Just a Little Bit of… の日記
バックナンバ 2004年1月

2004年1月31日(土) 2月1日(日) 23:30 +0900

 ※ 浅井先生の最終講義と謝恩会の写真、アップしました。 →【こちら】
 ※ 妙法寺's Web Site 表紙フラッシュ少し変えました。寒。 →【こちら】

◇ ハードな飲み。

 土曜日は、夕方17:00から蔵倉で待ち合わせて友だちと二人で飲みました。いっぱい話したり飲んだり食べたりして、覚えていることも少しあるし忘れてしまったこともたくさんあります。

 楽しすぎたんでしょうねえ。

 いや、長く飲み過ぎたのかな。。

 お店の開店と同時に第1組目の客として入り、12:00頃の閉店間際、お客さんがだいたいいなくなるまでずーっと同じ場所で飲んでおりました。‥‥えっと、7時間か。そんなに長く飲んでいたんじゃあ忘れてしまったことがあっても仕方ないだろうか(激しい言い訳)。こういう飲み方って最近あんまりなかったような気がします。。

 美味しいなあと思って食べたり飲んだりできて、楽しいなあと思いながら聞いたり話したりできるっていうのは良いことだと思います。しかしわたし酔っぱらうと楽しいことばっかり話して全然聞かなくなってしまう傾向があるので、そのへんどうだったのか、すごく心配でござる。


◇ 失礼なことも。

 その後、友だちの部屋に移動して、ちぃとか美嶋とかミッフィとかとはまったく別の、でもある意味では確実に萌え系のコレクションを見せてもらったりしながら、さすがにもうアルコールは飲めないのでコーヒーとかお茶とかで話しました。‥‥いや、居酒屋さんにいたときから、わたしは最後の3杯くらいお茶を飲んでいた気がする。じゃあ理性が残っていたってことかな?

 いやいや。だまされてはいけない。

 いっぱいしゃべったことと会話がすごく楽しかったことは覚えているんだけど、いかんせん自分が何を言ったのかをすべて思い出すことができませぬぅ。

 酔うとすごく失礼なことをそれと認識せずに言ってしまうことが多いので気をつけないといけませんよう。飾ってあった写真についてなんかいろいろ、聞かれてもないのに印象を語りまくってた気がする。「写真を飾っている」ということ自体についても。あれはどうだったんだろう。きっと失礼な感じだったのではないだろうか。

 ‥‥スミマセン。

 コーヒー美味しかったです。「実はメンフィスベルはそんなに悲惨じゃなかった。ちゃんと足も出てるし。翼が一部なかったりノーズが取れていたりする仲間の飛行機もいっぱい着陸してるのが、当時の実際のフィルムに写ってる。信じられないくらい安定性の良い飛行機だったらしいよ。」とか、「笠智衆がいやらしい感じの人間をすごく良い味出して演じていた」とか、「円谷の特撮はやっぱりウルトラQで萌えだったねえ」とか、‥‥そういう感じの、飛行機がいっぱい出てくる映画のことをいっぱい聞いたんですが、タイトルを正確に覚えていません。きっとTSUTAYAに行って「戦争もの」のコーナに立てば思い出せるだろうか。


◇ 権力争い。

 あと特筆すべきだったなあと思ったのは、『白い巨塔』は「対岸の火事」とか「単なるドラマ」とか「荒唐無稽」なんて思ってぽーっとしとくべきモノではなく、真宗に応用してどろどろどろどろ煮詰めたらきっとおもしろいよ石田くん! 真・サルカニ合戦おもしろくないよ! というネタと意見がもらえたことです。

 とはいえ、わたしがこないだ一回だけ・数分だけ見たあの回・あの場面は、女の人と女の人が一人の男の出世を巡って「おほほ」「おほほ」と言いながら「不倫」を前提に語り合うという、さむーい感じでした。

 いろいろ勉強しないといけないなあ。

2004年1月30日(金) 1月31日(土) 3:30 +0900

◇ かすれは取れた。

 先日胸の奥の方にあったかすれた感じは消え去りました。昨日と一昨日ばくばく食べた豚バラの脂肪か、一緒に食べたほうれん草か、はたまた昨日ばくばく食べたネギが効いたのか。

 ともかく良かったです。暖かくしてあまり動いてないのでそれも効いてるのでしょう。

 昼間はあったかいのに夜中に自転車こいでると寒いですね。モモヒキはいて行って良かったと今日も思いました。今日は日本酒飲まなかったからそれもあるのかな。日本酒は温めても温めなくても暖まります。ビールも飲んだ瞬間は暖かいけど、飲んだアルコールの分の熱量をその後で確実に効果的に奪っていきますねえ。清少納言が現代に生きていたら

春は日本酒。
だって桜の花びらが落ちて許せるのは日本酒だけだもの。

夏はビール。
だって涼しくなるから。というか冬にビールは寒くなっていけないわ。

秋はなんでも。
そうよ、春と秋がお酒のいちばん美味しい季節かしら。

冬はたれ口。
あなた桃山御陵の鳥せいに行ったことある?「なんで年中ないの!」って叫ぶわよ?宗学院御用達よ? ※

 って書いたことでしょう。

 ‥‥なんとなくピンクにしてみましたが読みにくいことこの上ないですね。よっぽどのことがないか忘れない限り二度としません。

 ※ なお、かなり誇張した表現もあるので全部を真に受けないように。


◇ たそがれ清兵衛。

 見ました。

 役者がうまいことと映画の善し悪しとは別物だと思いました。

 生協の書籍購買部に2003年の邦画をベスト10、ワースト10で並べる特集を組んだ映画雑誌があって、それを見たら、『座頭市』よりも『青の炎』よりも『たそがれ清兵衛』が上位になってました。

 評価する人が評価している箇所がどこなのかが正確にわかりつつ、わたしはこういう映画は苦手です。役者と一緒に涙を流しながら、でも苦手です。言葉にしなくてもわかるだろっていうのがすごく苦手です。幻想は幻想でありブラックボックスはブラックボックスであると思うので、そこを飛び石でつなげて「どうだ?」って言われても「うんうん」って頷くより先に恐怖を感じます。

 「どうだ?」って質問されたとき、質問者の態度として二通りが考えられると思う。ひとつは「きみはコレをどう思う? 忌憚のない意見を聞かせて欲しい。俺ときみとは別の人間であり、別の人生を歩んでいるわけだから、俺ときみの感性が完璧に一致することなどないと思う。ただ、俺はきみのことをもう少し知りたいし、俺のことをきみがどう理解しているのかを知りたい。だから、きみはこれをどう思う? そういう意味でいま俺は〈どうだ?〉って聞いたんだ」。いまひとつは「きみはコレをどう思う? 忌憚のない意見を聞かせて欲しいんじゃない、俺の考えにまったく同意して欲しい、だからいま俺は〈どうだ?〉って聞くふりをしたんだ。〈どうだ?〉は言外に〈こうだろう!〉という強制を含んでいるんだ、きみにそれをわかって欲しい。俺ときみとはだいぶ重なる部分があるわけだから、きみは俺の表現したことにまったく同意すべきなんだ。というかそうでなければ俺はきみが何か言ったとしても絶対に同意してあげられない。おたがいさまだ」。

 そういう感じの、絶対に崩れないジェリコの壁! のような「絶対」的な壁を感じました。もちろんその壁はATフィールドなみで「絶対」なんて「きっと!」の最上級に過ぎないんだけど。でも絶対「的」な相違を感じてしまった。対等じゃない種類の「おたがいさま」を感じてしまった。

 言葉は、完全に一致するために交わすものではなく、まったく別のモノであるということを確認するために交わすものだと思っております。わたしとしては、「完全に一致してる!」という幻想から徐々に現実に打ちのめされていく道よりも、「本当に違うんだね全然!」という現実を現実として認識しつつ時々「ココは重なるね!」と確認できる道をとりたいです。

 やっぱりわたしは『男はつらいよ』は一生どれも見ずに過ごそうと思いました。

 映画の作りと「前提」に関してはそういう感じです。あとは‥‥。

 脚本もう少し錬ってほしかった。言葉と達観が変すぎて『少年H』ほど変なセリフが多かったと思う。刀を研ぐシーンが出てきたけど、ああいう感じで言葉ももう少し研いでも良かったと思う。なまくらで全然使い物になってない言葉が多すぎて『猫の恩返し』でぞわぞわしたのと同じぞわぞわを感じてしまった。髷とか着物とかすごく頑張っていたのに言葉がこれでは興ざめだ。北野武監督の『座頭市』で市が茶髪だったことへの違和感と同等かそれ以上の違和感が言葉にあってはいけないと思うんだ。あと個人的な好みの問題だけど「これから時代は変わる」という言葉より「これから時代を変える」という言葉の方が好きだな。

 殺陣は素晴らしかった。

 主役も良かったけど、誰より宮沢りえが良かった。だてに7日間戦ってたわけじゃないんだなあと、的はずれな路線で感心してしまいました。

 おすすめです、たそがれ清兵衛。

 ではでは。

2004年1月29日(木) 1月30日(金) 6:25 +0900

◇ 怪獣映画。

 どうもエンジンがかからないので、ビデオを見ました。名画との噂が絶えない

大怪獣東京に現る

 というタイトルの、怪獣の出てこない日本映画です。1998年公開。同い年の先輩が何年か前に絶賛していて、TSUTAYAに行けばあるだろうと言われて、でも今日まで一度も発見できずにいました。

 ‥‥すごく良い感じの紹介サイトがありましたが、結末まで紹介していてひどく興ざめなのおすすめしません。ネタバレなんだから冒頭にそう書かないといけないと思う。ひどくがっかりさせられたよ。なのでリンクもしません。映画タイトルで検索をかけたら最上位に来る、最初に映画のタイトルがあって「怪獣が出ない怪獣映画」って書いてあるファイルは要注意です。特にいちばん最後の段落。他はネタバレじゃない感じだしあらすじ紹介も素晴らしく良いのになあ‥‥。

 桃井かおりが出てます。うまいです。他の役者さんは名前全然わかりません。見たことある人も何人か出ていました。『プロジェクトX』の田口トモロヲも出てるんだそうですが、どれだったのか全然わかりません。

 役者より映画です。すばらしかったです。

 福井で主婦がワイドショウを見ているまさにそのとき、東京湾に巨大怪獣が現れそのまま東京に上陸。各TV局で最新情報が更新されるたびに東京の惨禍の拡大が明らかになり、福井では主婦が半笑いしながら怪獣の進行方向を気にしはじめる。「こっち?」 自衛隊や米軍その他が怪獣を足止めしようとして攻撃すればするほど国土の荒廃に拍車もかかる。

 怪獣映画には「怪獣が現れる。いろいろ破壊する。そこにいろいろな人間ドラマが絡む」というパターンがあると思います。たとえば『ゴジラ』の第一作で言えば、 ‥‥映画が始まってから30分くらいずっとゴジラが現れなくて、ただ破壊と殺戮の惨状だけが写しだされ続け、やっと山の向こうに顔が見えたときの怖さと言ったらない。奴もいろいろ壊しまくり、そこにオキシジェンデストロイヤーを開発した科学者の人間ドラマが絡む。‥‥沢口靖子の出ていた『ゴジラ』もやっぱりそういう感じだった。

 『大怪獣東京に現る』も、やっぱりその王道に沿っています。ただ決定的に異なっている点がある。それは映画の焦点を当てる「主題」です。

 従来の怪獣映画では、怪獣を見て恐れおののく群衆や、踏みつぶされる群衆、怪獣を足止めしようとして奮闘する政治家・科学者・軍人・一般人・その他、怪獣と戦う新開発兵器のすごさ、怪獣と仲の良いザ・ピーナッツ、怪獣に破壊される丸ビル・京都駅・福岡ドームなどに焦点を当てる。それに対して、この映画は圧倒的大多数の「その他」の人々が日常と非日常のはざまの日々をどう生きているのかに焦点が当てられている。そこが希有な感じです。

 ついでに言ってしまえば、従来の怪獣映画の多くには「人間ドラマ」が皆無です。あってもハリウッド並かそれ以下で、お金は全部怪獣と建物にかけられている。じゃあ怪獣にお金をかけないで面白い映画を撮ろうよ! というコンセプトだったのでしょうね。見たことないけど『ゴドーを待ちながら』みたいな感じと言えるんでしょうか。

 こういう面白いのを見ると、「一度で良いからしっかりしたややこしいストーリィの、怪獣の出てくる怪獣映画が見たいなあ」という欲求が高まります。今年は『ゴジラ』第一作から50年、沢口靖子の『ゴジラ』から20年という大事な節目の年なんですね。そういう計画ないのかなー。


◇ 落花生。

 そろそろ節分ですね。

 わたしの実家の方では、節分の豆まきは殻付き落花生でやってます。それしかやったことがないので、マンガなどで大豆みたいなモノをまいてるのを見て「誇張してるなあ」と思った記憶があるくらいです。実際に本当に大豆をバラバラまくもんだと聞いて「なんて馬鹿なことをしてるんだろう!」と憤慨しそうになったこともある。だって節分用の大豆むちゃむちゃうまいじゃないですか。これはまくもんじゃなく食べるもんだろうと思う。

 わたしはそのくらい自分の価値観、つまりわたしの偏見が唯一絶対の基準だと強く思いこんでいます。だからヤフーのトップからリンクリンクでたどって行き着いた 【このファイル】 は、個人的にはすごくイヤな感じです。わたしの子ども時代を全否定されてるような気に少しなりました。

 いちばん下の「1年で一番危ない日」が特にいやーんな感じです。

 落花生やピーナツが劇症アレルギーの要因であることが見過ごされがちだ! という警鐘を鳴らすことはすばらしいと思う。でもこのファイルは、わたしから見れば「やりすぎ」以上に思えます。昔こんにゃくゼリーで喉を詰まらせて亡くなった人がいて、その関係から「こんにゃくゼリー撲滅!」とか「堅いこんにゃくゼリーが悪いんだから全部ノーマルなゼリー並にやわらかいこんにゃくゼリーにすべきだ!」的な本気の活動を見たり文章を読んだりしたことがありますが、あれに近いモノを感じました。「じゃあおでん種のこんにゃくも全部ゼリーにすべきっていう運動が始まるのかな? 煮染めに入れる結びこんにゃくもゼリーにしろとか、消滅させろとか。そうじゃないんだろうなあ。だってモチがなくならないもんなあ。じゃあもう少し対応策が別に考えられるってことなんだろうに、どうしてこんなふうに書いてしまうんだろう?」って思いました。実際、こんにゃくゼリーが完全にゼリー化する前に対応策は別にたくさん見つかったようでした。

 このファイル、さまざまなモノを引いて自説に説得力を増そうとしてるんだけど、自分の価値観だけを唯一絶対の基準にして、そこにツマとか肉付け程度にデータを引いて来ているのがまるわかりだと思います。文章から推すに、この方は「精霊」の実在を信じていない。なのにそれまで援用して、そうまでして落花生をまくことをやめさせたがっている。他者の行動を制御しようとしている。別の箇所で「ピーナッツアレルギーがない人たちが、家庭で充分な大人の管理の元に、落花生による豆まきを行うことに異議はありません。」と書いているけれど、モノには勢いと路線というモノがあると思う。不徹底で不行き届きだなあと思います。わたしの日記みたいだ。

 つまり同族嫌悪か。

 いやはや。(−_−;)

 不満を言い出すときりがないなあ。「好きと嫌いだけでフツウがないの」という状態はあかんと思うぞわたし。

 ではでは。

2004年1月28日(水) 1月28日(水) 23:15 +0900

◇ かすれた感じ。

 胸の奥の方に少しかすれた感じがたゆたってます。せきが出る20歩くらい手前のような、つまりちょっと風邪を疑っても良さそうな感覚です。「これはちょっとやばいかもなー」と思いながら、生協で、高タンパク低脂肪で有名なトリ肉(しかし焼くときに油をいっぱい使ってるっぽい。でもハーブチキンだけにオリーブ油かも知れない ‥‥ )をいただいていたら、テーブルに「冬はビタミンと脂肪をいっぱい採りましょう! タンパク質もね!」という注意書きみたいなのが載ってました。

 読んだ感じでは、暖をとるのと風邪予防とにはビタミンと脂肪が欠かせないんだそうです。そしてタンパク質を食べると体がおなかからどんどん暖まるんだそうです。たとえお刺身のような冷たいものでも大変に暖まります! なんだそうです。

