Just a Little Bit of… の日記
バックナンバ 2003年7月

2003年7月31日(木) 8月2日(木) 3:02 +0900

◇ マンガと宗教。

 マンガと宗教研究会がありました。会場の建物の2階にある、いつも使っている部屋がイレギュラーな出来事で使えなかったので、1階のロビーでやりました。そんなに大きな声でやってたつもりはなかったんですが、どうもうるさかったようで、いろんな方から「きみたちはどうしたの? なぜこんなところでそんなことをやってるの?」的に聞かれました。まあ場所がなかったんだから仕方ないんだけど、しかしそれはこっちの事情に過ぎないんでした。


◇ 宗教と倫理。

 話し合いは「宗教と倫理」、みたいな話題に発展していきました。

 特定の宗教を信仰している人の多くは、自分の倫理が信仰に基づいているという自覚がある。だから他の宗教を信仰している人の自覚や立ち位置を探り、自分のソレと比較することが非常に楽しいし、勢い、宗教を信仰していない人には倫理なんて不可能なんじゃないか? と考える一瞬がある、ことがある。でも勉強会に出てきているのは仏教徒やキリスト者だけではななく、漠然とした場所から宗教的無自覚を面倒くさそうに言い換えた「無宗教」ではなく、自分の思考傾向や行動傾向をある程度以上「客観的」に見つめた結果として得られた自覚的な「無宗教」の人もいる。そしてそういう人にももちろん倫理はあるわけで、それを改めて知って、今までの自分の考えを改める必要に迫られる。

 まずはそういう局面がありました。面白かったです。他には‥‥。


◇ 蒐集≠分析

 特定の宗教は特定の価値観や世界観に基づいているから、たまたま「一般的」な倫理規範と合致する倫理規範がその特定宗教の中にあるとしても、それは「似ている」ってことに過ぎなかったりする。倫理じゃないけど、たとえば真宗とプロテスタントの信仰や教義には似た部分がすごくたくさんある。しかし「似ている」で停止するなら、それは素朴な段階の理解にとどまる。なぜ似ているのかとか、どこがどこまで似ているのかとか、じゃあどの一線を越えると完全に別のモノになるのかとか、そういうのを注意深く考えないと、「似てるね!」と言った自分の気持ちや動機は伝わらない。

 たとえば「神に祈る」という言葉や行為はキリスト教や神道、または無宗教の人にも可能です。しかしそれぞれまったく対象や意味や態度が違う。かつ「神に祈る」と似たような状況が真宗はじめ仏教にもある、ということも可能なわけだけど、それらをヨコ一線にならべて「似ている」と言って、

 ‥‥

 そこで止まって終わりにして何が面白いのかな、ってふうに、個人的には思います。

 横一線に並べて満足するのはオタクな蒐集癖に近いモノがあると思う。キレイにディスプレイしたあとに「どこがどのように、そしてなぜ似ているの?」を探りださないと学問にはならないと思うし、そもそも並べるときには並べる人の基準がどこかではたらくから、分類整理の方法に無自覚なままでいても学問ではないと思う(個人的には宗教オタクなんていらないと思ってる。)。


◇ っていうか、それぞれ異質だから面白いんだろ?

 そして「じゃあどこから違うの?」とか「なんで違うんだろう?」とか、異質性を明らかにしていく方がわたしは好きだし、意味があると思う。別に異質なモノを全部嫌わなければならないなんて決まりはないので、異質性を明らかにしていくことを極端に嫌う傾向を持つ人をみると、非常に不思議になります。‥‥そういう人は異質性に目をつむってなあなあでやりたがってるってことなのかもしれないな。でもそのわりに、異質性を明らかにしてそれから始めようとする考え方を異質なものと認めて、非常に嫌ってるような気がする。あれって不思議でたまらない。ものすごく矛盾しているので。

 ええと。

 事実を並べてそれで理解したつもりになれるというのはわたしはちょっとなじまない、ということでした。さらに、理解したつもりになるのみならず、その理解したつもりの内容が他者に完全に伝わると考える(無根拠に期待する)のはもっとなじまない。

 小学生の時に友だちが書いていた読書感想文はそういう感じのが目に付いた気がします。ただただあらすじをそのまま書いて、最後に「こんなことになったら大変だなあと思った」と書く。ガキの感想文はそれでいいわけだけど、わたしは学生なので、「こんなことになったら大変だなあと思った」のあとに「なぜ大変だと思うのか?」あたりから考えるべきだと思うし、自身の理解を提出せずになあなあでわかったつもりになってしまうのは避けたいです。わたしは、言葉は通じないものじゃなくどうやったって通じるもんなんだと考えてます。だから困るわけです。甘えてはいけないと思う。言葉に甘えていると、それだけではすまない。それはなぜか自分以外のすべての対象に甘えることにつながっている。そして「わたしはこういう意図でこう言ったのになぜ通じないの?あなたは本当にひどい人だ!」的に馬鹿野郎なことを言ってしまう人が少なくない。


