Just a Little Bit of… の日記
バックナンバ 2003年8月

2003年8月31日(日) 9月1日(月) 4:10 +0900

◇ 洗濯。

 京都に戻ってきてから最初の洗濯をしました。

 まあまあ、それだけです。夜にやったので屋上にはさすがに干せなくて、部屋の中に吊ってます。アパートに備え付けの洗濯機は200円もかかるわりに柔軟剤を最初から入れとくことができないので、部屋に戻ってタイマーで20分待ち、手動で入れに行きます。そのタイマーがうまく動き出してなかったということに10分後くらいに気づきました。あぶなかったです。

 柔軟剤は、近所のスーパでそれ以外が安売りになってるのを見たことがないため、ずっとソフランを使ってます。

 中学生の頃でしたか、粉末の洗濯糊を洗剤と勘違いして洗濯し、「なんで泡が立たないんだろう? 洗濯ってこういものだったっけ?」という至極当然の疑問を感じ、そのまま糊をどぼどぼ入れ続けてしまったという、そういうこともありました。最近は糊なんて買ってないので、その点では安心です。


◇ ふとん。

 ちょっと良い布団を買ってもらったので、昨夜からそれで眠っております。敷き布団の方はじっっとしてると「これは自分で発熱してるんじゃないか?」って疑いたくなるくらい熱くなってるように感じました。掛け布団は、以前まで使っていたくたんくたんのモノとは通気性が明らかに違います。がばがば、っと抱えてじっとしてても全然暑すぎません。すごいなあ。

 ありがとうです。<(_ _)>


◇ いきつぎ。

 坂本真綾に『tune the rainbow』という曲があります。【公式サイト】 の左から三つめの●をクリックすると「discography」に行けます。そこにあります。

 megに『イケナイコトカイ』という曲があります。【公式サイト】 でエレベータに乗り、「04 works」からたどれば試聴できます。

 中谷美紀に『クロニック・ラブ』という曲があります。 ‥‥ コレはネットでは試聴できないみたいです。聞きたい方は買うか借りるかうちに来てくれるかしてください

 3曲とも自然な作りなんですが、不思議に違和感があります。たぶんそれは、息継ぎの吸い込み音をサンプリングし、上から付け加えてるからだと思います。こういうのってよくあるのかな?『tune the rainbow』は何種類か用意して使い分けてるようです。ここまでくると職人芸に近いモノを感じる。

 3曲ともたまに、聞いてるうちに息継ぎばっかり気になってしまいます。


◇ メロディ。

 まあまあ、それだけです。3曲とも大好きです。3曲ともカラオケしたいです。2曲目はmegじゃなく岡村靖幸のオリジナルなver.で、3曲目も途中から突然「ボクニハハジメトオワリガアルンダ」って感じで、オリジナルと言えると思う『バレエ・メカニック』な歌詞で。

 わたしはたぶん楽器やアレンジや歌詞じゃなく、声とメロディをメインにして歌を味わっているようです。いちばん大事なのは声かもしれない。そしてメロディ。女性ボーカルの場合、顔が好きでわんわんしっぽ振るってことは、いまはないなあ。

 何かの先生から聞いたんですが、布教使さんは「いちこえにふしさんおとこ」って言うんだそうです。どういうことかと言うと、1に声、2にフシ、3に顔立ちで評価されるモノだ、語っている内容なんて全然関係ないんだ、ということらしい。(その時代はきっと女性布教使がゼロだったのでしょう)。

 いや、たしかコレは専門学校で聞いたんじゃないだろうか。その学校はどちらかというと、その、聞いてる側はあんまり気にしていないと言ったまさにその「内容」について勉強するのがメインだったような気がします。先生はなぜそれなのにあんなことを言ったのだろう。そしてわたしはなぜこればっかり顕在記憶として残しているのだろう。

 まあいいか。ええと。

 とにかく、声というのは「内容を伝えるための道具」であるにとどまらないものである、ということなのだと思います。「書」みたいなものかな。でもビジュアルだけで完全に独立してしまうと「書」じゃなくなるし、声だって内容をそれなりに伝えることができていないとまったく雑音のように感じられてします。

 何か言いたいことがあったような気がするんだけどうまく思い出せないので今日はこのへんで涙をのんで勘弁しておきます。すごく眠いですし。ではです。

2003年8月30日(土) 8月31日(日) 2:55 +0900

◇ どぅも。

 学会準備がどーもうまいこと回っていかないです。

 路線変更いたします。学術論文のレジュメをこの期間で2つ仕上げるなんて不可能なので(やりたいこと・やれること・やらねばならないこと、三者のバランスが大事、と言って逃げております)、学術論文の執筆へ向けたエッセイ発表、みた感じでいきます。


◇ 今日なにしてたかな。

 今日は一日なにもしてなかったような気がします。

 朝、こないだ地元で買ってもらった布団が届いたので、カバーかけたりして調えてちょっと寝ました。眠りはしてません。カバーの中でしばって固定する布団で寝られるなんて。嬉しいです。

 ということはつまり、古い布団を部屋から出さないといけない。

 京都市のサイトに行ったら 【ココ】 を紹介されました。ココからリンクでたどっていったところにあった 【手数料一覧】 の値段設定によれば、布団は400円で引き取ってもらえるそうです。たぶん掛け敷きあるので800円‥‥。 (>_<。)

 アパートの屋上に、1年くらい前からスプリングの入った重たいベッド(「ベッドマットレス」)が置いてあります。ものすごい雨ざらしです。きっと何か理由があってあんなことになってるんだろうと思ってましたが、理由わかったかもです。2000円もかかるからイヤになったんですね、きっと。

 でもまあ、ルールはルールでしょう。うん。


◇ トランスビュー。

 森岡正博氏の最新刊が出ます。くわしくは彼のサイトを。【こちら】 pdfファイルで立ち読みができます。トランスビューから出るんだそうです。

 今年の1月、龍大の「人間・科学・宗教 オープン・リサーチ・センター」【サイト】で今枝由郎先生(フランス国立科学研究所[CNRS]主任研究員)を呼んで講演してもらいました。そのときに先生が同じ出版社からダライラマの本を翻訳して出す予定だ、とおっしゃっていて、話し方からいくとどうも小さな出版社であるような感じだったんです。ウェブサイト 【ココ】 に見に行ったら慥かにこじんまりとしていた。でもその後出た本(『幸福と平和への助言』 【bk1】 )はすばらしく面白かった。森岡さんもそこから出すということはそんなに小さくなかったのかもしれません。

 または、小さくても良いモノを出しているということでしょうか。

 友だちから電話がかかってきて、8月が終わっちゃうよ! とのことです。そうですね、終わっちゃいますね。ちょっといつもより早かった気がします。

 今日はそのような感じです。ではです。

2003年8月29日(金) 8月30日(土) 2:50 +0900

ANIMATRIX

 『アニマトリックス』(特設サイト) を借りてきて見ました。

 おもしろい。キレイだ。ひろがるひろがる。

 『マトリックス』と『マトリックス・リローデッド』との間をつなぐストーリィが満載な「裏話」的な作品で、『機動戦士ガンダム』にとっての『第08MS小隊』や『ポケットの中の戦争』みたいな作品がおっそろしく短く(6分〜16分)高品質で9コ詰まった感じです。ホンモノの映画だけでも十分ですけど見ても損はない。いやむしろわたしは見てよかったです。TSUTAYAで最初に見かけた時は手に取っただけで棚に戻していたので、「ええー見た方が良いでしょ!」と言ってすすめてくれた友だちに感謝してます。ありがとう。

 本編もめちゃくちゃよかったです。それだけじゃなく、マンガ・アニメの歴史を簡単にまとめたものや、制作者がテクニックや思いを語る特典映像が1時間以上あって、それも非常によかったです。

  • なぜ世界中で日本だけがこんなにマンガ・アニメを突出して高品質にできたのですか?
  • 他の場所のような規制が一切なく、なんでも自由に・または勝手にやれたからです。RX-78-2のPG(12000円くらいする、600パーツもある、デフォルトで組み上げただけで人間の動きはぜーんぶ可能な傑出したプラモデル)といっしょで、やりたい表現を表現しようとして必死にやってるうちに何もかもが上達していくんです。
     
  • 「リミテッドアニメ」とはなんですか?
  • 日本でいちばん最初に連続TVアニメ番組を手がけた手塚治虫が、制作を請け負った時に予算と時間をべらぼうに小さく請け負ってしまい、そのはなはだしく困難な制約の中から生み出された、日本のアニメに独特であった「高度なごまかし」(by マイケル・アリアス)のことです。ただし、シロウトが見て全然気にならないようなモノをのみ、そのような称号で呼びます。
    アメリカのアニメ関係者はこれについて過大評価して語り、日本のアニメ関係者はこれを半笑いで語るという、そういう好対照が見られました。

 などなど。

 「歴史」のところに、ジブリから『ナウシカ』でも『もののけ姫』でもなく『火垂るの墓』が引用されてました。しぶいなあ。『AKIRA』と『宇宙戦艦ヤマト』と『火垂るの墓』に共通点があるなんていままで考えたこともなかった。ウォシャウスキー兄弟やマイケル・アリアスに指摘されてハッとしました。やっぱり受け継いでしまってるモノってのはあるのかな。

 トリニティはアニメでもキレイだね。

 オープニングの字の出方は何もかも『攻殻機動隊』だね。潔ささえ感じる。

 『ファイナルファンタジー』の映画に似てるなあとか、『ビバップ』に似てるなあとか思って見ていたら、どちらも本人が深く携わってました。わざと似たものにしていたらしい。ははん。


◇ 自転車。

 昨日の予定通りに自転車を買いました。新車新車。(^o^)b 修理の見積もりを出してもらいに行ったら「車体曲がってるから修理するとかえって高くつくで!」とおしえてくれたり、保険のこととかいろいろ心配してくれていたおじさんのところで買いました。サドルをめいっぱい上げてたのを見て、「27にするか?」と。タイヤがでかくなるとその分サドルが高くなるので、そんなにめいっぱいじゃなくてよくなるそうです。そりゃあ良い。なのでそのようにしました。また、街乗りでママチャリなのに切替つきです。

 大事に乗ります。なるべく車にぶつけられないようにします。言ってるそばから今日はよそ見しながらアクセル踏み続けてるあぽの車にぶつけられそうになりました。こっちが停まったから大丈夫だったけど、いつも停まれるとは限らない。どんなにこっちが避けようとしていてもぶつけられるときはぶつけられるし、また、ぶつけてしまう時はぶつけてしまう。

 どうも、「動いてるものがいっぱいあるとそれぞれぶつかることがあるねん」というアタリマエっぽく思えることに気づいてないのか、交通法規を一切無視して傍若無人に無茶な乗り方するヒトもいーっぱいいますね。普通免許を持ってないヒトばかりでもなく思えるのが非常に不思議です。ぶつかるときの衝撃とか痛さとかにリアリティを感じられてないっぽい。それって生きてるという感覚がキハクになってるってことなのだろうか。考えてばかりいると動けなくなるけど動いてばかりで考えられなくなってるってことなのだろうか。

 宗教学会での発表タイトルを「「先鋭的な苦しみ」としてのニヒリズム」としたのは、そういうのをわたしなりに考えてみたかったからです。しかしそういう素朴な動機からタイトル決めて良かったのでしょうか。今年の発表は大丈夫なのでしょうか。ぶつぶつ。なまんだぶつぶつ。


◇ 本大量購入。

 3冊も同時に買いました。

 1. 鷹野雅弘&出来るシリーズ編集部 『できるクリエイター Flash MX独習ナビ』【bk1】
 良い感じだと思います。学会発表が終わったらもっと本格的に独習を開始します。お寺のページ(こちら)のフラッシュはカタチが徐々にかわるトゥイーンのやり方がわからなかったり、リンクの出し方がわからなかったり、それでもチカラワザで作ったものなので、それを早めに脱却したいです。

 2. 小室直樹 『論理の方法』【bk1】
 3. 橋爪大三郎 『世界がわかる宗教社会学入門』【bk1】
 どちらも先輩の推薦です。これらは、後者は特に学会発表前に読んでおきたい、かもです。どっちもいままで読んだことないヒトなので(不勉強さがよくわかる)楽しみです。

 帰ろうと思って書店の中を歩いていて、ふと新書のコーナを見たらあなた。今の時期にあったらそら非常に危険だろおいおい、という作品が。そんな感じで4冊目。

 4. 京極夏彦 『陰摩羅鬼の瑕』(おんもらきのきず)【bk1】
 やっと出ました。どんだけ強い意志を持っていてもきっと学会発表前に読み切ってしまいそうな気がします。今月初めに出ていたようなので友だちの何人かはもうとっくに読んでしまってるんだろうな。また何年も待たされると思うので、なるべくちょびちょび読んでいきたいです。