 うーん。でも太りつつあるわたしはよーく考えよう。脂肪は十分なのではなかろうか。最近太りやすくなって来てるっぽい気がするし、いろいろよく食べてる気もするので、あんまりばくばく採ることはなるべく避けるようにします。でも今日は ‥‥ 豚バラブロックでも買って帰ろうっと。


◇ セキュリティ。

 おりんさんち 【ココ】 に、セキュリティについていっぱい考えてるっぽい方 【こちら】 の言葉の引用で、「「現状の IE は危険すぎて使いものにならない」と言い切ってしまってよいでしょう。」という、気になる言葉がありました。

 正直、どういうことなのか正確にはわかりかねますが、たぶん、リンクで新しい場所が開くようにしてあって、そのリンクをたどって「Just a Little Bit of…」に行ったら、アドレスバーにはたしかに「Just a Little Bit of…」っぽいURLが表示されているのに、実際に表示させているファイルは「妙法寺's Web Site」。 ‥‥ という、そういうあからさまな偽装がIEだと苦もなくやれてしまう、ということのようです。

 わたしが↑コレをやる分には誰もなんも困らないと思います。しかし悪〜いヒトが悪〜い意図と情熱でもって、マイクロソフトやセキュリティ関係の、そこから出される情報をひとまず信用しないとどうにもならないサイトのURLでそういうことをすると、わたしあたり簡単に引っかかる。だからとんでもない、ということだと思います。たとえば、どこでもドアの上に「しずかちゃんちのお風呂につながってます」って書いてあるから信用して開けたらジャイアンちのカラオケルームだった、というくらいとんでもないことなのだろうと思います。

 どこでもドアはねこバスのように行き先を書くのではなくたしか座標を合わせるものだったはずなので、あまり良い例じゃなかったですね。‥‥いま「嵐山行き」と「深草行き」のバスの例を書こうとしてましたがやっぱり不適切っぽいのでやめます。こういうのを「脱線」と言うのだろう。

 どこでもドアの例も市バスの例も、移動そのものがダマしで、かつ、ダマされたことが移動直後にわかる。でもIEのコレの場合は、移動そのものがダマしであることは共通ですが、移動直後には自分がダマされていることに気づかないまま、そこに「最重要!」って書いてある指示に従って何か次の動作、たとえば「○○をインストールしてください!」みたいなことをさせられてしまう。 ‥‥ そういうことになりかねない。

 ともかく、IEは何んか通常では考えられないような部分がおかしい設定なのだそうです。 ‥‥ 思えば、こういう言葉はずーっと以前から断続的に何度も聞かされ続けている気がするなあ。

 ふうむ。


◇ オペラ。

 で、同じくおりんさんのところに、数日前、「オペラで見たら変なふうに表示されてたみたいですね。直しました。」的な記述がありました。文脈から行くとブラウザなんだろうな、と思ってそのままにしてましたが、上の引用の話の元サイトに行っていろいろ見ていたら、その「オペラ」というブラウザでは今いったようなことが起こらないんだそうです。起こらないというか、偽装されたURLに飛ぶ前に注意を促す窓が出る。

 らしい。

 さっそく入れてみました、オペラ。ダウンロードは 【こちら】 から。

 新しもの好きなわたしは今まで見たこともない外観に非常に弱い(本当に今までまったく知りませんでした。Hyo Hyo Hyo.)。だから見た目はエラく気に入りました。でも使い込んでないのでIEとどこが違うのか、どういう機能に独自性を発揮してるのか、、などなどまったくわかりません。とりあえず履歴? しおり? みたいなのがぽんぽん出てくれてるのが素晴らしいと思いました。

 しかし、‥‥うちのサイトの日記バックナンバを表示したら、見出しのところで半角数字と全角文字が同じ行に並んでる部分がでこぼこになってます。このへんしっかり直したり、ブックマークなどなど、いろいろためして慣れていくことにします。


◇ 春の新作。

 回し者的に。

 Let's note に新作が出ました。「Y2」。→【マイレッツ倶楽部】

 「他のレッツノートと比べてみよう」での比較によると、‥‥わたしの「W2」と比較した場合、最大の魅力は画面がSXGAの大画面になっていることかな。それに伴ってスピーカも二つになってます。そして「W2」と同様にバッテリで7時間以上駆動、DVD-ROM&CD-R/RWドライブ内蔵、この大きさではもちろん世界最軽量、ということです。キィも完璧な標準サイズだそうです。

 大きいことは、ひとまず良いことである場合もあるし、邪魔になる場合もある。重いことは、ノートPCの場合はあんまり「良いこと」とはされないけれど、でもこんだけの大画面なのだから仕方ないだろうと思う。

 わたしは持ち運びのしやすさからノートを選ぶので、「Y2」が新発売されたことに対しては、買った二か月後にFlashの新しいのが出たときほどの嫉妬は感じませんでした。でもドライブがDVD書き込みオッケーになっていたらもう少し悔しがっていたかもしれない。ということで、次に出る機種はそういうものになるんだろうか。

 最後の段落は日記のネタとして適切なのだろうかどうだろう。

2004年1月30日 この節↑少し修正。

 朝鮮民主主義人民共和国(以下「北朝鮮」)に対して日本単独で経済制裁ができるようになるんだそうです。あまり関係ない話ですが、いわゆる「自由主義史観」の方々の中には、たしか「アメリカが経済制裁をして身動きがとれなくなってしまったから日本は‥‥! (>_<。) 」という意見がありました。

 北朝鮮にもそういうこと言われないようにしないとね。っていうかちょっと心配していたら、「いやいや、本気で単独でやるってわけじゃないよ。カードとして持っておきたいんだ」って。まあ持ったカードは使いたくなるもんだがや。気をつけないと。うにゃうにゃ。

 ではでは。風呂入って豚バラ食べて暖かくして寝まーす。

2004年1月27日(火) 1月28日(水) 4:00 +0900

◇ 先延ばし。

 今日イヤでもわかったのは、「ものごと、先延ばしにも限界がある」ということでした。やる気が全然わかなくても、それを考えるだけで胃がキリキリ痛んでも、直前まですっかり忘れていたとしても、「そもそも自分に任せること自体おかしい」と確信できその理由も軽く1ダースは挙げられるとしても、ものごと、

先延ばしにも限界がある

 のです。

 もし何かアイディアが浮かぶもんだとしても、長い間を措くと出てくるモノも出てこなくなるし、そもそもはじめから最後まで出てこないものは出てこないわけだから、早めに見切りをつけるためにも早急に取りかかって可及的速やかに諦めることが肝要だ、と思いました。

 論文や論文素案の作成は、そもそも一人で完了できるもんではない。それに今回は一人だけの研究じゃないんだから、もう少し考えよう、わたし。

 ご協力ありがとうございました。


◇ ピッタリ。

bagとcaseと 駅そばのソフマップに出かけました。タテ長・布製の、PCまわりの小物入れによさげなトートバッグが \199 で売られていたので取りあえず買うことにしました。で、いま使っているバッグとケースではノートの出し入れがちょっと、 ‥‥ いや「ちょっと」以上に不便なので、取りあえずもっとよいケースを買うことにしました。たぶん前に見たときはなかったタイプの、衝撃吸収力が抜群で大きさも申し分ないケースがあったのでそれを。(なんせ今まで使っていたケースは \500 で、PCより書類ケースとして最適な感じです。)

 部屋に帰ってきて開けてみたら、トートバッグは実はタテ長ではありませんでした。ヨコにそこそこ広いモノを折りたたんで並べてあったからタテ長に見えていただけ。これは完璧に誤算でした。まあ、\199 だから、うん。妥協しよう。

 ‥‥でもノートを衝撃吸収ケースに入れ、それを \199 のバッグに入れてみたら、りたくなるくらいピッタリでした。まるできっちりきっちり計って誂えたように。まるでメーカの純正バッグのように。値段的には大事にしてるのか違うのかよくわからない感じですが、結果オーライです。


◇ 期日前投票。

 去年の10月か11月頃、今年の2月8日に関東で催される結婚式への招待を受けました。で、最近知ったことには、同日に京都ではセンキョがあるんでした、京都市長選挙。

 現職候補に共産党以外の与野党が相乗りなので、そして今回そんなに共産党に有利な条件も聞こえてこない感じなので、多分まったく盛り上がらなそうなセンキョです。が、一応選挙人名簿に記載されている身の義務兼権利として期日前投票(不在者投票)をしてきました。

 いや、スーパにタマゴを買いに行くつもりだったんです。ほかにもお菓子とか、お菓子とか、お菓子とか。方向としては一緒なんです、スーパも区役所も。なので一応行ってみることにしたということです、日記のネタにもなるし。

 行く道々、結構強めの雨が降ってきました。慣れないことはするもんじゃないなと思いました。そして区役所はわたしが記憶していたよりもわたしの家から遠かった。区役所に着いてからも、選挙の案内ハガキには「午後八時まで投票できますYO!」的に書いてあるのに、午後六時の区役所の前には「もう今日は終わったサ!」的な張り紙がしてありました。おっかしいなおかしいな、と思って闇雲に奥の方に行ってみたら、会場、ちゃんと見つかりました。ちょっとひっそりめでした。

 2月8日に投票できない理由を○して、今日の日付を書いて、名前と生年月日・住所を書いて、そして投票用紙をもらいました。今日の日付の年を西暦で、生年を元号で書くという不統一なことをしてしまった。

 ともかく、これで心おきなく関東の方へ出かけられます。


◇ 首の後ろが。

 おとといから引き続き、今日も首の後ろがどんより痛いです。痛さの質としては筋肉痛なんだろうなあ。凝ってるような気もします。筋肉痛も凝りも、身に覚えが全然ありません。

 ‥‥きっとカイロを首の後ろにあてて暖を取っていたのが変なツボに当たってしまって、それでこんなことになったんじゃなかろうか、という気がして来ました。今日はちょっと気をつけてみます。

 ではでは。

2004年1月26日(月) 1月27日(火) 2:20 +0900

◇ リンク。

 気づいたら 【弥絵ちゃんち】 からリンクしてもらってました。この方は友だちのWeb師匠で、日記を読めば読むほどすごいヒトです。ここからリンクしてもらえたことは 【bk1】 で鉄人になれたことより嬉しいかも。


◇ ひさびさ。

 宮崎あおいが可愛いなあと思いながらNHK夜の15分ドラマを見ていたら、昔大好きだったアイドルによく似た、でも見るかげもなく枯れた感じの女性が出てきました。そういえばあのコ可愛かったよなあ、カレンダやポスター買ったよなあ、しかしこのヒトは声まで似てるなあと思ってNHKに行って 【ちょっと待って、神様】 の公式サイトをよくよく見たら、本人でした。

 う〜( ̄〜 ̄;)〜〜ん。

 10年くらい前、そのアイドルが絶頂期だった頃(24時間TVの司会をしてた記憶がある)に友だちが「そのコ、台湾で脱いでたYO!」と報告してくれました。彼が台湾に旅行に行ったら、日本では清純派で通っていた(でも『北の国から』でいきなり純とやっちゃうという設定で出てきた)そのアイドルのヌード写真集が平積みになっていたんだそうです。いやいやそんなバカなことがあるもんかい、と反論してしばらく経った頃、うちの郵便受けに入っていたえっち系の小さなビラの写真がどうもそれっぽくて「むむむ?」と思いました。

 そしてほどなく 【ビビアンスー】 の写真集 (アマゾン) が日本でも発売されました。

 なるほど似たヒトってのはいるんだなあと思いました。

 その、ビビアンじゃない方の、わたしが昔好きだったアイドルの名を裕木奈江と言います。今回のNHKですごく久しぶりに彼女を見ました。公式サイトは存在しないようですが個人の方がやっておられる 【ファンサイト】 がありました。

 ビビアンの写真集は、表紙の写真をはじめどの写真も裕木奈江と同系統の顔です。たぶん当時、裕木奈江のファンの何割かはビビアンに流れてしまったんじゃないかなあ。いまは ‥‥ あんまり似てないッスね。

 そして今日も寒いです。

 が、がんばらねば。


◇ ボトルとバトルと。

 こないだ後輩から「瓶詰妖精」という言葉を聞きました。「いちおう英訳すると "Bottle fairy" です。これとは別のアニメで、よく似たスペルで "Battle fairy" というのがあります。そっちは「戦闘妖精」。ややこしい話ですねえ」。

 その『瓶詰妖精』のほうをTVでやってました。パッと見、女の子系・ファンタジー系の萌え萌え系アニメみたいです。はいはーい、って感じです。

 『戦闘妖精・雪風』は世界観やストーリィがよくわからんけど映像がすごく綺麗です。こちらは戦闘機系・CG系・変な世界観系の、これはこれでやっぱり確実に萌え萌え系アニメでしょう。映像や音響が綺麗でストーリィが「ない」作品ってアニメに限らず実写でもいっぱいあるから、どうなのかな。時間と優先順位と相談しながらちょっとずつチェックしてみます。

 うーん、絵柄が違いすぎる。

 っていうか頑張ります。

 ではでは。

2004年1月25日(日) 1月26日(月) 0:55 +0900

◇ 元号について。

 「きみらだって東大の卒業証書は簡単にもらえるんだよ! 東京大学じゃなく東京大学って書けば良いのサ! そういうのを仕事にしてるところがあるYO!」

 ‥‥というあんまり面白く感じられないジョークを高校の時に先生が言ってるのを聞いたことがあります。なんだかなあ、と思いました。

 自分の単位の取得状況はどんなにうっかりな学生でも正確に把握してると思うし、他者に対して自分の通っていた大学の名前を間違って言うこともそんなにありそうに思えないし、【古賀 潤一郎】氏は一体どういう種類の間違いをしてるんだろうなあ。「馬場下文化女子大」(一文)とか「西早稲田教育専門学校」(教育)とかそういう呼び名はないではなかったが。

 古賀氏のプロフィール、いつからこう書かれてるのかわかりませんが、別に「卒業」っては書いてなくて「経歴」なんですね。これなら別に詐称じゃないかも

 なお、この節は学歴詐称?はツマで、上の高校の先生がメインです。

 その先生は毎時間かならず何かよくわからないことをおっしゃいました。いちいちは覚えてませんが、学年末に「これじゃ世界史の教科書全然終わらないよー」って思って授業を受けてたら突然「クロポトキンがなんとかかんとかでー」という長い長い歌を歌ったりもしてました。雑談は総じてギャグなのか豆知識系なのかまったくわからない感じでした。

 聞いてていちばんボーっとしたのは、井上陽水がセフィーロに乗りながら「みなさーん、元気ですかー?」と言ってたCMから音が消えた頃にしていた元号の話でした。

 「次の元号が何になるかみんなわかる? 気づいてるヒトはあまりいないみたいだけど、近代に入ってからの元号は必ず私立大学の名前から取られてるんだ。具体的には、慶應、明治、大正。ほらね。だから今度は上智とか早稲田とか、そのあたりなんでしょうね。わたしは早稲田あたりが最有力だと思ってます」

 (・_・) どう反応したモノかちょっと困りましたが、わたしを含めてクラスのだーれも反応しなくて、サックリ流れてしまった。その数カ月後に元号は「平成」に変わりました。

 元気かな、先生。

 蛇足ですが、わたしの祖父はなぜかこれを常に濁って「へいい」と読みました。きっと浄土真宗のタームである「生業(へいぜいごうじょう)」を略した言葉だと思って洒落てると思ったから?なのでしょうなあ。とは言っても、もしそうなら「へいぜい」じゃなく「へいじょう」と読むべきなんだが‥‥。

↑ 4:00頃、付記。

◇ 未報告だったもの。

 わたしの日記、「気になってるんだ」とか「困ってるんだ」とか書いておいて、その後まったく触れられてない話題がけっこうあります。たとえば18日の日記に書いたモモヒキや、同じく18日のマジックリン、もう少し古いのでは14日に書いた、立岩真也『自由の平等』。今日はソレに気づいたのでひとまずこの三つだけ報告します。


◇ その後のモモヒキ。

 北海道に帰省して、京都へ帰る間際に風邪をひきました。姉がごほんごほん言ってたので「お大事に」と言って飛行機に乗って、前の席の中年〜老年の男性があまりに傍若無人に振る舞って気分悪いなあと思っていたのが、どうもイライラ系ストレスの気分の悪さではなく風邪による気分の悪さだった、ということらしい。その風邪が治ったのは ‥‥ 日記によると20日くらい。

 18日は、17日から本格的に服み始めた風邪薬が劇的な効果をあげはじめたり、あったかいものをいただいたり、そういう感じで治りかけだったので復活に完璧を期そうとして新たにモモヒキを一つ購入しました。モモヒキのうたい文句は「太ももラクラク」でした。

