Just a Little Bit of… の日記
バックナンバ 2003年10月

2003年10月31日(欣) 10月31日(金) 23:55 +0900

◇ お引っ越し。

 バイト先のサイトが引っ越しました。完全移転です。

 勝手がわからずに二度くらい戸惑いましたが、半信半疑でつないだらすごく簡単につながって、「ちょこちょこ」っと頑張ったらファイルが「ばびゅん!」と、すごい勢いで保存されていきました。

 今までは別のお仕事をしている人のところにCDやフロッピで更新用ファイルを持っていって「すみませんー」と言ってお願いしていました。あきらかにサイト更新よりももっと重要な業務をしていらっしゃるのに、それを無理に中断していただいていた気がしますので、ほんとに「すみません」って感じでした。

 それが、これからは更新が本当にラクになりそうです。どんどん、ガンガン、もし何か変な間違いが見つかったりしても、その日のうちに気が済むまで何度でも更新できることになりました。

 じゃなくて、徹底的に「定期更新」できることになったのか。
 つまり仕事が微妙に増えた ‥‥ いや、仕事っぽくなりました。

 たぶん、いいことだと思う。

 英語の表現はこれで良いのでしょうか。更新されたあとで偶然お会いできた先生に聞いた範囲では「この was はなくても良いかな?」とのことでしたが、他にもあるかもしれません。もしお気づきになった方がおられましたら、こっそりメールでも、掲示板でも、教えてくだされば幸いです。

 うちに戻ってきて、サイト内でのリンク間違いは一箇所気づきました。たぶんサイト作成・更新における過誤は気づいた数より多いはずなので、ちょびっと以上に不安です。

 つまり今回の更新はあまり徹底的ではなかったらしい。。。


◇ 選挙。

 野中ひろむ氏が政界からいなくなって、途端にうちの選挙区が激戦区になったようです。そろそろ候補者の名前くらい覚えないといけないかなー、と思っていたら、NHKで「激戦区特集、今日は ‥‥ 」と言って、うちの選挙区の状況を伝えてくれまして、おかげで少しわかりました。自民・民主・共産、三人が争ってるんだそうです。ほほう。

 選挙になると、防音って大事だなって思います。今日の昼間詰めていたバイト先は、すごくガッチリした建物で、完全防音っぽいです。選挙の車の音を聞いたのは、外に出てる時だけでした。

 それとも、大学のそばは案外走ってないのかもしれませんね。


◇ ガムガムの実。

 キシリトールのガム、今は煙草を吸いたくなった時ではなく、甘いモノが食べたくなったときに重宝しています。煙草は、友だちその他が周囲で吸っていても全然欲しく思わなくなってます。

 ただ、誰かが煙草を吸っているのを見たり、夜中に一人でこうやって文章を打っていたりすると、自分がかつて煙草を吸っていた時の非常に良い思い出だけがよみがえってきたりすることが、あまりありませんが、鋭く思い出されることがまったくないわけではない。

 そうすると、別にシナプス結合そのものはアセチルコリン代用物としてのニコチンをもはや欲してはいないのに、ココロの表層のすごく堅いところが「煙草をうまそうに吸っている自分」という図の実現を欲してしまうことがたまにあるので、 ‥‥ 「そういうのは全然、単にダマされているだけだよ」、という事実を事実として受け容れるのに、少ししんどい感じがする、こともあります。

 というか上の文章は何かを言い淀んでる気色が。

 実感としては、吸うのをやめて二週間もすればシナプスがニコチンを欲さなくなる感じがします。なので、あとは雰囲気や刺激物への懐古みたいなやつを脱すれば良いような気がします。

 さてコーヒーを飲もうか。では。

2003年10月30日(木) 10月31日(金) 21:50 +0900

◇ アルバイト。

 目覚めはいくぶんスッキリしていました。めずらしいことです。いいことです。煙草を添加物バリバリの煙草から無添加のに変えただけでも、目覚めはだいぶ改善しました。クチの中がいがいがしませんし、何より独特の吐き気から解放される、 ‥‥らしいです。わたしもともと吐き気しなかったのであんまりそっちはわかりません。とにかく口がすごく良い感じです。

 いやいや、とにかく目覚めはスッキリしていました。最近の飲み会の次の日はほとんどスッキリしていなかったので、珍しかったです。

 あまりにスッキリしていたのでもったいなと思い、もう一度眠ったり、もう二度眠ったり、‥‥惰眠をむさぼりかけていたら、アルバイトの同僚から、お葬式が入ったので代わってもらえないだろうか、という旨の電話がかかってきて、快く引き受け、交代しました。


◇ とんかつ。

 バイト終了後は、友だちや先輩と一緒にとんかつを食べました。京都駅の上です。問題なく非常に美味しかったです。麦ごはん、キャベツ、みそ汁、お茶、 ‥‥恐らくとんかつ以外のモノはすべて、ソースも漬け物も、何もかもおかわりできるんですね、とんかつ屋さんって。わけもなく一生懸命に食べてしまい、食べ終わってしばらくは、おなかがすごく苦しかったです。

 友だちんちでは、みんなで『そのとき歴史が動いた』の白虎隊を見ました。HDDに録ってDVDに保存するという、欲しいけど高いからこりゃ買えんわ、みたいな機械があって、それでは1.3倍速でも音が聞こえて、松平アナが非常に早口で、忙しかったです。

 木曜日はそんな感じでした。家では『ラーゼフォン』の第十五楽章を見ました。

2003年10月29日(水) 10月31日(金) 20:55 +0900

◇ 発表。

 水曜日は、本願寺の境内にある、いくぶんうらぶれた感じのある建物の二階を拠点にしている「宗学院」という研究施設での、『教行信証』についてかなり昔の人が講義しているのを筆録した漢文その他の文章のうち、「これはすばらしい!」ということで、活字にされている「講録」というモノを、すごく苦労しながら、引用などもあきらかにしながら現代ふうの文章にする作業をしているのの、わが班の発表でありました。いつもよりちょっと多すぎる感のある分量で、いや二倍くらいはあったと思うんだ、それでぜっっっったい今週中に終わらないと思ったんだけど、どうにかこうにか、どちらかというと「どういうわけか」、今週中に終わりました。すごくびっくりしました。

 いや、午前中は別の、メインの講義があったんですが、ちょっとその、準備その他で休んでしまいました。だってすごかったんだもん発表。そして来週の午前はお休みだと黒板に書いてありました。うーーん。


◇ 宴会。

 その後、「講録」でお世話になっている先生が今年の3月に「勧学(かんがく)」になられたののお祝いが、本願寺そばのホテルでおこなわれまして、それに出席しました。先生の有縁の方々がいっぱい集まって、なかなかに華やかで厳かで、しかし楽しい宴席でした。

 たくさんの祝辞の中で、先生のご子息が同じ宗学院で「研究員」という、われわれ学生を指導している立場にある、ということを知りました。そういえば先生と同じ名字の研究員の方が、たしかに。そうだったのか、親子だったんだ ‥‥。

 わたしは祝辞を聞いている中でその事実を初めて知りましたが、100年前から知っていたような顔をして、他の人と一緒になって笑っていました。

 まあまあ、そういうもんですよね。

 宴席のとき隣にいた友だちに「今日のことも日記に書きますよー」と話したので、約束だし、宴会があった、ということは書いております。

 この日はすごい先輩ばかり周囲にいたせいもあって、悪酔いせずにすみました。すこし「ぐっ」という部分があると、普段自分がどんなにすさまじい飲み方をしていたのか、少しわかったような気がしてきます。いやはやひどいもんでございます。

 はい。

2003年10月28日(火) 10月29日(水) 1:50 +0900

◇ 寝付けな〜い。

 最近どうも寝付きが悪いです。今のところあんまり困ってませんが、寝付くのに何か良い方法をご存知の方はこっそり教えてください。羊を数えるとか、獏を飼うとか。月曜日から火曜日にかけてもなかなかでした。

 羊を数えてるうちにぐっすり眠れるYO! というのは、もちろん疲れて眠るというのもありますが、駄洒落が半分なんだそうですね。sheep と sleep との。教えられたときは、自分がそんな簡単なことにも気づけてなかったのがひどくショックでした。

 まあまあとにかく寝付きが悪くて。。。 コーヒー飲み過ぎかなあー、単に。


◇ 選挙。

 選挙の車が走り始める少し前に、寝付けないながらそれでもうつらうつらしながら、変な夢を見ました。夢の中、公明党から出ている女性の国会議員さんが、どういう文脈かまったくわからない場所で「うちは門徒ですから!」と言っていました。なーにをウソ言ってるのかなあ? と不思議になりました。公明党の議員さんが真宗であることは滅多にないと思うので。

 起きて、なぜ彼女が夢に出てきたのかよくわからなくて気持ち悪かったので一応ネットで調べてみたら、彼女は全然公明党じゃなかったということがわかりました。そして、昔は宝ジェンヌだったこともわかりました。歌舞伎役者と結婚してるということも。今日、文化功労賞を受賞したそうです。‥‥ということでタイムリーだったのかなあ、この夢。

 ま、わたしの政治的関心はその程度ってことですね。それでも選挙には行く気でおります、これでも良いらしいので。他県の友だちの家にはまだ選挙券が送られて来てないそうですがうちにはもう来ております。じゃあ資格はあるってことですよね。


◇ 講演会。

 学校の方に行って、もう帰ろうかなあと思っていたら、大宮の本館で講演会があることがわかったので、聞いてきました。内容は ‥‥ 知識偏重ではだめですね、知恵・智慧を身につけなければならないね、ということだったのだと思います。タイトルは「後世を知る智慧」でしたが、先生は蓮如さんの御文章の「八万法蔵章」まんまの「後世を知る智者」という内容で講演されました。

 「智慧が大切ですね」という講演が、それでも知識の方の話にならざるを得ないという(だってコトバは智慧より知識を伝達しやすいモノだと思うから)、そういう難しさを感じました。

 「先に親があって後に子どもができるのではなく、親と子は同時に出来る、なぜなら子どもがいない人を親とは言わないからだ(、だから子も親も、子として・親として、同い年なのだ)」という、真宗のお説教の中ではよく接する話を聞きながら、 ‥‥ ご門主さんの本の時はそのまま読めたのに、今日は「親というコトバで考えればそのとおりだけど、親と呼ばれるようになったモノは子が生まれる前からずーっと存在してる、だから何かそれ以上の要素を考えたくなるなあ」みたいなことを考えていました。

 存在論と、コトバの問題と、要素の問題と、なんかいろいろある中から少しだけ何かを抽出して、すべてわかったつもりになったり、何かを解決したりした気持ちになってはいかんな、みたいな感じです。この感じは、ずっと続けば非常に良いことだと思う。

 全体的な統一感はあんまり感じられませんでしたが、いろいろ考えさせてもらえたので、わたしにとっては良い講演会でした。


◇ 観念したかも。

 観念と言っても観念じゃないですよ、観念の方です。
 称念もよくわかっていないのに。って、なにがなんだか。

 なんか最近イライラします。煙草を吸わなくなったことだけが理由とも思えないので、ちょっと本格的に掃除したくなって来たかもです。以前読んだ森博嗣の本にも、何か迷ったり悩んだりにっちもさっちも行かなくなってる人には、とりあえず部屋を掃除することをおすすめします、みたいなことがたしか書いてあったと思いますし。

 とりあえず段ボールをいっぱい買ってきて本を詰めて実家に送ろうと思っています。それだけやればだいぶ暮らしやすくなるはずです。そのためにはゴミをいーっぱい出さなけりゃなりません。水曜日の夜か木曜日の朝に飲み会から帰ってきたら本格的に開始したいなあ、と思っています。

 作業、今日も少しだけやりました。とりあえず段ボールを買いに近くのスーパに行きました。が、いちばん最近に段ボールを買った場所に行ってみたんだけど、段ボールは一枚もなかったし、段ボールの置いてあった、まるでホームセンタのような品揃えだった一角が冷蔵庫いっぱいの電気屋さんスペースになってました。しかしいちばん最近に段ボールを買ったのは ‥‥ 1999年だから、そりゃ売り場も変わっていようってもんです。わたしはその頃から抜本的な大掃除を一度もしていないわけですね。

 ええと、(^_^;) とにかく段ボールがないとどうにもならないはずなので(もはや信仰。信心ではない。)、自転車で七条のホームセンタに向かいました。一度も通ったことのない道を通って行ったらものの見事に迷い、いつの間にか大阪に向かうJR線を越えそうになってました。八条近くまでいっている。あぶないあぶない。少し時間が遅かったので心配でしたが夜九時までやってくれてるみたいでよかったです。前回の大掃除と同じ、とりあえず5枚買ってきました。

 そして段ボールを置く場所さえないわたしの部屋です。困った挙げ句、パソコンラックの上にパソコンの入っていた段ボールがそのまま置いてある、その上にとりあえず置きました。

 ちょっとだけゴミを片づけ、少しだけ床が発掘されました。いつもここまでは行くんですねえ。今回はなんとかベッドの下まで綺麗にして、本を送って、掃除が完了したらRX-78-2のPGを作ります。場所があけばMSZ-006のPGも作ります。たぶん12月までは余裕でかかります。と言うか12月までで完了すれば御の字です。頑張ります。【バンダイ】

 前に掃除をしたのはパソコンを買うためでした。牛さん ね。今回も一応12月に新しいノートを買うつもりでいますので、 ‥‥ それまでになるべく終わらせたいな、という感じです。そういえば FM-V ビブロを買ったときは掃除しなかったんだよなあ ‥‥。

 という感じで、部屋掃除を始めようとしているという宣言だけかもしれない石田でした。そういえば以前友だちがネットで「やせます。頑張ります。」と宣言してその日記を書き始め、その後会ってもそんなにやせてなかった、ということがありました。わたしは掃除日記は書かずにおこうと思います。完了しかけたら突然つけはじめたり、出来たらいいなと思っております。