 そんな感じであります。では。

2003年8月28日(木) 8月29日(金) 3:25 +0900

TttEditor が。

 この段落はパソコンのややこしい話です。

 お寺のサイト、トップページのみに置いておくはずの「アクセス解析」のためのタグを「献華献灯」ファイルにも書いてしまってました。 ‥‥ トップページのタグをまるまるコピーして「献華献灯」を作ったから、そのときにうっかりしてたんです。それに昨日気づき修正しようとしたんだけど、どうもうまくいかなかった。今日もやってみたんだけど、やっぱりうまくいかない。

 ファイルは TttEditor で作成・修正して FFFTP で送ってます。最初は転送に失敗してるんだと思いこんでたので FFFTP の設定を見てみました。 ‥‥ 実際今日は最初のうち「PASVモードを使う」にチェックが入ってなくて、それが原因で転送されてなかったみたいです。

 それを改善してからもうまくいかないので、一旦ウェブ上に保存してあるファイルを全部削除し、もう一度全部送ってみました。それからウェブにアクセスして見てみたんだけど、なぜか変更内容が全然反映されてない。うにゃぁなんだろう? と勢いあまってパソコンを再起動させましたが、それでもうまくいかない。仕方ないので「献華献灯」はファイル名を変更し、他のページからのリンクもそういう名前に変更し、先ほどと同じようにウェブ上のを全削除、もういちど全アップしました。そしてアクセスしてみてみたんですが、やっぱりファイルの名前も変わってないし、他のファイルの中の記述も全然変わっていない。これは本格的におかしい。

 そこで気づいたことには、TttEditor の編集画面で「ファイル」を開いたときに表示されるファイル名称と、「マイコンピュータ」からテケテケ開いていって表示されるファイル名称とがまったく噛み合っていませんでした。半ば物理的に名称を変更してみたけれど、その名称が TttEditor には反映されなくなっている。これはきっと TttEditor が壊れたんだろうと気づき、TttEditor の入ったフォルダをぜんぶ削除、もういちど入れました。

 それでも改善されない。(・_・) 泣かすつもりかよぅ。

 最終的には、TttEditor の編集画面で「ファイル」→「開く」を選択せず、マイコンピュータからフォルダを開いていって、ファイルをクリック&ドラッグで編集画面に放してタグを修正し、それで上書き保存させたら、名前も内容もすべて反映されるようになりました。「関連づけ」みたいなものが一瞬コワれたみたいです。

 『Just a Little Bit of …』の方は全然大丈夫なのに、どうして『妙法寺』の方だけこんなことになってるのか原因が全然わかりません。わからなくても、きっちり動く方法が見つかったからこれでいいことにします。

 ヘルプか何かをじっくり見たら書いてあることなのかもしれないな。何がおかしいのかよくわからない中でうろうろ動いたので、その流れからか、ヘルプを参照することを思いつけませんでした。まあまあ、うん。

 今日は「アクセス解析」そのものにも少し障害が出ていたようです。


◇ 今日は。

 今日はあんまり部屋から出ませんでした。

 BSで野球を見ていたら突然画面がゆらゆらして、雨が降り、ゴロゴロ鳴ってました。その後、部屋にたまってた缶を外の自販機に備え付けてある回収箱に捨てにいった時はもうあがってました。

 明日は ‥‥ 日付変わったからもう今日ですが ‥‥ 雨の予報が出てないけどやっぱり不安定な天候になるようです。が、明日はこないだの事故の保険の書類を出したり、自転車を買いに行ければ行ったり、しようと思ってます。


◇ こんな時間に。

 非通知設定の電話からの着信履歴がありました。誰でしょう? 非通知はぜーんぶ拒否する設定にしてますので、もし用事のある方は非通知じゃなくしてからかけ直してくださいね。

 という感じで眠ります。では。

2003年8月27日(水) 8月28日(木) 1:15 +0900

◇ 京都です。

 京都に戻って来てます。暑いです。(;^_^A

 帰ってきたら、部屋には日本中を荒らしていった台風一過の爪痕が残っていました。変ですね、窓もドアも閉めていったのに。ということで記憶のヒモをたぐり寄せたら、帰る前からこんな塩梅であったことに気づきました。

 明日は昨日送った荷物が届きます。こないだ買ってもらった新しい布団もほどなく届きます。掃除しないと本当にまずい気が、やっとしてきました。

 でも人間に本来的に備わっている能力の一つに「環境適応力」というのがあります。発揮できるときとできないことがあるわけですが、今回もわたしはきっとすぐ慣れるんだろうな。ということで、次に掃除するのはいつかな。見当もつきません。今日TVで「検討もつかない」というテロップを見ました。奇妙に違和感があったのは、あの文脈では「見当」であるべきだと思ったからだったんですね。


◇ 広い画面。

 実家ではノートパソコンの800x600の液晶画面で見てました。今はブラウン管で、1024x768で見てます。キレイだし大きいし、見やすくて良いです。でもあんまり大きい画面で編集するクセがつくと、また実家に帰ったとき大変です。

 そういえば、こないだ地元の電気店で、ワイド画面の液晶モニタを初めて見ました。あれは映画のDVDを見るときなんかには良いんでしょうね。でもウェブをあれで見るのはどうなんだろう。また、あれいっぱいの大きさが編集のデフォルトになるのはちょっとまずいかも。とは言っても非常にキレイだった。

 ‥‥ネットを考えるときに最大公約数を基準にしようっていう考え方でやり出すと、当然バリアフリーで、テーブルタグはほどほどに、フォントは凝れない、ネスケの古いのは見た目がIEと本当に全然違う、写真は少なければ少ないほど良い、つまりフラッシュなんてきっと絶対ダメ、みたいな感じになるよなあ。そういう意味ではどっちつかずなサイトばかり作ってます、わたし。

 モニタは、ラックでかいのあるから、しばらくはブラウン管でいくと思います。そういえば頑固に頑固にネスケを使い続けてるはずの友だちがいます。お参りしてくれたってことなので、お寺のサイトは何とかなったようです。よかった。


Fire Wall

 こないだウイルスの大きな騒動がありましたよね。OS、実家の父のパソコンはME、持って帰ったわたしのノートは98(きゅうじゅうはち)のSEだったので何も関係ありませんでした。でも京都で使ってるデスクトップは思いっきりXP。だからちょっと不安があったので、先にノートをつないでいろいろ調べてみましたが、‥‥ファイアーウォール入れてたのもあって、その後フツウに起動したけどまったく何ともなかったです。つないだときに「はずみ」で悪い虫が入ってくるようなことがあったとしても被害が少なくてすむように、ネットに接続する前にいろんなファイルをCD-Rに焼きました。あんまり必要なかったみたいです。

 友だちや知り合いの話を聞いてる限りでは、必要ある時にバックアップをとっていないってことが往々にしてあるようです。不要な時ほどバックアップをしっかり取ってるもののようなので、ほんとに焼き焼きは保険でした。

 ファイアーウォールは、インストールしてるアプリケーションがネットに接続して良いかどうか、「許可」「不許可」の指示ができます。それで守る。その一覧を見て、どうも自分の出していた「許可」指示の設定が甘すぎたような気がしはじめたので、設定をちょっとずつ変えてるうちに、勘違いと誤解からわけわからなくしてしまいました。そして戻らなくなってしまった。なので一度アンインストールしてもっかい入れました。なんという手間だ。

 帰省の前後にはどうしてもこういうことが多くなりますね。


◇ 清見の新しいの。

 空港で十勝ワインの清見(きよみ)を買いました。十勝の池田町がワイン用に開発した「清見」という品種のブドウを育てていて、そのブドウだけで仕込んだ赤ワインです。帰省のとき、おみやげを買う余裕がいっぱいあったら六花亭や柳月だけじゃなく、たまにコレも買います。しかし伊勢丹の地下に行ったら空港とまったく同じ値段で買えることがこないだわかってしまったので、あんまり重たい思いはしたくなくなってます。でも今日は‥‥。

 いままではずっと1997年のでしたが、1999年と書いてあります。そして1/5サイズくらいのワインボトルのついた携帯ストラップがついてます。 (^_^) こういうのちょっと嬉しいので、ふふふと買ってきてしまいました。

 一人で開ける・空けるのはもったいないので、今度きっと友だちんちで飲むときに持っていきます。ビール1缶は一人で飲めるけどワイン1本は一人じゃちょっとつらいです。

 そんな感じです。ではー。

2003年8月26日(火) 8月27日(水) 1:50 +0900

◇ トカップ白。

 中学の時に同じ塾に通っていて、高校は同じ高校、高校の時に通った塾も同じ、3年間「関東」にも一緒にいた友だちと、昼から夜にかけて遊びました。

 お昼は、高校の時に塾が始まるまで時間があったときに一緒や単独でよく行っていた、「インデアン」というカレー屋さんでした。変わらずうまいです。多少小麦粉ののっぺりした味が記憶していたよりも強かったけど、なんせあそこは安いんだ。CoCo一のトッピングなしより低価格でハンバーグカレーが食べられて、そして辛さを変えても全然早いし値段も変わらない。やっぱり良いねえ、地元。すすきの(地元とは言えないくらい遠いけど)で飲んで激しく遊んでも名古屋より断然安いよ、とのことであります。

 思わぬ所で共通見解だったのが、二人とも本州では「おいしい!」と思える味噌ラーメンに出会ったことがないことでした。彼は埼玉→名古屋在住、わたしは東京→京都在住。探せばどこかにはあるのかもしれないけれど、味噌ラーメンに関しては二人とも不幸なままのようです。そして「やっぱり味福の味噌はうまいねえ」ということでも一致。同じような時期を同じような場所ですごしてるもんだから舌も大体似てるようです。

 昼ご飯の後は池田町の「ブドウ・ブドウ酒研究所」、通称「ワイン城」までドライブしました。軽く15年ぶりくらいで、瓶詰め工程を見ることができたのはわたしは今回が初めてでした。できたてのトカップ白が試飲できました。普通に、問題なく、すこぶるうまいですね、トカップの白。友だちは「一杯30万円だから俺は良いわ」と。ちょっとごめんなさい。

 その後パソコンショップを見に行きました。結論としては「自作はきついね」。売ってるのはHDDとCD・DVDドライブ、メモリくらいみたいです。CPUもマザーもハコも売ってないってことは自作じゃなく拡張ばっかりがターゲットみたいです。既製品の本体は問題なく売ってますよ、もちろん。

 次に買うべきフラッシュの入門書は良いのが見つけられました。荷物になるので京都に戻ってから買いますが、インプレスの白っぽい表紙の本はWebページのリンクをどうやって関連づけすれば良いのかが、わたしが求めていたような感じでぴちぴち載ってるようでした。完璧な入門書と、アニメに特化した入門書と、そしてインプレスのやつと、多分フラッシュの入門書は大きく3種類にわかれているようです。

 その後、実家まで送ってもらいました。ちょうど父がいたので3人で甘いモノを食べながらいろいろ話しました。帰ってったあとで父は「変わったこだねえ」を連発してました。「僕の友だちだからねえ。どこ探してもフツウのやつはいません」と答えておきました。


◇ 献華献灯。

 真宗のいちばん大きな儀式である「報恩講」などでは「献華献灯(けんかけんとう)」というのをすることがあります。他の宗派でもやってそうな気がします。仏さまをお花とあかりでお荘厳するやつで、うちの場合は聖歌隊が中心になって『真宗宗歌』を歌い、子どもたちが左右左右(さうさう)で歩いて献華献灯してます。

 それとはまったく趣が違いますが、御本尊をお花とあかりでお荘厳するフラッシュファイルが一応できました。再生するとぽっぽっといろいろなものが勝手に出て来て勝手に献華献灯されます。ふくわらいのように灯を付けたりお花をあげたりするフラッシュはまだできませんので、一応これでお茶を濁すことにします。冬に帰省するまでにはなんとか仕組みくらいわかっていたいです。

 ココです。 よろしければどうぞ。感想などいただけたら幸いです。


◇ りんりんりん。

 おじさんがおじさんの友だちから鈴虫を大量に譲り受け、郵便局で、鈴虫を見たことも鳴き声を聞いたこともない子どもたちに配ったそうです。配り終える前に確保しておいてくれたようで、その一匹をうちにもって来てくれました。

 秋、って感じの声ですね。いいです。

 というか素晴らしく大きな声です。二階にいるのに当然のように聞こえてきてます。鳴いてる隣の部屋で眠っている父母は安眠できるのでしょうか。


◇ 終了。

 という感じで帰省が終了します。今回はゆっくりしたな。27日の日記は、パソコンやその周辺に問題がなく、体力が続いていたら、京都からの更新になります。学会が近すぎるので、そして何もやっていなさすぎなので、帰省終了直後はしばらくそんなに更新できないかもです。あるいは大量にぼやくか。

