Just a Little Bit of… の日記
バックナンバ 2004年6月

2004年6月27日(日) 6月28日(月) 2:00 +0900

◇ 期日前投票。

 投票の日は何が入るかわからない状況なので期日前投票に行きました。前回と同じ場所で、同じような手続きで投票できました。今回は「今日の日付」も「生年月日」もちゃんと西暦で書いてきました。

 帰り、前から行ってみようかなあと思っていたラーメン屋さんがそばにあったはずなので探したのだけど、道を90度か45度か間違ったようで、めぐりあうことができませんでした。ぐるぐるぐるぐる、なぜか嵐山に行きそうになるくらいぐるぐるぐるぐる回って、よし、この道を取りあえず帰ろうよと思ってふと気付くとなぜか山(逆方向)に向かっていて、別に太陽がいっぱいでなくても。黄色くなくても。人はおかしくなるもんだなあ。って思いました。 ‥‥ 最寄りのコンビニで練乳いちごのアイスキャンディーを買って帰ってきました。一時間以上経っておりました。Tシャツは汗でぐしゃぐしゃでした。

 たぶんこれを有酸素運動と言うのだろう。

 「太陽がいっぱいでなくても」って書いたのはハウステンボスのCMの影響です。ということでリンクしておきます。彼女には秘密があったんだそうです。【ハウステンボスのCM】
 昔やっていたような気もする作文のCMはCM大賞だったんだそうです。

 なんとなく、小川珈琲の本店に行きました。ココです。【★】

 ひさびさに美味しいサンドイッチをいただけました。珈琲の美味しい喫茶店のサンドイッチはうまいと思います。餃子の美味しいラーメン屋さんのラーメンは美味しい、‥‥のとはすこし違うか。ただBGMがでかすぎて少し苦痛でした。フツウの人には心地良い音楽だったり喫茶店の心配りだったりなのかもしれません。。

 せっかく目覚ましをかけていたのにEuro2004の準々決勝を見逃してしまい、今日は散々だなあと思いました。でも、成人としての権利兼義務は果たせたし、いい汗かいたし(っていうか、かいてしまったし)、練乳いちごを買ったコンビニでスチームボーイのストラップ付き前売り券も予約できたし、論文も少しは進んだ気がしてるし、上腕三頭筋が痛いのはゆうべ鉄アレイを振り回したのが効いてるという証明なんだろうし、 ‥‥ 総合的にはいい日曜日だったと思っております。

 予定の論文は、月曜日中には第一稿を上げて有縁の方々に見て(診て)もらえたら良いなあって思っております。書けなかったら、自分としてはショックです。

 いまいちばん欲しいものは論文力です。

 ではではー。

2004年6月26日(土) 6月28日(月) 0:35 +0900

◇ 雨。

 朝は雨でした。なのでバイトには自転車でなくバスで行きました。

 「この交差点を曲がればバス停のある通り」、という交差点の直前で、乗るべきバスが「ぶぅぅうん」って走り去るのを見るのは、やっぱり辛いですねえ。


◇ 電話。

 金曜日の夜に後輩から電話がかかってくるかも、という話を聞いていたんですが、かかって来ませんでした。土曜日かも? と思っていたら、マナーモードを解除し忘れていた携帯に、登録してない番号から着信がありました。

 かけたら、まったく知らない声の女性が出ました。「どちらさまですか?」と聞かれたので、「そちらからかけてもらったので、あまり答えたくありません」と答えました。でも後ろから「だーだー (^▽^)」ってすごーく幸せそうな子どもの声が聞こえて来るってことは、そんな変てこな電話でもなさそうです。そんなに疑わなくても良かったっぽいな、と思っていたら、「では代わってみますね‥‥」と言って、男性の声に変わりました。離してみたら、なんのことはない、携帯には登録してないけどお世話になっている先生からでした。その後で留守電を確認したら、しっかり「○○ですー」って入ってました。

 すみませんでしたー。


◇ わからん。

 IEには致命的な脆弱性がある! と指摘されて久しい感じがします。その都度いっぱいっぱいでパッチが出ますけど、ワールドワイドでどこにつながるかわからん以上、パッチが出る前に自分が変なところに行かないっていう保証はないわけでむちゃむちゃコワイと思う。

 なので今回、ノートだけじゃなくデスクトップの方もオペラにしようと思っております。が、ブラウザの設定を変えることが出来ません。「通常使用するブラウザを確認する」にチェックを入れているのに、すごく順調にIEが起動されまくりです。まいったなあ。ウイルス対策ソフトは常駐してますけど、ひょっとしてもうどこかヤラれてしまってるのかも知れないって気分になってきます。どうなんでしょ。

 いまいちばん欲しいものは、胸筋です。

2004年6月25日(金) 6月26日(土) 10:00 +0900

◇ なにも‥‥。

 朝から夕方にかけてはあからさまに何もしませんでした。いちおう、午前中にSTEAMBOYの「スターターキット」が届いたので、取りあえずTシャツは袋から出さずに眺めて、DVDはあらかた見て、予約したときの「Tシャツ付きのDVDではなく、TシャツにおまけのDVDがついているという感じ?」という予想が的中していることを確認しました。

 DVDを途中まで見て得た教訓は「年を取ると、つまらないことを、面白いと勘違いして長々と喋るようになるから気をつけようね♪」です。でもそう書いたあとでこの日記が既にそうなって久しいことに思い当たりました。いやはや。人の振り見ても我が振りはなかなか直せませんがな。

2004年6月24日(木) 6月25日(金) 21:00 +0900

◇ 講演会。

 講演会の手伝いをしました。ビデオ撮影などです。シロウトの撮ったシロウトくさいビデオができあがる予定だったんですが、テープ録音用のデッキから有線で音声を引っ張ってきたはずが、音がまったく入ってませんでした。このままでは役立たずの撮った役立たずなビデオでシロウト以下です。かなり青くなっています。テープは録音してあるので、それとかけ合わせればなんとかなるかもしれません。なんとかなったら良いな。なんともならなかったらどうなるのかな。こわいな。


◇ 勉強会。

 勉強会に参加しました。摩訶止観は難しいです。わかったような気もしますがまったくわかってないと思っていた方が良い感じがします。「巨大なブラックボックス」という言葉がよく似合う気がしました。

 勉強会に参加されている方に渡さねばならないナウシカの論文があります。途中で止まって久しく、まだ完成してないのですが、まだ良いそうです。わたしはてっきり、いしだ以外の方の論文はガッチリ集まったので石田の分はあきらめて論文集は既に刊行されてしまったのだろうなあと思っておりました。

 勉強会の後、ロイホでごはんでした。すごく疲れ切ったような顔で働いてる女性の店員さんがいて少し心配になりましたが、もともとああいう顔なのかも知れません。わたしが接客をするとあんな感じになりそうな気もしました。結論:ひとごとじゃない。

 カシミールカレー、「まあファミレスだからねえ、‥‥」というあきらめを携えながら食べたら、想像以上に美味しかったです。うちのそばにあるP.M.10:00までのファミレスは何もかもダメダメですが、ロイホはそうじゃないということのようです。


◇ 上腕三頭筋。

 「上腕二頭筋」で調べて、【Fitness Kawaraban】 ココを知りました。わたしが鍛えるべきは上腕【二】頭筋ではなく上腕【三】頭筋であるらしいこともわかりました。掲示板にも書きましたように頑張ってみようかなと思っております。でも筋肉をつくるのには最低でも三カ月かかるので、まあ、良い体格になれるとしても夏の終わりですね。でも最近肩が痛いし、むきむきになるためではなく千代の富士のように筋肉のヨロイを着るために鍛えるという、そういう感じでいきたいです。

