Just a Little Bit of… の日記
バックナンバ 2004年9月

2004年9月30日(木)その2 9月30日(木) 16:50 +0900

◇ 新幹線。

 広島には新幹線で向かっています。たしか京都−東京間は1万2千円くらいだったと思います。京都−広島間は1万280円です。何となく8000円くらいで行けそうな気がしてたんですがわたしの気のせい・気の迷いに過ぎなかったようです。

 近畿圏から西へ向かうのは久しぶりです。一度目が学生の頃にクルマで九州に行ったやつで、あれは10年以上前です。ヒロシマでは早朝の原爆ドームを遠くから眺めて非常に綺麗というか美しいというかココロの中に原爆のことも当然引っかかっていたからでしょうけど奇妙な荘厳さを感じて不思議な気分になったものです。前回西へ向かったのは2001年、911の直後に久留米大学で開催された日本宗教学に出席・発表しに行ったときでした。学会での自分の発表そのものの記憶より、自分以外の人の発表がどんなだったかとか、合間合間にどんなことを話したよなあとか、久留米でぽっと入った居酒屋さんが激安で美味しくて嬉しかったことなどの想い出の方がくっきりしてる、気がします。

 それ以来の西です。お好み焼きくらいはいただいて帰りたいです。

 新幹線のぞみ自由席、実家の方と関空とを結ぶ国内線の飛行機よりも座席の幅と前後の空間が広くて快適です。喫煙席に座ってしまったというのがちょっとアレですが、まあ、禁煙席が激烈に混んでいて喫煙席はそんなには混んでないという、そういうのを利用していきなり座れました。でもやっぱり、煙草の煙って本当に毒っぽい。けほんけほん。

2004年9月30日(木) 9月30日(木) 11:40 +0900

5

 こんにちは。いしだです。わたし1日〜5日までちょっと広島の方へ出かけて来ます。もし緊急の用事がある方がいらっしゃいましたら携帯に連絡をください。携帯の番号をご存知ない方からわたしへはそうそう緊急の連絡が必要となる事態は発生しないんではなかろうかと確信しておりますが、もしあった場合にはどうぞご容赦ください。なお京都を発つのは9月30日の夕方頃で、帰京予定は5日の深夜か6日だと思います。

 ノートは持って行きますがココの更新はできないと思います。もしかしたら掲示板にポッポッポと書き込めることがあるかもわかりませんがかなりな確率で無理だろうなあと思っています。

 では失礼します。

 HDDの動作が不安定なのが究極状態になりつつある気がしたのでとっととマイドキュメントの中身をバックアップしようと思っております。しかしDVDになかなかうまく焼けていきません。どうしてこんなに時間がかかっているのだろう? DVDメディアがたまたまおかしいのか、書き込みソフトがおかしくなってるのか、HDDがおかしくなって読み込みがうまくいかなくて焼けていかないのか。うーん、わからない。進捗状況を見守っていれば焼けていくというものでもないので、とりあえず5日分の荷物をまとめようと思います。変なモノを忘れないように注意が必要です。足りないものは途中のユニクロなどで買おう。

 松井がホームランを打つのは見られましたがイチローのヒットはまだ見ることが出来ていません。

2004年9月29日(水) 9月30日(木) 11:11 +0900

◇ 台風。

 朝から雨で夕方には京都にも台風がやって来ました。大学は規定では京都府南部・滋賀県南部・大阪府に暴風警報が出た時点でそれ以降の講義が休みになるのですけれど、今日は出そうだけど出ない状態が長く続いているうちに放送が入って休講が決定した旨の伝達がありました。「すぐに待避してください」か「退去してください」か、結構強めで異常事態であることがわかりやすい勧告のような勢いだったので、みんなふらふらせず慌てて帰ってるように思えました。わたしも帰ってきました。途中で傘が壊れそうに数回なったものの完全には壊れず無事に帰って来れました。かなり濡れた。

 焼鳥屋さんに先日忘れた傘を見に行ったら、台風が来ているからだと思います、もう閉まってました。


◇ 朝から麻婆。

 最近健康なのか不健康なのか朝早くに起きて少ししてから朝ごはんを食べる、という生活をしています。たぶん三日もすればこんなリズムは跡形もなく崩れ去るのです。今日は一昨日くらいに買った茄子を麻婆豆腐の素で煮てすごくおいしくいただきました。そんなことをしているから胸焼けがしてお昼ごはんがあんまりおいしく食べられない。困った困った。


◇ 修正。

 バイト系のサイトの更新状況を見た方から直しの要請が入りました。直しの妖精はきっと基本がこびとさんでかなり手伝ってくれるのでしょうけれど、要請は指摘なので一人でかちかちやらねばなりません。誤字脱字関係の極めて的を射た修正案(○○大学助教授××教授 → ○○大学××助教授)もありますし、脱稿時点と掲載時点とで若干紹介したい内容の重点が変わって少し書き直した修正原稿もありますし、先日の更新時点では完成していなかったファイルが今日は完成したのでそれを掲載しましょうというのもあります。

 完全な大間違い!みたいなのがどこにもなかったっぽくてホッとしております。

2004年9月28日(火) 9月30日(木) 11:40 +0900

◇ 研究発表。

 宗学院の演習の時間に発表させてもらいました。いつもの発表のときより寝不足ではなかったので、自分が何を言っているのか、質問・意見をくれた方が何をおっしゃっているのかがいつもよりよくわかった気がしました。それによると、時事系・社会的な問題を扱った論文の場合、何か「こうしなければならない」もしくは「このようなことが言えるからこのように動くのが筋だ」的な指針のようなことを主張し、読者をある意味においてどこかへ導くようなことを言わなければならないものなのだ、という指摘をいただいたように思いました。

 そんなことわたしに出来るわけがないと思うし、そんなオルグのようなことをしてはいけないと思うのだけど、なんでかそのようにはその場所で言うことができませんでした。

 しかし、そのような意図でおっしゃっていたようにも思えつつ、どうももう少し違うことをおっしゃっていたようにも思えます。ともかくわたしの論文にはかなりな問題があるという指摘をいただいたことが第一に大事なことである。第二に大事なのはあまりにエッセイのような、何が言いたいのか解らないほどつかみどころがない論文になってしまっているという指摘をいただいたことである。‥‥みたいな感じでした。

 「そうか。どだい俺の論文がオルグになんかなるわけないんだからオルグするつもりで書いたって実害はないだろうし、そのくらいのつもりで書いた方が方向性や問題意識がよくわかって書き手も読み手もハッピーかもしれないな」とも思いました。簡単に言うときっと「何が言いたいのかわからない」ということなのではないかと疑っています。すごく言いにくそうにおっしゃっていたので、何かとてつもなく基本的なことを指摘されたような感じもしています。たぶんこのままではかなりまずいのだろうという予測もあります。

 頑張ります。頑張れたら良いな。

 東京ばな奈をもらいました。


◇ 更新。

 バイト系のサイト更新ファイルを整えて更新しました。なかなかの見ばえだなあと思ってすこし嬉しくなりました。たぶん写真を多くアップしたので、最近は日記に写真をアップしてないことも作用し、とても良い感じに見えたのだろうと思っています。

 木曜日の朝に書いています。

2004年9月27日(月) 9月28日(火) 4:15 +0900

◇ S.A.C.2と暁の車。

 雨予報だったので傘を持って自転車には乗らずに出ました。部屋の中の傘立て(壊れた傘が主に立っている)にいつもの傘がなくて変だなと思い先日どうも焼鳥屋さんに置いてきたらしいことに気づきました。別の傘を握って電車の時間に間に合うように歩いたはずなのに寝不足でへなちょこになっていたらしく全然前に進まなくて30秒くらいの差で乗り遅れ10分ほどロスしました。

 帰りにTSUTAYAでやっと攻殻機動隊 Stand Alone Complex 2nd Gig の音楽集を見付けたので借りてきました。店内BGMでかかっていたガンダムSEEDの『暁の車』がどうも聞いたことのあるアレンジではないなあ変だなあと思っていたらマキシシングルとして新発売になったかなるかそういう説明が入りました。売り場に行って探したけどなかった。でも帰ってきてAmazonに行ってみたらもう出てました。挿入歌として使われたバージョンも含め3種類くらい作ったそうです。

 今日は雨はまったく降りませんでしたがちゃんと傘を持って帰ってこれました。その後いつもよりは強烈な眠気に負けてくーくー眠りました。眠気に勝って何かしていて良い結果になったことは今まで多分そんなにないというか殆どないというか全くないということにうつらうつらしながら気づけたので眠気に対する今回の負けはそれほど心に痛く響きはしませんでした。

 起きたのでこれからバイト系・発表レジュメ系すこし頑張ろうと思っています。なお今日の日記には読点がありません。若干読みにくいのでもうやめようと思っています。

 では失礼します。

2004年9月26日(日) 9月28日(火) 3:45 +0900

◇ 『Φ』。

 森博嗣の『Φは壊れたね』を読みました。すらすら読めました。プロローグを読み終えても活字が各ページの上から下まで切れ目なく印刷されているのを見て、『四季』だけが特別で、それ以外の森さんの講談社ノベルスは昔もこれからも活字を上下段で組んで行くのだろうという予測が打ち破られたことを知りました。少しショックでした。

 西之薗さんと西之園さんは別人なのかなあ。今までソノへん全然注意して読んでなかったので、今気づいて、それも少しショックです。西之薗は『F』のシリーズだけで、それ以外は西之園だったかなあ。そのうちヒマになったら読み返してみようか‥‥。

2004年9月25日(土) 9月26日(日) 5:45 +0900

◇ 美味しかったです。

 朝早くからのバイト前、すき家に行って新・牛丼をいただきました。わたしは鈍感なので前のとどういう感じで味が違うのかよくわかりませんでした。美味しかったです。少し割高ですけれど、ウシにしたり豚にしたり選べるようになったのは嬉しいことです。そのうち羊も出ればムスリムの人もヒンズー教の人も食べられるようになって良いのかなと思います。