◇ わからんなあ

 人間は、というかこの世に存在しているすべての現象はそれぞれ全く異質であり、その異質なものがいろんなやり方でせめぎあうから、‥‥たとえば喧嘩したり、わかりあおうとしたり、恋になっちゃったり、‥‥面白いんだと思ってます。異質だという理由でプツンと意識を切って没交渉になり無関心になるのは、非常にもったいないと思う。なぜそうすることが良いと思うのか、わたしはそれがよくわかりません。わかるのかもしれないけれど、それは非常につまらんやりかただと思うし、人間という現象は他の現象の中であっぷあっぷしてるに過ぎないモノだと思うので、むしろ完全に害悪なやり方だと思ってます。

 今日はとうとうポイントがわからないままに書き続けてしまいました。

 3日から27日まで北海道へ帰省します。3日は朝から夕方まで連絡つかなくなります。日記は書ける日は書きます。実家に帰ると「今日は朝起きました。夜はこの日記書いたら寝ます。ご飯を食べたりトイレに行ったりしました。以上。」くらいしかトピックのない日もあります。でも何か驚きのある日常の方が好きなので、やわらかに生きたいな、と思ってます。

 1日の日記は2日に書きます。予定。

 ではー。

2003年7月30日(水) 7月31日(木) 1:25 +0900

◇ ねます

 おやすみなさい。



2003年7月30日(水) 8月2日(土) 1:52 +0900

◇ バイトでした。

 水曜日は午前中からアルバイト系でした。会議に出て、言わなければならないことを一つ忘れて伝えられなくて、やっぱり仕事できない人だったなあ。せっかく深草に行ったので、図書館に行ってターミナルケア関連の資料を少しだけ集めました。書庫で本をかき集めてかばんに詰め、危うく貸し出し処理を忘れて出てきそうになりました。書庫の外にすぐ貸し出しカウンタのある図書館に慣れているらしい。

 その後、大宮に戻ってやはりバイトでした。テストもほとんど終了しているせいか、誰も来ませんでした。おかげで資料整理がことのほか進みました。

 その後、突発的に飲み会があり、ビール一杯の後すぐに日本酒を飲み、ラーメンを食べ、帰ってきました。そして上に「おやすみなさい」と書いたように、すぐ眠りました。

2003年7月29日(火) 7月30日(水) 2:36 +0900

◇ 朝から会議

 明日水曜日、書いてる時点ではもう今日、朝の10:30から会議があります。わたしがいなくても恐らく滞りなく進んでいく会議なのですが、でも遅れると立場的・議題的に非常に・多少・少々まずい気がするのでもう寝ます。と言いながら少し書いて眠ります。


◇ また忘れた。

 昨日黒ヱビスを飲んだとき、友だちに割り引き系のカードを借りていたのを返すのまた忘れてしまいました。これで何度目だろう。彼はコレをあんまり使ってはいないのかな。わたしはそのスーパがあまりに部屋から遠いのでまったく使えません。こないだはチラシにボトルコーヒーが100円って書いてあって、借りた次の日がそういうセールの日だと思っていたら、実はそのカードを借りた夜中にはそのセールが完膚無きまでに終わっていたという、そういう感じでした。

 とにかくそのうち返しますです。


◇ 杉千代

 ひさびさ杉千代に行きました。美味しかったです。ニンニクをがんがん入れて食べて至福のひとときを感じ、帰ってくる道々きわめて当然のことながら自分が不可逆的なまでにニンニクくさくなっていることに気づき、でもそのままスーパに買い物に行きました。ヨーグルトドリンクを買いに行った。

 行ったら、30日が賞味期限の国産うなぎの蒲焼きが半額の500円くらいで売られていたのでなんも考えずに買ってきました。うなぎのかばやきは、電子レンジがない場合は、ごはんを炊き、その上に適当にならべたり中におとなしく埋めたりしておけばあったかくおいしくなるのでお手軽でとっても良いです。こないだ近所のスーパで恐らく単身赴任のような年配の方がうなぎ蒲焼きを買われて、そしてスーパに備え付けのレンジに入れて「あれ? なんでまわらないんだ? ‥‥! でかすぎるのか‥‥」という旨をひとりごちて寂しそうに帰って行かれるのを見ました。よほど「ごはん炊いてから載せたり埋めたりすれば大丈夫!おいしくあったかくなります!」って言おうかと思いましたが、まあ、切ってほぐしてぐるぐるごはんに混ぜても美味しいから、良いよね別に。おせっかい。