 ではではです。

2003年8月25日(月) 8月26日(火) 2:50 +0900

◇ そろそろ。

 そろそろ帰省が終了します。コンビニやスーパが実家のそばに全然なく、また、免許はあるけどここ10年まったく運転したことがなく、そういう意味ではすこぶる不便な環境ですが、べつに不便でも食べて眠っていられればわたしという現象は続いていくものであることがよくわかりました。

 お寺のウェブサイトを作ったのが今回の帰省でいちばん大きな出来事だった気がします。来月上旬に予定している学会発表のレジュメや先月中に大体終えるはずだったナウシカ論文から遠く離れて、わたしは今後、大丈夫なのでしょうか。


◇ フラッシュ。

 最初に御本尊があり、花瓶とロウソク立て、香炉が勝手に現れ、花が勝手に飾られ、ロウソクも勝手に立ち、灯も勝手につくという、そういうフラッシュができました。元原稿みたいなやつは確保してあるので改善は容易です。しかし再生して気づいたことには途中からフラッシュじゃなくGIFアニメになってしまってます。もう少しスムーズに動かせるようになったら公開したいと思ってます。


◇ うーん。( ̄〜 ̄)

 友だちから、もうすぐ誕生日なのに彼氏が全然かまってくれなくてブルーだ、という電話が入りました。その彼氏が何を考えているのか、あまりに少ない情報からは推し量ることが不可能です。でも仕事その他のことをざらざらっと聞いた感じでは、二人の関係が終わるとか終わらないとかじゃなく、まだまだ関係性は発展の途中にあるのだろう、って感じがしました。たぶんお互いの嗜好や、お互いの言葉が意味するココロの中身の解釈などなどがまだ少し浅んじゃないでしょうか。

 あまりに誕生日誕生日と言ってるわりに、友だちはわたしの誕生日がいつか知ってるはずなのにまったく忘れているっぽかったので、でも触れずにおくのも自分で言い出すのもどっちも同じくらい、こう、意地悪な感じがして、ちょっと困りました。最終的には言いました。すごく謝られました。

 そんな感じで32歳になってしまった。なんか、こう。

 どうどう。ではでは。


2003年8月24日(日) 8月25日(月) 14:30 +0900

◇ 北海。

 土曜日に東北高校の話の関連でココに書きました北海高校@甲子園について、先輩から携帯にメールが入りました。

 先輩の調べでは、たしかに北海は昭和38年に準優勝してるそうです。しかしそれは春の選抜大会であって、夏は昭和3年の準決勝進出が最高の成績なんだそうです。戦前・学制改革前の話ですから、「北海高校」じゃなく「北海中学」らしいです。

 ずっと強い印象のある埼玉県も夏は準優勝までで優勝できてないってことなので、やっぱり選抜でも準優勝ってのはすごいことだと思います。

 日ハムが札幌に来たら、その影響をいろんなところで受けるようになり、北海道の高校野球の状況もひょっとして少しくらい何か変わったりするんでしょうか。北海道新聞では日ハムを積極的に応援するプロジェクトみたいなのが動き出して、「地元のチーム」という意識を北海道中に拡げようとしているみたいです。しかし北海道は広すぎて、わたしにしてみればコンサドーレ同様、京都にいるときは気になるけれど、地元に帰ってきてしまうと「地元だけど地元じゃない」的な奇妙な感覚で推移してしまうのかな。何も考えず感覚だけで言えば「日本ハム」じゃなく「北海道ファイターズ」みたく無茶な名前に変えてしまった方が、コンサドーレよりも親近感は増しそうです。

 ところで。日ハムが東京ドームにいる間に、一度くらい巨人vs日ハムの日本シリーズが見たかったです。「移動日」がまったく必要ないから7日間ぶっ通しでやるとかね。まあそんなことにはならなかったんだろうけど。


◇ ばんごはん。

 友だちと3人で待ち合わせ、「北の屋台」という屋台がいっぱいならんだところにある「順香」という、白米を使ったメニューのない中華料理店で、晩ご飯を一緒にいただきました。

 青島ビールや紹興酒、焼餃子、エビチリなどがありました。カウンタの中をのぞき込んだら、餃子は注文されてから皮のタネをころころ切って延ばし、中身を詰め、そして焼いてくれてました。そこで食べようと言った友だちも、リピータが多いように思えた他のお客さんも、みんな餃子をいちばん楽しみにしているように思えました。餃子も何もかもすこぶるうまかったです。自家製のラー油もうまかったです。ラー油はみじん切りした唐辛子に熱した油をかけるとできるんだそうですね。今度もしかしたら作ってみます。

 地元では、「北の屋台」の成功を承け、今度はお菓子でも同じようなモノができないかな? という構想も生まれてきてるそうです。今のところ地元の基幹産業は圧倒的に農業と酪農業だけど、それに「ぱんちょう」と「エルパソ」と「六花亭」と「柳月」だけじゃない食べ物の観光が本格的に加わっていけたら、そんな面白いことはないと思う。景色はもともと、放っておいても見た人の人生観を変えるくらい綺麗なんだし、ぜひ頑張ってほしいです。


◇ コーヒー2杯。

 「順香」のあと、地元でいちばん美味しいコーヒーを出してくれる(と思う)お店に移って、それぞれ2杯も飲みました。HBCラジオの更に下のキィ局で、わたしが子どもの頃からコーヒー券をプレゼントしてるところです。ブルーマウンテンNo.1なんて何年ぶりだろう。やはりうまかったです。

 その後はファミレスに移ってまた話し続け、夜中の2時にやっと帰ってきたため、日曜日のうちには更新できませんでした。わたしの他の2人は2人とも勤めてて、月曜日も朝から仕事なのであります。タフだなあと思う。というかスミマセン。

 ではです。

2003年8月23日(土) 8月23日(土) 23:59 +0900

◇ ボタン。

 フラッシュの勉強をしました。

 「ボタン」というものがどういうものか少しだけわかりました。これは便利です、というか中身の根幹部みたいなやつはどうも「ジャバスクリプト」にすこぶる似てる気がします。

 ジャバスクリプトはわたし「サイトが重くなる! 俺には関係ない!」という間違った認識をもとに習得を先延ばし先延ばしにしてきたので、今はサイトじゃなく気が重くなってます。

 また、中学生の頃に富士通のFM77やNEW7を使ってプログラムをコツコツ書くカルチャーセンタのようなものを父と一緒に受けたことがあるんですが、そのときに見た「goto」という言葉が出てきたりもしています。解説書を読みながらFMV-BIBLOを触っていてすごく懐かしくなりました。ひょっとすると「return」もそのうち出てくるのでしょうか。でも基本的なことをちょっとなでただけで解説書のそのセクションは終わってしまいました。ポインタを上に載せると「ぴょん」とリンクが飛び出したりするやり方は、どうも載ってないみたいです。

 いま実家に持って帰ってきてる解説書は「初級者・入門者」向けなので、京都に戻ったらもう少し高度なことを解説してる本を買って来て、また勉強を続けようと思っています。


◇ 白河の関。

 今年も優勝旗は白河の関を越えませんでした。北海道に暮らしている人間の一人であるわたしとしては、普段は東北地方は東京よりも遠い印象です。しかしこういう時には千葉より近い印象に変わっています。「青森」と言うより「東北」と行った方が近い印象、と言うべきなのかな。いや、「宮城」の方が「青森」よりは近い印象か。 ‥‥よくわからないけど、どうも非常に都合が良い先入観、な感じがします。

 ダルビッシュが2年生だから、一応来年もあると思う。しかし平安の服部も2年生です。今年の夏は第一の戦力として活躍できた2年生ピッチャーが例年にくらべて多かった印象です。なので真壁その他もいるけれど、東北は決して安泰ではないんじゃないかと思います。だから今年勝って欲しかった。でも人間がやっていて、そして相手のあるモノだから、難しいんですね。

 とにかく惜しかった。

 父は東北高校の活躍と北海道勢の活躍を比較し、「昔々、北海が準優勝したことがあるけれど、北海道は(今後も)あれが最高の成績なのかもしれないなあ。今はちょっと難しいんだろうなあ」的に言っていました。北海が決勝を戦ったのがいつなのかわかりませんが、わたしも今のところ同感です。

 試合終了後、常総の監督に続いてキャプテンが球場と全国ネットでインタビューされてましたけど、去年も優勝校のキャプテンにあんなふうに語らせていましたっけ? ちょっと記憶になかったのでびっくりしました。しかし、興奮してわけがわからなくなりそうな場面なのに彼は冷静で格好良かったなあ。しっかりしてる奴はしっかりしてるんですね、いくつでも。

 見習えるモノならば‥‥。


◇ 公式に。

 こないだ「殿試通暢」が『宗報』に載りましたが、何になったのかは載っていませんでした。つい三日ほど前、教務所から、本山が「輔教を授ける」と書いたB4くらいの硬い紙が送られてきました。実力が全然ともなってないので恥ずかしかったりまごまごしたりしてますが、やっぱり嬉しいです。

 という感じです。

 おやすみなさい。

2003年8月22日(金) 8月23日(土) 1:05 +0900

◇ 一部フラッシュ化。

 お寺のウェブサイト(妙法寺 's Web Site)が、ほんの一部だけフラッシュ化しました。どうやったら写真が入れ替わり立ち替わり表示されるようになるのかがやっとわかったのです。本当に、やっとです。まるで練習な水準で、「参拝」の最初と最後だけがフラッシュ化しています。

 リンク先がひょんひょんと出るようになるとか、パナソニックのサイトのようにぐわらぐわらと動くようになるとか、柳月のサイトのようにロウソクに灯がともるとか、そういうふうに、きっと本来的な意味での動的なサイトになるのはまだ先な気がします。頑張ります。

 写真が入れ替わるだけなら、もう大丈夫です。「シーン」をまったく覚えていないので限界がありますけど、このくらいならいくらでもできるようになった、かもしれない。かも。


◇ 暑かった。

 今日の大阪は37℃くらいあったそうです。電話で友達が言っていました。こちらも30℃くらいはあったはずです。昨日もそこそこ暑かったけど今日はたぶんそれ以上でした。実家でエアコンのスイッチを入れるなんてよっぽどのことだと思います。

 しかし曇っているようで、いま空を見たんですが火星は全然見えそうにありません。他の星も、恒星も惑星も全然見えそうにない。いや地球は見えてるけどね。


◇ 過去。

 BSで『2001年』やってました。やっぱり良かったです。

 昨日は続編の『2010年』をやってました。昨日初めて見て、そして終わりの30分くらいしか見られませんでしたが、以前友だちが酷評していたほどには悪く思えませんでした。でも『01年』の続編として考えるともうどうしようもないと思う。『10年』は原作もたいしたことない気がします。面白いんだけどちょっと突拍子もない。TMAが月の裏側で発掘されるという時点で『2001年』だって突拍子もないんだけど、でもそれと『10年』の突拍子もなさとは、ちょっと。

 エウロパの話は好きです。それだけは好きだ。

 映画の内容的にも、『2001年』の方が『10年』より未来な気がします。続き物なのでストーリィはもちろん『10年』の方が未来なんだけど、設定とか画期的さ加減とか衝撃とか綺麗さとか、外側のいろいろなものをひっくるめた映画としての完成度(?)は段違いな気がします。

 そして映画と、恐らく一生でいちばん多感な時代を1900年代の中で生きていたせいと、両方の影響でしょうか、わたしは今なお「2001年」という時代が今より未来にあり、そのうちやってくるユメのような何かであるような気がし続けています。もう2年も昔のことだなんて、ちょっとじっと考えないと気づけません。

 変なもん・不便なもんだ。

 昨日たいたカレイは、ちょっと砂糖が足りませんでした。それは食べながらわかった。食べた後でそれとは別に何かもう一つ二つ足りなかったような気がして、ふと気づいたのは、生姜のかけらか輪切りを入れないと全然だめだったということでした。しかし、まったくもって後の祭りでした。

 ではです。

2003年8月21日(木) 8月22日(木) 0:55 +0900

◇ みな消えてもうた。

 何か失敗したらしく、今日の分の日記、今まで書いた分が全部消えてしまいました。ええと。魚と子役のことしか書いてなかったので、そして無闇に長かったので、消えてちょうどよかったのかもしれません。ということにしておきます。


◇ 魚をたいたよ。

 親の指示にしたがって魚をたきました。魚は焼魚か刺身が好きですけど、たまに煮たのも好きです、たまに。今の私には煮る技術もなく、京都の部屋には魚焼き用のグリルもないので、魚あんまり食べられなくて悲しいです。でもこれがうまく煮上がったらわたし一人だけでも煮魚が作れると言うことなので、そうすると京都の部屋でも魚が食べられるようになる、かもです。そしてうちには圧力鍋もあったはずなので、骨までバリバリいただける魚料理ができるかもです。