◇ スタバ。

 牛丼をいただいた後でバイト先に向かいましたがまだ時間があったのでスタバに行ってコーヒーを飲みました。美味しかったです。ちょっとだけ日記を書いたのですが、頭も回らない、手も動かない、おかしいなと思いました。今考えれば昨夜のお酒が残っているゆるやかな二日酔い状態だったんだろうと思います。右肩が少し痛いような寒いような、空調が悪いのかわたしの体調がおかしいのか、変な感覚もしました。これもお酒かなあ。


◇ バイト。

 バイトの間、これもやっぱり二日酔いだったんだろうと思うのだけど、しゃっきりできませんでした。希望に過ぎないかもしれないが仕事はちゃんと出来たと思います。出来てたらいいな。


◇ とても変だ。

 自転車、こぐたびにガタガタ言うようになってます。こないだ自転車屋さんで直してもらったら大分緩和されたんだけど、今日また急に、今回は前回より数倍ひどくガタガタ言うようになりました。今日もバイト終了後に自転車屋さんに乗ってっていろいろやってもらったのですけれど、原因がよくわからないんだそうです。月曜日にまた乗っていって、たぶん入院させることになりそうです。いろいろ外してみたらひょっとすると解るかも、とのことです。


◇ だめな本棚。

 【おりんさんち】に行ったら【本棚】のサービスが紹介されていました。book + log、ブログではなく「ブクログ」と呼称するそうです。たしかにちょっと重いけどわらわら動きまくってなかなかステキな本棚だなあと思いました。わたしも作ってみました。【ちひの本棚】

 しかしこういうのは「だめな本棚」と言うべきかな、とも思いました。

 CDやDVD、ゲームも含めて70タイトルを放り込みました。一応森岡さんの本をいちばん最初にしてみましたが置く場所はあんまり関係なさそうな気がしてきた。持ってない本で架空の本棚を作るのもアリみたいです。誰も知らないような本を置いて一人で悦に入るということもしたいのだけど、如何せんそういう本は Book Image がないことが多いので見た目が面白くありません。良い対策はないものか。すんごい疲れたのでしばらく更新はないと思われます。『Φ』を読んだら感想をネタバレしないように書きたいなとか、アフターダークも書かなきゃだな、とか思ってはいます。

 ではでは。

2004年9月24日(金) 9月26日(日) 4:42 +0900

◇ 勉強会。

 ひさしぶりの勉強会がありました。前期から引き続き八木誠一『宗教と言語 宗教の言語』(日本基督教団出版局)の輪読会みたいなことをしていて、今日はソレを終わらせました。

 よく言えばわれわれには難解すぎる本でした。悪く言えばつかみどころのない変わった本だったと思います。今までは「はしがき」から順番に読んでいたんですが、今日はずっと感じていた何が言いたいのかよくわからないというしんどさについに負けて、最終第八章第三節「まとめ」を読んでしまいました。

 最初に読んでおけば良かったと思いました。

 「まとめ」以外の本文中で特徴的だなと思った論理展開のひとつは、「AはBである。CはDである。このときAは何々という一面においてCであるとも言える。」とポッと言って、その後「AはDなので‥‥。」という論を展開させるやり方でした。これがなんか、言葉遊びとしてはオッケーなのかも知れないんだけど、感覚的には完全にアウトでした。論理的にもきっとまずいんではなかろうか。「このタイヤはゴムである。この窓はガラスである。このときこのタイヤは壊れやすいという一面においてガラスであるとも言える。このタイヤはガラスなので向こうが透けて見える。」みたいな感じです。わたしには難解すぎました。

 「基体」というモノの指し示す内容について「犬」という言葉を使ってわかりにくいたとえ話をして説明を試みた後、「わかりやすくウマという言葉で説明してみよう」と言って、やっぱりわかりにくい話を始めてしまったのもつかみどころがなかったです。犬もウマもどんどん逃げていってしまいました。

 頭の訓練にはなった気がします。次は何を読みましょうか。


◇ やきとり。

 その後、焼鶏をいただきました。ひさしぶりで美味しかったです。帰りに消防車がいっぱいいる火事のヨコを通りました。焼鶏を食べてる間から、もう随分前から消防車の音はしていたので完全に鎮火してそうな気がしたんですが、もくもくもくもく煙が出続けていました。こわかったです。

2004年9月23日(木) 9月24日(金) 11:09 +0900

◇ 米を買う。

 お米券でお米を買いました。最近ずっと5キロで2000円以下のお米を買っていましたが、今日は何となく5キロで2580円のお米を買ってみました。お米券は1枚540円分なので5枚使用。なんかすごく贅沢しました。きっとすごく美味しいんではないかと思います、無洗米ですけど。こないだ土鍋ですごく美味しい炊き込みごはんが炊けて喜んでいたら三日でお亡くなりになってしまったのでリベンジしようと思っております。


◇ 雨がち。

 ここ何日か日に一度は雨が降る感じです。夕立のようだったりちゃんとした雨のようだったり、午前中なのに夕立みたいな降り方をしたり、突然降って止むのにしっかりBSの映りが悪くなったり。天候が不安定になると秋っていう感じが強くします。あと、こないだ100円で買えたゴーヤーが倍の値段になって三倍くらい丁寧に売られているのを見てもやっぱり秋なのだろうと思い知らされました。


◇ 携帯メール。

 知らないヒトからのメールが携帯にそれはそれはいっぱい来ます。あまりにいっぱい来ていっぱい消しているもんだから、友人知人からたまにちゃんとした連絡のためのメールが来ても間違って消してしまいそうになります。こわいです。気をつけないとだめです。わたしの携帯かなり旧式でメールアドレスを変更できません。そのためにアドレスがやたら簡単で、それもあるんだろうと思っております。お小遣い?が入り次第買い換えようと思い始めてはや数ヵ月。HDDとか他にもいろいろ欲しいモノいっぱいです。物欲まみれです。

 ではでは。

2004年9月22日(水) 9月23日(木) 2:45 +0900

◇ 親指が痛い。

 お聖教の三巻を一頁々々50秒くらいずつ開いては伏せ開いては伏せするストイックな作業が終わりました。ギュッと押さえつけなければならないので右手の親指が筋肉痛になりました。右肩も痛いけどこれは帰省から帰って来てずっとなのでストイックな作業が原因ではないと思います。


◇ 寝坊。

 バイトでした。が。寝坊しました。かけてあった目覚ましは二つとも消された形跡がありません。よくあることです。しかし久しぶりでした。


◇ ごみコール。

 「換気扇が云々(意味不明)でお電話を差し上げています。失礼ですがご主人様でしょうか?」という電話がかかって来ました。意味がわからなかったので「どちらにおかけですか?」と聞いたら「云々云々(暗号?)の一般電話番号にかけています。もしかしてホウジンの方でしたでしょうか?」という返答でした。うっすらと意味がわかりかけましたがやっぱりよくわからないので「それはどういうことですか?どういう理由で電話をかけているのですか?」と聞いてみたんですが、やっぱり意味不明な言葉を一方的に読み上げることが説明になっていると勘違いしたままずっと喋り続けられました。

 わたしとしては相手の名前を知らずに電話して自分の喋りたいことだけをわらわらわらわら喋り続けるのはかなり失礼なことだと認識しています。また、存在するかどうかわからないテキトーな番号や存在することはわかっているけれど誰につながるかわからない(個人か法人かもわからない)相手にかけることは、一昔前には「いたずら電話」と言われ、してはいけないこととして認識されていました。

 ひっどく下品(げひん)だと思う。

 相手がこちらを人間扱いしていないことがこちらも相手を人間扱いしないで良いことの理由になるという考え方はわたししません。しかし、まず、こういう電話はかけた側から電話を切るというマニュアル的手続きが契約成立か相手側の拒絶以外に本質的に存在していない。次に、なのにこちらは相手の話の内容をよく聞かないと「要りません」とも「わたしには必要のない電話です」とも言いようがない。そしてココが重要なのですが、相手は説明が異様にヘタです。何のためにかけたのかを聞かれた回答として、回答としては著しくふさわしくない言い訳文書を読み上げることに終始する。

 こういう時間の強奪のされ方は嫌いだし、拒絶の言葉を吐くことさえもが徒労なので、電話の向こうでは一応ヒトが喋っているようだけどこちらを人間と思っての所行とはどうしても思えず、受話器を支えていることにも一瞬で疲れ果ててしまい、相手が滔々と喋り続けているのを聞きながら切ってしまいました。

 ゴミ封書・ごみEメール・ごみコールがなくなれば、紙資源の無駄も抑制され、メールサーバの負担や電気の消費も軽減され、良いことづくめだろうにな。

 ではでは。

2004年9月21日(火) 9月22日(水) 21:20 +0900

◇ ナディア。

 お聖教の三巻を一頁々々50秒くらいずつ開いては伏せ開いては伏せするストイックな作業をしながら『ふしぎの海のナディア』を見返しました。全部はとても無理でやっと18話。新しい発見があったりなかったり、やっぱり変わったアニメだったんだなぁと思いました。


◇ 遠出。

 自転車で寺町へ行って買物したあと河原町通りを南進して深草へ向かいました。初めて通るところもあったんだけど、なんとまあ移動のしにくい道路だろう、今まで一度も通ってなくて大正解だったなあと思いました。車道は自転車が走るのには車が多すぎ、歩道は自転車で走れるほど平坦ではなくヒトその他の通行に著しく邪魔なモノも多く置いてある。距離的には大分いい感じだったんだけど他がこんなにキツイのはどうかと思いました。次からはもっと別の道を行きます。

 深草の龍大の方へ曲がっていく交差点にあるすき屋に新牛丼の旗が揚がってました。良いことです。吉野家はアメリカ産牛肉にこだわってるようですが、今のままアメリカがゴリ押ししてこちらの望んだモノを売ってくれないままで輸入が再開された場合には、わたしはアメリカさんの牛肉は買わない・食べないヒトになるつもりです。豚すき焼きを乗せた丼を「豚丼」と表示して「ぶたどん」と読ませるような売り手のサーブする当該商品は絶対に食べるつもりがないのと同様、今のままの流れで吉野家に牛丼が復活してもそれはなかなかユウキがないのでいただけないと思います。