 ラーメンって美味しくて塩けが多すぎる気がします。夕飯にチーズをがしがし食べたのもあるんでしょうけど、もう12時間以上たってるのに未だにすごくのどが乾いています。


◇ うにぃ

 うにはもぎって割ってそのまま塩水で食べるのがいちばん好きです。どうもその後で得た知識によるとアレはアレで立派な密漁になるということなのでもう出来ませんが ‥‥ 。漁師の方が獲る以外は今のところ全部密漁なんだそうです。しかしあの食べ方は本当に美味しいので、漁師の方と相談して、何か漁業権を侵害しないような方法で「海を体験するツアー」みたいなの組んでやってくれるところが現れないかなあ、って期待しています。

 お寿司屋さんで食べたうにの中で今まででいちばん美味しかったと思うのは、なぜか内陸、旭川の層雲峡にほど近いあたりの、ジャビット人形がちょこんとかざってあったお寿司屋さんで10年以上前にいただいたやつです。

 でも、うにって苦手です。ライダーの方が利尻か礼文かでウニ丼をうまそうに食べてるのをたまにTVで見るときも、あの海くささが口いっぱいに広がってちょっと苦手です。珍味ではあると思うんですが‥‥。たぶんその、わたしがいま海くささと言ったようなあたりが、たまらん人にはたまらんのでしょうね、いくらのプチプチがうまかったりそれが食べられない理由だったり、はたまたスティングのあの声がたまらんのに姉に聞かせたら「何この不健康そうな声?」と言われたりする、あんな感じなんだろうな。

 う。(−_− zzzz (・_・ ハッ 眠いでござる。おやすみです。

2003年7月28日(月) 7月29日(火) 13:00 +0900

◇ ひさびさバイト

 ひさびさ深草にバイトに行きました。夏休み中ということもあってか、お客さん少なかったです。だからでもないんでしょうが、来客者が何人だったかを書くノートに「正」の字を書きつつ、その右側に最終集計を書くの完全にわすれてしまった。

 少ないながら来てくれたお客さんの中に、父のいとこがいました。彼は昔、

「いとこの子ども同士は「はとこ」と言うでしょ。ぼくときみとの関係はその真ん中だよね。そういうのはたぶん「とこ」と「とこ」の間をとって(イロハ)、「とこ」って言うんだと思うよ」

と真面目な顔で語っていました。わたしも「なるほど!」と思いました。しかしその後で辞書を見てみたら実は「いとこ半」などと言うのだそうでした。まとにかくわたしは「とこ」に向かって一生懸命に説明しました。大体知っておられたようですけど、「やっぱり見るだけじゃわからないね!説明聞けてよかったよ!」的に嬉しいことをおっしゃっていただけました。そしてわたしは、彼のいとこの妻の父が満101歳で亡くなりました、ということを、せっかく良い機会だったのに伝え忘れてしまったのでした。


◇ 感謝。

 新聞記事をコピーするために、図書館の人に22日の京都新聞を持ってきてもらいました。がーっと探したけれど、探していた記事がない。おっかしいなと思い、夕刊を持ってきてもらいました。やっぱりない。

 じゃあ何か間違ってメモしちゃったんだろうと思い、22日をはさんだ21日と23日の新聞も持ってきてもらいました。 ‥‥ やっぱり載っていない。一体何をどう間違ってメモしたんだ俺は? と不思議になりつつ、携帯のメモをにらみつけつつ、たしかバイトに入った日の朝刊だったと思い、しかし22日より前だったとは思えないんだがなと半信半疑になりつつ、18日のを持ってきてもらいました。

 ありました。(・_・)

 自分の記憶があんまりアテにならんのは知ってるつもりですが、メモまで信じられなくなると、ちょっと ‥‥。というか18日を22日って間違って書いた理由がわからん。

 いやな顔ひとつせず閉架書庫の方に何度も何度も走ってくれた図書館のバイトの人、いまいちど、すごくありがとうです。 <(_ _)>


◇ 黒ヱビス

 そういえば、電気グルーヴに、リフレインが美しい『どろえびす』という曲がありますね(『UFO』所収)。『家族対抗へび合戦』とか、耳に残る曲って好きです。

 友だちんちで黒ヱビスを飲みました。ガラスのコップに入れたら溶けかけのコーヒーフロートみたいになって、液体はとにかく真っ黒でした。美味しかったのは間違いないんですが、冷えてるのを飲んだのでどんな味だったのかちょっとわからないところがあります。ということで、近日中にぬるくして飲みます。