 今日煮た魚は明日いただく予定です。カレイです。


◇ お肉も好きだよ。

 魚が好きです。肉も好きです。肉は牛よりも豚が、羊と豚だと豚の方が好きです。羊と牛だと、うーん、時と場合によります。子どもの頃は焼肉よりジンギスカンの方が多かったはずなので、ひょっとすると牛の方が好きかもです。昨日電話で話した友だちによると、いわゆる「おふくろの味」というのは12歳までに舌の嗜好が決まってしまうということを別の方向性で説明したもののようです。それで成功したのが日本の学校給食で、アメリカはアレを利用して小麦粉と牛乳(スキムミルク)と鶏肉の市場を新規に開拓したのだそうです。 ‥‥ あ、そうか。小麦粉以外はそんなに輸入してなかったと思ったけど、でも飼料が輸入ですね。なるほど。

 だから12歳までに保護者その他がマクドばっかり連れて行っていたら、そのコはモスよりマクドをよ好むコになる、らしい。ということは、わたしはラム肉の方が牛肉より好きかもです。豚はなんだろうな? 野菜炒めその他、ちょっとした料理によく使っていたんでしょうかね。


◇ 名子役発見か。

 うちのサイトの「リンク」で「趣味」のところを見ていただけばわかっていただけるように、わたしはある一人のアイドルを半ば偏愛しております。ですが、彼女の出るドラマはどうもつまらんものが多いように思えてしまうせいで、まったく見ません。その流れで、NHKの月〜木、11時からやってる分も見てませんでした。

 今日はじめて見ました。

 ストーリィは、うーん。とにかく子役がうまい気がする。どのくらいうまいかと言うと、偏愛してるそのアイドルよりもうまい気がする。というのは半ば本気半ば冗談です。うまさをより正確に表現するならば、『オネアミスの翼』のリイクニの妹くらいうまい気がします。そのコがわぁーって泣き出した瞬間、わたしはすごく自然にリイクニの妹の泣き方を思い出しました。

 ふふふん。名前思い出せないや。シロツグから「ぼうず、ぼうず」って言われてたコです。シロツグとリイクニがケンカしてるのを見ててわぁーって泣いた。

 はい。なんか懐かしくなってきたのでもう今日は寝ます。

 ではです。

2003年8月20日(水) 8月20日(水) 23:50 +0900

◇ ある意味リローデッド。

 もう昨日の話ですが、友だちに会いました。そいつが結婚したすぐの秋冬に夫婦そろって京都に来たときに会って以来だから、一年半ぶりくらいでした。精神的にも肉体的にもびっくりするくらい丸くなってました。就職してる人はやっぱり違うみたいですね。たぶん仕事上のちょっとしたストレスを「‥むっ」っと飲み込むワザをどうにかして身につけて、それをため込んだ分、カラダについてしまうんでしょうか。なんとなくそういう感じに思えました。

 昼間マトリックスの2作目を見たよ、8人しかいなかったけどちゃんと面白くて良かったよ、という話をしたら、彼は1作目をDVD借りて見てよくわからず、TVでも1回やったのを見たけどやっぱりよくわからなかった、と言ったので、「あれはこうこうこういう設定で、だから主人公は戦っていたんだよ。そしてそのまま2作目につながってる。今回もそういう感じで話が進んで、次回作につながる感じで終わったよ。 ‥‥ 言ってみれば日本のアニメアニメ(専門用語では「ジャパニメーション」と言います)で純粋にSF(同じく「ハードSF」)的な話なんで、それがあんなに先進国中でヒットしたってのはびっくりしたよ。」とある意味リロードするようなこと言ったら、「そんな話だったんだ。もっとこう、CMで流れてたみたいなアクションがメインの、もっと単純なストーリィな映画だと思って見てたからか、そういうの全然わからんかったわ。」とのことでした。もっかい見たらわかりそうだ、でもまあ、見なくても良いかな、と。

 ストーリィの嗜好って分かれるみたいです。彼は一応単純明快なストーリィが好きだ、と言っていました。たとえば『アルマゲドン』。あれはわたしも非常に好きです。ラストのアンビバレンツな感情がどっと押し寄せて来て処理しきれなくなって泣きたくなるあたりとか。

 ‥‥一応蛇足な知識として、製作か監督かをしてるなんとか兄弟ってのが『攻殻機動隊』大好きで、それで銃で撃ったら壁にボコボコ穴が開いていくシーンを実写でやりたくて1作目を作った、と、日本のメディアから取材を受けて語っていたことと、今回も恐らく冒頭のあのシーンはやっぱり『攻殻機動隊』のあのシーンがやりたくてやったんじゃなかろうかとか、そういうのも伝達してみました。 ‥‥3作目はついに光学迷彩でしょうか。

 宮崎も良いけど押井もね。(^_^)b


Web の話。

 お寺のウェブサイト(妙法寺 's Web Site)について、いろんな方から感想や提言をもらってます。ありがとうです。

 いちばん最初に友だちからもらったのは、「お参り(インターネット)」の「すすむ」リンクは説明文の下だけじゃなく写真のすぐ下にもあった方が良いんじゃないか、という指摘でした。なるほどと思い、親鸞さんや蓮如さんのところはそういうふうにしました。で、他のページも「すすむ」は写真のすぐ右下にズラしました。

 あとはもう、フラッシュ化して、ロウソクに灯をともしたりお花をあげたりできるようにしてほしいという、これはサイトを作る前からの指摘と言うより「要望」です。必ず実現したいです。絵もそこそこ描けた方が良いんだろうなあ。。。

 写真についての感想や、もう少し写真が多いと楽しいでしょうね、できたら四季折々の写真も見たいですね、という意見ももらいました。できる範囲でやっていきます。

 というようなことはココじゃなくお寺の方に書けば良いのか。じゃあまたページを一つ増やさないとならないな。

 ‥‥ぼちぼち頑張ります。では。

2003年8月19日(火) 8月19日(火) 19:30 +0900

◇ リローデッド。

 マチに出て、やっとやっと『マトリックス・リローデッド』を見ました。二人の友だちが見ていて、評価が「最高だった」から「つまらんかった」まで幅広かったから、キワモノなのだろうと思って見ました。

 なんのなんの。前作の流れを引き継いだ、すごく面白い、ちゃんとした映画のようにわたしには思えました。なんとか兄弟すごいすごい。

 自転車で行きました。京都ほどには家からマチ部までの距離が少なくないので、片道15キロ。今は帰ってきた直後でへとへとです。夜に友だちから電話かかってくるので、それに間に合うし、これからシャワー浴びます。


◇ 味福。

 マチに着いたのが12:45頃でした。『T3』が12:50からだったので諦めて、去年もココに書いた気のする「味福」というラーメン屋さんに行きました。お昼時だったのでさすがに混んでました。変わらず美味しくて嬉しかったです。その後で、13:35からの『リローデッド』を見たわけです。

 その映画館のその劇場では、『ハルク』が1日に3回、『リローデッド』が1回の上映でした。予告編が始まってるのにメール打ち続けている人が12%以上いました。見づらかったのか、途中で2回席を変えた人も12%以上いました。 ‥‥ つまり8人での鑑賞でした。大丈夫かな。


◇ 北京亭。

 期待していた以上に面白かったな、よかったなと思いつつ、1日に出す玉の数が決まってるので時間的に厳しいかと思いながら、こっちもラーメン屋さんの「北京亭」に向かいました。近づいたら黒地に白く「北京亭」と染め抜いたのれんがはたはたしてました。駐車場には車が一台もなく、ちょっと不安に思って戸を開けたら、ちゃんとやってました。そしてちゃんと美味しかったです。一人だったのでなんか悪いなと思って食べてたら、別のお客さんが一人入ってきました。なんとなくホッとしました。

 実家に帰ってきたら味福も北京亭も可能な限り行くんですが、しかし、ハシゴしたのははじめてです。そんな感じで、今もすごくのどが渇いております。

 その後、先輩から全国有名百貨店共通の商品券を5000円分もらっていたので、リーバイスを買いに地元唯一のデパートに行きました。紳士服売り場で探したら、どうも見つけられない。前はあったと思ったんだけどな、と思って1階の案内所に聞いたら、今は扱ってないとのことでした。全部の売り場を把握してるってのはすごいと思いました。

 『デューン 砂の惑星』の2巻を探したけれど、ハヤカワSFが10冊くらいしかなくて、その中にはありませんでした。帰りにTSUTAYAに寄ってみたけど、そこはハヤカワSFが100冊くらいあったものの、その中にはありませんでした。

 そんな感じで3000円くらいの出費の今日でした。

 お寺のウェブサイト(妙法寺 's Web Site)、友だちは一家三人で「Webお参り」をしてみてくれたそうです。ちゃんと合掌礼拝もしてくれたそうです。 (−人−) すごくありがとう。

 ではー。

2003年8月18日(月) 8月19日(火) 00:01 +0900

Web 運営開始。

 ここのところそればっかり書いてる観のある、実家のお寺のウェブサイトの運営を開始しました。こちらです。

 浄土真宗なのに「妙法」という寺号のお寺はきっと珍しいんじゃないかと思います。転派したわけじゃなく最初から浄土真宗のお寺なのになぜこういう寺号なのかは不明です。

 日記を書いてる時点では、まだ掲示板を設置していません。日記を書いた後か、遅くとも8月中に設置できれば良いなと考えております。

 1992年に、ご門徒さんがすんごいご苦労されて、お寺の沿革をまとめた『記念誌』というのを編集していただきました。「妙法寺 沿革」はそれを参照しながら打ち込みました。それも大変でしたが、いずれはフラッシュにしたい「お参り(インターネット)」を作るのがちょっとしんどかったです。コピペに次ぐコピペでリンクリンクなシロモノになっております。

 ‥‥と言うか、フラッシュの作り方がわかるようになるのがすんごい大変そうです。好きこそもののあはれなれと言いますから(違)、頑張ります。

 よろしくです。よろしかったらぜひお越しください。\(^▽^)/


◇ 平安‥‥。

 昨日の予定が今日に延期になっていた平安の甲子園を見ました。なんか、すんごい集中した良い試合だったと思います。見てただけなのに終わった後どっと疲れました。

 やってる方はもっとなんだろうなあ。(単純)

 試合の合間にプロ選手が甲子園に出ていた頃のことを振り返ってるのが流れるのも、たまに好きです。優勝するチームは年にたった一校だから、やっぱり誰の想い出も少し悲しげで、それも良いのかなあ。それにしても、松井のはやっぱり際だってせつない気がします。

 そういえば、NHKの「サンデースポーツ」か何かの解説者が、アナウンサから「○○さんの夏の甲子園はどうだったんですか?」と聞かれて、「わたしは地方大会の決勝で負けてしまったんです」ってちょっと寂しそうに言ってて、わたしびっくりしました。あれは誰だったかな。すっごい有名な選手だった人なのですごく意外でした。 (・_・)

 ではです。

2003年8月17日(日) 8月17日(日) 22:45 +0900

Web 作成終了。

 お寺の公式 Web Site のファイルが一応完成しました。文字ばっかりでは飽きるし、地方紙としては珍しく大幅黒字の地元新聞のように、やっぱり(知ってる人の)写真がいっぱいあると見てて楽しいと思います。ので、見たい方には写真が見られるような、今後はそういうサイトをめざして更新していこうと思っています。ぼちぼちやっていきましょう。

 父が見て、修正すべき点をいろいろ指摘してくれました。お世話になってる先生のサイトもそうですが、やっぱり Web 編集をしたことのない人のしてくれる指摘はビジュアル的に非常に的を射ていることが多いと思います。打ってるわたしも出来映えを気にしながらやってるつもりです。しかしやっぱりシロウト+α が主観的にやってるので限界がある。父もシロウトだけど、わたしより客観度の高い指摘をしてくれて、ありがたかったです。

 まあそのぶん直すのが大変だったりしますが。。

 どれだけ頑張っても問題点は見つかるモノです。しかしそれをそのままひとさまに出すのと、やれるだけやって「今はない」と言える気持ちで出すのとでは、やっぱり違うと思います。どっちにしろまた別の方が見てくれたら別の指摘が来るわけです。そしたらソレはそのときに対応すれば良い。

 うん。

 19日から運営を開始する予定でおります。


◇ 春和楼ふたたび。

 斜里町にある「春和楼」というラーメン屋に行きました。とは言ってもわたしじゃないです。母と姉の子供たちが網走や知床の方に遊びに行くと言っていたので「ぜひぜひ行って! 斜里の小さな商店街の中に溶け込んでるラーメン屋さんで、すんんんごいうまいの!」って伝え、半ば無理矢理に行ってもらいました。‥‥どうも閉店したところに行ってしまい、ぜひぜひと言って、無理矢理あけてもらっちゃったんだそうです。やっぱおいしいラーメンと餃子を出すお店は親切なところが多いのでしょうか。などと言ってみる。