 吉野家の牛丼販売休止のポスターはちょっと感動的でした。しかし今のわたしは、あの文面の内容は吉野家の内側からにじみ出たものではなく、気の利いたコピーライタにイメージ先行で書かせたモノを吉野家がイメージ戦略上採用したに過ぎない、形式的にも内容的にも本当にそういうモノなのだろうと考えてしまっています。この上でアメリカサイド(や変なファクス攻撃した牛肉関係の業者)の思惑通りの形式で牛肉輸入再開なんてことになったらひどいことになると思います。パンがないならケーキを食べれば良いと言った女王は斬首されましたが、あぶないまんまのアメリカ産牛肉が入ってくるはずないのだから別のモノを食べようと思います。個人的には大豆がお勧めです。おからの出ない全粒の豆腐を食べてみたいです。

 最近ほぼ慢性的に眠い気がします。

2004年9月20日(月) 9月21日(火) 21:20 +0900

◇ 敬老の日。

 祝日ってズレない方が良いと思うなあ。体育の日も敬老の日もハッピーマンデーってのをやっている限り絶対に元の日には戻れない。まあまあ戻れなくても良いと思うけど、大学その他曜日によるカリキュラムを組んでいるところでは月曜日の休みが増えれば月曜日が慢性的に不足することになるので月曜日以外に補講をしなくてはならなくなる。コレとソレとをはかりにかけた上で月曜日の休みを増やし他の Week Day の休みを減らしたんだろうと思うんだが、さて、そのときのはかりの基準って一体なんだったのかな。

 なんてことを思った月曜日。たぶん気のせいなんでしょうけど野球中継がいつもより面白かった気がします。「ホームランを打ったのに新庄は前の走者を追い越してシングルヒットになりました」というニュースを聞いて呆然としました。一点獲れば勝ちっていう場面で良かったです。動画を見ましたが、あれは新庄が悪いんではなく前走者がサヨナラ満塁ホームランにびっくりしすぎて嬉しくなりすぎておかしくなったから追い越させてしまったようにも見えました。だからその走者に気の毒すぎて各局さらっと流して結果だけ言ってたのかもしれません。勝てて良かったです。

 「ラリージャパンで勝ったのを記念した特別仕様のスバル車が出ます!」という CM を一回だけ見ました。何となく、問答無用で寒冷地仕様になってバッテリが(本州の基準から見て)巨大化してる図を想像しました(たぶん実際には選べるんだと思います)。後部座席撤去・バーで補強・その他、という妙なオプションがあったりしてね。

 はい。

2004年9月19日(日) 9月20日(月) 8:40 +0900

◇ あげます。

 部屋を掃除したわけではありませんが、部屋の中のほんの1メートル四方くらいの狭いところから、小田亮『ヒトは環境を壊す動物である』ちくま新書【bk1】が二冊出てきました。どちらも新品・どちらも第一刷・どちらも読んでません。興味のある方がいらっしゃいましたらおっしゃってください。近場の方かそのうち会える方に限りますけど先着一名様に無償であげます。

 内容は、帯の言葉と表紙に小さな文字で書かれている言葉によると、ヒトはもともとその性格とか特徴とかの中に環境を破壊する傾向を持ってるという仮説と検証からできてるように思えます。まあそりゃそうだろうと思うけど、今まであんまり語られてなかった内容ではあります。とは言え「コレって森岡正博『生命観を問いなおす』ちくま新書【bk1】に似てる?」と思って裏表紙の裏を「ぱらっ」と開いたら「好評既刊」で紹介してる本の中に森岡さんのがありました。出版社がどういう意図でココに紹介してるのかはわかりませんが、やっぱり似てるのかも知れません。ええと。つまり。似てるか似てないか確かめるためにも読まなければなりません。‥‥いつ。

 わたし本当は東浩紀『動物化するポストモダン』講談社現代新書【bk1】を探していたんです。あれは非常に面白かった。しかし全然出てこない。カゲも見えない。あれはどこにやってしまったのかなあ。


◇ 初版が良いなあ。

 部屋を掃除したわけではありませんが、変なところから図書券が出てきたので、「わーい」\(^▽^)/ と言って村上春樹の『アフターダーク』【bk1】と森さんの新しいの【bk1】を買いに本屋さんに行きました。

 でも、村上さんのはたくさん積んであるのがぜーんぶ第二刷でした。ちょっと悔しい。せっかくなので別のところで買おうと思いました。たぶんまだどこかに初版があるはずだ。森さんのは並んでませんでした。あの本屋さんは早いのか遅いのかよくわからん。

 先日行ったTSUTAYA、イノセンスのDVDが並んでいたっぽい棚がすっからかんになってました。びっくりしたよ。何の間違いだろう。それかあのTSUTAYAの周辺には偏屈な人間がやたら多いのか。

 エクソダスがあんまり売れてないような記事を見ました。どうなんでしょう。CMで流れてる曲があんまりピンと来ないこともあって今回は借りて済まそうかなあと思っています。宇多田と鬼束は一応アルバム全部買っていたのですが‥‥。でも任天堂の何かのCMはちょっとかわいい。というか「あんまり売れてない」って言っても1000万枚近く売れたデビュー盤に比べればそれほどは売れてないっていうことなんだろうと思う。ケタが違う。

 購読しているメルマガの中に【ナベツネ懺悔】が紹介されてました。ナベツネさんがこんなに読みやすい文章を書いてくれるはずないんじゃないかなと思ったり、面白いんだけど生々し過ぎてあんまり笑えないなあと思ったり。

 この佐々木氏、エイプリルフールには手の込んだ事件記事を配信してくれます。ある衝撃的な事件の顛末を詳細にリポートして、その後に関係者や有識者のコメントが続いていて、その事件も、リポートも、当事者のコメントも有識者のコメントも全部つくりもの。毎年その「有識者」の中にナベツネが登場してすっとぼけたことを(「エビはめでたい」みたいなことを)言ってたんだけど、来年はそれもなくなるのかなあ。だとしたら淋しいな。

 ではでは。

2004年9月18日(土) 9月20日(月) 5:00 +0900

◇ 説明好き。

 あんまりTVを見ない友だちから「今日野球ないんですか?」と聞かれて、なぜないのか、今どんなことになってるのか、古田が昨日どんなことになってたのか、自分のわかってる範囲ですごく嬉しそうに説明してしまいました。たぶんわたしヘタなのに説明するの好きです。好きこそもののあわれなれとか上手なれとか言いますが、好きだからってうまいとは限りませんよね。同意を求められても困りますよね。

 土曜日は朝からバイトでした。前日から眠らずにいたので遅れずに行けて良かったです。朝までイノセンスを見ながらずーっとスキャンに次ぐスキャンというストイックな作業をしてたのだけど、気に入ってる映画でもあんまり見てるとさすがに飽きてきます。多分DVDも4回くらいが最初の限度だと思うので気をつけようと思う。

 さて。

2004年9月17日(金) 9月19日(日) 2:05 +0900

◇ 簡略化。

 プロ野球の労使交渉が決裂して選手会会長の古田がいろんなTVに出てるのを見ていたのですが、どの局にも「使」の側の代表者が出てないように思えました。これはつまり、選手はファンに説明するために走り回らなければならないと思っているのに、使ってる側にはそう考えてる人が誰一人おらず、誰に何を訴える必要もないし説明する必要もない、もちろんストライキは選手会が一方的に悪いと思っているから合同記者会見のほかのところでは謝罪する必要もないのである、と考えてるってことなのかな、と思いました。あるいは逆で、「使」の側もTVに出て何か訴えたいと思ってるのだけどTVが使ってくれなかったのかもしれない。だとしたらTVは選手会の意見しか聞きたくない・放送したくないと思っているということになり、話がすこし違ってくる。

 まあ、どっちが本当なのか情報が少なくてよくわからないのが現状ですが、専門外のことをやって疲れ切ってるのに何度も何度も説明しようとしてくれた人と、デスクワークや交渉ごとなどが専門なのによくわからない説明を合同で一瞬して二度と説明してくれない人との対比は、好悪に関してはすごく容易な一つの方向性を指示してくれました。

 買いたいと言ってるヒトがいるのにオマエには絶対売らないって言っていた、あのへんからわたしにはよくわからなくなっています。なのでちょっとでもわかりやすいものがあると、それが本当なんだろうと思ってしまう傾向があります。そんなわたしには古田が泣いたのは衝撃的ですごくわかりやすかったです。


◇ 瓶詰・戦闘。

 『瓶詰妖精』というアニメを見ました。ちっちゃな女の子が4人いろいろやってます。「せんせいさん」とかいろいろなものに「さん」をつけているのできっと4人とも京都出身なんだろなと思いながら見たのですけど、でも強烈な印象の残るオープニングでは「マホウの国の女の子は小さな妖精さんです」的なことを言っているので、マホウの国出身なのかもしれません。心底びっくりしたのはその4人がなぜそこにいるのか、その説明が一切ないまま「せんせいさん」が彼女たちを受け入れて「じゃあ行ってきます」とか言ってるところです。ひょっとするとわたしが見た第一話は初話ではなくゼロ話があるのかもしれません。

 【アニメ『瓶詰妖精』公式サイト】 ああ、ないわ。

 オープニングの強烈さは、あややがいま貴族さんみたいな格好で鍋から牛乳を注いだりしながら「ロイヤルっていうからにはやっぱり【ロイヤル】っぽい感じでないといけませんわ」的な歌を歌ってる、あのくらいです。花右京メイド隊の「ご奉仕ご奉仕♪」くらいでもあります。

 戦闘妖精雪風というアニメもあります。【雪風】(← フラッシュばりばりです。気をつけてください。)戦闘機がえらいかっちょよいアニメです。VtolかStolか、空母向きなのに機動性やたら抜群なの。「ジャム」という見えない敵をばばばばと撃って撃って撃ったりして倒すのです。その昔、細野さんが「それジャムでしょ?どうぞ」って言ってる曲がありました。いま思い出せばあの声はデコーダで処理がしてあってまるで戦闘機同士の対話のように聞こえる。YMOってそこまで考えて曲を作っていたんだなあ、関係なさそうだけど。

 で、このまったく路線の違うアニメは英語で書くと一文字しか違いません。方や bottle fairy 、方や battle fairy。アニメって奥が深いなと思いました。

