Just a Little Bit of… の日記
バックナンバ 2003年11月

2003年11月30日(日) 12月1日(月) 4:50 +0900

◇ 100円その1。

 最長でも日曜日には返却される予定だと先日聞いた、ラーゼフォン劇場版のVHSのようすを見にTSUTAYAへ行きました。29、30は100円レンタルなんだそうで、ものすごく混んでました。もともと路駐のクルマや自転車が多いところに100円だから、道がいつも以上に狭くなってて危険でした。警備のヒト、たいていは「駐輪禁止!」を喚起するんじゃなく、停められる自転車を詰め直す作業をしていらっしゃいますが、今日は焼け石に水みたいな感じで仕事にならなかったんじゃなかろうか。

 店内もすごかった。一応、劇場版が借りられた状態になってることはわかって、でも返却の直前だったりするかもしれないので聞いてから帰ろうと思ったんですが、カウンタのヨコに100人くらい借りようとして並んでるのが見えて「わあ」とちょっと声に出してしまった。そのまま聞かずに帰ってきました。おそるべし100円。半額以下だもの。


◇ 100円その2。

 TSUTAYAのそばにあるミスタードーナツも、今日は全品100円でした。普段あまり買ったことのない160円のパイとか、130円のストロベリーカスタードフレンチなんかを買いました。こちらは最大安くても半額以上の値段だからでしょうか、そんなには並ばずに買えました。

 ばくばく! って一気に食べてしまったけど、こういうモノはもっと味わって食べた方が良さそうだなあ。ドーナツなんて基本的に油揚げだから重たいもんでした。


◇ 大豆。

 昨日のうちから水に浸けてあった大豆を圧力鍋で煮ました。豆カレーみたくしようと思って鶏肉やネギを買ってきたのは良いのに、なぜかホールトマトを買い忘れてしまい、かつ、最初から入れといてはいけないらしいチーズをいきなり投入し、味は中途半端で、チーズは鍋肌で丁寧に全部焦げて、という、とんでもなく変な感じになりました。

 でも、そこそこ美味しかったです。醤油入れればたいていのものは食べられるという、そういう安価な体質で良かったなとちょっと思いました。別タイプの失敗が二回続いたので、次はもう少し総合的に学習して、美味しいのが作りたいです。きっと最初は大豆だけを圧力鍋でやっつけて、つぶし、その後で別調理したタマネギやトマトや鶏肉をいろいろ加えてもう一度圧力調理し、最後にチーズを入れ、混ぜて溶かすという、そういう感じなんだろうと思います。

 こう計画しても、次も余計なこと考えて失敗になるのだろうか。いやいや。


◇ 11月が。

 そういえば今日で11月も終わりなんですね。どうりで寒いですよねえ。それでも実家から今日やっと革コートその他が届いたので、明日からは少し暖かです。しかしコートの次に楽しみにしていたマフラが入っておらず、「荷物届いたよありがとー」という電話がそのままマフラ請求の電話になってしまいました。

 うん。コートだけでも大感謝です。

 ではでは。

2003年11月29日(土) 11月30日(日) 5:05 +0900

◇ スープ。

 クノールのカップスープのCMを見ました。たぶん初めて見たのではなかろうか。もうわしづかみです。「ちょっとどきどきしました。かわいいねあのコ」と友だちに言ったらひどく冷静に「そっかーロリコンだったよねー」と言われました。

 ふふん。気を取り直していろいろ調べました。そしたらファイルちっちゃいけどCMいっぱいみつかりました。田中麗奈のも見つかって、とても幸せな土曜日です。柴崎さんのも樹木希林のもアジア麺のもあります。

 スープの「需要期」は9月からなんだそうです。わたしはまだ飲んでませんが「カマンベールチーズとけこむほうれん草のポタージュ」というのもあるんだそうです。暖まりそうですね、なんとなく。ごはん炊いてツナ缶空けてけてスープ溶いたら、もうそれだけで「ごちそう」みたく感じられて、こんな安上がりな自分で良かったなと思います。

 CMによるイメージ操作ばんざい。


◇ そういえば。

 わしづかみといえば、わたしは木村佳乃もCMでわしづかみにされました。デビューはNHKのドラマらしいんだけど、わたしはそれを見てません。必要以上に濃いぃ歌い方をする歌手と一緒にスープスパゲッティのCMに出てるのを見たのが最初でした。それで、最初はたしか好かなかったはずなんです。でも「好きの反対は嫌いじゃなくて無関心」という、これがまったくそのままで「少し気になっている」という状態だったところ、アルフェミニというモノのCMをみたらスープスパ(スープ温泉ではない)とは別の、これまたカワイイ女の子が出ていて、それも気になって。

 で、何回目かにアルフェミニのCMを見たとき、二つのCMに出てる女の子が同一人物だということに気づき、その瞬間にわしづかみにされたのでした。

 わたし、ドラマを見て惚れることはないと思う、ぼそぼそな映像になってること多いし。でもCMは実物より数倍かわいく見えることが多くて、危険ですね。酔っぱらって薄暗いところで綺麗な女性を見ると絶世の美女に見えることがありますが、作り込んであるCMはあれに近い気がします。


◇ そんな感じで。

 30000hit! 記念の『鋼の錬金術師』は無事に発送されたようです。少なくともbk1からはその旨のメールが来ました。Rさん、ゆっくり待っててください。きっとナウシカの「豪華化粧箱入りDVD」がうちに届くより数日早く届くんじゃないかと思うち。よかったね、というかなんというか。

 今日は松風をいただきました。【亀屋陸奥の松風】 。食べるのすごくひさしぶりです。変わらず美味しくて嬉しいです。

 でも、記憶していたのとちょっとだけ形式が変わってるようです。今日もらったのは箱の上からだと全然ニオイがしないんですね、不思議なことに。開けたら気密包装されてました。前はこんなに厳重にパックされてなかったと思う。そして、今まで食べた中でいちばん柔らかい。松風って「ぐにぐに」で中途半端に堅いものだと思っていて、かつ、そうじゃなきゃ絶対に松風のうまさがないんだと思ってましたが、それは誤解だったようです。たぶん焼きたての松風はこういう味で、こういう味も松風の味なのだと思う。

 ということで、京土産と言えば、八つ橋や漬物も良いけど松風もどうぞ。本店の定休は水曜日です。冷えてカチカチになったら、わたし去年かないつかな、電子レンジはあかんかったです。噛み切りにくくなってしまった。直火でちょっとあぶっただけの方が食べやすかったです、というか古くなる前にいただけば良いのですね。

 今日もまったく統一性のない日記になりました。ではです。

2003年11月28日(金) 11月29日(土) 2:50 +0900

30000 hit! \(^▽^)/

 こんにちは。当サイト、今日めでたく

30000hit!

 を迎えることができました! (>_<。)
 多くの有縁の方々にあらためて感謝しています。今まで、

Just a Little Bit of…

 に来ていただいてありがとうございました。
 そして今もご訪問いただいているようで、ありがとうございます。
 もしよろしければ、これからもよろしくお願いします。

 それでは、いつもの日記の形式から少し逸脱いたしまして、今日は、記念すべき 30000 hit のカウンタを踏んでいただいた H.N. がR.さん から感想をいただくことにいたします。ちなみに証拠画像は 【こちら】 (別窓)です。

 R.さん、今日はありがとうございました。もしよろしければ 30000 hit だった感想、当サイトや管理人へのご意見など、よろしくお願いします。 では、どうぞ!

「手と手の
  フシとフシを合わせて
  ふしあわせ‥‥モナー。」

 あ、R.さん? 何かあったんですか? (^^;

 ‥‥そうですか、何かあったんですか‥‥。なまんだぶつぶつ‥‥ (−人−)

 つまり恒例のキリ番プレゼントに、荒川弘『鋼の錬金術師』(スクウェア・エニックス)既刊6巻を 【セット】 でご所望なのですね。わかりました。記念ですもの、物理的には太っ腹なわたしです。そのように手配いたしましょう。今日は本当にありがとうございました。

 2003年11月28日、旧暦での親鸞聖人の祥月命日という、なんかこう、非常にめでたい日に 30000 hit というフシ目を迎えられたのがちょっと嬉しい石田でした。

 とにかく今日は、かさねがさね、

30000hit!

 ありがとうございました。

 ちなみに「モナー」は漢字では「无南ー」です。

 ではです。

2003年11月27日(木) 11月28日(金) 2:10 +0900

◇ シフト。

 たとえば、こんな感じでした。

こどもねえねえ、ヒコーキってなに?
おとな

ヒコーキ、つまり飛行機というのは乗り物の一種で、空飛ぶ乗り物のことだ。一般的にはプロペラ飛行機とジェット飛行機がある。ロケットとジェットの半々みたいなシステムで飛ぶ飛行機もあるが、あの機種は音速を超える瞬間にばかみたいにうるさかったり、また、離陸時の危険度がとてつもなくべらぼうであったりして、もうしばらくすると全機引退らしい。
 そのようなものであるところの飛行機というものは乗り物の一つなわけだ。乗り物というのはつまり、何が何に乗っても「乗り物」なのかというとそんなことはなく、おもにヒト、ホモサピエンスサピエンスが作った、ホモサピエンスサピエンスが移動するために乗るモノを特別に「乗り物」ということが多い。そのような乗り物的概念をまっとうする実在物を考えるときには、まず現在の乗り物の代表格であると考えられる自動車について十全に考察しなければならないだろう。
 自動車というのはそもそも馬車の代替物であった。ちなみに馬車というのは馬に引かせるクルマのことだ。その当時、競馬が大流行したため、馬という馬が競馬場に駆り出されてしまい、馬に代わる動力源の確保が世界共通かつ最大かつ唯一の急務となった。そんなときに発明されたのが自動車だ。いちばん最初の自動車が地球上を走ったのは紀元前200X年、ザイオン諸侯国連合帝国の皇帝がサキエルであった頃だと言われている。ちなみにネオ生誕以前が紀元前、以後が紀元後だ。しかし実際にはネオの生年は紀元ゼロ年より4年前だ。 ‥‥

(参考:民明書房刊『飛行機と自動車のひみつ』)
こどもげっぷげっぷ。(>_<。)

 という感じで、現在のヒコーキのことが聞きたかったのになぜか紀元前のジドーシャのことを理解しなくては日本エアシステムに乗れないかのような扱いを受けてしまう。

 宗教系のことで誰かが別の誰かに何かを質問して、質問されたヒトが答える場合、どうして上の問答みたいな感じになることが少なくないんでしょうね。子どもはたぶん「ねえねえヒコーキってなに? 格好良いの? おいしいの? どこにあるの?」ということが聞きたいのに、答える方は「飛行機は乗り物だ。乗り物というのはつまりこういうものであって、そうそう、乗り物について説明するためには自動車について語らなくてはならない。かつ、乗り物というと今は圧倒的に機械だが、昔は牛や馬なども立派に乗り物だったんだよ。」みたいに関係ない方向にシフトしてってしまう。

 ‥‥まるでうちの日記じゃねえか!!!( ̄□ ̄;)!


