Just a Little Bit of
2005年9月の日記

2005年9月30日(金) 10月4日(火)16:00 +0900

■ 出発・到着。

 広島に向けて発ちました。ずっと前、広島に行こうと思った当初の見込みでは、帯広駅から汽車で新千歳空港へ行き、新千歳空港から飛行機で広島空港まで飛び、‥‥ということになっていたんだけど、JTBのツアーを利用すると、帯広空港から羽田を経由して広島空港に到着するという方法を採る方が良いらしかったので、そっちにしました。なので一日に二回も飛行機に乗ることになった。飛行機に乗るということはそれだけ堕ちる確率が上がるということなのであんまりしたくないんだけど、でも手軽な方を選んでしまうのでありました。

 羽田空港にテトリスがありました。嬉しかったです。何年ぶりだろう。感覚がまったく戻ってこなくてレベル18で終わってしまいました。悔しかったです。帰りには羽田そんなに滞在時間ないからやれないと思う。

 去年は京都から新幹線で一緒に来た友だちからはぐれないように移動していれば学寮についたんですが、今年は北海道と九州から別々の出発だったので別々の到着となりました。広島空港と広島駅を結ぶリムジンバスは新幹線口に着いてくれたので、少しだけ残っていた記憶を手繰り手繰り、教えてもらった路線バス乗り場から乗るべきバスに乗って行くことが出来ました。

 着いて挨拶して買い物して近所でお好み焼きをいただいてちょっと飲んで、ぽーっとしていたら友だちが到着しました。去年と同様そのままぽーっとし続けて、やがて去年と同様22時頃からは先生がレジュメを作るのを手伝いました。その後も去年と同様、勉強会でした。そして眠る。

 30日はそのようにして終了しました。

2005年9月29日(木) 9月30日(木)1:00 +0900

■ 買い物。

 しばらく留守になります。6日の夜にはネットに復帰します、たぶん。

 京都にいもを送りました。いつも名字で呼ばせてもらっていた方にも送ったんだけど、名刺や名簿がどこかに行ってしまって下の名前がわからなくてちょっと失礼なことになってます。電話番号は書いたので届けることはできるとのことでした。

 今日はジュラルミンのケースを探しに行ってアルミのケースを買ってきました。うちの家族の間では「ジュラルミンのケースというのは存在しないんじゃないだろうか?」という結論に達しつつあります。実際にはきっとあるんだろうけど、でも帯広では購入困難でひょっとすると注文したりなんだりややこしいことになるのかもしれない。

 旅行かばんの手頃なのも買えました。アルミケースの1/4の値段でした。

 高校の頃、ってことは17年くらい前に友だちと二人で行ったスリランカカレーの店で生涯二度目の食事をしました。美味しかったのに存在をそっくり忘れていた。17年のインターバルを精神的には一瞬で乗り越えるほど相変わらず辛かったです。以前チャパティが大量について「誰がこんなに食うんだよ」って笑ってたら辛すぎて足りなくなったのが懐かしく思い出されます。今日も父とひぃひぃ言いながらいただきました。ランチは非常にリーズナブルな値段でびっくりしました。

 仏具屋さんにも行きました。帯広で100年以上仏具を扱っているお店です。老舗といえます。本店は広小路で小さめ、でも南町店はお店の大きさも品揃えもそして雰囲気も京都の仏具屋さんみたいで奇妙な懐かしさを感じました。輪灯の灯芯がなかなか入荷しないみたいで大変そうでした。この界隈でも最近あんまり使ってるお寺がないとのことです。ご門徒さんのおうちでもほとんど使ってないですし。でも本願寺ではものすごい量を現在も使い続けていてわたしとしては心強いというか何というか、本願寺で菜種油を灯芯で燃やし続けているうちは、うちのお寺も可能な限りこのままでいけたら良いなと思っています。ご門徒さん方は今度「おみがき」もしてくださるそうです。報恩講が近くなってきております。

■ セレモニアル・スタート。

 わたしは広島行きの準備があるので見られませんでしたが、帯広の街ではラリー・ジャパンのセレモニアル・スタートがおこなわれていたようです。20:30ころ用事があって街に入ったらどうやらソレの終わった直後らしく人が大胆に信号無視しまくって歩いててちょっと大変でした。警察官も多く出てきびきび整備してたり、何かあったのかパトカーに乗せられるように見える一般人みたいな人を見たり、おまつりみたいな感じになってました。旗を持ってにこにこ歩いてる人たちが本当に多かった。今年も成功すると良いですね、ラリージャパン。ソルベルグがこの街に実際にいるのかと思うとちょっとわくわくします。気のせいじゃなくスバルの応援の人が多いなぁ。今年は三菱が良いみたいだから来年はそっちが増えるのかな。

 帰ってきたら阪神が優勝してました。今年はどうやら藤川なんですかねMVPは。前回は絶対矢野だろうとおもってたら思いっきり違ったけど、今回はどうでしょう。まあわたしは東京の白っぽいユニフォームの球団が好きなのであんまり関係ありません。阪神も良いけど『半神』も良いですよ。

 最後に床をクイックルワイパーで磨いて、引っ越しに伴う掃除が本当に終わりました。何がどこに行ったか全然わからなくなったけど、床が大部分見えるというのは奇跡とかマホウとかそういうありえない事ではなかったんですね。勉強になります。

2005年9月28日(水) 9月27日(火)23:45 +0900

■ 迷う。

 なしとかぶどうとか、いただいたものをいろいろ姉の家にお裾分けしに車で行きました。いつもは父や母の運転でスイスイ行くところなのに、自分一人でテキトーに行くともうわけがわからん。二度三度迷いながら迷いながらやっと着きました。ガソリン高いので無駄遣いしないように気をつけないとならん。

2005年9月27日(火) 9月27日(火)23:45 +0900

■ 1988年の新聞。

 引っ越し荷物の整理は完全に終了しました。今は引っ越し以前から実家のわたしの部屋に置いてあった想い出系の荷物を整理しています。経験的に、中身が見えなくて真ん中が微妙にふくれたビニール袋、というのが、大きさの割に整理に時間がかかって怖いです。そ中からは修学旅行でもらったパンフレットや入場券がごろごろ出てきてます。こういうのはアルバムに貼るべきなのかなあ。‥‥でも時刻表とか地図とかは使えないしかさばるので捨てます。奈良シルクロード博のもろもろも捨てようと思う。でも中学や高校で印刷して配布された日程表や座席表は一応とっておこう。

