした金曜1時半でした。
 一部に一部マニアしか判読しようのない言葉をそのまま入れております。

2005年12月7日(水) 12月8日(木)13:30 +0900

■ 『靖国論』を立ち読む。

 右系の本が左系の本よりかなり充実している感のある本屋さんに行きました。そこではこないだ『嫌韓流』を買ったりしてます。そういうことをしてるからそういう本が充実していってしまうんだろうか。『嫌韓流』は実は韓国への遠回りなラブコールではあるような気がしてきてます。bk1で買った宝島『嫌韓流の真実』は期待してた冒頭エッセイが東浩紀のことを誤解・曲解しつつ「(笑)」と書いてある悪趣味な駄文に過ぎずげんなりしてしまい、そこから一歩も先に進めなくなってます。
 小林よしのりが8月に『靖国論』というのを出していたんですね。ちょこっと立ち読みました。田舎の方の本屋さんとしては画期的なことに、そのすぐそばに高橋哲哉の『靖国問題』が置いてありました。でも他のちくま新書もその隣に2冊あったし、かつ西尾氏の本や件の『嫌韓流』がそばにあったりしたので、わたしにはやっぱり「右系の本が多い」印象です。

 読みたかったのは靖国神社への首相「公式」参拝をめぐる「政教分離」のところです。小林氏の論はネット上で右系論者の自論・持論として展開されることが多い印象があります。かつ、先日、友だちのサイトから「やれやれ」的にリンクしてあったブログの右右した記事と、それに対する少なくない方の同様に右右したコメントがまるではんこで押したような画一的な論として一致している印象がありました。なので、小林氏がどこかでそのようなことを言っていて、彼らはその影響を受けているのだろうか? と思ったのです。

 ‥‥立ち読みして「やっぱり」と思ったり、その分かえって驚いたことには、小林氏が『靖国論』の中で「政教分離」に関連して展開する論の内容・文脈・方向性・引用物と、件のブログで展開されていた論の内容・文脈・方向性・引用物とは完全に一致していたのでした。ひねりも何もなく大模倣大会。すごいなあ小林氏。でも彼本人がかつて言っていたように(『脱正義論』だったと思う)、彼の作品の熱烈なファンはまず彼とその作品の内容を疑うべきだろうに、と思いました。好きであるゆえに何も批判せずついていくなんて、そんなのはファンと言えないと思います。

■ 花をならう。偏見を知る。

 比較的「若手」のお坊さんの会で、生花、お花をならいに行きました。花や木に「表」と「裏」があること、ならびに「真」をしっかり立てないとどうにも始まらないこと、などなど、初めて聞く新鮮な驚きばかりで多々戸惑いもありつつ、有意義な時間が過ごせました。柳はいくら「ため」てもほぼ折れないことも知りました。企画してくれた方ありがとうございました。でもその花をその後どこかに忘れてきてしまいました‥‥嗚呼。

 ‥‥その後は忘年会でした。その前に一杯飲み屋さんで山崎の水割りをいただきました。店主さんが突如水割りについての蘊蓄を語り出したので本能的に身構えてしまいましたが、実際その20日以上寝かせたという水割りがいまだかつて飲んだことがないほど美味しかったので良かったです。

 鍋の最後の雑炊に溶き卵を細く細く垂らしていく、そのうまいやり方がやっと実地でやれたようで、とても嬉しかったです。特に先日うちで「かにたま」を調理したらカンカンに固まってしまい父母からかなり不評だったので、そんなわたしでもフルフル卵がうまくできることがわかって、それが嬉しかったです。

 「夜中あそんでる女子高生ふうの女性ってどうして一人残らず同じような鼻声なんだろう?」 街を歩きながらそれがやっぱりあらためて不思議だなと思いつつ帰りました。でも友だちにその不思議をメールしたら「えっ?」というたった一言の返信が来たので、どうやらその不思議はわたしの偏見に過ぎないようです。

 ではまた。

2005年12月6日(火) 12月7日(水)0:15 +0900

■ 札幌から帰る。

 こんにちは。札幌から帰ってきました。以下、昨日から今日にかけての日記です。札幌から新得に向かうJR北海道のふりこ特急「スーパーとかち」車内で書きあげました。ふりこによる軽い汽車酔いはどこに反映されているでしょう。ではでは。
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 夜中じゅううんうんうなりながらおったように思ったんですが、朝になったら頭痛は止んでました。良かったです。室温になじんだ水が美味しかった。7:00からお晨朝でした。別院の正式な正信偈がゆっくりめに感じられる日暮らしを送っております(実家のお寺の毎日の正信偈は住職の同意のもと非常にスピーディだと言えなくもないということです)