 きっと黒ヱビスな味がするんだろうなあ。わくわく。

 では。

2003年7月27日(日) 7月28日(月) 1:20 +0900

◇ 「あなたのナウシカへの愛はそんなものなの?」

 昨日ココに書いたナウシカのDVD、【通常版(初回限定版)】【コレクターズBOX】 、どうしようかな? どっち買うべきだと思う? と言ったら、友だちは「あなたはそりゃ‥‥」と言い、続けて上のコトバが返ってきました。

 そうですね。ちぃにほとんど6ケタ使ってるんだし(HaHaHa!)、‥‥作品としてはナウシカへの愛の方がより絶対的で他のどんな作品へのソレよりも勝っている以上(なんだそりゃ)、わたしが2万円などという微々たる価格で悩むはずがないのでした。実際には悩みましたが。とはいえ、落ち着いてから注文します。

 わたしを焚きつけた友だちは、「わたしは通常版を買うけどね〜」とさ。彼女も結構愛していると思ったんだがな。なーんにも関係ありませんが、彼女は最近やっとつきあえることになった彼氏の家に遊びに行ったら、自分がいずれ買おうと思っていたシリーズもののDVDがすでに4枚そろっててびっくりしたそうです、実は趣味が合っていたのね! って。

 わたしのユメは「青い天使Ver.」と「巨神兵Ver.」と、二つのソフトケースがそろうことでしょうか。FRP製の王蟲が二匹というのもなかなかですが‥‥。


◇ 京都です。

 そうそう。今は京都に戻ってきてます。午前中に地元を出て4時半頃には部屋につきました。時間的には近いような距離的には遠いような。

 次は来月の3日に帰省します。その航空券が地元の旅行会社さんから宅急便で届き、でもわたし実家に帰っていたので受け取れなくて「ご不在連絡表」が入ってたので連絡し、持ってきてもらいました。

 郵便受けには他にも入ってました。リサイクルカメラと保険の書類の入った封筒とか。破けたスーツズボンと、カゴその他が凹んでいてシャリシャリ音もする自転車をそのカメラで撮りました。書類は極力書く欄を少なくしてくれたような感じに思えます。が、ココは俺なのかそれとも他の人をひっぱってきて書いてもらうのかがわからない箇所が一箇所だけあったので、明日電話して聞いてみます。


◇ 傷の具合は‥‥

 関空でJRの駅に入るとき、前を歩いていた人が自動改札に切符を忘れていったのでちょっと小走りで追いかけてみました。ちょっと痛んだけどなんとか走れました。家でおみやげを冷蔵庫に入れるとき、ちょっとだけしゃがんでみました。まっっったく無理でした。どうかなと思って左足を右足の上に組んでみました。圧迫されるせいか痛い。右足を左足の上に載せてみました。‥‥お?やり方によっては多少可能だな。

 擦過傷は、やっとガーゼと粘着包帯がとりました。傷の周辺が黒っぽく変色してますが、これはまあ、きっとちょっと待っとけばキレイになるんじゃないでしょうか。‥‥ならんのかな。

 実は、何とかフツウのペースで歩けるようになってから気づいたんですが、歩くと右膝の関節が少し痛い気がします。でもこれは恐らく治りかけの、今まで微妙にかばいかばい歩いていたからどこか違うところに負担がかかっていて、それで走る痛みなのだろう、と考えることにしています。そうであってくれ。

 今日はちょっと眠いので(−_− zzzz (・_・ ハッ もう寝ます。

 では。

7月23日24日25日
2003年7月26日(土) 7月26日(土) 17:15 +0900

◇ 思ったより大変。

 葬儀も滞りなく終了したので、そして疲れも少し取れたので、いよいよナウシカ論文の手直しに入りました。そうそう。ナウシカのDVDがようやく発売されるそうです。

 Amazon.comは‥‥ 【通常版(初回限定版)】 【コレクターズBOX】

 わたしは後者の方が欲しいけど、1万6千円もの価格差があるのです。悩みどころです。しかし通常のファンとは一線を画するファンなので、結論はもう出ているのかも知れません。とりあえず、通常の初回版にフィギュアがついてるだけのやつは買うつもり全然ないです。3000円未満で未だに楽しませて感動させてくれてるマンガへのお礼もこめて、やっぱり後者を買うべきであるのだろうか。