 高校の修学旅行、わたしは1988年9月25日(日)に出発したらしいです。その日の朝日新聞北海道版がとってありました。わたしんちでは当時から朝日新聞じゃなく道新と勝毎をとってます。わたしは昔『朝日ジャーナル』や朝日新聞が大好きだったので駅で見て嬉しくなって買ったんだろうと思う。

 1988年9月25日(日)朝日朝刊のトップ見出しは「天皇陛下 ご重体」です(昭和天皇ですよ、念のため)。記事によると19日に最初の吐血をしてたらしい。そのヨコには「ソウル五輪 鈴木大地 百メートル背泳 初の「金」」という記事があります。天声人語はベン・ジョンソンの百メートル9秒79の世界新記録(当時:いろんな意味で)を手放しで褒めちぎってます。ほかに特筆すべき記事は「千代の富士 25度目のV」の記事でしょうか。本当に強かったんだよなあ。

 日曜特別版の方には書評が載ってます。橋爪大三郎『はじめての構造主義』(講談社現代新書)が大きく扱われていて、下の方にはスペインの作家 R.D. バリュー=インクラン著『冬のソナタ』の書評もある。「ソナタ四部作」の完結編なんだそうです。ペさんのアレとは関係がないらしい。

 ‥‥なんて一々気にして熟読してたら終わるモノも終わらない。

2005年9月26日(月) 9月30日(木)1:00 +0900

■ おなかが。

 出てます。出てますと言うよりも下腹部の贅肉が非常に多くなってます。どうやったら回復されるんだろう。やっぱりごはんを減らすのがてっとりばやい思ってしまうよなあ

2005年9月25日(日) 9月30日(木)1:00 +0900

■ さて。

 さて何をしたんだったかなあ。お参りをしたり送り迎えをしたり、で一日おわってしまったんだったかなあ。

2005年9月24日(土) 9月30日(木)1:00 +0900

■ 準備。

 広島に行く準備をしたり、書評を書いたり、掃除をしたり、運転したり、しました。ガンダム SEED DESTINY やツバサクロニクルを見ることも出来ました。

2005年9月23日(金) 9月30日(木)1:00 +0900

■ うぅむ。

 何をしたか思い出せません。書評、卒論、掃除、運転、準備だとは思うのです。

2005年9月22日(木) 9月30日(木)1:00 +0900

■ 実は。

 Fiction Junction YUUKA(南里侑香と梶浦由記)の『焔の扉』はこの日に発売だったんだそうです。わたしは29日にCDショップに行って見かけて買ってきました。

2005年9月21日(水) 9月22日(木)1:45 +0900

■ 部屋の整理が終わりに近づいた。

 引っ越してからずっとかかっていた部屋の整理が何となく終わりに近づいてきてるような気がし始めました。CDやDVDの山もだんだん分類・整理できてきたし、本はそういえばずっと前に一応の分類・整理は出来ていました。今日はそれぞれを本棚やタンスやよくわからない棚に押し込めることができました。

 昔から、何がどこにあるかわかりやすく、後で取り出しやすく整理して整頓することが非常に苦手です。今回も非常に苦手です。バックアップCDの整理は頑張ったんだけど、市販CDはそのすべてを段ボール二つにぎゅうぎゅう押し込めて押入に放り込んでにこにこしてるという、そういうわけわからんことをしております。ヘヴィローテという概念があるってのに何をしてるのかねこの人は。

 終わりは始まりと言います。整理は終わり、悩み始めます。

■ 論文の直し。

 論文の直し作業をそろそろ始めようと思ったのは良いけれど、提出した稿がPCのどこを探しても見つからない。おかしいなと思って検索をかけたけれどやっぱり見つからない。おかいし。ふと、友人に貸したままのUSBフラッシュメモリのことを思いだす。ひょっとするとアレに入っていたのではないだろうか → きっと入っていたんだろう → 入っていたに違いない → 入っていたに決まっている → 「大至急アレを送ってくれ!」という電話をしました。入ってなかったら、そのときまた悩み始めることにします。いちばん最近の稿は註番号がより論文チックになっておりまして、本文の地の文に座ってるんではなく、ルビのように脇でつつましやかに寄り添ってます。内容的には同一で註番号の付き方が違うだけなので、内容への修正意見について考えることはいっぱいできました。よかったです。

 そうそう。昨日「orz」の意味がようやっとわかったかもしれません。まるで自分が恋をしているのを発見したかのような、それほどの唐突さをもって理解がなされました。こういう驚きって良いね。新鮮だよね。踊るよ踊るよ。って言うか最近ぜんぜん恋してないな。orz

 明日はいよいよ書評を考えます。ではおやすみなさい。

2005年9月20日(火) 9月20日(火)22:30 +0900

■ キムチ鍋。

 北海道はだんだん涼しくなってきています。いかがおすごしですか。いしだは毎日ちょっと眠いんだけどおおむね元気っぽくやっております。車の運転も下手クソながらぶつからずぶつけずぶつけらもせず何んとかなってます。ある人が怒らないのはその人がすごいからではなく周囲がその人を怒らせないように推移しているからに過ぎない、同様に、わたしの運転する車が何にもぶつからないのは周囲がぶつからないように動いてくれてるからに過ぎないのだ、ということが事実として確信される今日のこのごろ。

 今日の晩ご飯はキムチ鍋でした。土鍋に水を入れ、刻んだ豚肉を入れて一煮立ちさせ、それから刻んだ人参・キムチ・さいの目の豆腐を入れてまた煮立て、ねぎを入れ味噌を入れオイスターソースや出汁粉を入れて適当にやっていれば、とても辛くて美味しいキムチ鍋になりました。味付けもその後の汗いっぱいもすべて結果オーライです。今日は夕方涼しすぎたので暖かくて辛い鍋はまた格別でした。

 車を運転しながら今日はじめてテクノを聞いてみました。電気グルーヴが編集した『テクノ専門学校』、その三枚を自分なりにピックアウトして一枚にバックアップした、引っ越しで再発見されたCDを聞きながら運転した感想は、「素晴らしい!」に尽きました。以前は論文を書くときにヘッドフォンでテクノを聞きながらでなければどうにも筆が進まなかった記憶がある。今回はテクノを聞いていてもスピードが上がって進みすぎることもなさそうです。たぶん三日もすればまた飽きるんだろうけど、飽きるまではこれで行こうと思っております。