 わたし、いろんな人にそのお店が「うまい」「尋常じゃなくうまい」と言いまくってるわりに、1992年に友だちや先輩と1回食べたことがあるだけなので記憶がかなり薄れています。しかし「半端じゃなくうまかった」という記憶だけは強くなっていく。

 母が一心不乱に食べてるように見える写真を姉が携帯で送って来てくれました。なんて言うんでしょう。小さいけど説得力のある写真でした。変わらずうまかったそうで嬉しいです。

 こっから自転車で行ける距離だったらなあ。。。

 そんな感じで、ではではです。

2003年8月16日(土) 8月17日(日) 2:55 +0900

◇ 今日も。

 寝ますです。

 今日は寒かったです。20度ないと思います。

 納骨堂の片づけをしました。腐ってしまった果物たちも「らくがん」も「なんまんだんご」も、とてももったいなかったです。お寺では「16日の午前中にお供えはそれぞれの家庭でおさげして戴いてください」という提言を10年以上前からやっていて、現在だいたい半数以上の方がおさげして行かれるようになっています。その後、午後から雄志で片づけています。

 廊下の掃除機かけは明日します。

 お寺の公式ウェブのための申し込みをしました。

 タイトル、お寺の名前そのままだとちょっと芸がないかなあと思い、お寺の漢字をサンスクリットにするとどうなるかを後輩に聞いてみましたが、「ブリジストン」的に横文字にしても案外そんなに格好よく感じられなかったので、なかった話にしました。

 なんかすんごい格好いいのはなんだったかなあ。英語だったのかなあ。ティク・ナット・ハンに出てきたような気が今しはじめている‥‥。なんか記憶って曖昧です。

 ああ、法華経だったかもしれません。『妙法蓮華経』だもんな。うーん。あまり頼りすぎるのも良くないので時間見つけてウェブで調べてみます。

 後輩は麻雀してて忙しいだろうに丁寧に答えてくれました。しかしリーチがかかったということなので、あまり迷惑がかかってはと思いこちらから切りました。ありがとうです。頑張ってください。わたしもひさしぶりに麻雀したいです。

 明日の甲子園は平安が第一試合に出ます。前年度優勝校との対戦です。どうなるのでしょう。今日は福井商業がPLに競り勝ってました。途中からしか見られませんでしたが良い試合に思えました。父によると福井も近江も監督は龍大出身なんだそうです。言いながらちょっと嬉しそうでした。

 今日のSEEDでは、ラウがなかなかすごい人だということがわかりました。まんまと言えばまんまなのかもしれませんが、わたし推理小説は謎解きせずに読んで「まただまされた!気持ち良いなあ♪」と思うのが好きなので、「まんま」がどれだけあざとくわかりやすくても、気づけなかった自分をあまり恥じずにいられます。そんな感じでラウもすごく良かったです。

 先日メールをくださった先生に出してから更新して寝ます。

 ではー。

2003年8月15日(金) 8月16日(土) 0:40 +0900

◇ 終了。

 わたしの中で合法(がっぽう)がどうも甘いということがよくわかってきたお盆参りが終了しました。7時頃に完全に終わった(もう参拝の方はこない)と判断したので、白衣・布袍・輪袈裟から着替え、父とビール飲んで、今パソコンは会館(納骨堂の下)の方に置いてあるので、そこでテケテケお寺の公式サイトのファイルを作っていたら、9時頃、鍵をかけておいた出入り口で「あれっ? あれっ?」と言って困っている家族連れに気づき、着替えてお参りしました。 ‥‥ その後はもう来られていないようなので、明日も何件かはあると思いますが、一応終了しました。

 今年は涼しい(寒い)日が多かったので、お参りする分には良かったです。しかしTVなどを見るにつけ、本当に豆類の出来具合がどうなのかちょっと不安です。

 お疲れ様でした。


◇ お寺の歴史。

 お寺のウェブサイトに掲載するために、お寺の年表などを作っています。

 農家の方々が明治期に富山県の方からこの地域へ「開拓団」として入り、その時にうちのお寺を呼んでくれたということ、富山石川県にあった時は「分家寺」が一般寺院になった直後であり、その時に頑張っていた住職が独立した直後に亡くなり、息子二人も北海道の方に相次いで移住してしまい、「無住」に近い状態が続いたこと、呼ばれてこの地域に来てからもやはり無住の状態が長かったこと、実質的に一人で頑張ってお寺を守っていた「開基坊守」が、専属の住職が定着した直後に安心感からか往生され、そのすぐ後には住職が出征、戦死したこと、
 ‥‥真宗でなければ「呪われた寺」的な話になるような歴史があることは、寺史をざらざらっと読んで知っていました。

 今回、寺史の重複部分や要訂正箇所などの整理をしていて思ったのは、いいだけ混乱していたんだなあということです。開基坊守の息子二人は、このお寺を後継すべきだったかもしれないんだけど、二人ともこのお寺が富山にあった頃に北海道にやって来て全然別のお寺で「開基住職」になってしまい、実質的にはこのお寺を後継していません。なんかよっぽどその時の坊守さん(彼らの母親)がきつい人だったから出てしまったのでしょうか、それとも、このお寺がお寺として兼業なしでやっていくのはその頃からそんなに難しかったんでしょうか、なんかいろいろ考えさせられます。


◇ わたしが生きている理由。

 先代の第九代住職、わたしの祖父は、このお寺で住職をしていた兄が出征している間だけの代務住職の予定だったそうです。でも兄が中国の山東省「湯頭鎮」というところで迫撃砲を腹部に受けて戦死したため、住職を継承したそうです。

 どうもその亡くなった第八代住職、秀英という方は、記録を読むと心身共に申し分のない方だったようです(死んだ人を悪く言う人もあんまりいないけど‥‥)。でも戦死してしまって、それで祖父は兄嫁じゃない全然違うところから祖母をお嫁さんとして迎え、父が生まれ、わたしもその流れで生まれた。

 「こんなにいい人だった秀英さんは、迫撃砲なんかで亡くなるべきじゃなかったんじゃなかろうか?」と本気で思うんだけど、でもそうすると父が生まれない。ということはわたしもこうやって駄文を日記にアップしたりできてないわけだ。

 面白いなあ。面白いけど複雑です。

 今日は終戦の日ですね。秀英さんは地元のもう一人の戦死者とともに村葬となったそうです。村内外三千余名の参列。‥‥その戦死は「名誉」か何かで、やっぱり何かに利用されたようです。新聞の見出しはモロに「英霊郷土に安かれ 山東散華の両勇士村葬」です。

 秀英さんが何かを守るためと言われて何かのために殺されたのは事実なのでしょうが、せっかく真宗なのに「霊」にされちゃたまんない気がわたしはします。。

 いや、とにかく複雑ですね。

 土曜日は一週間に一度の楽しみ、SEEDの日です。太平洋はさんだ向かい側の政府みたく自由とか正義とかほざいてんじゃねえよ! みたいな気もします。

 いや、面白いのです。

 昨日の日記の少し続きになりますが、『砂の惑星』があるかないか尋ねられ「そんな古いものありません」って言う本屋さんには、当然『源氏物語』もないんでしょう。堀辰雄もラディゲもない。夏目漱石も森鴎外もない。『指輪物語』も『タイムマシン』も岩波文庫の『浄土三部経』(上下)も『聖書』も、全部「古すぎる」という理由で置いていない。

 きっと「書店 ポストモダン」かなんかそういう名前なのだろう。しかしポストモダンは理念や仮想ワクであって時代区分ではない。

 ぶつぶつ。なまんだぶつぶつ。ではです。

2003年8月14日(木) 8月15日(金) 0:01 +0900

◇ 寝る。

 今日はもう眠ります。

 『デューン 砂の惑星』の第一巻を読了しました。来ていた姉が出掛けたので二巻を買ってこれたら買ってきて、って頼んだら、本屋さんに「デューン」って言ってるのに「デューイですか?デューウですか?」って聞かれまくり、あげく「そんな古い本はありません」と言われて帰されたそうです。

 帯広の本屋さんに古典的名作なSFを期待したわたしが間違っていたのかも知れません。でもあるところに行けばあるはずなので、お盆が終わったら探してみます。

 今日は『TVピープル』を何度目かわからないめで読んでみました。なんかすっごい尖ってるってことがわかりました。面白いです。今なら大学四年の時よりもっと学問的な手法に則ったやりかたで分析できるかも、です。かも、です。

 ではです。

2003年8月13日(水) 8月14日(木) 2:30 +0900

◇ 夢の話。

 いつだったか、母親が新聞紙を丸めて、北海道には全然いない、台所などでよく見られる黒っぽくて平べったくて素早く動き回りときに飛びさえする昆虫をぺしぺし叩いてる夢を見ました。いきいきしてました。

 彼女は京都で暮らしていたこともあるけど、それ以前の20年以上とここ30年はずっと北海道です。だからあんなに慣れた手つきはありえないと思った。

 別の時に見た夢では、亡くなる前に痩せて普通の話があんまりできなくなり、煙草も吸わなくなり、お酒も恐らく飲まなくなった友だちと、バーのカウンタで別の友だちも交えて一緒に話してました。煙草も酒もやってたと思う。ふと気づいて「あれ? 元気になったんだね。ちょっと肉もついたし。よかったよかった」みたいなことを言ったら、彼はきょとんとしてました。本当に元気そうでした。

 どうもその夢以降に見た夢の記憶がありません。ちょっとさみしいです。


◇ 暁の車。

 歌詞が意味ありげでありつつまったく意味不明ながら、メロディはとっても良い曲です。歌ってる女の子の声がまた、壊れそうな声とでも言うのかなあ。微妙な声で一生懸命歌ってるように聞こえるのも良いです。

 『暁の車』、ガンダムSEEDの挿入歌です。


◇ 還相回向のすゝめ

 今日はちょびっと疲れたのでこんな感じで日記を終わります。明日もきっと、今日ほどではないにしても疲れる予感があります。

 13日から15日にかけて祖先の「霊」が帰ってくるなんて、そんな考え方があったなんて全然知りませんでした。だから毎年13日と15日が混むんですね。なるほどです。わたしは混むのの対応を手伝うために帰省しているだけです。。。別に祖父も誰も帰ってきてるって感覚はありません。

 わたしが言うと全然本心から言ってるように聞こえないでしょうけど、還相回向は時と場所を選びません。というよりこっちが思ってるか思ってないかに拘わらず起こっているモノです。そのへんが好きです。普段の生き方を取り繕ってその間だけ何か殊更にやっても仕方ないだろうと思うし、もし何か自分を超越したモノが自分を見て査定しているって考えるなら、そら毎日毎時、自分に気づかないときにやってるって考えた方が良いんじゃないでしょうか? って僕はそういう考え方(何かのために自分の上位に存在する何かへんてこなものが査定をしている、みたいな考え方)すらまったくしませんが‥‥

 とにかく、去年ネットバイトを解雇されたのはそういう理由なんだろうと思います。担当の社員さんは毎日僕らバイトの行動を見ていたはずなのに、「この期間のこの場所での活動を見て次期にも雇うかどうか決めます」って言われても、わたしはそれを彼ら社員の本気の言葉とは受け取れませんでしたから。

 建前上は、担当の社員さんはわたしの行動を毎日、いや毎日じゃないとしてもわたしの定時活動はすべて、そして+アルファがあるなら+アルファも見てるはずだったのに、そしてわたしはそれを疑っていなかったのに(不疑ではなく無疑)、ホントに「この期間のこの場所」って言った、その期間のその場所での活動しか見てないんだもん。

 そのわりに「オフラインで頻繁に会えていたらまた評価が変わったんだろうなー」とか言ってるんじゃねえよ矛盾しまくりじゃねえか社員の個人的ななあなあの評価でやってるだけじゃねえかよ、ってか俺らには顧客に対してこまかな対応をしろとかバイトの時間はまったく便宜的なものにすぎないからできれば毎日仕事しろ、仕事しろ、女房子供がないてるぜ、じゃんじゃんばりばりじゃんじゃんばりばり、みたいなことを言っておきながら社員はこっちに対して全然きめこまかくないんだね、へええええええ、それで俺らにだけ求めるのか、へえええええ。そんなにえらいんだ。みたいな気がしたもんです。

 解雇が決定した後に上↑に書いたように「オフラインで頻繁に会えていたらまた評価が変わったんだろうなー」のように言われ(メールで)、腹を抱えて笑いながら、それでいて涙流して悲しみながら、「それは言わない約束でしょ、だって実際まったく会えないんだから。というか僕らバイトはそういうジレンマを毎日抱えながら、それでも一生ネット上でしか会えない顧客と一対一で向かい合って頑張って、そういう泣き言を一切言わずにやってるんですよ? それなのに社員さんがわたしらバイトに向かってそういうこと言うってのは、社員さんはわたしらの仕事の内容や苦悩といったモノを全然わかってないのにわかったフリして命令してたってことなの?」という内容の返信を送ったら、書き方がいやらしかったのもあるんでしょうけど、まったく返信されず、わたしはそのまま解雇されました。