 ではです。

 木曜深夜〜金曜朝はEuro2004が見られませんでしたが、金曜夜〜土曜夜は地上波でも見られます。嬉しい。しかしイングランドが敗退した事実は変わらん。びっくりだ。

 ではです。
 さ、「脳死」、「脳死」。経済、経済。
 (論文です。誤解なきように)

2004年6月23日(水) 6月24日(木) 2:22 +0900

◇ イタリア‥‥。

 まさか大丈夫だろうと思っていたら、Euro2004はイタリアが負けてました。いや試合には勝ってました。でも決勝トーナメントまでは行けなかったみたいです。大学では「イタリアが負けてしまった今となっては俺はどうやって生きていけば良いのだろう‥‥」という声も聞かれたんだそうです(だから試合には勝ってます)。つらいけど、頑張って生きていくしかありませんです。‥‥2年に1回ずつ辛い目に遭ってるのか。それってすごく‥‥。


◇ 山積。

 少し前から「脳死」に関連した内容の小論文を書こうと思っていまして、今日やっと取りかかりました。なかなか書き出すことが出来なかったのは締め切り間際にならないと動こうとしない悪い癖が発揮されてるだけだと思っていましたが、どうも理由は他にもあったようです。

 つまり、切り口がわからない。

 どこから切れば最大面積を取れるのか全然わからない。

 最近ずっと難しいこと考えてなかったから&加齢してるからシナプス結合が甘々になって‥‥(約3行略) ‥‥と泣き言を言っていても締め切りは来る。ウソでも文章化します。


◇ セレブ。

 架空債権回収詐欺メール、架空債権回収詐欺はがき、架空債権回収詐欺電話、などの情報が集まっているサイトに行って掲示板を見ていたら、ある女性があなたを「逆指名」したのであなたは性的に美味しい思いができてお金ももらえます! という内容のメールが出回っている、という情報が掲載されていました。いくらなんでもそんなあほあほなメールで引っかけようと思う詐欺師もいるまいと思っていましたが、今日の昼間、どうもそういう感じのメールがわたしのところにも来たようです。(相当に出回っているってことかもしれない。)セレブからの逆指‥‥」というタイトル。業者っぽいメールは件名を確認したらすぐ捨てるので正確にはわかりません。捨てた直後、せっかくだからとっておけばよかった or 確かめてから捨てればよかったってことに気付きました。

 セレブって言葉、わたしがちょっとテレビから目を離してる隙にすっかり市民権を得てしまって、ヘクトパスカルくらいびっくりしました。

 ともかく、詐欺師あるいは詐欺師候補からの不愉快メールをそれでも面白がって笑ってるうちに「間違って」「うっかり」接続先をクリックしてしまわないように、あるいは返信してしまわないように、お互い気をつけましょう。

 逆指名といえば‥‥

 大学生のとき、サークルの後輩が「すっごくカワイイ女子高生から逆ナンパされました! 時間なくて応じられなかった! 惜しかった!」と言って嘆いていました。それを聞いた回りのみんなで「良かったねえ時間なくて。それきっと美人局だよ」と言ったのに、彼は「あんなカワイイ子がそんなわけない!」と言って聞きませんでした。そんな彼もそろそろ結婚するんだそうです。よかったよかった。きっと友人代表の挨拶はネタが多すぎて編集に手間がかかりそうです。


◇ なるほど\300。

 いつでもなんでも安売りしてるお店で100gで\300くらいのインスタントコーヒーを買いました。いま飲んでます。なんとなく、値段通りの味に思えます。


◇ 良い袋。

 生協の購買部で本を買ったら、マチ付きで厚手の、すごくしっかりしたビニル袋に入れてくれました。新書を一冊しか買ってないのに悪いなあと思ったけど何も言わずにもらってしまい、少し後ろめたいんだけどすごく得した気分になれました。しかも今確認したところ、ノートをヨコに入れるのにもってこいの大きさです。とても嬉しい。

 詳細は述べられませんが、友達に電話をかけ続けてやっとつかまえて話せて、すさまじく気が楽になったことがありました。それも非常に嬉しかったです。いやあ心配事は一つしか減ってませんが何もかも片づいたと錯覚してしまうくらい、本当に嬉しかった。本当にありがとう。

 いま、京都駅前には恐竜が三匹くらいいるんだそうです。明日はカメラを持ち歩くので(半泣き)、体力に余裕があったら撮ってみます。

 ではでは。

2004年6月22日(火) 6月23日(水) 2:00 +0900

◇ 新書というのは‥‥。

 本をいっぱい買いました。並べます。

 以上、佐伯啓思です。『人間は進歩してきたのか』、『20世紀とは何だったのか』。副題は「現代文明論」の上下です。左が「上」、右が「下」です。

 上は長部日出雄『仏教と資本主義』、島田裕巳『創価学会』です。

 どの本も面白そうです。実際面白いんだと思う。こういうのを前にしながら・読みながら、自分が不幸だなと思うのは、「わあ面白そうな本!わくわく!」って感じで何も考えずには読めず、「今度の学会発表のネタとして使えるかな使えないかな!どきどき!」って感じで、シタゴコロ丸出しでしか読めない、このように真っ黒な現状を抱えてるのを知っているからです。

 ああ、なんかまわりくどい。

 上の二冊は本当に面白いはずだと思う。下の二冊は、どうでしょうね。島田氏はときどき奇天烈な文章を書くので(俺に言われたくないな)すごく期待してます。それにしても表紙はこうやってもあんまり意味がないなあ。やっぱ新書の真骨頂は帯ですね。

 では。今日はそんな感じです。

2004年6月21日(月) 6月22日(火) 22:22 +0900

◇ 反連邦。

 友だちが、「岡山」でゼータ「ガンダム」を見たんだそうです。FRP製で、写メールやネット上にあふれてる写真を見ただけでは、ちゃっちいけどでかい、でかいけどちゃっちい、どちらともつきません。もし岡山に行く機会があったら見て確かめたいです。

 「周辺の名所」に「ガンダム格納庫」って小さく書いてあります。
 ‥‥「反連邦」なのに公式に認められているようでがす。

 劇場版も来年公開なんだそうです。うちのプラモが組み上がるのとどっちが早いかな。


◇ 台風。

 大きな低気圧の接近に伴ってアタマの中も不安定になり(テンプラチャとtemperって似たようなモンですよね?)、夜遅く − 朝早くまで起きててしまいました。そのおかげでEuro2004の公式サイトに行くことになり、スペインの敗退を、クリアなWowowが見られない人の中では比較的早く確定的に知ることができました。

 早く知ったからって別にスペインが復活するわけでもなし。

 ロシアvsギリシアがあの結果なら(2-1)、ポルトガルとスペインは5-5くらいで引き分ければ両方勝ち上がれたのになあと思ったところでどうしようもない。

 ほとんど前日ですが、F1も見ました。琢磨は実力?まぐれ? F1詳しくないのでわからないけど、最近は完走も多いし入賞もできてるので実力かも?と思いながら見てました。亜久里は日本グランプリだったのに夜の放送で見て知りましたが、今回は偶然にも衛星生中継でリアルタイム観戦でした。レース中はともかく、終わってからのシューマッハって別人なみにすごくいい人に見えます。

 そうそう。台風はすごかったです。今回も出窓から漏水して、本棚に入れきらない本を詰めた段ボールが被害を受けてました。たしか漏水しないための工事をしていたはずなんだが、あの工事はつまりうるさかっただけかいな。 (−_−;)

 雨と風が落ち着いたころ、近所のスーパに、3階から1階へ移転・新装開店した喫茶店を見に行きました。外側から眺めた感じ、テーブルが小さくなったように見えて、喫煙席・禁煙席の区別がなくなったようにも見えました。スーパの正面入り口のすぐそばという立地なので必然的に客の回転も早くなりそうだ。つまり、あんまり落ち着いてパソコン打てる場所じゃなくなってしまった気がして、残念です。