 なんかもう今から悲しいです、また宣言だけだったなあ俺ってホントにクチばっかりじゃん! (>_<。) と思って後悔してるわたしの図が容易に想像出来てしまって‥‥。

 ああ、もう! 気を取り直して生きていきます。

 ではでは。

2003年10月27日(月) 10月28日(火) 23:40 +0900

◇ うーんと。

 月曜日はお昼から深草の方へ、やはり至心館展観のお手伝いバイト(正式名称ではありません、念のため)へ行きました。先日土曜日の飲み会の話を同僚として、そうか、わたしたちはあのお店に4時間もいたのか、とか、あらら、遅れてきたきみは10分しかいられなかったの、とか、わたしはそんなにフラフラしてたのかー、とか、初めて知る事実がいっぱいでした。

 うー。もう少しおとなしく飲もう。

 月曜日に観覧に来られた方々は、わたしが展示物の解説をひととおり終えると、そんなのよりもっと詳しい説明を自分たちで独自にされ始めるという、すごい方々でした。勉強になりました。

 同僚で回覧しているノートにその説明を書くの忘れてきました。申し訳ない。


◇ 更新できな〜い。

 同じバイトの関係のサイト更新、部屋からもできるっぽい話を聞いたので、FFFTP 【Sota's Web Page】 でいろいろためして見ましたが、ぜーんぜん出来ませんでした。

 いまカタカタ打ってるまさにこの体勢で、此処や彼処のように更新できればラクだったんだけどなあ‥‥。引きこもり度がぐぐいとアップするだけだから、まあやめといた方が良い、かも。深草に行けばいつでも更新できるし、どうも大宮でもうまいことやれば更新できないわけでもない、らしいので、とにかく頑張ります。


◇ 少し掃除。

 うちの台所には電熱調理器があります。これがまったく使えません。恐ろしく電気代をかけないとお湯もわかせませんし、目玉焼きも作る気になかなかなりません。そして市ガスのコンロもない。お風呂はガスなのに、なぜガスコンロがないのかちょっとわからない。

 なので、越してきてすぐにカセットコンロを買いました。それが古くなってきたので2年前に新しいのを買い、 ‥‥ でも古いやつは台があったのに、新しいのには台がなくコーヒーやお茶が入れにくい。なので今までだましだまし使っていましたが、どうも最近、変なところから火が漏れだしたので危険だと判断、引退してもらいました。

 古いのをどけたらその周囲がやたら汚くて、そのまま新しいのを置くことは不可能。なので台所回りだけやたら綺麗にしました。あ、もちろん今までも何度も掃除してますよ。念のため。

 古いのに比べて新しいコンロは「ゴーー!」と、まるで怒ってるような音で燃えます。火の出るところも縦長になってる気がします。お湯もすぐ沸いて、とてもよろしいです。きっとカセットもすぐなくなることでしょう。

 ではー。

2003年10月26日(日) 10月27日(月) 4:20 +0900

◇ ふつかよい。

 朝、起きたら部屋の電気もTVもパソコンもつけっ放しでした。そしてTVとパソコンからは少量ながら音が漏れていました。TVは4チャンネル。パソコンは鬼束ちひろをエンドレスで全曲。でもってすごく頭が重い・痛い・しんどい。

 昨夜はあんなに楽しくて(^▽^)、そして今日は二日酔いでした。(=_=)

 わたし昨日のことあんまり鮮明に覚えていません。何か失礼なことしなかったですか? というメールを昨日のメンバの一人に送り、ついで全員に送ろうとしましたが、それでは逆にあまりに失礼だろうと思い、やめました。とにかく昨夜のことは輪郭がはっきりしていません。アパートに帰ってきたら誰かが廊下で煙草を吸ったらしく階段に灰が落ちていて、空気がよどんでいて、あまりにくさいので、廊下でお香を焚いてニオイを消した、 ‥‥ というどうでも良いことは結構鮮明に覚えていたりします。

 うーん。よくないですね、飲むたびに記憶を、なくすんではなくても、あいまいにしてしまうのは。

 煙草は、燃えやすいモノがいっぱいある場所で吸う行為とか、重要文化財に腰掛けて吸う行為とか、混雑した非喫煙所で吸う行為とか、風の吹かない場所に落とされて残っている灰とか、なかば公道に散布された感のある吸い殻群とかは、吸ってる時からあまり好きじゃないです。別に吸わなくなったからそういう行為を嫌うようになった、というわけではありません。

 そんなことより。


◇ 悪酔いの原因。

 いまふと、わたしが最近悪酔いしてしまうのは、きっと煙草を吸わなくなったことにも少しは由来しているのだということに気づきました。

 煙草を吸いながらお酒を飲むと、血管が収縮するというのもさることながら、行動に「煙を摂取する」という選択肢が加わるので、自然にお酒を飲む時間が少なくなり、量も減ります、少なくともわたしの場合は。逆に吸わなくなると手持ち無沙汰になってしまい、煙草を持っていた時間をコップを持つ時間に変換してしまう、のだと思う。他にすることがないのでどんどん飲む。どんどん酔う。また、以前は煙草を吸うことで少し酔いを醒ますことができていたのに、それをするつもりで手を動かすとお酒のグラスしかなくて、飲むしかなくて、二倍くらいの量を飲む。そして血行はすこぶる良い。

 そら悪酔いして次の日昼まで眠ってしまうのも道理だ。

 原因がわかったので、次回の飲み会からはもう少し節制をこころがけます。


◇ 青の炎。

 友だちに勧められて『青の炎』を見ました。‥‥サイトを探したんだけど見つかりません。まあとにかく見たのです『青の炎』という映画を、DVD借りて来て。

 面白かったです。

 内容をネタバレにならない感じで言うと、ロードレーサー好きな17歳の理屈っぽい高校生の男の子が主人公で、何かやっちまう、という話です。芝居はみんなかなりうまかったと思います。わたしの好きな松浦亜弥が出ていて、エキセントリックで有名な秋吉久美子も出ていて、あんまり可愛くないような気もするけどやっぱり可愛いのかも知れない女の子も出ていて、わたしのまったく知らない男の子が主演でした。「嵐」の誰からしい。

 わたしも高校まで自転車で、ロードレーサーじゃなくロードマンでしたが通った時期があったし、理屈っぽかったし(ing)、主人公と全然重ならない部分が多いんだけど、少々の共通点を手がかりに、高校生の頃の自分が何を考えていたのかを少し考えました。友だちは「切ない映画だ」と言って薦めてくれましたが、なんかそういう感じのではない、奇妙な感覚で今はいっぱいです。

 とにかく良い映画を見た気がします。松浦亜弥が可愛かったから、それだけで「良い映画だった」と思いこんでるのかも知れませんが。それはそれで良いと思う。

 ではです。

2003年10月25日(土) 10月26日(日) 20:30 +0900

◇ バイト。

 土曜日の日記ですが、日曜の20時過ぎに書いております。

 土曜は朝からバイトでした。土曜は大宮で事務系です。金曜の夜はうまいこと寝付けませんでしたが、うまいこと起きられてよかったです。バイト、午前中はそこそこ業務っぽいことがあったものの、午後はなかなかにヒマで、別バイトのウェブ更新用ファイルを着々と設えることができました。独り言、多かった気がします。

 パソコンとパソコンの間では、そんなに大きくないデータはフラッシュメモリでやりとりしています。ウェブ更新用ファイルもそんな感じです。で、初めて知ったのですが、ファイルをやりとりする速度は、ファイルの大きさより、ファイルの数に左右されるんですね。

 作成途中のバックアップファイルや写真の元データなども同じフォルダに入れていて、ファイル総数514で17メガ。それをフォルダのままフラッシュメモリに移動させると15分かかりました。

 でもそれを圧縮して15メガにし、一つのファイルとして移動させたら、1分くらいでいってしまいました。

 びっくりしました。


◇ 飲み会。

 バイトの後は別バイトの面々で集まって飲み会でした。すごーく楽しかったです。楽しすぎて、美味しすぎて、自分の言動をわたしあんまり鮮明に覚えておりません。これはあんまり良いことに思えません。そしてわたし最近は飲み会の後で一人になってから反省することが多くなってる気がします。なので、今後は深刻に気を付けようと思っております。

 「ヒトの話を遮らずに最後まで聞く」というのも深刻に気を付けるべきだから、多いですねえ、気を付けるべきこと。忘れないように頑張っていきます。

 ではです。

2003年10月24日(金) 10月26日(日) 19:49 +0900

◇ バイト。

 日曜日の午後7時に、24日金曜日の日記を書いております。ためてしまいました。

 金曜日は、お昼からアルバイトへ行きました。深草・至心館2Fの、展示物の説明系です。同僚というかなんというかが、付近を歩いていた家族連れを呼び込んでくれたりしたこともあり、そこそこ盛況でした。ほかにはアンケートの集計をしたり、ケースを拭いたりといういつもどおりの感じでした。

 まずかったなあと思うのは、ボトル入りのキシリトールをごっそり忘れてきてしまったことです。金土日は長いので、その日のうちにコンビニで110円のを買いました。

 以前は、煙草が部屋に2箱くらいないと不安でした。今はガムが尽きるのが少しコワイです。何かに依存するのが好きらしい。

 金曜日はそんな感じでした。

2003年10月23日(木) 10月24日(金) 1:40 +0900

◇ 選ぶ。

 気が弱いもので、クリネックスのCMで「ティシューを選ぶときがきた。」(Kleenex or Not?)【クレシアのサイト】 と言ってるのを聞くたびにハッとします。ティシューとチシューは似てるのですよ、語感が。

 選ぶとしたら、智衆と石田智秀でしょうか。
 ‥‥何がどうなっても絶対にわたしの負けです。(−_−;)

 わたしはお金があるときはミッフィのティッシュを買ってきて使ってます。スーパで全然違うのをすごく安く売ってるのを見かけたときにも、ミッフィから一時的に(実時間としてはかなり)浮気して、たまに買います。なのでティッシュはミッフィか値段か、どっちかで選ぶことが多いです。肌触りはあんまり吟味できないです。トップクラスのメーカの作るティッシュは大体似てる気がしています。それはあたかも、ペプシもコカもコーラはどっちも美味だというのに似ていると思います。

 いや、違うのかな。もごも。

 たぶんミッフィのティッシュがネピアからどこか別のところに移ってもわたしは全然気づかずに買い続けることでしょう。消費者としてのわたしの選択はその程度のものです。誰かの操作しているイメージによって操作されております。


◇ ひさびさ「他力本願」。

 TVを見ていたら、元阪神の星野氏が「他力本願」という言葉をネガティブな意味の言葉と誤解して使っていました。

 この言葉の「他」は「他者」を意味しているわけではないですし、「他力」というコトバが漢字文化圏でいちばん最初に用いられたときも「仏力」をしか意味していなかったので、やっぱり誤用は誤用です。今は「他力」がひょっとして「他者の力」を意味していく方向にあるのだとしても、それならば「本願」をそこにくっつけてくれるな、と思います。全く別のコトバですから、他人と本願とは。

 ‥‥他力本願というコトバをネガティブな方向のコトバとして誤用するヒトって、「本願」を、にんげんの「願い」、ああしたい・こうしたい・ああなったらいいな・こうなったらいいな、という「願い」だと誤解してもいそうですね。実際には阿弥陀さんになる前の法蔵菩薩の願いであって、ヒトの「願い」では全然ないんですが。。

 漢字は難しいですね。いや漢字じゃなくても‥‥

 「すべからく」は「べし」という結びを要求するコトバですが、「すべての」をより文語的にした表現だと誤解して使っているヒトも、立花隆をはじめ、異様に多いですね。わたしもそういうこといっぱいやってるんだろうし。

 だけど「本願」なんていう非常に浄土教的なコトバをこれだけ多くのヒトが使っているというのは、たとえその使用例の大部分が誤用であるとしても、すごいことだと思います。「往生したわあ」とかね。往生したら、そらめでたいことです。


◇ 「無常」? 「無情」?