 はいてみたら、たしかに前にはいていたモノよりはラクラクでした。圧迫感が全然違う。やっぱり多少値が張っても比較できるなら比較して良さそうなやつを買うもんなんだなあと思いました(広告文に惑わされてるだけという話もある)。LLなので長さは十分。というかあまってる。それもあってメーカの想定以上にゆるゆるはけてます。足だけムッシュ・ビバンダム。→【参考】

 でも、はいてるうちにやっぱり下がっていきます。上にズボンをはくわけで、そうすると摩擦があるからどうやっても下がるんでしょうね。今度はなかなか下がらないモモヒキがほしいです。

 まあまあ、この冬はコレで乗り切ります。


◇ その後のバスマジックリン。

 同じく18日の日記に、バスマジックリン詰め替え用を買う目的でスーパに出かけ、そのたびに売り切れていてなかなか買えずに困ってます、という報告もしてました。

 その後、月曜日か火曜日に出かけたらすんなり買えました。たくさんあったので2コ買いました。「詰め替えボトル」か「付け替えボトル」かで個人的に混乱してましたが、本当は「詰め替え用」、ふにゃふにゃのプラスチックに入ってました。これでしばらくは心おきなく洗いたいだけ一日に何度でも風呂が洗えます。もう安心。

 半年くらいはもつんだろうな‥‥。


◇ その後の『自由の平等』。

 14日には、立岩真也『自由の平等』(岩波書店)【立岩サイト】 を買って少し読んだんだけど、どうも表現がゆらゆら 〜( ̄▽ ̄〜)(〜 ̄▽ ̄)〜 していて読みにくい、ちょっと難儀だ、でもひょっとすると小林多喜二『蟹工船』や野坂昭如『火垂るの墓』、樋口一葉『たけくらべ』みたく読み進めるに連れてどんどん読みやすくなっていって止まらなくなるのかも? と書きました。

 すごく読みやすくなっています。

 展開はすごく緻密で論理的なん(だろうと思うん)ですが、話し言葉に近い感じがします。最終的な到達点はなんとなくわかります、が、さしあたってこの章、この文ではどこまでいくのか(言うのか)ちょっとわからなくて、やっぱりゆらゆらしてる印象はあります。でもそれは振れ幅が大きいと言うより扱っている範囲が思っていたよりも広く感じられるということなので、論文なのにワクワクがどんどん広がって、とても良い感じです。

 まだまだ第2章です。完読報告はまた今度に。


◇ ガス・カイロ・米など。

 昨日の日記のいちばん最後には、今日は論文(案)をネツ造したり買い物をしたりする予定だ、という話を書きました。で、今日は何をしてるかというと、論文の方は夜にいろいろすることにして(後回し後回し。大丈夫かなあ。1.書きたいコト、2.書くべきコト、3.書けること、むぅ。)、とりあえず今は買い物に来ています。買い物って、自信をもってうっかりしてる場合が多くて、帰ってから何か足りないことに気づいてがっかりします。今日は何を買い忘れて帰るのかな。

 いまいる喫茶店は断続的に満員になったりテーブルがいっせいにカラになったりを短い周期で繰り返してましたが、いまは落ち着いた感じです。やっぱり家族連れが多いなあ。

 寝違えたのか単純に凝ってるのか、首から右肩にかけて妙にどんよんり痛いです。あんまり肩凝りしない人なのにな。‥‥という感じで、買い物して帰ることにします。いま18時です。朝青龍は全勝できたのかな。


◇ 帰宅しました。

 そして、帰宅しております。朝青龍はすんなり全勝、神戸製鋼がギリギリで優勝。ごはんはジャガイモを切って牛乳で煮てコンソメスープなどで味を付けていただきました。最近のわたしの口癖は「さむい」です。今日は電話で内容の濃い会話をしただけなので言うひまがありませんが、やっぱり寒い寒い。カイロは暖かいなあ。

 論文(案)のネツ造は、部屋が寒すぎるのでベッドの中ですることにしようっと。こういう妥協がどこまでも続いて、火曜日か水曜日に開始しようと思っていたモノがいまにまでずれ込んでいるということであります。

 ではでは。

2004年1月24日(土) 1月25日(日) 4:50 +0900

◇ 八尾南。

 毎月、月に一度寄せてもらっているお説教の会(そういえば正式名称不明‥‥)に今日も参加させてもらいました。

 内容は‥‥わたしが参加してるのを見た人が心配そうに「石田さん何してはるんですか!?」とびっくりしたこともあったほどコテコテな真宗のお説教です。勧学和上のお説教。いちおう解説しますと、本願寺派のオリジナルな教義・教学・信心(≠≒信仰)には、19世紀以降、ある意図と方向性をもって整備され始めた体系があって、それを勉強して取得できる認定資格めいたモノに基づいたヒエラルキー構造が完備されています。で、他にもいろいろ説明せんならんことがいっぱいありますが、かなり乱暴に言えばそれの最上位が「勧学」です。【龍大サイト】 によると「勧学」は1824年以降にできたモノらしいです。)

 まあ、そんな歴史的な話は良いのです。今日もありがたかったです。

 今日は京都も大阪も寒かったです。それは冬だから良いんですが、びっくりしたのは大阪駅です。土曜日だから人出は多いに決まってますが、でも限度を超えて多すぎたと思います、阪神戦があったわけでもないだろうに。。。 寒いからみなさん地上じゃなく地下に流れていたということかなあ。

 ヒト多いのと寒いのと苦手です。もごもご。


◇ 保険証。

 実家から「遠隔地」でもらっていた保険証、いろいろ言い訳も可能ですがともかく紛失しました。こないだ風邪だったときは病院に行く気がまったくなかったので全然問題なかったけど、今後もし何か変なことになったら自費(慈悲がないのにジヒ)になるわけで、それってえらい大変なので新しいのを申請してもらって、送ってもらいました。それが今日届きました。

 見てびっくり。保険証なのに銀行やTSUTAYAや学生証のカードみたくプラスチックです。どうみても保険証に思えないので 【社会保険庁】 へ行ってみたら‥‥ へえぇ、これが保険証なんだそうです。磁気ラインがないからICチップかな? と思いましたが、説明にはそんなことまったく書いてないのでただのプラスチックのカードのようです。

 うむ。これなら財布に入るからそんなに失くさないで済むかも。1月からの形式変更のようなので、紛失のタイミングが絶妙だったみたいです。

 日曜日は論文(案)の製作やネツ造をする予定です。今は寒いけど昼間はあったかくなるみたいなのでちょっとホッとしてます。でもガスやホカロンやトイレットペーパや米が底をつきかけなので買わないとならなくて、つまりガキお子様が多い人混みに出かけなければならないので、ちょっと不安です。

 さて。寝ます。ではでは。

2004年1月23日(金) 1月24日(土) 3:33 +0900

 ※ 浅井先生の最終講義と謝恩会の写真、アップしました。 →【こちら】
 ※ 妙法寺's Web Site 表紙フラッシュ少し変えました。寒。 →【こちら】

◇ 笑い男。

 ふと気づいたら、先週の19日から『攻殻機動隊』が関西でもTV放映されるようになってたようです。いま「笑い男 画像」で検索してて知りました。びっくり嬉しいです。やっとかよ!という思いもすっごい勢いであるけどそれはそれ。

 とはいえ、もうDVDレンタルで22話まで見たので、うん、良いです。今月末には旧作になるので24話まで借りて見ます。そうなると新作料金でも最後までいってしまう気がします。なのでTV放映分はビデオ録ったりもせんと思う。と言いながらテープ買ってるわたしがいるのでどうなるのかわからないっす。

 今日はDVDがなかったのでテープをレンタルして来ました。ひさしぶりテープ。ラーゼフォンの劇場版以来。なんとなくDVD特典なんだろうと思ってたらタチコマもサプリメントも入ってました。よし。


◇ そういえば。ネコ。

 機動隊を見ていてふと気づいたことには、わたし、今年の年賀状はあんな柄じゃなくDVDをキャプチャして「笑い男」の顔をコピーして貼って出そうと思っていたんでした。さっき気づきましたが、完璧に後の祭りで、雨降って地固まる勢いです。

 一昨日はTSUTAYAに見たい機動隊がなかったので、路線を変えて『猫の恩返し』を見ました。酷評しか聞いたことがなかったので最悪最下のシロモノを想像しつつ見たら、なんのなんの、きっちりした児童文学で、とても面白かったです。

 最悪だなあと思ったのは、あまりに陳腐なセリフが多すぎたことです。部屋が寒かったせいもありますが鳥肌が立ちました。そのへんコドモタチに見せたくないアニメですねえ。でもネコはほとんど可愛かったし、池脇千鶴の声の違和感も許容範囲でしたし、まあ、ジブリだと思って見れば良いんだと思います、つまり宮崎が関わってるって思って見なければ良い。主人公がいまいち可愛くないのもまあ良いじゃないですか許してやりましょう。

 曙はどうやったらサップに勝てると思いますか? って聞いたら真面目に「もうちょっと体しぼって練習してパンチ速くすれば勝てると思う」って答えられたことがあります。「‥‥それ曙のすべてを否定してる」って思った。


◇ そして。

 そして今日もすごく順調に寒いです。冬だなあ。

 NHKを見ていたら、宮崎あおいと泉ピン子が同じ人間としてコロコロ入れ替わってるのにあんまり違和感のないドラマ【そんなばかな】をやってました。脚本ってすごく大事なんだな、って思いました。宮崎あおいはカップスープを飲む姿が可愛いだけではなく、実はすさまじく演技がうまいってことも知ることが出来ました。かわいい女の子が演技うまいってのは良いことだ。

 わしゃうれしい。

 ではでは。

2004年1月22日(木) 1月23日(金) 3:30 +0900

◇ ノート完治。

 こないだ、火曜に修理に出したノートがもう返ってきました。保証期間内だったのと、わたしが「こわした」のかも知れませんが「いつの間にか理由不明で壊れていた」 or 「何もした覚えないけど壊していた」というすごく微妙なラインだったせいで(だろうな、たぶん)、無償で治りました。

  • 日曜深夜〜月曜朝、「壊れたかも」メール発信。
  • 月曜昼前、「このようにしてください」という旨の返信メールを受信。
  • 月曜夕方、「ではお願いします」メールを発信。
  • 火曜午前、「ペリカンです! お荷物お受け取りに参りました!」
  •  水曜日はデスクトップの日。
  • 木曜午前、「ペリカンです! お届けものです!」

 びっくりしたなあ。びっくりポイントは二つ。

  1. (わたしの認識では)勝手に壊れたとはいえ、)無償。
  2. (わたしの風邪は10日以上かかったのに、)三日で完治。
  3. 行きも帰りも部屋までペリカンの兄さんが来てくれた。

 ‥‥うん、三つですね。

 以前使っていたワープロは、プリンタ部分がほんとーに勝手に壊れて、直してもらうのに5000円・3週間くらいかかりました。しかも買ってから壊れるまでのほぼ同じ期間を修理後に使い続けたらまた同じところが壊れ、直してもらうのに同じくらいかかりました。二回目は修理完了後に使ったら壊れてなかったところが一部壊されて返ってきてることが分かり、さらに一週間かかりました。

 しかも持ち込みだよ、持ち込み。5キロか6キロあったのに持ち込みだよ。

 それがパナソニック‥‥いやパナセンスなら無償・三日(実質48時間)・送り迎えつき。すばらしい。

 まあ、サイトから純正で買うとそういう保証が必ずついたという、それだけなのかもしれません。だから見方によっては当然なのかも。でもわたしとしてはHDDを60ギガにしてもらいたくて、そうすると純正で買う以外なかったので、思わぬところで大事にしてもらえた感じがして、ちょっと嬉しかったです。

 とはいえ、何をしたかわからんうちに壊れた(壊した?)ので、そのうちまた同じところがいってしまうような危惧でいっぱいですが、今日はまだ無事です。大事にします。デスクトップなら着脱自在で自作に流れるために Gateway を(撤退したなあ‥‥)、ノートならバッテリ駆動時間・軽さ・多機能、そして補償で、Panasonic をわたしはこれから勧めるヒトになると思います。

 ということで、今日は Let's note からの更新です。


◇ 北先生。

 今日は勉強会のメンバで「修論提出おめでとう!飲み会」でした。会場は、長野オリンピックの時にイタリア人がいっぱい日本に来て、そしてその店でペペロンチーノを食べて「コレはペペロンチーノじゃない!!」と言いまくられたのでその店ではその後ペペロンチーノがメニューから消えた、と先輩が言って、たしかにその店のメニューにペペロンチーノがなかったので皆んなで「へえ、そうなんですかあー」って感心したら先輩が「おいおい信じるなよそんなことあるわけないじゃないか!」と焦ったという、そういうイタリア料理のお店にしようと思ったら、京都駅の地下のその店舗には長蛇の列ができていたのでそこではなくなり、烏丸通り地下のお店になりました。そこは「豆腐サラダ」がほんとに豆腐だけで野菜がほとんどなくてびっくりさせられました。美味しかったので問題なかったけどちょっとあり得ない話だと思った。すっかり忘れて「大根サラダ」を頼もうと思ったら後輩が「それ豆腐みたいに大根だっけサラダなんちゃいます?」と助言してくれて、「野菜畑」サラダにしました。野菜いっぱいなのがきて嬉しかったです。

 ええと。

 その後、後輩の家で飲み直しになりました。TVでニュースを見たり水着の女の子を見たり女性用水着に着替える男の子を見たり。そこに『ブラックジャックによろしく』があったので3巻まで読みました。

 すごいですね、北先生、というかモデルになった南渕先生がすごいんだろうな。何の番組か忘れたけど南渕先生をTVで一回だけ見たことがあるけれど、顔全然違うなあ。言ってることの方向性はすっごい同じだったなあ。

 南渕明宏『心臓は語る』PHP新書 【bk1】 を読んだ感じではすごくわかりやすい言葉でしゃべってくれる専門医、という印象でした。あったかい印象もある。マンガを読んで、一朝一夕であのヒトができあがったわけではなく、いろいろ経てなるべくしてああいう優しげなお医者さんになったんだな、ってわかった、ような気がしました。

 そういう感じで、おやすみなさい。

 なんかまとまりない日記です。
 今日もすごく寒いです。ではでは。

2004年1月21日(水) 1月21日(水) 22:10 +0900

◇ 「は」。

 最近思うのですが、主語じゃない言葉にくっつく助詞の「は」がやたら多くないでしょうか。って誰に向かって言ってるのかなわたし。

 「最近」って書きましたが最近じゃないかもしれません。ともかくわたしが気づいたのは去年の後半あたり、ヤンキースの松井が何か喋っていたときでした。それ以後、TVに登場するプロ選手のコメントを中心にやたら気づきまくりでした。

 なぜプロ選手のコメントにそのような「は」が多い! と気づいたのかをわたしなりに考えてみますと、以下のような理由が挙げられるんじゃないかなあと思います。疑問形もありますが‥‥。

  • 単に、わたしがスポーツニュースばっかり見る人だからだろう。
  • あらたまって話される言葉を聞く機会はインタビューが多いのではないか。
  • TV上で行われるインタビューはスポーツに関連していることが多い。
  • →いきおいスポーツ選手の言葉に目立つ気がする。
  • 書き言葉より話し言葉に多い、気もする。
  • そういえばニュースでは「ですけれども」「ですが」が多いが、いま言ったような「は」はそんなに聞かない。(断定)
  • それは原稿のあるなしに依るのではないだろうか。
  • ニュースは原稿がある。インタビューは原稿がほぼない。

 ということから考えて、わたしは以下のような結論に達しました!