 そんな感じでした。

2004年6月20日(日) 6月20日(日) 23:00 +0900

◇ 本当の話。

 ここんところずっと、ちょびっツの黒ちぃのストラップから黒ちぃがいなくなっていたのをそのまま使っていました。今日ふと思い出して、十勝ワイン清見のストラップに更新しました。どんなのかというと、青い布のヒモの部分に白い字で「十勝ワイン」、裏には「www.tokachi-wine.com/i」って書いてありまして、清美のちっちゃなボトルがついています。飲んべえっぽくてとても良いです。(「i」を削除するとPC用の画面になります。)

 小松美彦『脳死・臓器移植の本当の話』PHP新書299 【bk1】 を読了しました。

 帯には「脳死者は生きている!」とあります。

脳死・臓器移植の本当の話 もし「あなたは脳死者が生きていると考えますか? 死んでいると考えますか?」と聞かれたら、わたしも「生きていると考えています」と答えます。なのでわたしは、この帯は、小松氏の主張であるとは考えず、小松氏とはあまり関係なく単なる事実であると考えています。

 こないだ宗学院で論文の構想以前の妄想みたいなモノを発表をしたとき、まったく酷いシロモノだったわたしの発表にコメントしてくださった先生が、 ‥‥ 今のわたしがわたしなりに翻訳すると、以下のようなことをおっしゃってくださいました。

あなたは医学や科学のデータをもとにして「脳死」を「死」ではないと考えていて、「脳死」の人からの心臓摘出を殺人と同じモノだと考えていると今言ったけれど、それは一般的な考え方ではない。それはわかっていると思う。ここで重要な事実がある。人間が死ぬとき、どういうふうになったら死と言えるのか、その定義のようなモノは、科学や医学の難しい研究や論文によって定義されることによって決定するのではなく、それとはほとんど関係なく、一般の人が〈こういうふうになったらそれが死なのだ〉と思っているラインがあって、それによって決まっていく。だから、たとえあなたが医学や科学のデータを持ってきて難しい話をして「死とはこういうものだ、だから「脳死」と判定された人は死んではいない!」と言っても、あなたのとは違う「死」観が「一般的」なものになってしまったら、それが死として受け入れられるものなのだよ。

 ‥‥

 まったくその通りなのかもしれません。だとしたら、400頁あるとはいえ新書のなかに、こんなに触れやすい・こんなにわかりやすい、 ‥‥ というか、

こんなに明白な事実

 が記されていても、もうダメなのかも知れません。イメージでがらんがらんに操作されてしまった「無辜の大衆」の大部分が、なーんにも考えずに「脳死って、〈脳〉が〈死〉んでいるんでしょう? だから死なんでしょう? いまさら何を問題にするというの?」と言って不思議がってるようでは、もうおしまいなのかもしれません。

 この本の主題と少しだけ関係していて、でもこんな事実はアタリマエすぎて問題にもならないんだけれど、でもまた一から検証を始めなければならず、そして一から検証を始めたら今ある状況も完璧に崩れ去ることが「明白」なので〈移植推進派〉がモーレツに嫌がるだろうところを引用します。

 「看護婦たちは本当に心底動揺していますよ。[脳死者に]メスを入れた途端、脈拍と血圧が急上昇するんですから。そしてそのまま何もしなければ、患者は動き出し、のたうち回りはじめます。摘出手術どころじゃないんです。ですから、移植医は私たち麻酔医に決まってこう言います。ドナー患者に麻酔をかけてくれ、と。」かくしてキープ自身、「現状ではとてもドナーカードを持つ気にはなれない」と言明しているのである。
pp.89-90 および p.311
Sunday Telegraph 2000年8月20日を引用しつつ

 まだ書評を書けるほど頭の中でこなれて来てません。でも何か書かないでいられるほど無感動な本ではなかったので、いま書けるところを箇条書きします。

  • 「ラザロ徴候」の写真が掲載されています(p.97)。
     
    いしだが「ラザロ徴候」なるものの存在を知ったのは、森岡正博「日本の「脳死」法は世界の最先端」(『中央公論』2000年2月号)によってですが、その患者さんの実際の「うごき」の写真は初めて見ました。
     
  • 臓器移植を受けた人の「延命率」について調査した結果が記されています。
     
  • 「町野案」と「森岡案」がともに批判されています。
     
  • サン=テグジュペリ『星の王子さま』の引用が、ずるくて、泣けます。(なお引用は『序章』だけじゃありません。)
     
  • 植物状態も改めて検討されています。
     
  • 和田移植を再検証しています。法的には「非殺人」として確定していることなので、これは石田の個人的な感想や妄想の域を一歩も出ませんが、「和田移植は殺人事件である」という印象がまた新たになりました。
     
  • 高知赤十字病院で行われた、「臓器移植法」施行後初の「脳死」判定(→臓器摘出→移植)についても検証がなされています。これも石田の個人的な印象に過ぎないのかもしれませんが、「臓器移植法」は何と何と何に気をつけて運用すべき法律なのかをしっかりわかっているはずの人たちが、こんなにすっとこどっこいの、こんなにすっとぼけたことをやっている、そういうふうに思いました。

     ある種の手術が必要な患者さんにある種の麻酔を投与する場合があります。その患者さんはその麻酔薬によって「深昏睡」の状態になります。そういう状態の患者さんに「脳死」判定を実施すると「脳死」とまったく同じ反応しか返ってきません。ですが、その患者さんは麻酔が覚めたら、麻酔事故でも起こらない限りアタリマエに生還します。そのような事実を踏まえると、当然、その薬物やその薬物と似た効能のある薬物を投与した直後の患者さんに「脳死」の判定をしてはいけない、ということになる。実際それはガイドラインで決まっている。なのに彼らは何をやったのか・何をやらなかったのか。
     
  • 脳の機能は身体全体の「統制」か「調節」か? についても興味深いデータと考察があります。
     
  • 森岡さんが『生命観を問いなおす』(ちくま新書)【bk1】 でやっていた梅原猛批判が別角度からなされています。
     

 宗学院で、別の先生は町野案のあの箇所を引いて「きみはどうするね?」と聞きました。正直あんな駄文が論理や実践の面で問題になるとは思っていなかったので放ってありました。ケンジと「よげんの書」との関係に少し似てるかもしれない。

 でも実際、あの駄文が自民党案になりそうなんだそうです、あるいはあの駄文と同一方向のシロモノが自民党案になるかもしれない。ならば「信じられない!」と言って呆然とするだけではなく、ケンジのようにやれるかどうかはわかりませんが、しっかり対処しなくてはならないでしょう、いまはそう思えます。いま「きみはどうするね?」と聞かれたら、「困ります。困って、考えて、打開策を探ります。」と言えると思います。

 さ。アップして、シャワー浴びてもっかい考えます。

2004年6月19日(土) 6月20日(日) 10:00 +0900

◇ 本当の話。

 小松美彦『脳死・臓器移植の本当の話』PHP新書299 【bk1】 を読了しました。 ‥‥ その感想を書こうと思っていたら、土曜日の日記を土曜日にアップすることができなくなってしまいました。時間的にアレなので土曜日のぶんはここまでにして、日曜日の方に書くことにします。(「アレ」っていうのはつまり「差し障りがあるかも」ということでよろしいです。)

 ニンニクをスライスしてオリーブオイルでじんわり焼き、その油で鶏肉を焼き、そこに唐辛子系のミックスされたものを加えてさらに焼き塩で味を調えるという料理を作りました。おいしかったです。