 そういえばうちの祖母は、知り合いや親戚や友だちが亡くなって家族の誰かが沈んでいると、聞こえるように、鬼の首をとったように、「なさけないね!」と言っていました。なんでそんなひどいことを言うのかな? と思って瞬時に思いついたのが、「無」を頭の中で「無」と誤変換してしまい、それを訓読みして返り点を打ってる、ということでした。「いや、まさか」と思ったけど、あまりに何回も言うし、言い方があまりに自信に満ちているので、きっとわたしの推測に間違いがないような気がして、あまりに怖くて、本人に確認できていません。ぜーんぜん意味違うのに、きっと彼女は「無」というコトバの示す内容こそが仏教の真髄だと誤解しているのでしょう。

 誰か親しいヒトがそういう理由で沈んでいる時には「何か言わなきゃ!」と思うものだし、元気づけようとか寄り添っていようとか思うものだし、そして祖母の「なさけないね!」というコトバも、効果には疑問が残るけれど、彼女なりに考えて発せされたモノであるんだと思うから、そういう意味では別に良いのですよ。うん。

 ‥‥とにかく、阪神に連打がないというのは、星野さんが言っていたようにわたしも心配です。今の阪神は「他力本願」になってるんだそうです。それはすごく良いことだなあー、羨ましいなあー。いや、誤用を勘案して翻訳すると恐らく、めぐりあわせの良さに頼りつつある、ということのように思えます。いわゆる「運」も実力のうちだと思うので、それはそれで良いのかなとも思います、が、やっぱり連打はあった方が良いと思う。

 わたしは巨人ファンです。なので日本シリーズはセ・リーグのチームを応援することが多いです。近鉄が出たときは近鉄を少し応援しました。少し。例外はそれだけだったと記憶しております。

 ではです。

2003年10月22日(水) 10月23日(木) 5:40 +0900

◇ 煙草、つづき。

 ちょっと前から煙草をやめてる先生がいます。以前はものすごいヘヴィスモーカだったんですが、今はぴったりやめてはります。「わたしも二週間くらい吸ってません」と言ったら、「きみもきっと煙草吸ってる夢見るよ! ( ̄ー+ ̄)」と言われました。

 もう見ました。(10月15日の日記 「tabacco」)

 先生に「わたしは味のある夢は初めて見ました」と言われて気づきました。そういえばわたしが見た夢にも強烈な味があって、そして、わたしは味付きの夢を初めて見た気がします。ニコチンとアセチルコリン、シナプスの関係なのでしょうか? 本当に美味しい煙草の味がしました。

 石田 「ぼくは夢の中で吸いながらすごく後悔しましたが、先生は?」
 先生 「しましたよー。起きてからもずっと後悔してました。」


 ‥‥‥‥

 煙草を吸わなくなるといろいろキツイです。昨日の日記にも書きましたが、脳がほんとに全然はたらかなくなるのがまず最大にキツイです。あとは、今までに煙草を吸ながら経験した楽しいこと・嬉しいことを思い出し、「煙草を吸えばあの楽しさや嬉しさを、当時のままでもう一度感じられるのではないか?」という幻想を抱いてしまうと、その大変きらびやかでセピア色なショウウインドウからココロをひっぺがすのがすごくしんどいのと、 ‥‥ わたしがまた吸い始めるとしたら、そのへんがうまく整理できなかったからだろうと思います。

 友だちの上司は、煙草が身辺にないと安心できないので、胸ポケットに煙草を入れつつ、もう半年以上吸っていないそうです。その、身辺に置いておきたいという気持ち、少しわかります。少し。少し。

 こうやって日記に何度も何度も書かずにおれんということは、つまり本当にしんどいのでしょう、わたし。自分が思っている以上に。 ‥‥ でも今の世の中で吸い続けるのもかなり強靱な意志が必要だと思います。お互いに(誰?)頑張りましょう。


◇ 真宗聖教全書に誤植発見。

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 内容に変化は一切ござらっしゃいません。

 こないだ八尾南に聞きに行ったご法話は、一般的に考えられているのとはまったく逆方向の、お仏壇の話でした。楽しくて気が重くなる、硬派なお話。その時、真宗と浄土宗との違いについて解説する場面での自然な流れで「来迎」の方にも話が発展しました。で、バイト先に来迎の阿弥陀如来絵像(国宝のレプリカ)が展示してあることもあって、いつもにもまして興味深く聞かせてもらいました。

 今日は、その時に和上がおっしゃっていたお聖教を見ていました。そして引用しながらページをメモっていて、柱に書いてある ページ番号に誤植 を発見しました。『真宗聖教全書 一、三経七祖部』(大八木興文堂)の、道綽『安楽集』、439頁です。

 四三七、四三八、三九、四四〇、四四一、‥‥

 経論釈を詰め合わせたこういう本のことを、真宗では「お聖教(おしょうぎょう)」と言って大事にしています。普段ぜんぜん「お聖教」を読まないわたしなだけに、こういうのを見つけると変に嬉しくてたまりません。

 ‥‥漢文は好きです。お経はいただきながら大体意味を取るように心がけております。いろいろ書いてあるわりに、究極的な内容は、たった一つらしいですYO。

 お聖教関係?の研究所、来週の発表はわたしの班です。準備が大変でしたが、いちおう一区切りつきました。一難去ってまた一難。‥‥いやいや。一「難」はネガティブという意味での難ではなく、むずかしい! という意味の難です。もちろんです。

 別。土曜日に予定している飲み会の予約は完了しました。

 ではではー。

2003年10月21日(火) 10月23日(木) 0:45 +0900

◇ 煙草の裁判。

 日本でもアメリカなみの裁判が戦われ、JTが負けずに済んだようです。
 【Kyoto Shimbun 2003.10.21 News】

 吸いたいときは吸えば良いし、吸いたくなくなったら休めば良いという、それだけだと思います。飲み過ぎで死ぬヒトもようけおりますが、誰も酒類の製造や販売の会社を訴えようとはしません。

 いや、してるのかもしれませんね。

 酒やビールは製造も販売も複数あって訴える相手がメチャクチャ多くなるから、面倒で、それで訴えられないのかもしれませんね。逆に言えば、JTは製造から輸入や販売までを一社でやってるから訴えられたのでしょうか。

 いや、アメリカではフィリップモリスでしたね。ダンヒルとかいろいろ会社あるのにフィリップモリス。わたしの大好きな、しかし添加物バリバリで体調悪くなったので吸わなくなり、アメリカンスピリットにとってかわられたマルボロ(わたしが好きなのはonlyソフトケース)を売っていたフィリップモリス。

 煙草は生涯にそんなにたくさん種類を吸うヒトいない気がするから、訴える相手を特定できるのかな。

 とにかく、自分でやめようと思えば簡単にやめられるのに、やめられなくて体壊すのをヒトのせいにするのはあんまり好きじゃないです。全然別のモノで考えると ‥‥ 面白すぎる本に出逢ってしまい、完徹してしまい、次の日すごく眠くていろいろ失敗しても、それは本人の責任だと思います。わたしは京極や森さんを訴える気にはなりません。

 煙草、ほんとーに簡単にやめられます。「やめたいのにやめられない」と言っているヒトがいるとしたら、それは気づかぬうちにウソを吐いているんだと思います。煙草を吸わなくなると、頭がほんとーに回らなくなったり、イライラしたり、他者に当たり散らして迷惑をかけたり自己嫌悪に陥ったり、何もかもが楽しく感じられなくなったり、いろいろしますが、‥‥

 ‥‥要は、比較の問題です。そっちが良いからそっちを選ぶのです。しかし吸い始めと同じくらいストイックに頑張れば簡単にやめられます。だってホームシックになってもほっとけば直るじゃないですか。軽い高山病なら一日経てばなんとか歩いたり走ったりできるようになるじゃないですか。同じです。

 いやほんとに、吸い始めの方が吸い方わからなくてキツかったです。

 一息の全部を使って煙草を吸ってはいけないんだと思います。吸い始めの石田はソレをやり、ものすごい勢いで酸素欠乏になりました。そして当然のように「煙草吸ってるヒトってものすごい頑張り屋さんなんだな!」と思いました。自分は歩きながら吸うなんてできないし、麻雀しながら吸うなんてできないし、お酒飲みながら吸うなんてできないのに、彼らはそれをいとも簡単にやっていた。本当にすごいと思いました。

 その後、すごくストイックに、文字通り肺から血のにじむような努力を重ね、わたしはきちんとした喫煙者になることができました。煙草の先輩・でも同い年の方から「おまえ吸ってると違和感あるけど、ちゃんと吸ってるから文句言われへん」と言われたときは非常に嬉しかったです。右手でも左手でも吸えるようになったときは嬉しかった。生まれて初めてくわえ煙草で歩いた中野の街。なつかしいなあ ‥‥ (何か間違っている)

 もちろん「ふかす」と「吸う」の違いもわかります。


◇ いしだ推奨の吸い方。

 お酒の飲み方は最近わからなくなることがあるし、ヒトの話の聞き方も最近ぜんぜんわからなくなっていて相手に不愉快な思いをさせてしまうことが多いのですけど、煙草の吸い方は、たぶんきっちりわかっています。吸い方は‥‥

煙草を、一息の1/3くらい吸い、煙草を口から離し、残りの2/3息は空気を吸い、肺いっぱいに煙を充満させ、少し息を止め、ゆっくり吐き出す

 です。吸った息を肺に入れず口からすぐに吐くことを「ふかす」と言います。きっと体に良い方法だと思いますが、「体に良い吸い方」とは言えません、なぜなら吸っていないので。高校の同窓会に行って、高校の頃から吸っていた友だちが実はふかしていて、非常にびっくりしたものです。

 ふかすと副流煙どころの騒ぎじゃないです。半径10mくさいくさい。隣にいると目が痛い痛い。(>_<。) しかもあまりに悲しくて本人に言えなくてつらいつらい。

 この項、水曜日の日記に続く‥‥。


◇ ニュースの簡潔さ。

 有栖川「宮」の詐欺事件、NHKのニュースで「詐欺でタイホ」と言ってるのを見て、非常に納得がいきました。

 それまではワイドショウでちょこちょこと見てるだけでしたが、彼女が何をしたのか、彼の何が問題なのか、まったくわからなかったんです。ワイドショウも最初から見なくちゃいけないのかなあ。でもワイドショウって、基本的には付けたらやってるものですよね? そして、くだらないことをずーっとやっていて、気づくと大笑いしたりCMがもどかしかったりする。

 しかし今回の「事件」は女性が萌え系から対極にあったのと、何が問題なのかが伝わってこなかったのとで、大笑いもせずCMももどかしくなく、素直にTVを消していました。とにかく何がどうなのか全然わからなかった。

 それがニュースになった。びっくりしました。あんなわかりやすい、ものの30秒で完璧に伝えられる話なのに、ワイドショウは何分やっていたのだろう? ワイドショウとニュースそれぞれに猛烈に才能を感じました。

 タイホ後に流れた、タイホ前の動画。男の人は、自分の行為なのに「それでお聞きになりましたらですね、」と敬語を使っていました。ブンガクの歴史で見ますと、自分の行為に敬語を使うのは天皇だけです。たとえば『竹取物語』。「最高敬語」という種類の敬語だったかな。「わたしが何々をなさる」と。それとまっったく同じ表現をパパパッとできてしまうとは、さすが宮家だ、と思ったのでしょうかな、だまされた方は。

 きっと、ただ敬語・謙譲語の使い方を間違っただけなのかもしれませんけど ‥‥。 わたしもよくやります。他者なのに「申されております」みたいなことを平気で言って、あとで気づく。しかし自分に「おっしゃいました」とはまだ言わん。

 ではー。

2003年10月20日(月) 10月21日(火) 1:30 +0900

◇ 記念式典。

 バイト先で第二期の展観が開始になりました。朝早くから深草へ自転車で行って、ひとが来るのを待ったり、式典の準備をしたり、あまり役に立たなかった気がしますが、手伝いをいろいろしました。記念式典、業者さんが撮影していた関係でものすごく強烈なライトが来賓その他の方々を照らしていて、写真が撮りやすかったです。窓のない室内でシャッタスピードが「1/60」なんて表示されてるの、初めて見ました。

 式典の前、KBS京都の方が「撮影した映像の一部は今日のニュースで流す予定です」という旨のことをおっしゃってました。帰ってきて番組表をちょっと見ましたが、ニュースそのものがいつ流れたのか全然わかりません。でもきっと流れたのだと思います。


◇ 体に悪いことその1。

 バイトの合間、というか始まる前、いつものようにコーヒーを飲んでいたら、同僚が「石田さんブラックしか飲みませんよね、しかも大量に。なんで砂糖やミルク入れないんですか?(胃や体にワルイっすよ?)」みたいに聞いてきました。わたしは正直に「ブラック無糖の方がそれ以外のコーヒーよりうまいと思う」とか「砂糖入れたら息がクサくなる気がする (>_<)」とか「砂糖入れるとおいしく思えない」とか答え、「‥‥でもカフェオレは大好き (≧▽≦)」とも答えました。あんまり納得いかなかったみたいです。

 わたしの中では、コーヒーとカフェオレはまったく別の飲み物です。‥‥「ラテ」ってのはエスプレッソとホイップクリームのカフェオレですよね? そして「コーヒー牛乳」は甘すぎるカフェオレ(+もっともっと牛乳)。ネクターが飲みたい時に手元にネクターがなく、コーヒーとコーヒー牛乳しかないならコーヒー牛乳を飲みたい。いやとにかく別物なのです。コーヒーに闇雲に砂糖を入れたり植物から作ったミルクもどきを入れたりしても(わたしには)美味しくなんかならない、というのが実感です。

 ‥‥同じ葉っぱだからなんとかなるんじゃねえか? と言ってお茶を煙草みたいにして吸ってもきっと美味しくないでしょうし(強烈にむせそうな気がする)、逆に、煙草をお茶のようにして煮出しても劇薬になるだけでしょう。コーヒーに砂糖というのは、そういうのとあんまり変わらない気がします。いやいや。譬喩はもともと不完全なモノなのです。と言って逃げる。

 その後、彼は、わたしのかばんの中に、わたしが今日生まれて初めて買ったボトル入りキシリトール【LOTTE XYLITOL】が入っているのを見て、「石田さん刺激物が好きなんですね?(胃や体にワルイものが?)」と言い、わたしは唐辛子やコショウ、牛丼屋さんの紅生姜を思い浮かべて「うん」と答え、彼はそれでひどく納得がいったようでした。

 ‥‥わたしとしてはキシリトールはきっと刺激物じゃないと思いまふ。煙草を休み始めて明らかに口寂しくなってるので、それで買ってみました。これ一つが三日以上もてば煙草より安いしサ。もし歯によかったら一石二鳥だしツァ。ガムそんなに食べないから三日以上はもつと思うしツァ。

 そう書きながら、またコーヒーを400ccほど飲もうとしています。。。


◇ 麺屋 黒船。

 大学のそばに二軒あったローソンのうち一軒が、何年か前に撤退し、それ以降、その場所には怪しげな店が入っては去り、入っては去りしていました。どれも健康食品系のお店だったように思います。どれもいつ空いてるのかよくわからなくて、でも知り合いに聞いたらある瞬間にはお年を召した方がものすごい数並んでいるという。そういうお店が入ったり出たりしていた。そこで今度は、今までよりも本格的な工事が始まっていました。