 そんな感じなのです。

2005年9月19日(月) 9月19日(月)23:20 +0900

■ 除草剤。

 お寺の建物の周囲に除草剤を散布しました。7リットルくらい入る専用の容器に水を6リットルくらい入れ、専用の溶剤を200ccほど入れ、蓋をし、蓋についてる空気入れで空気を充填し、背負い、ホースの尖端についている取っ手の引き金を引くと除草剤がスプレーされる。だんだん空気がなくなると勢いがなくなるので降ろしてまた空気を入れて背負い引き金を引く。30分ほどで容器がカラになるのでまた水と溶剤を入れて空気を入れる。その繰り返し。都合8回。

 くたくたになりました。やわっちい。

 今日はお通夜がありました。父と母とわたしで行って、わたしがキンを叩いたところ、帰ってきていろいろ非常に具体的に「こうすべきだ」「ああすべきではない」という指導を受けました。葬儀なのだから声を張り上げるなと言うかと思うと声が小さいという。キンを大きく叩な音で叩くなと言いながら音が小さいと言う。気持ちはわかる気がするし、たしかに大きすぎず小さすぎずの「適当」がいちばん難しいのもわかっているけれど、わかりやすく言えば「自分以外の誰が何をしても取りあえず気に入らない」を見せつけられてる気もして微妙です。明日の葬儀の練習の時にはとりあえずすべてを大きめの声、大きめの音にして臨んだところそれほど再指導は受けなかったので、恐らく、大きめにすれば良いということなのかもしれないと思う。

 指導者が二人いると困る、とも思う。内容が食い違うことはないんだけど、こちらが考えたり咀嚼したり休んだりする間もなくどんどん、多少「たたみかける」勢いで言ってきてくれるので非常にしんどいことがある。まあまあ慣れていきます。

 お通夜やお葬式の案内、新聞には「往生の素懐を遂げました」ではなくなぜか「永眠」と出てしまってました。「往生の素懐を遂げる」「命終する」「永眠する」、これらはその人の現在を示す、事実を示す言葉であるとともに、亡くなった方がどこの宗派の何をよろこんでおられたのかを知る手がかりにもなる、そういうものでもあるのです。

2005年9月18日(日) 9月19日(月)23:20 +0900

■ CDの整理。

 京都から持って帰ってきたCDがいっぱいあります。市販の音楽CDもいっぱい、バックアップCDもいっぱい。データCDだけではなく音楽バックアップCDもかなりいっぱいあります。驚いたことには『Air』のバックアップが3セットもありました。まあ、もう、3回以上クリアしてるからどうでも良いっちゃ良いんだよ、うん。しかしお聖教のPDFバックアップに迫る勢いであります。ないよりはある方がそりゃ良いわけです、うん。

 お通夜・お葬式、部屋の掃除があるので書評を火曜日までに上げることは不可能となりました。相手は「今週中で間に合う」と言ってくれてるのに自分で「月曜日までには必ず上げる」と言ってしまった、その見込みの甘さをかみしめながら、メール出そう。

2005年9月17日(土) 9月17日(土)19:30 +0900

■ 枝豆。

 枝豆を食べています。中身が黒っぽいのでひょっとすると黒豆の枝豆かもしれない、と思いながらいただいています。非常に味が濃い。

 何日かたまっていた日記を書きました。何日か経った記憶というのは本当にあてにならないもんだなあと思う。

2005年9月16日(金) 9月17日(土)19:30 +0900

■ ワックスかけ。

 三人のご門徒さんと父に向かってご法話をさせていただきました。昨日家に来て聖書を勧めていったカルトの人と話した中でいろいろ思ったこと、彼女が帰っていった後で反省したこと、などなどについて話しました。その後、それに関連して複数の人から反応をいただけました。良かったです。

 父と二人で一階のほぼ全フロアの床にワックスをかけました。床の上からすべてのモノを除けないと古いのを剥がすことも新しいのを塗ることもできないので、ベッドやソファやテーブルや椅子や、そういったものを全部お寺の廊下の邪魔にならないところに移動させるのがまずすごい重労働でした。その後のワックスがけそのものも負けず劣らずしっかり重労働で、へとへとに疲れました。ところどころ失敗してるようだけどまあ初めてかけたにしては上出来なのではなかろうか。というか上出来であるということにしておこう。

 卒論の査読が終わって宗学院から原稿が返ってきました。あんまり変更しなくてすむようです。月末までに訂正原稿を送ります。データも送ります。というか、もはやメールでデータだけ送った方が良いんではないだろうか?

 携帯、3月からパケット割りを申し込んで使ってるんだけど、割引料金限界まで全然使わない。なのでそっちの割引を解約しました。ついでに住所変更もしておきました。

2005年9月15日(木) 9月17日(土)19:30 +0900

■ 書評の締切。

 今年になってから書評を全然書けてません。本の表紙データはしかるべきところに送りました。あとは原稿を捏造して送るだけ。8冊くらいなもんさ。ききき。

 カルトの人が聖書を勧めに来ました。そのカルトの教えは好きになれないこと、そのカルトが編集した聖書は読みたくないこと、わたしはすでに新共同訳の聖書を持っていてそれを読めること、宗教的には仏教ですごく間に合っていることを伝えて、帰ってもらいました。話す中でそのカルトを誹謗するようなことをついつい言ってしまう、こういう自分がイヤです。絶えず「わたしはこう思う」で止めなければいけない。「だからあなた間違ってる、駄目だ駄目だ」と言ってはいけない。事実だからいつどこで言っても良いのかというと、そんなことはないのでありました。駄目駄目です。

 夜、最寄りの帯広駅ではなく新得駅の方に父を迎えに行ったら、お祭りか何かをしていて駐車場が満杯でした。邪魔にならない(と思う)ところに停車して、邪魔にならないようにライトを消し、CDを聞きながら汽車が着くのを待っていたら、街が明るくて油断したんでしょう、父が車に乗ってからもライトを点灯させずに走り出してしまい、何人もの方に迷惑をかけてしまいました。ぶつかるこことも轢くこともなく済んで本当に良かった。

