Just a Little Bit of
2005年3月の日記

 森岡正博 『感じない男』 (ちくま新書)  【2月8日の言及】 【2月9日の言及】

2005年4月5日(火) 4月5日(火)18:40 +0900

■ 大切なお知らせ。

 石田は4月6日から7月5日まで100日間の合宿生活に入ります。ノートは持ち込み可なのでもちろん持って入りますが、多分ネットがつながりません。土日は基本的に自由時間なのでそのときに帰って来れれば帰って来て、最大週一回のペースで日記を更新したりメールを受け取ったりしようと思っております。が、4月9日はフリーじゃないので更新できないと思います。なので次は16日かな。その辺りどちらさまもお見知りおきください。

 7月5日以降は、7月半ばまで引っ越し準備、中旬下旬は安居、8月初旬に実家に本格的に引っ越し、という感じの予定を一応考えております。ではごめんなすって。

 まぁデカい字で書くほどのことでもなかったか。

 ストレスたまって今以上に愚痴オンリーな日記になったらどないしょう‥‥。


■ 2005年4月6日11:00付記。

 ずっと悩み続けていて昨日やっと本格化したご法話の原稿作成、終了しました。三つの課題のうち二つは強力なアドバイスをいただくことができました。一つは時間の関係でわたしがうにゃうにゃ書いただけでまったくどうもこうも、という感じです。発表前に一度は部屋に帰って来れるはずなので、メールで出して読んでいただくのはいただくんだけれど、 ‥‥ こんな中途半端なモノを三つも読んでいただいて本当にスミマセン。

 パソコンに「プリンタのインク残量があんまりありません」という表示が出たので、昨日、部屋中を一時間くらいずっとひっくり返してひっくり返してインクを探し、でも結局カラーインクしか見つからず、黒がないので買いに行った、そういうインク。今日原稿用紙を罫線まで含めて ‥‥ ざっと90枚印刷したんですけど(どうせ書き直しになるのは間違いないんですけど、一応ね)、それでもなくなりません。このプリンタは一体どないなってるんでしょう。

 次回の更新はたぶん16日かそこらです。生活や精神状態、ストレスの蓄積などに余裕があれば日記ソノモノは一応毎日つけるつもりではおります。

 部屋は結局ぜんぜん片づかなかったなあ‥‥。

 ではでは。お元気で。またね。(付記はココまで)

■ 今日も晴れてます。

 昨日に引き続き今日もよく晴れています。すばらしく晴れています。まるでWindowsXPの初期設定でウインドウを広げたときの、ファイル名が書いてある上のバーの色みたいです。

 昨日の日記に書いたような惨状の後は、法話の原稿を書きながら、うつらうつらしたり、洗濯したり、TVを見たり、フッと落ちたり、戻ったりしていました。洗濯が終わって以降はテキストを教場にゆうパックで送ったり、
衣類を詰めた大きめの洗濯カゴを詰めたさらに大きめの段ボール箱を教場に送ったりしてました。今日は段ボールを一つにまとめず二つ二つで運べたので、とっても役に立ちました。

 今日も、今現在(16:05)、とてもしんどそうな睡魔にやられております。

 今日は、原稿が出来上がったら添削してもらって(完成は昼頃を予定していたのに、押して押してトントントンな感じです。こりゃやばいと思いながら)、プリントアウトしようと思っています。なのでこないだ底をついたプリンタのインクを部屋ひっくり返して探して、結局見つからず、さめざめと泣きながら電気屋さんに買いに来て、最寄りの長居できる喫茶店に来て、高めのコーヒー飲みながらでないと、こきつかえる理由がなくなってしまうなんて。

 なんかさっきから文章がときどき滅茶苦茶になる。

 法話の原稿をあげて眠りたい。

 大変だー。コーヒーのニコチンが全然効かない、ってそれはカフェインです。ニコチンは摂取しなくてもなんとかやれてます。

2005年4月4日(月) 4月4日(月)16:00 +0900

■ 晴れてます。

 昨日のお花見はどんより曇天で雨もときどき降っていましたが、今日はからっと晴れています。たぶん春なんですけど、ちょっと秋っぽいです。こういうのはなんて言うんでしょうね。秋から冬にかけての奇妙に暖かな瞬間を小春日和と言うのだから、今日のような春先のぶるるっと震える日を ‥‥ ‥‥ ねむ。

 朝方に洗濯して屋上に干しに行ったときは「ぱらり」と降ってきました。しかし現在午後4時、喫茶店の椅子に座って見る空はとても気持ちよく晴れています。

 メジャーリーグ中継を断続的に見ていて松井の全打席を見ることが出来ました。二回表の強烈な守備も見られました。八回裏のホームランも目撃できた。こういうふうにちゃんと期待通りに打つべきところで打ってくれる人のことを「四番」と呼ぶんだよなあ。今日はすごく良い日だ。

■ 買い物。

 明後日からの合宿生活に必要なモノを買いにきました。

 お昼ごはんを食べにオムライス屋さんに入ったら、13:00前なのに、チーズインのオムライスにデミグラスソースのかかったランチメニューがもう切れてました。お昼はまだまだ続く時間なのに! 店の前を通るたびに「デミグラスソースかー。きっとふんわりタマゴとぴったり重なって途轍もなくうまいんだろうなあ」とか「ごはんに混ざっているチーズがこれまた絶妙だったりするんだろうなあ」などという想像がどんどんふくらんで、看板だけでごはん二杯くらいいけてたのに! ‥‥ すごく悲しかったけど途方に暮れ続けていても店員さんが困るだけなので、「オムカレー」の上に肉いっぱい系のいもコロッケが載ったランチを頼みました。これはこれでとても美味しかったです。でも第一位以外が圧倒的に「その他」の常態では、うん。

 スリッパ売り場をうろうろしていたら、ミッフィの純正スリッパがごろごろ並んでいました。すごくココロ惹かれたんだけど、どれもわたしの足には小さ過ぎてすごく残念でした。低反発素材使用のスリッパもLサイズが完全に売り切れていて、それも残念でした。でもちゃんとはけるのが見つかって良かった。

 白カッターシャツもすごく久しぶりに買いました。測ってもらったら首周りが太くなってました。「背中に肉が付く」というのは聞いたことがあるけど、首に付くなんていうのがあるとは。

 で、喫茶店でご法話の原稿を書いております。「他力本願」という言葉は御文章(お文)を読みながら前後の文脈からひっくるめて理解しようとするととてもわかりやすいんだなあという、あたりまえすぎる・でもわたしにとってはちょっとした発見がありました。先生の書いてくれてる文章に引用されてる部分だけを読むのでは蓮如さんを読んでることにならんのですね。不真面目すぎました。

 で、ご法話の原稿は進んでいきませぬ。ある程度書くと猛烈な睡魔に襲われて日記を書いてます。だから部屋から抜けて来たっていうのに。タスケテ。タノム。

2005年4月3日(日) 4月4日(月)3:20 +0900

■ お花見でした。

 ネットじゃない方のバイト系の人たちでお花見をするのに誘ってもらいました。嵐山をそぞろ歩いてちらほら咲き始めたさくらを見て、嵐電で太秦に移動、広隆寺で弥勒さんの半跏思惟像や十二神将像、不空羂索観音像をじっくり見て、すぐそばの懐石料理屋さんでなんか高そうなごはんをいただいて、カラオケもして、 ‥‥ なのに「卒業祝い」ということでわたしは一円も払わず。すごかったです。大甘え。ありがとうございました。

 京都長いんですが広隆寺は初めて行きました。何年か前に甥や姪・姉を中心とするメンバが来たとき、嵐山からタクシーに乗って広隆寺のヨコを抜け映画村に行った、それが今までで広隆寺にいちばん近づいた瞬間だったかなあ。でも今日はちゃんと中に入れて、やっぱり桜はちょっと早かったけど、半跏思惟像がいろんな方から「すごい」「すごい」と言われ続けている理由がわかったし、不空羂索観音もなかなかでかかったし、とても良かったです。 ‥‥ 阿弥陀如来像が端っこの方に立っているのが少し気になりましたが、弥勒さんの寺なので仕方ない気もします。なのでアンチ広隆寺のキャッチコピーは「未来仏より現在仏!」です。いや、素晴らしかったです。入場料がちょっと高めな気はしますが(700円)、あれだけ立派な建物で空調も照明も完璧にしてくれているからこそ、現存する中で日本最古の菩薩像も含めすべての木像がガラスケース入りじゃない、自分と同じ空間にいるという得難い状況で見られるんだと思う。なので入場料は高くても良いと思いました、今日は自分のお金じゃなかったからかもしれませんが。

■ ウソ成功。

 4月1日更新分のウソ日記、だーれもだまされた気配がなかったのでさみしい思いでいたら、とりあえず一人はだまされてくれていたことがわかりました。ふっふっふ。そういえば、「小さなウソの方が大きなウソより怖い。なぜなら大きなウソは滅多に吐かれないが、小さなウソは日常的に吐かれ、ウソを吐いた人の身体にウソがどんどん染みてウソだらけになっていくからだ」的な言葉をどこかで見たことがあります。子ども心に「あぁこりゃ手遅れだ」と思ったモノです。

■ 常任理事国。

 日本が国連の常任理事国になる・ならないの話を受け、中国で大勢が「抗議行動」を起こしている、というニュースが流れました(【NHKニュース】)。 「少なくとも数百人の活動家など」がその後ジャスコの看板を叩いて壊している映像に接して思ったのは、日本よりむしろ中国が常任理事国であることに正当性はあるのかどうか?ということでした。他人のモノを壊して逃げるのはいけないと思う。10年以上前にアメリカで日本製の車や電化製品を叩いて壊す作業をニュース配信するのが流行ったことがあるけれど、あれは壊してる人たちが自分たちで買ったかゴミを漁ってきたか、とにかく他者の所有物じゃないモノを壊していたはずです。そのへんに停車してる他者所有の日本車を壊したり道歩いてる他者が担いで「Nice Age」をガンガン大音響で流してるラジカセを奪って鶴嘴で突っついていたりしたわけではない。中国や韓国で日の丸が燃やされてる映像もたまに流れますが、あれも自分で買ったり作ったりしたやつを燃やしているはずだ。 ‥‥ しかし今日流れた、ジャスコの看板を壊すようなのはいけないと思います。あれでは「抗議行動」ではなくただの暴動であり、破壊活動だと思いました。

 ということで、むしろ彼のクニが拒否権を持つ常任理事国であり続けていることの正当性を疑いたくなりました。コクミンと政府とは完全一体であるわけではありませんけれどもね。しかしそんなことを言い出したら太平洋を挟んだ同盟国が常任理事国であることの正当性が真っ先に疑われるわけだから、誰も何も言わないのかも知れない、とも思いました。だからそっちの、現在の常任理事国の正当性の問題にはフタをしておいて新しく増やす話ばかりになる。でもこれってバランスが悪すぎると思います。何か煮込んでるときに、砂糖を入れすぎたから醤油を垂らし、今度は醤油を入れすぎたから砂糖を加え、また砂糖が多くなったから仕方なく醤油をもう少し入れ、 ‥‥ とやってるうちにわけわからん味になりますよね。そうなったらもう水増しして積極的に妥協したり消極的に諦めたりするくらいしか策がない。でもちきゅーは水増しできません。

 うん、少し話がねじれて来てる。

■ ローマ法王。

 とうとう亡くなってしまわれたんですね。亡くなる直前まで本当にカトリックの法を「伝えよう」「伝えよう」とされていた感じがして、恐らく「執念」と言うべきではない何かすごく尊いものを感じました。彼の霊は天国に行ったそうですけども、仏教徒も含めたこの俗的な世界の中での彼の影響力を思った印象としては「巨星堕つ」みたいな感じに思えます。水準は全然違いますが、遠藤周作が亡くなったときに感じた寂しさみたいなのがあります。

 各国の為政者がお悔やみのコメントを次々発表しているときに流れたブッシュ氏のコメントについては、【eireneさん】 も「何だか一人だけ浮いていた」とおっしゃってますねえ。わたしも聞きながら「どうしてそういうこと言うかなあ」とひとりごちておりました。もうびっくりはしないしいつも通りなんだけど、しかしそうは言ってもちょっと痛かったです。もうちょっと法王を目的にしたコメントじゃないとお悔やみの言葉にならないと思います。