 今日見たら、そこに「味噌麺」の見慣れた看板がかかっていました。あの文字は、そしてあの店の名前は、わたしの部屋のそばと言えばそばに、今年の初めか去年の遅くくらいからできているラーメン屋さんと同じではないか。今までに食べたことのある中でも強烈にNo.1でおいしくないお好み焼き屋さんの跡地に出来たので、なんとなく一度も行かずにいたラーメン屋さん。チェーン店だったのか! ( ̄_ ̄;) じゃあアレ(うちのそばにある方)は昔あったお好み焼き屋さんとは何の関係もないのか! 「‥‥じゃあ行ってみようかな。でも味噌ラーメンはちぢれ麺じゃなきゃな」と思ってネットで調べましたら、ちぢれ麺であることが判明。嬉しくなって食べに行きました。


◇ 体に悪いことその2。

 ラーメン、体に悪そうな感じのスープでした。非常においしかったです (^▽^) 。でも麺は、たしかにちぢれていました。しかし食べ慣れた堅さと太さの、わたしの頭の中にイメージされていた麺ではありませんでした。紹介してる個人サイトに「平打ちちぢれ麺」と書いてあったのがどんな麺なのかわからなかったんですが、見て食べて納得。なるほどこれが「平打ち」。わたしには歯ごたえがあんまり感じられません。物足りない。ずるずる。しかしスープはおいしい。ずるずる。

 このスープと麺の(わたしにとっての)アンバランス、それはあたかもバーに当たって跳ね返るボールを見て一瞬完全に醒めて叫ぶ「もう少しだったのに!! (>_<。)」に酷似してました。。

 しかし、だしは本当に、大好きな味です。たぶんわたしは「平打ちちぢれ麺」という麺と濃厚味噌スープとの組み合わせが許せません。ひょっとすると醤油は好きになるかもしれません。なのでまた行ってみます。‥‥というかあれのどこが味噌だったんだろうな。いや味噌でも味噌でなくても美味しいラーメンスープは美味しいラーメンスープです。コーヒーとカフェオレくらい違うんです。ただ、ぼくはコーヒーもカフェオレも大好きです。まったく異なるモノなのです。

 麺屋は混んでましたが、となりにあるラーメン屋さんはお客さんが誰も入っていませんでした。あそこまで対照的な同系列の隣同士は久しぶりに見た気がします。そういえばわたしもあそこはあんまり行ってないです。

 ではでは。今日はこれから漢字とカタカナを気合い入れて読みます。がんばります。(サとツァの関係については19日の日記を参照のこと)

2003年10月19日(日) 10月20日(月) 19:35 +0900

◇ あまりなんにも。

 これは日曜日の日記です。が、月曜日の19:10から書き始めています。書き終わった時間 or アップした時間は上、日付の後ろの時間になります。通常、日記を二日分以上を書きためているときは、下の日記は書き終わった時間、上の日記はアップする(見込みの)時間を記述しています。

 で、日曜日は

ごはんをゆっくり食べて一日ゆっくりしていました。朝早くにTVを見ながら「丸山すごい頑張ってるなー」っと思いつつうつらうつらし、その後でパッと見た松井の試合を8回表の攻撃終了まで見つづけて(そこまでは記憶している)、そのあとフッと気がついたらアルジャジーラでした。夜はあれよあれよと13点で、なんか悪い夢でした。松井も阪神も残念でした。

 ということくらいしか日記に書くモノを思いつかない一日でした。

 あとのトピックはですね。

 ‥‥‥本を綺麗にスキャンするためにページを切ろうと思い、定規を探し、もちろん見つからず、一瞬ながら「部屋掃除しようかな」と思ってしまったとき、ココロの中にものすごく重くて黒いクモがかかりました。がんじがらめです。それから先は何を食べてもあんまりおいしくないし、誰と話してもあんまり楽しくないし、何を見てもあんまりわくわくしませんでした。だから次に思うときは体調のもっと良いときにしたいものです。

 クルマにくわしい友だちが「WRCはすごいぞ!( ̄□ ̄;)」(感嘆符以下はぼくがつけました)と言ってくれました。「インプレッサだよ、ツァじゃなく」とも。スバルの公式サイトにもそう書いてあったから、どうもそうらしいです。

 もご。

 とにかく来年の9月には、たくさんのインプレッサが数え切れないくらいたくさんの人に見守られながら、十勝を縦横無尽に走るのです。詳細は 【十勝毎日新聞】 をどうぞ。

 ほいじゃ。

2003年10月18日(土) 10月19日(日) 4:38 +0900

◇ 八尾南。

 今日は龍大の報恩講だったのでバイトが休みで、昼までゆっくりしておりました。そのあとは八尾にお説教を聞きに行かせてもらいました。やっぱり大事なことは何度も何度も語られるんだなあ、と思いながら聞かせてもらっていました。お説教を聞きながら「なまんだぶなまんだぶ」と口走ってしまう人は日本中に ‥‥ いや世界中にようけいるけれど、やっぱり大阪で聞くソレは本場だけにいくぶん野太くて、「和上の声が聞こえないくらいの大きさでナマンダブと言う人がいた場合、俺はどうすべきだろう? 『邪魔なお念仏だ!』と言うとすると、阿弥陀さんソノモノに対して『邪魔だ!』と言ってるのと同義じゃないか。でも和上の話が聞こえなかったら言ってしまいそうだ‥‥」などと、どうでもいいことを考えたりしました。

 行く前に梅田のヨドバシでプリンタのインクを買いました。HPのインクは高くて(と言うより下手すると1年くらい平気でもってしまうくらいいっぱい入ってて)有名だけど、去年の春にプリンタとスキャナを買ったポイントが5000円くらいあったので、まったくなんも払わずにすみました。

 ヨドバシのそばのDOS/Vパラダイスでは、10枚1380円のDVD-Rメディアを買いました。「4倍速書き込み対応」と書いてあって、たしかに15分くらいで書き込めています。なんだなんだこの速さは。こないだ10枚1099円で買ったDVD-Rメディアは何をどうやっても一時間かかっております。もう遅い方は二度と買わないのではないでしょうか。やっぱり速いほうがいいです。

 う

 ジャスミン(@TV)が「みんな!ジャスミンにお薦めの本を教えてね☆」って言ってるのを見て「おまえ英語ぺらぺら読めるんだからマンガ(金田一少年の事件簿)なんて読まんとハリーポッタでも読みゃいいじゃねえか」と突っ込んでしまってました。ううむ。

 ‥‥マンガ読みたいならやっぱナウシカを薦めたいな。18歳になったってことだから小説なら、まだ読んでないなら、やっぱ村上春樹を読み始めればよさそうだなあ。まあまあ本気で伝えようと思っているわけではありません。テレビテレビ。


◇ 地元その1。

 「鈴木前議員は不出馬」 【十勝毎日新聞より】

 わたしはこの記事の中心の内容ではなく、それに伴って伝えられている、鈴木氏と松山千春との友情の深さにちょっと感動しています。

 真宗のお説教では時々じぶんと阿弥陀さんとの関係をコドモと親との関係になぞらえて、‥‥自分がとんでもない犯罪を犯しても親はかばってくれる、それと同じようなもんだ、阿弥陀さんはありがたいんじゃ! みたいなことを言う布教使さんの方がいました。

 今はこういう内容のお説教は流行らないのかもしれませんが、とりあえずコドモの頃にはそういうお説教を複数回、おそらく2ケタ聞きました。聞く度に「犯罪は犯罪だから、かばってくれて有り難いのはわかるんだけど、償わないで良いわけじゃないと思うんだけどな ‥‥」(この譬喩はその辺をうまいこと説明できてないんじゃなかろーか?)みたいなことを思い、居心地が悪くなりました。

 いまならば、当時のわたしが危惧していた「かばってくれてありがたい!」→「何やってもオッケー!」という方向の「誤解」は「造悪無碍(ぞうあくむげ)」という歴とした、まさに事実と歴史に裏打ちされた間違い解釈の代表格であることがわかっております。とにかく譬喩はすべてを説明しきらないという、それだけのことです。

 いろいろ違うのはわかっておりますが、松山と鈴木の信頼関係は、やっぱり見ていてすごいなあと思う、というだけです。たしか『ホットロード』【bk1】にもそういうシーンがありました。

 社会的・相対的な善悪や正邪と、友情や愛情の深さとは、同列に論じるべきものではないのだと思います。しかし実際には、そういう不可能なモノは案外簡単に絡み合うし、行動するときにはそういうのをひっくるめて考える必要に迫られる。なんか、考えるだけでも非常にしんどいです。

 いやはや。


◇ 地元その2。WRC。

悲願達成 “世界規模”地域挙げ歓迎へ
受け入れ準備急ぐ

 【十勝毎日新聞より】

 来年、十勝で「WRC」が開催されるんだそうです。記事には開催が決まって責任者が泣いた、と書いてありました。泣くほどのことなのかな? と思いましたが、ラリーの世界最高峰のレースなんだそうです。友だちで優しいインプレッツァ乗りがおったのでかろうじて知ってます、そういうレースがあるということは。しかしソレがコレだとは知らなかったです。

 だとするとそれはかなりスゴイことではなかろうか。地方新聞のトップ記事で済むようなもんではないだろう。F1開催決定と同じかそれ以上のすごく大きなニュースなのではなかろうか。

 たしか彼が買ってみんなに無理矢理見せたビデオは、そのレースでのインプレッツァの勇姿ばかりを集めたモノでありました。【インプレッサWRC2003解説・スバルのサイト内】

 とにかくすごい。すごいぞ。しかしわたしはその時期ほぼ確実に十勝におらん。

 とたんに残念です。なんとかしてその時期残っていようか。

 ではです。

2003年10月17日(金) 10月18日(土) 3:12 +0900

◇ 寒いです。

 最近めっきり寒くなってきています。どうぞご自愛くださいな。わたしはユニクロにカシミアのセーターを買いに行きましたがまだ売ってなかったので帰ろうと思い、しかし「そういえばズボン欲しい」という気がしてしまい、黒っぽいチノパンを買ってきました。フトコロが‥‥。消費社会は小悲社会。大慈小悲もなき身にて。もごりもごり。


◇ 緊張。

 展観室はまだ開館前ですが(20日〜)、なかなか大規模な予約をいただいていたお客さん?観覧者?が見えました。もうモノは並べてあるので今日は予備日みたいなものであります。だから見えられても良いのです。

 本当は図書館の方に説明していただけたら良かったんだろうと思います。しかし図書館では大きな用事があったので叶わず、 ‥‥わたしが解説させていただきました。別にそんなに緊張してわけわからんくなることもないのに、ぼろぼろになってしまいました。説明するということも説明する内容も、両方とも事前に大体わかっているのに。 ‥‥ 多分こんなにあっぷあっぷするのは、自信がないということなのだろうと思います。なんとかします。

 まいったなと思ったのは、わたしが説明してあっぷあっぷしてるのを見てくれていた人たちから、「石田さん変なこと言ってましたよ。事実と違うこともいくつか言ってました‥‥」という指摘をいただいたことです。それって非常にマズいやん。

 上とあわせて何とかします。


◇ 写す。

 その後、大宮の方へ戻って、公開研究会に参加し、写真をいっぱい撮りました。夏休み明け一回目だったし、テーマもなかなかそそるものがあったからでしょうか、今まででいちばんか二番の人の入りだったと思います。すごかった。講演も興味深かったし、質問もおおむね抉(えぐ)るような、理解を深めてくれる内容でした。もちろん 「?(^o^)?」 と思える質問もあったけど、まあそれはそれ。場を共有して話を聞いて、聞いている方も話している方も同じ問題について本気で考えているということが確認できたのは間違いありません。それが何よりも大事だったのだろうと思います。

 そういう感じです。

 松井があんなに喜んでるのはひさびさに見ました。びっくりしました。

2003年10月16日(木) 10月18日(土) 2:31 +0900

◇ 会議。

 バイト系の会議があったので、深草の方へ行きました。

 そういえば15日はいろいろなモノを運ぶのをちょっとだけ手伝い、並べるのもちょっとだけ手伝いました。学園祭の準備の最終段階だけ手伝ってるような、ある意味「ヨコドリ」的な楽しさがありました。というか、どれ一つとしてわたしの作ったモノはありませんし、いま生きてる人の作ったものも一つもない。古いモノは‥‥ 1500年くらい前の、大谷探検隊が持って帰ってきたモノがありました。しかし風化しすぎていて ‥‥。いちばん綺麗だなと思ったのは、やっぱり著色がしっかりしていてビジュアル的に見て素直に楽しめる、国宝の阿弥陀如来の来迎図の、レプリカです。

 多分そのうちjpgファイルをアップしますので、そしたらそこへ一瞬ダイレクトでリンクします。

 展示ケースのガラス、内側がどうも完璧に綺麗ではないように思えます。余裕があればそのうちしっかり拭こうと思っております。


◇ 飲む。

 あんまり話したことのなかった先生に誘っていただいて、二人で飲みました。美味しくて楽しくて、すごく幸せでした。その後、二人で別口の飲み会に参入し、そこでもまだまだ飲みました。そこで麻雀の出来る人が4人集っていることが発覚し、河原町の方へ雀荘を求めて旅立つことになったのですが、なぜかうまく発掘されず、泣く泣くラーメンを食べて帰ってきました。


◇ おや。(−_−;)

 どうも自分で気づかぬうちに相当飲んでいたようで、‥‥そういえばいろいろなモノのカタチがぼやけて記憶されています。自分がしゃべった言葉もぼやけて記憶されています。まあまあ、はい。そういう木曜日でした。いろいろ方、ありがとうございます。「石田さん今日のことも日記に書くんでしょう!」と言われたので、抑えつつ、やはり書いてみております。

2003年10月15日(水) 10月16日(木) 13:10 +0900

◇ 記憶が。

 もともと、夜眠ろうと思ってベッドで寝ている時とか、電車やバスの中でぼーっとしている時とか、すごく面白いことを思いついたり考え至ったりした気になり、「いまはしんどいから後で記録しよう」と思い、そして当然のように何もかも忘れていることに気づくという、そういう傾向は強かったと思います。この際その時に思いついた「すごく面白いこと」が本当に面白いかどうかはおいておきましょう。