◇ おなかと背中はくっつかない。

 まあ例によって勉強会のあとは飲み会になったわけです(どうやら上は勉強会からの連想らしい)。昨日と同じ場所で鍋(の中身)をつついたりビールを飲んだり日本酒をたしなんだり、いろいろして、すっっっごいおなかが張ったのでベルトをゆるめたら、もうそれはそれは、革命が起こったのか? と勘違いするくらい劇的に世界の色が変わって見えました。

 ぷはー、と思っていたら、「もう完全に中年太りのハラっすね!」と言われました。

 そういうことで、わたしはどれだけおなかをすかせても、おなかと背中はなかなかくっつくもんではなくなりました。ヘプバーンほどのウエストにはなりたくありませんが、せめて完全じゃない中年太りのおなかになりたいです。

 数日前にも書いた気がしますが、好きなモノを好きなときに好きなだけ食べまくってると、そりゃ太るわけですよあなた。あなたって誰だ。って、きっとこの場合の「あなた」は数カ月か数年後にこの日記を読むわたし本人を意味しているのではなかろうか。コレを読んでその時のわたしは「そうか俺も中年太りしてたときがあったんだよな」と懐かしく回想すると、つまりそういうことなのでしょう。

 そうだったらいいな。


◇ 春樹。

 で、唐突ながら、35から数年を前に中年太りを経験しているわたしが村上春樹の諸作品やエッセイを読んだ記憶と自分のおなかとを見比べて漠々然と思うのは、「春樹には衰退という概念がない」ということです。

 まず、彼のエッセイによると、彼はビールやワインが大好きで、でも毎日ジョギングしてるし、ホノルルマラソンを走ったりしてるし、とにかくおなかが全然ぷっくぷくになってないらしいんですね。中年よりも年上でそういうおなかを自律的に維持しようとして維持しているというのは、体質という理由もあるのかも知れないけれど、すごいことだと思います。少なくともそこには「年を食っても若い頃と同じようにモノを食っていると太ってしまうのサ」という事実から必死で(春樹本人としては別に必死じゃないんだろうけど今のわたしには必死な努力に感じられる)逃れようとしているという、そういう図が思い浮かべられております。

 次に、彼の小説。彼の小説すべてに流れているのは、大学の時の友だちのコトバを借りれば「喪失感」です。

 喪失感。それは寂寥感でも既視感でもなく、まして日想観やノスタルジーではさらさらない。ただただ、自分は自分の知らないうちに自分にとって最大級に大事な何かを喪失していたのだという、そういう感じで。

 彼の小説は、読後には全編にわたってそういう感覚がずぅーっっと流れているということがわかるのだけれど、最終シーンでの主人公は「何かを失ってしまった!」という地点にいるのであって、「思えばわたしも年をとったものです。もう若くないのです。ほら、手もしわが目立つようになって顔も崩れてきて、ホラごらん、おなかなんて信じられないくらいぷっくぷくだよ。俺は冬眠前の熊か。」というタイプの感慨は抱いていない。そして小説が終わったあとの主人公を想像しても、それ以後もそのような感覚を抱くことが決してないと推測できる。もちろん主人公を主人公じゃない立場から見れば「衰退感」を感じることもできるんだけど、それは深読みの水準にある理解であって、いわゆる「当面読み」では絶対的に不可能なものだ、と思います。

 (「思います」って言ってるってことは無根拠なわけです。)

 とにかく、彼の作品、ええと彼の長編作品に奇妙な浮遊感があるのは、そういうわけなのだろうな、と思いました。主人公の年齢に相応の喪失感はあっても、主人公の経験に相応の衰退感がない。良いことか悪いことかわからないけど、主人公の足は地に着いてない気がする。

 まあしかし、そういう、今言ったような喪失感みたいなのは最近の『海辺のカフカ』にはなかなか感じられないんですけどね。それはカフカより少し前の作品にも言えたことですね。ちょっとずつ作風が変わってるんです。しかしそれにしてもやっぱり喪失感を扱っていることには変わりがなくて、でも従来の喪失感とは逆に「無常」のプラス方向、つまり成長を扱ってる気がするので、「不完全さの喪失」みたいな方向にシフトしてる気がします。

 次はどんなのを書いてくれるのかな。

 そしてわたしはそろそろ、初読のときにはさっぱり感動できなかったまき鳥を再読する時期に来てるのかも知れません。壁抜けの概念だけわかって実感した気分になっていたけれど、やっぱり体感的実感と理念的実感との間には男と女の間にあると言われる深くて長い川よりもはるかに深くて長い川があるんじゃないかと思う。

 ‥‥
 食べたいものを食べたいように食べてると太る。
 書きたいことを書きたいように書いてても、太る。文章が。

 という気がする今日このごろです。

 bk1に投稿してあった『ハサミ男』の書評が、講談社ノベルスが絶版になって文庫になった関係で一般には見られないところにいってしまいました。会心の書評だったので、かなり寂しいです。

 うにゃうにゃ。

2003年11月26日(水) 11月27日(木) 3:30 +0900

◇ お別れ会 (;_;)。

 わたしが修士課程に入った頃から院の方の勉強会にずーっと君臨し続けている先輩が、実家の方に本格的に引っ越すことになりました。今日はそのお別れ会でした。

 先輩に有縁のモノたちが集まったわけですが、本当は探せばいるんですけど、今日集まった中にはたまたまその先輩の先輩は一人もいませんでした。後輩たちは後輩たちで、どうもこう、その先輩が京都からいなくなるという事実がよくわからないわけです。今までずーっといたから、これからもい続けるような気がどうしてもしてしまい、本当にいなくなるんだよー、と言われても実感がないわけです、みんな。

 だからということもないんですが、華々しいセレモニのようなこともなく、青臭い学生がたまにやる追い出しコンパ的な、涙、涙の握手攻めのようなこともなく、ただただ集まって飲んで食べて、楽しく話して、みたいな会になりました。

 今までずっとそういう感じで集まっていたわけだから、逆にこれはこれで、送り出す形態としてはすごく良かったのかもしれません。先輩は先輩で途中で寝たりしまして、まったく本当にいつもどおりの飲み会でしたねえ。

 いちおう「じゃあせっかくだし胴上げでもしますか!」という話が出ました。が、場所的に不可能なのが全員にわかってるので 「わっはっは!^▽^」 と、ネタで終始しました。

 とはいえ、しばらく経ってから深刻にさみしく感じそうです。


"I Do Not Want What I Haven't Got "

 森博嗣『四季 夏』講談社ノベルス 【bk1】 を読了しました。何度も何度も「うっひゃぁー!」と声上げそうになりながら読みました。なかなかでした。表紙をふと見たら、

私がしようとしていることは、
私が決めたこと。
私は、しようと思ったことを、
しなかったことは一度もないわ

 って書いてありました。

 この本の著者の森さん、講談社ノベルスに書くときは常に、小説の本文中に出てくる言葉を一つだけピックアウトして表紙カバーに書くんですね。この言葉もその例に依っています。

 で、これを見て思い出したのが、Sinead O'Connor の名盤タイトル、 "I Do Not Want What I Haven't Got " 【Amazon.co.jp】 でした。わたし英語あんまりだけど歌詞カードもあんまり見ない人です。が、このアルバムの6曲目、 " Nothing Compares 2 U " は歌詞カードじっくりじっくり読みました。プリンスの書いた曲です。でもプリンス本人が歌ってるのより Sinead O'Connor の、このカバーの方が何倍も良いと思います。

 どことなく岡村靖幸の『イケナイコトカイ』に似てます。歌詞は全然ちがうけど、雰囲気がちょっと似てると思う。どっちの曲も尋常じゃなく濃いぃ恋情に全身ちゃぷちゃぷ浸かって「取り返しがつきません!つくはずありません!」って感じがします。

 ‥‥靖幸ちゃんが殿下の真似をしたのだろ、って単純に思ってましたが、いま調べたらコレよりも靖幸ちゃんの方が一年早いなあ。意外だなあ。というか日本ではプリンスが歌ってるのが出回る前に「カバー」の方が先に出回ったはずだから、岡村はそれ以前に何らかの努力をして原盤を聴いてたってことなのかな? よくわからないや。。。

 いかん、最初に書くつもりだったことからどんどん離れてます。

 ええと。このアルバムのタイトルと、上の赤い字で書いてある引用、内容的にすっごい似てる気がしたんです。それが書きたかった。でもいま直訳して考えてみると、ちょっと違っていたようですね。同じだけど方向が逆っぽい? おうおう? どかん。

 今日は無理せず眠ることにします。
 ではです。

 おお! そんなことしてるうちに27日は姉の誕生日ではありませんか。見てないと思うけど、おめでとう。(そして明日は親鸞さんの、旧暦での祥月です。)

2003年11月25日(火) 11月26日(水) 3:15 +0900

◇ ぼけとる。

 ラーゼフォンの劇場版VHS、近所のTSUTAYAはいつ行っても借りられてます。今日は一本しかないそのケースの前に、全く別の、似てもにつかない作品が置いてありました。まったく。

 週に5,6回くらい行って確認し続けてます、と友だちに言ったら「そういう苦労をしても意味ないと思う。いつ返ってくるのか聞いてみれば良いのに」と言われて、いや返却は早くなることもあるねんと反論したわりに確実に「そのとおりだ。」と思ったこともあって、今日店員さんに聞いてみました。

 最大で30日だそうです。

 ‥‥毎日行ってるような気がしたけどそれはウソで、日曜・月曜は行ってなかったんねえ。その間に返ってその間に新たに借りられていたようです。

 「30日が返却予定です。」と言われて、「えっ? さ、30日? 一カ月後?」とびっくりして聞き返して、「いいえぇ、五日後ですヨ。日曜日ですね。」と返されました。よーく考えれば一カ月後なわけないのに、そのときは問題なく一カ月後だと思って返してました。

 ぼーっっとしてますねえ、相変わらず。


◇ 『秘密』。

 東野圭吾原作の『秘密』、映画を夜中にやってます。バス事故の後から見始めました。原作は途中で文章がバラバラになってた気がしますが、ストーリィは問題なかったです。映画は‥‥ 原作と少し変えたらしいです。原作まんまなら問題なく面白いけど、どうなんでしょうね。

 そんなわけで見続けてます。何よりびっくりしてるのは、この当時(1999年)、19歳の頃の広末がすごくカワイイってことです。もう釘付けです。

 なのに、どうしてあんなんなっちゃったのかなあ。

 あと、金子賢がすごく良い役者に思えます。ジャンクスポーツとは大違いでかすれた良い感じです。小林薫は小林薫ですね、良かったり悪かったり。そして大杉漣は完璧です。

 いまのところ原作とどこが変わってるのかよくわからんまま見てます。というか、読んだのがはるか記憶の彼方で、もうよく覚えてません。

 あれ?あれれ?(^▽^;? た、タイミングかな? もごもご‥‥。

 ぼーっっとしてますねえ、相変わらず。

2003年11月24日(月) 11月25日(火) 4:10 +0900

◇ しとしと。

 昼を少し過ぎた頃から雨が降りはじめました。冬の雨に限らず、冷たい雨や冷たそうな雨は、家の中で音を聞くのは好きだけど、出歩いて濡れるのはあんまり好きじゃないです。ってことで今日はアパートの敷地から一歩も外に出ずに終わりました。かろうじて建物の外に出たのは、空缶を下の自販機に備え付けの回収箱に入れに行ったときだけ。カセットコンロのカセットも回収してくれるので重宝してます。


◇ うつうつ。

 最近どうも夜になると鬱々とします。なんでしょうね。気圧が変わったり雨が降ったりすると古傷がうずく、ってよく言いますから、わたしの場合は(なんもないなりに)ココロの古傷がうずいたりしてるんでしょうか。傷をつける方から見ればきっと鋭利なコトバや態度でかすり傷をつけてるんだと思う。しかしこっちは鈍感なので研いでないなまくら包丁で斬りつけられてる感じになって、どすん、どすん、と骨に響いた打撲傷、みたいな感じでしょうか。骨は丈夫だから折れないし。

 文章を書いているうちに書きたかった内容から遊離して文章が一人歩きを始め、当初の予定よりさらにつまらない文章を書いていることが、最近すこし多くなってきました。中学や高校の頃はずっとそんな感じだったんだけど、大学に入った頃から少しずつ文章を制御できるようになった気がします。そしてワープロでタッチタイピングが出来るようになってからこっち、もっと制御できるようになって、あまり一人歩きしなくなった。 ‥‥ と思ってるのだけど、今はまた、ちょっとチャーリィ・ゴードンっぽく、少しずつ確実に進む衰えを自覚できるようになってきつつあります。

 ええっと。で、何を書こうとしていたのかな‥‥。そうそう。

 することがない(と錯覚している)と、おなかがすきます。退屈な人がぷっくぷくにふくれるのは「ひまだな、ごはんか何んか食べよっかな」って考えて、実際に何か食っちまうことが多いからだと言われています(誰から?)。そして今はコンビニという巨大な冷蔵庫を完備してる家がほとんどだから、お金の都合と「どっこいしょ」と歩き出すふんぎりさえどうにかなれば、いつでもなんでも好きなだけ食べられるわけです。するとわたしのような輩はどんどんぷっくぷくになる。中年太りの一歩手前の危ない太り方をしてしまう。

 ということがわかっていつつ、ごはんいっぱい食べた今日でした。コンビニには行かなかったんだけど、買い置きがいっぱいあったから同じことでした。 ‥‥ 「なっとくの麻婆丼」というレトルトは、「なるほど、100円だったからね。なんも言えないサ。」という「なっとく」がひとしおでした。やっぱなんでも可能な限りちゃんと調理した方がうまいね。麻婆豆腐は挽肉ソースの部分を自分で作るのはサボっても、せめて豆腐は自分で切った方がよさそうです。