 ノートの「リフレッシュバッテリー」という機能を使ってみました。バッテリは使えば使うだけどんどん劣化していく。劣化が進むと、あるいは自己認識が最初の一歩から躓いていると、自分がどのくらい充電されてるのか、どのくらい放電しているのか、まったくわからなくなるんだそうです。なので使い始めたらバッテリを「学習」させるために一度は使わなければならない機能なのだそうです。

 ひどく時間がかかりました。

 オランダがチェコに負けました。最初 2-0 で勝っていたのにじわじわ逆転されていた。サッカーなんだからそんなもんだよ、オリンピックのファイナルでブラジルがナイジェリアに負けたときもそんな感じだったでしょ、全然全然。 ‥‥ と言われたら肯くしかありませんが、そんな感動のない生き方はイヤです。ホーガン『星を継ぐもの』でしたか、球技のルールを聞いて実際にソレを見て「どちらかが勝ってどちらかが負ける、アタリマエだ。何が面白いのか。」と真顔で言うヒトが出てきますよね。ああいうのをエイリアンと言います。ちょっと違いますが、「海がなかったら雲海とは言わねえだろ?」と言うような輩を楽俊と言います。

 バハハーイ。

2004年6月18日(金) 6月19日(土) 10:00 +0900

◇ 貞操観念の話。

 下の蕎麦屋さんにマナーの良くない元気なお客がいっぱいいるようで、こんな夜中なのに「がはは!」「がははあ!」という笑い声が聞こえてきています。お元気ですか。ちしゅーはそんな感じで起こされて眠気が失せ、なんとなく日記を書き始めました。かなりご機嫌斜めではございますが、怒りにまかせた日記にならないよう気をつけます。

 ハーボットちひのフレーム見てもらえましたか? 「おおなみ」です。夏っぽいですよね、サザンっぽいですよね。そういえば、わたしは『TSUNAMI』までは完璧にファンだったと思うんですが、いまはそんなにサザンのよいファンであるとは言えなくなっている気がします。あの時期に曲の好みその他だいぶ変わったような気さえします。

 ということで、サザンの歌でも問題になっていることが多かった貞操観念の話です。

 ‥‥

 という文脈ですこし書いたのですが、あんまりうまく書けなかったので眠りました。夜中、ノートを開くのが面倒なときケータイにメモしてパソコンにメールすることがあります。土曜の夜もやっていたそれを見ると

冬物語
「貞操なんて関係ない」という巻き返し
巻き返しは巻き返しであって初めから自明なんではない。

 なんて書いてあります。ボツ日記の中には

村上春樹・ 源氏物語・ ホモサピエンス・ ネアンデルタール・ 埋葬文化・ 「文化」的・ 「社会」的・ 作られたもの・ 跡形もなくなっている・ 興味深い変化・ 何が原因・ 『冬物語』・ 『翼の折れたエンジェル』・ 『人生劇場』・ 習作・ 『東京大学物語』・ 『BE-FREE!』・ はざま・ フラフラ・ 『早春物語』・ 原田知世・ くしゃくしゃのシーツ・ 『スチュワーデス物語』・ 堀ちえみ・ 人工呼吸・ 演技・ 泣いた・ 二昔前にはあったもの・ 『神田川』

 という、貞操観念を語るときには欠かせないのであろうキィワードがいっぱいです(山口百恵は出てこなかったんだなあ‥‥)

 眠りたいのに周辺住民がうるさくて眠れないときのために買ってあったはずの耳栓を探してたら、すごく変なところから、真空パックされたコーヒー豆の中細挽きが出てきました。かなり前にいただいたモノのような気がする。「なくした」という自覚がうっすらとある、ような気もする。そして耳栓は失せたままです。

 ではではー。

2004年6月17日(木) 6月18日(金) 3:30 +0900

◇ 夢の話。

 夢を見ました。歌を歌っていたようですが、どういう状況で何を歌っていたのかはよく覚えていません。また、きっとつながりのない別の夢だと思うんですが、テトリスが三台並んでるのを見て、いちばん右のに50円玉か100円玉を入れてプレイし始めた、というところまでの夢も見ました。積むまでも進まず。でも夢が夢だと気付いたあとの微妙な頭でぽんぽん落として色に反応して回したり積んだりしてました。消すまでは進まず。

 思えば、カラオケもテトリスも最近全然してません。なのでたぶん「したいなあ」と思っているという、すごくわかりやすい夢でした。深層心理が伝えるメッセージを解読するも何もあったもんじゃない。心理学的にはこういうのを「まんま夢」と言うそうです。むろんウソです。

 深層心理といえばサブリミナル効果です。サブリミナル効果といえば、 ―― 映画館で実験が行われて消費量が上がったという話が有名な、しかしそんな実験が行われたという証拠もデータもどこにも存在しないらしいから都市伝説として扱うのが冷静な大人の反応としては推薦されるべきなんだろうなと思う、そういう感じで、サブリミナル効果といえば ―― コーラです。新しいコーラのCMを最近いっぱい見ています。また、こないだの講演会のとき、講演されてる方の隣の席の人がコーラをテーブルに乗せて飲んでるのをずっと見ていました。

 なのにこないだコーラを買ったとき、わたしの頭の中には「なんとなくコーラが飲みたい」という思いがあるだけで、日々いっぱい見ていたCMも直前の講演会も何もなかったです。

 わたしを筆頭に、「ぼーっ」としていることがレゾンデートルになっちまってる人は、自分がそんなにもCMの影響をもろに受けた消費行動をしてるようには考えられないんだと思う。CMの影響の話をされても「それとこれとは別で、自分はCMの影響も受けながら、それでも自分で判断してコカコーラを買ったのさ。だってペプシのCMも僕は見てるんだからね!」 みたいな。そもそもCMを見なければコーラなんて得体の知れない真っ黒な、砂糖いっぱいの肥満促進飲料を日常的に飲んでいるはずないことには気付かない。

 何か別のことが書きたかったような気がしてならない。

 今はあったかいお茶を飲んでいます。^_^

 イングランド vs スイスを見ました。イングランドのルーニーすごかったです。良いものを見させてもらったなあ。 ‥‥ きっとわたしはeuro2004を見終わって本格的な夏が来て蚊に刺されて何となく「もろこしヘッド」を買うときも、「だってキンカンのCMも僕は見てるんだからね!」と言いわけするのでしょう。


◇ それにしても。

 なんかこう、生活も日記もぱっとしないです。日記の焦点がぼけている以上に日々の生活の焦点はもっとボケていると思う。書こうとしている論文の焦点もものすごいピンぼけで、書こうとしているわたしはそれで非常に困っているし、このまま書いてもし書き上がったとしても読まされた人は何が書いてあるかわからないだろう。 ‥‥ 文章的に変声期なのかな?とも思う。いつどこでどんな種類の文章をどんな筆記具で書いていてもしんどいしもどかしい。

 まあそんな日(期間)もあるのだろう。

 ではでは。

2004年6月16日(水) 6月18日(金) 0:05 +0900

◇ 肩が痛い。

 鉄アレイを振り回して体力増進をはかっていたら露骨に肩が痛くなってきました。四十肩とか五十肩とかありますが、それでいけばコレはきっと三十二肩(そろそろ三十三肩)でしょう。鉄アレイの弊害は他にもあって、先週の土曜日は駅ですれ違うおばちゃんとタイミングが合って手をつなぎそうになり、それを避けようとしたとら左の掌の内部に激痛が走って、なかなかひきませんでした。