 Keyというところが販売している『Air』というゲームのオープニング曲が台湾で盗作されたんだそうです。このゲームは歴としたエロゲーでして、そういうシーンも一応ある。でもストーリィ展開上そのシーンは必ずしも嬉しいシーンとは言えず、かつそういうシーンなのにBGMも非常に悲しげな曲がかかる。どうしてこんな短調なの?と思う。伝え聞いたところによると、PS版はそれをふまえ18禁系のエロシーンを全面カット、全年齢対象版として発売され、オリジナル版にはなかったキャラクタボイスも搭載、そこそこ売れたんだそうですというより大ヒットかもしれない。今年になってから連続アニメと劇場用アニメにもなりました。映画は酷いもんだった。連続アニメは途中までしか見られてないけど頑張っていました、というのは昔ココに書いたんだったか。どうだったか。覚えてないや。すみません。その連続アニメのオープニング曲もゲームのオープニングと同じ曲が、ものすごく切り貼りされてですけども使われてました。すんごいキャッチーな曲なのでね。そら著作権をまったく重視しない人からは盗作くらいされても不思議はない、気もします。でも残念なことですね。

2005年9月14日(水) 9月17日(土)19:30 +0900

■ ?。

 水曜日は何をしたんだったろう‥‥。まーったく思い出せない。

2005年9月13日(火) 9月14日(水)1:30 +0900

■ 酵母って大事なのね。

 「プロジェクトX」が十勝ワインでした。良い感じで大変そうでした。清見がそんなすごいブドウだったとはラベルの説明を読んだだけではわかりませんでした。同じ内容でも田口トモロヲが読んだかから「すごい!」と思えただけ? いやそんなことはあるまい。エリザベス女王やダイアナさんが日本に来たとき十勝ワインを「これが日本のワインです」と言って出したという話を人づてに聞いたことがある、それが本当かどうかやってくれないかなーと思って見てたけど、その話はカケラも出て来ませんで、本当なのかどうか判明しませんでした。残念。わたしとしては今後おみやげに持っていく優先順位が比較的高くなったりするかもしれません。いや、京都のデパートでも帯広で買うのと同じ値段で買えたから、もはや「おみやげ」ではないかもしれないや。今まではうまいうまいと言って飲んでるだけでしたが、きっとこれからもうまいうまいと言って飲んでるだけでしょう。

2005年9月12日(月) 9月14日(水)1:30 +0900

■ 「ねじれ」。

 選挙の結果を新聞でざっと見たら、北海道と岩手では民主党が第一党、他府県はほぼ全部自民党が第一党、かつ圧勝という状況でした。ご門徒さんの一人に聞いたところ、これは「ねじれ現象」と言うのだそうです。何が「ねじれ」てるのかはよくわからないけれど、恐らく全国が一律の結果にはならなかったから、それを「ねじれ」と表現しているのかなと思いました。郵政民営化が焦点だと言われ続けた、しかし実際にそれだけが焦点ではない選挙でした。今後どうなっていくのかよくわからんで、変な気分です。

 わたしとしては、政教分離も宗教も何もわかってない党が第一党で過半数をとってしまっている、この状況は非常に、悪夢みたく非常にイヤな状況です。

 好戦的になるための格好の材料は内外にいっぱいある。また、理念的には軍備は不要だけど実質的には必要。なので九条が変えられることはほぼ確定的だと思う。ということは、これから大事になるのは、憲法を守ることではなく、新しくなってしまう憲法の下でも平和を維持する枠組みを今までよりもしっかり維持することだと思う。つまり政府が好戦的になることを防がなければならない。また、「クニ」の定義もあやふやなままで「自国の利益」を優先するためには方法を選ばないと発言する有識者や有力者が今後いろいろな場面で出てくる、それに対して情でも論理でもいちいちしっかり「それは違うよ」と言っていかなければならない。 ‥‥ 具体的には、よくわからない。でもこのまま放って見てるわけにはいかなくなるんだろうなと思う。

 九条については、最悪の場合それでも良いと思う。しかし政教分離についてはこれは言えない。習慣や風習を宗教じゃないと定めて無理矢理ねじって政教を一致させ、他の宗教の世界観に生きている人に不自由を強い不愉快を強制し抑圧しておいて「我慢しなさい」という判決を下す最高裁がいよいよ本領を発揮する。こんな状況になってしまったら何を努力してもほぼ無駄になってしまう。こういうことはきっと公明党もわかってくれてると思うんだけど、でも公明党が駄目だと言ってもそこだけ別の党がスッと賛成に回れば自民党の考えている無茶苦茶な「改正」案が通ってしまう。かつ公明党は政治的には他の一般的な党と一緒で終始一貫した政策が一切ないから、他の党同様、何をするかははっきり言ってこれまた全然わからない。

 わけわからん党を過半数にしてはいけないとあらためて思いました。われわれは一体なにをしているのか。政府がくだらないからと言って政府に文句を言うだけではやっぱり駄目です。自分たちがくだらない選挙をするからくだらない政府になる。そしてそれが助長されていく。

2005年9月11日(日) 9月14日(水)1:30 +0900

■ 選挙。完封負け。

 選挙でした。投票の中間集計で投票率のいちばん高い県・いちばん低い県が定時ニュースのたびに伝えられ、そのたびにトップもワーストも入れ替わっていました。たぶん「いちばん低い」と伝えられた県の人でまだ投票してない人はなんとなく居心地が悪くなって投票に行ったんでしょうか。逆に投票率が二番目に良いと伝えられた県の人はどうせならトップが良いと思って大挙して投票所に押し寄せたんでしょうか。 ‥‥ たぶんそんなことはないんだろうけれど、そのくらい時々刻々と変化しているように思えました。選挙の結果については、なんかしんどくなってしまいました。小泉さんもインタビューの第一声で「いや、おどろいています」的なことを言ってたような気がする。どうしちゃったんだろう。

 六大学野球、早稲田が東大に 0-1 で完封されて負けてました。完封負けは11年振りだそうです。わたし早稲田が東大に 0-6 で完封負けするのを神宮球場で見たことがあります、あれは1994年。年数的にはきっちり合います。早稲田の応援席は100人以上、東大は10人か20人でした。奴らにとっては一生忘れられない良い想い出になったろうなあ。こっちはこっちでやっぱり「非常に貴重なモノを見た」という感じはありました。貴重であればそれで良いかというとそんなことは全然ない。まったく嬉しくない、イヤな思いでの一つ。

2005年9月10日(土) 9月11日(日)14:30 +0900

■ コーヒー。さんま。

 友だちの家に行ったら友だちの奥さんが子どもにすごく「お母さん」っぽい声で話していて、なんか良いなあと思いました。琥珀という喫茶店に行ってコーヒーを飲みました。美味しかったです。帰ってきたら友だちのお父さんが秋刀魚を三枚におろして刺身にしてました。おいしそうでした。すごい多芸なお父さんだなあといつも思う。‥‥わたしの夕ご飯はキムチチゲのようなモノでした。