2005年4月2日(土) 4月4日(月)2:35 +0900

■ 八尾でした。

 土曜日も八尾でした。ご法話の原稿を書かないといかんなあと思いながらお説教その他を聞いていて、聞いてるうちにそんなことすっかり忘れてしまいました。「伝道院には洗濯カゴをもっていくと便利ですよ」というアドバイスをもらって一瞬ハッと思い出し、でもごはんいただいてるうちにやっぱり忘れてしまいました。

 そろそろ‥‥。(−_−;)

 夜のうちに京都に帰ってきました。ガンダムとさくらを録画セットして行ったはずなのに、ガンダムの方は時間がずれてニュースが入ってました。ショックでした。さくらはクロウカード編が終わり来週からはツバサが始まります。エンディングテーマが菅野よう子ではない坂本真綾で、それも非常に楽しみです。

2005年4月1日(金) 4月3日(日)2:35 +0900

■ ウソを申しました<(_ _)>。

 普段はあんまりウソを申さない石田ですが(ってこれ自体ウソやん)、昨日4月1日に更新した3月31日の日記にはウソを満載しました。いわく、石田の休煙は一応まだ続いてますし、いわく、アパートの取り壊しはまだ本決定していませんし、いわく、北朝鮮主催の試合がどうなるかはまだ石田には全然わかってません。

 まさかだまされた方はいないんだろうなあ。

 MSNメッセンジャの「名前@」以降を友だちが「寿退社します」に、わたしが「結婚します」に同時に変えたのに誰一人興味を持ってくれませんでした。わたしは友だちから脈絡なく「嫁にもらって(はぁと)」と言われてフツウに律儀にドキドキしてしまったのに。彼氏とうまくいってる女の子から告白されてドキドキするって何さ! みたいな(愚)。

 してみると(?)、インドの修行僧たちが修行あけにバカに戻ることから開始されたと言われるエイプリルフールは、日本にしっかり浸透し、浸透しきって逆にあんまり実行されなかったり、実行されても不発弾処理班のごやっかいになったりする、そういうシロモノになっているんですね。

■ 八尾です。

 昨日から八尾の光蓮寺さんに来て仏教文化講演会を聞かせていただいております。今年はどんな感じかというと、和上が『歎異抄』「後序」の
聖人(親鸞)のつねの仰せには、「弥陀の五劫思惟の願をよくよく案ずれば、ひとへに親鸞一人がためなりけり。されば、それほどの業をもちける身にてありけるを、たすけんとおぼしめしたちける本願のかたじけなさよ」と御述懐候ひしことを、いままた案ずるに、善導の「自身はこれ現に罪悪生死の凡夫、曠劫よりこのかた、つねにしづみ、つねに流転して、出離の縁あることなき身としれ」(散善義)といふ金言に、すこしもたがはせおはしまさず。(註釈版P.853)
を引いていろいろお説教なさって、「いちばん大事なことだから『つねの仰せ』なんですね。親鸞聖人はいつもいつも『弥陀の五劫思惟の願を ‥‥ 』ってお話ししてくださったんですね」的におっしゃっている感じです。そして当然いつものように和上は「信心正因称名報恩」から「平生業成」の話をなさる。なので、小休止やごはん、中華料理屋さんでの夜食のとき、参加者の間では「稲城和上のつねの仰せには ‥‥ いちばん大事なことだからいつもいつもお話してくださるんですね」と言ってちょっと嬉しくなったり、です。

 本堂で寝かせてもらう身としては、今年の4月1日は去年ほど寒くなくて助かりました。去年は掛け布団が二枚でないと寒くてやってられなかったんですが、今年は一枚で全然大丈夫でした。

 そういう金曜日でした。

2005年3月31日(木) 4月1日(金)2:40 +0900

■ 吸ってしまった。

 一昨年の10月8日から続いていた休煙、わたしはTVその他の影響を受けやすいので「禁煙」と言わずに「休煙」と言うのですが、それがついに途切れてしまいました。いつもなら吸った後で「うわあああ」と言って大後悔、でもほどなく目が覚めて「なんだ夢だったのか!」で終わるんですが、今回は夢ではないようで、一本まるまる吸ったのに、いつまでも目が覚めません。 ‥‥ でも休煙以降脳内でいつまでもはたらいてくれなかったアセチルコリンにニコチンがとってかわったので、脳は目が覚めたように働くようになっています。これはすごい。やっぱり石田はニコチンと「共生」すべきなんだなあ。

 うん、本当に、夢ではありません。どうせまたいつか休煙することを思うと、そのときは一昨年の10月から1年くらい続いたあの苦しみをまたなぞらなければならないわけで、それがちょっとしんどいです。でも今はアメリカンスピリット(黄)が本当に美味しいので、それで良いことにします(泣)。

■ アパート取り壊し(決定)。

 今日大家さんから連絡があって知ったんですが、今住んでいるアパートが6月いっぱいで取り壊しになることが決まったんだそうです。更地にして、物理的な高さも内装その他グレードもそれぞれもう少し高い集合住宅を建てた方が、大家さんとしても住人としても「長い目」で見ると大幅な利益になる、とのことです。新アパートの完成は来年の3月だそうです。

 しかしわたしは4月から伝道院に行くので、その「長い目」での恩恵はまったく受けられません。出て行く人の意見はまったく聞かず、わたしにとってはいわゆる水面下で? いろんな話が進んでいたようです。取り残されたような気がしてどうもうまくないし正直非常に面白くないのですが、しかし「決まったんです」と言われてしまったし、しかも一時立ち退きの2カ月以上前に教えてもらったわけだから、大家さんのやり方には法的には何の問題もないわけで、 ‥‥ 腑に落ちないけれど、人間不信に陥ってしまっていますけれど、しかしこれは納得しないとなりません。しんどいというかなんというか。でも伝道院なので引っ越しの準備をどうしたらいいのか、それは本当にかなり途方に暮れています。

■ 北朝鮮vs日本 は ブサン開催。

 イランとの試合で選手や観客、中継のアナウンサ、その他いろんなところが大暴れしてしまったので開催が危ぶまれていた、北朝鮮vs日本のW杯アジア最終予選の北朝鮮主催試合が、日程は変更せず、韓国のブサンで開催されることが決まったそうです。韓国は日本と北朝鮮にとって一応「第三国」ということなので安心なのですが、でも韓国は日本にとってはアウェイなので、 ‥‥ まああんまり変わってないのか。きっと「友情応援」でいっぱい韓国の人も観客で入るんだろうな。韓国のサポータはマナーが良いと思われるから、それで国際試合の応援にあんまり慣れてない北朝鮮サポータたちも教育されるような感じになって、かつ友情も育めて、北朝鮮や韓国サイドとしてはある意味で一石二鳥の、とっても良いことなのかも知れません。

 まあ、どうやったって勝つのは日本代表なんですけどね。

 そんな感じです。以上4月1日の更新ですので取り扱いにはくれぐれもご注意ください。

2005年3月30日(水) 3月31日(木)7:35 +0900

■ 波乗り。

 フリーの「波乗野郎」というソフトがあります。サイトの構造を解析、そのままのカタチですべてダウンロードしてくれるというすごいソフトです。【こちら】で公開されてます。必要に迫られたのでダウンロードして使っております。こないだは焦ってたからか全然うまくいかなかったんですが、今回はうまくいってます。 ‥‥ こんな便利なものがあったんだなあ。前はチカラワザでやっておったもんです。

■ 今日は勝った。

 サッカーの日本代表vsバーレーン代表戦を見ました。こういうしぶーい試合もたまに好きです。2-1、1-2、1-0と、今までは全部1点差なんですね。勘弁してくれよぅ。って、やってる方がしんどいか。すみません、何も言いません。

■ 本三冊。

 法話の原稿が進みません。やばいなあと思いながら、eireneさんの【Meditationes】(3月24日) で紹介されていた、中島義道『悪について』岩波新書935【bk1】 を、ちょっとだけ読み進めました。最初 eirene さんのキリスト教的な世界観からの紹介を読んでなんとなく親鸞さんの「悪」観に近いモノがありそうに思えて、それもあって読み始めたんですが、どうも少し(?かなり?)違うようです。違っていても良いものは良い。ご法話にはまったく関係なさそうな本ですが、うーん、うーんと言ってあたまを使ったり胸に手を当てたり、中島さんやカントの言葉に感動してメモを取ったりしながら、楽しく読んでおります。非常におすすめです。

 こないだ、釈徹宗・内田樹『インターネット持仏堂1 いきなりはじめる浄土真宗』本願寺出版社【bk1】 【本願寺出版社】 ・『インターネット持仏堂2 はじめたばかりの浄土真宗』本願寺出版社【bk1】 【本願寺出版社】 も買いました。どうなんでしょう? 早急に読みたいと思ってはいるのです ‥‥ 。釈先生は去年キャンパスプラザ京都で講演会をなさっていたのを聞く機会がありました。どこにでも飛んでいきそうな、フットワークが軽そうな、「動くお坊さん」の印象でした。講演会の報告は【こちら】です(宣伝)

 では、また。

2005年3月29日(火) 3月30日(水)5:38 +0900

■ 懐かしかった。

 昨日の日記にも書きましたが、今日の午前中にBS2でマクロスの劇場版が放映されてました。1984年の作品だと言っているのを聞いて驚愕しました。20年ですよ。20年以上もわたしは数々のセリフをこれほど克明に記憶しっぱなしでおったわけです。代わりに何かもっと良いモノを記憶しておくべきだったのかも? と思ったり、いやコレはコレでめでたいんじゃなかろうか? と思ったりです。タコハイも含めてすべてが懐かしかった。

■ 引き継げた。

 サイト更新系のバイトを引き継ぐことができました。わたしのことだから何か引き継ぎし忘れていることもあるんじゃなかろうかという疑いをぬぐい去ることが出来ませんけど、でもそういうのは物理的な忘れ物と一緒で、忘れた後でやっと気付けるものだと思うので、あんまり心配しないことにしています。連絡先は交換し合ったので何か来るでしょう、うん。

■ 読了。

 杉本健郎『子どもの脳死・移植』【bk1】 を読了しました。真摯で冷静、かつ正直な本です。著者の趣旨と全然関係ないかもしれないところで感動してしまったのは、親の得難さ・有り難さのような部分でした。小林一茶のつづった、子どもの可愛さ・儚さ、うしなうつらさでいっぱいのエッセイに似た雰囲気があると思います。

 第六章には「森岡・杉本案」が収録されています。わたしネットでも公開されている(ココからリンクもしてる)コレをあんまり丁寧に読んでなかったみたいです。さすがに初めて知った内容はないものの、言い回しとか但し書きとか前提とか、もっとしっかり注意深く読んで理解して記憶に留めておかねばならなかったのに! と思いました。なんだかな。

 「町野案」がまったく無根拠に人間の性質を圧倒的な善と見做して G 2.b 項で「我々は、死後の臓器提供へと自己決定している存在なのである。」と言い切り、〈だから本人の意思が不明確な場合で近親者が同意した場合には臨床的「脳死」診断後にすべからく法的判定をすべきでありすべからく摘出すべきである〉的なことを主張するのに対し、
「臓器摘出」について、まだ答を出していなかったり、迷っていたり、見解を発表したくなかったりする「自由」を、すべての個人は有しているはずである。本人が何も表明していなかった場合は、これらの可能性が存在するということを謙虚に認めなければならない。われわれはみずからの死生観および臓器摘出に関して意見表明を「強制」されない権利、すなわち「沈黙」を守る権利を有しているのである。 と、なんとまあ柔らかく、それでいて木っ端みじんに論破していることだろう。わたしが無理矢理に善悪の二項対立に持ってってあっぷあっぷでブクブクブクな泥仕合にしてしまおうとするのとは較べモノになりませぬ。よよよよよ。(>_<。)

 昨日の日記に初号機の写真をアップしました。では。

2005年3月28日(月) 3月29日(火)3:30 +0900

■ だるいぞ?