 ぶつぶつぶつ。

 納骨堂のお参り、今日はご門徒さんの来る間隔がぽとんぽとん空いて、本を読んだり出来ました。『砂の惑星』という小説は期待していた以上に、異常に面白そうです。これが4巻続くとなると相当の密度だと思います。スティングが映画に出演してるってのには何か理由がやっぱりあるんだろうな。

 ‥‥お灯明をあげている間とか、何も言わずに動作してると変な感じがするのでぶつぶつ言ってます。こういうのが重なると口癖になるんでしょうね。煙草やめたらますます、口寂しくなるだろうからぶつぶつ言うのは濃く濃く残るかもしれません。残ったら良いな。

 「ぶつぶつ」というのは「南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏」の略です。これが還相回向です。そしてタイトルが「還相回向のすゝめ」になってるのは一年以上前の解雇とそれを受けての「ぶつぶつぶつ」を受けています。「思い出し笑い」じゃなく「思い出し憤慨」です。念のため。

 少しだけウソも言いながら、今日の日記でした。何が理由であっても明日・明後日、今日以上に頑張ります。

 ではです。少し飲んでおります。

2003年8月12日(火) 8月13日(水) 1:10 +0900

◇ 晴れた晴れた。

 晴れ渡ったので、午後から自転車で、近所にある大きな牧場の方に出掛けました。

晴れた晴れた 途中の道で横浜ナンバのワンボックスが停まってるのを見かけました。「ってことは、あの道は観光地化されてしまい、それでこういう車も来るようになったのかな?」と思って少々がっかりしながら行きましたが、その車は全然やって来ず、やっぱり去年と同様、30分くらいいて地元の車ばかり5台ほど見かけただけでした。

 例によってクリックすると拡大します。

 中央の道が5キロくらい直線で続いてる、ような気がします。この写真を撮ったあとで振り返ったら、そっちの方向にも大体おんなじような感じで道が続いています。暑かったので少しもうろうとしました。「そりゃいつもだろ」って? そうかもです。

 せっかく時間あったのに、空がなかなか完全には晴れ渡らず、しかも随所で逆光になったりもし、そしてうれしがっていっぱい撮ってたらカメラの電池が切れかけて、ちょっとふがいなかったです。

 お盆があけたらまた行って撮ります。


◇ お寺Web作成。

 お寺のサイトのファイルが大体完成しました。住職にはまだ全体を見せられてなくて許可を受けてませんが、たぶんコレで良いことになりそうです。お寺の「寺号公称」が1880(明治13)年8月19日ということなので、その日に合わせて開設できたら良いな、という感じです。

 内容は、トップページ・年間行事・沿革・Webお参り・リンク・更新履歴、というところからスタートだと思います。管理はわたしなので、住職のメールアドレスではなくわたしのアドレスを記載して、わたしのサイトへもリンクさせちゃうことにします。

 どうなんでしょうね。普段何やってるかよくわからない「わか」(そういえば最近とんと言われなくなった気がする‥)が何やってるのか見に来てくれたご門徒さん方があんまり悲しまなければ良いのですが‥‥。

 まあまあ。ではです。水曜から忙しくなると思います。

2003年8月11日(月) 8月11日(月) 23:59 +0900

◇ おいおい。

 休刊日だったので夕方に夕刊発行の新聞が届いて、それを見てびっくりしました。昨日3点差くらいで勝ってたから安心して見るのをやめていた巨人、どうも勝ててなかったようです。

 川相が511の犠打世界タイ記録になったのはめでたい。しかし勝てていなかったのか‥‥。

 林がなかなか勝てないとか何とか言ってる段階ではもはやないのかもしれません。なんか非常に心配です。原監督きっともう今シーズンは放り出して、来年度以降に活躍すべき若手の育成に重点を置き始めてるんだろうと思います。しかしそれにしてもちょっと、ちょっと笑けてきました。

 ふぅ。


◇ 1.46MB。

 お寺のファイルが少しできました。

 動くようにしたいのはやまやまですが、方法がいまひとつわかりません。なのでデジカメの画像をHTMLで表示させて、それをつなぎ、お寺の外観を見て入口から入り、廊下を通って本堂を参拝、また廊下を通り、階段を上がり、納骨堂を参拝し、また階段を下りて帰るという、そういうツアーっぽいやつを作りました。順番に「すすむ」をクリックして進んでいくこともできるし、上にある文字や右側にあるサムネイルっぽい写真をクリックして飛んでいくこともできる、作った本人から見れば、かなりよいモノになったような気がしてます。

 住職の受けは非常によかったです。

 いまのところそれしかないんですが、近日中にOCNのウェブスペースに公開できるかと思っております。せっかくお盆なので、15日より前に公開できたらいいな、って思ってます。そうです、これは希望にすぎません。


◇ HTMLというものは。

 HTMLというものがどんなに簡単な仕組みなのかを住職に少しでもわかってもらおうと思い、いろいろ試みて、かえって混乱させてしまいました。

 上のファイルを見せたり、TTTEditorの画面を見せたり、<HTML><BODY>と</BODY></HTML>で囲った中にいろいろ書き、それが<FONT>属性を指定するだけでどんなふうに変化するかを見せたり、HTMLファイルの拡張子をテキストファイルの拡張子に変えたり戻したり、途中でスタイルシートについて解説したり、

 ‥‥なんてことが初心者にわかるわけないんでした。

 どうやって伝授すればワープロくらい動かせるようになるのかなあ。よっぽど変てこなモノを作って「こっからは父さん頑張んな!」って放り出してみようかなあ。

 わたしほどヒマな人じゃないからあんまり頼るのも可哀想な気がする。

 学校のウェブスペースとは違うから、京都からでも更新できるし実際なんとでもなるからねえ。でも完全にわたしだけでやるのもちょっともったいない気がする。

 とりあえず開設して、それからなのかなあ‥‥。

 では。

2003年8月10日(日) 8月11日(月) 0:25 +0900

◇ 台風一過。

 起きたらやけに晴れてました。

 台風はどこかに行ってしまったようでした。

 小麦も無事で目立った被害が何んもなくてよかったなあと思っていたら、TVでは、管内の少し奥まったところで橋が流され、車が二台そこにはまり、一台はトラックだったのでつっかえて運転手さんが出てこれたけど、もう一台は乗用車ですっぽり川まで落ちて大変なことになってるって言ってました。あまりにローカルな地名が全国版のニュースに出てくるとちょっとびっくりします。

 日高その他でも、やっぱり台風&川がらみで‥‥。

 法事が予定されていて札幌や北見から来ると言っていた方々は、途中いろいろ通行止めになっていて迂回に次ぐ迂回をしなければならなかったそうですが、それでも予定より2時間遅れくらいで無事にお寺に着いてはりました。こちらは良かったです。

 しかし、何の注意もしてないところで橋が流されてたんじゃ容易には気づけなさそうな気がします。気の毒と言うより、なんかちょっとうまく表現できません。


◇ 猫。

 お昼前、お寺にお参りに来る方がそこそこいたので会館の方に詰めに行ったら、何段にもなった大きな下駄箱の一つの中で、ネコが寝てました。少し涼しげで、気持ちよさそうでした。しかしすぐにお客さんが来て、少し人見知りなうちのネコはすぐにどこかへ消えました。

 しばらくしたら、姉が義兄や子どもたちと一緒にやって来た、その車のボンネットの上に乗ってました。どうしてあんなところに上りたくなるのだろう。


◇ 子どもは元気だ。

 うちと隣の家との間にある畑、水はけが悪いのか何かで、ちょっとした大雨が降るとすぐに幅5mくらい長さ30mくらい、深さ10cmくらいの大きな水たまり兼ぬかるみになります。最近はそれを見越してか、お隣はその部分だけ畑として使わないようになってるようです。

 遊びに来た甥や姪がそこに遊びに行って、サンダルを片方埋もれさせてました。ホウで掘ったら出てきたようです。


◇ 20日。

 母方の祖父が亡くなってから20日だったのでお参りに行きました。神道系のその宗教では七日七日ではなく10日10日でお参りをするそうです。

 親戚がわらわらと集まって非常ににぎやかでした。わたしは疲れてたんでしょうか、あまりににぎやかすぎてちょっとぼーっとしました。たぶんわたしが子どもだった頃は逆にあのにぎやかさを率先して作り出す方に荷担していたはずなんだけど、一体いつから静かな方が良いと思うようになったんだろう。

 知らないうちにいろいろ変わるもののようです。

 ではです。もう寝ま(−_−)zzzz

2003年8月9日(土) 8月9日(土) 23:59 +0900

◇ 小麦は無事らしい。

 うちの周辺の小麦、大雨になる前に、隣の行政区のコンバインなどの応援を得て刈り取りがすべて終了していたそうです。今日のお昼頃には乾燥工場もおおむね終わったようで、駐車場に停まっていたトラックや車が全部いなくなりました。

 よかったです。そして台風がどんどん近づいて来ています。


◇ おおかたの予想通り_1

 甲子園では、昨日あんなに得点していた南北海道代表の駒大苫小牧高校が、昨日よりも激烈な少差で岡山の高校に負けてしまってました。

 「ちょっと酸っぱすぎる夏の想い出」で終わるのでしょうか。それとも末代まで語られる「許そう、しかし忘れまい」になるのでしょうか。駒大苫小牧、たしか春夏を通じて甲子園で一度も勝ててなかったはずなので(何度か勝ってるのは駒大岩見沢高校です、念のため)、まったくヒトゴトながら、

 ‥‥とにかく気の毒です。高校野球の半分くらいの試合は水物なのです。引き分け再試合以外の再試合は彼らには酷だと思います。

 高校野球ってウソでしかないキレイキレイな物語を作り出そうとする「伝統」が根深い気が個人的にはするので、松井をずっと敬遠させた監督が更迭されたように、今回のノーゲームの原因を作った試合関係者・責任者が一人二人、大会終了後に目立たなそうなところで(しかしマスコミは物見高いので当然のように全国に知れ渡るんだろうけど)更迭されそうな気がちょっとします。もしそうなったら「おおかたの予想通り_1'(いちだっしゅ)」。


◇ おおかたの予想通り_2

 SEEDを見終わった後も、昨日ココで宣言した気のする“学会準備”と“ナウシカ”はまだ目立った進展がありませぬ。SEEDはといえば、こちらもまったくおおかたの予想通りなことが一度や二度は起こりました。そしてちょっとカテゴリの違うはずの音が一つ響きました。

 上戸彩がCMしていた1/60のフリーダムが欲しい今日この頃です。しかし半年か1年くらい待っていればPGでも出そうな気が少しします。RX-78-2やMSZ-006(?)のPGをほとんど組み立ててないので、それまでは1/100で我慢して、気長に待ってよっかなー、なんて考えています。


◇ そんな感じで。

 そんな感じです。去年いっぱい撮ったはずのお寺関係の写真が、こっちに持ってきたノートにまったく入っていなかったので、今日新たにいっぱい撮りました。去年お盆参りに来た方が「家から出られない人がネットつないだら少しだけその気になれるようなWebツアーがあったら、そんな良いことはないのになあ」とおっしゃっていたのを、なんとかやれるように、時間と相談しながらいろいろ試してみます。

 ではです。

2003年8月8日(金) 8月8日(金) 23:20 +0900

◇ 強制終了x2。

 MP3を聞きながら日記書いてたら、二回続けて強制終了をくらいました。どうしたんでしょう。TttEditorが一時的に調子わるくなってるのか、FMV-BIBLOが寿命か、そろそろスキャンディスクとデフラグの時期が来てるのか。

 いちばん後者だと信じ、時間みつけてやっときます。
 とりあえず再起動しました。今のところ元気です。


◇ 雨です。

 TV見てたら台風情報が満載でした。こちら十勝地方もそこそこの雨降りです。明日の夜以降が大荒れになるんだそうです。小麦その他は一体どうなってしまうんだろう。

 台風が来るとよくあることですが、野球がノーゲームになってました。北海道から行ったチームが甲子園で序盤にあんなにいっぱい得点したのは初めて見たのに。ちょっと可愛そうな気がしました。しかし台風にケンカ売ってもまず勝てませんしね。

 こちらも台風が来るとよくあることのように思いますが、やっぱり、高地では海を見物に行った人が一人高波にさらわれたようです。危険と知りつつそばに見に行ってしまう人は後を絶たず、そしてたまにさらわれてしまう人もやっぱり後を絶たないようです。これは学習能力というより「自分だけは大丈夫」という、根拠のない自信や過信がいろんな人のいろんなところにあるということを示してるんでしょうね。バカだなあとか可哀想だなあとか思うけど、わたしにもそういう傾向は間違いなくあると思うのであんまり突き放して考えられません。こないだぶつけられたのだってそういうのの一つなんだろうし。