2004年9月16日(木) 9月17日(金) 18:20 +0900

◇ だんだん。

 だんだん昼夜逆転が堂に入ってきております。しかし土曜日は朝からバイトです。時間に起きられるのか、またはとりあえず時間まで起きていられるのか、不安です。

 こないだから左の太ももが二箇所ふくれています。微妙にかゆいから何かに噛まれたか刺されたかしたようなのですが、こんなに腫れが長く退かないのは珍しいと思う。しかしこんなところを一体いつ何に噛まれたのかなあ。やっぱり寝てるときなのかな。ちょっとわかりませんわ。

 今日は麻婆豆腐や鮭ごはんをいただきました。麻婆豆腐を二回目によそって食べたらやたら塩辛く感じてびっくりしました。しょっぱさは冷たいと強く・暖かいと鈍く感じられ、甘さは冷たいと鈍く・暖かいと強く感じられる、と聞いたことがあります。まさにアレです。わたしはこんなに塩ばっかりのモノを美味しい美味しいって言って食べていたのかと思って愕然としました。気をつけよう。

 ではです。

2004年9月15日(水) 9月16日(木) 19:15 +0900

◇ INNOCENCE。

 朝方、アマゾンから INNOCENCE の DVD が届きました。初稿のシナリオ(表紙には『GHOST IN THE SHELL 2』と書かれてます)と絵コンテ、アフレコ台本のついたやつです。注文画面には「DVD二枚組」って書いてあったんだけど、アマゾンのハコを開けたらそれ以外に観賞前と観賞後に見るべき「解説DVD」というオマケがついてました。Premium Guide DVD From 【GHOST IN THE SHELL】to【INNOCENCE】って書いてあって、非売品だそうです。映画が始まる前に表示される「コピーしたり無許可でレンタルしたり無断で上映したりすると罰せられます」的な説明画面の中に、「また、このDVDは先着購入特典として無償で頒布するものです。」って書いてあります。なるほど、これは商品ではないから「二枚組」なのか。

 ケースの裏面には

押井守の映画を観るのに
押井守である必要はないが
ガイドDVDは
必要だ

 と書いてありますが、‥‥どうかなあ。映画本編で登場人物が「シーザーを理解するためにシーザーである必要はない」とか「ヤクザの事務所へ行くのにヤクザになる必要はねえが、武器は必要だ」とか言っていたのを承けてるんだと思います。しかし、観賞前用・後用、両方観たけどあんまり必要なさそうに思えました。存在としてはスチームボーイのTシャツについてた面白くないDVDに近い。でも映画に関わってない人が暴走して勝手に作ったものではないみたいだし、ナレーションがトグサと検死官というのは豪華です。

 ではでは。

2004年9月14日(火) 9月15日(水) 11:50 +0900

◇ 死刑。

 ケータイをいじりながら前後左右を見ずに無灯火で自転車をこいで前に進むのは危険だからやめてほしいと思いました・思っています。他人はどうでもいいから私だけは一生アレをせずにいたいと思います。

 小学生がたくさん殺されてしまった事件の犯人に死刑が執行された、というニュースがありました。ネットに今までの展開をあらためて振り返って彼の死の意味を探ろうとしてるような文章がいくつかあって、それを見ながらいろいろ思い出したり考えたりしました。

 ネットのニュースで事件を知ったとき「○人死傷」ではなく「○人死亡」と人数が確定的に書かれていて、しかも人数が尋常じゃなく思えて何度も目を疑い、何度も誤植を疑い、何度も自分の読解力を疑った。そういえば当時立ち上がったばかりのネットバイトで容疑者(当時)の肩をやたら持った文章を書いていろんなヒトから不思議がられていた同僚(当時)がいた。その後、宇多田ヒカルの『The Final Distance』を借りてきたらそのとき亡くなった女の子の一人に捧げられていて、そう思いながら聴いたら恋の歌でなくなった。オリジナルが長調なのにまったく悲しい曲調になっていてびっくりした。

 彼は、自分に精神科への通院歴があるから何をしても大丈夫だと考えていた。彼はずーっと、自分は悪くないって言っていた。彼は、どうせ死刑なんだから何をしてもいいだろ、的に言って法廷で暴れたこともあった。彼はなるべく早く死刑になりたいと言っていた。彼はたくさん書くクセがあったようだけど、一部TVで紹介されていた便箋にのっかっていた字がすごく不安な字に見えた。彼は、一体、何がしたかったんだろう?

 ‥‥接見?閲見?していた心理学者の顔がすごく残念がってる顔に見えました。「彼には謝罪したいという意志があったように思えることもあった、でもそれをうまく表に出せないように見えた」、的な言葉には、何とかして彼の心の奥の方にある(ように思える)謝罪の気持ちを引っぱり出して来てもらって、彼とともにそれを分かち合って一緒に検分し、ばらばらにほぐして、謝罪しなければならない行為を彼がやってしまった原因を探ったり、なぜ今まで謝罪の気持ちが表に出てこなかったのかを探ったりして、彼に謝って欲しかった、でも叶わなかったという悲しさが見えた気がしました。

 たぶん、叶わなかった彼の謝罪は、子どもを殺されてしまった親御さんたちに対する一定の「何か」にはなったかもしれませんし、それ以上に、彼自身がなんか変な穴蔵にずっぽり落ちてるっぽいのを救い出すものに確実になったんではなかろうかと、その先生は考えていたように思えました。そして、「せっかくいちばんそばにいられたはずなのに、そこまで分かち合えなかった自分が悲しいし、こういうふうに終焉するしかなかったこの縁のようなものが悲しい」、と感じて淋しそうにしてるふうに見えました。

 ‥‥まあ考えすぎだと思う。考えすぎだし、どうも彼の中身について考え出すとその悲しさにかまけて子どもを彼に殺された遺族の方の悲しさを考えるのが疎かになりがちで、自分の頭が一つのことを多角的に考える能力に欠けているのがよくわかって、とてもイヤです。中途半端に考え過ぎっていうのはどうなの。

 別にそればっかり考えて一日終わったわけではありません。ラーメン食べに行ったり、喫茶店でコーヒー飲みながら本を読んだりノート打ったり、スーパで卵やチョコレートを買ってきたり、部屋の中にあるゴミの1/1000くらいをカタしたり、そういったこともしてました。ステロタイプな言い方になりますが、ここまで頭がきっちり切り替わるのは良いことなのか悪いことなのかすごく気になります。

 ではです。

2004年9月13日(月) 9月14日(火) 5:30 +0900

◇ あがった。

 やっと、やっと上田紀行『がんばれ仏教!』(NHK出版)【bk1】を読了、紹介文を書けました。よかったです。実はあんまり気に入らなかった部分も多いんですが、でも読んだ方が良い本だと思いました。仏教のことが大嫌い!批判・非難したいけどうまく言葉にならない!うにょおお!と思ってる人にもとても使える本ではないかと思います。すんばらしいと思いますよ。


◇ ムクゲノ花ハスデニ満開デシタ?

 大学のときに韓国の「超ベストセラー」である『ムクゲノ花ガ咲キマシタ』【上下】というのを読みました。日本と韓国・北朝鮮・アメリカをめぐる軍事サスペンス兼ミステリで、核開発に関するお話でした。ありそうなんだけどやっぱり荒唐無稽な感じで、かつ、「特攻」あるいは「はなばなしい殉国」精神がだいにっぽんていこくの専売特許じゃなかったことがわかってとても面白かったので、読んでもらうことを目的に先輩に紹介したのですが、案の定うまく説明できなくて「ちしゅー、その説明だと誰も読もうと思わねえぞ!」と言って笑われました。まあそんなことは。

 韓国でウランを抽出したり転換実験したりなんだりいろいろしていたのがどうも事実っぽいってことは『ムクゲ』の話はまったく架空の話じゃなかったのかもしれません。ちょっとびっくりしております。そんなことをヒミツにしてちゃあいけませんや。むちゃくちゃ怖いです。ってゆーかロケットと組み合わせたらまんまじゃないか。


◇ また多い。

 ここのところ知らない人からの携帯メールがまたいっぱい来るようになってます。 ‥‥ って書いたそばから来た。タイトルは「サポするので抱いてください」で、矢鱈滅鱈に長くて知らないアドレスからです。どんな本文なのかは気にならないので早速捨てました。そんなわけでわたし、メールが来ても音が出ないようにしてますから反応が遅くなりがちです。失礼しております。なお、もし本気でそんなふうに思ってる方がいらっしゃいました場合には電話やメールではなく対面で言ってくださいね。すぐ落ちます。

 さてさて。

2004年9月12日(日) 9月13日(月) 23:00 +0900

◇ イノセンス。

 TSUTAYAに行ったら店頭で『イノセンス』のDVDを大々的に広告してました。映画はTV等で大々的にCMしたり特番を放映したりした結果、『攻殻機動隊』の続編であるということすら知らずに見に来て大後悔してるっぽい人を何度も見ました。あんなにゴンゴン眠ってる人が多い映画は初めてだった。 ‥‥ DVD買うときってもっと考えますよね。大丈夫ですよね。でもきっとネットその他にはまた悪意・善意の悪口があふれるんでしょうなあ。

 わたしは今日までずっと廉価版を予約してたんですが、TSUTAYA店頭で流れていたビデオでは『STAFF BOX』も買えるっぽいことを言ってました。ついこのあいだまでは予約できなかったのに変だなと思いながら帰ってきてAmazonをみたら予約可能状態になってました。なので廉価版をキャンセル、『STAFF BOX』を予約し直しました。廉価版はごくフツウの二枚組ですが、コレには脚本とか絵コンテとかくっだらないモノが三つついてきます。メイキングのDVDがついてくる特別版も欲しかったんだけど変なフィギュアがついて5万円もするので、そっちは諦めました。なお、そっちはもう予約できなくなってたはずです。

 アップルシードは11月に発売されます。その後スチームボーイ、ハウルの動く城と続くはず。嬉しくしんどい年です。

 ではでは。

2004年9月11日(土) 9月11日(土) 14:22 +0900

◇ 知らなかった。

 今朝知ったのですが、今日はバイトでした。なのでバイト先に行きました。空き時間に『がんばれ仏教!』その他を読んだり日記その他を書いたりしようと思ってノートを持って行きました。電源ケーブルも延長コードも持って来て、さてバッテリを外してから電源ケーブルをつなごうと思ったら、バッテリがついてませんでした。部屋に置いてきたらしい。ちょっとびっくりしました。