 カラダが全体的にどよ〜んとだるいです。どうしたのかな。

 今日のBSアニメ夜話は『新世紀エヴァンゲリオン』でした。出演者のお気に入りシーンを皆んなで見て話が進められて行く中で、初っ端にノン・テロップ・オープニングが全部流れたのには正直びっくりしました。だって全部ですよ全部。研究行為とファン萌えの危険すぎる邂逅。しかしやっぱり綺麗だし見入ってしまうなあ。ゲストはプロデューサと宮村優子でした。みやむーさんはいちばん最後のセリフについて裏話を披露してくれました。もちろん裏エピソードが聞ければそれで「な〜んだ」ってなるわけではありませんが、「なるほど〜」と大きく肯ける逸話ではありました。

synchronized400% シンクロ率400%でバキバキバキな初号機のシーンも選ばれていました。そうですこのシーンは本当に気持ちが良かった。どのくらい気持ちが良かったかというと、18センチのプラモデルを二つ買って、一つはエポキシパテを駆使して400%にしてしまうくらい(写真)気持ちが良かったです(初のPGを改造する勇気は石田にはありませんでした)。
 ↑3月30日、前段と写真を追加。

 ヲタク代表の滝本竜彦氏も前回放送分より遙かに頑張ってくれてました。ヲタクは放っておくと「ナウシカ良いよね!」とか「さくら良いよね!」とか「エヴァ良いよね!」とか「タチコマ萌え!」しか言わないヲタク・スパイラルに陥りがちなので、螺旋から出して突っついた方が面白いと思われる場合にはその「良いよね!」や「萌え!」や「はにゃ〜ん!」の思想化・言語化を、岡田氏のように優しく手伝ってやる必要があるんだなあと思いました。そういう意味での、「言語化できないと思っていた感動の、無理矢理だけど実は可能だった言語化」という機能をアニメ夜話に色濃く感じました。半ば無理矢理に語らされていた滝本氏の訥々としたコトバは言語表現的には多少拙いものだったかもしれないけれど、エヴァ放映からすでに10年を経過した現在においてさえ溢れ出て止まらない彼の感動を何とか他者に伝えようとする欲望に満ち満ちていて、すごく感動的でした。 ← まあ話半分に読んでおいてくださいね。

 ‥‥いま滝本竜彦氏の名前を調べるためにNHKオンラインを見てて知ったことには、火曜日の午前中にマクロスの劇場版がBS2で流れるんだそうです。明日はマクロスプラスだです。その後は7の劇場版。30分しかないのか。変わってるな。

■ 骨髄細胞培養。

 『サイエンスZERO』の再放送(本放送は3月26日)で骨髄細胞の培養などなどをテーマにしてます。脳梗塞を起こしたラットの静脈に骨髄細胞を注射すると、詰まった血管の先で機能しなくなっていた脳機能が再生した場合があったという札幌医大の実験を紹介したりしてます。「脳の神経細胞の再生」っても言ってます。「大きなインパクト」だそうです。「自分たちの中に鍵があったということ」なんてふうにも言ってます。こういう番組で放映するっていうことは以前よりだいぶ進んできたということなんだろうと思います。まだ先のことではあると思いますが、現在使っている意味での「脳死」はいずれ本当に死語になるんでしょうね。( ‥‥ これは宗学院の卒論に註で出てきたアレの根拠としても使えそうです。)

 うーん。ではでは。

2005年3月27日(日) 3月28日(月)9:15 +0900

■ 何もしませんでした。

 京都、日曜日は暖かかったんですね。今日は一日ずっとアパートから出ず、文化的な活動も非文化的な活動も何もしなかったので天気情報を見るまで気温の話も桜の話もまったく知りませんでした。うーむ引き込もりみたいだ。お元気ですか。ちしゅーは昨日重たいモノを持ったからか腕が痛いです。

 夜中にBSで野田秀樹の『赤鬼』日本バージョンと英語バージョンを続けてやってました。先日たしか単独で「タイ・バージョン」をやっていました。どう考えてもアレとセットだったのにタイ版の方は意味がよくわからなかったので見なかった。とても勿体ないことをしてしまった。

 芝居、無難に面白いと思いました。わたしが慣れてしまったのか野田氏が無難な方向に行きすぎたのか、以前大学のAVルーム(Audio Visual room)にてLDで見た『贋作 桜の森の満開の下』や稀有なシチュエーションにて劇場で見ることができた『キル』ほどの感動はありませんでした。惜しい。何はともあれ小西真奈美の可愛らしさが光っていたと思います。「ALFE」のCMで妙に綺麗にすくっと(りん、と?)立っている、あれはつまり芝居系の姿勢の良さだったんだなあ、とか、『スチームボーイ』の声の演技は芝居でも培われていたのだなあ、とか、思っています。Tシャツ・ジーンズが【こんなに似合う】人ってあんまりいない気がする(違う写真の場合は何度かリロードしてみてください。「こでまりロード」という看板を見て「ここまでリロード」と誤読したことがありませんか。わたしはあります。)。 ‥‥ そうか、耳を尖らせたらラフィールのイメージだ。なるほど。

2005年3月26日(土) 3月27日(日)4:33 +0900

■ 段ボールを出しました。

 NHKの番組でBGMにいわゆる「萌え系」アニメやゲームの音楽が使われているのを聞くとちょっと笑ってしまいます。今日気が付いた分には『藍より青し 〜縁[えにし]〜』のオープニングが使われていました。まあしかしNHKがいかに壊れようと『月詠』のオープニングが使われることはあるまいな。お元気ですか。石田は目がしょぼしょぼしてます。ひさびさ THE POLICE を聞いております。

 本をいっぱい詰めた三つの段ボール箱をコンビニまで三往復して運び、実家に発送しました。応対してくれたおばちゃんは「大変ですね。お引っ越しですか?」と聞いてくれました。「いいえ、本が増えすぎたので送るんです」。実家には「もし可能だったら郵便の人に玄関までじゃなく部屋まで運んでもらってくださいな、尋常じゃなく重いから。」と電話しました。本当に重かった。手がふわふわして伝票が書けなくなるくらいでした。手書きで日記を書いていたら今日は間違いなくお休みしていたでしょう。

■ 本を買いました。

 そんなふうに腕が矢鱈しんどい今日ですが、本願寺に行って本をいっぱい買ってきました。全寮制の学校のようなところの指定テキストです。以前通っていた専門学校のオリジナルテキストも一冊指定されていてそれは当然持ってるんだけど、それがこの部屋のどこにあるのか、まったくわからないので買わないとなりません。有効な書き込みもあったろうに。残念です。

 他にも何冊か、『小本和讃』や『勤行聖典』とか、今まで日常的に使っている(ことになっている)ものも指定されてました。そういうのはコレを持って行って使います。以前「勤式」に通っていた友だちが見せてくれた『勤式集』という超格好良いお経さんの本も指定されていました。なんでこんなものがテキストになってるのかな? と正直なところ思ってしまったんですが、たしか赤本はお内陣への持ち込みが禁止されてるので、コレを持っていないとお話にならないのだろうということに思い当たりました。石田、まだまだです。

 『註釈版』は両方とももちろん必要です。「七祖篇」は初版しかないから良いとして、「第二版」は誤字が多いという話をどこかから聞いたので2刷が出るまで買うつもり全然なかったのにテキスト指定は「第二版」でした。ページもほとんど変わらないから不都合はないと思うのだけど、どうしたものか。ちょっぴり悩んでおります。まあ何とかなるのは何とかなるのですが。なんせテキスト代がすでに30000円を超えていてしんどいのです。これを春の夜の夢もしくはちょっとした悪夢と言います。治安維持の巡回ロボットに「びーっ」てレーザー光線か何かを照射されてさあ大変!なのです。

 何の番組か、「夜回り先生」のパロディで「夜歩き先生」というのをやってました。シチュエーションは水谷先生の夜回りと途中までは同じ感じに作ってあって、でも多分もちろんヤラセで、話しかけても無視したり話を聞かなかったりする子どもを、「夜歩き」の「先生」が「うりゃー!」ってなぐるなぐる。なぐって逃げる。そして「いやあ子ども可愛いですよ」と言う。やってる人をも「大きな子ども」と見れば何の問題もないんだけど、実際にはいい年をした大人が演じていたので、あんまり良い評価はできませんでした。別のところには草野仁まで出て、あの番組は一体何をやっていたのだろう。

 ではです。

2005年3月25日(金) 3月27日(日)3:53 +0900

■ 後任見つかる。

 バイトの後任が見つかりました。ありがとうございました。タグなんて詰まるところチカラワザです。書いては表示させ、書いては表示させているうちに掴めてきます。わたしは誤記も写真や画像のアップし忘れもいっぱいやりましたが、バイトのサイトは「何か取り返しのつかないミス」ということが恐らく不可能なサイトだと思います。ウイルスその他不愉快犯への対応も専門家がしっかり枠を作ってくれているようなのであり得ないようですし、掲示板もないのでそっちの管理に忙殺されることもありません。きっとすぐ慣れて何とかやっていけると思います。

■ 飲み会でした。

 25日は飲み会でした。

 その前に全寮制の学校のようなところ本を買おうと思い、うーん、うーん、と考えているうちに、ふと外を見たら、ものすごい雨が降っていました。 ‥‥ いやそれは木曜日だったかな。

 ともかく、飲み会の前に髪を刈ってもらいました。雨は降っていませんでした。眼鏡を外さないと刈ってもらえないので不便です、とは以前ここに書いたとおりです。

 飲み会のお店ではわたしここのところずっと日本酒しか飲んでなかったんですが、なんとなくビールも飲みました。奇妙な違和感がありました。

 サッカーは、すごく残念でした。

 夜中、ものすごく大きな音がして目が覚めたような気がしましたが、酔っぱらっていたので夢か現かよくわかりません。ともかくそれはそれは信じられないほどにものすごく大きな音でした。

2005年3月24日(木) 3月25日(金)16:12 +0900

■ どうも落ち着かない。

 ネットで本を買ったり少しだけ読んだり、お説教を聞きに行ったりバイト系サイトの更新をしたり、帰りに雨に打たれてぶるぶる震えたりな一日でした。

 ちょっと風邪っぽいのもあると思うんだけど、どうも行動や思考に集中力が欠けてるようです。落ち着かない。まるで現在のデスクトップのモニタのように、ふわふわ、ふわふわ、落ち着かない。

 まぁたまにあることだからそんなには心配してないんですけどね。でも起きていた時間の長さを考えそれに合わせて眠ろうとするのに全然寝付けないというのは、ちょっとストレス溜まります。

 では。25日は飲み会です。日本2-1イラン希望。

2005年3月23日(水) 3月24日(木)5:20 +0900

■ 雨。

 甲子園を見ようと思って楽しみにしていたのに、雨で順延になっていました。さてさて。さすがに冬は手がかじかんで練習あんまり出来なそうなんですが、屋内練習場が完備されたりしてるみたいだし、夏のディフェンディングチャンピオンは春はどこまでいけるのでしょう。気になってます。

■ 更新。

 先生からバイト系サイトに関するファイル更新の指示が来ました。昨日の今日で、非常にタイミングが良かったと思う。アタマがネットの方向を向いてないときだったので非常にしんどかったです。しんどすぎたので、移転してから一度も行ったことのなかった喫茶店に行き、アタマの方向を無理矢理に変えて臨みました。ファイル作成の方は、たぶん結果的にはうまく行ったと思います。でも喫茶店は禁煙席なのに喫煙席から煙が漂って来たり、エアコンがエアコン臭かったりという、たぶん致命的かもしれない弱点が発見されました。どうしたものか ‥‥ 。

■ 「生きない。」

 夜中にダンカン脚本・出演の映画『生きない』をやってました。前に借りて見たことがあるんですけど、「大河内奈々子が抜群に可愛かった」という以外はほとどんど覚えてませんでした。良かった。面白かったです。すごく静かな映画だった。

 今日は更新です。ではです。

2005年3月22日(火) 3月23日(水)1:22 +0900

■ 元気な頃の。

 昨日からNHKで【プロ野球 新時代へ 熱球の伝説】という番組をやってます。「野球のすごい人」的な人を5人ピックアウトして「どんなにすごかったか?」を映像と証言で振り返ってます。一日目は長嶋茂雄のすごさで、見ていたらすごく元気な長嶋さんの姿が映りました。下にすぐ「このインタビューは昨年1月に収録されたものです」という但し書きテロップが入りましたが、でもなんかすごく嬉しかったです。そういえば倒れてからもう1年以上ですね。