2005年9月9日(金) 9月11日(日)14:30 +0900

■ 常例。

 お寺で常例法座がつとまりました。いまはお寺の周辺の農家の方々が一年で恐らくいちばん忙しい、もろもろ収穫の時期なのでお参りがいつもよりは少ない気が少ししましたがそれでも盛況で、布教使さんのお話もご法義ご法義、かつ具体的でわかりやすく、とてもありがたかったです。

■ 仮我した。

 こないだ購入したOAチェア(ワーキングチェアとも)を組み立てていたら仮我をしました。完成後は椅子の裏側について、高さを調節するために油圧?エア?の先端部分を「こんこん」と押す部品に直結している器具があります。それを保護材から外していたら、器具の取っ手の尖端から針金が8mmくらい飛び出ているのに気付かず、右中指の爪の付け根に思いっきり刺してしまいました。無茶苦茶痛かった。何が起こったのかわからないくらいびっくりした。よく「布団にまち針が混入していた!」とか「布団にまち針を刺していたヒトがいたから逮捕した!」とか聞くニュースをちょっと思い出しました。でも今回のコレは製造過程で何か間違って出たモノのようでした。危ないので切ろうと思ったけどすごく強い針金らしく全然切れません。切れたとしても少し残ると思える。残るということはつまり今後も刺さる危険が残るということだ。これは本当に危ない。‥‥ということで、買ったお店に電話して取り替えてもらうことにしました。組み立てたのを持ってきてくれるそうです。しかしなぜこんなところからこんな針金が飛び出ているのかわかりません。金属部品をプラスチックで「くるっ」と覆って一体成形しただけみたいな部品に思えるのにな。

 めげずにDVDドライブを本体に搭載しました。今までに見たドライブの中では奥行きが最短です。しかも非常に軽い。価格も最も安価。それでいて今までで最も多機能でRAMや二層メディアにも書き込めます。すごいなあ。

 ラックも組み上げました。こちらはデスクトップ本体のタワーが机の下に入るだろうと思って買ってきたんだけど、ほんの5cm足りなくて入りません。というかもし入ったとしても本体重すぎるので危険だと思う。なので液晶モニタを置いてあちこち移動させることができるちっちゃな台を床に置いて、その上に本体を載せることにしました。

 液晶モニタ、ものすごくキレイです。今までのブラウン管モニタが同じ17インチで1024x768だったのに対し1280x1024と大幅に広くなりました。なので今まで使っていた1024の壁紙が小さくなり、同じ柄で1280の壁紙を使うようにしたのだけど、もともとの絵がそんなに大きくないようで、もろに「拡大しました」という感じに見えて、ちょっと淋しい思いをしています。とても良いモニタなんだろうなあ。ほぼどの角度から見ても鮮明に見えるのもすばらしい。友だちは逆に、正面以外の角度から見ても表示されている内容をどこからでも見ることができるのは少しアレなんだそうで、わたしが買ったのとは違うのを買うことにしたんだそうです。そんなこと考えもしなかったな。

2005年9月8日(木) 9月8日(金)23:59 +0900

■ 台風一過。

 台風はわたしの住んでる地域を直撃せずに北海道を通り抜けて行きました。眠っている間に雨も風も止んで、朝にはスッキリとした青空が広がっていました。でもTVの中では同じ町のどこかが水に浸かった映像が流れていました。ギョッとして、お寺の裏にある、ほんの数十年前にはよく氾濫していたという川を見に行きました。水かさが昨晩あたりちょっと増えたときに堤防の内側の草をなびかせたような形跡はありましたが、決壊する心配はまったくないんじゃないかと思える、全然下の方の水位でした。ひとまずホッとしました。

 後になってとあるご門徒さんの分析を聞いたところでは、氾濫(理由は逆流でした)していたあの川の水源は大雨が降った糠平のあたりなので、その影響があってあの川だけ水かさが殊更に増えたのではないだろうか、ということでした。なるほど。そうなのかもしれません。「吹き返しの風」は今のところとても良い塩梅だ、ともお話しされてました。昼間あったかくて夜キュッと涼しくなってくれると豆が慌てて実締まって来るんだわ、とも。わたし豆大好きです。実りの秋です。

■ 広島に行く準備。
 9月30日にこちらを出て、10月5日まで広島に行くことにしました。「広島学寮」という浄土真宗本願寺派関連のところで報恩講さんがつとまるので参拝させていただいて、あわせて開催される勉強会でかなりぎりぎり絞られて来る予定です。

 そのための飛行機その他チケットの手配を業者さんに頼みました。パック旅行を利用して予定を組むとお得ですよ、とのことだったんだけど、送られてきた資料を父と一緒に精査・検討したところでは、そうそうお得に思えませんでした。なのでその旨を電話で伝え、自分たちの考えた安価な道筋を手配してくれるように頼もうと思った段階で、業者さんの説明が格段にわかりやすくなり、わたしたちが「パック旅行を利用する」方法を誤解していたことが判明しました。判明したらもう、そっちの方が断然お得だったので、そちらを利用することになりました。

 にしても飛行機の往復にいろいろプラスされてるのにも拘わらず正規の航空運賃より安価な旅行っていうのがいつも解せん。

■ せんきょ。
 京都の選管から不在者投票用紙の入ったとおぼしき封書がとどきました。「開封したら無効になる」と聞いていたのでそのまま役場の不在者投票所に持って行きました。父は「恐らく封筒は二重になっているはずで、上の一枚だけ開けるのは問題ないんではないか」と言ってくれてました。実際そうでした。投票所にいた可愛いおねいちゃんはわたしの渡した封書をはさみで開封して、中からもうひとつ封書を取りだし、「この封書を開けると無効になるんです」と言って丁寧に説明してくれました。

 投票用紙は三つありました。小選挙区の、候補者名を書く用紙。比例代表の、政党名を書く用紙。最高裁判事の国民審査の用紙。それらに書いてそれぞれを小さな封筒に入れて封をし、その三つをさらに別々の封筒に入れて「立会人」(りっかいにん)に渡して署名してもらい、出して来ました。