◇ こぽこぽ。

 特別濃いぃのをいれたわけでもないのに、さっきいれたコーヒー、味がやたらビビッドです。アメリカンなしゃばしゃばが飲みたい気分だったので、おいしいんだけどあんまり進まず、冷えてしまった。今はもう「僕の血は鉄の味がする」みたいな変わった味に感じられております。コーヒーしか入ってないはずなのに一体何が溶けてるんだろこのコーヒー。

 まあまあ、どうどう。

 読み合わせの結果をファイルに反映させていなかったことに気づいて、少しすすめているうち、いつのまにか自分の担当じゃない部分も少しやってました。練習になったからまあ無駄ではなかったと思っておこう。

 さて。一日ねかせたし、本の紹介を完成させます。

 ではでは。

2003年11月23日(日) 11月24日(月) 1:00 +0900

◇ スカイフィッシュ。

 時速300キロくらいで飛んでるはずなのに、目には見えずビデオカメラでは撮影できるという、とても有名なUMA(Ultimate Magical Ambulance)であるスカイフィッシュの「正体」が、日曜日の「200X ii」で明らかになってました。「200X ii」は 【ココ】 です。11月23日現在ではまだ更新されてないみたいです。毎日チェックしていれば、プログラムを見逃した人にも、きっとスカイフィッシュの正体が何かわかると思います。

 ‥‥番組でやってたのと同じ内容は 【こちら】 に書いてあります(あるマンガ家さんのサイトです)。まったくこのまんまに近いです。ココの最後の方に書いてあるようなことまではTVではやってませんでしたけどね、さすがに。

 ここのサイト、映画の論評なんかもあります。思うに、アキラとナウシカとオネアミスが好き!って言う人で悪い人ってそうそういないと思います。たぶん世界中探しても僕くらいだと思う。このサイトの管理人さんも日記系を読んでてすごく安心できました。肩に力入ってない文章って読みやすいです。『旭日の艦隊』は、小説もマンガもなんとなく読めてません。。。


◇ ラグビー二つ。

 TVで中継が相次いで、ラグビーを二つ見ることができました。

 1年生がすごかったです、早慶戦。キックが全部決まるなんて久しぶりに見ました。しかしノックオンの嵐。他にも小さなミスが心配になるくらい異様に多く、これも久しぶりでした(だって今シーズン初めて見るんだからそりゃ久しぶりさ)。このままでは関東学院には絶対勝てないと思います、が、このままでいくわけもないので、大丈夫だろうと。うん。頑張って欲しい。

 今年は大学選手権のやり方が変わって、どこかの部分が総当たり戦になるんだそうです。なので、どのチームも毎週ゲームがあるという時期があるらしい。楽しみだけど、そんなにハードなスケジュールで大丈夫かな。でもそのくらいやらないと強くなってかない気もします。さすがに毎試合は見られそうにないから個人的には今年もストレスたまるかもです。一試合でも花園や宝が池でやってくれるなら見に行こうと思ってます。

 ジャージの肩のところ、去年は入ってなかった三本線が入ってました。見慣れるまでの話かもしれませんが、激しく違和感がありました。赤黒のジャージっぽい服は最近いろんなところでいろんなメーカが出すようになってきてるから(コムサとかね)、それと違うことをアピールしだしたのかな?

 高校ラグビーの京都代表決定戦も今日だったみたいです。夜7時くらいにKBS京都で録画中継してくれてました。伏見工業と立命館宇治が戦って、点数的にはすんごい大差で伏見が勝ってました。でも見てる感じでは点数まんまの実力差には見えなかったです。もう少し何かが噛み合えばダブルスコアくらいで済んでたんじゃないかと思う。立宇治のプレイは細かなところがトリッキーで、中継で見てるぶんには楽しかったです、って、一つ一つ全然点に結びつかなかったから、逆にそういうのが実力差なのかも知れませんね。なんとなく線が細い気がしたのも事実だ。でも決勝まで来たってのはすごいんじゃないだろうか。

 で、伏見工業。やっぱりすごいわ。そういえば「伏見」って深草あたりの総称です。なので、ふと伏見工業の場所を調べてみたら、龍大の深草学舎からむちゃむちゃ近いところにありました。自転車で深草まで行くとき、今はもう通らないけれど、以前迷って間違って二回くらい通ったことのある場所みたいでした。あんなところに高校なんてあったんだ? という感じです。今度思い出したら寄り道して、建物だけでも見てみたい。


◇ カメラって。

 こないだの話ですが。

 先輩が、デジカメを買おうと思ってるんだそうです。その話をしてたときデジカメ持ってる人間が二人くらいいて、どういうところをポイントに考えて選べば良いのか? みたいな話をしていたら、「いやいや、そういうのも大事だけどもっと根本的な問題がある。カメラって全部右利き用なんだよ。おれ左利きなんだよー」みたいな。

 びっくりしました。(・_・)そういえばカメラって全部右手でつかんだり、シャッターを押したりして、左手はカメラを下から支えたり、オートフォーカスじゃない奴はいろいろ回したりする。で、コレが完全に右左逆になったカメラって、あるのかもしれないけど見たことないと思う。どこかにはあるんでしょうか?クルマは右ハンドルも左ハンドルもあるし、グローブだって二つある。マウスだってユーザ設定で変えられる。なのにカメラって、どうなんでしょう? あるんでしょうかね?

 ‥‥という、オチのない話でし。


◇ 関係ありませんが。

 スポーツニュースでゴルフの結果が出ていて、「ビヨーン」という名前の方がいちばん上にいました。カタカナで「ビヨーン」。
 コレは(・________・)「びよーーん」。

 名前は名前に過ぎませんが、大事だと思う。「ぬいぬい」というパンダみたいに可愛いらしい名前の、でも実際には尋常じゃなく強いバレー選手もちょっと気になったけど、最近ケイゾクして気になってるのは韓国の「パク ちひ」というゴルフ選手です。顔は存じ上げませんが、なんとなく他人に思えません。

 ではでは。

2003年11月22日(土) 11月22日(土) 22:22 +0900

◇ 今日も朝から。

 二日続けて朝からバイトでした。寒かったけど暖かくして行くと汗かくので、ちょっと寒い格好で行きました。それででしょうか。今ちょっと寒気がして、少し震えております。って実際に部屋が寒いだけなのでしょう。


◇ 法科大学院。

 龍大も法科大学院の開設を申請していたんですが、なんか、全国で4大学ハネられたうちの一つに入ってしまったようです。新聞をとってないので、今日お昼にご飯食べてるときに聞いて初めて知りました。認可されるはずだと信じて、いろいろ宣伝したり、手はずを整えていただけに、これからちょっと大変な気がします。笑いごとじゃないはずなのに、嬉しそうに「あらら」「あらららら」と言うことしかできませんでした。

 深草の方では建物を一つ改造したりして、わざわざそのための教室を今まさに作ってます。。。あの工事は止まるのだろうか? いや、途中でやめたら建物おかしくなるからそれはないのか?

 という、そういう感じです。

 今日の京都は本当に寒くなってきております。まだエアコンのスイッチも入れず、こたつは部屋がとんでもないので出せず(出したとしてもパソコンラックに向かっているときは入れないっす)、うむぅ。深刻に寒くなってきてます。頑張ります。

2003年11月21日(金) 11月22日(土) 21:40 +0900

◇ 朝からバイト。

 朝早くから深草でバイトでした。夜は帰りが遅くなるはずだったので、地下鉄じゃなく自転車で行きました。寒い寒いと思いながら、そんなに一生懸命こいだけわじゃないのに行ったら、ついてしばらく汗が全然止まりませんでした。まいったまいった。 A^▽^;) 

 朝もはよから、展観を見に来てくれた短大の学生さんたちに、同僚と二組にわかれて展示物の解説をしました。じっくり時間かけて回ればイヤでもよくわかる内容であり、展示物であります。しかし先生が講義の一コマをこっちに振り向けてくれた関係もあってそんなには時間がない。それで説明が必要になりました。

 すごい熱心に聞いてくれたと思う。しかし説明がそれに見合わない拙い説明になってしまった気がして、申し訳なかったと思っております。布教使さんが「肝要は御文章で‥‥」とおっしゃるような感じで、わたしも肝要は展示物の語るそれぞれのコトバに任せました。なんて。 (^▽^) いや実際、ホンモノの持つ独特の迫力というのは何にも代えがたいモノだと思います。

 昼はラーメン食べました。京都で食べた中では、麺とスープのバランスがいちばん良い味噌ラーメンだった、気がします。知らないうちにニンニクがいっぱい入っていて、それ以降一日ずーっと臭かったと思う。はっはっは。

 夜は夜で、昨日に引き続きおでんをつつかせてもらいました。ゆでたまごがあったので楽しみにとっておいたら、誰か先に食ってしまって、消えました。すごく残念でした。 (>_<。)

 チューブ入りの練り辛子。昨日からすごく効くなあと思っていて、ふと賞味期限を見たら2002年って書いてありました。ちょっと焦った。友だちによると、練り生姜は放っておくと駄目になるけれど、ねり辛子はそんなに腐らないんだそうです。たしかに全然大丈夫な味でした。

 はい。

2003年11月20日(木) 11月22日(土) 20:30 +0900

◇ 木曜日は‥‥。

 木曜日は、おでんでした。わたしが作ったわけではありません。だからでしょう、ちょっと薄味な感じもありましたが、ちゃんと美味しかったです。

 他には何をしたんだっけかなあ。

 おでん戴きながらビールや日本酒を飲み、明日早いからと言って一人先に帰ってきたんですが、たしか、外はとても寒かった気がします。

 いやいや、思い出したぞ。友だちんちから出たら間髪入れずに雨が降ってきて、傘さして自転車は危ないなと思い、カッパのズボンを初めて履いてみたのでした。そして家に帰り、ファブリーズしたら逆にファブリーズ臭くなってしまってたジャンパーを洗いました。

2003年11月19日(水) 11月20日(木) 3:30 +0900

◇ あるいは不摂生。

 日記を読んだ友だちから「キシリトールは不摂生やで」という旨のメールが来ました。なんでなんで? と思って返信しようとしたら今度は電話が来て、「原材料みてみ。キシリトールのヨコに「ア」から始まるなんか書いたるやろ? それがあんまりよくないらしいでぇ。わしァ気にせんと食うとるがな。」という旨の発言をいただきました。

 「ア」から始まるなんか = アスパルテーム。調べてみた。

http://www.magi-shop.com/tenka-asuparu.htm
http://www8.tok2.com/home/mephist/tawagoto/aspa.htm
http://www.asyura.com/2002/health1/msg/545.html
http://www.mitomo.com/doc/diet.htm

http://www1.accsnet.ne.jp/~kentaro/yuuki/aspartame/aspartame.html

 ほおおおお。なるほどお。一番上のリンク先には

アスパルテームをビーグル犬に体重1キログラム当たり3グラム以上経口投与すると、その半数が死亡する。ヒト推定致死量は、200〜300グラム。

 って書いてあります。

 見た人から「なんだそのでかいキシリトール!」( ̄□ ̄;)とクチグチに言われる、800円するボトルがNET150グラム。そのうち何パーセントがアスパルテームなのかわかりませんが、いちおうキシリトール一粒全部がアスパルテームだと考えると(なんじゃそら)、一日でこのボトルを二つ食べきる生活を続けたら半数が死ぬということですね。

 それって昔、「焼き魚のコゲは体に悪い!癌になる!」って言われていて、じゃあどのくらい食べると癌の発生に効果的なのかというと、一日に焼き魚のコゲだけを4トンくらい食べなきゃならんという話を従兄に聞いたことがあるんですけど、それに極めて近い気がします。フツーの人間は一日に4トンも食事したらそれだけでやばいと思うの。最悪、999に出てきた、家いっぱいにぷくぷく広がってもこもこ動いてた人たちみたいになると思うの。

 でも、添加物が体に抜群に良いとも思えないし、シナプス結合によからぬ影響を与えるという研究結果もあるようだし、もうあんまりバリバリ食べないようにしときます。情報ありがとう。