 まあまあ、注意です。日記更新したらせめてデフラグします。


◇ フォルダ作成

 どういうわけかフォルダの作成方法を知らなかった父に、今日のお昼頃、それを伝達しました。ファイルの表示方法(名前順とか種類順とか)や[Ctrl]使って指定・選択して移動させる方法も少し伝えられた気がします。それ以降、父は「マイドキュメント」の整理に余念がありません。

 今まで父の「マイドキュメント」がどうなっていたかと言うと、まるで京都のわたしの部屋のように、何もかもがグランドレベル?でごっちゃごちゃになってました。しかしデジカメやスキャナの画像はそれぞれが勝手にフォルダを作成するので、それをそのまま使っていたため、そこそこ整理できていたようです。

 父は「誰かにパソコン習ったわけじゃないからわからなかったんだ」と言っていました。そりゃそうかもしれない。しかしわたしもあんまりヒトに教わってないんだよなあ。。。最初にフォルダを作成したのは一体どういう経緯だったか、全然思い出せません。

 また、ファイルをCDに焼き付けるとそれ以降編集できなくなることや、それをHDDに移動させても「読みとり専用」のチェックを外さないとやはり編集できないことも知らなかったようです。なんでだろうと思ったら、CDをフロッピ代わりに使うソフトを使っていて、そのソフトはファイルを編集して「上書き保存」するたびに旧ファイルを閲覧不可能にし、新しいファイルをその都度作成しているという、そういう操作をしていることを知らなかったからみたいでした。ああいう系のソフトは便利だけど、いろいろなモノを見えにくく、わかりにくくしてしまうのかもなあと思いました。頼りすぎるとパソコンの中がますますブラックボックスになってしまう気がします。

 使えれば良いわけです、うん。大丈夫大丈夫。


◇ そういえば! 学会。

 今年も9月上旬に学会が2つあります。とりあえずタイトルを送って両方ともエントリすることが出来てます。しかし内容がまだほとんど出来てません。一応コンセプトは固まりつつあります。しかし酒井聡樹『これから論文を書く若者のために』を読了した今となっては、あんなに漠然としたタイトルで出してしまったことを少し以上に反省しております。(「真宗とターミナルケア」&「「先鋭的な苦しみ」としてのニヒリズム」)

 明日SEED見たら本格的に頑張り始めようと思っております。一応本は調べたし、使えそうなモノは図書館で借りて実家まで持って来たりしています、前者は

 さて。ナウシカも進めないと。こちらも全七巻持ってきてます。

 ではでは。

2003年8月7日(木) 8月7日(木) 23:58 +0900

◇ 雨です。

 花火をする頃から(後述)雨がぼちぼち降り始めて、今もアスファルトが少し湿るくらい降っているようです。隣にある小麦の乾燥工場はフル操業してるようです。


◇ 子どもいろいろ。

 お寺でやってる「子ども会」でした。

花火 そういえば、わたしが小学生の頃からずっと父の書く案内ポスターには「子ども会」と書かれていて「子供会」とは書かれていませんねえ。今は「子供」と書くとよくないという見方があり、わたしも一応ソレに倣って「子ども」と書いていますが、父は30年近くも前からもそれをやっていたようです。‥‥恐らく小学校低学年以下のことを考えて真ん中が漢字じゃない書き方をしていたような気がします。。。

 母校の小学校が、わたしが通っていた頃は全校生徒ぎりぎり60人いたかいなかったかで、それでも付近の小学校が相次いで統廃合してうちの小学校に集まってきた関係で60人を維持していたような感じだったと思います。その後どんどん減って、それなのになぜか校舎は2階建てのすごい良いのが建って、ちょっと怪訝な感じがしたものです。そして今は30人くらいなんだそうです。そして今日「子ども会」に来ていたのが、保育園児も何人かいたように思えたけど、15人くらいでした(子どもは動くので正確な数がうまくつかめません)。‥‥全校児童の半分が来ている。なんかこれはひょっとするとすごいことかもしれない、と少し思いました。

キャンドルサービス 真宗宗歌を歌ったり、十二礼の意訳をあげさせてもらったり、合法(がっぽう)がどうなってるのかよくわからないながら七夕飾りを作ったり柳の木の枝に飾ったり(北海道は7月寒いので8月7日に七夕です。東北もでしたか?)、みんなでカレー作って食べたり、花火をしたり、本堂を真っ暗にしてロウソクを付けてキャンドルサービス(と呼んでいる)をしたり、という感じでした。間には随所にいろんな遊びが入ってます。

 父や母がいるからわたしは要らんのですが、彼らが見ていられないときもあったので、わたしも一応子どもたちのすることを黙って見てました。何か事故が起こらないように、あるいはケンカの発生を未然に防げるように、または投げたボールが当たって阿弥陀さんが破壊されたりロウソクが倒れて燃え広がったりしないように、という、まあそんな無茶はしないので、緩やかすぎる監視、みたいな感じでした。

 見ていたら‥‥ 男女は完全に分かれているのかと思ったら案外そうでもなく、また女子には必ず一人くらい「マセガキ」みたいなのがおったり、子どもと一緒には遊ばずおじさんおばさんとばかり遊ぶ子がおったり、彼なりの倫理や論理でいろいろ考えてやってるんだろうけど大人から見ると首をかしげたくなることばかりしてる子がおったり、‥‥自分もこんなののどれか一人だったんだろうなあ、と考えながら見てると、「金魚鉢の金魚を見てると飽きない」と言う人の感覚がちょっとわかったような、そんな気になりました。しかし金魚鉢を見てる人は実際には飽きて別のことをしたり、また、今日の子どもらはドッジボールをはじめてどんどんぶつかってきて金魚鉢の外ほど安全じゃなかったですけど。。。

 真宗の基本的な行事である報恩講や降誕会は確実におさえつつ、しかし今日のように七夕をやったりする。しかも来ている子どもは別に本願寺派の子どもたちだけとは限らない。

終了時 主催者側の気持ちとしては、‥‥父や母とそのへん詰めて話したことはあんまりありませんが、彼らも合法(がっぽう)が大事なのはわかっているはずです。それよりも、仏教やお寺やお経や、そういったものへの違和感や嫌悪感、恐怖感? みたいなものをなくしたり軽減したりできたら良いな、という素朴な感情が流れているみたいです。

 お葬式や法事でしかお寺に行かず、お寺がどんどん「寂しいことがあると行くだけの場所」になってしまうより、お寺が「ああ、子どものころ毎月行ってたよ、懐かしいなあ」と言われる空間になるってのは、とっても良いことだと思います。

 小学校の子どもの数がどんどん減ってるという話から想像付くかも知れませんが、ココはとんでもなく田舎です。だから地域共同体とお寺がまだ密接な関係を保っていられるのだろうとも思います。たぶんわたしにとってもコレはとっても良いことなんだと思います。

 うん。今日も何が書きたいのかわからないまま書き続けている。

 そんな感じです。ではです。

2003年8月6日(水) 8月6日(水) 23:55 +0900

◇ 作品いろいろ。

 8月6日はハロの日? そんなバカな。広島の日でしょう。

 友だち ‥‥ 年上の後輩 ‥‥ が、帰省前にいろいろな音楽データをCDに焼いてくれました。遊びに行ったら『マタイ受難曲』が全曲あったり『ゴールドベルク』があったりという、そんな彼の作曲したシンフォニックな作品集です。YMOや教授が好きだとも言っていたのでもっとテクノテクノしたものを勝手に想像していたのですが、サティを翻案したのがあったり、おとなしい印象の曲が多いのでヘヴィローテーションになるかどうかは微妙ながら(すみません)予想以上の面白さでびっくりです。こういうのは「趣味」と言わずに「特技」と言って良いと思う。すごいです。


◇ お参り一応終了。\(^▽^)/

 十勝地方、どうも暑いです。帰ってきた3日は雨降りで全然暑くなかったんですが、4日から3日間続けて暑いです。お参りにはちょっと向きません。しかし今日でわたしの外回りの担当分は終了しました。

 白衣(はくえ)に布袍(ふほう)輪袈裟(わげさ)で回ってるわけです。今日行ったところにいたTシャツを来た兄ちゃん(29歳)に「ソレ暑くない?」と聞かれました。「夏用の布袍だし、見た目よりは涼しいよ。帯だからどれだけ太っても着られるし、うん、大丈夫です」と応えました。東京からお盆休みで帰省して来てるそうで、7日にまたお仕事に戻るそうです。「帰ってくる前はそんなに暑くなかったんだけど、暑いところに戻るのさ」的な。お参りの間もずっとパソコンがWindowsUpdateしてたようだったので「アップデートですか。」と聞いたら「父さんのなんだけど、帰ってきてみたら全然してなくてさ」「怖いですねえ」という会話も成立しました。 ‥‥ うちは大丈夫かな。今度奪って見てます。


◇ 書評。

 阿満利麿『社会をつくる仏教 ―エンゲイジド・ブッディズム』(人文書院2003年6月)の書評をやっと書き上げました。思い入れのそんなにない本の書評はすぐに書けますが、これだけ「やってほしいことをやってくれてる!」という思いの強い本の書評は難しいです。

 どんだけ読者のことを考えていないか、どんだけ買わせる・読ませることを考えていないか、ということなんだろうな。わたしの書評を見て本を買ってる、という人が、実は紹介されている本のタイトルだけチェックして書評には目もくれずに買ってるということもこないだ判明しましたし。

 難しいですね、書評って。


◇ 台風?

 小麦の収穫が全然終わってないのに、明日あたりからまた雨が降る予測に変わったそうです。台風が来るという見方もあります。小麦せっかくパンパンに実ってるみたいなので、小麦が終わるまでは雨があんまり降らないで、そして豆などのことを考えると、北海道にからっとした涼しい天気を期待して観光に来てくれてる人には悪いんだけど、今後はずっと暑い暑いカンカン照りで推移してほしいです。

 今日はいもをいただきました。「わせしろ」という、早稲の白っぽいいもです。昨日作ったいもなしカレーに、炒めたのを加えてもっかい加熱して、非常においしくいただきました。

 そんな感じです。ではー。

2003年8月5日(火) 8月5日(火) 20:35 +0900

◇ デントコーン。

デントコーン 今日の写真はすべてクリックすると別窓が開いて拡大写真を見ることができます。 ‥‥ よほど嬉しかったんでしょうね、わたし。

 前も書きましたが、デントコーンはヒトが食べるために植えてるモノではありません。牛さん(と言ってももちろん Gateway パソコンじゃないです)に食べてもらうために植えているモノです。見た感じヒトが食べるやつより成長が早いようで、また受粉した後でてっぺんを刈らないせいか実のつまり具合もまばらです。そんなに甘くはないようです。しかし『動物のお医者さん』によると、これを刈り取ると同時に粉々にしてサイロの中で発酵させたものが冬の牛さんたちの栄養源になっているようです。

 写真はうちのすぐ西側にあるデントコーン畑です。高いところから撮ればどういう規模かわかりやすそうですが、自家用ヘリとか便利なモノは持ってないので接写しました。思いっきり逆光になっております。


◇ 空。

そら これはそのデントコーン畑を右に見ながら空をメインで撮ってみました。微妙に曇りかけで、あんまり抜けるような青空になっておりませぬ。

 前日は雨でした。この日も朝は曇ってましたが徐々に照りだして、昼間の気温は30度に迫りました。しかし夕方になるとちょっと雲が出てきて、それでこんなです。なんとなく秋の空っぽくなっていて、このままあまり暑くならずにほんとに秋になったらどうしよう? みたいな感じです。

 実際には今日も結構晴れたし、明日以降もそこそこ太陽は出てくれるようなので一安心かもです。でも新聞にも豆類が遅れてるって出てましたので、やっぱり不安です。


◇ 小麦。

小麦 うちのすぐ東側にある小麦畑です。もうすぐ刈り取られます。

 うちの周辺で作付けられている小麦は秋まき小麦です。芽が出て青々している頃に雪が降り、そうすると当然のように踏むわけですが、ヒトが踏んでると春になってしまうので、大きなローラーをつけたトラクタがやってきて至ってシステマティックに踏んでいます。 ‥‥ とはいえここ何年も初雪の頃に実家にいたことはないので、高校生の頃までの記憶で語っております。

 「実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」という俳句?川柳?がありますね。稲穂は実ればどんどん頭が重くなってきてたれていく。それに比べると麦はツンツン上を向いたままです。しかしそれでもやっぱり重いようで、よーく見てみると刈り入れの今時期には斜めになって踏ん張ってる麦がほとんどです。