 右も左も回すと「ぱきぱき」言います、肩。

 ‥‥いや、肩ばかりでもないな。体中ギシギシ言ってるような気がします。たぶん第一次性徴や第二次性徴があったように、人間は生まれてから死ぬまでに何度か重要な変態の段階を経るんじゃなかろうか。その一つが恐らく、フツウに暮らしていれば生殖活動に大体は一段落がついて生物学的には余乗の期間が始まる三十才過ぎなんではなかろうか。そしてそのとき、首から下の肉体のつながりも、脳の中のシナプス結合も、今までのその人の生活内容に合わせていろいろ組み変えられるのではなかろうか。だから人の多くが「三十才を越えたあたりで少し変わった気がする」と言うのではなかろうか。 ‥‥ などと思ってみました。

 また、小松美彦『脳死・臓器移植の本当の話』【bk1】の中に、「脳死」と判定された人がその後どのようになるのかを調査して書かれた論文の話が載っていました。それによると、まず、脳だけが損傷して「脳死」になった場合と、脳以外の部位も損傷して全身が壊れながら「脳死」になった場合とを比較すると、前者の方が身体の安定した状態は長く続く傾向にあるそうです。心臓も前者の方が長く動き続ける傾向にある。(もちろんこれは傾向であって全員の心臓の拍動が長く続くというわけではない。)

 そういう、部位の調査とは別に、年齢別の調査もあるんだそうです。それでいくと、三十才前の人と三十才過ぎの人が「脳死」になった場合を比べると、三十才前の人の方が圧倒的に安定した状態が長く続くんだそうです。若ければ若いほどそれは言えるんだそうで、中には十代で「脳死」になって十年以上安定した状態を保っている人もいるそうです。いしだは今まで何回かその「少年」の情報に触れていますが、読むたびに「脳死」状態での存命の新記録はその人によってどんどん更新されていってるようです。

 (自分でもコンテクストが強引だなと思いながら)そういうのを見ても、やっぱり人間のカラダは三十才を境にして何かが組み変わるのではなかろうかな、と思いました。

 「Euro2004」の何かを見ていて知ったことですが、15日はカーンの誕生日なんだそうです。いま間違えて「ジダン」と書きそうになりました。しかしジダンは23日でした。いやそれだけです。

 ‥‥あれえ‥‥。

 スタートボタンがどうやっても出てこなくなってしまいました。最小化したアプリケーションも開きにくい。なので木曜日の日記は再起動してから書くことにします。しかし、こういう時の再起動はスタートボタンを物理的に操作しないとならなくて、ノートすごく傷みそうで不安です。

 では。

2004年6月15日(火) 6月17日(木) 21:30 +0900

◇ 「放たれた矢は‥‥」。

 早起きして学部生向けの講演を聞きました。わかりやすそうな話でしたが、ホーキングもしっかりわかってないわたしには彼以降の宇宙論を完全に理解することなど不可能でした。いつもの講義が急に別の先生の講演会になった感じだったようで、遅刻した学生が講義中にどんどん教室に入って来つづけて、そのへんは非常に残念でした。似たような感じで行われた講義を手伝って学生の遅刻と私語が限界を超えていっぱいでげんなりしたことがあります。今回は私語はほぼゼロだったので、それはホッとしました。

 夕方には院生向けの講演を聞きました。そちらも難しかったです。英語の講演で、通訳はついていましたが、神学・物理学・宗教学など広範な分野を扱う講演ですべての専門用語が十分にカバーされるのはそら無理だと思う。もっとも、日本語で講演されても完全にはわかりかねる内容だったのではなかろうかと思っております。

 でも、午前中のも、夕方のも、雰囲気はとても良かったです。

 昼間はすごく暑かったです。大宮から深草まで自転車でゆっくりゆっくり行ったつもりなのに、すっごい量の汗をかきました。比喩ではなく肉体的にひどくげっそりしました。

 夜は勉強会、そのあとは、今まで一回も行ったことのない居酒屋さんで飲みました。煮物と塩辛を同時に注文したら煮物の方が先に出てきてびっくりしました。日本酒がたくさんあって、この日は地酒がどれでも半額でした。なので地酒ばっかり飲みました。お店に入る前の棚にも壁に貼ってあるラベルにも久保田があったんですが、でも冷蔵庫にはなかったようで、注文できなかった。それが少し悲しかったです。22日は焼酎が、29日はビールが半額だそうです。29日の方は行きたい。

 そういう感じです。


◇ タコ?

 家に帰ってきてすぐ、向かいの部屋から「どん、どん、どん、 ‥‥ 」という音が聞こえて来ました。飲んで帰って来たらたいてい夜中なんですが、この日は全然夜中でなかった(22:00前)。だからまあ時間的には良かったんですが、10分も続いたので少し不安になりました。

 何かを切ってる音かとも思ったけれど、ネギのみじん切りならあんな音はしない。ゴボウを灰汁抜きして煮て叩いて「たたきごぼう」というおせち料理を作ろうとしてるんなら「こんこんこんこん」という軽くて間隔の早い音が聞こえるはずだ。パンを作るために生地を叩きつけてるのならもっと長い間隔で「どん!」「どん!」というしっかりした音が聞こえてくるはずだ。

 じゃあ向かいの部屋の人は何をしているのだろう??
 気になって夜も眠れねえやぁ。 \(^▽^)/

 ‥‥という話を水曜日に同僚の主婦の方にしたら、「パンケーキを作るとき、生地を混ぜたボール、あるいは生地を入れた容器を数回落として空気を抜きます。結構大きな音が出ます。それだったのでは?」とのことでした。しかし「数回」なんですよねえ。五分十分続くもんではないと思う。

 やっぱり、タコを叩いていたのかなあ。
 (『二十世紀少年』第五巻を参照のこと。)

2004年6月14日(月) 6月15日(火) 3:30 +0900

◇ 回収。

 【弥絵ちゃんち】で知ったネタです。
 郵便局が【自作パソコンを回収】するんだそうです。

回収対象は、自作パソコンと、日本ゲートウェイのように国内の事業から撤退したメーカーや倒産したメーカーのパソコンとディスプレイだ。

 ‥‥とのことです。

 うちのパソコンは「pentiumiii」というシールの貼られたゲートウェイの箱に AthlonXP が入っているという、そういう感じになっています。モニタにもワンポイントで牛さんマークがついている。なのでこの記事には二回名指しされた感じがします。

 基盤は外してビニール袋に入れたら「普通ゴミ」に見えるし(着色したチョコレートのすごくうすくてすごく美味しくなさそうなやつに見えないこともない)、実際「普通ゴミ」として処理される以外の可能性を考えていませんでした。箱は鉄なのでぱきぱきに折って「資源ゴミ」だろうなあって思ってました。しかし違ったようです。


◇ さんさん。

 今日は朝から洗濯して屋上に干してました。ジーパンは洗剤をガシガシ入れて洗濯機をまわすと真っ白になるので、それを防ぐために他にも洗うモノあったのに洗剤あまり入れずに洗いました。それはそれは強烈な陽差しだったこともあり完膚無きまでに乾きました。太陽の良いにおいがしてるからきっとキレイになってるんだと思います。紫外線の殺菌力もすばらしいと聞きます。


◇ 漢文。

 前にも書いたような感じで、漢文をすこし読みました。明日読み合わせがあるんだけど出られそうにないってことに気付いたので今日はその罪滅ぼしをしようとしておりました。いま読んでるのは江戸時代の日本人が書いた漢文なのでそんなに荒唐無稽な内容が書かれているわけではありません。宗教的なタームをわたしあまり知らないのでまごまごしますがそれはそれ。が、ときどき文法が信じられなくなることがあります。マルの位置も極めてあやしい。 ‥‥ なのでとても勉強になります。やれやれ。