緊張した状態で、あらたまって「さあ!あなたの心の言葉を喋ってくださいよ!」的に依頼されると、普段のしゃべり言葉でなく、文語で喋ろうとしてしまう人が多いのでないだろうか。また、「は」には「丁寧」チックな意味合いが付与される傾向にあるのでないだろうか。そうすると、不必要に思える助詞としての「は」が多くなるのでないだろうか。

 上の文章にも「は」はいくつも出てきます。でも多くはない。‥‥短文で喋ればいいような時になんでかつなげて喋ってしまうことがあります。わたし自身の喋りで気づいたことには、そういう時に「は」が多くなる、気がします。わたし自身よくやってるような気もするので、語彙の狭さと関係があるのかもしれません。

 松井のインタビューで記憶に残ってるのは‥‥

  「そう思います。」でよさそうなのに
  「そう思います」って言ってたやつですな。

 似てると思うモノ↓

  「消防署から来ました」
  「消防署の方から来ました」

 ちゃんちゃん。よぶんよぶん。


◇ 共通の本。

 学校で友達と話していて、立岩真也の『自由の平等』【立岩サイト】を見せて論文引用の方法について話したり、新しく買ったPHP新書を見せて本の話になったりしました。「PHPってたまに変なの出しますよね。ぼくが今まで読んだ中でいちばんブッッッ飛んですごかったのは『〈脱〉宗教のすすめ』【bk1】ってやつです。」って言ったら、彼も読んでいてびっくりしました。じゃあ結構売れたってことなのかなあ。しんどい話です。「NHKの出す本にも、たまにひどいのありますよね」というのも共通見解で落ち着きました。

 【ココ】の15日に、当時のわたしの書いた感想があります。いいだけけちょんけちょんです。こんなもんに720円も払わされてしまったんじゃあ、そりゃ温厚なわたしも怒って当然だったと思います。bk1や過去日記にリンクしたのですこし無駄ですが、あまりに気の毒なので著者名は伏せておきます。


◇ まあ良いのでは。

 【滋賀の消防団も800万円公費宴会 熱海、コンパニオン呼び】

イカをくわえた可愛いネコの絵 コンパニオン呼ぶのって楽しいのかなあ、っていう思いは多少ありますが、年に1回、いや5年に1回のことだし、普段すっごいしんどい仕事をしてるわけでしょ? 良いんじゃないのかなあ公費で宴会しても、って思います。

 額がデカいのでびっくりしましたが、熱海でしょ。熱海は高いよ、うん。学生の時になぜか1人2000円ちょいで新歓合宿ができたこともあったけど、翌年もそこでやろうと思った後輩が下見に行ったら旅館が閉店どころじゃなく更地になっていたということがあったそうです。「そうかあ、だってあそこ安すぎたもんなあ。」っていう話になりました。トイレが男女共用だったりなかなかすごいところだった。

 そうそう。前年の下見ではこんなネコを見ました。観光シーズンには少し早かったけど綿あめとか焼イカとかの屋台がぽつぽつ出てるなあと思っていたら、そこから奪って走り去ってる途中だったみたいです。ノーマルな大きさの焼イカを、ノーマルな大きさのネコがくわえて階段を走ってました。あまりに絵になっていて、しかも突然だったので、「あっ!」って言いました。強烈でした。なつかしいなあ。(.pngなので一部見られないかも知れません。)


◇ 寒いぞ。

 明日、木曜日の気温の予報を見ました。 ‥‥京都は最低気温・最高気温とも、十勝より低いんだそうです(少しだけね)。まいったね。頑張ります。

 小泉さんによると、自衛隊は憲法違反じゃないんだそうです。じゃあ彼は九条をめぐっての改憲論争をする必要はない、と考えてるってことなんでしょうかねえ? ‥‥野党ってそういうトコロを突っ込んで「あうあう」って言わせるのが仕事の一つだったと思うんだけど、違ったんですね。国会にいる皆さんはバカのふりをしてるのか、本当にバカなのか? なんかもう、どうしたら良いのかな。。。

 で

2004年1月20日(火) 1月21日(水) 5:12 +0900

◇ 気分が悪くなりました。(>_<。)

 ひさびさに、通ってる研究機関に行きました。休み明けの初日ってことであって決してわたしがサボっていたということではありません、念のため。

 とても面白い報告がなされて、それをたたき台にして議論をする場面になりました。どのような方向の議論になるのかなあと思っていたら、学術的な注意深い話し合いだと思っていたものが、突然、なにもない茶飲み話になってしまいました。

 あきらかに撒き餌がばらまかれた気がします。「俺はこんなことを言うけれど、頼むよ、だれか論理的に反論してくれないか。茶飲み話に対して学術的に反論することは難しい。だけどコレができないといけないんだよ君たち。」みたいな感じだった、と思う。

 でも撒き餌にそのまま食いついてしまう人がいて、しかもわたしにはその撒き餌は完膚無きまでに腐ってるように思えて、それですごく気分が悪くなりました。

 「時事放談」みたいな感じでした。TVだったらチャンネル変えてると思います。気分が悪くなったもう一つの理由は、まったく論理的な反論を思いつけない自分です。

 昼過ぎだったのに何も食べてなくて、それもあったと思います。

 ともかく笑いすぎだと思う。

 そうですね。「あたらしい歴史教科書をつくる会」のシンポジウムを見に行ったら、途中から「他をおとしめて自分たちの地位を上げるんだもん!」的な発言ばかりになって、それなのに会場からやんややんやの拍手が湧いて湧いて、あらら困ったわねと思ったのに、感覚的には似てたかもしれません。

 月曜日に「こないだ風邪ひいてさー。おなかに来る風邪だったのもあってすんごいつらかったよーなんもたべらんなかったよー。昨日治ったよー」って言う友だちに会いました。気分が悪くなってしばらく経ってからソレを思い出して、わたしも風邪が治りかけだったから戴いてしまったかな? と少し心配になりましたが、それ以降どうもないので、杞憂ですんだような気が今はしています。明日以降どうなるかで判断しましょう。


◇ ウェブ作成。

 月曜日にいっぱい写真を撮ったので、それを先生のサイトに載せるべく、いろいろやりました。かなり頑張った気がしますが見栄えはあんまりよくないかもです。いろんな方の顔がばっちり写ってるんですが、すべて載っけていいものかどうか、ちょっと悩んでます。

 先生は良いんです、先生のサイトだし、先生のお祝いだから。祝辞をよまれた方も乾杯の音頭を取られた方も良いのだろうと思います。でも、余興を頑張っておられた方や司会を頑張っておられた方はどうなんでしょう。また、先生のお孫さんや奥さんの顔もばっちり撮れていて、これって良いのかなあ。

 どうしたもんだろうなあ。‥‥と言いながら水曜か木曜か金曜にはぜーんぶUPしてしまうと思います。最終講義はすこぶる大盛況だったし、謝恩会は盛大で楽しかったし、そういうのをやっぱりお伝えしないといけない、と思います。

 いや、でも少しやっぱり悩んでます。


◇ 夢の手前。

 眠る前に自分が何か気の利いたことを思いついてるのかどうか、検証するために、眠ろうとして目をつむって、しかし起きてる間に何か思いついたら携帯メールでパソコンのアドレスの方に送るということを昨夜やってみました。起きてメールチェックしてみたら、そういうメールが 2:17 から 4:12 までわらわら入ってました。一部紹介いたしましょう‥‥。

  • わけもなく他人に優しくしたいなあって思うことがあるけど、そういうときって実は自分がなにか、それこそまさにわけもなく優しくしてほしがってることが多い気がする。他者が自分にやさしくする理由なんてどこにも何もないのに。
    ↑こういう箴言めいたものを随所にちりばめたい、実際に箴言かどうかは別にして。しかし今日は寒いなあ。
     
  • バチ・罰
    すごく寂しいときって、なんとなく、バチが当たってるんだろうなあって気がする。誰かがわかりやすく優しさを求めていたのにあげなかったり、自転車で無謀なことを他者にしたり、誰かの思いを裏切るようなことをして正当化したりわかってるのにいつまでもやめなかったりした、そのバチが。罰せられてるとは思わない、バチが当たってるなと思う。
     
  • わたしはわたしの顔も声も体も心根もあまり好きではない、いやむしろ嫌いかもしれない。唯一好きかもしれないのは文章だろうか。
     
  • さみしさ保険
    さっきの寂しさや優しさの話。誰かに優しくして欲しいからだれかに優しくしたくなるのもあるけど、嬉しかったり楽しかったりが身に余って溢れるから他者に優しくしたいと思うことの方が多い気がする。そういう場合、わたしはそういう余剰を他者に施すことで一種の保険のようなものを期待してる気がする。哀川翔のハッピーバンク幸せ銀行みたいなもんのようにも思えるがわたしが漠然と想定してるそれは翔のそれより遙に甘えていて甘くて短絡的でまやかしで実がなくて不遜で救いようがなくて可哀想でしんどそうで自分勝手そうでひとりよがりみたいで自己憐憫っぽくてブンガクセイネン丸出しで名利人師で傲慢でセンセイで他罰的で他律的で隈雑そうでずるそうで生意気で塩辛そうで(甘いのと矛盾?いや甘くて塩辛いってことで。)離人症?っぽくてアブラギッシュ(死語)でナウくて。って何のことを形容しようとしてたんだっけ。まじ忘れたな。
     
  • クローン携帯
    タイトル最初「クローン食いたい」って誤記した。
    あれは百万中九十九万九千九百九十九が自作自演だろう。混線もあるのか? いや、ないんじゃないだろうか、ってなんの根拠もないんだが、わたしの主張には。むむ。
     
  • クロン2
    女子高校生が見ないような有料サイト
    僧侶がアクセスしないようなエロサイト
    北海道人が食べないような味噌ラーメン
    先生がしないタイプの漢字の間違い
    女子高校生がしないような行為
     
  • 高島礼子のお酒のCM好きだ。携帯メールで「残業」まあ!「うそ。いま玄関の前」。
    携帯がなければできない内容。しかしメールでなくても可能。しかし!メールは嘘吐いても声が裏返らない、手間がかかる。だから(?)今まで携帯は持っているがメールはしたことなかった人にもメールしたいと思わせるだろう。たぶん。という内容的な考察より高島さんが可愛いから。
     
  • もっと後
    今わたしはこうやって思い付いた気の利いてそうなことを書きとめてるが、わたしがずっと思ってるような、眠る直前のきらめきみたいなやつは、もっともっと後、もっともっと眠りに近いところで発揮されるのだろう、携帯を持ち得ぬような。眠りの直前のきらめきって、なんか燃えつきる寸前のローソクみたいだ。ますます一生の終わりに似てると思う。
     
  • きみのため
    わたしはあなたに遇うために今までを過ごしてきたんだ、わたしのすべてはあなたのためなのだ、それ以外ではないのだ、という言葉がわたしに気持悪く感じられるのは、それが勝手に確定・決定されてしまっているからだろう。わたしがそういう内容のことをもし誰かに言いたくなった場合には、きっと「わたしはそう思いたい。でもこういうのはあなたは全然そう思わない、いやむしろゲーって感じなんだろうか」って、冷汗や謎汗をかきながら、泣くかもしれない気がするが今日あなたとさよならまた明日ねと言ってわかれるまでは泣かずにいるさ、って。そういう感じでいたいな。勝手に確定させて理解しろとか受け容れろとか、あなたにそういうふうには求めたくない。だってきみのためかわたしのためか、わかんなくなってるじゃーん。
    同様に、あなたはわたしにあうために....ってのもいやかな。機会を改めていつか検証しようね。

 はなっからつながりがわからん。最後のやつは夢を見る前から夢の中みたいなユラユラした文章になっている。もっと頑張れ、俺。

 一応ひとつだけ解説しますと、十勝毎日新聞に「クローン携帯」のことが載っていて、「女子高校生の携帯なのに女子高校生が見ないような有料サイトにアクセスした記録があった」という文章を見て、「へえ、そういう言葉って成り立つのかな?」と思って書いた文章があるようです。

 ノートは修理に行ったので今は携帯で、ということです。ノートが帰ってきたらノートでやるようにします。携帯は文字打つのにやたら時間かかる。下手すると数十倍ではないだろうか。

 ではおやすみなさい。

2004年1月19日(月) 1月20日(火) 2:00 +0900

◇ 眠ります。

 今日はゼミでお世話になっている先生の最終講義と謝恩会がありました。いろいろな意味ですごかったです。

 また、ノートの一部がちょっと前から物理的にコワれていたのを、買ったところにいくらくらい・どのくらいの期間で直してくれるものか問い合わせたら、保証期間だから無料・短期間で直してくれると返信があったので、その手配を整えました。

 また、えらく寒くて難儀しております。

 そういう感じで、各項目の詳細報告は明日以降に‥‥。

 なお、明日もモモヒキです。ではでは。

2004年1月18日(日) 1月19日(月) 1:15 +0900

◇ ← 眠り →

 目覚めて、しばらくそのままヨコになっているとします。いつもは目覚ましに叩き起こされるから飛び起きなければなりませんが、そうではないとき、目覚ましをかけずに眠り、ゆるゆると眠り終えてじわじわと起きる感じです。

 目覚ましにたたき起こされる時は無理もないと思うんですが、わたしはこういうゆるゆるな起床の場合でも起きた時どういう体勢だったのか(眠っていたときの最後がどのような体勢だったのか)がわからなくなっています。それだけではなく、目覚めてすぐ目を開けたのかどうかもわからないし、目を開けていちばん最初に何を見たのかもわからない。起きた瞬間に息を吸っていたのか吐いていたのか、吸い終わり・吐き終わりで止めていたのかもわからないし、起きた直後に何を感じ何を思い何を考えたのかもわからない。

 これは眠る直前についても言えます。寝入る直前に何かぐるぐる考えていたのだとしても、起きたときには、どこまで考えたから次はどこから考えるべきなのかがわからなくなっています。というより何について考えていたのかがそもそもわからない。まったくゼロになっている。

 (ぐるぐるぐる)

 寝入る寸前や瞬間のことは諦めるとして、寝入る少し前や目覚めたすぐ後に自分の頭が何をしていたのか、詮無いことなのかもしれませんが、知りたいなあ、記憶していたいなあと思います。

 とはいえ、生まれた直後の記憶は完全にどこかにいってて、物心ついた少し後のことしか覚えてませんから、人間は毎朝コレと同じことを繰り返してるということなのかも ‥‥ とも思います。

 それでいくと、死ぬときも寝入る瞬間のようによくわからないまんまもごもご考えながら逝ってしまうのかなあ、とも思います。

 いやいや、眠る場合は眠った後に必ず起きて、そして「おれ眠る直前何を考えていたかな」と記憶を手繰り寄せて「よくわからないことをもごもご考えていたようないなかったような」という評価を下しているに過ぎない。だから寝入る瞬間のことは「記憶にない」とか「不明」とかは言えても「何も考えていなかった」とは言えない。それでいくと「さてさてわからないね」としか言えない、のかな。

 考えても考えてもほんとーに詮無いな。ではでは。


◇ 日常の買い物。

 カセットコンロ用のガスボンベを買うつもりで手にとって値段を見たら、3本セットでいつもより50円も高い値段がついてました。中身は変わってないのに1本17円も高い。ちょっとびっくりして、棚に戻しました。

 お風呂洗いはバスマジックリンを使っています。理由は、フツウの緑色のマジックリンが激的に素晴らしいため、その流れで「マジックリン」という銘柄を全面的に信用してしまってるからです。で、そのバスマジックリンの詰め替えボトルが何度行っても売り切れていて、ない。かなり残り少なくなっているので心配です。「詰め替え」なわけないな、「付け替え」ボトルか。ともかくアタマの部分のないやつが早急に安く買いたい今日このごろです。

 にんにくスライスの乾燥したやつを買ってくるのを忘れたことに、麻婆豆腐を作りながら、冷蔵庫にあった最後のソレを入れているときに気づきました。次に料理するときまでに買っておきたいものです。


◇ 風邪 → モモヒキ。

 風邪、完全な治りかけっぽいです。カラダのだるさや鼻声からは完全に脱した感じがしてます。もう一度ぶり返されると深刻なモノになりそうなので気をつけて、今日もあったかくして眠ります。

 明日はしばらくぶりにスーツ着用です。スーツのズボンはそんなに太くないので、今まで外出時にはスエットを履いた上に太めのズボンを履いてふらふらしていた、その抜群に暖かい格好ができません。

 ‥‥スーツは決定。ぶり返すとイヤなので暖かくしたい、これも譲れない。なのでモモヒキを履くことにしました。今までは持っていたモモヒキがぴっちぴちに締め付けられて半ばイライラするほどだったのであまり履かず、それも遠因となって風邪をひいたわけだ。‥‥ということに、聡明なわたしはついに気づき、今日新しく買ってきました。一応「太ももラクラク」って書いてあります。清水宏保ほどではないけど平均より大幅に太いわたしの太ももにどこまで「ラクラク」なのか、明日確かめてみます。

 明日は、昨日よりは暖かいようです。そろそろ完治したいです。

 ではではです。

2004年1月17日(土) 1月18日(日) 4:15 +0900

◇ 降る降る。

 朝からバイトなので早起きしました。最近あんまり心配事がないせいか体調は良くないけど起床したい時間にちゃんと起きられてます。風邪でカラダ甘やかせて睡眠たっぷりめだからかな。