◇ 安田。

 DVDがうちに届くまで、当初の11月19日から大幅に遅れる12月5日まで待たなければならないことを昨日ココで嘆いたナウシカの映画には、映画本編ではまっったく流れない「イメージソング」というのがあります。映画公開当時、『ザ・ベストテン』か何かに安田成美が出てきて歌っていたのを一度か二度見た記憶が、あるようなないような。どんなふうに歌っていたかは覚えてません。しかしかなり突拍子もない、とてつもない、空前絶後な感じだったんじゃないかと思う。子供心にもどうしようもなかった。

 http://music.goo.ne.jp/artist/ARTLISD1003279.html

 こういうふうに書くと角が立たないんですね。なるほど。

 ソフトケース、「青い天使バージョン」も付けてくれるなら多少遅れてもあまり問題ないんだけどな。というか、これは「青い天使」じゃなく「青き衣の者」だと思いマス。ということで久しぶりに論文のことを思い出して心臓ドキドキしました。なるべくがんばります。

 学校の方は今日も不甲斐なかったです。今月末が閉めきりだった調べモノの手伝いは今日終わりました。合ってるかどうか少し検証してみます。別の手伝いの方はもう少しかかりそうです。

 では。

2003年11月18日(火) 11月19日(水) 1:11 +0900

◇ 大きく変わる。

 昨日の日記の最後に書いた新しいWindowsの話です。どうも事実と違うことを書いていたようでスミマセン。何を言ってるのかたまにわからないくらい詳しい後輩によると、ファイルシステム?か何かがガラガラっと変わるんだそうです。Windowsは3.1から95になったのがすごく大きな変化だった、それが95年。で、2000やXPに変わったのも結構大きかった、それが2000年。そして次はファイル管理の方法が全然かわってしまうんだそうです、それが2005年。マイクロソフトとしては5年おきにOSを大きく変革していくという計画があるんだってさ。

 ‥‥ 間違ったことを書いていた割に、2年後にOSがどかんと変わることが来月のノート購入を妨げるわけもなく。結論部は決して大きくはずしていなかったのでした。うん負け惜しみ。


◇ ちょっと解せんかも。

 ナウシカの映画DVDが今日発売です。映画公開が1984年3月11日。あれから19年。余裕のある方はどうぞ。損はしようと思ってもできないんじゃなかろうか。

 わたしのところには、以前

ご注文いただいた『風の谷のナウシカ DVD コレクターズBOX』の発売が生産上の都合により12月5日に発売延期となった旨の連絡がメーカーからございましたので、ご連絡させていただきます。

 というメールが来ておりました。メーカ( 【ブエナビスタ】 )の都合じゃ仕方ないかー。と思いつつ、ようけ出費するのに廉価版を買った人より後でしか見らんないというのは、なんかこう、非常に腑に落ちません。ぷちぷち。 (ー_ー)

 生産間に合わなくなるって、一体いくつ予約入ったんでしょうね。映画に衝撃を受けた人が皆んな大人になってるし、ナウシカに関してはお金関係ないって人も多いし、うん。 【長銃】 はしかし、少し高すぎると思います。

 やっぱり巨神兵はすこし青い。 【3.DVDコレクターズBOX】

 音声は疑似ステレオからオリジナルモノラルに仕様変更だそうです。一応 【いいわけ】 が書いてあるけど、変に気を遣って変えてくれるよりオリジナルの方が良いと思う。

 ナウシカ関連。もうすぐ閉鎖することになっていて残念だった 【腐海大鑑】 が無事に引っ越し完了してました。嬉しいです。

 今日はリンクいっぱい・自分のことゼロでお伝えいたしました。では。

2003年11月17日(月) 11月18日(火) 1:50 +0900

◇ はやじに。

 わたしが不摂生していることに確信を得たヒトから「ぼくと石田さんどっち早死にするか賭けますか?」と言われました。たぶん文脈としては「ぼくも不摂生してるけど石田さんの方がもっと不摂生で変なモノ食べまくってるから石田さんの方が早死にすると絶対ぼくは思います」ということだったんだろうと思う。でも年を聞いたら ‥‥ 彼の方が8つも下だということが発覚、二人とも同じ方にのって賭が成立しませんでした。

 しかし、彼はわたしのXYLITOLボトルを見て賭を思いついたんだけど、コレって体に悪い? あんまりそうは思えないんだが ‥‥ 。


◇ お米。

 昨日掃除していたらすごく変なところから出てきたお米券。ふと思い出したら、どこに置いたかもう記憶をなくしてました。昨日いろんなモノを捨てたけど、まさかあれと一緒に捨てたか? そんなことないよな? と不安になって少し探したら、いろんな人からもらった「結婚しました」「引っ越しました」の葉書たちの中に紛れてました。よかったです。5キロ助かりました。というか掃除はコレがコワイです。

 日々整理整頓しておけば良いだけの話。

 いつのかわからない柿の種が一袋出てきたので、とりあえずいただきました。しけ具合が絶妙で、フツウの柿の種よりよっぽどちゃんとしたおかきっぽくなってました。


◇ チョコレートばかり。

 お菓子あんまり食べてないなあ、と思いながらチョコレートを食べていました、しかも結構いっぱい。大量に「ばっかり食べ」してると総量も少ないような気がするのは、なぜでしょうねえ。気を付けないといけません。今はちゃんとカリカリしたものが食べたいです。


◇ 新しいWindows。

 なんか新しいWindowsが出るんだそうですね。土曜日に友だちからそんな話を聞いて、今日詳しいヒトに聞いたらやっぱり出るということでした。(夏前から言われていたことなんですね。)なので購入を計画してるノートどうしようかと思いました。が、「ファイルシステム」が2000とXPと同じですよー、ということなので、素人判断ですが、たぶん98とXPほどの開きはないはずだ。かつ、「次にこんな良いのが発売される!」と期待して待ってるうちに何も買えなくなるという、ごくあたりまえの結論に至ったので、安心して買うことにします。そういえばFlash MXも来年春に新しいのが出るんでした。気にしてたら涙いくらあっても足りません。。だから予定は変更なく、月末から来月初頭にかけて、ですね。

 予定は未定。飲み過ぎませんように‥‥。

 ではでは。

2003年11月16日(日) 11月17日(月) 7:05 +0900

◇ たれ口。

 桃山御陵のあたりに、「たれ口」という日本酒を飲みに行きました。お店はこちら、【鳥せい本店】 です。友だちとその友だちと三人で。お昼時に行ったせいもあり、混んでました。

 支店はいろんなところに出してるそうですが、「たれ口」はたしか本店限定・冬季限定です。「メニュー」の説明に「しぼり機からそのまま汲んできた蔵内の味」とあり、まさにそういう味。日本酒を一度も飲んだことのない人には「日本酒ってこんなにうまかったんだ!」という正しい認識を植え付け、かつ、すばらしくうまくて飲みやすいので、ペースわからないままどんどんいってしまい、かなり危険なことがあります。‥‥というか本当にうまいです。今年のもうまかったです。

 鳥せいは日本酒と地鶏の焼鳥がメインだと思います(あそこではあんまりビール飲む気しません)。伏見の酒造メーカが集結してる界隈にあって、鳥せいも「神聖」というお酒を造っている酒蔵の中にあるお店です。そばには黄桜や月桂冠その他、有名なメーカがいっぱいです。鳥せいからちょっと行って「くっ」と曲がると龍馬の滞在していた「寺田屋」もあります。なお寺田屋はいまも旅館として経営していて、昼間は隠されていたテレビその他が夜になると出てくるんだそうです。

 うん。その寺田屋のあるあたりで何かのお祭りをしていました。新撰組の衣装をつけた人が綿あめを作っている図というのは、なかなかシュールなのか、すごく似合っているのか、ちょっと微妙でした。

 帰り、駅のそばにUFOキャッチャーいっぱいのゲーセンがあって、三人でネスレクランチとキットカットの箱を四つ釣り、一つもらってきました。すんごい労力でした。家に帰ってきて開けてみたら、 ‥‥ 箱の中いっぱいにクランチが入ってくれてる!という期待は裏切られ、ハコより少し小さめの袋いっぱいにクランチが入ってました。

 楽しかったし美味しいし、良いか。


◇ 不行き届きメール。

 今は使っていない方のアドレスに、一面識もない人から出会い系への勧誘メールが来てました。わたしの名前とサイト名が織り込んであったので、法的には無問題なのかな。内容は完全なマルチポストで、メールを送った人とわたしとの間に「○○のサイトはすごいよね」という共通認識があるかのような、わたしがそのサイトを大好きででもあるかのような、そういう不行き届きな内容のメールでした。

 何をどうやっても出会い系勧誘メールなんて不愉快なもんに決まってるんだから、変に労力かけずバサバサ送れば良いと思うんだが。罪悪感があるから無駄な努力をしてしまうのかな。不思議ですね。


◇ 少し掃除。

 少しだけ掃除しました。ベッドの左前下にすごくほこりっぽいモノがあったので(あるいはホコリのかたまり?)、とりあえずそれを捨てました。すてプリ。また、古い古い古い靴が玄関付近から大量に発掘されたので、それもぜーんぶ捨てました。たぶん保管したときは「予備としてとっておこう」と思ったんでしょうね。しかし予備の数がホンモノの数を上回ってどうする。壊れた傘も三つ丁寧にとったったので、それも捨てました。これは意味がわからなかった。修理するつもりもなかったと思う。

 ほんとに、捨てれば捨てるほど部屋は広くなっていきますね。あとはココとココとココとココのヤマを片づけて、ベッドの左中下・左後下・中前下・中中下・中後下・右前下・右中下・右後下を片づけて、本を実家に段ボール5箱くらい送れば終わりです。つまり半月はかかるでしょう。いや、まずまず終わらないでしょう。

 くっ。

 そんな感じです。ではです。

2003年11月15日(土) 11月17日(月) 6:05 +0900

◇ なかなか。

 金曜日は土曜の朝まで眠れなくて、でも朝になって眠れたのでそのまま眠りました。それでも何とか起きられて、バイト遅れずに行けて良かったです。なんせ頼りにしていた同僚が遅れてきたものですから。大変なことになるところでした。

 書評と紹介の間のようなモノを書いております。一応10冊くらい予定していて、やっと3冊書けました。残っているのは、買うだけ買ってまだ読めてないモノや、読むには読んだけどなかなか書けないのや、いろいろです。多分これから楽しいと思います。

 TSUTAYAに『ラーゼフォン』の劇場板を借りに行きましたが、すでに借りられていて、やっぱり借りられませんでした。でも『Stand alone complex』という全然違うモノの9巻があったので借りてきました。『マイノリティリポート』も一枚だけ残っていたのを借りてきました。面白かったらいいな。

 サンガは負けてしまっていたんですねえ‥‥。

2003年11月14日(金) 11月15日(土) 3:05 +0900

◇ ねむれねー。

 早寝しようと思っていたのに。眠れないので明日書こうと思っていた日記をいま書いております。でも不思議なもので、そう思いこうやって書き始めたらちょっと目がしょぼしょぼして来てます。


◇ バイト。

 金曜日は同僚が風邪でダウンしたので午前中からバイト先に詰めました。しかし午前中は誰も来館者がなく、午後もわずかに一人しか見えませんでした。おかげで水曜日に20人以上来られた方々のアンケートを打ち込むことができてよかったです。年次報告書のpdfファイルがあるのをやっと思い出して、それをウェブサイト閲覧用のパソコンにコピペすることもできました。

 ということでバイトはバイトになったのでよかったです。

 年次報告書のpdfはCDに入ってるんですが、画像ファイルをpdf化したものではないので、紙媒体の報告書が大部である割にpdfファイルがすんごく小さくてびっくりしました。と同時に、「ではこのCDにはいったい何がこんなに詰まっているのだろう?」と不思議にもなりました。50メガくらいは入っていそうな焼具合なのになあ。エクスプローラで見てもなんにもないし。

 ま、それはそれで全然いいや。
 「展示品図録」もpdf化してパソコンに入れてしまう計画があったなあ、と思い、うちに帰ってきてその作業を少ししました。しかしコレは画像ファイルとしてやったのでちょっとでかくなりそうです。「1」と「2」があるうち、「1」はスキャンした画像が粗いということに気づいたので断念し、「2」だけ。完璧に近いものができたと思う。目次のつけかたもたぶんわかりました。


◇ パソコン。

 昨日、父から「CDに書き込めなくなったので対応策を教えて」というメールが来たので、どういう状況なのか全然わからないなりに、わたしに可能な限り丁寧でわかりやすい(はずの)返信をしました。

 で、今日は「メールが受信できなくなりました。対応策を教えて。あとで電話します」というメールが来てました。こっちから電話してみたら、「どうにもわからないから業者さんに見てもらうことにしたわ。あとで電話するわ」と。忘れた頃に来た続報は「パソコンがどうも駄目になったらしい」という内容でした。