 予定では11時頃に起きてイチローを見て‥‥という平和な土曜日だったのになあ。お昼には冷え冷えのつけ麺をいただきにラーメン屋さんに行こうと思っていたのにな。

 お金も持ってきたし、携帯も持ってるし、コーヒーも持ってきたし、他はいまのところ大丈夫です。夜半になって寒くなっても良いように、上に掛ける服も持ってきてます。すばらしい。文書編集も快適です。してみるとバッテリって実はそんなに真剣には要らんモノのような気がし始めます。とは言っても今日は八尾まで行く日なので、電車の中でふと確認したくなったりしたときには非常に困るんだろうと思う。しかしそんな状況あんまり想像がつかない。でもやっぱりバッテリ忘れるなんて、びっくりです。


◇ 初めて見た。

 一度いただいたきりで、それ以降二度と行こうと思うことが出来ていないラーメン屋さんの前を通りかかったら、入り口のガラス扉のところで数人の警察の人が指紋とかを検出するための「わたわた」でいろんなところをポンポンたたいてるのを見ました。そういう生々しいの見たの初めてです。「何だ事件か !? 」ってびっくりしたけど、そんな鑑識系の人が作業してるってことは事件があったとしても遙か前っぽかったし、おばちゃんや子どもや、そういう人も出たり入ったりしてるように見えたので(通りかかっだけかも知れないけど)少しホッとして、そしてあんまりじろじろ見るのも悪い気がしたので、観察はそのくらいで通り過ぎました。

 戻ってきたら、まだ警察の人が少し出入りしてるようでした。で、よくよく見たら入り口のガラス扉に大きくヒビが入ったり割れたりしてました。放射状の傷に見えないこともなかったので石か何か硬いモノがぶつかったのかもしれないなと思いました。車通りや人通りが激しいところなので何かがそういうのを巻き上げた「事故」か、それとも誰かが「えいっ」ってぶつけた「事件」か、きっとどっちかなんだろうと思います。隕石という線も一応考えられると思います。

 常連さんとかだったら多分心配になって聞きに行ってしまえるですけど、一度しか行ったことないし、店員さんに知り合いもいないし、野次馬になるばっかりで作業の邪魔にもなりそうだったので何も何もです。


◇ その後。

 ココから下は12日に書いてます。

 その後、ラーメン屋さんの前を通ったら、放射状になったガラス扉の下半分を大きめのメニュー表(硬そう)で隠し、フツウに営業してました。

 『マクロスゼロ』【公式】の第四巻を見ました。

 監督、『愛・おぼえていますか』の公開当時に「2はあり得ない」と言っていました。そんな人が作る「2」+αなので期待していませんでしたけど、これはしかし期待していなかった以上にひどいかもしれない。そんなふうに思いながら見続けてもう四巻です。この秋に出る(予定の)第五巻で完結するらしいので、ホッと一安心です。不満に思っているのになぜ見るのかと問われるかも知れませんが、回答は、作品に対する義理があるためと、「それでももしかすると ‥‥ 」という期待があるからです、です。

 背景絵とウソっぽい自然の描写と戦闘シーンのCGは「だまし絵」のように綺麗です。ストーリィと設定、台詞、背景となる世界観、人物の顔と動きは、残念です。

2004年9月10日(金) 9月11日(土) 2:22 +0900

◇ 月曜日まで。

 上田紀行『がんばれ仏教!』(NHK出版)【bk1】の紹介文は来週はじめまでに書き上げれば原稿として間に合わんこともないそうです。よかったよかった。楽しく読んでると思ってるのにポツポツ止まってしまう本はあるのです。思いも寄らない。

 他にも‥‥。

 アフターダーク【bk1】も読まなければなりません。というかまず買わなければなりません。宮部みゆき『ICO』【bk1】も残りの半分がまだ残ってくれています。指輪は8冊以上まるまる楽しみが山積みになっています。

 今年の秋は良い感じです。積んである本の群れを見たり段ボールの群れを見たりすると読むために必要な時間のことを考えて気が遠くなったりしますけど、でも自分が北海道に帰った後のことに思いを馳せたときに覚えるめまいが譬喩ではなく実地の本気のめまいであるのに比べればヱビスと水くらい濃さが違うので、うん、何が言いたいのかわからなくなってきたのでそろそろおいとまいたします。電池が切れそうとも言います。


◇ 電源ケーブルつなぎました。

 めまいではないめまいのことを今後はぬまいと言うことになりました。

 京都もどうやら涼しくなりつつあるようです。そうでないとしても今日は少し涼しいようです。涼しさは温度や喉の奥のかすかな痛みなどでも体感されるんですが、ぱちぱち打っても打ってもノートがそんなに発熱しない!ってのはすごいと思うわけです。


◇ 雨。

 自転車で学校から帰る途中ぱらぱら少し降ってきたので郵便局の前で雨宿りすることにしました。何となく、何も考えず、でもすごく強く「すぐ止むよー」って確信していたんだけど、空をよくよく見れば西の空も南の空も雨雲ばっかりで全然やみそうにありませんでした。あれー、これまずいんじゃないか?と思っていたら知り合いが一人傘を差してさわやかに前を通っていきました。

 その後、ガルウイングの車が停まっておばちゃんが一人降りてきて、その郵便局のATMが稼働を終了してるのを確認して帰っていきました。

 その後、MKが停まって、郵便局の上からお客さんが降りて来るのを傘差してずっと待ってました。降りてきたら、どう見てもタクシーの方が待ってたのに「お待たせいたしました!」って言って自分濡れながらお客さんに傘差して乗せて、どこかに走って行きました。

 その後、高校生か大学生かよくわからん幼いような幼くないような女の子が3人、一つの傘に無理矢理入って通りかかって、やっぱりATMが動いてないのを見て淋しそうに去っていきました。

 少しだけ小降りになったので見計らって帰ってきました。しばらくしたら本降り+αですごい降りっぷりになってました。危なかったです。

 しかしガルウイング見たの久しぶりでした。強烈に覚えてるのは1990年の札幌かなあ。カラオケかなんかの駐車場に停まって両方上げてました。バブルが弾けるちょっと前、剥がれおちる直前のいちばんしっかりした巨大なカサブタみたいな頃です。あのとき見たガルウイングは窓枠もそれ以外もやたらキラキラしてました。今日見たのはそんなに金メッキひどくなくて車体も少し軽そうに見えました。


◇ こりん星だっけ。

 何かのはずみでNHKつけたらPopJamやってました。ちょうど小倉優子が歌うところでした。【参考サイト】 それはそれは可愛らしかったです。まるで壊れたパペットマペット、いや壊れた操り人形みたいでかなりシュールでした。ふと「僕は今までに自分が犯した罪の報いを今まさにこのときにすべて受けているのだなあ」という気分になりました。そのくらい下手でした。可愛いのと下手なのとは両立するので困ります。曲が良いことと歌手が最強に下手であることも容易に両立してしまう。CDは何度も歌わせて良いところだけつなげたりコンピュータ等で操作したりいろいろできるので期待できるんではないかなあと思いました。『ビタミンLOVE』という曲です。たぶん『スキスキスー』みたいな感じで埋もれて行くタイプの名曲なのではなかろうか。でも『キミノヒトミニコイシテル』ほどの名曲なのかどうかはわかりませんでした。しかし、カラオケしやすそうに思えました。

 そういえば、(って何の脈絡か混乱される方もいらっしゃいそうなので一応解説しますと勿論アイドルつながりです。)2005年分のカレンダがいろんなところから注文できるようになりました。来年はどうしよう。やっぱりココは無難?に8年連続なんだろうか? と思ったり、宮崎あおいも上戸彩も若槻千夏も可愛いなあ、なんだシャラポワはないのか、と思ったりしながら少し見て回りました。

 とても気になったのは【コレ】です。「○○○美術館でしか見られない作品」のカレンダなんてアリなのか? ずるい気がします(>_<。)

 ではです。

2004年9月9日(木) 9月10日(金) 5:00 +0900

◇ めまい。

 ひさびさ飲み過ぎたのか、昨日眠る前に右側頭部に「ずき」って痛みが走って水飲んでうにゃうにゃ言いながら眠りました。でも今日起きたときは少しすっきりしてました。二日酔いになるほど飲んでなくて良かったです。しかし、二回か三回かなりな勢いで「めまい」を覚えました。絶対にアルコールの影響だと確信しつつちょっぴり心配しつつ一応ネットで調べたら、よく聞く「内耳炎」「メニエル病」の他に「小脳出血」という見慣れぬ言葉も出てきました。

 ‥‥ 怖いなあ。

 とにかくあんまり無茶な飲み方はするな、もう33歳なんだからさ。ホビットなら成人する年齢なんだぞ、みたいな感じだと思います。そういえば最近全然頭の位置を変えずに生活してる気がするので、「めまい体操」に準じた動きを時折取るように心がけようと思いました。HDDはあんまり振ってはいけないんだそうですが、あたまは三半規管(この字で合ってる?)も含めて時折振った方が良いのかもしれません。

 U2の『ELEVATION』を探し当てたら一緒に鬼束ちひろのDVDも出てきたので『眩暈』を見ました。別にめまいを起こす作用はありませんでした。よかったです。

 ‥‥と書いて「そういえば鬼束はどこへ行ったんだろう?」と気になったので検索してみたら、7月23日にA&Mに移籍してたんだそうです。【こちら】 いや知らなかったです。よかったです。A&Mってsting【★】(フラッシュ注意)のところですね。『アンプラグド』のVHSを見ていたらロゴが出てきたんだけど最初ロゴだってわからなかった、そんな思い出があるレーベルです。


M&M's

 A&Mって言えばなんとなく思い出してしまうのが【M&M's】です。

 M&M'sをいちばん最初に見たときどう思いましたか? わたしは「ぷちぷちから外したやつだ!」と思いました。銀色のドーナツ型の台紙にカラフルな糖衣のチョコレートがクスリみたく配置されたお菓子ありますよね。あれを全部あけて袋に詰めたやつに思えました。なのでCMを見て「あんなふうにざらざら手にあけてバリバリ食べるのは行儀が悪いんじゃないかなあ」と思ってしまいました。でも食べたら食べやすくて衝撃的で、偏見は邪魔だと再確認しました。