 雨っぽい音がしてました。窓から外を見たら、クルマはワイパを動かさずに歩行者は傘を差すという感じの雨でした。氷雨と呼びたくなるような冷たい、しかし量の少ない雨でした。って雨のことをあまり細かく書いても。ともかくいつもよりさみしい感じの雨だったと思うな。

 バイト、今日は大事なTV観戦があったので昼であがりました。京都は氷雨、国立は雪でした。


◇ よく頑張ったと思う。

 ラグビーの大学選手権が終わりました。
 負けてしまいました。

早稲田 関東学院大
7 0 - 0 33
7 - 33
T G P D   T G P D
0000 1st 0000
1100 2nd 5400
1100 5400

 ちらちら舞っていた雪が何とも言えずキレイだったのもふくめて、すごく良い試合だったと思ってます。内容は、もちろんひいき目ですが紙一重だったと思う。紙一重を自分の方に手繰り寄せるのもそのまま突き放すことができるのもどちらも実力だと思うから、やっぱり関大は強いや。相手に不足なしって言うかなんて言うか。ありがとうと言うべきかな。

 3年続けて勝敗予想が当たりました。今年のは嬉しくないなあ。

 くやしいなあ。


◇ 黒きりん。

 『十二国記』の小説やアニメを楽しませていただいているわけですが、その中に、かなり珍しい存在として「黒麒」、つまり黒きりんが出てきます。(ネタバレ? いや大丈夫。) なじみの少ない名前と生態なわりに「黒きりん」という言葉はなんだか違和感が少ないなあと思っていましたが、こりゃわたしには「黒ヱビス」の派生語みたいな感じで理解されてるってことなんですね。今日それがわかってすっぽり納得いきました。

 黒ヱビスよりノーマルな「ぬるヱビス」の方がわたしは好きです。

 ではです。

2004年1月16日(金) 1月17日(土) 0:50 +0900

◇ おやすみなさい。

 <(_ _)>

 今日はもう眠ります。綿矢りさはそうですカワイイのです、あの歯茎までふくめて。 ‥‥ 初恋の頃からそうなんですが、わたし歯並びのいい人に萌える傾向が歴然としてあります。だからなに?って言われても困ります、ともかくそういう傾向がわたしにはある、ということをわたしはわたしなりに「正しく」認識しているつもりです。

 今日いちばんびっくりしたのは楽俊に萌えるお姉様方がそれなりのサイトをいーっぱい作ってるという事実についてでした。本を借りたら囓るという誤解があったりするふわふわのねずみに萌えるっていうのはすごいことだと思います。やわらかいモノに萌える気持ちはわからんでもありませんが、あそこまで完璧にねずみであるものに対して性的に萌えるっていうのは、悲しいかな、わたしには理解がほとんど不可能です。

 個人的にはもっとすんごく大事なことがあったんですが、それについてはまあ、明日にでも整理して書きますがな。いまは酔っぱらってる上に部屋が寒いのでこんくらいで勘弁していただきます。

 ではでは。

2004年1月15日(木) 1月16日(金) 3:50 +0900

◇ 氷の世界から。

北見 ← 「屋根と地面の雪の隙間すごいしょ」という写真付きメールが北見在住の姉から届きました。「へえ降ったんだ」くらいに軽く流そうかと思いましたが、添付されてきた写真が真っ白なのです。

 この時期、北海道でやみくもに写真を撮ったら十中八九真っ白になるでしょう。姉はカメラ付き携帯を持って間がないからこういう写真なんだろう、みたいに思いました。いや、それにしてもひどい。どれが屋根なのか、どれが地面なのか、まったくわからない。雪しかわからん。

 ‥‥左上の赤いのが屋根なんだろうか‥‥。


◇ 別の写真。

屋根と地面の雪の隙間すごいしょ 「何の写真なのかまったくわかりません」と返信したら、パソコンの方に別の写真を送ってきてくれました。 →

 ハハハハハ!

 こりゃすごいや。「屋根と地面の雪の隙間すごいしょ」というコメントの意味がやっとわかった。上の写真の左上の赤いのはやっぱり屋根だったんですね。

 一応解説しますと、手前左側の屋根は一階の屋根です。奥の建物は二階建てなんだと思います。もう一階が完全に隠れてしまってるようです。

 その後TVでニュースを見てたら、玄関が埋まって出られないとか、バス停の看板がどこにも見あたらないとか、救急車は消防車と除雪車を従えて出動してるんだよとか、滅多に業務を休まないタクシーも走らんないくらいすごいのさとか、いろいろな面から ‥‥北見の惨状(?と言うべきか)が報告されてました。姉がすっぽり埋まるほど降ったということなので、目の高さから撮ったら上のような写真にもなろうってモノなのでしょう。

 これだけ積もると動けないでしょうねえ。今日は宅急便も郵便も何もあったもんじゃなかったんだろうなあ。

 雪だるま作り放題ですねえ。(違)

 帰省中に見てた天気概況によると、今年の北見は例年になく冷え込んだり大雪に降られたりしてるみたいでした。その集大成みたいな感じなのかな、今日の大雪は。


◇ かわいい。

 芥川賞の受賞会見を見ました。綿矢りさはかわいかったです。

 そうですよ。わたしはみぃはぁです。いま始まったことじゃありません。最年少受賞、おめでとうと言うより嬉しいです。また、「わたしはすごく狭い話を書いてるのに‥‥」というコメントが素晴らしいと思いました。なんて客観視して書けているのだろう。

 彼女の小説は角川スニーカや朝日ソノラマに少し似てます。でも全然違ってる。その「違い」を言葉でうまく説明できるヒトになりたいです。

 いま乱暴にでも言ってしまえるのは言葉の確実さと透明さでしょうか。歴史的蓄積をふまえずに新奇な言葉を喋る容易さから彼女は自由であり、それが小説の言葉の確実さを生み出してると思うし、彼女のかわいらしさや若さに目を奪われた読者(石田など)の偏見を2行で霧散させ作品内世界に誘い込む透明な文章。

 ‥‥少しまともになったけどやっぱりうまく言えてないな。

 でも、龍が選んでるんじゃなあ。‥‥いや、書くのと選ぶのとは別ものなので良いのでしょう。名選手が無条件で名監督になれるわけじゃなし。それに『エクソダス』は若年者への「愛」が半分でできていたし。

 京極受賞も嬉しいです(だからわたしはみぃはぁなんですってば)。こちらは『おんもらき』で受賞じゃなかったようで、それが嬉しいです。なんにせよ二人受賞が最近多い気がします。


◇ 十二国記。

 アニメ版『十二国記』のビデオをぼちぼち見てます。寝ながら見られるので嬉しいです。

 原作とだいぶ違う部分がありますね。アレとコレだけが違うのかと思っていたら、順番こんなに変えていいの?というところもあるし、アレをこんなところにも絡ませてるのか!とか、いやいやコレがこんなところに出てきてはいかんじゃないか!とか、コイツ誰?とか、なかなか首をひねらせてもらってます。ちゃっかり『魔性の子』も入ってます。いやもちろん入らないとおかしいわけですが。しかし強引さは否めない。にも拘わらずとても面白いぞアニメ版『十二国記』。陽子がんばれ。

 風邪は小康状態で、相変わらずひどく鼻声です。クスリを服んでるから元気に過ごせてるっぽい。

 そんな感じです。では。

2004年1月14日(水) 1月15日(木) 23:10 +0900

◇ いいわけ。

 うっかりしていました。水曜日の日記を木曜日に書くことになってしまっています。‥‥風邪だったし(ぼそ)。

 水曜日の風邪は、クスリが切れるとしんどい感じでした。また、クスリで平熱・頭すっきりになっても、ずっと鼻声が続きました。部屋が寒いので、帰ってきてからずっとベッドの中で生活してました。


◇ カバー購入。

 バイトの前に少し時間があったのでノートのキィボードの上に載せるカバーを買いました。カバーの上からキィがぱちぱち打てるやつ。よくあるやつ。定価がよくわからないんだけどたぶん半額くらいの1280円でした。‥‥買って載せて気づいたことには、今は煙草吸ってないのでそんなに神経使わなくても大丈夫故障せずにいくかもな、みたいな。まあまあ、でもコーヒー呑むからこぼすかもしれないし、柿の種とかばりばり食べてたら破片が飛ぶかもしれないし、ビールは缶をよく倒すし、うん。安心は少しでも厚い方が良いと思うのです。いずれにせよ液体はタッチパネルの下に直通なので完璧に逝ってしまうことでしょう。

 なるべく注意深く使います。


◇ 本。

 立岩真也『自由の平等』(岩波書店)を買いました。→【案内】

 普段はbk1を紹介してますが今回は著者サイトを紹介します。なぜかと言いますと1月中はこちらで買われた方が安価だからです。‥‥わたしは生協の書籍購買部で見かけてそのまま買ってしまった。少し後悔。本は版が改まらないかぎり内容は変更されないわけだから少しでも安い方が良いと思います。

 冒頭を読んだ感じでは、少しゆらゆらしてる感じがします。どこまでを主語として把握すれば良いのかなあとか、この並列はどういう関係なんだ?とか、この宣言の理由は‥‥そうか本文中に出てくるのかな?とか、そういう感じで今のところすこぶる読みにくい印象です。それでも著者が読者を連れて行こうとしている場所は開けて見えているので、また、わざとやってるんでしょうから、問題ないと思います。ある程度読んだら『蟹工船』や『火垂るの墓』みたく止まらなくなるのかもしれません。

 という感じで、水曜日の日記でした。

2004年1月13日(火) 1月14日(水) 1:10 +0900

◇ ぶりかえしつつ。

 風邪でしんどかったので昨日は更新をお休みしました。今日になってから書いた日記でよろしければ下の方にありますの。

 そんな感じで風邪がぶり返してしんどいな、しんどいな、と思いながら布団に入ってました。汗をだーっとかけたので、二回目の治りかけです、きっと。

 今朝は深刻に頭痛がしました。せきも相変わらず。でも昨日飲み忘れたアリナミンVを服んだらそこそこ動けるようになりました。で、だまされつつ、治りかけで出かけるというのがソモソモあんまり良くないんだろうなと思いつつ、バイトに出かけました。出がけには少し雨が降ってました。大学に着く頃には雪に変わったり変わらなかったり、みぞれになったりならなかったり、でした。


◇ クスリは効きますね。

 部屋に帰ってきております。帰りにもすばらしい勢いで雨が降って、雨はやがて雪に変わろうとして、という冬らしい夜になってます。全国的に大荒れだということは、ウチの周辺の天候の崩れはカワイイもんだろうと思います。

 今回の風邪は、熱もきっと出てるんでしょうけど(計っても仕方ない気がするので計らず)、フワフワっとした感じはしてもフラフラっとした感じはしません。なので、そんなに深刻な感じはしません。でもちょっと長いので、ついに風邪薬を飲みました。何かに負けた気がします。いやハナっから風邪に負けてるんだから今更って感じもします。

 食欲があるのは良いことです。食べてりゃきっといつか治る。気がする。


◇ 本の話。

 【弥絵ちゃんち】で面白そうな本が紹介されていたので購入。『行く先は晴れやかに あるいは、うろ覚えの詩が世界を救う』【bk1】。「購入」というか購入の申し込みをしました。まだ届いていないのでなんとも言えませんが、たまに読んだことのない作者のモノを読まないといけないと思うし、たまに翻訳モノを読まないといけないとも思います。

 ‥‥今回のもそうですが、わたし衝動買いがいちばん多いのは本ですね。というか他の分野では衝動買いって全然したことないと思います。たぶん取り返しのつく値段だから衝動買いできるということなのかもしれません。わたし気が小さいのでこのくらいが適当なのだと思う。いやそんな冷静に分析するよりも「そんなに日々衝動買いをしてるのか!」と呆れるべきかもしれない。

 「弥絵ちゃんち」、『13歳のハローワーク』の感想も書いてありました。わたしは自分の感じた違和感をしっかり説明できなくてどっちつかずなことを書いてますが(→【こちら】の12月1日)、弥絵さんの感想を読んで、なるほどこう書けば良いのか、と思いました。

 ‥‥‥

 うーん、アタマがあんまり回りません。風邪のせいだと信じたい。ではでは。

2004年1月12日(月) 1月13日(火) 0:10 +0900

◇ ぶりかえす。(=_=;)

 風邪、ぶりかえしました。

 理由はいろいろ考えられますが、たぶん上位から

  1. 日曜日に駅伝を見た。
  2. 日曜日にエイヤっと駅伝を見た。
  3. なし。
  4. なし。
  5. 日曜日に寒空のなか駅伝を見た。
  6. アリナミンVをのまなかった。

 という順番だと思います。

 治りかけで無理するといけませんね。

 日曜日は本当に調子が良かったので布団に入って一日を過ごすんではなく駅伝を見に出かけたりスーパに買い物に行ったりしたわけです。もやしとかニラとか風邪に効きそうなモノを買ってさ。それがよくなかったんでしょうね、風邪が治りかけのときに人混みに出かけるなんて無灯火・携帯使用・二人乗りの自転車並みに自殺志願者だったかもしれません。いや二人乗りは心中未遂という感じでしょうか。

 ともかくぶり返したわけです。

 駅伝を見たとかアリナミンVを飲まなかったとか、そういう些末なモノはあんまり関係なくて、ただただひたすら普段の行いが悪いから、なんでしょうなあ。

 月曜日、高校サッカーの決勝を見てたときはまだ大丈夫でした。椅子に座って見ることができてました。その後、徐々にあんまりよろしくなくなっていきましたとさ。


◇ 秋。

 本当は『White Autumn』です。オレンジ色じゃないです。

 森博嗣の最新作『秋』を読了しました。なかなかでした。書評書こうかどうか考え中です。たぶん面白げなのが書けたら投稿します。ネタバレでしか書けなかったら投稿しません。 ‥‥ そういえば、『夏』はどうしようもない勢いでネタバレな投稿が採用されていてびっくりしちゃいました。すべてのヒトが『F』を読んでいると思いこんで書いてはいかんと思うんだぞう。

 ではでは。

2004年1月11日(日) 1月12日(月) 0:10 +0900

◇ 女子駅伝。

 京都で都道府県対抗女子駅伝がありました。ヘリコプタの音が聞こえて来てTVをつけたら開始から10分くらいで、先頭から最後尾まですごく固まって大混戦でした。

白バイ   報道

 そわそわと出かけ、復路を見ることができました。最終区間はさすがにタテに長かった。片側二車線の一般道路の片側が駅伝コース(ココは西大路御池)。わたしが着いた頃には西大路通はもう渡れなくなってて期待したほど近くで見ることは出来ませんでした。先頭が通り過ぎてなかったのでよしとします。

京都と神奈川 トップは兵庫の独走でした。それも撮ったはずなんですが、駅伝じゃない方の車線を走っていたクルマが写ってるのがあったので、どうもその陰になってしまったようで何んも撮れてません(シロウト)。まあ肉眼で見たから良いのです。

 ← これは京都と神奈川の熾烈な二位争いです。まるで仲良しみたいにピッチそろってますね。地元の京都が競ってるということで、声援は1分前のトップ通過より大きかったです。最終的には競技場の中での勝負になって神奈川が勝ってしまった。この状態で10キロも走ったら、そら前を走ってる方が参ってしまうと思う。

跳んでる ← ぽーん、と跳んでます。これはユニフォームと番号から東京の選手ですね。区間3位の走りです。スピード感あって良いでしょ。

 選手の左後ろの女の子がこっちを見ながら控えめにピースしてます。部屋に帰ってきて気づき、すごくびっくりしました。

 ‥‥まあ、拡大してよくよく見たら、ピースの指2本に見えたのはカメラ付き携帯でしたわ。この子は他の写真にもいっぱい写ってました。ずっと携帯で撮ってらっしゃる。なお、右にいるおばちゃんが抱えているベージュの袋は、実はむく犬です。


◇ びらん。

 イラクで「びらん性ガス」の入った、かなり古い兵器が発見されたそうです。きっとやヴぁい兵器なんだろうと思ったけど、ひらがなで書かれると意味がわからん。なので 【goo辞書】 で調べてみました。

【糜爛】

 こりゃー漢字を見てもわからないや。
 意味は「ただれること」だそうです。用例として谷崎潤一郎?が引いてあるんだけど、(「―した歓楽/悪魔(潤一郎)」)、コレはあまり適切じゃないように思えます。

 イラクでどれだけ何を調べても、古いモノしか出てこない(10年以上前に埋められたものだそうです)、という話でした。「そんなん、このタイミングでは出てこないよ。某国の大統領選挙と密接に絡んだ時期に「発見される」に決まってるじゃないか!」という意見もあります。こちら 。なるほどなと思いました。アドレスが変わっててびくーりしました。