 番組もとても面白いです。今日・二日目は王さんでした。子どもの頃に接したマンガその他で「練習の鬼!」というイメージが作られていたんですが、そしてそれはウソではなかったんですが、最初からいきなり練習の鬼だったわけではなかったのがすごく意外でした。

 昔は新宿区にあった早稲田実業に先輩と歩いてって見せられた、御影石か何かの巨大な球体に刻まれた、王さんの手形と、王さんのものらしい「球魂」という言葉が懐かしく思い出されます。 ‥‥ 早実のサイトに行ったんですが、そういうモノの案内は探せませんでした。移転していたの今知った。まあいいか。

■ まあエッチな。

 高須クリニックのCMを見ました。郷ひろみが歌ってました。歌詞が二つの意味ですごくエッチな歌だなあと思いました(今は【ココ】のいちばん上)。昔々チェッカーズの『NaNa』がNHKで放送禁止になったことを考えると(TV用に収録後、放送禁止が決定したような)、このCMもNHKで流れることはありませんね、二つの意味で。うーん何が言いたいのかよくわからない。

■ 後任が‥‥。

 先日ココでも募集?したバイトの後任がなかなか見つかりません。サイトの更新が本当に本当にネックになっています。また、真宗学の大学院生で生命倫理や哲学、環境、社会福祉と仏教との接点あたりに興味を持っている人があんまりいないというのもネックです。「現代」と斬り合わないで何が宗教か! 宗学研究と真宗学研究とは違う! めざせ碩学! いろんなことに首を突っ込みすぎて抜けなくなってもそれはそれで全然良いじゃないか! と個人的には思うのだけど ‥‥ 。

 愚痴っても見つかるわけじゃなし。どないしましょう。

 おっと23日は祖父の命日です。わたしは「おじいさんはお星さまになった」とか「おじいさんは天国に行った」とかは言いません。言えるのは南無阿弥陀仏になった・なっている・これからもなる、ということだけです。嗚呼。なぜ俺が言うとこんなにウソっぽいのだろう ‥‥ 。気にしない気にしない。

 とりあえず寝る。ではです。

2005年3月21日(月) 3月22日(火)5:00 +0900

■ リンクを追加しました。

 昨日は「すず音」をくーっ(≧▽≦)と飲んで気持ちよくなって、日記は夕方の更新だけで終わりました。法話の準備として本を読んだり傍線を引いたり「この例話はいただけない」と書き込んだりお聖教の引用を自分のために補足して書き込んだり。でした。

 今日は昨日に引き続き臓器移植法の改正案がどうも本当にこの国会に提出されそうな感じなので、それ系のリンクを拡充してました。「拡充」と言っても【森岡さんのところ】を参考にして、主要な改正案へのリンクを編集?しただけです。石田に独自なものは一切ありゃせんのです。

 しかし本当に。

 誰かが何か感情的なところから「うにゃあ!」って言い募っているのを見たら、「うんうんわかるよ!」と言うだけではなく、「それって大声で主張するのは良いけれど、皆んなを無条件に巻き込める主張なの? どうなの?」っていうのはしっかり検証しないといけないと思います。感情レベルの話では何もかも「その主張わかるよ!」がアタリマエだと思います。しかし「その主張わかるよ! 主張して良いと思うよ!」と「その主張わかるよ! その主張はすべての人間を巻き込むことが出来るよ! その主張はすべての人間の行動を束縛することができるよ!」とは全然違うのです。

 検証してもし「あれっ?」と思う要素があるのなら、「あなたが『うにゃあ!』って言い募っている、その理由はわかったと思う。だけどその内容と主張に全面的に首肯してともにそれを実現するために頑張っていくことは、わたしにはできない。わたしは別の方へ行きます」とはっきり言わなければならないと思う。合致するところと全然納得し合えないところを明確化して、話し合う必要がある。一体化しなければならないわけではない。どっちかがどっちかの色に染まらなければならない! ということは、実はそんなに多くない。臓器移植法の改正すべき方向もどっちかがどっちかに染まるべきだ! という方向ではない。ということで、

 どっちかをどっちかに無理矢理染めようとする、あるいはどっちかがどっちかにそもそも染まっているのだという乱暴なジュブナイル小説水準の〈見做し・フィクション〉に全国民を巻き込もうとする自民党案に、わたしは反対です。本人の意思表示原則は堅持しなければならない。

 わたしは臓器提供意思表示カードを携帯するつもりはありませんが、わたしは「町野案」が「我々」を主語にした無責任な全称文で言い募るがごとき「死後の臓器提供へと自己決定している存在」ではありません。

 ↑これにしたって石田に独自な主張ではない。でも、ステロタイプでもなんでも、現時点での石田の主張であることには変わりがないので、主張しています。

■ 自分の声が嫌い。

 なんてことは言ってられない。

 法話の具体的な指南書のような本(豊島学由『僧侶の道 法話の基礎的学習』(本願寺出版社 1992年)【本願寺出版社】 【Amazon.co.jp】)を読んでいて「当然だなあ」と思ったり「こりゃすごい」と思ったりしています。
自分のご法話を録音して聞いてみてください。二、三回、聞いてみなさい。きっといやになると思いますよ。それに気がついたら、聞いてくださる人に手を合わさずにおられませんよ。(P.110 下)

自分自身、二回目でいやになるような法話は、一回目でもあかんと。何度同じお話をしても、自分自身飽きがこないような、そういうお話がいいんです。(同)


 いやはや。「録音して自分で聞く!」というのは当然すぎる。でも、わたしは聞けるのだろうか。文章は書いては読み書いては読みしてアップしてる、でもこのありさま。酔っぱらってるときにわけのわからない日記を書いてアップすることが時々ありますがアレはヨッパライが読んで「うーん、面白い!」と思うからますますおかしなことになっています。

 自分の声を録音して聞くのがあんまり好きじゃないのはわたしの声がわたしの好きな声ではないからです。普段聞いたことのない声なので違和感が大きいってのもあるけれど。関係ないかも知れませんが、こないだの夜回り先生は非常に良い声だったと思います。多分すごくセクシーな声なんじゃないかと思う。姜尚中とはまた違う、でもすごく聞きやすい、聞き入ってしまう声。そしてとっても優しい声だった。

 ‥‥NHKの朝のドラマ、緒形直人が17歳の女の子の「お父さん」なのですか! びっくりしています。すんごい昔、浅野ゆう子が17歳の女の子を演じているのを見たことがありますが、アレくらいの違和を感じました。でも見慣れればなんとかなるのでしょうね。もう一つびっくりしてるのが公式サイトに「題字とタイトル画:西原理恵子」という記述があることです。すばらしい。っていうかNHKどうしたの。どうせやるなら中途半端はいけません。『まぁじゃんほうろうき』を実写化しよう。

 で、ではでは。

2005年3月20日(日) 3月20日(日)17:55 +0900

■ スギケンさん。

 「臓器の移植に関する法律」の改定案のうち、いわゆる「町野案」を受けた自民党案に対抗する法案として最も有力なものに、いわゆる「森岡・杉本案」を受けた日本小児科学会の改定案があります。

 その「森岡・杉本案」の「杉本」さんは「スギケンさん」と呼ばれているそうです、というかネットでは「スギケン」とも名乗っておられます。 → 【杉本健郎(スギケン)のホームページ】

 そこに『子どもの脳死・移植』という本がありました。お子さんが交通事故で亡くなられたときにお子さんが腎臓移植のドナーとなった、その経験を深く深く受け止めて書かれた本のようです。2003年に出版されている、【bk1】の紹介にも「この問題を考える際の必読の一冊である。」とあるような本でもあるにも拘わらず、わたしはコレを読んでいないのですねえ。

 いけないなあ。

 先日bk1から結構なポイントをもらっていたのですが、それ全部を使って『感じない男』を買うのもちょっとアレかなあと思っていたので、この本と『夜回り先生』を買うことにしよう。

 独り言な日記でした。

2005年3月19日(土) 3月20日(日)4:45 +0900

■ 夜回り先生。

 夜回り先生の講演会に行きました。

 予定表によると、講演会は17:00開場、17:30開演、19:00終了というプログラムでした。講演会の後は同じ建物の別の階で、卒論の指導を受けている先生がお説教をされる日程になっていたので、お説教の後で卒論の手直し分を渡せるなと思い、持っていくために印刷してから講演会会場に向かいました。

 17:00ちょっと前に着いたのですけども、びっくりしました。目を疑いました。しばらく半笑いでした。結構な広さのある前庭がどういうわけか人で埋まっていたのです。三階の会場から続いていると思われる行列は階段を二つ下って玄関に達し、玄関からは二列縦隊で前庭をぐるぐる回っている。あぁこらあかん、絶対入れん、水谷先生の顔も見られん、何もなかったことにして帰ろうかと思ったけど、せっかくなので、なんかお祭りっぽかったし、行列の最後尾に並びました。しばらくしたら中学生くらいの女の子4人くらいが折り悪くきゃっきゃっと笑いまくって聞こえにくかったけど、係の人がどうも「現在すでに行列は1000人を軽く越えています。ここにいる方は本会場には間違いなく入れません。会場から溢れた方々には別室でモニタを見ていただきますが、そのモニタ会場のキャパもとうに上回っています。ですので、一応建物の中には入っていただけると思いますけれど、モニタで見ていただけるかどうかもわかりません。声はお聞き頂けるようになんとかするつもりですが、何卒ご了承ください」的なことを言っているっぽかったです。

 行列が動き出して気づいたことには、わたしの300人くらい後に、お世話になっている先生がご家族で並んでいました。なんか途方に暮れていたところだったので心強く感じました。

 30分くらいかけて並んでいた人のすべてが建物の中にどうにかこうにか入り、係の人たちがモニタを数台、まったく会場としては用意していなかったロビーみたいなところに並べたあたりで、卒論の指導を受けている先生に遭遇しました。早速プリントアウトしたモノをお渡しして、ちょっとだけ指導を受けました。時間的にもファイル的にもばたばたしていたので、メールでしっかり送ることになりました。先生も行列を見てびっくりされていたので、今日の講演会のチラシをとりあえずお見せして、夜回り先生っていうのが一体どんな人なのかについて、以前知ったサイトの情報や、こないだETV特集で見たばっかりの講演会の話をさせてもらって、一応説明を試みました。「とても大変なことをされている方だと思います」とか「自分のことをまったく顧みず、大人のこともまったく顧みず、本当に子どものことしか見ていない方だと思います」とか「本当に子どもを中心にして、子どもに向き合って、それですべてを考えてる人だと思います」とか、すんごいステロタイプな説明しかできなかった。「ETVで見たときは、2000人くらいの中学生の前で講演してたんですけど、その子たちが、一切、まったく、全然、本当に何にも喋らずに先生の話をじっと聞いてました」とか。「今日も2000人くらい並んでるみたいで、会場には全然入り切りませんでした。わたしもモニタさえ見られない感じです。一体どうしようかなあ」みたいな。

 先生はふむふむと聞いておられて、「まったく知りませんでした。単純に、TVに出ている有名人が来たからこんなに人が集まったのかなあと思っていたけれど、どうも違うようですね。その方は「本物」なのでしょうね、帰ったらホームページなど見て、いろいろ知りたいですね」的におっしゃって、お説教の準備に入られました。

 夜回り先生の話はすごかったです。聞きながらじーんと来て「いや参ったな」と思って辺りを見回したら、父くらいの歳のおじさんが眼鏡外してわっしわっしと目を拭っていたり、ハンカチを貸し借りしているおばちゃん集団がおったり、 ‥‥ 泣けば良いってもんではないけれど、泣くくらいしか感動のやり場がないことってのはあるわけです。何かものすごいことが今起こってるんだなあ、という実感が建物全体を覆ってる感じでした。「すごいなあ、良い話だなあ、今日は良いものを見たなあ」で終わらないのがわたしの好きなタイプの「良い話」ですが、まさにそういうタイプの話だったと思います。聞いてしまった以上そこに何らかの責任や希望、行動が自ずと生じてしまうような、わたしの好き勝手な方向付けで理解すれば、紛れもなく「生命学」な講演会でした。わたしが聞いたのはロビーの一角で、モニタも見られない場所でしたが、音はとてもよく聞こえました。主催が講演を館内放送にのせてくれたのだと思う。すごく感謝しています。