 その後、ちいさなゼリー(グミ)を薄い飴でくるんだお菓子【■】が別メーカから出て、それを友だちにもらって食べたときには「新製品のような顔しやがって、ただのゼリビンズじゃねえか!」と思い、それはそれで悪い意味で非常に衝撃的でした。あれはあまりにふにゃふにゃで食べ応えがなくM&M'sほど好きにはなれなかった。ゼリビンズそのものの方は今も大好きです。

 ではです。

2004年9月8日(水) 9月10日(金) 3:48 +0900

◇ 勉強会。

 『論註』の勉強会でした。8月は夏休みで開催されなかったので、かつ、7月は安居や印仏研で個人的にあっぷあっぷしてて参加できなかったのもあり非常にひさびさな感じがしました。でも7月は打ち上げにだけは参加させてもらっていたんだなあ。特別論題の前の日だったなあ。

 勉強会、最初の時間は先生の講義で、その後すこし質疑応答の時間があるような感じです。かつ、質疑応答はいろいろな話題に派生していくのが常です。その質疑応答から派生した話題の時、今まで喋ったことがなかったのにわたし喋ってしまいました。ものの5秒くらいだったけど自分でもちょっとびっくりしてしまった。のっぽさんなら番組が終わるところです。わたし以外にも今まであんまり喋ってなかったっぽい参加者も積極的に発言して、発言が発言を呼び、すごく盛り上がって時間がかなりおした。びっくりしました。


◇ ケーブル600円。

 USBバスパワーで動くHDDケースにHDDを載せてパソコンに接続したところ、接続を確認するところまではいくんですが、OSがドライバを自動的にインストールしようとしてるんだなということをうかがわせる画面表示になってそのまま止まってしまうという、かなり残念な事態が現前しました。

 他のHDDケースで試したところ、HDDや「ダブルパワータイプUSBケーブル」にはまったく問題がありませんでした。ということはHDDケースにくっついてる「チップ」がおかしいんだそうです。そうかあ。 ‥‥ ケースはまた別に買うことになりました。うまくいかんもんです。でもこのケーブルはかなり使えそうな気がするのでコレを\600で購入したと思うことにします。


◇ 停電。

 サッカーのW杯アジア一次予選を見ていたらスタジアムが停電してました。「いまTVをつけた方に説明いたしますと、云々。」とアナウンサが言ってるのを聞いて、一緒に鍋を食べていた友だちが「大変だなあ。時間稼ぎでもなんでもアナウンサは画面が映っている限りとにかく喋らないといけないんだなあ」的に言って残った二人でうんうん頷きました。しかしドリフじゃないんだから。「鍋を食べていた」なんてねえ。

 「きっとインド側のロッカは電気もエアコンも落ちてなくて、『あと20分で試合再開だから』みたいな情報も入ってるんだ。日本側のロッカが真っ暗なのは選手を暑い熱い外に出させるためなんだ」と少し本気で穿って見てましたが、後半の方が得点多かったし、そういうことはなかったんですね。フェアでした。

 そういえばどこかの何かでシュートっぽいのを蹴る前後に真っ暗になった映像を見たことがあるし、アナウンサは「1999年に照明が一部落ちた試合を経験してる選手もいるはずです」って言ってたし、サッカーで停電はよくあることみたいですね。「無効試合」にならなくて良かったです。

 日本代表がインドで次やるときはコレに懲りてきっと昼間にやるんではなかろうか。そして暑すぎてあんまりよい成績を収められずに淋しい思いをさせられるんではなかろうか。

 なんて。

2004年9月7日(火) 9月8日(水) 6:15 +0900

◇ だから「戻ってくる」のか。

 【差出人詐称ウイルスにご注意】(PCWEB)という記事がありました。(インフォシークのトップからリンクしてたニュース記事です。)そこの第三段落に、このように書いてありました。

差出人詐称は、ウイルスが感染マシン内にあるアドレスを抽出し、それを差出人として設定して送信するため、ウイルスが送った宛先不明メールやISPなどからのウイルス警告メールが、ウイルスに感染していないユーザーの手元に戻ってくる場合がある。

 いや、ウイルスを積んだメールたくさんたくさん来るんです、それもわたしが差出人になってるやつが「宛先不明なので帰ってきたよ」って言って。「ウイルスにやられるとパソコンを乗っ取られた感じになるんだ」くらいであんまり考えてなかったんですが、この記事を読んでなぜ「戻ってくる」のかやっとわかりました。そういうことだったんですね。


◇ アニメ夜話。

 今日のアニメ夜話は『カリオストロの城』でした。ストーリィに整合性が一切ない!というのは今日初めて知りました。びっくりです。そんなもんにこんなに感動できているのは何故なんだろう?

 ‥‥『イノセンス』もそんなところがあるか。ことストーリィに関してはやたら評判悪いから(「陳腐すぎる刑事物」とか、「電脳が無線でデータベースにつながってる割に台詞が陳腐すぎ」とか、「SF的に前作をまったく超えられてない」とか。まったくその通りだ)整合性がない!なんて叫ぶ必要もないけどさ。何かよくわからん理由ででもとにかく圧倒されてしまったら負け、感動させられてしまう、ということなのかなと思います。野田秀樹の芝居もそんなところがあります。わたしには難しすぎて正直ストーリィわからんことが多い。全部関係あるわけじゃなく整合性がところどころない。だけどその、整合性のあるところとないところをうまく選択できなくて最後は必ず頭の上で「???」が跳ね回ってるんだけど、それでも感動の巨大な渦に飲み込まれて必ず感動させてもらえてる(と言いながら最近見てない。先日BSでやってた『キル』は地震で見損ねた)

 ともかくそういう芝居や映画がわたしは好きだ。


◇ 濃そう。

 少し古い話題になりますが、ミスチルの桜井くんが今までに影響を受けたアーティストの曲を歌う!ってニュースが【OngakuDB.com】というところにありました。(ジャバスクリプトで直リンクできないみたいです。)それによると『カルアミルク』(岡村靖幸)や『糸』(中島みゆき)などなどを歌うんだそうです。

 『カルアミルク』はすんごく岡村靖幸っぽい曲で本人どうも音をわざとすこし外して歌ってるところがあるので桜井くんにキッチリ歌ってらえばカラオケも以後しやすくなろうってもんです。薬師丸ひろ子が『時代』を歌った感じですね。頑張って欲しいものだ。一度聞けば濃すぎて以後バーボンソーダしか飲めなくなりそうな不思議なカルアミルクになること請け合い、って気も少しする。どうなるんだろ。というかなぜ『イケナイコトカイ』じゃないんだろう。『モンシロ』可。

 しかし『糸』は無理だと思います。中島みゆきの曲で唯一結婚式で歌えるのが『糸』であることは誰の言もまたないんですが(石田の偏見です)、しかし桜井くんが『糸』を歌うってのは、どうなの。そんなことすると『糸』じゃなく『鎖』になっちゃうと思う。よくて『縄』。下手をすると『超ひも理論のひも』になってしまうかもしれない。そんくらいやばいと思う。うどんとそうめんを一緒にゆでてはいけないだろう。

 買わずに借りようと思います。

 ねます。

2004年9月6日(月) 9月7日(火) 5:15 +0900

◇ フレンドリーなメール。

 台風すごいみたいです。そういえば「地震雷火事親父」って「台風」が入ってませんね。ちょっと意外です。大雪や吹雪も入っていないってことは降水と風を気にしてないのかな。だとするとあんまり実情に合ってない気がします。

 最近また業者さんからのメールが多くなってるように思えます。内容を見てないので確実ではありませんが、昨日は携帯に3件続けざまでした。アドレス帳に登録してないところからやたら馴れ馴れしい(friendlyな)タイトルでメールが来たらわたしは疑り深いので捨ててしまいます。

 いま携帯には「白衣好き?それとも青春する?」というタイトルのメールが来ました。捨てたので内容はわかりません。きっと「夏用・冬用、両方の布袍がとても映える新作白衣を入荷いたしました。ぜひこの機会に一着いかがですか。また、ホワイトベリーがPVで着ていた浴衣のような丈の短い機能性抜群の白衣もあります。ぜひこの機会に一度青春してみませんか。」という内容の、法衣業者さんからのメールなのだろうと思います。

 わたしが切実に欲しいのは、鉄分がやたらに多くて何を洗っても徐々に黄色くなってしまう、漂白剤さえ無意味と化す実家の井戸水で洗っても永遠に黄色くならない純白記憶白衣です。白衣をクリーニングに出さなければならないってのはしんどいです。そういえばこないだ「太陽や風は“永遠に”あるものですから、そういうもので発電できる施設はとてもよろしいです」的な発言をTVで見ました。上記二つの例から判断するに、「永遠」というのは、うん、永遠という意味では滅多に使われない言葉なのです。

 ‥‥ええと。業者さんメールの話の続きです。

 実家に帰ってるとき「書評をお願いします」というメールが来ました。実在する出版社さんから、わたしのアドレスに宛てて、でもわたしではない方の名前宛てで、本文には「先日出版しました本の書評をお願いしたいのですが、本の実物を送らせてもらえばよいですか?」的に書いてありました。送るって言っても出版社さんわたしの住所なんて知ってるはずないからきっと本当にただ間違ってわたしに出したのかもなあと思いつつ、でもやっぱりわたしは疑り深いので「宛先を間違ってますよ?」という返信はせず放置してあります。なぜなら、結構本気で「もしかすると手の込んだ住所情報蒐集業者さんかもしれない。「宛先間違ってますよ。間違ってますけど僕でよければ書きますよ。」と返信したら「では住所教えて下さい、本を送りますから。」と返信されて、いそいそと住所を書いて送ったら以後音沙汰がなくなるのでは?」とも考えてるからです。「疑いすぎだ!」って? うん、そうかもしれません。

 昨日パソコンの方に来たのはこんなメール。

「久しぶり♪」

もうすぐ秋だよねぇ
秋になると美味しいものいっぱい♪
でも食べ過ぎて太らないようにしなとね
食べても食べても太らないものって・・・
やっぱり○○○かな?(>_<")
ここのところご無沙汰だから妄想が暴走しちゃってσ(^_^;)アセアセ...
たまには連絡くださいね