 今日は代表の方一人による布教実演と、それに対する他の参加者からの批評・要望、ならびに講師の先生からの指導でした。「布教使」という資格をもらうまではたくさんの人が法話を聞いた上で法話のカタチや内容について指導してくれるのに、いったん「布教使」になってしまうとなかなか言葉をもらえなくなるんだそうです。でも今日はみんなで法話に対して「ここは良かった」とか「ここは難しい」「こうではないか」などなど、実演してくださった方に言葉をたくさんあげました。そして実演された方ももらった言葉ひとつひとつ、苦言に対してもしっかり答えていらっしゃって、ここはとてもいいところだなあと思いました。そしてその人の実演と批評から話がまた広がっていって実際の布教を参加者みんなが真剣に考えて話し合っていて、‥‥という、そういう日でした。

 で、閉会式後、わたしは2006年の1月10日から20日まで、釧根地区の常例布教のご縁を正式にいただきました。いろんな人に「いけいけー!どんどん!」みたく激励していただきました。中でも谷川先生がとても喜んでくださったのがすごく嬉しかったです。どえらいことです。怖がって「いやいやわたしなんてまだまだとてもとても」と言い続けていたんでは前に進んでいくことにならんので「えいっ」と踏み切った感じです。うむ、踏み切った勇気は勇気として認めてあげよう、しかしきみに勝算というか何というか、何らかの戦略はあるのかね。と、わたしはわたしに言ってあげたい。うーむ。

 別院から出て駅の方へ行き、とりあえずロフトでシステム手帳の中身を買いました。ユニコーンの歌でも有名なシステム手帳、最近パソコンや携帯を使ってるので全然開いたり使ったりしてなかったんですが、紙メディアは立ち上げがゼロ秒だったり直接書き込めたりして非常に便利なので再び使い始めることにしました。

 カレンダがいっぱい並んでるのを見ていたら、ミッフィの小さいカレンダと大きいカレンダが売られてました。ちょっとだけ考えて大きい方を買いました。ミッフィカレンダの素晴らしいところは六曜が一切書かれていないところ、ならびに日付の下の余白が大きいので何でも書き込み放題というところでしょう。6年間購入し続けた木村さまのカレンダは今年も来年も買わず、わたしは今後毎年ミッフィカレンダで過ごすことになる予感がいたします。

 高橋しん『きみのカケラ』の5巻がそろそろ出るはずだ、と思って本屋さんに入ったら、村上春樹の『東京奇譚集』がありました。帯広の本屋さんで見たときは第2刷だらけだったから何となく買わなかったんだよな、と思いながら奥付を見たら、2刷と4刷が圧倒的な中になぜか1冊だけ初版がありました。

 (・_・) な、なんと。

 読んでない春樹の初版は購入することにしています。というか春樹の新刊は初版のみ買うことにしています。出版されてから大分経ってるのでとんでもない田舎の本屋さんに行かないと買えないだろうと思ってました。それが札幌で、しかもロフトの紀伊国屋で買えるなんて。札幌に来て本当に良かったです(をい)。なお駅そばの別の紀伊国屋に高橋しんの特設コーナがあって、そこに並んでた『きみのカケラ』は4巻まででした。『最終兵器彼女』の帯によるとサイカノが実写映画化されるんだそうです。どうなのよ実写って。日本の特撮力で大丈夫なの。戦闘シーンはリアルになるの。その恋はリアルに感じられるの。泣けるの。おじさんはすごく心配です。

 ‥‥以下に札幌についた5日の日記があります。ではです。

2005年12月5日(月) 12月6日(火)22:00 +0900

■ 札幌に行く。

 朝、あたまがちょっと痛い気もしましたが極力気にしないことにして、お晨朝には遅れて出席、というか本堂・会館・納骨堂は間に合わなかったのでお内仏だけお参りしました。嗚呼、こんなんで良いのか。病み上がりだからと言って甘えていられるのも今日までだろう。

 で、札幌に行きました。駅から札幌別院までは近いのですが無理せずタクシーで行きました。12月のこの時期に雪がまったくない札幌って相当珍しいんじゃないだろうか。大丈夫なのか。来年の春とか水不足にならんのだろうか。ちょっと心配になりました。