 びっくりしたと言えばタマゴの話です。半年前のタマゴを出荷するってのはあんまり聞いたことないなあ。出荷しないとして、半年も保存しておいたタマゴで一体何をしようとしていたのか、それも気になります。ひょっとするとピータンの作成途中だったのでしょうか? そうそう簡単に作れるもんでもないと思うんだが‥‥。

 という感じです。風邪はほとんど治った気がします。でも喋るとすごい鼻声なので実はまだ治ってないんだろうと思います。寒気はずっと続いてますし、ってそれは部屋が寒いからですね。

 ぶるる。(((・_・))) ではでは。

2004年1月10日(土) 1月11日(日) 4:10 +0900

◇ 自衛隊のイラク派兵に思う・考える・書く。

 昨日から大幅に改稿しています。結論はどうなったのかな。
 ‥‥なくなった。(・_・)


■ はじめに

 自衛隊員のイラクへの派兵(派遣?)が正式に決定されました。
 派兵を決定した人たちは、当初は「自衛隊員の犠牲は絶対に出してはならない」と考えていました。しかし今は「犠牲が出ても仕方がない」or「かまわない」or「当然かも知れない」へと考え方を変更したように、わたしには思えています。(さすがに「犠牲の出ることを期待している」ようには思えませんが ‥‥ 。)
 この路線変更は、派兵の動機が「大義を貫くこと」「体面を保つこと」「遺志を継ぐこと」の3点だからなんだろうと思います。でも、この3点を動機として自衛隊の派兵を考えていたんではダメだと思います。なぜなら、これはすぐ「報復」につながってしまうんじゃないかと思うからです。そうしないためにもっと考えるべきこと・試すべきことがあると思うし、踏むべき手続きがあると思います。なので、自衛隊の派兵に絶対的に反対ではありませんが、現時点では反対でござる。


■ 1.前提・願い・決意の放棄

 派兵するかしないかの話が出た最初のころ、公明党以外の与党は、「もちろん派兵は非戦闘地域に限ります」って言ってました。公明党は「戦闘地域なら論外だけど、非戦闘地域ならまあ良いかも?」的に言ってました。
 そこにあったのは、自衛隊員が誰も彼も絶対に犠牲にならずに帰ってこれなければ困るんだという「前提」、ならびに、絶対に犠牲にならずに帰ってこられますようにという「願い」、そして、絶対に犠牲にならないんでなければ派兵しない!という「決意」だったんじゃないかと思います。
 しかし、アメリカ政府の平定宣言後も「テロ」(アメリカその他「先進国」側の定義にのみ依る)が頻発、アメリカ軍では戦争そのものによる死者より戦争終結後の「テロ」による死者の方が多くなりました。そのような状況を承け、先進国では「イラク全土が未だに「戦闘地域」のままなのかもしれない」という共通認識が生まれた、とわたしは思いました。そしてその「かもしれない」はだんだん「確信」へと変わって行ったように思います。
 すると、公明党以外の与党は、先の前提や願いや決意を凍結し、不問に付すようになり、「自衛隊にはそれでも行ってもらいたい、いや行ってもらわなければならないんだ!」と言うようになりました。それを承けたのか承けなかったのか、公明党の主張からも「論外」が消えた。ここで、当初の、自衛隊員が絶対に犠牲にならないという前提、絶対に犠牲にならずに帰ってくるようにという願い、絶対に犠牲にならないんでなければ派兵しない、という決意は放棄されたのではないかな、とわたしは考えます。
 今もそれら3点は一応派兵にくっついていると思う。でも、それら3点はきっとどうでも良いものだったんだろうと思います。石破氏が「リスクを冒してでも達成しなければならないものがある」(10日)と言ってるように、真の動機は別の3点、「大義を貫くこと」「体面を保つこと」「遺志を継ぐこと」なんだと思う。


■ 2.「大義」

 自衛隊をイラクに派兵する、その大義の第一は「イラク国民のために」です。TV等の報道に接した感じでは、イラクのコクミンはインフラの整備と就職の斡旋を自衛隊に期待しているんだそうです。自衛隊を派兵しようとしている人たちの発想には、最初は治安の安定化とインフラ整備、という目的しかなかったようだけど、今は就職斡旋も任務に加わったという報道に接した記憶があります。
 大義はウラにもう一つあるんだと思います。それは改憲に向けた「実績作り」です。
 自衛隊は、どれだけ憲法解釈を曲げても、条文だけに従って冷静に考えれば明らかに違憲です。しかし現在の国際情勢下では、他のクニを侵略するための軍隊はあってはならんと思うけど、自分のクニを守るための軍隊は各国に必須なのだろうと思います(「守る」の定義は難しいのでおいておくよ)
 クニに必須だと思われる機関の存在がそのクニの憲法に抵触している状態は非常に不健康だと思うので、その点での改憲論争には賛成です。で、改憲論争をするときに、「自衛隊は海外からも日本の軍隊として認識されている。PKO以降、何度も海外に派遣、いや派兵されている。」という実績があるのとないのとでは、そらあるほうが良いんだろうな、と思います。だからそれも大義なんじゃないかと思います、本末転倒な大義かもですけれど。でも、だから、それで派兵したがるという点も否めないんじゃないかなと思います。(‥‥これって穿った見方だと思います?)
 わたしの個人的な考えを申しますと、軍隊を持たないクニは、理念としては素晴らしいかもしれないけれど(クニが理想だけで成り立つんであれば才もそんなには傾かなかったんだろうと思う)、警察機構を持たないクニが想像できなかったり、罰則規定のない法律があんまりチカラを発揮した例を想像できなかったりするのと同様(NHKの受信料を納めよという法律はあるが納めなかった場合の罰則規定がないのであんまり意味がないと思う)、うまく想像できません。なんかもどかしいな。


■ 3.「体面」

 先の(アメリカの軍事的侵略によって開始された)イラク-アメリカ戦争においてアメリカ側についた先進国の中で、アメリカの平定宣言後にイラクへ軍隊を派兵していないのは、おそらく日本だけなんだろうと思うんです。それって、アメリカの属国いやいや同盟国の日本としては「体面」がつぶれることなんだろう、と思います。だから政府としては体面がまるつぶれであるよりは少しくらい立てたいんだろうな、と思います。だから派兵したがるんだろうなと思います。また、非戦闘地域でなければ行かない、と言ったら他の国に示しがつかなくなる!という体面があったんだと思う。テロが怖くて行かない、なんて言ったら笑われるだろ! みたいな。
 つぶしとけばいいじゃん、って思うんですけどね。体面も何も、そもそもウチは軍隊について何の議論もできてないんだから「派兵」できんのです! 自衛隊は必須機関であるにも拘わらずその存在は憲法違反なんです! そんなもんを海外に出せるわけないじゃないですか! って素直にぶちまけて各国の同情や失笑を買い、「まあまあ、別にそれはみんな知ってるよ。しっかり時間かけて改憲論争をすれば良いと思うよ」って言ってもらえば良いのに。よく考えると酷いですよね、アメリカ政府。憲法の草案を日本に「これ良いでしょ。」って見せて、日本がそれを飲まざるを得ないのを知ってたはずなのに、今は今で「おいおい軍隊出してくれよ」って言うんだから。まあ、憲法解釈を憲法の意図とまったく違う方向にねじ曲げても良いという前例を作ったのもアメリカ政府(マッカーサー)だから、つまり本当に軍備を放棄するとは思ってなかったのかもしれませんけれど。


■ 4.犠牲 遺志を継ぐ →紆→余→曲→折→ 報復する

 そのように政府が「大儀」と「体面」を考えていたところに、イラクに派遣されていた外務省の方が二人亡くなったという知らせが入りました。
 ここに至って、イラク全土が危険であり、イラクに存在する全ての人間が危険にさらされていることが明らかになった、と、わたしは考えました。それでもやっぱり与党は「自衛隊には行ってもらうんだ!」と言い続け、公明党もなんでかわからんのですけど「いってらっしゃい。」と同義のことを言い、行くことが決まりました。厳然として存在する危険は存在し続けていることが明らかなのに、それは「ないもの」と見做されるか、顧みないことが決定されたわけです。ふたたび石破氏のコトバを引きますれば、「リスクはゼロではない」ということです。


■ 5.「遺志を継ぐ」

 ここにはたらいたのは、「遺志を継ぐ」ということだと思います。亡くなった二人の方はイラクの復興を本気で考えていた。我々もイラクの復興を本気で考えている。だから彼らの遺志は我々によって継がれなければならない。もちろん「テロ」に屈してはいけない。‥‥そのように考えているのだろうと思う。
 そうであるならば、「遺志を継ぐ」という、耳に心地よい響きのその言葉は、具体的に何を意味し、どのような内容であるのかを検証すべきだと思います。同様に、「テロに屈しない」も。


■ 6.イメージ戦略

 しかし、‥‥便利なのでまた使わせてもらいますが、石破氏はまるでシャンプーその他のCMのようにイメージで押して来ます。無知蒙昧な我々を相手にそのようなことをして、彼はとてもずるいと思います。
 「リスクを冒してでも達成しなければならないものがある」と言われているモノは、一体なんでしょう。コレを曖昧模糊なイメージのままで云々することには、まったく意味がありません。云々すべきは、石破氏が何をどう考えているのかです。石破氏の考える「リスク」とは何か。この場合の「冒す」とは具体的にどういう行為を指しているのか。「達成」とは何を指しているのか、それには段階があるのか、あるとすればどのようなモノなのか、そしてどの階梯まで上がったら「達成」と言えるのか。「しなければならない」理由は何か。
 いろいろな意味を持つゆらゆらした輪郭のコトバを駆使して喋るのは、‥‥ブンガク的な場面ではとても良いと思います、イメージが広がるのは。でも、政治的なことを語るべき場面でそのようにイメージを広るのは、あんまり良くないと思います。なぜなら、曖昧な輪郭は聞き手に幻想を抱かせるからです。そしてその幻想に話者が責任を持つ義務はないからです。コトバを誤解した責任は誤解した人にしかなく、誤解させた側にはないからです、この政府の場合には。それは、ムチャクチャなことを言ったりやったりしておいてイケシャアシャアと「理解してほしい」と言ってそれが通ってしまうという現実を見ても明らかだと思います。
 まず、亡くなった彼らの「遺志を継ぐ」ということと自衛隊の派兵とは直接的に結びつくもんではありません。彼らがイラクのためを思って行動していたのは事実だけれど、そしてイラクへの自衛隊派兵もイラクのことを思ってのものだという大義が成り立つけれど、だからと言ってこの二つを完璧に同一線上のモノであると考え、自衛隊の派兵が彼らの「遺志を継ぐ」ものであると考えるのは短絡的に過ぎるでしょう。ヒトを送ることにそこまでこだわらなければならない理由がわたしにはわかりません。インフラ整備のための物資を送るとか、物資調達の資金を送るとか、他に考えられることはなかったのか。最初に自衛隊の派兵ありきでは「体面」しかないのではないだろうか。


■ 7.「続かねば!」

 大義名分と面目を保つために、そして外務省の二人の遺志を継ぐために、イメージ操作を駆使して世論からの全面的な支持を受けて派兵された自衛隊員の中から一人でも犠牲が出たら、‥‥それも後進によって継がれなければならなくなるでしょう。
 それは国家神道の本山としての靖国神社が再三指摘を受けている無限再生産装置さながらです。それは『BOB』です。アメリカのやり方です。(ドラマ『Band of Brothers』の最終話では、アメリカ政府が行う戦闘行為において、末端の一人一人の兵士のモチベーションは、仲間(brothers)が敵に殺されたからその報復をするということによってのみ高められるものであることが明示されている。)
 わたしはそれではいけないと思います。


■ 結論

 政府は、自衛隊員に犠牲が出た場合、政府としてはどこまで行くつもりなのかを明示していません。派遣される自衛隊員がひとりひとりマイクを向けられて小気味よい受け答えをしている、その格好よいイメージに頼り切り、何もかもをまったく行き当たりばったりでやろうとしている。それが非常に腹立たしい。

 政治は生ものだと思う。確定した王道なんてどこにもないだろう。問題が微妙であればあるほど政治的決断は難しくなってくるだろう、時間もかかるだろう、言ってることと言ってることが5秒で変更されることも時と場合によっては必要となるかも知れない。

 だけど、あまりに優柔不断(≠臨機応変)で日和見主義だと、さすがにうんざりしてくる。

 現状のように何の覚悟もないままで派遣して良いとは思いません。政府は、他国の諜報機関に向き合ってるわけじゃないのだから、コクミンに対して、もう少し手の内や考え方を明らかにすべきであろうと思います。イメージなどの抽象概念を駆使してスライムみたいな「コンセンサス」を作り、事が起こったら「ほら!みんなこのカタチで納得したんだから!」と言ってそのスライムを自分の思うカタチに造形して他者に「理解しろ!」とゴネるのはいかんと思う。


◇ もごもご

 やっぱりちょっと難しいです。もう少しなんとかしてからアップしたかった。明日も頑張ってみます。昨日も今日も、要旨は「何も規定せずイメージだけでなあなあでやってると大変なことになると思う。それは避けたいと思うんだ」ということです。

 ラグビー大学選手権の準決勝、ひやひやしました。同志社強かったです。早稲田はフォワードとスクラムが相変わらず強いので点差だけを真に受けて心配する必要はないと思う。でも数分とは言えリードを許したという汚点は残る。ともかく今年のチームは去年ほど強くはないということかもしれない。一方、関大は問題なく強い・うまい。さすがだ。今年の決勝はどうなるのかなあ。正直「わくわく」より不安の方が大きい。いや去年もそうだったんだけどね。

 風邪はほとんど治ったみたいです。もう一日くらいゆっくりして、ぼちぼち部屋掃除したり本読んだりして、様子を見ようと思います。久しぶりにほうれん草をゆでました。もやしとニンニク、キムチいっぱいの味噌ラーメンに載っけていただきました。おいしかったです。

 ではでは。

2004年1月9日(金) 1月10日(土) 0:50 +0900

◇ 壊れなくて良かった。(;^_^A

 自転車の前カゴにノートを入れたままフワフワしてたら自転車が倒れました。少し焦りましたが、丈夫にできてるようでなんともなかったです。使い始めてすぐ、右側のSDカードスロット付近の細い細い部分が折れてるのに気づきましたが、今のところ壊れてるのはこれだけです。できれば破損はこれだけで終わりたいものです。まだ全然ですけど、あちこちの色がはがれて行くのは仕方ないんでしょうね、塗ってあるだけだし。


◇ ひきつづき、風邪。

 まだ風邪です。(=_=)

 部屋でずーっと寝て過ごしてます。ヨコになって本を読んだりTVを見たり、ノートをいじったりしてるうちにとろとろ眠り、覚醒と同時にトイレに行き、合間、合間にご飯を食べたりアクエリアスを飲んだり、デスクトップの電源を入れてメールをチェックしたり友だちのサイトその他の更新を見たり、です。

 ぐっすり寝てるのに、それでも目の下のクマが消えません。もともとどんなときもクマある人ですけど、こんなに濃いぃのはあんまり記憶にないや。


◇ バイト。

 昨日コンビニに行ったときはスエットを履いたままでジーパンを履いてみたら履けたのでそういう格好で歩いて行きました。すっごく暖かかったです。でもさすがにバイトはねえ。移動は自転車だし、あんまりモコモコしてるとこぎにくそうだったので、ももひきをはいて行きました。

 ‥‥「部屋でずーっと寝て過ごしてます」と書いた次のパラグラフでそれを否定するような人を、「言ってることと言ってることが矛盾したヒト」 と言います。


◇ 自衛隊のイラク派兵に思う。

 航空自衛隊や陸上自衛隊がイラクに派兵(派遣?)されることが本決まりになりました。わたしには、派遣を決定した人たちが、派遣された自衛隊員が犠牲になってもしかたない、あるいは、かまわない、と考えているように思えます。さすがに期待しているようには思えませんが ‥‥ 。

 当初、公明党以外の与党は「自衛隊はもちろん非戦闘地域に送ります」って言ってたと思います。公明党は「戦闘地域なら論外だけど、非戦闘地域ならまあ良いかも?」的に言っていたと思います。そこにあったのは、自衛隊員が誰も彼も犠牲にならずに帰ってこれるようにという願い、だったんじゃないかと思う。

 それが、アメリカその他の「先進国」が定義した「テロ」が頻発してイラク全土が未だに「戦闘地域」であることが徐々に明らかになって行くにつれ、公明党以外の与党は、なぜか「自衛隊にはそれでも行ってもらいたい、いや行ってもらわなければならないんだ!」と言うようになりました。公明党の主張からも「論外」が消えた。