 国民審査は政教分離の問題や一票の格差の問題、その他、いっぱいいろんな問題が山積している中で最高裁の判事に任命されているということはそういうことだと思うので、うん。ここに多くは書きません。ただ棒線をいっぱい書く「カンカンカン」って音がたぶんどなたにも聞こえたんじゃなかろか。

2005年9月7日(水) 9月7日(水)23:59 +0900

■ 台風。

 北海道に台風が近づいています。というか、24:00頃に上陸するという予想なのですでにもう上陸したのかも知れません。14号です。

 19:00頃、ご門徒さんのおうちにお参りに行きました。そのときも雨風がありましたがそれほどでもなかった。一時間後に帰るときは非常に雨も風も強くなっていました。クルマを運転するのが非常に怖かった。隣に座っていた父はもっと怖かったことだろう。

 23:55現在、わたしの住んでるところでは、時々横なぐりの雨がガラス窓に当たって激しい音がします。風の音も聞こえてくる。でも外に出なければそんなに大変な感じはしません。

 先日発掘されたままに読み進めた『死者の代弁者』を読了しました。やはり名作だと思います。自分がソレを最善だと思っているからと言って他者もソレを最善だと思うに決まっていると決めつけるのは最悪な欺瞞であり傲慢でもある。そんなことは誰だって知っている。でも誰も知らない。それをかみしめながら、明日はいろんなものを整理しようと思うのであります。BGMはCLANNADの音楽集その他です。

 では。

2005年9月6日(火) 9月7日(水)23:59 +0900

■ 「罰」としての臓器摘出。

 臓器提供意思表示カードの新デザインが発表された、というTVニュースを見ました。お金かかったんだろうなあと思って見ていたら、JOT(日本臓器移植ネットワーク。【公式サイト】)関連の方が「亡くなった後で出てくることもあるので、そういうことがないように本人一枚、家庭に一枚、という持ち方をして欲しい」と言っている旨が伝えられました。

 ということは、今まで通り「カードは全部で何枚出てます」という統計を取るとしても、その「何枚出てる」が「何人持ってる」とイコールであることはますますなくなるということなんだな、と思いました。もともと「何枚出てる」の中には、わたしが過去に持っていろいろなところに○をして署名し、その後で考え直してハサミで切って破棄したのも二枚含まれているわけですし。「二枚持って欲しい」という願いを通り越してクルマに一枚、財布に一枚、パスケースに一枚、全部で三枚以上持つ人もきっと出てくることでしょうし。

 複数枚持つことを奨励するのもちょっと問題あるんじゃないかと思います。修学旅行に行くとき、家族みんなの分が一枚に記されている保険証のコピーを持って行くことが必須条件になっていたのが思い出されます。この場合、権威のある本物は一枚だけで、コピーの方はコピーに過ぎなかった。でもそれで用が足りるはずだから「コピーを持って来ること」と言われたんだろうと思う。実際、保険証の種類と被保険者名と番号と有効期限くらいがわかれば保険は受けられるはず。でもJOTは「一枚だけ書いて、本物は本人が、家族や近親者はコピーを持って」とは言ってない。本物を二枚作って二つの場所に持ってくれと言う。本物が複数枚存在するような方法を奨励している。

 現状においてさえカードに記載された内容が本人の意思を反映してことを証明する手だては「自署」のみとなっている。その一方で、現状においてさえ、何らかの理由で「自署」できない人のカードには他の人が代理で署名をしても全然問題ないとされてしまっている。

 キコキコ書いた「本物」と「転写コピー」とを別々の場所に置くんではなく、二回「本物」をキコキコ書いて別々の場所に置く。「自署」なのでどちらも本人の意思を反映していることになるわけだから良いようにも思えるのかもしれないが、実際にはそう良くはない。いやまったく良くない。非常に悪い。なぜなら、二枚が別々の場所にあって対照が不可能である以上、その二枚が同じ内容であるという証明が為され得ないからだ。異なった内容が書かれていたとしても、そのときたまたま参照できた「本物」の内容が唯一の内容にさせられてしまう。もちろん、「代筆」の「自署」でもそれは可能となる。

 JOTは本当にそれで良いと考えているのだろうか。

 先の国会に提出された・次の国会にも提出される自民党案は、臓器の摘出に本人の許諾意思表示を必須としている、現行法の最大の特徴を無に帰させるのが最大の特徴なのだから、本当にそれで良いと考えているのかも知れません。

 わたしは、良いとは考えません。

 疑わしきは罰せず。
 表示せずは切らず。


 本人が許諾していないのにその人の身体を切り刻んで死に至らしめるのは暴力・殺人に過ぎません。
 「脳死」と呼ばれる状態が「生」の一形態に過ぎないことがはっきりしている以上 (「生」の一形態に過ぎないから「みなしの死」としての「脳死」という選択肢が殊更に新設されたのです。)、いま現に生きているその人の意思を確認せずにその人の肉体を侵襲することには一体どのような意味があるのか。われわれはそれをもう一度考え直すべきではないのか。
 JOTは「脳死」からの臓器移植と最も近接した場所にいてすべてを知っているはずなのに、「われわれは新たに明るみに出た事実をもとに臓器移植医療そのものを立ち止まって考え直す時期に来ている」という提言をせず従来通り移植医療を讃美し推奨し、今までどおり何も考えずに突っ走ろうと言い切るのか。


 疑わしきは、罰します。
 表示せずは、切ります。


 生者が過去に自身の意思をはっきりと表示しなかった(意思表示カードに明確に書かなかった)からと言ってその身体を切り刻むのは、意思表示をしなかったペナルティとしては重すぎるのではないか。

 JOTは、重すぎるペナルティを課すことに心血を注いではならない。「私はこれこれの場合には積極的に切り刻まれて殺害されても良い」と積極的に認めた人の身体のみが切り刻まれる現状を維持し、臓器提供意思表示カードがそのような意思を表示するものであるという事実が人々に正しく理解されるように、今まで通り努力していくべきである。

 ではまた。

2005年9月5日(月) 9月6日(火)16:00 +0900

■ 爆発的なかゆさ。

 4月から上半身に部分的に発疹が出始めて非常にかゆいのを皮膚科に行って診てもらいました。8月に実家に帰ってきてからはまったく突然爆発的にかゆくなることも多い。原因不明。診察室で診てもらい、どきどきしながらお医者さんに「わたしアトピーがもともとあるんです。でもコレはどうもアトピーとも違うような気がします。何でしょう?」と尋ねたら、「わたしが見たところこれはアトピーではなく(典型的な)あせもですねえ」と回答されました。ネコやりんご以外の各種アレルギーも血液検査などして調べてもらおうと思っていたんだけど、なんか恥ずかしくなってあせもの薬をもらうだけでよしとしました。まあ、こんど耳鼻科にでも行ったときに調べてもらえば良いさね。