◇ Euro2004。

 やっぱヨーロッパ人サッカーめちゃめちゃうまいと思います。

 うまいサッカーは夜中に見るモノ、って感じもします。

 無理のない時間帯に見られるうまいサッカーと言えば昔からトヨタカップくらいなもんでありました。なのでサッカーを夜中に見るのは割とすんなり納得が行きます。逆に夜中に見ていていちばん違和感のある競技が何かを考えると ‥‥ それはやはり相撲だと思います。あれは伝統的に18:00前にすべて片が付くという印象が強い。だからなんでしょうか、初めて大相撲ダイジェストを見たときひどく変な感じがしたのは。

 まあオリンピックの正式種目になるにはまだまだかかるだろうし、フランス巡業が生中継されるのも想像しにくいので、うん。問題ないと思う。

 こないだからHEY!HEY!HEY!のオープニングがプリンスになってます。自分より背の大きな人のインタビューは絶対に受けないと言ってるらしいと友達が教えてくれたこともあるあの殿下が、今日見たら「マッチャン・ハマチャン・ウンヌン」言ってました。そのうちゲストライブとかで出てきても驚いてはいけないんだろうな。しかし、なんかひどい違和感がある。

 ではでは。火曜日は予定では早起きです。

2004年6月13日(日) 6月14日(月) 14:40 +0900

◇ ふらふら。

 空きっ腹で人混みに出かけたら、予想以上にフラフラしてしまいました。ヒトにもモノにもぶつからなくて良かったです。

 京都に来てからずっと同じ場所にあって頻繁に利用していた喫茶店が一時閉店し、別の場所に移転・新装オープンの準備期間に入りました。これを「新しい始まり!」みたく無闇に良い方に捉える気持ちが今のわたしには涸れているようで、「気に入っていた場所だったのになあ」というマイナスイメージの方が大きい感じがします。なんか後ろ向きなんだよなあ最近。

 自分では料理せずにごはんが食べたい。インスタントラーメンを作るのも億劫だ。でも飲食店には入りたくない。コンビニ弁当もいやだ。‥‥という我儘な精神状態で困っていたら、パン屋さんに遭遇しました。なるほどパンというのはこういうときには便利なもんだなあと思いながら買って帰り、最近ふとりぎみなので炭水化物の摂取は極力おさえようと思っていたところなのに、小麦粉ばっかりむしゃむしゃ美味しくいただきました。

 そんなような感じでした。

2004年6月12日(土) 6月14日(月) 14:00 +0900

◇ 反省。

 昨日の日記を今日になって読み返して、こいつはなんてばかなんだろうと思いました。今始まったことじゃないからまあいいんですけど、でもちょっと酷かったなあ。昨日あったことをまったく書いてない。それがまずひどいと思いました。なのでちょっと書き加えます。

 ちょこちょこと書き加えました。

 土曜日は朝からバイトで、夕方は八尾にご法話を聞かせてもらいに行きました。帰りに梅田でうどんをいただきました。あったかい素うどんの上きすの天ぷらが乗ったうどん。ネギがひとかけらも載っていないうどん。うどんにネギが乗ってないのは今まで一度も見たことがなかったのであるいは間違いかとも思ったけど、友達も同じものをたのんで、それにも乗ってなかったので、そのお店としては間違いではないようでした。なので黙々といただきました。

 そういえば、専門学校で聞いた「1.こえ、2.ふし、3.おとこ」っていうのは人口に膾炙しきった有名すぎる定型句だと思っていましたが、そういうわけでもなかったのでしょうか。「男」ってのがあんまりよろしくないから言われなくなってるのかな。

 ではでは。

2004年6月11日(金) 6月12日(土) 1:00 +0900

◇ そりゃもう元気。

 ニッポンジンに生まれついて良かったなあと思うことの唯一であり最高であり最勝であると思うことのたったひとつが、ジャパニメーションの根幹をなすと思われる作品のすべてを

原典

 で見られる、聞くことが出来る、デフォルト(not5.1)の劇場で体験できたということです。

 もちろんソレのみではありません。もちろん『蝶の舌』の「蝶の‥‥」を感じることができなくても涙を流すことはできます。しかし坂本間綾がサカモトマアヤであることを感じられるのは日本語文化圏の萌え萌え人間だけなので、本当に良かったなあと思っています。

 だからわたしが尊敬しているのは攻殻機動隊のノーマルを劇場で1990年代に見た、という方です。今のところ、わたしの知り合い・友達・先輩にはいません。これだけですね、自分や友達が経験してないトピックは。

 なんでこんなに今日だけ好戦的なのかおれにもわからん。そしてなぜこれを「好戦的」と捉えるべきなのか、それこそがおれにはわからん。

 掲示板に書いてあるのはつまり、自転車が左側通行なのは小学生に聞いてもわかりきったことなのに(そんなこと記憶にないという方はやばいですよ。それはいしだが生まれる前からの決定事項です。それを覚えてるなら ‥‥ クルマ運転しながら携帯で話すのは法律違反であることは覚えていますか?愛おぼえていますか?バイファムとキャッツアイどっちが先か(アニメ)覚えていますか?真っ赤なスカーフは黄色のハンカチの委託ですけどわかっていますか?あんたコドモいる?娘は俺のテンシなんだー。そうだよイカレじじいめ。さばきのときはーちかづかんー)、そういう自転車に遭遇して何も感じずにその自転車を轢き殺すような感じです。

 最近オカシな人が多いですよね? と言われて「そんなことないですよそれって相対的なものだと思いますよ、たしかに僕は周囲の人みんなオカシイと思ってるけどそんなことおおっぴらに言ってしまったら黄色い救急車に持ってかれるからよう言いませんわー」
 と答えることによって、そして逆に自分が相対的におかしな地点にいることを自覚しようと思っています。それでも感覚的には彼女(ガールフレンドではなく知り合いの女性という意味)に言われるまでもなく自分の感覚を信用しきらない方がいいと思っています。

 そしてこのアニメ映画(1987年)を見ています。

 ぶつぶつぶつ。

 リイクニ 大人たちは善悪の判断をしていません。
 シロツグ そうですよね。これじゃあコドモはまともに育たない。
   世の中みだれるばっかりだ。
 リ カミの指先はすべてを予言しておられました。‥‥ところで。
 シ はい。
 リ 何についてお悩みなのですか?
 シ ‥‥ええ。‥‥実はその。‥‥職場で‥‥事故がありましてね。
 リ ‥‥まあ。
 シ ‥‥それで‥‥親しい友人を亡くしまして‥‥。
 リ ‥‥お気の毒に。さぞお気を落としのことでしょう。
 シ そらあもう、(略)

 この映画はこの映画の舞台となっているこの「地球」という惑星の、この時代の、この人類(っぽい若者)の「宇宙開発」のいちばん大事な瞬間を演じている。かつ、たぶんこの映画を上映したこっちの世界のこの時代(1980年代後期)の日本アニメの岐路をも表現しているのかも知れないと思う。

 というかシロウト(ぼくとはちがってこんな映画に萌えない日々を過ごしてこの映画を劇場に見にいけなかったひとびと)にわかりやすく言うと、坂本真綾!という萌えキャラではなく、萌えとは言ってもあっちの萌えではなく坂本龍一という無味乾燥な顔をした冴えない男が音楽監督をしているのですよ。それってすごいことです。教授が音楽に関わった一番最初の映画はもちろん大島渚のミスタロレンス(邦題『戦場のメリークリスマス』)ですけど、音楽監督をしたのはコレではないのかな?