 ここには、小泉さんが言っていたように、非戦闘地域でなければ行かない、と言ったら他の国に示しがつかなくなる!という体面があったんだと思う。テロが怖くて行かない、なんて言ったら笑われるだろ!みたいな。「テロに屈してはいけない」ということと「派兵する」ということが、必要十分条件の記号で分かちがたくしっかりくくりつけられてる、という幻想がはたらいているようにも思います。

 そして、イラクに派遣されていた外務省の方が二人亡くなりました。

 ここに至って、イラク全土が危険であり、イラクに存在する全ての人間が危険にさらされていることが明らかになった、と、わたしは考えました。それでもやっぱり与党は「自衛隊には行ってもらうんだ!」と言い続け、公明党もなんでかわからんのですけど「いってらっしゃい。」と同義のことを言い、行くことが決まりました。

 外務省の方が亡くなったことと、その後の大々的な国葬と、それに対する「世論」の受け止め方(の分析)が、いちばん上に書いたような与党の態度を決定づけたのかな、と思います。

 与党も政府も有権者も有権者未満の人も、誰もが、誰にも亡くなってほしくない、と思ってるのは一貫してると思う。だけどイラク-アメリカ戦争の終結がアメリカ政府によって宣されて以降、「テロ」によってアメリカの兵士が3ケタも亡くなっている。(数字は問題じゃない。ある人生が暴力によって終わらされ、その人生の周囲にある別の人生がねじ曲げられているということが問題だと思う。)

 亡くなった彼らが何をしようとしていたのかを考え、その路線に自分ものっかり、遺志をひきつぐくとが彼らに報いる唯一の手段なのではないかと思えてくる、ことがある。(『Band of Brothers』の最終話で語られていたことが真実であるとすれば、アメリカ政府が行う戦闘行為において、末端の一人一人の兵士のモチベーションは、仲間(brothers)が敵に殺されたからその報復をするということによってのみ高められるもののようである。法然さんや怨親平等の思想はあっけらかんとカケラもない。少しくらいあっても良いのでは?とわたしは思うのだが、でもカケラもないのが事実である。また、最近は先制攻撃つまり侵略も多いと思うのだが、これも自分の方の犠牲を想像し、それを生じさせないためにやってるように思える。つまり報復のエネルギーであると思う。思う。思う。)

 この国でもそのように考えはじめているのだろう、と思える。

 まず、アメリカ軍の兵士が何百人もなくなっているのを見て放っておきたくなくなってくるのは、同盟国としては当然なのかも知れない。それだけではなく、トルコも、スペインも、ポーランドも、(アメリカの軍事的侵略によって開始された)イラク-アメリカ戦争においてアメリカについた他の先進国の兵士もいっぱい亡くなっているのを見て放っておきたくなくなってくるのも、同盟国の一つとしては当然なのかも知れない。つまり他のクニと同様にこのクニも「大義による大義のための行為」を絶対にせんならんのだ!という「しばり」が生じたのだろう、と思う。

 しかしその「大義」ってなに。「絶対」ってなに。他に方法はないの。報復だけでいいの。行為は常に正しく理解されるとは限らないんだよ。などなど。行き当たりばったりで大局的な視点がなさすぎだと思う。


この項、つづく。

 いや「つづく」と言うより見出しをつけたりして大幅に改稿されるかも。風邪が治らなかったり意見がまとまらなかったりしたら尻すぼんでいきそうだけど。しかし自分で読み返しても大変にまだるっこしい文章だ。‥‥風邪、早めに治ったらいいな。

 ではでは。

2004年1月8日(木) 1月8日(木) 20:50 +0900

◇ アクエリ。

 風邪ひいたさ。(>_<。)

 仕事中の友だちにメール打って、風邪に効きそうなモノでコンビニで手に入るモノってな〜んだ、って聞いてみました。いちばん最初の答えが「アクエリ」でした。

 風邪で脳みそその他がぼやぼやーっとしてるからかなあ、最初何のことかさっぱりわかりませんでした。「あけヨロ」みたいなもんかとも思った。でもコレってどうしようもなくアクエリアスのことですね。

 ポカリスエットとアクエリアスでは前者の方が好きです。でもせっかく教えてもらったので買ってきました。グラタン、という意見ももらったので買ってきて、もういただきました。そういえばナディアに出てくる半ば無敵な水陸両用+空でも使える戦車が「グラタン」って言いました。てんとうむしみたいに見えることもあった。てんとうむしと言えば、実家に帰ったとき、壁をテントウムシが這ってるのを見ました。この冬のさなかに彼らは何を食べていたのだろうなあ。


◇ おでん。

 コンビニのおでんも食べました。とってもおいしかったです。

 彼女でもいればさあ、ごほんごほん言ってたらピンポーンってやって来て、もう仕方ないわね風邪なんかひいちゃってうふふとか言いながら何かを作ってくれたり看病してくれたりするのも楽しかったりするのかも知れません。が、そんなものはカゲもカタチもありゃせん。それに最大近かったのは10年くらい前、最寄りの駅にやってきてオレンジとヨーグルトをくれた、あの瞬間なんだろうな。駅までのちょっとした坂道さえもが非常にしんどかったけど、顔を見た瞬間に本当に風邪が飛んでしまった気がしたものだ。病は気からって言うなあ。本当にそうだなあ。

 まあとにかく(なぜか半泣き)今日は万人向けの巨大冷蔵庫であるコンビニに栄養のあるモノやペットボトルを複数回買いに行ったので、あららこの人はなんで一日に二回もお茶やアクエリを買いに来るわけそれも尋常じゃない量を? と店員さんに思われてるかもしれないな。一人暮らしを初めて以来何度も何度も風邪をひいているけれど、コンビニがこんなに便利だと知ったのは初めてだわあ。


◇ 芥川直樹。

 うん、「直木」ですよ。

 ずっと前に綿矢りさ『蹴りたい背中』(河出書房新社)【bk1】 を買って読みました。残念だなあと思ったのは、『インストール』(河出書房新社)【bk1】 のカバーに載ってた写真はとってもかわいかったのに、『蹴りたい背中』は顔写真が載ってない(か、載っていたとしてもあんまりかわいくなかったからだと思う、ぜんぜん記憶に残ってない)ことでした。

 今日TVニュースで見た写真は流し目っぽくてかわいかったです。よかったよかった。ほとんどの人にわからない比喩を用いれば、『土曜日のタマネギ』12インチシングルジャケットの裏面で髪をかき上げる仕草をしてる斉藤由貴の流し目よりさらにかわいかったように思えた。怖いのは、夢と現がないまぜになってしまってるので、綿矢氏の写真が全然流し目じゃなかったかもしれないという、そういうことをわたし本人が危惧してるってことです。

 他の芥川賞候補の作品はまったく読んだことないのでわかりませんが、『蹴りたい背中』はおもしろかったです。危ういところを綱渡りしてるように見えてその実すごく太い感じです、うまく言えませんが。個人的には今までの最年少記録の芥川賞の作品より遙かに好きです。ただ、読者が感じる「ブンガク」的な「ヨロコビ」は平野啓一郎のそれと明らかに異質だと思えるので、アレとコレとを同じ賞でくくることができるとは正直思えません。なので、つまり文学賞というのはそういう無理を無理じゃないと考える幻想その他、いろいろなモノ(たとえば歴然とした差異)をないことにしたり、ないモノ(たとえば文学賞そのものに属する権威)をあることにしたりして成立してるものなんだな、という気持ちになってきます。思い出すのは筒井康隆の名作『大いなる助走』です。地方の同人誌に寄稿した作品が文学賞候補に選ばれた青年が選定委員のセンセイ方にお金をあげたり体を売ったり恋人の体を売ったりして取り行っていくという、そういう素晴らしい作品でした。「先生」と「センセイ」は違うのですよ、うむ。

 直木賞は ‥‥ 京極堂が候補になってるんですねえ。彼が獲るとしたら『おんもらき』【bk1】 なんでしょうか? わたしは今まで読んだ京極作品の中でアレがいちばんつまらんかったと思ってるので、‥‥うーん、京極氏が獲ることには賛成だけど、あれで獲るんならかわいそうだなあと思う。別の本も出してるはずだからそっちなのかな『巷説』【bk1】 とか。アニメにもなってて裾野は広いしね。


◇ そういう。

 そういう感じで、今日も早めに眠ります。昼も夜も、眠れそうになったら眠り、おなかがすかなくてもぐるぐる音がし始めたら適当に、食欲はあるから一応食べて、ビタミンと水分を精一杯摂取して、がんばって治ります。なお、日記の更新ソノモノはデスクトップからになりますが、更新ファイルの作成は、ベッドの中でノートを使ってやっております。これは暖かくて良い。体勢が微妙なので腰が痛くなって、それが玉に瑕ではある。

 『魔性の子』は読了しました。浦賀くんの本はおもしろそうだけど冒頭を見た感じでは多少疲れそうなので、今日は、いや今日も小野氏のを読んだりしながら眠ろうと思ってます。

 んではでは。今年の風邪は重たいようです。どうぞお気をつけください。

2004年1月7日(水) 1月8日(木) 19:40 +0900

◇ 入金。小野氏の本。

 ゼミの先生が今年度で引退されます。その謝恩会のお金をまだ払い込んでなかったので郵便局に行き、手数料が120円?くらいかかりながら入金を完了しました。

 その後、近所のスーパの3階に、小野不由美の『華胥の幽夢』(講談社文庫)【bk1】 と『魔性の子』(新潮文庫)【bk1】 、ならびに浦賀和宏くんの『透明人間』(講談社ノベルス)【bk1】 を買いに行きました。行ってびっくりしたことには、浦賀くんの本しか見つけられませんでした。皆んな考えること一緒なのかな。BSその他でアニメ『十二国記』をやってるから、それが理由で小野氏は他の本しか在庫なかったのかもしれない。

 と思って大学への道すがらにある小さな小さな、スーパにある本屋さんの1/5くらいのスペースの本屋さんに行ったら、両方とも置いてありました。びっくりした。でも手に入ってよかったです。

 ‥‥「みーちゃん」という人と本の趣味がかぶってるなあ。


◇ 風邪の予感。

 けほん。

 生協でごはん食べました。7日と8日が卒論の提出日なので疲れ切った顔をした4年生以上が大学中にあふれてて、どこもかしこも非常に盛況でした。いいですね、一仕事終えた顔ってのは。

 その後、バイトをしました。合間々々に『魔性の子』が少し読めました。その間に、自分が風邪をひきはじめているという自覚が高まっていきました。郵便局で払い込んだときは鼻声だなあと思ったくらいです。それは前日からです。でも、なんかこう、バイト中は ‥‥ 鼻の奥の方が重たくなっていく感じってわかります? アレがどんどん強くなって行きました。


◇ 確信。

 部屋に帰ったらそれは確信へと変わりました。食欲はあるけれど調理するのが面倒くさい。でも何か食べないといけないと思う。かつ、帰りに食材をいろいろ買ったし冷蔵庫は霜取り中なのであんまり冷えないから食べちゃった方が良い。 ‥‥ ということで、豚肉・キムチ・ねぎ・もやしを適当に焼いて、よくわからん味になったモノをいただきました。食べながらニンニクを入れ忘れたことに気づきましたが後の祭りでした。ニオイもあんまりよくなかったけど鼻が詰まりまくってるので気にならなかったです。

 で、『魔性の子』を読み、ウェブの日記は更新せず、すこし「うーん、うーん」と声に出して唸ってみたりしながら眠りました。

2004年1月6日(火) 1月7日(水) 10:40 +0900

◇ 帰京。

 京都に戻ってきました。

 関空から関空駅に向かう通路を歩いてて、やっぱり関西って暖かいと思いました。京都駅でバスを待ってるときも暖かいって思いました。気温がプラスになるって素晴らしい。春に思える。

 2時ころについて、関空の向かいにある、新しい滑走路を造ってるのが見える喫茶店 兼 レストラン 兼 バー、のようなところで遅めの昼ご飯を食べました。あんなまずいカルボナーラは初めていただいた気がします。いただきながらどうしてこんなにまずいのかを考え続けました。理由の第一は、何が原因かわかんないんですがすごく粉っぽかったからだと思います。第二に、混ざっていない。第三に、アルデンテであるはずがない。

 おなかすいてたのになあ。疲れてたので暴れませんでした。セットでついてきたパン・サラダ・コーヒーは無難に美味しかったです。店員さんも可愛かった。

 飛行機は激烈に混んでました。しかし関空特急はるかは非常にすいてました。新大阪を出てふと気づいたことには、わたしの乗ってる車両はわたし一人でした。びっくりびっくり。


◇ 飲む。

 素直に「飲みたいなあ」と言わず、婉曲表現で飲みたそうにして、飲み会を無理矢理作ってもらって飲みました。ひさびさの焼鳥はうまかったです。元気そうで何よりでした。


◇ スノーダンプ。 参考1 参考2

 昨日の日記に出てきたスノーダンプ。こういう↑感じです。 雪国の家にはおそらく標準装備です、が、うちにはありません。雪が積もるとお隣(100mほど離れてます)の農家の方がトラクタでやってきてガーガ雪避けしてくれるのです。ありがたい。お寺は小規模なのに境内は広いので、スノーダンプでフツウにやってたら三日くらいかかると思う。

 小学校の校庭が変じたスケートリンクの雪よけにもこれを使ってました。当時のわたしはこんな名前知らなかったので「でかいの」と言ってた気がします。先生方は「ダンプ」と言ってたような気がする。リンク清掃は、大雪が降った後はコレや雪かき用の軽くて大きめのスコップでおおまかに雪をよけ、その後、全校生徒が総出で竹箒を持って雪を掃いてました。

 でも帰省してるときに見たリンク清掃では、トラクタが丸い箒みたいなのをぐるぐる回しながらリンクを回って、それで雪を飛ばしてました。あれは作業が速そうだ。でも、なんで小学生を使わないのかなあと不思議に思いました。

 その後、檀家さんにお参りに行って全校生徒が20人くらいしかいないと聞きました。納得です。お寺の境内と一緒で雪避け人員が少なすぎるからキカイ使ってるみたいです。

 という感じで、遅めの日記でした。

2004年1月5日(月) 1月6日(火) 1:00 +0900

◇ 乾燥。

 石田@実家です。

 おとといの朝は起きたら喉がカラカラで、水を何杯も飲みました。昨日の朝と今日の朝は起床時間までもたず、4時ころに起き出して台所に行って水を何杯も飲んで寝直して、それでも朝にはやっぱり何杯も水を飲みました。

 前の日にアルコールを飲み過ぎたからかなあとか、糖尿病の前兆現象なのかなあとか、そのように考えていましたが、いま眠る前なのに喉がカラカラに乾いてて、それだけじゃなく、まるで風邪で扁桃腺を腫らした時のようにひどく痛くなってきています。

 こりゃあ暖房のせいで部屋が乾燥しきっているのが原因のようです。なので今日はのど飴をなめ、枕元にペットボトルを置いといて眠ることにします。乾燥の影響がこんなにすさまじいもんだとは知らなかったです。


◇ リアル犬ぞり。

 お参りに行ったら、そこの家の子どもがスノーダンプに乗り、そのスノーダンプを一匹の犬がすごい勢いで引っ張って、犬ぞりみたくなってました。しかし、スノーダンプは雪よけをするためものであって、子どもを乗せて犬に引かせるにはちょっと丸すぎて、子どもはころんころん転がってました。

 犬はそりゃもう嬉しそうでしたし、脇にいたお父さんも大喜びでしたし、見てたわたしも非常に楽しかったんですが、乗ってた子ども本人に楽しかったかどうか聞いたら、「んー、ふつう。」とのことでした。なお、着衣はごくノーマルな感じでした。スケートに行く感じ。


◇ 白黒テレビ。

 別のお宅ですが、お参りが終わってお茶をいただきながら、ただつけてるだけで誰も見てないっぽい、音声が最小限に絞ってあるTVを見たら、白黒でした。裕次郎らしき人が映っていたので、あぁBSで裕次郎の映画を一挙放送とか言ってたよな、って思って見ていたら、現在の藤田まことが出てきました。

 30年前の裕次郎と現在の藤田まことが共演するなんて、そんなばかなことあるもんかい! ( ̄□ ̄;)