真奈美

 脱字も少し気になりましたが ‥‥ もうすでに秋なのに「もうすぐ」って言ってる、その皮膚感覚が少し心配になりました。何が「ご無沙汰」なのか、このメールだけではよくわからないけど、 「○○○」 に何が入るのかはわたしにも見当がつきます。たぶん間違いなく「かすみ」でしょう。あれは太らない。仙人はそればかり食ってるんですよね、たしか。 ‥‥また、2日にはすごく太っ腹な内容のメールが来ました。

「急ですが、15出しますので契約しませんか?」

突然のメールで申し訳ございません。率直に言わせていただけば既婚者である私と割り切った関係を持って頂けませんか?
代価として月に15万円前後のサポートをお約束します。
難しい事は言いません。月最低二回以上会って頂ければ問題ありません。2人の時に恋人のように接して頂ければ結構です。
貴方の時間を少し拘束してしまうので金銭が発生するのも致し方ないと考えています。
上記を踏まえた上で契約関係になってはいただけませんか?興味を頂ける内容だと思います。貴方さえお手すきでしたら明日にでも会ってみたいと思っている次第です。場所はご指定ください、重ねてどこにお住まいかもお願いします。

 この書き方、わたしがどこに住んでいても良いということですよねえ。ブータンでもモントセラトでも、いつでもきっと「明日」、真っ白なボールのように飛んできてくれるってことなんだろう。いいねえ。ありえねえ。 ‥‥また、3日には目を覆いたくなるようなメールが来ました。

ただいま女性会員急増中で出会いの確立アップ!!

 「確率」でしょ!(>_<。)


◇ アニメ夜話。

 NHKのBS2で『アニメ夜話』という新番組が始まりました。【参考】

 『マンガ夜話』のアニメ版で、今日は『銀河鉄道999』(劇場版)、明日は『ルパン三世 カリオストロの城』、以後『あしたのジョー』『カードキャプターさくら』です。どうも当初の計画では『AKIRA』や『機動戦士ガンダム』が第一回・第二回あたりに予定されていたようですが何か事情があって変わったみたいです。

 司会は岡田斗司夫で、いろいろすごく心配りしてるように思えました。鉄郎が原作では10歳、映画では15歳の設定だったというのは初めて知りました。良いことか悪いことかわかりませんが、分析と感想と思いこみとファンメッセージが一部でいっしょくたになってるのは『マンガ夜話』と一緒です。むしろ少し教養番組みたいな感じの香りのところもありました。

 岡田斗司夫以外の出演者はまったく知らない人が多かったです。村上隆は知ってますが「作者が垂れる中途半端な蘊蓄まで含めて芸術作品だ」っていう現代芸術の路線がすごく苦手なのでちょっと斜めに構えて見てしまった。わたしは脳内のメモリが少ないので、(64あるかどうか)漫画もアニメも芸術も、作品を単体で味わって萌えることができないのは苦手です(「『イノセンス』好きとか言ってる奴が言うな」って?いやアレは蘊蓄とは違うよ)。おなじみの「語り尽くせない」というコメントで終わって妙に無難な感じでしたが、第一回の放送だからそんなには飛ばさなかったのかもしれません。

 このままでいくと『ゲーム夜話』もできるんだろうか。そこそこストーリィ性のある作品を持ってくればいくらでも語れる。でもマンガよりもアニメよりも間口が狭いだろうから無理かな。NHKの冒険(蛮勇)に期待したいです。

 今日はそんな感じです。

 明日こそは書評を完成させたいものです。

 『がんばれ仏教!』は作者の意図がやっとわかって来ました。やっぱり仏教関係者、特に若くていろいろ悩んでる僧侶にエールを送ることが目的のようです。ただ、救いとか信心とか、いわゆる伝統仏教・既成仏教が批判され非難されながらそれでも大事にしていく中心点の扱いが軽くて、そのへんちょっと不信感です。紹介してる僧侶の「救い」あるいは回心をあまりにさらっと流してしまってる気がする。そのへんしっかり書かないとわたしはエールを送ってもらってる気になれない。

 そんな感じで、本願寺派で言えば「お寺の本堂は人でいっぱい。みんな拍手しまくり。お念仏ゼロ。阿弥陀さまいません」と「人はそんなに多くないけどお念仏がいっぱい、阿弥陀さまいっぱい」どっちを「繁盛」と捉えるか、そのへんかなあと思う。

 うまく言えてないけどこれがわたしの限界点なのさ。では。

2004年9月5日(日) 9月5日(日) 23:55 +0900

◇ ゆらりゆらゆら。

 昨日のぶんの日記を書いていたら地震がありました。ぐらぐらゆらゆら水平方向に回されてるような変な揺れ方で怖かったです。初期微動が長かったのに本震も結構しっかりしてたので、「うちは大丈夫そうだけどこりゃどこか遠くでかなり深刻に揺れてるんじゃないだろうか?」と思って不安になりました。(911の時に感じた気分の悪さに少し似ていた。)実際にはそんなに被害なさそうで良かったです。先日浅間山が噴火したし、地元の方でも地震があったばかりだし、太平洋プレートがわらわら動く時期なのでしょうか?(そんな時期あるのか?) と、ちょっと知ってる板の名前を挙げて心配しているフリをしてみています。


◇ 引き続きカレー。

 カレーを本格的にいただいてます。トマトジュースとりんごジュース、ヨーグルト、ワインなどを入れすぎたせいか、ひどく酸味のきついカレーになってしまいました。美味しいから良いんですけど。。。酸味系素材もう少し控えめにすべきだったかもしれないと思う。後悔まったく先に立たず。もぐもぐ。


◇ WRC。

 地元でWRCがありました。どんなことになってるのか少し心配で【地元の新聞のサイト】【など】を見たりしてましたが、 ‥‥ そういうのって「盛り上がってますよ!」と書くに決まってる。どうなのかなあと思って地元在住の姉に聞いたら、市民レベルでもちゃんと盛り上がっていたそうです。そこらじゅうに地元のじゃない車がいっぱい停まっていて、少なくともただごとではないことが起こっているというのが市民レベルでも肌で感じられていたようです。また、北愛国の拠点は特にすごかったんだそうです。良かったです。

 優勝はちゃんとソルベルグだったそうです。良かった。やっぱりインプレッサは日本の道路に合う車だったのだ!ということなのかな。コースはすごい勢いで砂利道だけど ‥‥ 。


◇ デリマ氏。

 フジで、F1とマラソンに乱入した男性のインタビューを流してました。興味深く見させてもらいましたが、こんな人に妨害されたらたまらんなあ。

 自分にしかわからんルールで動いてる人に「もうする必要がありません」って言われても、それはいずれ「またやらなければらななかったのでまたやりました」って言葉で否定されそうな気がします。 ‥‥ それにつけてもデリマ氏の人間性はすごいなあ。どうでも良いことですが、宗教は人間性を向上させるための道具では全然ないということの良い証明になってると思います。

 ではでは。

2004年9月4日(土) 9月5日(日) 19:11 +0900

◇ カレー。

 景気づけにカレーを作ることにしました。材料は、肉は豚肉(ワインに漬け込む)、野菜がタマネギ・にんじん・じゃがいも、ルウはSB、薬味みたいな感じで生姜・にんにく・トマトジュース・りんごジュース・ヨーグルト・チョコレート・醤油・コーヒー、油はバター、などです。

 バラ肉のスライスはどこかに行ってしまいました。

 生姜を擦り下ろしていて、ひさしぶりに、本当にひさしぶりに手を擦りました。むちゃくちゃ痛かった。痛さの中で脳裏をよぎったのは長谷川町子『いじわるばあさん』の4コマの中のあるコマでした。ばあさんが頭の中で「巨大な摺り下ろし器を滑り台に設置して、そこを滑り降りてきた女性が悲鳴をあげている図」を思い浮かべて笑ってる、なんともヴィジュアル系・シュールなコマ。痛い痛い。

 いもは煮込みがほとんど終了してから切ってフライパンで炒めて加えたのでカタチしっかり残っています。でんぷん質も少なかったのかな。かなり硬い。 ‥‥ 作ったすぐ後は煮込みがさすがに足りないので、本格的にいただくのは明日以降にして、今日は豆腐をいただきます。


◇ 8倍?

 前から買ってあったDVDメディアにデータを焼き付けてみたところ、10枚400円のメディアには4倍速で書き込めたのに、10枚1000円で8倍速対応の方はドライブが対応してないみたいで1倍速で焼くのが精一杯でした。うーん。うちのドライブ安上がり。

 (書いてたら地震があった[9月4日]。変な揺れ方だった。)


◇ もうひとつの。

 『THE OTHER FINAL』を見ました。日韓共催W杯の決勝戦と同日にFIFA主催で行われたもう一つの決勝戦を描いたドキュメンタリー映画です。「ANOTHER」じゃなく「THE OTHER」であるところがみそだと思います。すごく良かった。

 その後『ドリームキャッチャー』を見ました。 ‥‥ 可もなく不可もなくかなあ。特撮が少し煩わしかった気がします。特典でついてたキングのインタビューは非常によかった。初めて見ました。いいおじちゃんなんですね。

2004年9月3日(金) 9月3日(金) 23:00 +0900

◇ 刈髪。

 ↑もし読むなら「かいはつ」または「がいはつ」でしょうか。

 やっと髪を刈ってもらいに行けました。以前は予約できなかったのでドキドキしながら行ってましたが、最近やっと予約できるようになってラクになりました。カードにはいちばん最近切ってもらったのが「5/29」って書いてありました。すごいなあ。こないだ実家で姉にバリカンで後ろとヨコだけ刈ってもらったけど、この記録的な猛暑の中、針刺しの中身なみに多い髪の毛の中を3カ月もよく生き抜いたものだと思います。

 スッキリしました。しすぎて風邪ひきそうです。


◇ お得そうなのに?