 友だちも買うはずだし、わたしも買うし、つまりわたしが知ってるだけで12月末までにパソコンが相次いで3台売れるようです。うち一台は Let's Note の W2 です、たぶん。少し不思議なのは、ずーっと前に壊れはじめた友だちのノートも、今日壊れた父のノートも、わたしの今持ってるノートより新しいことです。しかし壊れるときは新旧入り乱れてばたばた壊れますものね。「親死に子死に孫死に」というわけにはなかなかいかないのがこの世の中なのでした。たしかに、ある程度しっかり予定が立つというのはめでたい方だと思います。


◇ 親死に 子死に 孫死に。

 この「親死に‥」というコトバは「一休さんがお正月に「めでたいことばを書いてください」と言われて書いた言葉だ」と先輩から聞きました。なにがめでたいのかというと、相対的なめでたさを言ってるのかな。親より先に子が死んだらやりきれないでしょ。聞いてなるほどなと思いました。派生して「めでたい」というのがそもそも相対的なものであるという事実や、「誰にとって何がめでたいのか?裏返すとどうなるか?」を考えるべき場面もあるということも考えないといけないよな、と思いました。。

 いまネットで検索したら、

  1. 一休さんが庄屋さんにそう書いた
  2. 一休さんが将軍さまに‥‥
  3. 一休さんが一般人に‥‥
  4. 弘法大師が‥‥
  5. お坊さんが‥‥

 という、いろんなパターンが伝わっているようです。コトバそのものも「親死に子死に孫死に」だけではなく、「に」をとったものもあり、「おや」の漢字が「父」であるものもあり、やっぱりいろんなVer.があるようです。時期もお正月とは限らないようです。

 逸話の構造とキィワードが「めでたい」であることは同一のようです。

 そんな感じで、もう眠ろうと思います。明日も朝から夕方までバイトです。滅多にないと思いますが、緊急の連絡が取りたい方は携帯によろしくです。

 すすめられて読んだ遠藤周作『死海のほとり』(新潮文庫)、すごく良かったです。表裏一体だという『イエスの生涯』も、少し間隔空くと思いますが確実に読みます。一体、鉛色の空が似合う作品でした。冬にずぼーんと落ち込んで、突き抜けたいと思っている方にはおすすめだと思います。宗教なんて(食わず)嫌い!と思ってる人でも、純文学が好きな人なら全然楽しめると思います。

 なんて書く前に俺はしっかり書評を書きましょう。感想文やポップ的推薦文じゃなく。

 関係ないけどなんか思い出しました。次の「マンガ夜話」 【公式サイト】 は『ベルばら』その他だそうです。生産的なオタクは実在します。目指しております。

 いかん。眠さがまた去っていったかも‥‥(−_−;)

 周囲では風邪でダウンするヒトが増えつつあります。今年の風邪は尋常じゃなく咳が出て、しんどくて動けなくなる、こともあるようです。お互い気を付けましょうね。以前にも書いたと思いますが、司馬遼太郎に倣って首にタオル巻いて眠ると保温が抜群ですこぶる良いです。

 では、とりあえずおやすみです。

2003年11月13日(木) 11月14日(金) 4:54 +0900

◇ 飽食。

 最近どうもいろいろうまくないので、外部刺激の起爆剤としてキルビルvol.1とマトリックス・レボリューションズを同日に見るという暴挙についに出ました。MOVIXです。【公式】 同時上映ではないので、二つ続けて見られるように自分で注意深く券を買いました。その後ケンタッキーで朝ごはん食べたりスタバで論文読んだりして時間を合わせ、映画館に向かいました。

 スタバも空いてたし、ケンタッキーに至っては二階席の客がわたしだけでしたわ。バーガは朴訥な味がしておいしいのになあ。いちばん近所にあったケンタッキーが去年消え去ってしまったけど、 ‥‥ みんな(って誰だ)鶏肉嫌いなのかな?

 スタバの店員さんは皆さんにこにこしてますが、それが心地よく思えるときと思えないときがあります。今日は前者でした。きっといつどこの店員さんにも何の落ち度や問題があるわけではなく、今日はわたしに余裕があったということなのでしょう。


◇ きるびる。

 で、キルビルです。【公式サイト】 ← 間髪入れずにフラッシュが開くので注意。

 【おりんさん】 は絶賛していました。しかしその友だちの「あんまりだったYO!」という評価も紹介されていて、 ‥‥ わたしの後輩はまだ見ていないわたしにどこまで喋ったモノかだけじゃなく、映画の内容そのもの対する戸惑いも隠せないという顔をしていました。そして「タランティーノのファンにはたまらん映画だと思いますよー!」とだけ言いました。

 おりんさんがタランティーノのファンであることを否定する人は誰もいません。

 いや、よかったですキルビル。何が良かったって。いや言えませんわ。教訓とか警句とか教養とかセックスとかバイオレンスとかメカニックとか似非SFとか、そういうものだけを期待する見方でしか映画を見られない人にはお勧めできません。もっとこう、プレステ2のCMでおばちゃんが力説してるようにハンドルにも必要な「あそび」に許容性のある人や、つかこうへいの芝居がオッケーな人や、TVアニメになった『北斗の拳』で「ひでぶ」と言った直後のヒトの体が全然描かれなかったことに憤った人なんかには、非常におすすめです。

 あと、殺陣が好きな人にもたまらんと思います。いやマジです。今年は座頭市とキルビル、二つの殺陣作品が楽しかったので、良い年だったと思います。

 いや、今もいろいろ思い出してます。すごい映画でした。


◇ マトリックス。

 マトリックス 【公式サイト】 もキルビルも複数のシアターでやってました。わたしの見た回に限っては、キルビルよりもマトリックスの方が混んでたようです。帯広でリターンズを見たときに比べれば10倍くらいいたかなあ。

 一日に映画を二つ映画館で見たのは、たしか10年前に『ニューシネマパラダイス完全版』【★】 と『クーリンチェ少年殺人事件』【★】 の同時上映を見て以来だったと思います。

 今回のマトリックスレボリューションズは三部作の完結編なんだそうです。たしかにリターンズの続きでした。アニマトリックスもふまえているようでした。そうか完結か。これからさみしくなるな。

 マトリックスの真骨頂は、やっぱり押井守なテケテケ文字のオープニングだと思います。あとはザイオンですね。わたしはジオン公国とザイオンの、語感的な近似性、またはアルファベットスペルの同一性しか考えたことがありませんでしたが、実は実在していたのですね、【ザイオン】 は。いつか行ってみたい場所の一つになりました。

 トリニティは名前と動きが好きです。顔はあんまり‥‥ キルビルの主演の女の人は顔すっっっっごい好きです。にっこり笑った顔が素晴らしくタイプです。個人的にはミラジョヴォヴィッチくらいのヒットでした。でもそのわりに、ナカタの試合をジョボヴィッチが見に来ていた、という映像を見るまでIXY 【公式サイト】 のCMに出てるのがジョヴォさんだと気づかなかったんですけど。ほんとにヒトの顔を覚えるの苦手です。

 というかネタバレしないように語るの苦手なので何も言えません。

 見たいなと思ってるヒトは両方とも見るべきだと思う。


◇ お尻のちぃちゃな。

 映画の予告編に混じって、政府公報の変なのが流れていました。アセアンのことだったんだけど、なぜCG親善大使なのだろう? そしてそういう大事な大使なのになぜ口元と声とがピッタリ重なっていなかったのだろう? 激しく違和感でした。

 キューティーハニー実写化。【公式】 ← スキップ不可なフラッシュって。

 ちゃらちゃらしたお金のかかっていなそうな演出が目白押し!みたいな見せ方を一瞬でも予告でやってはいけないと思うんだけど、あれは予告編用の洒落だったのか、それとも本編もあんな感じなのか。

 主演の女の子も今はあんまり可愛く思えていません。全然キュートじゃなく思えたので、変身シーンがどうなるのかな?と気になったのも一瞬でした。きっと見に行かないと思います。主題歌には力入れてるみたいです。カラオケでたまに女の子が歌うのを聞くあの曲で、倖田來未が歌っています。あれだけ欲しいです、激しく。格好良いです。

 やっぱりキューティーハニーはキュートでお尻のちいちゃな女の子じゃないとね。主演が上戸彩かメグライアン、もしくは前田(妹)だったら行ったかもです。

 ではです。

2003年11月12日(水) 11月14日(金) 3:30 +0900

◇ むむ。

 火曜日は、学会があったのをまったく忘れていて、知り合いがいっぱい発表したのに聞かずにすませてしまいました。それを知ったのが水曜日でした。もったいなかった、いや申し訳なかったです。義理も人情もないヒトでございます。

 よくあることですが日曜日までは覚えていたんですよ、うん。月曜日に覚えていたかどうかは忘れました。火曜日には忘れていました。申し開きにもなっていない。まずいです。


◇ 町野案のプロパガンダ。

 「サルケータイ」の読了後、森岡恭彦『死にゆく人のための医療』NHK出版 【bk1】 を読みました。

 まずサルケータイについて。この本は面白かったです。観察することと考えること、仮説を立てることと調査することの大切さを教えてくれました。着地点が着地点と言えたかどうか、この本の分析が正しいかどうかは、いちがいに言うことは出来ないと思います(石田は一部は「おお!」と思いつつ一部は「それは違う」と思ったり、「これは宮台の〈仲間以外みんな風景〉というコトバで示せばそれまでだろう?」と思ったり)。ともかく面白かったのです。書評のようなモノはもう少し寝かせてから書きます。

 次に別森岡本について。
 『死にゆく人のための医療』はすぐに読み終わりました。読後感は ヒドい。 につきます。

 最初に「脳死」の説明があります。小松美彦の『死は共鳴する』 【bk1】 や森岡正博の『脳死の人 増補決定版』 【bk1】 その他で一度以上読んだことのある「脳死」の説明がずらずらずらっと書いてあります。それによって今までに進展してきた「事実」を一応整理しています。1997年当時、「脳死」をめぐって日本で何が議論されていたのか、2000年の改正議論の時に問題となったのは何か、そして今後議論されるのはどの部分か、などですね。

 しかしそれでいて、それらの問題を読者が自分なりに、どのように向き合って解決していけば良いのかを考えることから遠ざけるような、そういう文章であるような印象を受けました。たぶん、客体化しすぎなのだろうと思います。以前読んだどうにもこうにもすさまじかった本を思い出しました。恐らくこの本の語り手の態度はあの本の語り手の態度とは大幅に異なるのでしょうが、結果的にはアレと同じようなことになっている気がして、残念でした。

 その他、死の諸相・自殺・安楽死と尊厳死・ターミナルケア・自己決定などについても一応たくさんの「事実」が紹介されています。ただし、わたしの修論みたいな印象の紹介にとどまっています。どういうことかというと、事実関係をきっちり紹介するつもりで偏向した紹介をしているにとどまっているということであり、そのあとに個人的な茶飲み話や感想文程度のコメントをくっつけているということであり、そして、わたしに言われたくはないでしょうけど、著者のよって立っている軸が一切発見できない、ということです。

 他にもいろいろこまかい疑問点があったので少しだけ挙げます。

  1. 町野案に対して「いささかの調整が必要でしょう」としつつ「この案はすっきりとしていて、私も基本的に賛成です」(p.54)としているが、「調整が必要」と考える根拠を述べるにとどまり、なぜ「基本的に賛成」なのかの理由が「すっきりとしてい」るということ以外まったく示されていない。
    一体、人の死や生を制御しようとするためのあるイデオロギーに則った考え方を受け容れるか受け容れないかの根拠が「すっきりしてい」るだけで良いのか、どうか。わたしはもっと別のこと、たとえば素朴な感情などを根拠にすべきだと考えるのだが、いかがか。
     
  2. 「脳死の問題は、本来は移植とは関係ないものですが、これまで述べてきましたように今日では臓器移植の問題を抜きには考えられないテーマといえます。」(p.30)と書いてあるが、事実としてはまったく逆である。臓器移植を前提としたところから考え出されたのが「脳死」という概念である。そのへんの事実関係については、この著者も参考にしているに違いない小松前掲書や森岡前掲書、あるいは中島みちの『見えない死』などにも詳述してある。なぜこの本の著者が事実をねじまげて理解しているのか、理解に苦しむ。
     