 トシのせいでしょうか。それが多くなってきてる気がします。これはあんまり良い傾向ではないと思います。なので、ベタですが、いつもメモ帳とペンを持ち歩くように、ベッドのわきにもそれらを完備しておくようにしたいと思っています。

 そうすれば「おしかったな!」という幻想ではなく、正しく「なんだ、さっきは面白いと思ったのに今見ると全然だな」という感想でココロがあふれかえって健全になる予感。。。。


◇ 論理が。

 くわえて、頭の中で言葉を組み立てて、ウソでも体裁だけは論理的なモノに仕上げるという、そういうことも昔よりうまくできなくなっている、そういう気がします。

 わたしはもともとそんなに論理的思考が得意というわけではありません。しかし、右ヨクと左ヨクを比較したとき、多くの右は論理より直感、多くの左は直感より論理を重視しており、それら直感や論理からの影響を多く受けて活動するという、そういう傾向がある。 ‥‥とするならば、わたしは両方の性質を併せ持ちつつ、しかしどちらかと言えば左の傾向が強いだろうと、そういう感じです。

 でも最近はどうもこう、論理の積み上げ方は崩壊寸前のジェンガなみにメチャクチャになっている気がします。それならば直感が研ぎ澄まされてきたのかと言えばぜーんぜんそんなことはなく、相変わらずなまくら包丁な感性で。

 自分の文章や思考に論理性のカケラもないということに最近やっと気づいたのだ、ということならば良いのだけど‥‥。いやあまり良くないけれど。とにかく何とかしたいですね。


◇ 『オネアミス』。

 今回の中国の有人宇宙飛行、ロケットのカタチも、宇宙服のカタチも、その中を写していた画像も、何もかも『オネアミスの翼』に似て感じられました。ということはつまりガガーリンのそれにそっくりだったということなのでしょうね。たしか当時買った写真集にそんなことが書いてありました。

 エンジンを四つ束ねたあのフォルムは好きです。

 無事帰って来れたみたいで良かったです。


◇ tobacco。

 水曜日の夜中、眠っている最中に煙草を吸っていました。煙草を買わず火も付けず、ただただ吸っているだけでした。おかしなもので、それなのにどこで買ったか、いつ火を付けたか、それらについて記憶が後から追加されました。銘柄は不明です。

 そしてわたしが何を考えていたかと言えば、「吸ってしまったなあ。一週間がんばったのに、また頑張らないとあかんなあ」ということでした。つまり、その後でケイゾクして吸うつもりは、もうないんですね、きっと。

 でも夢の中で吸った煙草はなかなかに美味でした。(−.−)y-~~

 そんな感じで、もう一週間くらいほんとーに煙草を一本も吸っていません。去年の休煙と同様、精神的にはそんなに苦痛を感じていません。しかし↑上の「記憶が。」「論理が。」のようなカラ回り現象は脳内のシナプス結合がまごまごしていることにも一部で由来していると考えるのは、科学的に裏付けられた嘆きだと思います。

 まあまあ、もう少し頑張ればシナプスがニコチンを諦めて本来のアセチルコリンでも動くようになるはずなので、それまでの辛抱です。しかし感覚的にはそれは軽油でロケットを飛ばそうとしているような、そういう感じがします。いやそこまで不可能なことではないとも思う。

 たぶん一山越えたのでしょう。
 あといくつ山があるのか見当もつきません。

 ではでは。

2003年10月14日(火) 10月15日(水) 1:25 +0900

◇ あうあう。

 昨日ながながと書きすぎました。今日はネタがござらぬ。

 大学まで自転車で行き、帰りは雨がすごかったのでバスに乗りました。昨日読了した清水義範『行儀よくしろ。』の冒頭に、「雨の日の電車内やバス車内では、一般的には「マナーが悪い」とされている若者の方が、一般的には若者よりもマナーが良いとされているお年寄りよりも、傘を傘のヒモで束ねている率が高い」という清水氏の観察(@東京)がありました。それを思い出したのでちょっと気を付けて見てみました。

 しかし。

 途中の停留所でわっと乗り込んできた20人くらいのおばちゃん系お年寄りたちの傘は、半分以上がヒモで束ねられていませんでした。たしかに、これはわたしの印象では若者の傘より多い確率で閉じられていない気がします。しかしわたしが乗っていた範囲では同じバスに「若者」が一人も乗ってこなかったので比較のしようがなかったです。かつ、おばちゃんたちの持っていた傘の1/4くらいは折りたたみ傘で、長いままではヒモで束ねようがないモノでした。やっぱり比較対象としては不適切だったかな。

 いちがいには言えないものなのね。次の機会に検証してみます。

 わたしの観察したおばちゃん系お年寄りと「お年寄り」とは厳密にはまったく違う生き物だとも思えますし。

 そんな感じです。

 『無痛文明論』、少し読み進めました。前々から「きっと森岡さんはこういうふうに考えてるんだろうな」と思っていたことがそのまま書いてある箇所があって、なんかちょっとびっくりしました。彼の本をいろいろ読んでいろいろ感じたり考えたりしていたから、それで先取りしてわかったのかもしれません。それか、わたしの記憶になかっただけで、同じ内容をどこか別の文書で読んでいたのかも知れません。

 やっぱり、宗教について誤解しているような気がするなあ‥‥。

 私はこの本で、無痛文明論という名の、宗教の道を通らない宗教哲学を書いているのかもしれない。
p.366

 まあケイゾクして考えていきます。

 そんな感じです。

2003年10月13日(月) 10月14日(火) 0:50 +0900

◇ それはあかんかと。

 11日土曜日の夜10時40分頃、

  1. Aさんが禁煙の駅ホームで煙草を吸っていた。
  2. Bさんがそれを注意した。
  3. Aさんは吸うのをやめなかった。
  4. BさんはAさんを携帯で撮った。
  5. AさんがBさんを殴った。鼻骨折。

 ということが起こったんだそうです。 【毎日新聞】 どっちもどっちだと思うけど、僕はBさんの方がより不味いと思う。なぜかと言いますと‥‥。

 駅ホームが原則として禁煙であることを知らない喫煙者は、現在はまずまず一人もいないと考えて良いんじゃないかと思います。そのような状況下、喫煙不可とされている駅ホームという場所で吸っている人は、

  1. うっかりしていた。
  2. わかってやっている。

 の、どっちかしか有り得ないでしょう。そして、うっかりしていた場合もわかってやってる場合も、注意されてやめる場合があるし、やめない場合がある。そしてやめる場合は非常に幸運な例だと思います。

 やめない場合は、 ‥‥今回の事件がそうですが、何を言っても聞くはずがないので、二度、三度と言いつのらない方が良いと思います。ケガをするか、下手をすればどちらかが死ぬでしょう。チーマというコトバがまだ存在しなかったときにチーマに向かって鉄パイプで攻撃をしかけたヒトがいましたが、あれに近い結果になるでしょう。

 個人的で局所的な経験なので恐縮ですが、以前京都駅のホームで、携帯で話しながら煙草を吸っている、いい年をした大人に遭遇しました。虫の居所が悪かったと言うべきか、うっかりしていたと言うべきか、気づくとわたしはそのpakaに注意してしまっていました。そして、まったく聞き入れてもらえませんでした。

 そのときの経験?と、そのヒトの目や態度に関する観察?から言わせてもらえば、喫煙所が用意されている環境で、喫煙所に行かず、携帯灰皿、もしくは空き缶か紙コップさえ持たずに喫煙をしている人で、一度注意してやめないヒトというのは、

危険度ほぼ100%の確率で、一時的に、
かつ完膚無きまでに頭がおかしくなってます。
コトバや思いが通じると思わない方が良い。

 そう思います。そんなモノには関わらない方がいいんじゃないでしょうか。相手は、一時的とはいえ間違いなくサル以下です。コトバが通じそうな顔をしているからなお始末に負えない。

 その瞬間をやり過ごして以降は、ソレのことはこのように話のネタにならないこともないわけではないけれど、それはあくまでソレのいない場所において、です。なのでソレにわかるようにソレの写真を撮るなんてのは、逆上させるだけだと思います。良識ある大人はそんなことしちゃいけません。苛ついて仕方ない! という場合には、現行犯じゃないと意味がないけど、なるべくなら駅員さんを呼んだほうが良いと思う。公的な立場のヒトや手続きに熟達したヒトがいる場合には、訴訟とかに持ち込めることもあるはずです。

 そういうふうに処理することができなくて、腹が立って腹が立って仕方ない場合は、中学生の時に道徳か保健体育の教科書で見たと思いますが、「昇華」というものを心がけましょう。それが無理なら泣き寝入りするか、八つ当たりするか、でしょう。

 Aさんにはコトバが通じなくなっていたはずなので、良いも悪いもうまいもまずいもなかったはずだと思います。そしてBさんは、Aさんがそういう状況にあることを感覚的に知っていて、それで近づいていったように思えます。思えます。状況がどうだったのか、どのようなコトバが交わされたのかがわからないので、まったく根拠なし。すみません。そもそも携帯で撮った意味がわかりません。あとで駅員さんに見せて駅員さんを怒るつもりだった? その顔写真を張り出してもらうつもりだった? 何度も見て何度も怒るつもりだった? なのでBさんを悪くしてみました。

 殴ったのはもちろんAさんが悪いです。それはもう。


◇ 社会的善悪。

 非喫煙所での喫煙は、社会的には悪いことだ。

 社会的な善悪で考えれば、それはアタリマエな水準だと思う。でも社会的な善悪一辺倒で生きてるヒトなんてそうそういません。かつ、非喫煙所で自覚的に吸うということは(注意されて初めて気づいたとしても、その後に吸い続けるということは、自覚的に吸ってるということだと思います)、社会的な善悪からの離脱を、何はともあれ、その人は一方的に宣言しているわけです、そんなのは宣言だけでまっとうできるもんではないし、実力行使に出ても完遂できないものなのですけどね、しかし何はともあれ彼らはそういう事実に思い至らないから、それを考えられる状況下にないから、非喫煙所で吸うのです。そんなヒトに社会的常識とか社会的善悪とかいうものを考えた場所から何かを提言しても、通るわけがないとわたしは考える。

 そしてもう一つ考えるべき社会的善悪は。。。

 被写体の許可なく写真を撮ることは、社会的に奨励すべきか否か。

 つまり、悪いことをした人は、その行為を糺されるために、どのようなヒトからどのような方法によって裁かれても良いのか否か。罰されても良いのか否か。
 「良い」と思うヒトは、Bさんみたく撮れば良いと思うよ。(−.−)y-~~

 ええと。そうじゃなくて。

 ヒトは他者のやっているルール違反には敏感なことがあります。それに対して「おまえルール違反だ!」と言うとき、興奮してしまい、自分も別のルール違反を犯すことがありますので、注意しましょうします。


◇ 整理券。

 三条烏丸の 【大垣書店】 に行って、森岡正博氏の講演会の整理券をもらってきました。

 講演会の情報は 【りんごさん】 からいただきました。総合すると京都の3箇所で整理券を配布していて、遠方のヒトは電話予約でもよく、とにかく当日の会場には120人しか入れないんだそうです。

 当日は昼からバイトのシフトを変わってもらえることになったので、会場の下にはスタバがあるし、早めに行って、並ぶべきか否か様子を見ようと思います。わたしはみぃはぁなので、忘れなければカメラを持っていきます。

 『無痛文明論』【bk1】 はまだ読了してません。がんばります。


◇ 『行儀よくしろ。』

 整理券をもらってそのまま帰るのは寂しい気がしたので、本屋さんの中を見回りました。『無痛文明論』はものすごい数がものすごい勢いで並んでました。さすが講演会を主催するだけのことはあります。ご門主さんの『朝には紅顔ありて』【bk1】 もいっぱいあって嬉しかったんですが、なぜか、大川隆法の本の隣に置いてありました。しかもそっちの方が数は多かった。。。

 本棚をしばらく見てまわりましたが、何を見ても欲しくならなかったので、何も買わずにスタバに行き、ラテを飲みながら、昨日買って読み始めた清水義範『行儀よくしろ。』(ちくま新書)【bk1】 を読み、読了して帰ってきました。

 サッカーW杯の本戦での一次リーグのことを「予選」と言ったり、アラビア数字の発明地をアラビアだと言ったり(発明地はインドです)、少々の事実誤認はありましたが、とてもさわやかな、良い本だったと思います。先日生協の書籍購買部で『ケータイを持ったサル』【中公新書】 【bk1】 というのの冒頭を読んで多々うんざりしたのを払拭してくれました。

 清水氏『行儀よくしろ。』は、「最近の若者をスケープゴートにするのは、茶飲み話にしかならない。何も解決しない。わたしは茶飲み話に少し毛の生えた議論をしてみたい。つまり‥‥」というスタンスでした。対して『サル・ケータイ』の本の方は、‥‥冒頭だけかも知れませんが、若者を思いっきりスケープゴートにして、「このサルめ!」という、まるで榎木津みたいなことを言っていました。そんなわけだから、もちろん、自分がどのくらいサル化しているのかとか、若者のサル化に自分はどのくらい荷担しているのかとか、そういうことはまったく考えていないように思えました。

 サルケータイの話も今度読もうと思います。推測に過ぎませんが、たぶん好対照な本ではないかと思うので、並べて書評書いたら面白そうな気がします。


◇ 麻生政調会長 逆萌え

 彼の言によれば、自民党は政権を担い続けて50年以上経つのだそうです。わたしが大学生の時に、一瞬だけですが、細川護煕内閣という、非自民党の内閣が誕生したんですが、彼はそれを日本の政治の歴史として無視しているようです。そういうヒトって、なんかすごくまずい気がします。

 また、ベンチャー企業のプレゼンを、彼は非常に下等で下劣なモノと思っている、そのような言動もあったようです。そんなにひどいものなんでしょうか、ベンチャーのプレゼンって?