 参加した会合の名前は「北海道教区青年僧侶研修会・布教使補研修会」です。受付までまだだいぶ時間があるなあと思っていたら、開会式の中にある「入団式」のとき、代表で挨拶させていただくことになりました。大体こんなことを話してください、という指導があって良かったです(たぶん五十音順でわたしなのでした)。「入団式」なるものをわざわざ時間とってやってくださって、しかも記念品(かっちょいいお念珠)までくださった。なんてこった。ありがとう、すみません。伝道院で一緒に学んだ友だちも来てました。ひさしぶりの再会でした。元気そうで、頑張ってるそうで、良かったです。

 研修は本山の方から来られた谷川先生による、慣れや慢心に陥ることなくいまいちど布教の原点に立ち返ってのお取り次ぎをさせていただきましょう、‥‥という内容の(ようにわたしには聞こえた)お話が最初にありました。もちろん本当はこんな↑2、3行で書けるような内容じゃなく、かつもっとわかりやすくて話題も笑いもいっぱい詰まったお話だったんですよ。紙面の都合上こんな簡単に書いたに過ぎませんよ。

 その後は机を「ロ」の字に並べて談話会のようなことをしました。布教使さん方が実際の布教の場で経験されたことをふまえたたくさんの話が聞けてすごくよかったです。いろんな立場やいろんな考え方があるんだなあ、と思いました。また、新入団の人に布教使になった動機を聞くコーナもありました。わたしわかったような勝手なことを喋ってしまった。かつ、聞いてくれてる先輩方・同輩方の顔も目も見ずに喋ってしまった。せっかくの機会だったのに。これじゃいかんぜよ。

 その後は懇親会ですすきのに行きました。すすきので飲んだのは代ゼミ札幌校で浪人してたとき以来です!と言って飲みました。しかしいま(6日、16:18)気付いたことには、大学二年の時に東京出身の先輩と同輩と三人で車に乗って北海道旅行をしたときに姉とその友だち三人と一緒にサッポロビール園で飲んだのでした。ああ、つまり、1990年の1月以来ではなく、1992年の夏以来でした。

 懇親会も座談会のようにたくさんの方の話が聞けて良かったです。龍大生活が少し重なってる人もいて、共通の友人知人を確認できて、そこから話がふくらんだり深まったりもしました。

 とても楽しかったんですが、どうも体調が完全ではないようだったので二次会で別院に帰りました。それにしても山崎の12年は非常にうまいんですね! 体調がすぐれなくてもそのくらいはわかりました。帰って水をたくさん飲んで、枕元にさらに一本確保して眠りました。

2005年12月4日(日) 12月4日(日)23:45 +0900

■ 熱が下がる。

 朝起きて熱をはかったら36度5分でした。間髪を入れず二度目をはかったら6分でした。下がったらしい。‥‥なんだけど今日はご法事があるのでご門徒さんちへのお参りはそもそもない、病み上がりには優しい一日でした。洗濯をしたり日記を書いたり、ラグビー中継を見たりしました。

■ 今年も勝ちました。

 ラグビー中継、明治が史上最強に強かった15年前頃はスタジアムが紺色の奴らばっかりで超満員になってました。チケットを夜なべして並んで獲る学生対策で、その頃から対抗戦の早明戦だけすべてのチケットがハガキ抽選になってましたが、今はどうやってるんでしょう、今年はだいぶ空きがあって6割か7割くらいの入りだったように見えました。たぶん明治が強くないと満員にならないんだろうかと思います。

 点差は開きましたが後半の後半10分くらいは集中が途切れないとても良い展開になりました。一方を応援しながら見ている分にはしんどくてたまらん展開とも言いますけど。。でも、やっぱり良いものは良いのです。

 明日は札幌です。布教使さんの研修会です。きっと雪深いんだろうな。ではでは。

2005年12月3日(土) 12月4日(日)23:45 +0900

■ 熱が下がりかける。

 朝、やっぱり熱がありました。ご門徒さんちへのお参りは今日も不可能ということに。夜まで断続的に頭がふわ〜ふわ〜とする感じでした。でも昼とか昼下がりとか、適当にベッドから出歩いて洗い物をするくらいはできました。しかし同志社と大体大のラグビー中継は途中でしんどくなって眠ってしまいました。とても良い試合だったらしいのに、残念です。同様に、J1の中継も途中でしんどくなって眠ってしまいました。こちらも歴史に残るほどの勝ち点争いだったみたいですね。紙一重だけど結果って残酷でもあるなあ。