  3. 「脳死」と植物状態が違うなどという基本的すぎる事実を移植推進派が今さら熱く語らないで欲しい。移植推進派がそれを熱く語る必要があると認めてこんな本を出したと言うことが示しているのは、一般の人が「脳死」というものを具体的概念としても抽象的概念としても理解していないということを示しているということであり、自分たちが今まで無知を前提としたイメージ操作をおこなってきたことを間接的に認めているということである。‥‥なんていうの。断りもなく路線変更して良いとは思えないのだが。
     
  4. 「脳死体」(p.65)という言葉、こういう問題を真剣に議論している本が用いるにしてはあまりに無神経であると思える。(石田の感情論)
     
  5. 「故人の生前を偲ぶことは世界中どこでも広く行われていることで、これは故人の霊を鎮めることと残された人たちの慰めでもあると思われます。」(p.76)とあるが、1.「生前」は浄土往生を前提とした言葉であり(死後に浄土に往って生まれるから現在が「生前:生まれる前」となる)、2.「霊を鎮める」のは神道的発想である。
    世界中で実際に行われていることと、自分の茶飲み話的推測とを同レベルで語るのは容易にカテゴリエラを導くので慎むべきである。
     
  6. 「もちろん仏教にもさまざまな宗派がありますが、霊魂は不滅で死後、六道を輪廻すること、そして生きている時は人生の無常を知り、あらゆる欲望、煩悩を棄てることで安心立命の境地、悟りの境地に達すれば死も怖くないという考え方が広まっているといえましょう。」とあるが、著者がこのように考えているのなら、1.本当にこの考え方が日本に広まっているのかどうかを調査すべきであり、また、2.これが仏教かどうか検証すべきだろう。なお石田の理解ではかつて仏教が霊魂の存在を説いたことは一度もない。よってその不滅を説いたことも一度もない。また、生きているあいだに悟りの境地に達することを考えている日本の仏教徒は滅多にいない。
     
  7. 「第二人称の死、第三人称の死」(p.83)とあるが、これは森岡氏が以前から提唱している。柳田邦男氏の名前を出すのなら、当然森岡さんの名前も出すべきではないか。あまりフェアな書き方とは言えない。「2.5人称」という提言だが、コトバだけ面白そうなモノを持ってきても無意味であるのではなかろうか。
     
  8. 「Spiritual pain」を日本語に正確に翻訳するのはむずかしい、という意見にはわたしも賛成だ。西洋近代やキリスト教を前提とした諸概念の中には、そのまま輸入することが不可能なものが少なくないと考えてもいる。
    だが著者はその対応(コトバと実際と)が難しいと語るのみで、どうしたいのかという具体的な部分を全く見せていない。わたしに言われたくはないだろうが、それはフェアか否か。
    コトバの問題では、わたしは無理に「霊的苦痛」というコトバを使わず、他の論者と同様、今はそのまま「スピリチュアルペイン」と音写して使っている。
     
  9. デーケンをそのまま日本に輸入しようとしている勢いの文章があるのだが、それと↑コレとは態度として矛盾している。
     
  10. 「オランダは安楽死を望む人の天国だといえましょう」(p.156)という表現があるが、こんなばかな表現があるのでしょうか。このような問題で人を笑わそうとしないでください。
     
  11. エトセトラ
  12. etc.

 とにかくひどい本でした。著者の方は上記の二冊 【小松】 【森岡】 などをふまえてもうすこし整理してから本を書いた方が良かったと思います。

 むかむかむか。

 生と死の問題を医療関係者だけに「まかせる」つもりで実は「押しつけ」ていたのでは、やっぱりだめですね。積極的にカーテンの向こうに乗り込んでいかなければ。いちおう自分の話になりますが、宗教や救いも同様の問題だと思います。専門家と言われる人の集団だけで云々していても実地で力を発揮できるモノになることはマレだと思う。

 まあまあ。では。

2003年11月11日(火) 11月12日(水) 5:40 +0900

◇ 英語の論文。

 昨日すこしネタにさせてもらった1991年の森岡さんの論文、in English 、龍大の大宮にありました。しっかりしたキレイめの雑誌に収録されていましたが、外側が黄色く褪色してました。1991年なんて(わたしにとっては)ついこないだのように思えてならないのですが、ホントは12年前なんですね。びっくりです。そうかあ、わたしは12年も大学その他に通い続けてるんですね。バカですねえ。。。スネをかじって12年。実質的なスネは二人とも骨粗鬆症と無縁な骨密度ながら、ヒユ的なスネはもう、「あんた、背中が煤けてるぜ」状態だと思う。大学に通い始めて、TVは2台め。コンポは‥‥今はもうない。布団も二つめ。アパートは三つめ。フライパンもたしか三つめ。ヘッドフォンも三つめ。包丁(鋼)と俎板(大工さんの作ってくれた木のごついの)と炊飯器(タイガー)はずっと同じ。うーん。うーん。うーん。


◇ 英語の論文は。

 脱線脱線。柄になく考え込んでいた。(^_^;)

 そんなわけで論文をコピーして来ました。まったく読めてませんが、スキャンしてテキスト化したりPDF化したりし始めてます。なぜにそんなことをって? やっぱ紙は不便である。褪色するんですもの。だいぶ長いし英語だし、読むの時間かかるだろうなあ。。参考文献のところにわずかに日本語が表示されていて、それによると梯先生の論文が引用されているみたいです。ちょっと意外な気もするし、そりゃそうかもしれないとも思えます。


◇ カレンダ。

 生協に来年のカレンダを取り寄せてもらいました。上戸彩にしようかな? などとも少し思いましたが、ガンプラのCM以降、気づくと彼女はすばらしく有名になっていて、どん兵衛とそのデザートとしての爽、家庭教師先、化粧品などなどCMも幅広く活躍していて、なんとなく有名すぎるのでやめにしました。かといって小倉優子あたりまで自分に正直になって趣味丸出しのカレンダを購入したり部屋に飾ったりするのもちょっとまずい気がします。そして、真にいちばん欲しいと思う ちぃ のカレンダなんてものは発売されていません。

 なので、誰のを買ったのかはもはや言うまい。

 そういう愚かなこともしっかりしつつ、手伝いその他でちょっとしんどい今日この頃です。ふと気づけば、うっかり11月末が締め切りのモノを二つも引き受けているではないか。そして同様に、ふと気づけば食べたいものを食べたいときに食べたいだけ食べるなんて生活をしているもんだから、おなかがぷっくり出はじめているではないか。

 ちょっとそのへん頑張っときます。

 ではです。

2003年11月10日(月) 11月11日(火) 6:20 +0900

◇ あめふり。

 ひさびさ本格的にまとまった雨となりました。傘を差しながら自転車で行くのはあまりに危険っぽかったので、おとなしく地下鉄を乗り継いで深草まで行きました。

 一応バイトですので、そして振り込みの時期でしたので、ピリピリ開いたら給与明細が書いてあるハガキをもらいました。こういうタイプのハガキは透かして見ても何が書いてあるかわからないようにしてあるのがフツウだと思うんですが、もらったハガキは蛍光灯に透かしたら内容が何もかもよく見えました。びっくりしました。

 とにかくお給料が振り込まれてよかったです。


◇ 英語の論文は。

 土曜日の日記に書いた森岡さんの英語の論文を図書館で確認しようと思っていたのに、学生証を持って行くの忘れてしまって、何も出来ずに帰ってきました。不便ですね、学生証がないと。


◇ ばらの花。

 今日は雨降り。雨降りに似合うくるり「ばらの花」をバスの中で聞いていて、すごーく寂しくなりました。こんなに寂しくなるってことは風邪なのかもしれません。わたしは最終バス乗り過ごしたら誰に会えないとかじゃなく帰れなくて困るでしょう。4キロてくてく歩いて帰るのは、なまった体にはちょっとしんどいです。そういえば学部の頃は最終電車を寝過ごして16キロ歩いて帰ったこともあったなあ。あのころは元気だったなあ、っていうか、あきらめが悪かっただけか。

 ではです。

2003年11月9日(日) 11月11日(火) 5:35 +0900

◇ 雨降り。

サルケータイ 朝からしんどくて、出かけるのすごく億劫な気がしたものでした。しかしせっかく野中さんが選挙区から消えたので少し面白いかなあと思い、買い物ついでに投票に行きました。夕方に行ったからでしょうか、ひどく混んでました。親の付き添いっぽい子どもが一人会場内をうろうろしてたんですが、あれは良かったんでしょうか? ま、選管の方からしっかりマークされてたみたいですが。わたしの投票所は投票用紙の間違いもなかったようです。よかったよかった。

 投票所に入る前、出口調査のバイトのようなことをしている学生らしき女性を見ました。調査がどうのこうのではなく、とても可愛かったからそれどころではなかった気がします。きっと話しかけられた人(男)は快く質問に答えて、正確なデータが得られた、場合もあったかもしれません。でもわたしが投票して外に出たときにはすでにおばちゃんがつかまっていて、それが今回の選挙、いちばん残念でした。

 深夜、開票速報の合間・合間に、いろんな人の選挙戦を追いかけて編集したVTRを流していました。その中に、ある候補者が有権者の前でコメディのように登場し「悪いのは誰だ!?」と言ってるシーンがありました。

 非常に象徴的に思えました。この人やこの党はまさにこういう感じで、政策その他で訴えるのではなく、他を悪く言っておとしめることで選挙戦を戦って来たし、国会運営もしてきたし、 ‥‥ずっと万年野党チックなところをわざわざ選んで進んで来たんだなあ、と思いました。比喩的な意味ではなくすごく気持ち悪かったです。


◇ サル。

電車 『ケータイを持ったサル』 【bk1】 を少し読み進めました。

 この本を語る際には、まず初版の帯について語らなければならないでしょう。なぜなら、こういうタイトルで、帯にはケータイを持った女子高生が描かれているからです。

 ← 上の本の帯の絵、拡大。

 タイトルとコレだけを見たら喧嘩売ってるようにしか思えません。だって文脈的にはケータイを持ってる人が「サル」だってことでしょ?

 しかし読み進めていくうちに、当初の印象とはだいぶ異なった本であることがわかってきています。書いてる人はおせっかいな方法でかもしれないけど「若者」のことを真剣に考えてるようです。そしてそれと絡めて、現代の社会の「病理」というか何というか、何かカラカラ回ってるような不思議な雰囲気があることをも真剣に憂えているんだ、ということがすこしずつわかってきました。

 どういうふうに着地するのかなあ。

 という感じで日曜日は終わりました。

2003年11月8日(土) 11月9日(日) 7:35 +0900

◇ あ、あれ? 森岡さん?

開演前 森岡正博氏の講演会がありました。開演のだいぶ前に会場に入ったんですが、すでに聴衆らしきヒトが一人来て座っていました。

 ← いちばん前に白いヒトが座ってます。

 しかし、開演まで1時間近くあったので(公式な開場時間よりも前だったはず)、会場のビルの一階にある本屋さんに行きました。御門主さんの本は相変わらず大川隆法の隣に置かれていてちょっと可哀想な気がしました。森岡さんの本は今日の講演会を見越してでしょう、前に見たときより目立つように、たくさん重ねて置いてありました。また、店員さんに講演会のことを聞いているおばちゃんも一人みました。

 マンガのコーナに行ったら『ラーゼフォン』のマンガは3冊ともごく簡単に見つけられました。絵がアニメと若干違っていたのでちょっと食欲が失せて、「うん、友だちが言っていたように、マンガ喫茶で読もう」と決意できました。本は森さんの新しいのやサイードの遺作?が出ていたので買いました。

 そして本屋さんの隣のスタバに行きました。

 レジに並んだら、前に立っているヒトがどう見ても森岡さんでした。こっそり写真撮ってしまおうか? とか、誰かに頼んで2ショットで撮ってもらおうか? とか、いろいろ考え、とりあえず話しかけました。本人であることを確認して、「以前ホームページでお世話になった、浄土真宗の僧侶にアンケートを採らしてもらった関係でリンクしてもらってる石田です」みたいなことを伝えた、はずです。しかし何ともわかりにくい言い方だ。おしょうさんの後に掲示板書き込んだいしだです、と言えばよかったじゃないか!