 まあまあ、俺は萌えしかわからへんけど、でも中学生から高校生にかけてのいちばん大事かも知れなかった時期をこの映画とともに過ごせたことを俺の誇りにしたいと思うよ。間違ってもさよならジュピターじゃなくてよかった。「死んでこい、どーんと死んでこい!」って台詞、すごく耳に残ってる。

 ではでは。
 やっぱり1980年代だったと思うのだけど、音楽のデジタル化がはじまったのと、映像のデジタル化が始まったのと、同じ時期だったのだと思う。実際オネアミスの劇場版にもデジタル処理は使われている(打ち上げシーンは作画だよ、それも有名だが)。でも音楽ほどビビッドな感じではなかった。音楽ではこのときすでに人間の耳はだまされた。でも視覚をだますまでには20年近くかかった、ということなのかもしれない、といま思いました。

 おやすみなさい。

 ぼくはただのヲタクですぅ。

 12日9:30付記:なんかひどい日記だなあ。これなら無理に書かずにさぼった方が良かったかもしれない。

 12日21:21付記:11日はラッセル先生という方の講演会がありました。英語ぜんぜんわかんなかったけど、でも通訳の人がすごく頑張ってくれてありがたかったです。もともと難しい話だったんだろうと思う。そのあと、別の勉強会でもその講演会について意見交換して、神学者は神についてすごく慎重に語るんだ、ということがわかったかもです。

 14日13:36付記:八木誠一の本を少し読みました。内容が本当に難しいから理解が容易でない箇所と、内容は簡単なんだからここまで難解っぽく書かなくても良いのにと思う箇所とが混在している印象を受けました。一つ言えるのは、面白い、ということです。

2004年6月10日(木) 6月11日(金) 2:00 +0900

◇ おおむね元気。

 「日記をさぼりがち」という日記を昨日書いていた(下を参照してください)ときには、昨日じゅうに更新するつもりだったんです。でも忙しくてうまいこといきませんでした(バイト系のWeb更新をしたりサッカーを見たり少し濃いめのビールを飲んだり)。

 気付くと最近あんまり「本を読んだなあ!」という充実感の味わえる読書をしていない気がします。何かのために必要だから読むとか、とりあえずコレは読んでおかないとダメでしょと思って読むとかの不幸な読書が多い気がします。それでも不思議なモノで、知識は蓄積されていくし、感動も覚えるし、まあ、良いのかなあ。

 ふと気付くと小松氏の本も読了できていない。ずっとリュックに入ったまま、いつか読もうと思っている二冊のうちの一冊になってます。(‥‥たぶんこの二冊をスキャンしてPDFにしてノートに入れて持ち歩けば軽くなって良いんだろうな。)

 今日は、昨日更新したバイト系サイトの修正をしたり、洗濯したり干したり取り込んだり、地図を書いたり失敗したり、しました。

 金曜日は雨なんですねえ。自転車で行けるだろうか無理だろうか。少し心配。

 ではでは。

 11日14:20付記:昼頃に友だちに会って「最近更新してないね。今朝も見たけど5日で止まってたし、本当に忙しそうだね」と言われ、「いや昨日アップしたよ」と答えようとしてから、書くだけ書いてアップしてなかったことに気付きました。いまアップしております。

2004年6月9日(水) 6月9日(水) 11:00 +0900

◇ たぶん元気。

 どうも。日記を最近サボり気味ないしだです。ここのところ3年くらい「論文を書きたいな」と思ったり「論文が書けたら良いな」と思ったり「論文を書かなくちゃならないな」と思ったりしながら暮らしております。

 論文を書くときに考えるべきであり、気をつけるべきなのは、

  • 書きたいこと
  • 書くべきこと
  • 書けること

 のバランスをどこで取るかだ、と聞いたことがあります。実際に目次を考えたり参考文献を漁ったり本文らしきモノを捏造したりし始めると上の三つにプラスして

  • 今まで書いてきたこと

 も考えないと書き上げられない、こともあります。

 ええと。

 もう遅そうな気もしますが、上の四つについて、ちょっとだけでも頑張って真剣に考えないといけないな、と思っています。

 ‥‥この、「真剣に考えないといけないなという感覚もオカシイと思う。論文を書くことは本来なら楽しくて仕方ないはずなのに、あんまり楽しくないしワクワクもしていない。修論を書き上げた直後あたりは書きたいことだらけだったはずなんだけど、たしかあのころは明確にあったはずの「書きたいこと」を書くために、いろいろな角度からいろいろなものを見ようとしてるうちに「核」となる地点をうっかりさっぱり喪失してしまったのかもしれません。いま印仏の発表や博論のことを考えるたび、書き上げるときのつらさを思い出してしんどいのではなく、「書きたいこと」が見えなくてしんどくなっております。

 というふうな塩梅で日記にはどことなくうつうつとした雰囲気も感じられますが、まあ、自覚してるってことはきっと大丈夫なんでしょう。(ウソでも客観的。)

 ではでは。

 一応日曜日〜昨日の日記も書いてみます。

2004年6月8日(火) 6月9日(水) 11:00 +0900

◇ 変わった車。

 夜中にゴミを出しに行ったら、ゴミを並べるところの近くに車が停まってました。ライトがついていて、人が乗っていなくて、エンジンもかかっていなくて、少し心配になりました。

 帰りにもう一度見たら、ライトは前も後ろもついていましたが、両方とも右だけついていて、左は完全に沈黙していました。不思議な気持ちになりました。

 うん。今日見たら停まってませんでした。昼間いなくなったのだろうか。

2004年6月7日(月) 6月9日(水) 11:00 +0900

◇ くまぐす。

 龍大の深草学舎、その西側で、「南方熊楠の森」という展観がはじまりました。今日はその展観開始記念イベントでした。熊楠ゆかりの品をいっぱい貸し出してくれた田辺市の顕彰会からも来賓が見えたりして、なかなか盛大でした。

 展示のようすは【こちら】になります。

 先生は1日100人くらい来て欲しそうですが、そんなには来ないような気がします。しかしそれでも以前やっていた別の展観のときの数倍は来てるように思う。やっぱりすごいんだなあ熊楠って。新聞にもいっぱい載せてもらえたので、それも大きいと思います。

 無料です。おひまならどうぞ。

 その後、学生の集まりで飲み会がありました。とても楽しく飲めたのだけど、なんかこう、いろんな人の発話をわたし一人でかっぱらってわけのわからない話にして悦に入っていたような気がし始めています。実際はどうだったのだろう? ああ問題なかったですよ!いしださんは昔からそうだから別に気にすることないっすよ! とか言われるかもしれない。

 でも、とにかく、わたしは楽しかったです。ありがとう。

 ぶくぶくぶく。

2004年6月6日(日) 6月11日(金) 2:00 +0900

◇ とんとおぼえていない。

 水曜日に書くつもりだった日曜日の日記でしたが、ズレこんで木曜日の深夜、つまり金曜日の早朝になっております。

 日曜日は何をしていたのだったかなあ。スキャンでもしていたのだろうか。まったく思い出せません。きっとろくでもないことをして浪費した日曜日だったはずです。うーん、たぶんニンジンを油で炒めて頂いたような気がします。いや、それは月曜日だったのだろうか。もごもご。

2004年6月5日(土) 6月5日(土) 11:00 +0900

◇ こら夏ですね。

 また日記ためてしまいました。1日以降の日記、のきなみ書いてみました。よろしければ「かこ日記」からどうぞ。

 今日は朝からバイトでした。同僚の方が「いしださんがこんな時間に眠そうにしてないのって珍しい」とおっしゃいまして。激しく同意しまして。たぶん「南方熊楠の森」展の手伝いが昼間なので、そのあおりをうけてわたし最近だけ朝型になっているのかもしれません。でもわたしが思うに「朝型のいしだ」なんてのは「重いLet's note」みたいなものであり、つまりそんなものこの世には存在していないのです。レッツノートは豆腐に載せても豆腐がつぶれないくらい最高に軽いのです(実験はしてません)。同様にいしだはめざましテレビを見てから就寝して忍たまが始まる頃に起き出すくらい夜型なのです(事実でありました)。