 と思っていたら、拉致解放ですっごいがんばっていて、わたしの中でイメージが多少良かった安倍氏も同じような話を街頭でしていたようです。

 まあまあ、ねえ。知らない。

 では。

2003年10月12日(日) 10月13日(イ) 5:50 +0900

◇ 仮想メモリ。

 齧・訶・粋・杢・欣・堵、など、ウィークデイと土曜日は同訓異字が思い浮かぶんですが、日曜日の「にち」だけは代替の文字が見つかりません。 ‥‥これも飽きてきたのでもうやめます。後で読み返して何曜日か自分でも確信が持てなくて多少困っています。

 土曜日の日記の続き。
 わたしが他者の話を途中でさえぎってまで自分の思ってることをわーっと言ってしまうのの最大の原因は、わたしをパソコンにたとえるなら、メモリが圧倒的に少ないからです。今使ってるパソコンはCPUが1600+でHDD容量が120ギガ、メモリは ‥‥ 512以上あっても無意味らしいんですが1ギガです。これをモデルにするなら、わたしのメモリは32くらいしかないんじゃないかと思います。だからいろいろなモノを処理しきれなくて小さく切って解決したくなる。ヒトが何かとてつもなく長い話をし始めると耐えられない。もちろんこの「何かとてつもなく長い話」というのが本当に長いかどうかはわかりません。感覚的に長く感じられたら「長い」んです。すごい勝手な基準です。

 あれですね。『南の島のフローネ』で誰か男の子が「三つ以上はたくさん。これもこれ10も「たくさん」」みたいなことを言ってるのを見てわたしすごいショックを受けましたが、会話においてわたしのやってることは、恐らく裏に↑コレ以上の「びっくり」な判断を隠していて、それに基づいて、相槌以上の合いの手を入れてごしゃごしゃにしているのでしょう。その原因はひとえにメモリの少なさへの不安であります。

 しかしメモリの多寡なんて何の言い訳にもならない。

 長ーくしゃべるだけしゃべってオチがまったくないヒトもいるし、オチがあるけれどつまらないヒトもいるし、一つの話題が終わった後でもこちらにまったくしゃべらせないで「俺がしゃべってるんだから少し黙ってきいとけ!」と言って、少しが一時間かい、参ったね、何かおかしいな、と感じさせる奴もいるけれど、そういうのは今までの経験で言えば非常に珍しい。いないわけじゃないけど。

 だからウソでいいからメモリ不足は言い訳にせず、仮想メモリ? みたいなものをネツ造し、あるいは仮想して、ヒトの話を極力最後まで聞いて、それでやっていこうと思いました。


◇ △でなく▽。

 こないだ酔っぱらった伯父さんと話していたときの変な感覚も、わたしのメモリ不足から来る相槌の不適切から出てるんだと思います。そのときは、伯父さんがどこに行きたくて何を話してるのかがまったく見えなくて、でも相槌を打つ必要があるような気がして、「○○ってことですか?」と聞くと、おじさんは「いや違う、○○じゃなく◎◎なんだ、それで‥‥」と、ちょっとだけ替えて実質的にはまったく同じことを言う。またしばらく経って別の話題を話している時にむずむずして「△△ってことですか?」と聞くと、おじさんは「いや違う、△△じゃなく▽▽なんだ、それで‥‥」と、やっぱり同じように、同じことなのに替えて言う。またしばらく経ってむずむずして「□□ってことですか?」と聞くと、おじさんは「いや違う、□□じゃなく◇◇なんだ、それで‥‥」と言う。

 すごーく居心地が悪かったです。

 相手の言ってることに異を唱えるために相手の話を遮り、こちらの思いを伝える。しばらくすると、相手は最初に言っていたこととまったく違うこと、つまり遮ってわたしが言ったのとまったく同じ方向の話をしている、ということがある。

 友だちも、そういうことはよくあると言っていました。だから最後まで聞かないとあかんよ、と。

 相槌であれ同意であれ、話している途中で、いかなるカタチであっても他者からクチを挟まれると気分を害するヒトがいるのかもしれない、と思います。そういうヒトは、自分の考えているのと同じことを相手が言っても、▽を△と言い直したり□を◇と言い直したりせずにいられないのかな、とも思う。

 そういう人は、なぜ相手がむずむずしてしまうのかを考えるべきかな、と思う。なぜ自分は「相手は自分の話を黙って最後まで聞かなければならない」と考え、いつまでもくだらないことをしゃべり続けてしまうのかを考えて欲しい。

 逆にわたしのようなせっかちは、なぜ相手に気持ちよくしゃべらせられないのかを考えるべきだと思う。なぜ自分は「相手は自分に対してもっと手際よくまとめてしゃべるべきだ」と考え、話の方向が少し見えた!と思った瞬間に、なぜくだらない相槌を打ってしまうのかを考えなければならないと思う。

 たぶん、前者は、「二人で話している」という時空を楽しんでいるんであって、別に会話で何かを解決しようなんて思っていないのかもしれないし、会話で何かの内容を共有しようなんてこともゆめゆめ思ってないのかもしれない。

 わたしのような後者は逆で、会話は会話の内容がすべてであり、「二人で会話している」という時空を楽しむことに積極的な価値や意味をまったく見いだせていないのかもしれない。

 なんにせよ、会話において、わたしはわたしのルールを他者に押しつけすぎのようです。もっと気持ちよく話してもらえるように、何とかしたいです。もちろんそのときに「わたしがこういう努力をしてるんだから他者もわたしを気持ちよくさせる方向に努力しなければならない!」なんて都合良く考えるのはナシです。なぜなら、そういうギブアンドテイク的な仮想ルールを考えても、わたしは多分圧倒的にテイクアンドテイクなことへルールをねじ曲げて行ってしまう傾向が強いから。

 とにかく、相手が話しているのを聞いて自分が何を思ったか、どのように反論しようとしたか、関連してどんな事象を思い出したか、 ‥‥そういうのは些末なことなので放っておいて、相手が何を語りたいのか、語って何をしたいのか、あるいはしたくないのか、などを最重視し、とりあえず最後まで話を聞いて、聞いた後で思いついたことだけ話していけば良いんじゃないかと、誰とも話していない今この瞬間は思っております。

 しかしそういうことをしていると、性格的にせっかちなわたしはストレスがたまってきっと早死にすると思います。まあしかし「憎まれっ子世にはばかる」って言うし、つまり(自分にとって都合の)いい人ほど早く死ぬらしいから、きっと今のままだとわたしは500歳くらいまで生きてしまうと思います。それはやっぱり何となく申し訳ないと思うので、せめて100くらいにしたい。なので、上の文脈でいう限りにおいて、早死にする方向に行[逝・往・生]きたいです。


◇ チコリが。。

 チコリの入った変わったコーヒーを出してくれるチェーンの喫茶店があったのですが、こないだ見たら、店長さんは同じヒトだったけど、店の名前が変更されていました。チェーン店から離脱したということはあのコーヒーがなくなってしまったということだろうか? と思い、今日行ってみました。

 果たして、チコリの入ったおいしいコーヒーはなくなっていました。でもラテやフツウのコーヒー美味しかったから良いです。出る時に違うお客さんがカレー食べてるのを見かけて非常に焦りました。そういう喫茶店じゃなかったのに‥‥。でもうまそうでした。今度頼んでみます。

 禁煙スペースがやたら充実して広くなってました。今のわたしにとっては都合の良いことです。

 30分くらいしかいませんでしたが、男の店員さんが駆逐されてしまったのかな? 今日は一人も見ませんでした。前々から可愛い店員さんが多くて、経営が変わってもその伝統は維持されているようで、非常に嬉しかったです。これもわたしにとっては都合の良いことです。本を読み読みコーヒーを飲み飲み気づかれないように店員さんをちらちら見るのが、まあもちろんバレバレで気づかれていると思いますが、好きなので。

 はい。

2003年10月11日(度) 10月13日(蘖) 4:39 +0900

◇ 飲む。

 土曜は朝からバイトして、夕方から友だちと3人で飲みました。

 まー、昔から言われ続けていることですが、「ヒトの話を最後まで聞きなさい」と言われました。手を替え品を替えヒトを替え、ほんとに何度も言われているなあ‥‥。

 書くときは気にしないで良いんだと思います、文章の上手・下手、書ける文章量の多・少の違いはあるけれど、文書の場合は、チャットでなければ機会は均等なはずです。でも話す場合は、声を闇雲に大きくしたり、相手が黙らざるを得ないことを言えば、機会は簡単に偏らせることができる。機会を偏らせれば、相手に対して「理解を求める」というコトバで、実質的には単純に「我慢させる」ことができる。できないとしても関係をそっちの方向に持っていける。

 わたしだって常々そういうヒトが大嫌いだと思ってる(はずな)んだし、自分がそうあってはいけないと思ってる(はずな)んだから、それなら、自分の嫌ってるモノに自分がなりきっている現状は憂えるべきだと思うし、そこから抜け出すように努力しないとです。

 うんうん。

 言いにくそうなことをごとんと言ってくれてありがとう。言われるまでイヤな思いをさせ切ったわたしも大概だと思う。今まで言わずに我慢してくれていた他の方々にいかにイヤな思いをさせていたのか、すごくコワイです。

 むぐ。

2003年10月10日(近) 10月11日(堵) 1:10 +0900

◇ 牛さんを洗う。

 そんなわけで(昨日からの続き)、内蔵型DVD-R/RWを設置しようと思い、パソコンを開きました。開いてびっくり。また汚れに一段と磨きがかかっている(形容矛盾)

 ほこりがすごかったので、CDやDVDドライブだけじゃなく、HDドライブもいったん取り外して掃除機かけました。なかなか良い感じです。1999年に飼ってからずっと何をどうしても外れないモノだと思っていた電源ユニットが気合い入れたら「ぱかっ」と取れて来たので、これもガーガー掃除機かけました。ほこりが取れて一回り小さくなり、なんとなく「電源が出土しました!」という感じです。ひげのガンダムを発掘した人たちの気持ちが少しわかりました。ウソです。

 電源だけキレイにしてもなんか落ち着かないので、やっぱり牛さんのソトマワリも全部取り外し、バスタブに持って行き、緑色の、きっと環境にも体にも優しくないことこの上ないんだろうなと思えるマジックリンをスプレーしまくってシャワーで流し、非常にキレイにしました。原則としてヤニはもう付着しませんので、今後牛さんはずーっとクリーム色のままかもしれません。

 鼻をかんだら真っ黒になりました。中にそれだけホコリがたまっていたということです。これでも動くってのは、すごいパソコンです。


◇ 切った。(>_<。)

 取り外したパソコンの壁や正面をお風呂で洗ってるうち、いつのまにか右手中指の先を切ってました。絆創膏貼って打ってます。とても打ちにくいです。マウスはマウスで、右クリックのためにわずかに中指を持ち上げるたびに見えない壁に阻まれるようです。‥‥でも貼らないで打ったら、きっとパソコンテーブルの右側が徐々に赤く染まっていくのだろう。。。それよりは多少の打ちにくさを我慢いたします。と言ってるうちにもう大分慣れたかも。


◇ 焼けない。

 そういうふうに大変な思いをして取り付けた内蔵型DVD-R/RWを、肝心な焼き焼きソフトであるB's Recorder GOLDが認識してくれません。いや、認識してくれたんですが、それはCDのバックアップの「送り側」としてのみ、のようです。しかも16倍って言ってるのに2倍速くらいで丁寧に丁寧に焼いてくれていたようだし‥‥。

 とにかくDVDが焼けません。

 たぶん、マスタとスレイブの設定がおかしいんだろうと思います。それか何かと何かの相性が悪い?のでしょうか。自分と他者との間の相性だってよくわからないのに、無機物と無機物との相性を夜中に云々してもはじまりません。明日か明後日、時間見つけて改善案を模索していきます。とりあえず試そうと思ってるのは、ドライブの場所を入れ替えてみることです。でもそんなことしてもマスタ・スレイブがめちゃくちゃになるだけかもしれない‥‥もごもご。

 まあ今日のところはパソコンがキレイになったということで、良いことにします。

 ではです。土曜日は飲み会なのできっと遅くなります。

2003年10月9日(杢) 10月10日(筋) 2:51 +0900

◇ too expensive。

 後輩がDVD-Rドライブを貸してくれました。内蔵型なので多少面倒かもしれませんが、かつて牛飼いだった人間ですから開けたり閉めたりはなんも苦ではありません。今までは1枚のメディアで「マイドキュメント」をバックアップすることが容量的に不可能だったのが、ドライブを借りてる間は1枚のDVD-Rに焼けるわけで、そのへん非常にめでたいです。

 しかし、今日みにいった部屋からいちばん近所にあるPC系の専門店には高め高めのDVD-Rしかありませんでした。明日は京都駅周辺に行くので(って大学に行くんでした)、そのあたりでもっと安価なのを探します。

 かなりぼーっっとして歩いてるように見えるおばちゃんの中には、いろいろ危険なので、こちらが注意喚起のためにやむなく話しかけると、めちゃくちゃびっくりして、びっくりさせたこちらをものすごい目をしてにらみつけたり、ものすごく汚い言葉でののしったりする、というヒトがたまにいます。今日行った電気屋さんのエスカレータ付近に傍若無人なおばちゃんがいて、よけてほしい旨言ったらやたらびっくりされて、そういうことになりました。

 たぶん日々ちいさなスケープゴートを探し続けて何十年、なのかなと思います。違うかも知れませんが。たぶんわたしがああいうおばちゃんを好かないのは同族嫌悪だと思います。ものすごい目でこっちをにらむ気持ちが非常によくわかるから、よくわかるだけに、すごく悲しい。