■ 北京亭。

 皮膚科後、せっかくマチに出たのでラーメンを食べました。味福は暖簾がかかってなかったので素通りして北京亭へ。どっちでもよかったんだけどね。変わらずうまい。やっぱり昨日家で調理したのとは麺が違うなあ。

■ 容量オーバー。

 京都から持って帰ってきた衣類が分量的にどうもタンスひとつ分より少しだけ、ほんの少しだけ多いようで、うまく収納できません。タンスの次に控えている収納はかなり大きな透明の衣装ケースになる。作務衣ひとつとセータふたつにそんな大容量は必要ないと思う。どうしようか。ひとまとめにしておきたいデータがCD一枚分より少しだけ、ほんの少しだけ微妙に多すぎるときに感じるジレンマによく似たジレンマ。タンスの中に入れた冬物をいっそ全部ケースに移してゆるゆる使おうか。

2005年9月4日(日) 9月6日(火)16:00 +0900

■ 買い物。

 父といろいろな店を回って、モニタとドライブとラックと椅子を買ってもらえました。「稼いで返してもらうから良い」と言ってくれていますが、何をどうやって稼ぐのかわたしにはいまいちわかっておりません。いやはや。(−_−;) 100枚 \1560 のCDに父は心奪われていました。

 家で味噌ラーメンを調理していただきました。今日のは実家に帰ってきてから作った中ではいちばんまともな味になったと思う。しかし麺がいまいち気に入らない。近所のと言っても10KMほどあるスーパで売られてる麺を二種類とも試してみたけど、どちらもラーメン屋さんが使ってる美味しい麺とはちょっと違う気がする。湯がき方が違うだけではない、と思う。スープについては、美味しいラーメン屋さんの味は家庭では絶対に出せないと思い端っから諦めて出来合のを使うことにしてるから問題ありません。メンマは凝り出すとわけがわからないくらい苦労しそうなので「やわらぎ」です。ネギは軟白ねぎも好きだけど九条ネギ問題は解決されそうにないなあ。

 麺はおいおい探していこう。

 坂本真綾のCDが出てきました。

2005年9月3日(土) 9月4日(日)15:00 +0900

■ 『プロジェクトX』十勝ワイン。

 池田町の十勝ワインが13日放送の『プロジェクトX』で物語られるんだそうです。地元の新聞に載ってました。それを知ったうちの家族の間では「今までやってなかったんだねえ、意外だねえ」という会話がなされました。十勝ワイン、名前くらいはきっと聞いたことがあると思います。敢えて味の方を主観的に説明しますと、実直で美味しいワインだと思います。ロゼワインはその昔、わたしが子どもだった頃は「町民還元」か何かで池田町民でないと購入できなかったような気がします。なのでうちの父母は知り合いの池田町民の方に頼んでゆずってもらっていたんではなかったかな。違ったかな。

 十勝ワイン、コンビニでも買えることのあるトカップも無難においしいです。でもわたしは特に「清見」という一種類のブドウだけを使った赤ワインが大好きです。そんなに値が張ってどうしようもないってことでもないのに非常に美味しい。うん。十勝の空港で購入しても京都駅の伊勢丹で購入しても同じ値段というワイン。池田町の酒屋さんではもうちょっと安価で売ってくれたりしてないんだろうか。今度たしかめに行ってみよう、みよう。でもそういうことをするとガソリン代がかかるから結局同じ、同じ。

■ 灯油。

 最近ガソリンも灯油も非常に高いです。

 京都の西本願寺で灯油をまいたヒトがいたそうです。ちゃんとライターも持っていたらしい。今は「総御堂」と言ってご本尊の阿弥陀如来像と親鸞聖人の木像とが阿弥陀堂に二つともあるので、二つとも燃えてしまうところでした。危なかったです。

 たぶん、家にもともと置いてあったモノを詰めて持ってきたんではなく、今回新規に買って持ってきてまいたんではないかと思う。であるなら、買うとき「うぉっ、最近はガソリンだけじゃなく灯油もやっぱり高いんだねえ!」くらい言ったのか言わなかったのか。動機は聞いても仕方ないと思う。でもそのへんちょっと聞いてみたい。いやそっちこそ聞いても仕方ないだろ。

 ※ 伝道院日記をお寺のサイトに移動させました。

2005年9月2日(金) 9月3日(土)18:00 +0900

■ 然別湖。

然別湖です こないだ来た友だちと二人で然別湖に行きました。「然別湖まであと10キロ」という道路表示が出てから延々と急な上り坂となります。途中、無責任な観光客に餌付けされてしまったらしく車をまったく怖れない、それが災いして早晩いずれ車に轢かれてしまうであろう痩せたキタキツネがいました。違う場所に一匹ずつ。可哀想です。

 然別湖です。
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 坂を車で上りながら当然思い出すのは、高校生当時非常にバカだったわたしと友だちたち総勢4人が一生懸命に自転車でその坂を登ったことです。非常に暑い日だったのにわたしは水も持たずに登ってしまった。今思えばよく熱中症で死んでしまわなかったものです。危ないことこの上ない。そういえば17年前ってペットボトルが出始めか出る前だったから、ガラス瓶以外で水を持っていくと言ったら水筒しかなかったのかもしれない。うーん、どうだったろ。

山田温泉です 「おじゃまんが山田くん」の実家であるという話のある山田温泉も然別湖もあんまり変わってませんでした。山田温泉よりも開けたところにある湖畔の二軒の温泉宿は内装が非常にキレイになっていた気はするけど、ひっそりしてるのも昔と全然変わってない気がする。北海道への観光客が増え続けている中にあっていつまでも「場末」感の漂いまくる湖であり続けてくれている然別湖、わたしは大好きです。

 ←山田温泉です。

■ 液晶モニタ。

 街に出て液晶モニタその他を見ました。こないだ行った店よりも安いところが二軒ありました。うち一件はドライブも何もかもが他の二軒より圧倒的に安価でした。なので、基本その店をメインにすべて購入するつもりでいれば良いのだと思う。そこにないものは他の二店に行って買う。今欲しいPC関連商品で言えば、モニタとDVDドライブはそこで購入し、ラックと椅子とノート用のバッグは別の大きなところ。