 明日の朝になって熱が下がってなかったら病院に行くことになりました。また、本当に熱が下がらなかったらそりゃ月曜から札幌で開催される布教使さんの研修会・ならびに布教団への入団式への参加は見送らざるを得ないだろうなあということになりました。

2005年12月2日(金) 12月4日(日)23:45 +0900

■ 熱が下がらない。

 おまいりにも行かず、日記も書かず、本も読まずに寝てました。朝ごはんのとき母がりんごの擦ったのをくれました。わたしがりんごアレルギーであることをすっかり忘れていたそうです。わたしはわたしで「レンジでチンしたのを擦ってわざわざ冷やしてくれたのか、悪いなあ」と思い込んで、うっかり一口食べてしまいました。初めて知ったことには、体調が悪いときの空きっ腹にりんごの擦ったのは無茶苦茶効きます。胃の壁にピンポイントで「しくしく」きました。もう油断すまい。

 昼や夜も伏せっておりました。明日のおまいりは明日の朝になって体調をみて、それから考えようということになりました。

2005年12月1日(木) 12月4日(日)23:45 +0900

■ 法話。

 朝、お晨朝後のご法話を担当させてもらいました。内容は、11月30日の日記で「こんなことを話そうと思っています」と書いたように、以下のようなものでした。
 弔辞や弔電で “謹んで哀悼の意を表しますとともに、心よりご冥福をお祈り致します。” と言うのをよく聞きますが、これは丁寧に言っているつもりで、その実、(こないだの布教使さんのお話でも皆さんご存知のように、)後半はじつはあまりに失礼なことを言っています。後半はいっそ無くても良い。 “謹んで哀悼の意を表します” で終わった方がはるかに良い。

 とは言え、コレが世間一般の常套句となってしまっている現在です。なので “謹んで哀悼の意を表します” の後に何か続けなければしっくり来なくて仕方がないと言うむきもあるかもしれません。だとしたら、「何も言わなくて良い」と言って終わり、ではなく、何かもっと良い言葉を考えなければならないと思います。

 ということで、 “ご冥福をお祈りします” に代わりうる言葉を考えてみました。これが唯一の正解というわけではもちろんありません。でもせっかくなので一応ご紹介させていただきます。

 言葉の響きと実内容と、そして言葉の意味が厳密にはわからない人に対しても感覚的にわかることばであるためには、 “ご冥福をお祈りします” はこのように言い換えるべきではないでしょうか。

“謹んで哀悼の意を表するとともに、ひとしく救われて行くお浄土を思い、ともにお念仏申しあげます。”

 亡くなった方は決して日の光の差さない暗くて淋しい冥土に行くわけではないので、そこでの幸を願う必要はありません。そしてまた、その方が亡くなった事実はわたしたちにこの世の無常という辛く悲しい、しかし当たり前の現実を突きつけるとともに、わたしたちがひとしく救われていくお浄土を思わせ、その救いの証拠を明らかに示してくれるからです。ですからここに集ったみんなで、還相回向であるお念仏を申し上げるのです。云々。


 スミマセン。こんなにすらすら話せはしませんでした。またこんなにカッチリと話せたわけでもありませんでした。実際に話せたのは、この1/3くらいだったんじゃないでしょうか。それにしてもなんかこう、わたしが言うといつもいつもかなり嘘くさく感じるであります。

■ 熱が出た。

 お晨朝・法話の後、午前中は報恩講さん参りに行きました。三軒。ちょっと熱っぽくなって来たなあと思いながらお昼は味噌ラーメンを調理して食べました。熱を下げようと思ってニンニク入れまくり。美味しかったです。その後その甲斐もなく本格的に熱が出てきました。咳が出たりのどが痛くなったりはしませんでしたが食欲が減退したり体中がだる〜くなったりしました。心配されて親から「何が食べたい?」とかいろいろ聞かれるのに答えるのさえ尋常じゃなく煩わしくて、参りました。お茶とポカリスエット飲みまくり。

 その後、熱は4日の朝まであんまり下がりませんでした。

2005年12月4日(日) 12月4日(日)13:40 +0900

■ 伏せってました。

 12月1日から今まで、注射の内容というよりは注射という現象そのものに当たったらしくずっと熱が出て伏せってました。笑いごとじゃないくらいしんどかった。昨日までの日記はまだ書けてません。今日これから書いてみて書けたらアップいたします。今日はこれからラグビーを見ます。明日は札幌に行って泊まって来る予定です。ではひとまず。


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