◇ 現実と観念。

 ‥‥という↑タイトルで書こうと思ったのは、大体、1.経験至上主義なヒトってキライです、キライじゃないとしてもすごく苦手です、ということでした。2.キャッチボールしてるつもりでただ撃ってくるヒトも苦手です、とか、3.話してるうちにいつのまにか歯車かボタンか調味料が完璧にズレて、それでいたたまれない気持ちにさせるためにわたしと話しているんじゃないか?と思える人も苦手です、ということも書こうと思っていました。

 こないだ、最近は滅多に会わなくなってる知り合いとひさびさに話して、そういうことが書きたくなりました。特筆すべきだと思うのは、わたしが苦手とする上のようなモノを、彼女は三つとも兼ね備えているということです。

 1.経験至上主義でまいったというのは、個人的な経験と一般的な事実との混同です。彼女が自分の個人的で局所的な経験をヒトに話す場合、最初は局所的な経験であることをふまえて話していたはずなのに、いつのまにか一般的な「事実」とか「真実」とかの水準の話にすり変わってしまったりする。経験を一方的にワーワー話して愚痴ることと、ある社会問題の回答を模索することとは、まったく異なる話だと思います。

 2.キャッチボールにはいろいろな意味がありますが、今回は‥‥。相手の語る内容に反応してわたしが相槌をうつと、その相槌に反応したという様を装って、まったく関係のない反応が返ってくる。 たとえば、 彼「こないだ面白い本を読みました」→ 私「へえどんな本?」→ 彼「そうなんです25000円もしました。」→ 私「内容にもよりますが少し高めですか?」→ 彼「銀行が閉まっている時間だったんです」→ 私「そうですか。どんな内容の本なんですか?」→ 彼「そうなんです教授にすすめられたんです」みたいな感じ。もちろんこれは誇張した創作です、念のため。

 3.歯車・ボタン・調味料というのは、↑コレを繰り返しているうちに、こちらの相槌と、相手の期待する最悪の回答とが、まったく同じコトバで重なる瞬間が訪れるということです。そんなことあり得ないと思うでしょう? あるんですよ、それが。何度も何度もありました。上の創作例に続けると、 →私「そうですか。実は内容がないとか?」 みたいに言えば完璧です。わたしの聞きたがってる内容について彼女が何んにも答えてくれないから、それに対して冗談っぽく「内容がない?」と言ったら、それが面白さや値段や教授が勧めてくれたという諸事実をいっぺんになぎ倒すという、そういう。

 まあ最後の一言をうっかり言ってしまうのがわたしなので、わたしだけが悪いと解釈することも可能でしょう、わたしはそう思っていませんけど。

 しゃべりたいことばっかりしゃべり続けるだけで「会話」も「対話」もないのが、3.のそもそもの出発点みたいな気がわたしはしてます。勢いわたしは相手ばかりが悪いような気がしていますが、それもきっと間違いで、そういう場を形勢してしまう二人の共鳴がどこか変なのだろうと思います。このケースを良い・悪いの二項対立で考えようとするのはまずい。

 行動を観察した限りでは、彼女は「俯瞰して把握する」ことが非常に下手な感じがします。しゃべるときも、射程や射角の微妙な調整が全然できてないことが多い気がする。グローブを出すときも、タイミングや角度がめちゃくちゃ。うまく言えてないな。 ‥‥とにかく、彼女と何かの席で一緒になったときは、彼女との会話そのものを諦めてしまえば良いのでしょうね。上の1.と2.を感じたら、3.を避けるべく、空間的にも話題的にも彼女には近づかない。今度からは極力そうしようと思います。

 という、同族嫌悪2連発でした。

 文章がうまく書けないのは三日くらい煙草を吸ってないせいです。

 ではでは。

2003年10月8日(彗) 10月9日(杢) 1:30 +0900

◇ うどん。

 家路の上、自転車をこいでいて、ふと上着を着ていないことに気づき、さてさてどこにやったかと思い、一軒目の焼鳥屋さんしか思い出せなくて、あれあれと思いながら、もう電気の消えてる焼鳥屋さんに行ったら果たして上着が壁にかかっていました。

 酔っぱらいの記憶もあてになることがないわけではない、ということを今日はじめて知りました。自分を褒めてやりたかった。

 ここだけの話ですが、2003年10月8日現在、龍大からいちばん近いところにある焼鳥屋さんの鮭茶漬けはすばらしくうまいです。ほっとします。味噌ラーメンはじめラーメンに顕著ですが(掲示板参照)、それ以外でも、口に合うところを見つけられたときは嬉しいです。

 ではおやす(−_− zzzz (・_・ ハッ おやすみなさい。


◇ 萌え。

 「捨てプリの僕の萌えキャラが誰かわかりますか石田さん?」と言われ、「ええ? それはきっと、青い髪の、無表情でしゃべる女の子でしょう?」と答えたらすごくびっくりされました。なぜわかるんだ?  ̄□ ̄; と。

 自分の萌え基準は今もってまったくよくわかりませんが(パソコンに萌えるかよ、ってか萌え続けるかよ)、他者の萌えについては、昔よりはよくわかるようになりました。

 萌えにヒトであるか否かは関係ありません。

 そうですね。

 佐倉哲氏 【サイト】 と、それと知らずに馬鹿話をしていて、いちばんわけがわからなかったのは、エヴァ好きなわたしがヒトクローン個体を人間と思わないわけがないだろう、という前提が自覚的にわたしの中にあるのに、佐倉氏はそれを知らないからか、わたしがヒトクローン個体を人外魔境のように考えているという、そういう前提で語り続けていたことです。または、わたしが彼と話してる中で「とっくに知った」と言っているのに、彼がわたしのその言葉を無視し続けて、そして知らないとしても観念的修正も実感的修正もきわめて容易だと思われる、「一卵性双生児も厳密に言えばクローンである」という、ヒトクローン個体を考えるときには全然話が違ってくる(体細胞由来クローンと受精卵由来クローンとは、発生段階の前提条件がまったく異なる。同一ミトコンドリアはほぼ望めない)ものを、なぜか、わたしが混同しているという、そういう幻想のもとに彼がワーワーしゃべり続けたことです。

 倫理や論理や道徳や、そういうややこしい話は、今のところ恋と絡めて考えれば実感としてうまくわかるようです。萌えというのは恋のような恋じゃないような、矛盾した言い方ですが、理性が理性的に実行する恋、みたいな感じがします。

 だから、なんか一線を越えて話が通じないヒトって、このヒトってひょっとして一方的でも両思いでもとにかく恋をしたことがないんじゃないだろうか? 恋に恋したことしかないんじゃないだろうか? みたいな、そういう偏見をもって接してしまいます。

 何が言いたかったのかわからなくなってきました。とにかく僕は、自分の表層的な言辞に責任を持とうとしないヒトの書く文章は大嫌いです。深層に責任を持つことなど容易なのです。言葉には実は表層しかないという厳然たる事実に気づかないと、あかんと思うよ、他者を自分の思い通りに自分の言葉で動かそうと思って言葉を発するヒトは。まあ気づけばそんなことできへんってことが自覚されるわけだけどね。そのへん面白い。行間がない文章って難しい。

 おやすみなさい。

2003年10月7日(迦) 10月8日(推) 1:30 +0900

◇ スタンバイ。

 昨日に引き続いてのバイト中に、パソコン開いていろいろやってました。で、別のことするからパソコンをスタンバイに入らせたんですが、別のことが終わってスタンバイから戻そうと思っても、ぜんぜん戻って来ないんですよ。うーん、こりゃやばいかな? と思っていろいろやっていたら、ほとんど「案の定」と言える勢いで強制終了してしまいました。

 久しぶりだな、こういう無駄。しく。


◇ そろそろ。

 そろそろ時間みつけて、RX-78-2のPGをしっかり全部組んだ方が良いかな、と思い始めてます。今は頭と腕しか作ってありません。たしか、透明パーツを買って来て、右か左半分は透明にしよう! と思った瞬間から作業が止まってしまったのでした。今はもうノーマルに組んでしまえばそれで良い気がしてます。にしても600パーツ以上ってことは、きっとすごいズッシリするんでしょうね、これ。

 いや、じゃないとMSZ-006が作れないんです。

 まあぼちぼち。


◇ もやし美味しい。

 京都には口に合う味噌ラーメンがないない! とボヤき続けて何年目だろう。正確には記憶にありませんが、きっと8年より短いと思います。

 京都で食べた味噌ラーメンでいちばん口に合ったのは、「ラ王」味噌です。今日はもやしとベーコンを炒めて上にのっけました。味が少し薄く‥‥マイルドになって、ますます美味しかったです。七味屋の七味をいっっぱいかけました。一味の方が合うかも、と思いました。食べ終わってからニンニク入れ忘れたことに気づきました。

 とにかくうまかったので、まあいいです。

 みゃら。

2003年10月6日(齧) 10月7日(訶) 1:30 +0900

◇ バイト。

 今朝は朝7:30頃に眠りました。予定なーんにもなかったのでタイマーを7時間後にセット、14:30頃に起きられればいいや、と思ってました。

 そしたら9:30頃に携帯が鳴りました。携帯では目覚ましをセットしてなかったのにしっかり音を消そうとするわけですねわたしは。そしてもっかい眠ろうとしたら携帯が録音を開始。それでやっとアラームじゃなく電話がかかって来てることに気づき、出ました。先生でした。バイトです。

 ふわふわ自転車こいで大宮へ。スクールバスで深草へ行って校正の手伝いをし、今度ドメインが変更になるサイトのドメインについて担当の方と相談してメールを関係各位に出してもらい、サイトの修正点を指摘していただいたのでそれもファイルを作り直して更新をお願いして、そして大宮に帰って来ました。

 そしたら大宮の方でやってるバイト同僚の方からメールが入ったり電話がかかって来たりして、突発的にバイト交代になりました。おや。大宮にいてよかった。なので夕方から夜まで、昼間とは別のバイトになりました。

 他にもバイト系で連絡しなければならないことが山盛りあって、それを忘れずに、今のところはしっかり連絡できてる気がします。

 起こしてもらえてよかったです。でも今やたら眠いです。明日起きれるのかな。不安。いやいや。


◇ 後輩。

綿矢りさ_蹴りたい背中 綿矢りさ『蹴りたい背中』河出書房新社 【bk1】 を読みました。

 なんかねえ。すごくよかったです。
 浦賀くんの二冊目を読んだときと同じくらい。

 1000円です。生協では本が常に1割引きで買えます。また、おにぎりやお弁当、パンの一部がときどき半額になります。なのでコレとパンと鮭おにぎりを出したら、ちょうど1050円でした。フツウの会計なら「本を買ったらおにぎりとパンがついてきた!」という感じで、すっっごくトクをした気になれました。

 京極の最新長編を読み終え、すごく判然とした戸惑いしか感じられなかった後で読んだ本、今のところどれも良いです。京極は期待がでかすぎたせいもあるんでしょうが‥‥。

 この調子でがんばってほしいです。内容わたしあまり合わない方ですが、吉本ばななくらいコンスタントに売れるヒトになってほしい。

 内容は、次回作もなんとなく読みたくなるくらい、いまのところ心配なさそうな気がします。◇こういう予想を裏切って欲しい。◇起算され尽くした危うさは素敵だ。◇ちゃんと「地平」みたいなのがある。◇角川スニーカと純文学の中間地点から出て欲しい。


◇ 「DVD カクカク」。

 こないだ「DVDがカクカクして見える」って日記に書きました。今日見たら「DVD カクカク」で検索して来られてる方がいらっしゃいました。検索かけたくなる気持ち、すごくよくわかります。でもちょっとびっくりしました。

 そんな感じです。

 まったく無根拠なんですが、何かとんでもないモノを忘れてる気がどうもすごい勢いでしていて、ちょっとびくびくしてます。

 ではです。

2003年10月5日(日) 10月6日(齧) 5:00 +0900

◇ 漂白剤。

 ベージュ色の綿パンや真っ青なカッターとかの色物の衣類と、洗濯機を回しだした時にちょうど脱ぎ頃になっていることに気づいたHanesの白Tシャツなどを洗いました。ずっとなんとなく「そのうち漂白剤を入れて洗わないといけないな」と思っていたんだけど、でも「エンソサラシ」にはどれも「×」の表示がついてるからやっぱ無理だと思っていました。

 そしてわたしが持っている漂白剤は塩素系ではなく酸素系なのでした。そのことに気づいて、今日思い切って入れてみました。こないだ白Tシャツ着てたときにコーヒーこぼして茶色くなっていたし、ちょうどよかったです。

 そして洗い上がったモノを見てみたら、コーヒーのシミはしっかり残っていました。(・_・)その他の衣類もそんな劇的にはキレイになってくれてなかったです。

 せっかく意を決して入れてみたのに、目立った変化がなくて拍子抜け。まあ、ねえ、きっと量が足りなかったとか、漂白剤が古かったんだとか、シミが時間経ちすぎてもう取れなくなっていたとか、いろいろ理由があるのでしょう。


◇ 『無痛文明論』。

無痛文明論 森岡正博氏の『無痛文明論』を読み始めました。
 新刊です。奥付は今日です。 【氏のサイト】 【bk1】

 8章あるうち今は第4章の途中を読んでおります。

 なんとなく「一日で読まないといけない!」という気がしていましたが、それは間違いかもなと思い、ちょっとペースをゆるめることにしました(本当は時間的に少し眠くなってきて自動的にペースが落ちたんですけど)

 森岡さんの書く本は、個人的には、今まで読んだどの本も、高橋源一郎の言う「小説」の定義に完璧に合致するのではないかと思っています。この本もまさしくそういう気がします。また、2001年に出た「双生児の関係にある」という『生命学に何ができるか』 【bk1】 のときは「論文じゃないものを書いてしまった」みたいな告白をしてたけど、今回もそう思って書いていたかも知れないな、と思いながら読んでます。もちろん「論文」な箇所もありますよ。