 『スチーム・ボーイ』の前売り券、今度は携帯ストラップが付くんだそうです。【ローソン】 「会員登録が必要」って書いてありますねえ‥‥。どうなのかなあ。映画は確実に行くんですけどね。

 ではでは。

2004年6月4日(金) 6月5日(土) 11:00 +0900

◇ 新聞に載りまくり。

 「南方熊楠の森」展の紹介やデータベース公開の話などが各新聞に載りまくりました。あんなにいっぱいの新聞にキレイに載るとちょっとびっくりしてしまいます。ソフト面ではまったく手伝ってませんが、それでもウソでも手伝ってることなので、扱いが大きいとやっぱり嬉しいです。

 昨日取材には来たけれど写真を撮っていかなかった、という新聞社の方から事務の方に電話があったそうで、昨日わたしが撮った写真を数枚送りましたが、まずわたしが撮ったのは「記者さんがこんなに来てくれた!」jということを伝えるためのものなので使えようはずもありませんでした。なので記者さんたちの入っていない写真を撮って送ったら、それはそれでアングルとか光度とかいろいろ気に入らなかったそうで(中継ぎの事務の方が気に入らないと言ったのか新聞社の方で気に入らないと言ったのかは不明)、不採用だそうです。

 大事な急ぎの仕事があるのに別の仕事をさせられそうになったら、「しない」か「依頼した人のためではなく自分のためにやる」か、どちらかの選択肢しかない、そうでないとボツったとき異様に腹が立つ、ということを実地で学ばせて貰いました。ありがとう。次からは断ることが多くなるでしょう。と言っていますが恐らく「次」なんてないのでしょうねえ。


◇ 版が変わる。

 展示品を解説したキャプションをまとめた冊子は、そういう感じで(2日の日記参照)、印刷したら発見された誤字を改めるとともに、やっぱり何をどこに展示してあるか地図も載せた方が親切ですよねという話になって先生が急遽描かれた地図も載せるなど、いろいろ書き換えて一般公開前に版が改まることとなりました。いちばん変わったのは字の大きさです。大きくなって見やすさ抜群!!! 熊楠が使っていたのと同じ型の、息子さんの使っていた顕微鏡の写真も掲載されました!

 ‥‥というのの印刷を少し手伝いました。まだ折ってませんしホチキス留めもできてません。月曜日も手伝い(早起き)決定でござる。雨降りらしい。それはちょっと厄介だ。まあ月曜日になってから考えることにしよう。

2004年6月3日(木) 6月5日(土) 11:00 +0900

◇ プレス加工。

 自転車で大宮まで行き、大宮からはスクールバスで深草に行きました。暑いのは苦手ですが、エアコンが寒すぎるのはもっと苦手です。自席から調整できるピンポイントエアコンって素敵だと思います。

 今日は「南方熊楠の森」展の記者発表のような感じで、京都・読売・朝日・毎日・産経新聞の記者さんとKBS京都の記者さんが来られました。わたしは他でしなきゃならないことがあったので全部は聞けませんでしたが、今回の展示を指揮しておられる先生方が記者さんと一緒に展示会場を回って丁寧に説明しているのを少し聞いたら、もう、すごいんだ。展示してあるモノぜんぶ宝物ですわ。

 いろいろ大変ですが、HTMLを作れば準備も終わります。一般公開は7日からです。公開が始まったらたぶん余裕ができると思うので、そしたら安居と博論と印仏の準備に取りかかります。小松美彦『脳死・臓器移植の本当の話』の紹介文はなんとか日曜日中に書こうと思っております。


◇ ひも勉強会。

 今まであんまり出ることができてなかった仏教系の勉強会にひさびさ参加させてもらいました。相手の語っている内容を聞き違えるわ、自分の言いたいことが何なのかわからんうちにしゃべり出してしまってることに気付くわ、自分の脳がいい感じに錆び付いて来てるのがこんなに自覚されたのは久しぶりです。困ってます。印仏の発表と博論のテーマについて心配してもらえたのも嬉しいような悲しいような、というか自分でも非常に心配です。困ってます。

 その後ひさしぶりにロイホでハンバーグを食べました。高かったので美味しく感じました。今度「真宗と超ひも理論」という発表があるんだそうです。「真宗と現代」とか「真宗と「脳死」臓器移植」とか「真宗とクローン」などというテーマがいかに大人しいものだったかを知りました。

2004年6月2日(水) 6月5日(土) 11:00 +0900

◇ 苦手です。

 早起きして8:10頃に家を出て9:00には深草にいました。全長約8キロ。ママチャリをゆるゆる漕いで40分。無理しない無理しない。無理は苦手だ。

 午前中は先生方の会議に参列させていただいておりました。午後は引き続き手伝いでした。何をしていたんだったかなあ。ライトを吊って確かめていたのは月曜日で、2日はパネルの位置が変わっているのをみてびっくりしていたんだったかな。

 モニタで見ているときは気付かず、印刷して眺めても気付かず、飾って初めて気付く間違いがあり、刷り上がった冊子を繰って初めて「ああ、ココもう少し妥協せずにいれば良かったんだなあ」という謙虚さの仇なすことを知ったりするのは世の常で、もう、大変です。

 しかしわたしイラチすぎて自分でもイヤになって来た。イライラとか短気とかってガンに近い気がする。自覚症状が出たらもうおしまいかもしれない。でも終わりきってるのでまた何かが突き抜けたところから始まるかも知れないという、そういう。西谷啓治かな? 誰か哲学者の使っていた「超」という言葉がそういう感じだったような気がします。修士の頃に聞いていた講義です。キェルケゴールだったかもしれません。(なんだその二人の並列って。)

 本当なら昼から大宮界隈にいるはずだったのですが無理で、講録は班の発表だったのにいろいろ迷惑を掛けました。ありがとうございました。

 宴会には遅れていきました。両隣の二人が、和上方のサインの入った新しい『註釈版聖典』を当ててました。すっっごいうらやましかったです。 

2004年6月1日(火) 6月5日(土) 11:00 +0900

◇ 手伝い。

 深草に手伝いに行きました。自転車で行ったかバスで行ったかいま思い出そうとしてますがちょっと無理っぽい。やっぱり日記はなるべくその日のうちに書くべきですね。いちおう宗学院の一限(正確には二限の時間)が休講で嬉しかった!というのは掲示板に書いたとおりです。しかし先週先生たしかそういうようなことをおっしゃっていたと思いました。ということはつまり、自分の記憶力のなさに感謝!というか乾杯!完敗だ!ということのようです。PC内のテキストファイルに書いてもそのテキストファイルを開くまであんまり見ないので、そしてそのファイルを開くのはまさにその時間なので、休講情報は脳みそに刻むのは流行らない、ケータイのカレンダにすぐ書かないとダメです。

 そして合研で開催された会議に一応出て後輩が会長に推薦したりされたり各種の報告をしたりしてるのを見て多分バスで深草に行った、ような気がしてきました。うん、そうだ。チャリではなくバスで行ったはずです。

 そしてキャプションを作ったり冊子の原稿を作ったりしてました。

 17:00からは大宮でバイトでした。慣れないフル稼働。

 家に帰ってきてから、蛍光灯のカバーを外し、点滅していた蛍光管を取り替え、そのままカバーを風呂に持ってってマジックリンをシュッシュして洗いました。マジックリンはこすらず・さわらずキレイにしてくれるので好きです。しかし生き物や環境には非常に悪い成分なんだろうなあ。界面活性剤の権化みたいな印象があります、実際にどうなのかはわかっておりません。


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