 情けないことに、昨日も書いたように、わたしは根っからのみぃはあなのです。みぃはあというのは、わたしの中では「きゃーきゃー言うヒト」であるより「アイドルを見ると固まるヒト」です。ひどく緊張してしまって、話しかけた途端にカメラのことは忘れ去りました。だって普段意識して「ホームページ」と言わずに「ウェブサイト」って言ってるのに、それも全然忘れていたし、忘れていたこともなかなか気づかなかったし。

 森岡さんはその後スタバの椅子に座ってゆっくりしてはったようです。一緒に話せばよかったのにって? と、とんでもない。わたしは固まるんですってば。なのでカップを持って会場に戻り、最前列の席で飲んでるのも変かなと思い、後ろに一列にならべられたスタッフ用っぽい席に座って、ラテを飲みました。


◇ 講演会。

開始ちょっと前 講演会は最近出た『無痛文明論』 【bk1】 をふまえてのものでした。たぶん会場の大部分のヒトが読んでから参加していたのではないかと思います。わたしの隣に座った女性も、始まる前、本の最後のあたりを読み返してはりました。

 講師紹介に続いて森岡さんが演台に立とうとしたとき、男性が一人まるで講師のように堂々と会場を横切って、最前列真ん中の席につきました。ちょっとびっくりでした。講演会中にその方をよくよく見てみると「ギューッ」っと寝てました。ますますびっくりしました。最後も元木がかけるタイミングの独特な「タイム!」のように途中で出て行ってしまった。ずーっと少々謎でした。

 講演会の内容はとてもわかりやすくて、刺激に満ちていて、非常によかったです。以前友だちが渋谷で聞いたときは「???」という感想を持ったようなのですが、今日は、わたしには、とてもよかったです。特に、他者からの「仏教と生命学・無痛文明論は似ている」という指摘を受けて、でもやっぱり仏教と生命学は全然違うということを解き、そしてその上で、仏教と生命学との関係を論じるあたりが印象に残りました。

 いろいろなモノとの関係について論じたり、スタンスについて語ったり、今後の執筆活動予定について話してくれたり、飽きなかったし、楽しかったし、いろいろ刺激的だったし、うん、本当に良かったです。質疑応答も非常に丁寧でした。そういうのも「かかわり」や「プロセス」の一環なんですよね、きっと。


◇ 英語の論文。

 森岡さん、かつて "The Concept of Inochi " という論文を書いているのだそうです。質疑応答で「〈いのち〉と〈生命〉とについて先生の中でどのように弁別しているのか聞きたい」という質問が出て、それに答えている中で、あるいは「今後は『フィロソフィ・オブ・ライフ』という本も書きたい」という計画についてお話しされている中で出てきました。

 論文を書くとき、日本語で書くと、その言葉の持っている前提であるとか文脈であるとかを考えてしまって書きにくい時がある、とのことでしたし、また、この "The Concept of Inochi " という論文は英語圏の方からの評判もなかなか良いんだそうです。そして概念整理にとても良い ‥‥ という案内だったような気がいたします。

 龍大の図書館に当該論文があるようなので、わたし英語あんまりだけど、見つけて読んでみようかなー、と、講演会の直後で向学心に燃えている今は思っております。

 以上、せっかく森岡さんの写真も撮ったのに、本人の許可をもらうのすっかり忘れてたので公開しない方が良いんじゃなかろうかと思っている、いしだでした。スーツで講演会されるのは珍しいんだそうです。そういえば精華大で聞いた対談も、たしかスーツではなく、もっとラフラフな格好だった、ような記憶があります。そういえば、あの時はなんか非常に話しかけやすかったなあ。

 日曜日は選挙ですね。とりあえず行こうと思ってます。スーパが近所にある選挙会場って投票率良いような気が少しします。前回の衆議院以外、わたしはおかず買いにいくついでにずーっと投票行ってます。スーパじゃなくても、コンビニが併置されてたりしても良い気がします。

 そういえば選挙についても質問が出てました。でも森岡さんはいま地方公務員ということで、ある方向付けのされたコメントはできないんだそうです。しかし「わたしも行きますよ。皆さんも投票に行きましょうね」とまでは言えるんだそうでした。

 っていうか、もう投票できる時間だなあ。でも今は眠っときます。

 ではです。

2003年11月7日(金) 11月8日(土) 3:06 +0900

◇ 映画が。

XYLITOL 金曜日、映画を見に行く予定をしてました。ある新宗教団体がちょくちょく作ってる、あのシリーズです。先輩が仏教徒とキリスト教徒、両方の感想を一度に聞きたいということで、わたしと、プロテスタントの女の子に声をかけていたんですね。

 でも先輩に急な予定が入って、映画は流れていきました。「そんなわけでまた次の機会に」というメールをもらい、「じゃあ先にキルビル見るかも知れません」と返信し、 ‥‥ 今日調べたら『黄金の法』というその映画は今日まででした。その他の面でもメール内容いろいろ読み違えてたようで、変な返信を送ってしまいました。

 はい。次会えたときにしっかり謝ります。うん。

 マトリックスもキルビルもなるべく平日に行きたいです。ラスト侍も見たいし、今年の秋冬は見たい映画が多くて幸せかもです。ぱくぱくかんでも全然音のしない食べ物を食べながら見たいんだけど、持ち込みできないんだよね、せっかく近くにミスドあるのに。ポップコーンは「しょり」「しょり」言って、周囲は知りませんが食べてる本人が気になってしまいます。


◇ バイト。

XYLITOL 今日もバイトしに深草の方へ行きました。深草学舎では金・土・日と学園祭をやってるはずなので近づかず、バイト先だけで。今日はスクールバスの時間が合うとか合わないとかじゃなく、バスが運休だったので、自転車で行くしかなかったです。おかげで二日続けてすごく健康によかったかもです。

 サイトはスッスッと更新できて非常にラクです。

 学園祭では『ピンポン』を上映してたんだそうです。だからここ一週間か二週間くらい、スクールバスの中でたまに『ストロボライト』が流れてたのかな。『ストロボライト』は好きですが、曲が何であるかは問題ではなく、バスその他の交通機関の中で流れる「音」は、個人的に静かに聞いてるヘッドフォンステレオの音をずーっと邪魔することがあって苦手です。


XYLITOL

 ロッテのキシリトール、緑と青とピンクを買ってきてボトルに入れて混ぜ、攪拌してM&Msみたいにしていただいております。ピンクはボトル売りしてないので手間がかかりますが、そしてピンクは開いたら実は白いので、黄色や茶色もないので少し残念ですが、まあまあ三色・三味もあればいっぱいで、「美味しい」というより面白いです。

 こういう全種類そろい踏み・M&Ms方式な売り方をロッテに提唱しようとしたんですが、サイトにメールアドレスを発見できませんでした。

 ‥‥うーん、一つ発見できたけど、ココにそういうおちゃらけた(実は本気)メールを送って良いものかどうか。まあまあ、おいおい考えていきます。

 土曜日は龍祭で事務系バイトがお休みなので、心おきなく森岡さんの講演会@三条烏丸に行けます。八尾でいつものように法話があるんですが、今回そっちはキャンセルして森岡さんの方に行くことにします。みぃはあなので一応カメラ持っていきます。

 ではです。

2003年11月6日(木) 11月7日(金) 23:59 +0900

◇ 会議など。

 深草の方で会議がありました。始まる前にサイトの更新をしていて、「落ち着いたら(会議に)出ておいで」と言われたので、落ち着くまでずーっとパソコンで、やっといた方がいいことを半分くらいまでやっていたら、「そろそろ来てください」と、別の参加者からわざわざ呼ばれてしまいました。

 整理・編集能力を過信してはいけませんね、まったく。

 会議は大宮と深草を結ぶスクールバスがちょうどなくなるかもしれない時間帯に終わりそうだったので、そういうのに気をもむのは煩わしいと思い、はじめから自転車で深草まで行きました。ちょっと暖かすぎて、すっごい汗かきました。新陳代謝が激しいのは、きっといいことだ。


◇ 鍋。いや、揚げ。

 勉強会に遅れて参加したら、いつになく早い終了でした。なのでその後の鍋だけ参加しました。いや、鍋だと思ったらフライ・天ぷらパーティ(か?)でした。後輩は1万円くらいで電気揚げ器(?)を購入したそうです。で、野郎が6人くらい集まって、その機械を使ってフライを作って食べたり、天ぷらを作って食べたり、飲んだり、野球やバレーを応援したり。

 フタがあって、温度調節も完璧で、全然油が飛び散らなくて良さげでした。購入した彼は魚焼器と揚器とで悩んだっぽいことを言ってました。そして、パナソニックの魚焼器の半額くらいで買えたので、今回は揚器を購入した ‥‥ ということだったんじゃなかったろうか。

 わたしは見てただけですが、バットに小麦粉や卵、パン粉を並べてつけていく作業は、手間も場所もかかるし、揚げるのは様子をずーっと見ておかないといけないし。焼鳥屋さんや居酒屋さん、串カツ屋さんでは、ビール飲んでぽーっと待っていたら、すばらしい勢いで焼き鳥やカツが出てきますけど、そういうのって非常にすごいことなんだなあ、と皆んなで思いました。

 なんせ生パン粉はハンバーグ用なのでした。ガリガリしたカツらしいカツを揚げるには、オレンジ色の袋にぱんぱんに入ったパン粉が合うのではないかと思います。


◇ そして。

 そして、パン粉が足りなくなったのでパンをちぎって無理矢理コロモにして揚げた牡蠣、つまり「牡蠣のパン包み揚げ」が、もう本当にべらぼうに、こじゃれたお店に出しても良いんじゃないかってくらいうまかったです。

 何はともあれとても有意義な勉強会(後半)でした。美味しかったです。特にカボチャがびっくりするくらいうまかった。鶏の唐揚げも非常に。タマネギも少々生っぽい揚げ方が非常に。揚げ物は食べ過ぎると体どんどん重くなっちまうけど、でもうまいねえ、揚げ物。

 はい。

2003年11月5日(水) 11月6日(木) 4:10 +0900

◇ わかったわかった。

 RahXephon、やっとわかりました。

 昨日ともだちといろいろ喋っていて、わたし恐ろしく間違ったことを言ってたはずなんですが、スッと流してくれてありがとう。ソコに気づけなかったらもう何がなんだか、26話もじーっと見ていた意味がなかったわけです。言われる前に自分で導き出せて良かったです。というかフツウならすぐ気づくというかなんというか、当然だろお前! みたいな感じかも知れない‥‥。相変わらず鈍感だなあわたしは。

 軸しかわかってないんですけど、ソレはソレで全然良いんじゃなかろうか、という気がしてきます。やっぱりエヴァ以降にエヴァそのまんまエピゴーネンな作品なんてあるわけがないんでした。

 そうかあ。××の話だったんだなあ、ラーゼフォンって。

 不思議だなあ。


◇ 新聞が‥。

 図書館、いろいろ工事してる関係でしょうか、31日の新聞を閲覧したかったんですが、他は全部あったのにソコだけありませんでした。ちょいショックです。木曜日に深草の方で聞いてみます。

 ある知り合いは読売をとってるそうです。新聞なんてどっこもかしこも偏向してる!ということに気づいてから、まず朝日が気に入らなくなったそうです。その後いろいろ試したんだけど、最終的には実家が昔から読売をとっていたせいか、偏向具合がさほど気にならない読売に落ち着いたんだそうです。

 この部屋はひらべったくて素早い黒っぽい甲虫がそう頻繁には出ないので、よって叩くモノを確保しておく必要がありません。なので日常的には必要ないため、わたしは新聞とってません。


◇ 更新。束コ。

 サイトの更新をしました。深草まで行かないと絶対できないと思っていた分まで大宮で出来て、すんごいびっくりしました。これは便利です。 ‥‥ でも毎週深草に行くわけだから ‥‥ 、まあ保険ですね。うん。

 昨日見た夢の中でも煙草を吸ってましたが、味がなかったです。今は「吸っている!」という状況が恋しいだけのようです。そして大学の構内には相変わらずハトの餌のように吸い殻が盛大にまいてあります。

 今日は肩や首がいつもより少し寒い気がします。

 ではです。

2003年11月4日(火) 11月5日(水) 1:45 +0900

◇ お財布‥‥。

 お菓子とコーヒーを生協購買のレジに並べたところで財布がないことに気づきました。財布を入れて持ち歩いている黒い袋ごとなかったので、そしてそれはそこそこ大きな袋なので、財布だけ単独で落としたわけでも誰かに持ってかれたわけでもなく、間違いなく、何もかもを部屋に忘れて来たんだろうと思い、わけを話し、おばちゃんに謝って出てきました。シールの貼られたそれらお菓子と缶コーヒーは、おばちゃんが後で棚に戻しておいてくれるそうでした。