 講演の後はお説教を聞いて帰ってきました。講演会から流れてきた人が多かったせいか、なんかいつもより暖かい、やわらかい、願いに満ちた雰囲気に感じました。お説教の内容もまさに「願い」だったから尚更増幅されたのかも知れません。

 そんな感じでした。

 → 水谷修『夜回り先生』【bk1】

2005年3月18日(金) 3月19日(土)5:20 +0900

■ 書き物なのに。

 今日も喫茶店は寒かったです。長居できるのは素敵なのだけどこの寒さはどうにかならないものか。小川珈琲まで出張った方がいっぱい歩くし暖かいし体には優しいかも知れない。頭寒足熱なのですよ、書き物をしている時の理想を私的に述べますれば。ビジュアル的な夢想としては、直径60〜80センチくらいのフェルトのカタマリ(球体)に両足を突っ込んでホコホコ暖まりながら、コートを着たうえでノートのキィをぱちぱち押したいです。っていうか、今シーズンは本当に電気的な暖房器具をエアコンも電気あんかも電気ごたつも乾燥機も一切使わずにしのぎ切れそうな雰囲気です。ビバ! 使い捨て携帯カイロ@首の後ろ! です。

■ 書き物なのです。

 論文の手直し原稿は土曜日も引き続き頑張れば先生に手渡すためのプリントアウトが出来るかも?という感じです。論文の第一稿に対してはたくさんの指摘をいただきました。たとえば「〈「脳死」臓器移植〉と表記するとかえって〈脳死〉と〈臓器移植〉が分離してしまい、論文の意図から外れるのでは?」または「往生浄土で脳死臓器移植を語ることには無理があるのでは?」などです。「それは違います」と言って反論できるところがあんまりなかった。〈セラピューティッククローン〉は〈・〉を補って〈セラピューティック・クローン〉とすべきではないかという指摘も受けました。そういう基本的なところもちょっと乱雑粗雑な第一稿。

 註に関しても、法的な判定基準に基づいて「脳死」と判定された人から摘出される臓器をレシピエントに移植することを「いのちのリレー」と表現することや、もはや誰もが知っていると思われる「ニューロン再生」が事実であるという根拠も必要だとの指摘も受けました。これらについてあらためてネットで検索したところ、初出がよくわからないという事態に直面しかなり戸惑っています。とりあえず「いのちのリレー」は日本臓器移植ネットワークを、「ニューロン再生」は岩波の『科学』という雑誌の2000年6月号を註に記しました。うろ覚えとはまた違うけれど、事態としてはそれと同じことをやってしまった。

■ 駄洒落ですかい。

 DVDを借りてきて見ている『攻殻機動隊』に関連して「降格機動隊」という言葉に接しました。きゃっきゃっと話してるのを見て「飲んでるのかお前ら!」と思ってしまいました、どっからどう見てもしらふの人たちだったのだけど。

 3月25日に送別会的な飲み会を設定してもらって嬉しがっていたのですけれど、今ふと気づいたことには、25日は22時からW杯アジア予選のイラン代表戦、しかも10万人のアウェイ戦なのでした。電脳でTVをキャプチャ出来る環境を熱烈に希望しています、笑い事じゃなく。

 というか、記憶が飛ぶくらい&俺が見なくても日本代表は何の問題もなく勝てるってば!と無根拠に確信できるくらい飲まないと二次会への参加は無理っぽいな。というかサッカーを大事にしてる男率が高そうなので、二次会そのものが企画されてないかもしれないとも思う。

 法話の原稿も頑張らないといけないなあ。

 ではでは。

2005年3月17日(木) 3月18日(金)4:30 +0900

■ 雨ですかい。

 ちょっとぶりに『イノセンス』DVDを見ながら・あたりめをかじりながら・月の桂を飲みながら「うーん」とうなっていました。早いもので、あの感動から1年です。今年の3月も半分以上を消化しております。

 京都の昼間はざんざんな雨降りでした。19:00に始まりバスが終わった時間に終わる『論註』の勉強会があるので出発前に止むか止まぬかで気をもみましたが(止めば自転車、止まねばバスで行こうと。)、どうやら上がりそうだったので自転車で出発しました。そうしたらもちろんどんどん降ってきました。わたし最近こういうのばっかりです。参ったなと思いつつ引き返して自転車を降りバス停に歩いて向かうこともなく、ジーパンがどんどん濡れて行くのにもめげず取りあえず傘を差して進み、勉強会に参加して、雨がカラッと上がった中を帰ってきました。

 勉強会、前回は2桁くらいの参加があったんですが、今回はうって変わって、先生を入れて4人でした。これを少数精鋭と言います。良い意味のみで濃いぃ感じでした。『論註』は実はお説教のネタに溢れているということを再確認できた(話す人にももちろん依るのだろうなあと思ったことは言うまでもありませんが)濃密な2時間+αでした。「他力」と「努力」、あるいは「他力」と「やろうと思ってやった行為」とが相反するようなモノとして理解されている本願寺派的な現状がありますが(お東も何かそんなことになっていてお説教の場でお念仏が聞かれないこともあると聞きますが本当なんだろうか?)、そんな kiteretsu な話はないわけです。「自力」の「修行」に何の効果や功徳があるもんではないということと、往生浄土以外の日常で自分が為そうと思って為す「行為」すべてがあかん! と言うのとはまったく違う。と思う。

 いろんな人がおっしゃってるように、お念仏を称えたくなったら称えれば良いのだと思う。

 すごく興味深いと思ったのは、
「シャーンティデーヴァの『入菩提行論』忍耐の章の冒頭を飾るのは、「千劫の間に積み重ねられた布施、善逝(仏)への供養などの 善行の一切は 一つの怒りによってうちこわされる」」という詩句である。」
 (ダライ・ラマ十四世『ダライ・ラマ 怒りを癒す』三浦順子訳
  講談社 2003 P.9、ダライ・ラマじゃない人による序文)


 とはまったく逆みたいな言い方が浄土教では為されているということでした。わたしはやっぱりかなり特殊な世界観の中にあるということが結構強烈にわかった気がしました。まあしかしわたしはわたしの理解したいようにしか理解しないし理解できない。このあたり、学部時代の友だちが言った「理解は誤解の一形態である」という金言が思い出されて来るわけで。ぶくぶくぶく。

■ お珠数。

 祖父から引き継いだコハクのお数珠のヒモが切れました。「切れました」と言うか、かばんに常時 ‥‥ 備蓄のような状態になっていまして、二日続けて使う機会があって、一日目は何ともなかったのに、カバンを乱暴に扱った覚えもない中で二日目には「切れていました」。此の世には確かなものなど何んにもないのです。いやいや。とにかく切れてるとお数珠として使えないので編もうと思い、ヒモを買ってきました。

 ‥‥ 孔の狭さに驚愕しました。じいさんは一体どうやって通したのだろう? こらわたしの技量ではお数珠にならんので、ヒモを買ったお念珠屋さんに持って行ったのですが、技術者がいないので通せないとのことでした。勉強会の後で先生に聞いたら、最近は御念珠のヒモを通すのはお金にならないからやってない御念珠店が多い、でも、お東の向かいのK念珠店ならば、そういう大事なモノだと話せばやってくれるかもしれない、とのことでした。近々に持ってって聞いてみます。

 K念珠店というのは、10年くらい前、専門学校の行事の記念品で250コ以上の腕輪念珠をものすごい短期間でものすごい格安で作ってくれたところです。最近行ってなかったなあ。

■ こらあかん。

 消防車が走り回ってる音が聞こえました。屋上に上って見回したら、火はもう消し止められたか、薄く煙が上がってるところがありました。わたしは雨が上がって喜んでいたけれど、降り続いていた方が火事には良かったんだなと思いました。

 ふわん、ふわん、と不安定なデスクトップの方のモニタ画面を見ながら作業していたら、突然「プッン。 ‥‥‥ チリチリチリチリチリ。」と言ってモニタが緘黙しました。うおぉぉ遂に逝ってしまったのか? と焦りつつスイッチを押したら「ぷぅぅん」と言って再び画面が漆黒からフツウの画面に転じました。4月からはこの部屋にあんまりいないしデスクトップでなければ出来ない作業もほとんどない(はずな)ので、だましだまし、行けるところまで行こうと思っております。今現在はデスクトップはモニタを切ってCDプレーヤとして使ってます。 ‥‥ パソコンつながりで、ひさびさに Let Me Be With You を聞いております。「パソコンって言うなあ!」みたいな。でもデスクトップの方は「パソコン」で良いと思います。ノートの方には一応「ちぃ」って名付けてます、ここだけの話(っていうか滅多に思い出さない)

 今はひさびさに When Doves Cry を聞いてます。なぜこれが「ビートに抱かれて」という邦題なのかが未だにわからん。途中でプリンスから呼ばれてるように思うこともあり(?)、この曲はとっても大好きです。今は 1999 です。

 うん、こらなかなかあかん。論文にもらったコメントを整理して鍛錬し冶なおしてるところなのに。

2005年3月16日(水) 3月17日(木)14:40 +0900

■ 暖かい。

 今日の京都は非常に温かです。「早ければ来年から、銀閣には本当に銀箔が貼られていなかったのか、本当は貼ってあったのかの調査が始まる。調査中は半解体か全解体になるだろう」というニュースに接し、見られるうちに銀閣に行ってみようかと思い立つくらい温かでした。地図を調べたら片道7キロくらいでした。自転車で行けない距離ではない。行くならなるべく早いうちが良く、かつ週末ではない方が良いと思って天気予報を見たら、明日は一日雨なので駄目っぽい。なので銀閣のことはひとまず忘れて、論文その他の原稿を書き上げることにします。

 それにしても、暖かくなったり寒さが戻ったり不安定な天気が続きます。のど痛いし、気をつけて暮らします。

2005年3月15日(火) 3月16日(水)16:35 +0900

■ 募集など、もろもろ。

 ちょっと前から風邪っぽいです。先日ものすごく寒暖の差の激しい三日間くらいがありましたよね。あれが終わってからです。頑張って摂生して滋養のあるモノも摂って、早めに治ることを期待です。

 バイト系のサイトをちょこっと更新しました。先日のシンポジウム案内に「終了しました」という但し書きを追加。リポートをもらったら写真とあわせて本格的にアップします。

 来年度、わたしこのバイト系サイトの更新がまったくできなくなると思うのです。なので、

 龍大の大学院生で、大宮学舎や深草学舎界隈をおもな棲息地にしていて、HTMLの更新が出来て(できればcssの編集も)、「仏教社会福祉」「仏教と環境」 「仏教と自然科学」 「仏教と哲学」 「仏教と生命倫理」 「仏教と医療」などのテーマに多大な興味を持っている方(で、できれば僧籍を持っている方)で、そういう関係のバイトをしたい方や、そんな方をご存知の方はいらっしゃいませんか?