 ホームセンタにスーパーマイルドのトリートメントを買いに行ったら、そんなものどこを探しても見つかりませんでした。でも荷造り用の透明なガムテープ(と言ってはいけないような気もしますが)が一本88円で売られてたので、近々に大量の段ボール箱を実家へ送付する予定がここ2年か3年ずっといっぱいであることもあり(好い塩梅に矛盾してるな)一応買いました。

 そのとき、その棚の隣に同じテープを三本セットにしたものも並んでました。270円でした。三本も使う予定はなかったのでそっちにすべきかどうかでは全然悩まなかったんですけど、別の意味でかなり悩みました。こういう売り方ってどうなんだろう。

 まあ、良いのですよ、うん。他にカセットコンロ用のガスカセット、頑固な汚れ用のジェル状洗剤も買いました。そして小川珈琲に行ったところ昼時だったこともあり激烈に混んでいて申し訳ありません喫煙席ならすぐにご用意できますが‥‥と前に並んだご夫婦が言われていたので帰ってきました。そういえばと思ってスタバに寄ったらソファ席がガラガラだったので座っています。ノートはしばらく閉じて上田紀行を読了しようと思います。うう寒い。その前に一枚重ねよう。


◇ こりゃまずいぞ仏教。

 『がんばれ仏教!』、いろいろ変です。でも抜き出してその文章だけ見れば素晴らしい警句となるものも数多いです。これはあてはまらないなあと思いつつ辛辣だなあといま思ったのはコレでした。

僧侶たちはいつも既に口をきかなくなった人と相対している。死んでから、もの言わぬ死者に向かって、「成仏するように」と言うのは得意だ。死者は僧侶に何も問わず、悲しみも語らない。だからどう受け答えをすればいいのかも悩まなくていい。しかし、僧侶はまだ生きている人は苦手なのだ。そして、生から死へ旅立とうとしている人などはいちばん苦手なのかもしれない。しかし、そもそもの苦しみや悲しみに立ち会い、生から死への旅を援助することこそが、聖職者に求められていることなのではなかったのだろうか。
上田紀行『がんばれ仏教!』p.138

 最初は「馬鹿なことを言ってるなあ」とか「都合良く落として都合良く持ち上げて書けば良いんだからエッセイは楽だねえ」とか、いろいろ思いました。そして「仏教は上田が言ってるようなもんではありません、誤解も多いのですけど仏教が相手にしているのは生きている人のみであり、どう死ぬかではなくどう生きるかが仏教にとっての最大の問題なのです、なんでかと言うとですね‥‥」などなど書いて反論しようとも思いましたが、そういうのは実はまったく意味がないと言うことに気付きました。

 上田が書いたこの文章は、まず上に書いたような感じで、彼の仏教理解が滅茶苦茶だという点ですごく問題です。また、上田紀行という、宗教や仏教のことをよく知っているはずの研究者が仏教(や仏教従事者)のことを真剣に憂えて憂えて書いた本にさえこんな奇天烈な表現があるということで、さらに大きな問題を示しているように思いました。たぶん仏教の現状を憂えて書かれた上田の本は、彼の文章の内容によって彼が思ってる以上の危機を示す結果となりました。

 村上龍が『ハローワーク』に示した仏教理解がムチャクチャだったのは、個人的には仕方ないと思ってます。だって龍だから。だけど上田でこれっていうのはすごくまずいと思う。われわれ仏教従事者は今まで一体何をして来たのか、というか何をして来なかったのか。仏教は広「げる」もんではなく広「がる」もんですけど、しかしこの広がり方はかなり厄介だなあ。

 まだ途中を読んでますが、恐らく結論部で仏教(と仏教従事者)に対して送られるエールは本質的にはまったくエールになってないであろうことが予測されます。アレだ。赤井英和の「応援」CMにも遠く及ばないエールなのではないだろうか。 ‥‥ まずいぞ仏教。

2004年9月2日(木) 9月3日(金) 14:44 +0900

◇ 深草。

 こないだはバイト先のサイトの更新がうまくいきませんでした(8月30日の日記参照)。今日はその理由をいろいろ考察し、「合研や自習室の端末からLANを介して自分の割り当てのHDDにアクセスする場合は、いまはOSその他の設定変更がほやほやなので修正しなければならないところもあったりして、それでうまくいかないのだろう。ってことは、アクセスするHDDがLAN経由でない場合はそのパソコンの中身を全然いじってなければうまく動くんじゃないだろうか?」という仮説を立てて深草へ行きました。

 お世話になってる部署のおねえさんにおみやげの「三方六」を渡して鶴一万羽(+二万六千羽)の新聞をコピーしたのを見せて貰ったりしたあとで期待を込めてパソコンを見てみたら、果たしてその通りでした。FFFTPは問題なくさくさく動き、サイトの更新は滞りなく終了いたしました。よかったよかった。まあ今回の更新は写真の差し替えのみというまったくの微修正だったんだけどね。

 にしても深草は少し遠いね。


◇ 仏教≒仏教関係者?

 上田紀行『がんばれ仏教!』(NHKブックス1004)を少し読み進めました。重複が目に付いたり何かこう腑に落ちないところがあったりしてますけど、上田がわれわれ仏教関係者をとりまく環境にかなりの危機感を抱いてくれていること、このままじゃまずいでしょと言って叱咤激励してくれてることはわかりました。非常にありがたいことだと思います。

 ただ、「はじめに」を初読したときに感じた「ひとくちに『仏教』って言っても広いから気をつけないとなあ」的な不安は消えてませんし、上田が全然性質の違う何かと何かを恐らく無意識のうちに混同して書いてるっぽいのも気になってます。

 でも上田は、実は「がんばれ仏教!」と叫びたいんではなさそうです。上田は彼が今までの人生において多大な影響を受けてきた僧侶たちの「人となり」や活動内容、彼が受けた影響を次々に紹介していきます。(そこには感謝の気持ちがあふれてるように思えます。)この流れからいけば恐らく最後には「われわれ一般人はこういうふうな僧侶を求めてます。だから仏教関係者の方々、こういう感じでがんばってください!」って言うんじゃないかなあって思えます。もしそうなら本のタイトルの「仏教」は「仏教関係者」ということになりそうです。

 あと読みどころ?としては「感謝の意」でしょうか。彼は紹介している僧侶の方々に対して心の底から「ありがとう!」と言ってるように思えます(まあ深読みですね)

 なので本の主題は「だからがんばれ仏教関係者!」ではなく、その前の「こういう僧侶がいる(いた)!」という人物伝なんではなかろうか。たぶん分量的にはそっちがメインみたいだし、内容的にも上田の論文よりかえって(抜群に)面白そうな気がする。失敬な。

 面白いです。なるべく早めに読了します。

2004年9月1日(水) 9月2日(木) 5:05 +0900

◇ SP2。

 ノートもデスクトップもWindowsXPのSP2入れました。あらゆる意味で大きなデスクトップの方が小さなノートより導入に時間かかりました。午前0:00に開始したからかな。しかし75MBもあるとは‥‥。こんなでかいもんはJoshinとかニノミヤとかハラデンキとかでCD-ROMを無料配布してくれないと困ります。

 入れた直後の再起動の画面、デスクトップの方は「WindowsXP」とだけ表示され、Editionが何なのか出ませんでした。

 ‥‥あれ。やっぱり出ません。コレ大丈夫なのかな。

 ‥‥プロパティを見るとちゃんと「HomeEdition」って書いてあります。じゃあ大丈夫なのだろう。ノートはどうだったかな。(と言って確認作業に入る)


◇ SP2。

 どうやら仕様のようです。デスクトップはHomeEdition、ノートはProfessionalで、両方ともEditionとコピーライトの1999-2001(だったっけ?)の表示がなくなり、かつHomeEditionの方はくるくる動いてた三つの■■■■■■になってます。どういう意図があるのかな。気になるところであります。


◇ ビバ秋葉原。

 こないだ秋葉原のドスパラで\600にて購入した2.5インチHDDケース、かなりな激安だったようです。友だちから電話がかかってきてよくよく確認してみたら、USBバスパワーのみだと思っていた電源は「ダブルパワータイプ」という今までに見たことのない強烈に新作な仕様なのでこれだけ買おうと思っても\600以上するはずだろうし、フツウの場合には\1500前後で取引されてるっぽい。

 うーん、もう一つくらい買って来ればよかったかも。


◇ 言い回し。

 アナウンサが言い間違いに気付いて言い直すとき、「間」や「おっと失礼」などを挟まずに喋り続けると不思議な文章ができあがることがあります。今日ちょっとおかしかったのは野球の中継をしてるときに他球場の戦況を伝えようとして言った言葉でした。

 7回のウラに表が終わりました。

 そりゃ一大事かも。

 本の紹介が少しずつ出来あがりつつあります。今の時点でほぼ7冊ぶん出来たのでもぅ怖いモノなしな気がします。小松美彦『脳死・臓器移植の本当の話』の紹介がやっと書けました。「脳死」関連で冗談とも本気ともつかない微妙なことを日記に書いてる友だちがいて、その友だちにこの本を読んでもらうためにはどうすれば良いのか?というのを考えたら、その友だちはまず読まないだろうけど、一応なんとなく紹介文っぽいモノの体裁は調ったので、うん、これは嬉しいねえ。しかし本って押しつけられたら内容に感動しようとどうしようと絶対に悪影響が残るから難しいですよねえ。紹介を読んだばっかりに読みたくなくなるなんてことがあっては本末転倒だし。(など、絶対に誰も読んで欲しくない・図書館も入れて欲しくない本の紹介も書いたことのある人が言うべきではない台詞であると思う。)

  ‥‥ やっぱり『死の壁』も書いた方が良いかなあとか、『がんばれ仏教!』の冒頭を活かしつつ反旗を翻すにはどうすればいいのかなあとか、島田氏の『創価学会』そういえば読んでないなあとか、つらつら思い出して考えてるので、もう3冊は増えるのかもしれません。とりあえず一日は寝かさないと酷いことになるから今日はもう眠ろうと思います。「は」とかの助詞が無駄に多くなりつつある気がする。

 イノセンス・アップルシード・スチームボーイ、すべての音楽集を購入してました。ハウルはイメージアルバムを買って聞いてますが、こないだやっと見ることの出来た声入りの予告編で流れたのはイメージアルバムとちょっと違う印象の曲でした。11月にならないと発売されないってのはちとしんどいな。

 ではでは。


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