 普段ならその袋に携帯を入れてるのに、今日はHDDなどを入れた袋の方に携帯を入れて持って出ました。それで気づくのが大幅に遅れたようです。とにかく財布がないのでお金がなく、何も食べられないし、コピーカードがないから何もコピーできないし、というか学生証ないから図書館で本が借りられなくてお話にならない。

 とにかく何も出来ないので、必要最低限(−α)のことをして帰りました。


◇ 土鍋でごはん。

 なんとなく、本当になんとなく、初めて土鍋でごはんを炊きました。「通常の研ぎかたでお米を研いで、土鍋に入れ、フタをして沸騰するまで強火で加熱、沸騰したらとろ火にして5分加熱。そして火を止めて20分蒸らす。」

 ‥‥という超簡単なレシピ?が「土鍋 ごはん」のアンド検索で引っかかった 【ココ】 にあったので、そのままやりました。油断して多少吹きこぼれたけど、

 ‥‥おかずがなんもないのに素晴らしく美味しいご飯が炊けましたとさ。

 いつ電気炊飯器(勤続12年超)が壊れても大丈夫です。。


◇ 『敬信記』。

 で、今から講録、『敬信記』の割り当て分をやります。はんちょーなんてモノをさせてもらってるので、実質的には何もしてないに等しいんじゃないかと思うわりに、気苦労だけは一人前にしていて、どうもこう、アンバランスです。どうせアンバランスなら気苦労せんとバリバリやれる人になりたいです。

 しかし土鍋ごはんはほんとにうまかった。びっくりです。

 財布は部屋にありました。明日はしっかり生きたいものです。

 では。

2003年11月3日(月) 11月4日(火) 5:05 +0900

◇ ちょっとした。

 二日続けて『ラー』 『ラー』書いてた割に、正しい表記が『RahXephon』なのに、それをずーっと『RahXephone』と誤って覚えていたことにいま気づき、ちょっとした衝撃を受けております。

 なんでそんなことになったのかと言うと、それはいちばん最初に見たアルファベット表記に「e」があったという、ただもうそれだけです。ネットを信用しすぎるとそういうことになる、こともあるわけですね。VHSその他でアイキャッチを見れば見るほど「e」なんてどこにもないのに、まったく、見てるようで見てないんだなあ。

 関係ないかもですが、携帯で表記させ、潰れた活字をそのまま参照したのか、どこかここか一本足りない手書きされた「鳳凰」の漢字を見たことがあります。それを思い出しました。

 続けて、学部の時、いつものように地下鉄に乗っていて、ドアの上に電光掲示で次の駅や行き先が流れるのを見ていたら、不意に「三鷹」の「鷹」が上も下も一本足りないことに気づいたのも思い出しました。16ドットで「鷹」なんてそら無理です。しかしコレも気づくまでかなりかかった。

 ココに表記されている10ピクセルの漢字も、のきなみ同様にぶっつぶれてるんですよね、よくよく見ると。こういうのに妥協できるようになったのはいつ頃かな。


◇ 紹介が。

 10月31日の毎日新聞・京都版に、深草のバイト先のようすが紹介されたようです 【毎日新聞・京都版】 。31日の午後に来られた一般の方の中にも「毎日新聞で知りました」という方がいらっしゃいましたが、その方は新聞を見たその当日来られたってことだったんですね。ちょっとびっくりです。わたしは紙媒体ではまだ確認できていませんが、ネット上には確認できました。

 リンクしたり、明日図書館で新聞を借りて記事をPDFにしたり、ですね。


◇ IQ。 〜( ̄▽ ̄〜)(〜 ̄▽ ̄)〜

 TV局側としては大々的に宣伝して実施したらしい、「みんなでIQをはかってみましょう」という、【test the nation】 なる番組がありました。わたしが知ったのは今日の午後、レッズの試合の後にTV欄をチェックしていたときでしたが。

 結果は「石坂浩二、大丈夫?」と思いつつもちろん彼よりひどかったんですが、特に「視覚記憶」と「論理・列」、「数・数列」、「知覚・視覚化」が散々でした。

 そういえば、小学校に入った当初に知能テストをやらされ、その後、先生がみんなに対して冷たくなった気がしたのは、わたしの気のせいだったのかなあ。あのときに誰も結果を教えてもらえなかったのはなぜかなあ。

 そういえば(二連発)、前にゲーセンで「右脳なんとか」というゲームをやったとき、「まったくもってひどすぎますけどあなた大丈夫?生きてるのが不思議ね!」という主旨の結果が出ました。今日もきっとアレと密接に関連した傾向が出てるんだろうなというのが答え合わせの前から自分でもよくわかりました。 (−_−;)

 しかし、自分の頭の中で何かがひどく偏向してるのはあったりまえに自覚してるんだけど、ウソでも「客観的」なところからあらためて「うははは!」って指摘されると、ちょっと気が重くなってきます。 ‥‥いや、番組のことそこまで悪く言うならやらなければよかっただけなのに、俺。

 結果をふまえて友だちに「俺やっぱり論理的思考がなっとらんらしいわー」と愚痴ったら、「論理は起承転結を考えるようにすれば、多少よくなると思うYO!」というアドバイスをいただきました。がんばってみます。

 ‥‥もちろんこの日記は何も考えずに打っております。頑張ってないです。


◇ Avalon。

 今回のココロの拠り処は「ことわざ」が全問正解だったことです。ところで「ことわざ」って「知能」じゃなく「知識」だと思います ‥‥ 。あと、テトリスをやり続けたことによって鍛えられていた部分もあったようです。緑と紫が色だけでどこに放り込むべきかわかるようになってからテトリスは高得点になりました。しかしそれにしても「知能」というより「記憶」を使ってる感じがする ‥‥ 。

 まあまあ、テストというのは一部だけ抽出して測るものですから。などと言ってみる。というか知能テストの結果がいくら高くても、日常を生きていく中でやたら間が悪かったりやたら尖っていたりしたらあかんと思うので、そんな結果など気にせず、低かったなりに、わたしは現今の問題を解きつつ強く生きていこうと思います。

 負け惜しみつつ、今日はこれまで。

 しかし部屋を掃除したら空間把握能力が飛躍的にアップしそうな気がします。

 なんだかんだ言いながらすごくひきずりそうな‥‥。
 ( ´△`)アァ−しょうもないー。すみません。

 オープニングその他に『Avalon』の『Log in』(川井憲次作曲)が使われていたのが、なんか合ってるような合ってないような、変な感じがしました。そういえばDVDまだ返してもらってないな。連絡とってみようかな。

 ではでは。火曜日はHDDを持ってお聖教のデータをもらいに行きます。

2003年11月2日(日) 11月3日(月) 5:45 +0900

◇ やっと。

 やっと『ラーゼフォン』を全話見ることができました。

 ‥‥‥(−_−;)

 エヴァほど放り出された気はしませんが、でも何となくやっぱり放り出された感じがします。それはきっと僕がバカだからなのでしょう。だって、推理小説は伏線があるから推理小説になるわけです。きっとラーゼフォンも破綻してるわけじゃなく伏線がきっちりしっかりいっぱい張ってあるからラーゼフォンなのだろうと思います。わからないから僕は僕なのでしょう。

 そしてエヴァは破綻してるからエヴァ。

 (言ってやったぞ!)

 すごくおもしろかったです。『ちょびっツ』のDVDと『ラーゼフォン』のDVDを誰か交換してくれるって言ってきたら熟考して交換してしまうかもしれません(半分本気)。おたよりまっております。

 いや、物欲まみれだからしないかもしれないな、やっぱり。

 今後、『ラー』を見た他の人と会話していろいろ教えてもらい「あーそうだったんだ!」と言ってる僕を、今はすごくはっきり想像できています。攻略本の類のモノもいっぱい出てるみたいです。しかししゃくなのでそういうものはなるべく買わずに、マンガを読んでもっと首をかしげてみます。

 容姿端麗で妙齢(ところで妙齢って何なんでしょうね)の女性がいっぱい出てきたわりに、純然たる「萌え系キャラ」はあまりいなかった気がします(猫耳のコも髪はねたコも語尾変なコもいません。 ‥‥ 変なこと喋るコはいぃっぱい)。ところどころで小さな萌えはもちろん起こりましたが、対象が各話ごとに散らばってしまい、逆にいっぱいすぎて誰にいちばん萌えていたかよくわからなくなってしまいました。

 深く悩まず、とりあえず今はおばさんに萌えてることにします。

 そして映画をまだ見てないわりに『tune the rainbow』や『THE GARDEN OF EVERYTHING』や『ちいさなヘミソフィア』がヘヴィローテーションです。曲から入ったアニメもめずらしい。


◇ なぜかだるいです。

 先月の8日から喫煙しなくなってからこっち、すばらしく体調が良いかと言うとそんなことはなく、今日は起きてからずっと、一日中ひどく体がだるかったです。吸わなくなってもう一カ月になるんだなあ。だから肺や血は綺麗になりつつある?はずなんだけど‥‥。

 昨日マジックリンでいろいろやって、吸い込みすぎたかな?

 それとも、最近無闇に寂しいし、風邪かな?

 ま、誰も心配してくれないので自分で心配しながら、必要以上に大事に大事に生きていきます。

 ではです。

2003年11月1日(土) 11月2日(日) 5:55 +0900

◇ 掃除は。

 こないだココに「もう観念しました。ついに4年の沈黙を破って本格的に掃除します。」という旨のことを書いたわけですが、部屋ではそれ以上に画期的なことはまだ起こっていないようです。

 思うに、本気で思うに、今までは「掃除なんてぜっったいにせん!」と思っていたのに、今は「まあ、してやっても良いかなあー」と思えているので、そのうち始まると思います。始まるはずです。始まると良いな。


◇ わからんー。

 アニメのラーゼフォンがあまりに面白いので、最近はマンガのラーゼフォンを探しております。 ‥‥この場合の「最近」は、わたしの知る範囲では「今日」と置換した方が正確な気がします。

 今日まわった3件の本屋さんには置いてなかったようです。「美嶋と久遠の絵が可愛かったら買おうと思うんだけど、それにはまず立ち読みせんならんのに、置いてないんじゃねえ。」と友だちに愚痴ったら、「おっきなマンガ喫茶に行きなさい」と言われました。

 そのとおりだ。

 そして、まだ全部見られてないのですよ、アニメのラーゼフォン。話が微妙に違うらしいのでまだ読まない方が良いかもですね。


◇ レンタル ⊂ 借りる。

 友だちが「ラーゼフォンはDVDを借りて見ました」と言ってるのを聞き、勝手に「DVDをレンタルして見ました」と置換し、それでTSUTAYAに行ってDVDレンタルを探していたわたしですが、 ‥‥「レンタルした」は賃貸レンタル以外の借り方を含まないのに対し、「借りた」はTSUTAYAなどでレンタルした以外の場合を含むんでした。

 ああ、勘違い。友だちはレンタルしたわけじゃなく人から借りたんだそうです。『ラー』はDVDレンタルないんだそうです。VHSのみらしい。そら探してもないわけであって。もごもご。

 とにかくコレはエヴァ並に謎謎じみていて、気持ちがよろしいです。また、ところどころにエヴァその他、今までにあったSF作品や「SっかりFァンタジー」な作品群へのオマージュも感じられて、それもなかなか好きです。『マトリックス』を見ていてところどころに『攻殻』を感じるという、そういう感じで。最終回あたりが手書きの静止した絵ばかりになっていかないことを、今は切に希望しているのみであります。

 しかし小松左京をちょっと持ち上げすぎかもしれないのが解せなかったり、逆から考えて非常に納得いったり、いろいろ。今日そういえばTVで『JM』をやっているのを見てて、キアヌ・リーブスはどっちかと言うと電脳系の顔なのかな?と思いました。ってことはつまり、お釈迦さまも電脳系であるということが言えるかもしれません。なぜなら、ストーリィそのものはかなり違和感あったけど、『リトル・ブッダ』のキアヌにさほどの違和感は感じられなかったから。だからお釈迦さまは電脳系と言えるかも。

 ‥‥いや、まずまず言えないだろう。

 関係ないけど、過去に現れた有名な宗教者の多くは、恐らく、もし現代で活動していたなら、ほぼすべての人がネットで伝道活動していたんだろうな、と思います。親鸞さんあたりはきっとかなりフラッシュを多用したビジュアル的に訴える濃いぃサイトを作っていたんじゃなかろうか、と思う。いや予想というか何というか茶飲み話ですがね。

 ではでは。


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