 単にTVが壊れかけかなんかで、なかなか色がつかないだけでした。人もTVも見かけで判断してはいけないってことですね。


◇ おまるでごはん・その他。

 しっかりしてそうに見えるけれど、危ないもんです。

  1.  デイサービスから帰ってきた祖母が、母に、「今度みんなでお小遣いもって競馬に行くことになったんだよ。男の人なんて「何年ぶりかなあ」って言ってすごく喜んでるんだ。だから今度のデイサービスは少しお小遣い持たせてちょうだいね」って楽しそうに語ったんだそうです。母は父にそれを報告し、二人で「なるほど、競馬ね。興奮するし、そりゃ楽しくて良いだろうなあ、みんな元気になるよね。すごいね。」と話したそうです。

     その次のデイサービスの日、小雨が降っていたので、ちょっと雨仕様の着衣を整えて、お小遣いも持たせて、デイサービスの人に「すごいですね、競馬に行くんですってね。よろしくお願いします。」って言ったら、

     「競馬?(・_・)?」

     って、すごく怪訝な顔をされたそうです。
     
  2.  祖母と父とわたしの3人でごはんを食べていたら、祖母が「わたし気がかりなことがあるんだ」って。父が「なに?」って聞いたら、祖母は「わたしこないだ結婚したでしょう。わたしも色黒いけど相手の人は九州の人だし、もっと黒いからさ。真っ黒な子どもが生まれたらどうしたもんかなあって、それが気がかりなんだわ。」って。父は「へー、そうなんだ。いつ結婚したっけ? 式はどこで挙げたの?」と返しました。祖母は「こないだみんな来てくれたでしょ、九州まで。あんた(父)も母さんも来てくれたでしょ」と。父は「ふーん、そうかあ。‥‥智秀はそれ行ったかい?」と聞きました。祖母が「智秀は‥‥」と言いながらこっちを見たのでわたしは猛烈な勢いで首をヨコに振ってみました。すると「智秀は、来なかった。」と言ってくれました。

     子どもは結婚しただけじゃ生まれねんだよなあ。「おばあちゃん、気がかりって言ったって‥‥ 身に覚えがあるのかい!」と言ったら、フル無視されました。
     
  3.  母が祖母の部屋でデイサービスかショートステイかの荷物を整えていたら、祖母が自分のおまるを指さして、「こないだ、あれでごはん炊いたよね」って言ったんだそうです。「へー、そうなの」って母が言ったら、「うん、そうなんだよ」って。「炊いてどうしたの、そのごはん?」「みんなおいしいおいしいって食べてたよ。わたしは食べなかったけどね」「ふーん、そうなんだー。」

     どこからどう見てもプラスチックなんだけどね、そのおまる。
     

 老いるというのは、こういうことなのかもなあ。

 という感じで、実家からの更新をひとまず終えます。今日の晩ご飯は姉夫婦とその息子と一緒に、にぎやかに天ぷらでした。次の更新は、何もなければ京都からになると思います。

 ではでは。

2004年1月4日(日) 1月4日(日) 22:30 +0900

◇ おまいり。

 お寺の手伝いをしてます。

 正座して足が痛いです。

 やせなきゃ、と思ってます。上に乗るモノが軽くなれば膝も足もそんなに軋まなくなります。うちは遺伝的に骨太なのでわたしも骨を細くする理由がなく見た目より重たいです。

 ‥‥じゃなく最近おなかがまるっきり中年なので見た目も重たそうになって来てます。そして実際とても重い。だから正座がつらい。でも正座できるのとできないのとでは、そらできた方が良いと思っている。

 くけけ。


◇ そういうこともあって。

 そういうこともあって、日記は書いたんだけど更新ができない、という日々が続いておりました。優先順位の関係で、FFFTPを操る時間を設けられませんでした。また、日記がストレス太りしてえらく低質で下品なモノになっていたので、そのまま公表するわけにもいかなかった。

 しかし、どう推敲しても上品なモノになっていかないので、このへんで妥協することにしました。いつものような流麗で透明な文章を期待された方々にも苦渋を強いることになって申し訳ありません。

 なーんて。

 『十二国記』は講談社文庫の6作品め(8冊め)、『黄昏の岸 暁の天』 に入っております。ときどき「コレ誰?」と独りごちながら前のを読まないとならんのが、煩わしくもあり、楽しくもあり。

 明日も正座です。がんばります。ではでは。

2004年1月3日(土) 1月3日(土) 23:30 +0900

◇ 武道館そば。

 首相が九段下の神社に初詣をしたんだそうですね。

 3日の北海道新聞では第一面にそれが掲載されていました。格好良く着飾った小泉さんが禰宜さんの後について歩く写真付き。檀家さんの家で見せてもらった読売新聞は、第一面はイラクかイランで水を出している自衛官で、小泉さんの記事は ‥‥ 写真もなかったような気がする ‥‥ 二面でした。記事は事実関係だけを追って読んだので方向性はよく覚えていませんが、あんまり違いがなかったような気がします。

 一月一日に神社に初詣したいって気持ちは、わたしには正直まったくわかりませんが、でもそういう感情が存在するっていうことはよく知ってます。それはきっとわたしが御正忌の報恩講に本山に参拝したいなと思ったり参拝せずにいるとどうも居心地が悪くなってくる感情と似たような感覚なのだろうと思います、まったく相容れないもんかもしれないけれど。だから小泉さんが何か思うところあって、捏造された信仰対象と言っても過言ではなさそうな神社に参拝したがるのは、別に良いと思う。だけど、「総理大臣」って書くのはやめてほしい。そして自分の愚劣に気づかぬまま「当然だ」「理解してもらわんと困る」「なんて狭量なんだ」的に言うだけですべて簡単にカタがつくと思ったり、自分が他者のこころもちを理解しようとしないままですむと思ったりし続けるのはやめてほしい。

 わたしの理解としては、政教分離をはじめ、いろいろなややこしい問題がうず高く堆積してできた山の頂から何百メートルも掘って基礎を固めた、その上に鎮座ましましているのが靖国神社です。

 その山は山としてひどく単純なカタチをしているように見えるのかも知れませんが、それはたまたまその人の色メガネではそう見えるだけであって、実際にその神社の為体を語るためには基礎部分を理解してないとお話にもなりません。居酒屋などでグラス片手に無責任に語るべき茶飲み話にすらなりません。広くて深い話なのに、自分が理解できる狭くて浅い範囲が靖国神社をめぐる問題群のすべてだと勘違いして、そして他者に自分のように理解しろよーとゴネたって、そんな馬鹿話は馬鹿話としてしか通るわけがない。

 長くなるので今日はこのへんでやめますが、私費から払っておいて「総理大臣」って書くのは二つの意味で侮蔑的な行為であり、また愚劣であると思います。総理大臣が神社に「公式」に参拝するのは政教分離の原則から許されません。また、わたしが言うのは変ですが、私費で払うのは遺族会などに対する公約に違反しています。両方立てるつもりで両方ないがしろにし、それを指摘されると「理解しろ。」と言う。何をどう理解しろと言ってるのか。わたしとしては小泉さんはその行為によって全身で「わたしはでたらめです。それを理解してください。」と言ってると理解するしかありません。

 宗教がなんたるかをわかってない人や、理解は他者にさせるものであって自分がするものではないと思いこんでる人に、デリケートな政治問題を語る資格はないと思います。あんなもんしか政治家にできない自分が情けない。


◇ うどん。

 友だちが彼氏との関係を少し自嘲気味に嘆き、「それってまったくカラダ目当てっぽいよね」と言いました。それまでのいろいろな文脈を聞いて判断するに、まったくその通りだな、と思ったので「うん」と言ったら、「そうだよね」ではなく「でもねでもね、云々」って返されました。言ってることと言ってることが5秒経たずに矛盾してる。

 よくあることだけど、これってなんなんだろうね。

 俺なんで「うどん」って書いたんだろう? まいいか。

 今日は愚痴ばかりでした(^_^;)。ではではー。

2004年1月2日(金) 1月2日(金) 2:35 +0900

◇ ある意味天才。

 いまは帰省してて実家に寝泊まりしてますが、まるでここが京都の喧噪の中ででもあるかのように、思い出したように時たま耳栓をして眠ってます。

 今日起きてしばらく経って気づいたことには、耳栓が片方なくなってる。いったいどうやったら京都の部屋と比べて数万倍キレイなこの部屋でモノをなくすことができるのか自分でも不思議でたまらない。精神的な健康を多少なりとも持続させるために、きっとわたしは失せモノの天才なのだ、と思い込むことにしました。きわめて事実っぽいし。

 そういえば、神社に行くとなんとなくおもしろがって(失礼)おみくじを引きますが、「失せもの 出ない」 「待ち人 こない」って書いてあると妙に説得された気になって「うむ」と思うことが多いです。


◇ こらこら。

 おじさんちに新年の挨拶にいって話してるうちに、なぜか昔の野辺の送りの話になりました。朝には紅顔ありて夕べには白骨のみぞのこぉれり、みたいな感じの話です。昔は火葬場がなかったので、みんなで集まって野っ原に薪を組み、その上に棺を置き、番をしながら燃やしたんだそうです。

 以下、ホラーめいてあんまり気持ちの良いもんではないかもしれません。なので次の見出しまで読まないか、ある程度の覚悟をもってお読みください。

 あるとき、薪を「三方六」という切り方でフツウに切り、他のものを燃やすのと同じようなやり方で遺体を荼毘に付していたら、薪が乾燥しすぎていたために自分たちだけ先にぼんぼん燃えてしまい、燃やすべきモノがいつまでも燃えきらなくて深刻に困ったそうです。でも、困ったな困ったなと言ってるだけでは骨にならないので、燃え残ったものを一生懸命に、どうにかこうにか燃やしたそうです。結果、今でこそ喉仏とか大事に取り分けるけどそんなこと当然できなくて、すっごいバラバラになってしまい、非常に申し訳なかったそうです。
 その後はその反省を生かし、あんまりよく燃える薪ばかりを組まず、野っ原の周囲に生えているあんまり燃えない木を切り出して、それでまずしっかり組んで、そこに棺を置き、薪も火の巡りを十分に考慮して配置し、それらを囲むようにうまい具合に藁も配置し、骨がきれいに残る焼き方を試行錯誤して作り上げたそうです。

 またあるとき、地域のみんなからあんまり大事にされず、どちらかと言うと馬鹿にされていた人が亡くなって、 ‥‥ その延長でテキトーに組んで火をつけて、燃えきるまでに一晩かかるのに、番をおかずにそのままみんな帰ってしまったんだそうです。
 夜中になって遺族が泣きながらやって来て訴えることには、見に行ったら遺体が生焼けのまま転がり出ていてあまりに情けないのでなんとかしてくれ、と。行ってなんまんだぶなんまんだぶ言いながらもういちどしっかり燃やしたそうです。

 またあるときには、あるおばあさんが亡くなるとき、わたし熱いのはいやだから土葬にしてくれと言ったので、土葬にすることにしたそうです。(おいおい。)ちょうど冬だったんだそうです。このあたりは冬でも雪がそんなに積もらず、そのぶん冷気が地下深くまで浸透するため、地面はかなりの深度までがんがらがんに凍ります。ウソだと思う方がいるかもしれませんが、畑仕事は5月以降でないとまったくできません。そんな土地で厳冬期に地面を掘るというのは、重機でもあれば楽かも知れませんが戦前の話です。つるはし等々を使って一生懸命に掘っても掘っても全然掘れない。仕方がないので、少しのくぼみに棺を置いて、別のところからも少しだけひっかくようにして取ってきた土と、雪!(雪混じりの土)をかけて埋葬した、そんなこともあったそうです。
 春になったらどうなったんだろう。聞くのわすれた。

 またある時には、あんまり意地悪だったりして地域のみんなから嫌われまくってた人がなくなったとき、いじめられていた人が「こぅらじじい!よくもよくも!」と、その棺をがんがん蹴りながら埋葬したと、そういうこともあったとかなかったとか。

 また別のときには、土葬するために棺を縄で穴の中に下ろしていたら、縄がいいかげんだったので切れて棺が途中でつっかえてしまい、どうにもならなくて困っていたら、軍人さんが穴に飛び込んでしっかり整えてくれた、そういうこともあったそうです。

 また、あんまり農繁期で忙しいときに亡くなると恨まれるとか、うちのじいさんばあさんは本当に農閑期に亡くなってくれて、亡くなるときまで気を遣ってくれたのかなあみたいな、そういう話になってました。たしかに、去年祖父が亡くなったのは7月末で、例年なら麦の刈り入れが始まってるので尋常じゃなく忙しかったはずなんだけど、去年に限って冷害で収穫時期が大幅にずれたので(収量は例年より少々悪ですんだらしい)とても助かった、ということです。


◇ オチはと言うと。

 おじさんの語り口は軽妙だったので笑いながら聞いてましたが、こうやって書くとやっぱちょっと酷い話が多かったったんだなあ。すみません。

 オチどころとしては、「今は火葬場でスイッチ一つで誰も彼もわけへだてなくしっかり焼いてもらえるから良いけれど、昔みたいな感じだったとしても、あんまり恨まれずに、棺も丁寧に扱ってもらえて、みんなから大事に大事に焼いてもらえるような、そういう生き方がしたいねえ」という感じでした。

 話のわりには凡庸でホッとできるオチだと思います。

 それにしても、荼毘の時の木の種類や組み方だけを考えても、火葬場って実にすごい発明っぽいですね。誰の本だったか忘れましたが、どんな年齢のどんな体格の人でも同じようにキレイに仕上げるのは、実はものすごいハイテク技術なんだって書いてあるのを読んだこともある。

 今日はそういう話で終わります。ではでは。

2004年1月1日(木) 1月1日(木) 22:22 +0900

◇ 1日です。

 あけましておめでとうございます。

 新年の抱負なんてヤワなことはもうしません。(申しません・もう、しません。カケコトバです。)今後もときどき思い出したように努力したり自分に呆れたり深刻に悩んだり忘れたりしながら、このまま生きていく所存です。

 除夜の鐘、今年は例年になく寒く感じられました。きっと寄る年波にわたしも絡め取られているのでしょう。そら生きてるんだから至極当然なことだと思います。しかしホントに寒かった。上半身は温かかったけど、足がどんどん冷えました。

 紅白、倉木麻衣が見たかったのに、ふと気づいたら北島三郎でした。その後SMAPまで見ました。父がスナップと言い間違えて自分で気づいて「知ったフリしちゃダメだね」と笑っていました。気づいただけすごいと正直思った。中居くん、劇的にうまかったように思えました。広い意味で綾戸さんと共演だし。

 1日の昼間、檀家さんが何人か新年のご挨拶に見えました。その中の一人の方が父にしみじみと、「いやー、紅白も半分以上わかんなくなったねえ、全部おんなじに聞こえるんだわ。うまいのか下手なのか、それさえわかんねんだよなー」とおっしゃってました。「でも、最後の曲は、詩も曲もなかなかよかったよねえ、あれだけだわ?」って。

 見ながら兄と「さぶちゃん、どうやって説得したんですかねえ」「いやこの曲だし、もう40回連続だからあなたいいでしょって言ったんじゃない?」みたいな会話をしてましたが、幅広い世代で納得いってたみたいです。


◇ かくし芸。

 ゲイの人がそれを隠していたら、それはそれで。

 いやいや。

 今年は見てませんでした、TVのかくし芸大会。友だちと電話してて知りましたが、あれ一部はLIVEなんですね? 友達が「モー娘。の人たちがオープニングうまくいかなくて、その後も挑戦し続けているのを見つつチャンネルを変えた。一部、目がコワかった」と言ってました。

 そうか、生だったか。そういうハプニングがあるのなら見てみたいです。

 小池栄子が金髪の鬘をかぶって灰色とピンクのスイッチ押してる生放送は少し見ました。時間が早かったからあれは隠し芸ではなかったんじゃなかろうかと思う。あれは新年からさぶいぼ全開でぞわぞわしました。そういえば昨日のプライドその他のイベントはどういう結末になったんだろう。ちゃんと見ておけば良かったかもしれない。


◇ 不携帯。

 充電式のバッテリーは完璧になくなってから再充電しないと劣化が早くなると聞き、せっかく良いのを買ったので、パソコンの電池は一応そういうの気にしつつ使うことにしています。

 で、携帯もそういうふうにしたらどうなるかなと思い、イエで何日か不携帯にして放置しておきました。

 使い始めて1年と少しですが、毎日ずっとスタンドみたいなところに起きっぱなしだから充電池が古くなってしまったのでしょうか。ちょっと話しただけなのに、ずいぶん軟弱な反応を返すようになってしまいました。どうも無理をさせてしまったっぽい。

 少し後悔。

 ではでは。


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