 ちょうど西日でわたしの影がうっすらと写り込んでおります。


◇ 夕陽。

夕陽 西の空です。

 太陽が沈んでほどなくですね。

 ‥‥とまあ、最近の実家周辺をいろいろ撮ってみました。

 十勝平野の真ん中あたりなのでこういう感じです。機会があれば起伏しながら5キロくらい続いている舗装道路も撮ってアップしてみます。海は100キロくらい行かないと望めません。

 ではでは。明日もお参りです。

2003年8月4日(月) 8月4日(月) 22:40 +0900

◇ 晴れました。

 帰ってきた日は、って昨日か。昨日は雨でした。親やご門徒さん方の話ではどうも冷夏っぽいような印象です。小豆など豆類は花の付くのが例年に比べて圧倒的に遅いそうで、霜が遅く来れば何とか収穫できるかな、という、今はそういう見通しだそうです。小麦も例年ならもう終わってるのにまだ続いていて、でも昨日雨が降ったので刈れなくて、今日は朝から晴れていたので昼からコンバインがフル稼働してました。とういうか今もしているような気がします。

 どこか外国製のとてつもなくでっかなコンバインで刈ってますが、作付け面積が尋常じゃないので刈っても刈ってもなかなか終わりにならないようです。乾燥工場もずっと動いてるけど限界あるし。子どもの頃に小さいのが家の前に建って、今はそのヨコに大きなのも建てて、それでもすごい時間かかってるみたいです。

 スイカとか、キュウリとか、トマトとか、セロリとか、キャベツとか、を、今日はいただきました。ありがたいです。同じような印象のキュウリとナス、キュウリは丸々とよく実ってるけどナスは今年はそんなでもないんだそうです。たしかに、さっきスーパ行って来ましたがナスは高かったです。

 牛乳は四つ葉のがすごく安く売られてました。消費者としてはすごく嬉しいです。でも隣も隣も酪農家なので、たまに不安になります。

 とにかく今日は暑かったです。北海道の家ってエアコンあんまりなかったり、あってもあんまり稼働させなかったりなので、昨日よりは汗を多めに流しながらのお参りでした。


◇ 父のパソコンスキル。

 寺務所の中に、カラー印刷で写真いっぱい、なかなか綺麗な仕上がりの、うちのお寺の定期通信がありました。父がデジカメやスキャナを駆使して作ったようです。こないだ古いスキャナを持ってきて譲ったんですが、もう使いこなしてるようです。びっくりしました。やっぱ「やりたいこと」が明確にあるとスキルアップは早いようです。

 と、少し誉めてみた。

 インターネットはメール以外あまりやってないみたいなので、そう考えるとウェブ系のスキルアップはもう少し時間かかりそうです。でもワードはどんどん使ってるみたいだから、なにか動機付けがあればビルダー系ソフトは放っておいても買うだろうし、案外そっちもすぐかもだな。

 あまり黒ビールを好まない父ですが、黒ヱビスは飲みやすいそうです。


◇ 夕陽の写真。

 さっき、すごく綺麗な夕陽の写真が撮れました。でもデジカメとパソコンをつなぐケーブルを本などと一緒に段ボールに詰めて送ってしまったため、まだアップできません。荷物が明日着けば、そして思ったような写真が撮れていたならば、明日アップいたします。

 いしださんちのネコとか、刈り入れ間近の麦畑とか、ふさふさのデントコーン畑とか、そういうのもうまくいけばやっぱりアップしたいです。

 ではでは。明日もお参りです。

2003年8月3日(日) 8月3日(日) 22:10 +0900

◇ 帰省してます。

 皆さま(って誰?)、いかがお過ごしでしょう。2日のぶんの日記を更新するずっと前から今まで、はるかと飛行機の中でそれぞれ30分くらい眠った以外に眠らずにおります。そんなわたしは北海道に帰ってきています。

 飛行機は見たところ完全な満席でした。先週帰って来たときは1/3くらい空いててのびのびでしたが、今回こどもが多くて五月蠅かったなあ。大部分の大人は平然と乗ってますが、大部分の初飛行の子どもはいつ落ちるかいつ落ちるか、機体が揺れるたびに気が気じゃないみたいです。わたしとしては、もちろん偏見なんでしょうが、そっちの感覚の方がよほど正常かなと思います。自分のココロの中のある部分の感覚を完全に機能ストップさせないと飛行機は辛いです。

 かと思うと、5歳くらいの女の子が着陸間際の窓から下を見て

 「おいえ、なんもないやん^▽^」

 と至って冷静に家族に話してる。なんもないわけじゃないけど、京都・大阪の都会部に比べれば圧倒的に畑の方が多いな。うん。

 帰ってきて早速お盆参りを手伝いました。普段おあさじも何もしていないせいでしょう、帰省してたまに手伝うと一日二日は声が思うように出ません。今日もあんまり出ませんでした。

 明日は朝の9時からお参りです。今日はきっと早寝します。


◇ 二冊読了。

 飛行機と家とで本を二冊読了しました。‥‥いま気づきました。どちらも集英社新書です。ひとつは原克『悪魔の発明と大衆操作 ―メディア全体主義の誕生』2003年6月、もう一冊は東浩紀・笠井潔『動物化する世界の中で ―全共闘以降の日本、ポストモダン以降の批評』2003年4月です。

 どちらも今ひとつだった感じです。

 『悪魔』は、為政者に大衆心理の操作と管理をTVやラジオ、パンチカードの発明がいかにラクにさせたかと、インターネットはそういう体勢をどのような水準で破壊しうるのかを論考している、ように思えます。しかしその前段階の知識解説部分ではTVやラジオというメディアの変遷の歴史をすごく詳しく書いてくれていて、もちろんその知識がないと深みのある理解にはならないから必要なんだろうけど、あまりに細部にわたっていて、何を考えようとしていたのかをしばし忘れ去らせてくれました。もう少し突っ込んだところで論を展開して欲しかったかな。(えらそうに)

 『動物化』は東さんも笠井さんも寂しそうでした。批評空間をめぐる批評を新旧の批評家がネット上で往復書簡として提示しあい、理解などを深める、という趣向で始まった話し合いが、途中でどんどん紛糾していきます。

 わたしになりにその理由を考えるに、

 1.東は言葉に敏感すぎる
 2.笠井は言葉の裏に潜む(と考えている)ものに対して敏感すぎる

 ってことだと思っております。そして、まったく同世代ということもあってでしょう、東の言ってることの方がよくわかったと思うし、数倍まともだと思えました。

 笠井はエッセイ。東は学術的。そういう違いとも言えそうです。しかし「決裂」した後もお互いを気遣いそれでも言葉を交わしあったという事実から推すと、笠井は、わたしが思っているほど完璧にバカなわけじゃないのかもしれない。わたしには今はまだわからないところで苦しんで、その結果として出てきたのがああいう文章だ、ということかもしれない。

 往復書簡の笠井の分を読んでいる途中で著しく興味が失せたので後半1/4くらいはとばしとばしになってしまいました。興味が著しく失せた原因は、東の反論(?反論とは言えないか、疑義の提示と言うべきかな?)を読んでそれに同化したゆえではなく、笠井の文章を何個か読んでいて全然茶飲み話の水準から彼が出てこないように感じた、ということです。

 笠井は、彼の文章を他の人がいろいろ突っついていくと面白いけど、彼が彼以外の何かを彼なりのコトバで一生懸命に突っつこうとしても全然つまらん、という印象です。

 とにかく疲れてしまいました。


◇ 萌の朱雀

 本願寺派の津村別院が出している『MIDOさん』という雑誌があります。うちのお寺ではお盆参りの時にその「お盆特集号」を持っていってご門徒さん方に読んでもらっています。雑誌の構成は、表紙が浴衣の女性の写真、中身は梯先生などなどの、お盆や仏教、真宗にまつわるお話でいっぱいです。

 今回、その表紙の女の子がすんごく可愛くて、誰なんだろうなあ、と思って表紙の解説を読んでみたら、映画『萌の朱雀』で主演していた女の子でした。現在21歳。まだ役者を続けているそうです。今どんな演技をしてるのか全然知りませんが、『萌の朱雀』の中での演技はすばらしかったです。

 いや、ひさびさに見たのでびっくりしました。浴衣もすんごい似合ってる。今後の活躍が少し楽しみになりました。

 まあ今日はそんな感じでしょうか。

 いま、猛烈な睡魔に襲われております。なのでコーヒー飲んだらすぐ眠ろうと思ってます。いしだは無事に帰省しました、という報告を兼ねて、ちょっと寝ぼけてる観のあるいしだがお伝えしました。

 では。

2003年8月2日(土) 8月3日(日) 1:05 +0900

◇ 洗濯など

 昨日はそんなに早寝した覚えないんですけど、朝の10時頃にちゃんと目が覚めました。不思議です。‥‥体調にまかせて断続的に何度も眠ってたから、その影響でたまたま午前中に目が覚めたってだけかもだな。

 ものすごく日が照っていたので、帰省前だし、タオルケットなどを洗濯して屋上に干したら完璧に乾きました。夏の太陽はこういうとこが好きです。もう少し焦点をしぼったりゆるめたりして、洗濯物にはものすごく照射、ヒトや家などには全然ゆるめに照射、みたいなことがやれれば良いんだけど、こんな要望を無機物相手に言っても詮無いっすね。


◇ あの音が‥

 SEEDは大方の予想通り(だと思う)過去二回の新オープニングからのマイナチェンジがありました。見てない方がいるのであんまり言いませんが、続けて見ていれば「そらそうだろ」と思えるタイプの、リピータに嬉しい水準の変更でした。

 また、大方の予想をはるかに裏切って(だと思う。しかし一部のヒトにしてみればあまりに自明な ‥‥ )、あの音が鳴り響きました。流れた瞬間わたしはびっくりしてちょっと笑ってしまいました。これも見てない方がいるのであんまり言いませんが、まあ、あの音です。祇園精舎の鐘の声、ってやつです。(違)


◇ サンガ勝った!

 マリノスが優勝したようです。京都市民のわたしとしてはそっちよりサンガが勝ち点を2ケタにできたのが嬉しいです。こんな暑い中、西京極が満員になるってのは良いことだ。今期も録画中継が多かった京都テレビですが、今日は生中継してくれました。ホームで最終節だもんね。良い3点目だったなあ。(>_<。)。 来期もうちょっとがんばって欲しい。


◇ そんな感じで

 そんな感じで長期の帰省に入ります。27日の夜には戻ります。北海道は「涼しい」と言うより「寒い」んだそうです。風邪ひかないように頑張ります。

 では。

2003年8月1日(金) 8月2日(土) 19:52 +0900

◇ ウェブ更新

 のためのファイルを作ろうと、写真を借りました。紙の写真じゃなくフィルムだったのでどうかなうまくいくかなと思いつつ、部屋に持って帰ってきてスキャンしたら、まったくダメでした。そんなに悪いスキャナじゃないはずだけど、明るさがどうもうまくないようで、ボヤけてしまいました。

 で、そのフィルムを返しに深草へ行きました。ついでにバイト先のパソコンに入れてあるファイルも少しだけ更新しました。administratorでログインしてもしてもうまくいかなかったやつが、セーフモードで無理矢理やってみたらうまくいき、ヒトの話はちゃんと聞かないとだめなんだなあ、と再認識できました。

 一生懸命更新したけど、9月になるまであのパソコン誰もさわらないんだよな‥‥。


◇ 喫煙高校生

 深草も大宮も、オープンキャンパスなので高校生がいっぱいいました。大宮の野外の喫煙所でペプシ飲みながら吸ってたら、20mくらい離れた別の喫煙スペースで、オープンキャンパスに来ました!と全身で言ってる男の子が煙草吸っちゃってました。

 感心すべき点としては、 (−.−)y-~~

 ・ちゃんと喫煙スペースで吸っている
 ・ふかしていない

 というところでしたか。非喫煙スペースでどんどん吸ってぽいぽい捨てる一部のハタチ以上のヒトたちよりずっと大人な吸い方でした。‥‥いちばんみっともないと思うのは、◇ハタチ以下のコドモが非喫煙スペースで集団でフカしてる図、◇10年以上吸ってるように見えるヒトが非喫煙スペースで吸って吸い殻入れに入れず踏み消したり下水口に捨てたりしてる図、です。その点、『HANA-BI』のたけしの格好悪さはすばらしいと思う。

 今日見た高校生は5人くらい集団で行動していて、そのうちの一人だけが吸ってるようでした。周囲の友人たちはソレに関して何んも言わず、吸うヒトは吸うヒトで、一応、自己の責任みたいな感じで吸っている(責任の果たし方は不明。‥納税か?)。そういう点ではわたしが10代だった頃の喫煙高校生・浪人生と似た感じだったみたいです。

 とは言え、見ていてあんまり気持ちのいいもんじゃない。しかし話しかけても気の利いた言葉が出てきそうになかったので、何も言わずに逃げました。

 なお、わたしが吸い始めたのは22歳の9月からです。もうすぐ10周年。

 はい。


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