 もしいらっしゃったらご連絡待ってます。オフラインでもちょこちょこ探しているんですが、うまいこと見つかってないのです。今のところ「HTMLの編集」が最大の難点となっています。

 17日が期限の提出書類を本願寺の1Fで提出しました。ぱっぱっと確認してもらって「ココ日付が抜けてます」との指摘を受け記入、そのほかには不備もなく受領してもらえました。「体調を整えておいてくださいね」とも言われました。た、たしかに。毎日何時間も(?)正座する生活が始まるんだから、理想としては5キロくらい痩せておきたいものです。でも今さら、不可能な気もし始めています。

 ちょっと前から「15日には何かすごく重要なことがあったはずなんだが一体なんだったろう?」と思い続けていましたが、15日が終わってもなお思い出せていません。どうでもいいことだったら良いのだけど ‥‥ 。

2005年3月14日(月) 3月15日(火)3:15 +0900

■ ヴァンがスネ夫に。

 ドラえもんの新声優陣が発表されたそうです【TV朝日】。続いている番組で全員一気に代わるのって今までなかったなあ。今でこそ原作者が「ドラえもんってこういう声だったんですね」と言うくらい一体化してる大山さんの声だって、わたしは第一回の放送をリアルタイムで見ながら「なんじゃこりゃあ!!」と思ったもんです。直前のニュース映像に古代進の顔が流れて(『さらば』の映画の会計で何かあったらしい)ひげを剃っていた父親と二人で驚いたもんです。

 第一回の放送を見た流れからいけばリニューアル第一回めの放送も見てしまいそうだ。 ‥‥ って四月か。四月から七月いっぱいまでの予定は完全にわからない。まずまずTVなんてものが見られるはずがない。わたしが見ていなくても、日本代表はきっと順調に勝ち上がるに決まっているし、DESTINYでは坂本真綾が頑張るのだろうし、みらいの航路は無限軌道SSX並みなのだろうし、義経だって順調に日本大の兄弟げんかを展開していくのだろうし、新シルクロードも順調に延びていくのだろう。録画セットできる分はセットして、強く生きていくしかあるまい。

 今日はいつもにもましてネタがありません。では。

2005年3月13日(日) 3月14日(月)15:15 +0900

■ 携帯アドレス変更。

 携帯電話のアドレスを変更しました。前の携帯はアドレスを変更することが出来ず、ために、未承諾広告その他の業者メールや架空料金・架空請求の問題が表面化する前に設定していた、すごく簡単なアドレスのまま、要らないメールをどんどん受け取らざるを得ない状態でした。最近は受信件数がだいぶ少なくなって来ていたので収束するかも知れないと淡い期待を抱いていたけれど、しかし日に5通は必ず来るので、携帯を替えたら変えようとと思っていた当初の予定通り、携帯アドレスを変更しました。これまではドメインの前がアルファベットのみで5文字、今は記号や数字も混ぜて結構長いものになっています。

 登録してあるアドレスに一括で「アドレスを変更しました」というメールを送れる機能がどこかにあったはずだと思い、携帯と一緒にもらってきた案内をいろいろ引っ繰り返したのだけど、見つかりませんでした。あったはずなんだがなあ ‥‥。なので To を自分宛にした Bcc で、すべて手作業でアドレス変更通知メールを送りました。かなりしんどかったです。

 何通も何通も、宛先不明で戻ってきました。

 何通かは本当に誰もいないアドレスらしい。だけど、いるはずなのに受け取ってくれないアドレスもかなりありそうでした。たぶん登録していないアドレスからのメールを受信しないように設定しているのだろうと思う。そういう方々でココを見ている方はあんまりいないと思うのですけど、もしいらっしゃいましたら、よければ何らかの方法で連絡をください。

 しかし、日曜日は本当に寒かったです。では。

2005年3月12日(土) 3月13日(日)5:00 +0900

■ シンポジウムなど。

 「仏教社会福祉」について総合的に考える講演会とシンポジウムを見てきました。「あれあれ?」と思ってるうちに基調講演の先生が所定の時間を30分も超過されたのですごくびっくりしましたが、また、シンポジウムの方はシンポジウムと言うより3人の先生がまったく別の角度から「仏教社会福祉」について語るプチ講演会のような感じでしたが、内容はとても興味深くて、 ‥‥ こんな言い方で良いのかどうかよくわからないけどとても面白かったです。わたしなりに感想をまとめて一言で言えば「仏教福祉ではなく仏教社会福祉である」ということになると思います。

 来週の土曜日は本願寺に「夜回り先生」が来るので聞きに行きます。そういえば先日の日記でちょこっと触れた、こないだH2Aで上がった人工衛星は無難に「ひまわり6号」と命名されたんだそうですね。5月頃からは「気象衛星からの画像です」ではなく「ひまわりの写真です」と言うのが聞けそうです。無垢な子どもの中に「衛星写真の何が〈ひまわりの写真〉なんだ?」と思う人が出てくる、そういうチャンスが広がるのです。

■ タオル地。

 先月お菓子をもらった方にお礼のハンカチを送りました。こないだ引っ越しのときに友だちの部屋から発掘された商品券をもらっていたのでそれを使用。ハンカチの何が良いって、使ってるうちに誰からもらったのかよくわからなくなっていくところがステキだと思います。

■ さつまいも。

 大阪の八尾で和上のお説教を聞く勉強会があったのですが、滅多に会えない友だちが京都に出てきたので一緒に飲みました。勉強会はすごく久しぶりに不参加でした。もったいないことをしたなぁという気持ちといやいや友だちに会えたし飲めたしこれはとても良いことだよという気持ちが半々です。しかしさつまいものなんと美味しかったことだろう。

 帰りに伊勢丹の地下の酒屋さんに行ったら、一ノ蔵の「すず音」がすんごい無造作に並んでいて、あまりに所在なさげだったので一本買ってきました。明日以降いつ飲もう。楽しみであります。

2005年3月11日(金) 3月13日(土)4:00 +0900

■ 手続きもろもろ。

 伝道院から合格通知が届きました。入所案内と、入所にあたって提出が必要な書類も届きました。他に、入所してる間に申請したり実技したりすれば取得できる「巡讃」(本願寺の内陣で和讃の一行目を独吟できる資格のようなもの)+αの出願に必要な書類も届きました。以前通っていた専門学校でも案内があって、そのとき受けようと思ったら「伝道院に行くのならそっちで受けられるよ?」と言われたのを思い出しました。なるほどこれか。

 ‥‥その願書に添付する写真の衣体が「白衣・布袍・輪袈裟」でした。しかし白衣も襦袢も白帯(はくたい)もこの部屋にはないので、すべての書類のすべての所定の欄に書き込んで捺印もして、入所案内がややこしいのでコピーしてもう一部作って実家に送る封筒も用意して、法衣店に買いに行き、なるべく安いの・安いのを選んで買い、写真屋さんで着替えて(安かったからか新品だからかすんごいゴワゴワして着づらかった)撮ってもらって、実家に送りました。

 全寮制とは言っても土日はおおむね自由で外泊も出来ます。でもすべての土日が外出・外泊可ではなく、行事の入る日もある。その日程を見て、5月の中旬に行けたら行きたいと思っていた金沢行が不可能になったことを知りました。ショックです。

 なんかそういう感じで、この日記を更新するのすっかり忘れて眠ってしまった金曜日でした。どうもすみません。そうそう、手続き関係の書類を送付した後で聞法会館に行って、お説教を聞かせていただいて来ました。実家のもんのすごい近所の方が話しておられました。

2005年3月10日(木) 3月11日(金)6:00 +0900

■ 更新。

 住居の更新書類を実家に送りました。二年に一回、三月に更新なんだけど、わたし夏に実家に帰るので半年も住まない。更新手続きをしに行ったとき駄目もとで大家さんに相談しようと思っております。

■ 重要無形文化財。

 聞法会館にお説教を聞きに行きました。ご講師の先生は「ずっと続けて聞いてくれる方、夜しか来られない方、一回だけ聞かれる方、いろいろな方があるのでいろいろ考えながら話しています」的なことをおっしゃって話しておられました。ご法話の基本は一期一会でいちばん大事なことだけ話せば良いはずなんだけど、そうは言っても同じ場所で何度も続けて話すときにはそればっかりでやるのもどうか? と考えざるを得ないようです。

 ご法話の理想型は、まったく同じところに落ち着いていく、目新しいことなど何もない、それでいて何度聞いてもとても良い感じな、うまい人のやる優れた落語のようなカタチなんだろうと思います。あるいは同じ本を使ってるのに違う流れと異なる味わいを生み出す浄瑠璃や歌舞伎のような。歌舞伎で二度、文楽で一度見た人形浄瑠璃の政岡【ココ】の〈御殿〉)はどれもまったく同じ本を使いながらどれもまったく別の芝居になっていました。それでいて落ち着くところは一緒。今後もそうなんだろうと思う。 ‥‥ とは言いながら、いちばん衝撃的で最も印象に残ってるのは玉男の政岡です。これは仕方がない。同じことが語られているはずのご法話がそういうことになっていくのも当たり前のことであり如何ともし難いことだろうと思う。

 今日自分で調理した味噌ラーメンは美味しかったです。スープは無理せず市販のものを使うのが良いですね。もやしもよく炒めたから味が湧き出たんだろう。

 では。

2005年3月9日(水) 3月10日(木)5:40 +0900

■ 携帯電話の購入。

 昨日見に行ったのとは異なるところにも一応行ってみて、やっぱり同じような値段で置いてあるのを確認してからauのショップに行きました。3,4人の先客がいて、そのうちの一人が携帯ではなく加入電話に向かって凄んでいました。いわく、××のショップで○○なめにあったがそれでいいのか、いわく、どんなケータイと交換してくれるつもりなのか、いわく、俺は脅迫なんかしているつもりはないフツウにしゃべっているつもりだ、などなど。何があったのかはわからなかったけれど、してるつもりがなくてもしてるのと同じことになっていることはままあるんだよなあと思いました。無関係な人がいる中で些末でどうでも良い個人的な出来事を大事件のように喚き散らす手合いの喚傍若無人な人は大嫌いです、この日記自体がそういうモノだと考えることも可能で、そう考えてしまうと同族嫌悪なのかも知れませんが。

 先客集団への対応は電話の相手に任せているようで店員さんの上にはどのような感動も窺えませんでした。なので一人に前のを何カ月使っていたのかを調べてもらったら「31カ月」とのことでした。なんとなんとすばらしい。上の子どもたちの会話が断続的に聞こえてきた中に「お前結構長く使ってるよな何カ月よ」「3カ月」という会話があってわたしはこっそり得意げになってしまいましたとさ。ざっと10倍。何がどうなれば得意になれるのか不明だけどそれはおいておこう。

 auポイントが2000たまっていたのが4000円割引として使えました。ショップが開店1周年で2000円割引になりました。それらを併用して4000円弱のお支払いですみました。あとは手数料が2100円かかります。それは来月の引き落としで支払うことになります。何があったのかわからないけれど、くじを引いてクーラーバッグなトートバッグのようなモノをもらいました。あと、前のを渡したら「リサイクルに参加していただきましたのでこちらを差し上げます」と言ってトイレットペーパを一巻くれました。レアメタルとかいろいろ入ってますものね、携帯。

 対応してくれた店員は丁寧だったけど、今まで使っていた携帯のバッテリが使用当初からおかしなことになっていた点(「電池が妊娠しますた」スレ参照)を指摘したのに「ああそうですかへぇー」的な話し方でサックリ流してしまったのが悪印象でした。「ああこの人はマニュアル通りにやるしか能がなくて、それ以外のことは丁重に流してしまえる人なんだ、これが大人な社会人っていうことなのかなあ」などなど思いました。機種変更の手続きや作業の合間にKDDIの加入電話サービスがあるという説明をし始めたので、うちはADSLの関係で加入電話はNTTから変更するつもりは今のところないので説明はいらないと言ったのに、一応聞くだけ聞いて下さいと言って説明を貫き通したあたりでは何か一抹の寂しさのようなモノを感じざるを得ませんでした。その人が人間的に見えたのは、すべての手続きが終わってわたしが帰ろうとしたとき、ふと、どちんぴらの集団が去った後の床に何か得体の知れないモノがばらばらまき散らされているのに気づいて「何んでしょうコレ?」と問いかけたら「うわー!」と言った時くらいでした。

 そんな感じで携帯は新しくなりました。待ち受け画面はいしだオリジナルになりましたが、調べてみたら「着うた」のオリジナルは受け付けてくれないようです。さみしい。

■ お説教。

 聞法会館にお説教を聞かせてもらいに行きました。19:00からなのに19:00の時点でお聴聞はわたしだけ。参ったな参ったなと思いながら重誓偈をいただいていたら、回向が終わる頃に50人くらい突然増えました。泊まる人はお経に参加しないという悪しき伝統がいまここで形作られているんだろうか?