 別の大きなところにはソフマップが入ってて中古部品を扱ってました。モニタの中古はどんなに安くてもさすがに買う気がしませんでした。ゲームもいっぱいありました。「萌えゲーム」コーナがあったけど、あれは萌えじゃなく正確に「エロゲーム」と書くべきではないか? と思いました。萌えとエロとは近接しているところも多いけどまったく異質なものであるというのがわたしの理解です。童顔・大胸の女の子の出てくる18禁ゲームばかり大量に集めて「萌えゲームコーナ」と言うべきではない、と思う。

 となりにガチャポンが数台あって、中に『Air』のがありました。こういうのは思考とか判断とかをわたしからいとも簡単に奪っていきます。「かちゃり」と回したら佳乃(かの)が出てきました。

 そこの家電量販店、ソフマップが入ってたからなのか、ガンプラが大量に販売されてました(京都のソフマップでもガンダムが買える)。セイラさんの服を着たマネキンが展示されてるのも見てしまった。一体なんだ。友だちがPGの箱を見ながら「これは作ったらどのくらいの大きさになるの?」と聞くので大体の大きさを示したり、「パーツ数どのくらいなの?」と聞くので「800くらいじゃないのかな」とテキトーに答えたら友だちは箱をひっくり返して「ああ書いてある、700なんぼだって」と言ったり、20年前に販売されていたのと同じ 1/144 を見て「みんなこれ藤丸とかに買いに行ってたよなあ」と言ったり、「なんだよキュベレイ高いなあやけに」とこぼしたり、MG の RX-78-2 に新バージョンが出てるのを見て無性に欲しくなってしまったり。友だちにはPGのストライクルージュを熱烈に勧めましたが、まだ買う気にはならないようでした。ガンダムとゼータを組んだら買いに行こうと思います。

■ 郵政民営化。

 小泉首相が「民営化になったら大変だと言うヒトがいるが、今だって公務員じゃない民間のアルバイトのヒトが郵便物を配達している。だから民営化になったら大変だと言うのはまちがいだ」的なことを言ってるのをTVでちらっと見ました。国家の一機関が従業員の一部に学生バイトを雇うのと、国家の一機関がまるまる民営化されて営利追求を明確に義務づけられるのとは全然違うはずなのにおかしいな、と思いました。恐らくああいう言い方を詭弁って言うんじゃないのかな。郵政公社が民営化された暁にはわたしの住む無茶苦茶な田舎の町から特定郵便局が軒並み全部消えてしまい「本局」しか残らないのが火を見るより明らかなので、それを言葉巧みに「そうはなりません」と言われたところで財源がまったくないし思いつくこともできないんだから、田舎の人間でだまされるヒトはきっと少ないと思います。

 都会の郵便局は小泉さんの言ってる通りのやりかたで良いんじゃないかと思います。でもニホンには都会しかないわけじゃ全然ない。民主主義が最良の政治形態であるとは思ってないし実際そうでもないようで問題も山積しているんだけどわたしはコレしか知らないのでよくわからないながら、民主主義が単純な多数決ではないことくらいは知っている。かつ、単純な多数決ではないというところが民主主義の最大の利点であり長所であり特徴であり、かつ泣き所でもあるはずです。なので田舎に住んでいても都会と田舎の人口比を見て嘆き悲しむ必要はないと思う。でも実際にはこのままどんどん、ブロードバンドが夢のまた夢であり下水道はもちろん上水道さえ来てないこの片田舎で、さらにふつーの郵便物も都会よりかなり割高な料金で届けていただける、そういうありがたい身にわたしはなってしまうんでしょうかね。

 わたしは今回参加できないココの選挙区、民主党は比例代表で新党大地を押すことにしたんだそうです。一体なにをどのように考えているのか、政治に携わりたいと考えてるヒトの舵取りはわたしの理解をときどき逸脱して、砂利道をぶっとばして畑の中に落ちていきかねない、まるでわたしの運転よりヘタなんじゃないかとさえ思ってしまいます。そんな心配は杞憂で終わって欲しいものです。

■ いもがたくさん。

 十勝地方は日本のじゃがいも全生産量の実に3割を作ってるんだそうです。だからでしょう、今日も昨日もいろんなところでいも掘りの農作業を見ました。ニュースによると今年は大豊作だそうです。うちでも近所の農家の方からいっぱいいただきました。冷凍庫にベーコンがいっぱいあったはずだし、しばらくはドイツ人のようにいもを主食とする生活も可能です。いやはや。

 百満ボルトで獲ってきた佳乃のちっちゃなフィギュア、「写真を参考にして組み立てて下さい」と書いてあるわりに、どうもその写真が非常に間違った組み方をしているらしいことに気付きました。三角座りをして両手を膝の上で組んでいる写真。でも腕の角度と足の角度に忠実に組みあげると、手は足の下で組んだ方がより自然である。また、上で組むよりももろもろ外れにくいのである。そして付属の「台座」は一体何をどうすれば「台座」として機能するのかまったく意味不明。使わなければ良いだけなので問題はないが。。ではでは。

2005年9月1日(木) 9月2日(金)10:40 +0900

■ 『死者の代弁者』。

 非常に長らくご無沙汰しておりました。日記は8月19日からの分を一気にアップしました。ひさしぶり過ぎて思い出せないことや実際にあったことと日程とが一致してないこともあるかもしれませんけど、それは気づき次第直していきます。

 坂本真綾のシングルCDは未だに発掘されませんが、オースン・スコット・カードの『死者の代弁者』は上巻も下巻も元気に出てきました。なので本の分類整理並びに『Zガンダム』を一時中断してコレを読んでいます。良いSFは何度読んでも良いモノです。つい昨日『プラネテス』も無事に出てきたし、ほんと大量のモノの群れを分類整理して生活空間を物理的に広げるという大仕事がなければ引っ越しなんていつでも何度でも出来ると思うんだけどもさ。

 ノートが帰ってきました。開閉部をつないでる棒を覆うフランジという部品も復帰して、紛失していた各種ビスも打ち直され、背面の滑り止めも貼り直されています。キィボードもキレイになっている。HDDそのものの健康状態チェックやウイルスチェックもしてくれたようです。当然のことながら「問題なし」との判定です。中身じゃなく外回りがどんどん消耗していくノートです。もっと大事に・注意深く扱いたいものです。


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