 読者が「面白かった♪」と思って満足してしまうことだけや、あるいは「ココ論文に使える!」とか「研究に役立つな」とか思ってそのようにして、どちらかと言えば閉塞していく方向にではなく、もっと開けたおもしろい方向に進むことを期待してる本だと思います。そういう意味ではすごく困難な気がします、書くのも読むのも。

 りんごさん 【サイト】 の情報によると、11月8日(土)に京都でも講演会があるそうです。渋谷でおこなわれた講演会は、参加されたたつみさん 【サイト】 によるとよくわからない内容になってしまったらしいんですが、行きたいと思ってます。

 しっかり読みます。やたらでかくて重たいです、物理的に。


◇ 11時から。

 先週でNHKの『ニコニコ日記』が終わってしまいました。さみしくなります。そして今週から『花子さん』が帰ってくるそうです 【NHKドラマ】 。それはそれで嬉しい。

 『ニコニコ』の最終週で、ちょっとだけ「帯広」が写りました。こないだの地震で豊頃(とよころ)の河岸がえらいことになっていて心配な十勝川の、帯広と音更を結ぶ場所にかかっている「十勝大橋」が最初に写り、その直後、そこからかなり遠いと思われる牧場が写っていました。山(大雪山か日高山脈)があんなに大きく写り込んでいたということは、正確にどこなのかはわかりませんでしたが、とにかく空港や駅周辺にあんな開けた場所はないのであります。

 きっと十勝平野のどこかだったんだろうけど、どこだったのかなあ。。あんな細い道はどこかの遊覧道路かなんかだと思うんだが‥‥。農水省の十勝牧場かなあ士幌のナイタイかなあ、はたまた帯広の森あたりにあんなところがあるのか、あるいは芽室かなあ、 ‥‥などなど考え出すと気になって夜も眠れません。だって木村さまが歩かれたところをわたしも今度帰った時に歩いてみたいじゃないですか、せっかく地元なんだから。

 関係ありませんが、一説によると『おじゃまんが山田くん』の実家は 【ココ】 です(無駄リンク)。高校の時に通っていた塾の夏合宿がココでした。晴れた夜にしばらく空を見続けていたら、星が見えすぎて視界が真っ白になり、天の川がどこにあるのか全然わからなくなります。まじ。

 いや、空港も写らなかったし、十勝ロケではなかったのかもな。でもあのデントコーンふさふさは十勝っぽかったなあ。どこなんだろうなあ。

 ではです。

2003年10月4日(堵) 10月4日(堵) 22:55 +0900

◇ 金曜日のつづき。

 土曜日について語るには、まず金曜のことから書かないといけません。

 いまは実家の方に戻りつつある先輩がひさびさ京都に出てきたので、先輩とわたし、そしてもう一人の3人で集まって飲もうということになりました。待ち合わせの郵便局の前で待っていたら、時間通りに一人やって来て、でも「今日は駄目になりました!」と言う。聞くと、前の学校の同級生でネパール人の人がいて、その人がちょっと前から日本に出てきていて明日帰る、その送別会をいままさにやっているという情報が入ったんだそうです。ああそれなら、先輩はしばらく京都にいるから大丈夫ですよきっと、また飲めますよ、ということで、先輩とわたし、二人で蔵倉に行って飲みました。

 先輩はビール、わたしはビールのあと日本酒をかぱかぱ飲みながら、山本七平をひさびさに読み返してみたら面白い、すばらしい、という先輩の話を聞いたり、いやあ僕は本多勝一が好きだったもんで山本氏に良いイメージないですねえと言ったり、いや石田くん「臨在感」というモノが多くの日本人にあると指摘してるのはすごいよ、というのを具体的に詳しく聞いたら、たしかに、すごい慧眼みたいな指摘だと思いました。

 しかし、その特徴を事実として指摘したのはすごいながら、それがさしあたって良いことか悪いことか、今後脱却すべきか放っとくべきか、そのへんを言ってないということなので、引き継いで考えることができれば面白そうだな、と思いました。

 あとは、ずっと前からよく言われていることですが、「組織神学」と同じようなスタンスで臨む「組織真宗学」がやはり必要なんだと思うよ、という話をしたり、今年のさんまは本当にうまいね、そういえばいわしが高級魚になってしまって、水族館ではオットセイとかに高いからいわしをやれず今はさんまをあげていて、飼育係は「さんまは脂がのっているのでオットセイが肥満になるのが心配です」と言っていたよ、という話を聞きながらさんまをいただいたり、あれ、醤油がないぞ? と言いながらあんまり気にせずに、案外大根おろしは醤油なしでも美味しかったり、ですね。


◇ その後は。

 先輩が「人に会わないといけないんだ。石田くんも行こう!」と言って先導し、自転車で移動しました。そして着いた先は、なぜか祇園のカラオケ屋さんでした。

 水割りだとどれだけ飲んだかわからないからロックでお願いします、と言ってロックをもらって、飲んだり話したり歌ったりしました。何曲か歌ってるうちにどうも声が変だということに気づくも、あんまり気にならなくなってしまってどんどん歌ってしまいました。

 ロックでもどれだけ飲んだかわからなくなるヒトがここにいる。

 2時頃に先輩に「石田くん、帰るぞ」と言って起こされ、「頭いたーい」と思いながら自転車で帰りました。眠る前の記憶があまりありません。何か失礼なことしてなければ良いのですが。


◇ 当然。

 土曜日の朝は8:45からバイトでした。7:45に目覚ましで起きました。ひきつづき頭いたーい。バイト中もずーっと、徐々に退いてはいきましたが、ずーっと頭いたかったです。帰る頃にやっと元気になって、帰ってきてしばらくしてやっと完璧に二日酔いから抜けられました。こんなに長くかかったのひさしぶりです。ヱビスを飲み、日本酒を飲み、ウイスキーを飲み、 ‥‥ 何をどれだけ飲んだか覚えてないので、つまり限界量こえまくりでいただいたのだと思います。非常に気持ちの良いお酒だったから、まあ良いということにしておきましょう。

 ごちそうさまでした。(−人−)

 朝はなーんにも食べる気になれなくてカロリーメイトのゼリー、昼はしょっぱいものが食べたくなって牛丼、そして夜は麺類が食べたくなったので、冷凍の、アルミのなべに入って売ってるさぬきうどんを買ってきていただきました。冷凍ものにしてはおいしかったと思います。やっぱりうどんやそば、ラーメンは、乾麺より生麺がうまいんですね、たとえ冷凍であっても。麺類ってみんなそうかなあ? と思って考えましたが、パスタは乾燥ものも大好きです。逆にそうめんなんて生麺を見たことがないということに気づきました。

 ごはんに辛子明太子のっけて、それもいただきました。うまいですね、辛子明太子。そうそう。携帯の辞書では、なぜか「明太子」が出ませんでした。びっくりしました。

 ではでは。

2003年10月3日(緊) 10月4日(堵) 20:20 +0900

◇ やっと終了。

 テープ起こしのバイトがやっと終了しました。たしかお金は前払いでもらってたと思う。何も出ないと思います。それでも120分テープを3本終わらせたというのは、自信になります。

 苦痛だったのは、第一点として、どんだけ面白い法話でも5時間も聞いているとさすがに飽きるということです。他にもあります。たとえば

  1. 専門用語すぎて漢字がわからないぞぅ
     例:共業不共業、蛇蝎奸詐、無慚無愧、
  2. ローカルで年代ものの個人名すぎて漢字がわからないぞぅ
  3. 同じ話を二回してますよね
  4. 先生! それは知ったかぶりです!
  5. 事実と違うことを言っています‥‥
  6. 仏教のイイトコロと一神教のワルイトコロを比較してます‥‥
     仏教のワルイトコロから目をそむけてる気がする‥‥
  7. 主語がこんなところにあったら理解に不便です。。。
 などなどです。‥‥‥、つまりこの日記でよくあることが目白押しだったわけか。

 そんなわけなのでわたしは先生にますます親近感を‥‥いいえわたしはかなり同族嫌悪な人間なのでそんなには親近感を覚えませんでした。先生と、もし次にお会いして膝を交えてお話する機会があったら、こことこことこことここの間違いは指摘して差し上げたい、とか、こういうふうに言ってるけどこの真意は何なんですか? とか、そういうのがわらわらです。

 とにかく終わって良かったです。

 ではシャワー浴びて飲みに行きます。一仕事終えたということで。そして明日からまた別の‥‥。

2003年10月2日(黙) 10月3日(緊) 0:50 +0900

◇ 宇宙クジラ。

 『SEED』に「宇宙クジラ」というモノが出てきてたのだそうです。友だちの掲示板で知りました。しかしわたしは見た覚えがない。なので掲示板の管理人である友だちに「いつ出てきたの?」と聞いたら、「わたしがまだSEEDを見ていたころ。」という返答が来ました(メール)。

 じゃあだいぶ最初の方。もう見直したのに。と思って不安になって検索かけたら、アスランの父ちゃんが壁にかかった化石っぽいモノを眺めてるシーンの、その壁を粘土で作ってるサイトがひっかかりました。 【諒】

 いちばん最後の行に共感です。

 わたしは「宇宙クジラ」と聞いて、ピノキオを飲み込んだクジラや、『銀河ネットワークで歌を歌ったクジラ』のような個体を想像してしまって、それでわからなくなったようです。なお、上のリンクが「鯨」じゃなく「諒」になってるのはわざとです。


◇ 麻婆豆腐。

 麻婆豆腐を作っています。肉の入った! CookDoのやつです。さらに肉とネギをくわえてみました。お豆腐はいつも買うやつと値段が同じ、カタチも大きさも同じ、しかし何か違う作り方をしてるっぽいのを買ってあったので、それを使いました。きっと美味しくなることでしょう。


◇ レジ・スタンス。

 『SEED』を見ていたら、レジスタンスが出てきました。レジスタンスと言えばやっぱり古き佳きTMネットワークの『レジスタンス』が有名です。うん。

 近所のスーパに行ってレジに並びました。いちばん先頭にいたおばーさんが、もそもそ動いて、一円玉のいっぱい詰まったビニール袋から、もそもそもそ、と、6枚取り出したり、レジのおねいちゃんにずっと話しかけ続けたり、その後ろの家族連れはやたら元気の良い男の子がどうもレジ業務を妨害し続けていて、母親っぽい女性はそのさまをなぜかほほえましげに眺めていたり、でした。

 二人続けてひまスタンスだったのは初めて見ました。うちの祖母と話していてたまに感じますが、ヒマすぎると、話してる相手が急いいでるかいないか、自分に応対することと他のことをすることのどちらがさしあたって相手に大事か、ということに思いが至らなくなる傾向が、ヒト一般にはあるように思えます。

 こういうとき、わたしはすぐイライラするヒトなんですが、今日はすっぱり諦めることができたので、イライラしなかったです。珍しい。カルシウムいっぱい摂ってるのもあるのかな。


◇ DVDドライブがやっぱり変だ。

 STAND ALONE COMPLEX のDVD、昨日よりはスムーズに起動し、昨日よりはうまく見られました。しかし終わりの方にいってやっとカクカクが少なくなった感じで、他のDVDもぜーんぶカクカクです。パソコンの中、何の調子がおかしいんでしょう。

 ま、今よりも深刻な実害が出るまで気にしないことにします。HDDやCD-Rドライブがオカシイとかじゃないから、まだまだ生きていけます。

 麻婆豆腐、おいしかったです。

 最終回はサックリ終わってしまいました。

 はい。では。

2003年10月1日(推) 10月2日(黙) 0:35 +0900

◇ なんとか調査。

 先日、お昼頃に部屋のドアがノックされ、開けずにドア越しに聞いてみたら、たぶんどこかの主婦の方だと思うのですが、「○○調査にご協力ください!」と、公的な調査への協力をよびかけられました。

 原則として、滑舌のよくない方と声の小さい方を中心に、自分のトクになりそうにない方が何か言ってきてもわたしはドアを開けません。しかし何か公的なモノだと言われたら、よっぽど機嫌が悪いか疲れてるか体調悪いかしないかぎり、協力してしまいます。って今まで何に協力しただろう。思い出せないな。おかしいな。

 そんなわけで開けてみましたら、やっぱりどこかの主婦の方のようにみえる結構な年配のように見える方が立っていて、「608号室の北山さんですね。○○の調査にご協力をお願いしてもよろしいでしょうか?」と、国勢調査のような書類のセットを示されました。

 なんか、ぜんぜんわたしの号室でも名前でもなかったので(正確に思い出せませんので、上のは例です)、「この人どうしちゃったんだろう? ドアに号室も名前も書いてあるのにな。」と思っていたら、「あ、あ、スミマセン。石田さんですね。はい、石田さんです。」みたいな感じで、やっぱりわたしでも良いみたいだったので、協力しました。

 それが10月1日の今日、提出でした。午前中に回収に来るとおっしゃっていて、わたしもそれで良いと思ってたんですが、思い出せば今日は午前中から学校なのでした。なので書類を入れた袋をドアノブにかけて出かけました。

 帰ってきたら袋ごとなくなっていて、おばちゃんのメモが郵便受けに入ってました。受け取ってもらえたようです。しかし無事役に立てたのでしょうか。というか何に使われるのでしょう? まあまあ。はい。


◇ DVDが変だ。

 『攻殻機動隊』のDVDを旧作の限界点まで借りてきてあります。

 しかし、DVDドライブに入れたら、動きません。(・_・)

 CDを入れたら問題なく動きました。DVDも、ちひろDVDは動きます。ちょびっツDVDを入れても動きます。でも STAND ALONE COMPLEX を入れたら動きませんでした。

 と言ったあとで入れたら、一応起動しました。
 しかしカクカクカクって動きます。やっぱり変だ。

 時間みて、中開けて見てみます。
 DVDレンタルは金曜日までです。どうなるのだろう。

 ではです。

 そう。今日は見られました。木曜日が最終回。おうおう。

 なんか9月は終わるの早かった気がします。


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