 お説教は品評するモノではなく浸かるものですが、しかし伝道院に入る身として参考にさせてもらわないといけないので、そういう観点からいわば観賞させてもらいました。自分がどんな感じで話しをするのか、いまだにまったくイメージが沸いて来ません。あんなことできないとさえ思う。良いのだろうかこんなことで。

 BSでフランスの地理らしき教育番組をやってます。シードル、ワイン、チーズ、エスカルゴ。エスカルゴの養殖に世界で初めて成功した人をたずねて女の子が松坂に行き、手の上に載せてもらったエスカルゴをしげしげ眺め「慣れてくると可愛い!(はぁと)」と言ったり、湯通ししたエスカルゴにわさび醤油をつけてぱくっ、「貝!貝みたいですごく美味しい!」と言ったり、缶詰の方もたべさせてもらって「飲み込んでしまって良いですか? もう全然違うんですね!」と言ったり、とっても可愛かったです。何が可愛いって、「そうなんですかー!」という声がとても興味深そうですごく良いです。「カマンベール村?」「カマンベールチーズはここから始まったんです」「そうなんですかー!」とか。渡辺淳一の小説じゃないが(読んだことはないが)女の子は物知りの男の言うことを「そうなんですかー!」と言って聞いていればええのじゃ! 的などす黒い欲望がわたしの中にあるってことなんでしょう。いやだいやだ。

■ 牛肉。

 隣の国の大統領とうちの国の首相が電話で話して、大統領は牛肉の輸入再開を強く迫ったそうです。こっちの考える安全の条件を満たしていないものを、相手の主張する安全の条件を満たしているからといって買うのは、あんまり理性的なやり方ではないと思います。わたしとしては、こんな暴力的なやり方をするところからはそんな暴力的なやり方で売られるものを買うべきではないと判断するのですが、 ‥‥ うちは属国ですからねえ。ボスの言うことには逆らえないから輸入は早晩再開されるのでしょう。うらうら、つらつら。怨怨、辛辛。

 「クニとして買え!」という強要がまかり通るのは間違いなさそうだけど、今のところ「コクミンとして食え!」という強要にはならないようなので、方法はあります。とりあえず、使用を再開してしまったのなら吉野家には絶対に行かず(味の問題ではない、というか「豚丼」の問題が表面化して以降わたしは行ってないけど)引き続きすき家と松屋となか卯で我慢、市民団体がアメリカ産牛肉の使用状況をいろいろ調べてくれるはずなのでそれを参考にして他の飲食店でも使ってるところには行かず、また加工食品にも気をつけて、BSEがどうのということではなく、売り方が気に入らないものをなるべくわかる範囲で絶対に買いたくない、それを貫こうと思っています。

 どう見てもあんまりな横暴なのだから輸入再開後も大規模な不買運動などが起こるんじゃないだろうか。安ければそれで良いという考え方をわたしは取らない。アメリカの主張する「科学的なデータ」云々はこの場合の購入には十分条件として働き得ない。とりあえずわたしは絶対に買わないし絶対に食べない。なお「絶対」は感情語です。

 はい。そんな感じです。ではでは。

2005年3月8日(火) 3月9日(水)2:50 +0900

■ 携帯電話の研究。

 携帯電話のバッテリがそろそろ本格的におかしいしお金も2万円くらいはある(ことにした)ので携帯を替えることにしました。電気屋さんで先日もらってきたカタログをひっくり返しながら唸ることしばし、「CDMA 1X WIN」は今のわたしにあんまり必要ないことを理解しました。というかコレは携帯でネットサーフィンすることをまったく考えておらず写メールを送る相手もいないわたしが持つには基本料金からが高すぎると思います。じゃあいっそのこと現在の機種でバッテリだけ替えれば良いじゃない?と思って値段を調べたら、通販では2000円くらいだけど買い方がよくわからない。ショップで純正品を買うと4000円くらいするらしい。うーん、25カ月だしポイントで4000円くらいもらえるから、ネットの最安値価格で買えるとは思えないけど10000円くらい出せば新機種になるんだし、買うことにやっぱり決めました(書き方が悪いのでよくわからないと思いますが二転三転しました)。

 食材を買いに出かけた近所のスーパの2階にはちょっとした携帯コーナがあるのでそこに寄ってちょっと見て、新規加入の場合は1円〜10000円、25カ月の場合は10000円強で購入可能な機種がごろごろあることがわかりました。なるべく近日中になるべく近所でなるべく安く買い換えることにします。

■ 万年時計。

 江戸時代の技師が作った「万年時計」の復刻版を愛・地球博覧会で展示することになりました! というニュースを見ていて、龍大図書館にある「須弥山儀」【★】と「縮象儀【★】」のことを思い出していたら、「東芝で復刻しました」というようなことを言っている【東芝:機動式】 【東芝:プロジェクト万年時計】。東芝と言うことはつまりやっぱりそれはギエモンさんが絡んでるに決まってるので須弥山儀の親類だろうと思って検索結果の別のページを見たら、作成年もほぼ一緒でした【mannen.html】。龍大の「須弥山儀」と「縮象儀」が1947年着工、1950年完成。万年時計は1951年完成だそうです。

 龍大の「須弥山儀」は修理の結果動くようになったそうだけど、「縮象儀」はまだ動きません。「縮象儀」の上の部分と「万年時計」の上の部分の構造が素人目には酷似して見えるので、「万年時計」を動かすことに成功したところに持ってって修理してもらうことができればコレも動くようになるような気がします。しかし国家プロジェクトか ‥‥ 良いなあ。動いたからどうなるってもんでもないんだろうけど、でも動くの見てみたいです。

 なお、須弥山儀や縮象儀と「からくり儀右衛門」で有名な東芝の創設者・田中久重との関係等については青木正範「仏教宇宙説と須弥山儀」(第四回仏教図書館協会研修会)が詳しかったです。万年時計については東芝が詳しそうな気がします。「からくりフロンティア」というサイトの【こちら】には龍大蔵じゃない須弥山儀の写真と、田中氏の顔写真まで掲載されています。

 はい。今日はとても尖端技術的な日記でした。

2005年3月7日(月) 3月8日(火)2:40 +0900

■ 引っ越し手伝い その4。

 午前中に書留を配達してもらってから引っ越しを手伝いに行きました。「手伝い」とは言っても今日はかなり軽めでした。洗濯機が乗用車に乗らないので諦めて大家さんに頼めたのも大きいと思う。

 今日のメインは陶磁器のゴミを出しに行くことでした。来てもらって回収してもらうとすんごくお金がかかるので車で持っていくことにしたんだけど、でも友だちの部屋から出た陶磁器ごみだけを市の施設に「市民持ち込み」で持っていくのでは回収に回すよりかえって割高になることもほぼ間違いない。なので、ちょこちょこと別の人のところからも陶器ごみを集めて、‥‥乗用車いっぱい、いや一杯くらいの陶磁器ゴミを持って行くことができました。

 友だちが運転して、わたしはトランクに入りきらなかった分の50リットルくらいのバケツ(一杯の陶器)をおさえる関係で後部座席に乗ってナビにならないナビをして出発し、地図の読めないわたしが間違った道を言い、ちょうどセルフのSSがあったので給油して(初めて給油ハンドルを握った)、係のヒトに道を聞き、あらためて施設に向かいました。山科の方だけど伏見区になるようです。

 施設の入り口でまず受付をします。どんな陶磁器系のごみをどのくらい持ってきたのかを所定の用紙に記入する(ガラス・瓦・コンクリート・ガレキなどなど)。車に乗ったまま重さを量り(帰りに再び量って精算するのです)、その後、案内のヒトから「どう行けば良いのかは一本道なのでわかると思います。だいたい5キロあります。トンネルを3つ越えます。ダムの向こうがわです。着いたらこの紙とコレを渡して、指示に従って捨ててください」と言われました。

 ‥‥ なんか変だな? と思いながら向かった先は【こちら】です。こんなことならカメラを持ってくるべきだった! と思いました。狩勝とか碓氷とか以上のつづら折りをどんどん上ってたしかに5キロ、トンネルをたしかに3つ越えた先に広がっていたのは、どこからどう見ても、どこに出しても恥ずかしくないほどの勢いでダムを造っている大土木工事の現場であり、どう見ても大埋め立て工事の敢行地でした。プロジェクトXかコマツのCMに出てきたようなでっかいブルドーザーがガシガシ動いて地響きがする中、係のヒトの指示で乗用車を停め、バケツを何杯も空けてごみを出しました。っていうかこれはもう「ごみを出す」という水準を大きく逸脱している。言うならば「陶器ごみ」を「埋め立て材」として再利用する現場に立ち会って参りました! という感じです。

 そんな感じで、友だちの引っ越しも予定を24時間くらいオーバーしつつ無事終了しました。大変だったけどある意味では非常に楽しかったしすごく勉強にもなりました。先日行った南部クリーンセンタもてきぱきとしてすごかったけど今日のエコランド音羽の杜もスケールがでかくてすごかった。うん、京都のごみ処理ってすごい。今の気持ちを一言であらわすなら「ゴミ出し萌え!」って感じです。

 帰りに食べたそばは非常に美味しかったです。ファミレスのような出で立ちなので全然期待してなかったのに、ちょっとつまませてもらったうどんもちゃんとしていたし、そばは実は10割そばで混ぜモノ一切なし、コシもあったし本当に良いそばを久しぶりに食べたなあと思えました。ごちそうさまでした。

 そんなこんなな今日このごろ。ではでは。

2005年3月6日(日) 3月7日(月)2:50 +0900

■ 引っ越し手伝い その3。

 引っ越しを手伝いながら、ふと今日は姉の誕生日であることに気づいたのでメールを送りました。すぐに返信が来ました。元気そうにしてるみたいで良かったです。

 友だちは今日中に引っ越しの全作業を終えて実家の方に引き揚げる予定だったんだけど、タイムリミットが刻一刻と近づいているのにどうも作業の終結しそうな予感が本人にもわたしにもしない。困ったな困ったなという感じで実家に電話したら「仕方がない、明日でも良いことにする」という回答が得られたそうで、明日もちょっとだけ作業をすることになりました。なのでわたしも、ここまで手伝ったんだから最後まで手伝う予定でいます。今ままでの作業に較べれば夢のように軽い業務となりそうです。

 今日はそういう感じで、本来のタイムリミットが過ぎてからは妙にゆったりしています。明日の再会を約して今はやっと自分の部屋に帰ってきてます。ポストには4日に届けられた「郵便物お預かりのお知らせ」がありました。

2005年3月5日(土) 3月7日(月)1:45 +0900

■ おめでとう。\(^▽^)/

 4日(金)に引き続いて引っ越しの手伝いがありました。別の後輩の結婚式二次会もありました。まず二次会について。

 昨日はあんなことを書いたのですけど、わたしとしては手伝いに一区切りついたのを確認して部屋に帰りシャワーを浴びてスーツに着替えてから二次会に参加したいと思っていたのです。だけどそれは不可能だとわかったので友だちんちのそばにある銭湯に行き、とりあえずひとっ風呂浴びてから二次会に参加しました。なのでジーンズにセータというラフラフな格好で行かざるを得ませんでした。参ったなあと思ってたんだけど何故かこの冬のみそらにTシャツの客もいたので良いことにします。

 二次会は楽しかったです。後輩はすっごい緊張してところどころ初々しかったし、奥さんはすっごく可愛くて羨ましかったし、それぞれのお母さんから新郎新婦にはナイショで頂いてきたという手紙は感動的なのにところどころにオチもしっかりあったし、料理も美味しかったし(一部スパゲティがアルデンテ直前の硬さだったのはちと惜しかったが)、司会の方もすっごく気を遣ってくれてたようですし、うん、すっごく楽しかったです。とてもよい二次会でした。

 なんせビンゴで賞品がもらえたのが嬉しいです、末等ですけど(なんだそういうことか)。ビンゴは各自の事前書き込み型で、新郎新婦にマイクを向けて「作って欲しいお弁当のおかず」「作ってあげたいお弁当のおかず」を言ってもらっていきました。そう、新婦さんが「おにぎり」と言ったときにはブーイングの嵐でした。「おかずじゃねえじゃねえか!」うん。「ブロッコリー」もすごかった。「サラダは駄目か?」駄目でした。「スパゲティ全般」と言われて隣に座っていた先輩は「ナポリタン」「カルボナーラ」「ペペロンチーノ」と三つ並べて書いてあったのを全部消して突然リーチしていました。間違いではないと思うけど「全般」ってまずいでしょ。というかスパゲティは新郎うるさいかもしれない、いや新婦が作ったモノはどれも美味しいに決まってるから良いのか。

 末等は五コ入りのグラスセットでした。よくあるカタチと言えばそうなんだけどわたしは昔からこのタイプのグラスがすごく気に入っていて好きだったんです。でもガラスのコップは部屋にいっぱいあるので我慢して買わずにおったんです。だから貰えてすんごい嬉しいです。買わずにいて本当によかった。

■ 引っ越し手伝い その2。

 二次会の前も後も引っ越しの手伝いをしました。詰め込むのは本人が考えながらやったり指導したりしないとどうにもならないので、わたしが手伝った作業は詰め込んだ段ボールを運んだり宅急便で出したり、メタルラックを分解する力仕事を黙々と手伝ったりという単純作業が多かったです。なので本人がせっせと詰めてるヨコで転がって眠ったりしていたので体力はそこそこあるはず、布団はなかったけど電気カーペットや段ボールはあったのでそんなに寒くなかったです。

 夜中にampmで買ってきたジャージャー麺が予想以上に美味しかったです。たこ焼きもちゃんと美味しかった。アップルパイも美味しかったです。

2005年3月4日(金) 3月5日(土)6:45 +0900

■ 引っ越し手伝い。

 引っ越しの手伝いをしています。無線LANがつながる環境なので家主が眠ってるヨコでノートを開いて更新することが出来ています。

 4日の午後にクロネコ「僕の引っ越し」BOXが来るはずだから朝方に行って手伝えば良いはずだと思い、3日の夕方に携帯メールを入れておいたら、クロネコは4日の午後じゃなく朝に来るということだったので、4日の夜明け前から手伝いに行き、友だちが荷物を詰めるヨコでなぜかスキャンをし、9時に「僕の引っ越し」BOXが来たので詰めるだけ詰めた段ボールを積めるだけ積む手伝いをしました。

 部屋を出る直前、部屋の中でいろいろなモノをひっくり返していたら、黒くて扁平なかさかさ動き回る昆虫が、ひっくり返した何かの後ろから躍り出て床を這うのを見ました。いやな気分になりつつソレを探し回ったのだけどなかなか出てきません。ゴキジェットアルファも見あたらない。なので、自分は強い子だから帰ってきてから彼奴としっかり対峙して退治してやる! と思い直しながら服を着替えたり雨合羽を探したり財布を確認したりいろいろしていたら、何と。さっきどこかに消えたはずの真黒扁平昆虫が床の上でのびてるのが発見されました。何があったのかはわからない。わからないけど、ソレは完全につぶれてひしゃげている。 ‥‥ ひょっとすると(いやひょっとしなくても)わたしがソレを踏んづけたらしい。何にせよ退治できて良かったです。しかしびっくりだ。どっちの足で踏んだんだろう。

 まいっか。なるべく気にしないことにしよう。

 そう思い雨の中を手伝いに来たわけです。

 話が前後してしまいました。そんな感じでクロネコが帰った後も荷物を詰めるのを手伝ったり、ゴミを出すのを手伝って「南部クリーンセンター」というところに閉まる直前に行っていろいろなものを捨てる心の痛みを味わうことができたり、食器その他をもらってくれるという奇特な方が現れたので中華鍋その他を引き取ってもらうのを見たり、回転寿司をごちそうになったり、スキャンをしたり、PC関係のいろいろな何かを引き取っても良いよという奇特な方が現れるのを見たり、萌え系アニメやSF、ゲームについて熱く語ったり熱く語られるのを見たり聞いたり、コーヒーを飲んだり、所有権は移譲されないけど場所が移動するいろいろなものを運ぶのを手伝ったり、PC関係の何かが引き取られていったり、しています。

 コタツも布団も衣類も行ってしまって寒いのですが、ファンヒータも電気毛布もあるし、段ボール箱もふんだんにあります。家主が一休みして眠りだしたので、わたしもちょっと、段ボールを三つくらいつなげて眠ることにします。

 今はそんなわけで5日の朝6:50です。20時から別の友だちの結婚式二次会があります。その前に引っ越しは完璧に終わるのでしょうか。なんとなく何とかなりそうな気がし始めているけれど、それは単なる気のせいなんではないかという気もしています。

 ではひとまずおやすみなさい。次の更新がいつになるかはわたしにも分かりませんが、どうぞ元気でお過ごしください。そういえば「4日までには必ず伺います」と言っていた場所には顔を出すことも何もできませんでした。そこ土曜日はやってないので月曜日以降に行くしかなさそうです。

 ではまた。

2005年3月3日(木) 3月3日(木)18:25 +0900

■ やれやれ。

 『AIR』の劇場版を見てきました。いやはや。

 以下ネタバレではないけど酷評です。反転させた方が読みやすいと思います。

 最近テレビでもやってるのをちょこっとだけ見る機会に恵まれたのですが、そっちは世界観・前提・舞台・登場人物などの設定がほぼゲームそのままで推移しています。そもそも無理な一部のセリフ以外は完璧な出来映えに思える。画像処理も綺麗だし、オープニング曲がテレビサイズに切り刻まれていてものすごい違和感があることを不問に付せば他の挿入歌やBGMもゲームBGMのCDまんまで、わたしとしては高評価です。萌えるし泣ける。

 しかし、今日見た映画は作りが非常に粗雑で推敲不足な印象を受けました。画面を小刻みに揺らせたり振り回したり割って半分真っ黒にしたり桜や落ち葉や雨を画面全体に散らしたり露出をいじり倒したり透過光・射入光?・射出光?過多だったりという、何らかの「努力」のようなものは伺えたのですが、わたしには「やりすぎ」以外の何ものでもない感じがしました。ガンプラ組んで着色して汚し塗装を施した結果、全体が銀がかったり真っ黒になったりする、あんな印象です。「みんな頑張ったから全部の要素を入れようね!」そんなばかな。

 また、原作ゲームから世界観・前提・舞台・登場人物などの設定が大きく逸脱しているのみならず、顔や表情や背景画像に至るまでこんなに大胆に変えてしまったうえにストーリィが原作より減衰してしまっているんでは、ゲームで萌え死にそうになったわたしとしてはその大胆さを無謀と評価する以外に仕方がなくなってしまう。そのうえ構成・台詞・画像処理、何もかも二十年くらい古かった印象です。ギャグでやってるのだとしてもそのギャグとてもつまらない。

 劇場ではエンディングの曲にあわせて歌おうとするヒトもいましたから、本当は面白いのかも知れません。しかし超寝不足状態で見る映画にはおおむね甘い評価を下しがちなわたしであるにも拘わらず、ちょっとげっそりさせられてしまいました。昔のAPPLESEEDの映画みたいだった。ゲームをプレイして萌えたヒトはみんな見た方が良いんだろうなと思いつつ、もし機会があっ場合でも熱烈には勧めません。テレビの方は見て欲しいです。


 たぶんこの映画を見て「これはあかん、これがAIRだと思われたらかなわん」と思ったヒトが多かったからテレビシリーズが作成されたんではないんだろうか。そんなふうに思えました。

 では。

2005年3月2日(水) 3月3日(木)6:50 +0900

■ 劇場版。

 うっかりしていたら『AIR』の劇場版【公式サイト】が関西圏でも上映されるようになってました。「3月までやってたらハウルまた見に行きます」と言っていたし実際また見たくなってきてるので今月中に再び見に行くんだろうと思っていますが、『AIR』の方も上映されてるうちに見に行くことに、いま決めました。最近かなり遅ればせながらやっと『カートキャプターさくら』【NHK公式】 【CLAMP】も見たし読んだので勉強はダメだけどこっち系はかなり絶好調な気がしてます。

 心斎橋の映画館ではそのうちZガンダムも上映するんだそうです。そうだなぁそろそろこの(と言って後ろを振り返る)高かったプラモも作りたい季節だよなぁ。

■ みらい。

 【ひまわり?MTSAT?気象庁と国交省命名で“衝突”】
  (YOMIURI ON-LINE 2005/3/2/14:36)

 「ひまわり」も「MTSAT」もないなら、いろいろ「やり直し」という意味をこめて、また公募で選ばれた由緒正しき名前ということでも「みらい」で良いのでは? とわたしは思ってしまいますが、「縁起が悪い」っていうのが「ダメ」の理由になることを新聞がほとんど肯定的な勢いと当然っぽいスタンスで書いてるってことは、わたしがかなりズレてるってことなのかな。でも自分の子どもに昔死んだヒトの名前を敢えてつけるヒトもいないわけじゃないから(えりぃとか)、これで一致するのが当然でないことは確かだと思う。

 あのイージス艦の名前だから変な気がするのはまあそうです。タイムスリップされても通信手段がないから使えないし、飛び続けたとしてもデブリ屋に蹴跳ばされ大気圏で流れ星になるくらいが関の山だと思う。

 いっそなし崩し的に「権兵衛さん」という名前もアリな気が。

2005年3月1日(火) 3月2日(水)18:20 +0900

■ 入試、卒業式・謝恩会、道人会。

 1日は朝方に一眠りする目論見が外れ、徹夜の状態で始まりました。

  0630 部屋を出発
  0730 試験地に到着
  0740 時間あるし近いので本山に参拝
  0830 試験の受付
  0900 筆記試験
  1100 口述試験(一人ずつ面接)
  1120 受験終了者と個人的に歓談
  1230 卒業式謝恩会
  1600 帰宅 少し眠る シャワー
  1730 部屋を出発
  1830 北海道人会に参加
  2150 君という花
  2210 瞳はダイアモンド
  2230 With or without you
  2250 我が良き友よ
  2320 地下鉄に乗車  2400 帰宅 眠る

 時間的な推移はおおむね上記の通りでした。

■ 入試。

 筆記試験はIとIIがあり、Iは、仏教や真宗に関する穴埋め問題、宗教関連の憲法や法律の「常識」に関する穴埋め問題、「一般常識」に関する語句説明の問題、IIは基幹運動に関する小論文(600字)でした。

 設問のいちいちはさすがに覚えていませんが、仏教や真宗に関する穴埋めは「苦行」「スジャータ」「菩提樹」「ブラフマン」「天台大師智」「伝教大師最澄」「五時八教判」「日野有範」「青蓮院」「比叡山」「教行信証」「第十八願」「念仏」などで、その後に『高僧和讃』と『正信偈』を対応させた問題もありました。法律関係は教育基本法・憲法・宗教法人法の条文の穴埋めが出ました。「一般常識」は京都議定書とNPOそれぞれを簡単に説明する記述問題でした。基幹運動の小論文は、御門主の発言を引用した文章題で「現状をふまえ自分には何ができるか具体的に書きなさい」的な設問でした。

 面接では、「伝道の〈道〉にはどのような意味があるでしょう?」と聞かれました。「仏道、の道だと思います」「他には何だと思いますか?」「 ‥‥‥ 」「あ、じゃあよろしいです」
 その後は事前に提出していた2000字くらいの文章について、矛盾の疑われるところや過誤の疑われるところの指摘を受け、説明責任を果たしたり、言葉の選択が明らかに間違っている点を修正させてもらったりしました。最後に出願の動機を聞かれ、合宿生活の経験についても聞かれ、終了しました。

■ 卒業式・謝恩会。

 卒業式の謝恩会では、話したいと思っていた先生とちょこっと話せました。良かったです。今後の指導はメールをやりとりしながら受けることになりました。別の先生からは「もうちょっと宗学をきちんとやりなさい」的なアドバイスを受けました。何年か前に真宗学の修士論文を提出した後の口述試験で「きみの論文には真宗学がない」と言われ、今日は宗学院の謝恩会で「宗学をやりなさいね」という指導を受け、 ‥‥ わたしはわたしなりに頑張っているのであります。

 そのような感じで、すっごく眠いな、あぁ眠いな、お酒おいしいな、このお肉も美味しいな、しかし本当に眠いなと思っているうちに謝恩会は終わりました。二次会もあったようですが帰って眠りました。

■ 道人会。

 部屋に帰り、1時間も眠れなかったんだけど少し元気になって、試験その他で謎な汗をかいてぐったりしていたのをシャワーで流してから道人会に参加しました。賀茂川の見えるところで、とても美味しかったです。わたしは単純な寝不足で体調が悪かったんだけど、大病から復帰したばかりの方、三日ほど前からひどい風邪にかかっている方、ご家族がインフルエンザで大変で、ご本人もかなり大変なことになっておられる方などなど、ウイルス率が高かったです。

 二次会にも参加できました。歌が半端じゃなくうまい人がいっぱいいる中でカラオケするコツは、歌わないことではなく、完全に諦めて何も考えないことだと思います。精一杯に歌うだけさー。

 例年ならバスも地下鉄もなくなってから自転車で帰ってくるんですが、今回は寝不足で体調が悪かったので途中で帰りました。大正解です。くーっと眠って、変な夢も見ましたが、今は元気です。


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