 予約締切は9月上旬頃なので、少しゆっくり考えます。

 とにかく、こぞって買いましょう。見ましょう。泣きましょう。


◇ 思ったより大変。

 別にDVDのCMをするつもりなんてなかったのです。

 ナウシカ論文が思ったより大変なのです。まず「目的」を書いて整理してモチベーションを上げようとしているんですが、これがうまくいきません。

 もちろん目的なんてモノはわたしの脳の中にわたしの思考と解け合ったカタチで完璧に存在しているんだと思います。だからそれだけに、うまく言語化されて出てきてくれないんです。言語の前のモヤモヤした雲のようなもんだからつかむの大変です。

「脳内に朧げな雲を形成した思考の殊更な言語化を試みた時、その思考は、言語化の試みによって、輪郭や細部を判然とさせることもあれば瓦解してしまうこともある。判然と立ち現れて来るものこそが本質的な真理に到達し得る本物の思考であり、瓦解して思考空間のどこへとも知れず溶解して消えてしまうのは偽物の思考である」
佐伯良羽 『最後の一人』 1999年

 完全に賛成ではありませんが、わたしもこういう感じがしてます。言語化されていない思考がそこにあるとして、ソレが存在していることは言葉で伝えられるけれど、でもその内容がどういうものなのか、面白いのかつまらないのか、有意義なのか意義なしなのかは、その内容が何らかの手段で伝達されないとわかりません。本人にだって本当は判定不可能です。もっと言えば、「あるある」って言っててもそれは「あるような気がする」としか言えないもんだと思います、と言って自分のさっきの言葉を否定するわたし。

 とにかく、多くの学術論文が共通の伝達手段としているのが言語なわけだから、わたしの中の「動機」は正しく言語化されなければならないわけです。

 たぶんいま脳内のシナプス結合の何処かに潜んでいる(はずの)コイツのしっぽがつかまえられたら、今後の執筆も、修正も、読んでアドバイスをくれる他者からの言葉の理解も、一気に容易になると思います。

 ということで、やっぱり「もう少しなんだ!」の壁が全然越えられないわたしなのでした。アキレスと亀の距離を考察する論理哲学?的な遊戯がありますよね。アレを自分が実践してみることになろうとは思ってもみませんでした。

 ‥‥というかあの話は前提とかいろいろ騙しが入ってるからあれで正しいんであって、わたしは騙すつもりなんてないしこの壁は絶対的に越えなければならない壁である以上、アキレスの真似をしつづけるわけにはいかないのであります。

 今回、酒井聡樹『これから論文を書く若者のために』を持ってきたつもりで忘れて来たのは少し痛いです。でもネットで探すと出てくるので、それを参考にして指針を作り、それで書こうと思ってます。

 と言ったって、明日はもう京都に帰るんですけどね。いや、それでも、普段とちょっと環境ちがう場所で書けば はかどるかもしれないし。と言いながら、実家に帰ってくるたびに脳の中にある「論理」とか「思考」とかのギアが3段くらい緩い方に(オートマチックに)切り替わってしまう、という実感を覚えております。今回はどうなんでしょう。というか今年誕生したばかりの新しい甥をかわいがってるみんなの姿を見ていると、なんかグニャグニャになってしまいそうです。じゃなくて頑張るのです、わたしは。

 とりあえず今日はSEEDの日なのです。ナウシカのこともあるし、少し早めに更新しておきます。なお、昨日までの日記も今日の昼前に更新しましたよ。よろしければどうぞ。

 では。次は京都からになると思います。

2003年7月24日(木) 7月25日(金) 23:53 +0900

◇ 少し帰省します。

 ほんの午前4時くらいに、一時間後の5時に起きるつもりで目覚ましをセットしたら、5時にソレが鳴りました。もすこし眠っていたかったので眠り続けたら、次に起きたのが6:13でした。乗るつもりのはるかが出る30分前です。羽田から実家の最寄り空港に向かう飛行機も、関空からソレに向かう飛行機も、一度も乗り遅れたことのないわたしにとって空前絶後(希望)の大ピンチ。

 予定としては6時少し前に家を出て地下鉄乗り継いで京都駅へ行き、 ‥‥ というつもりだったけど当然それは不可能。シャワーも浴びれず、とりあえずチケット予約の領収書だけ確認し、慌てて家を出ました。タクシーを拾えて安心したた直後、眠る前に完璧な選曲をしていたMuVo(MP3プレーヤヘッドフォンステレオ兼フラッシュメモリ128メガ)を忘れてきたことに気づき、その中にWeb更新用ファイルも入れていたことも思い出し、また、北海道寒いだろうから持って出たはずの長袖シャツもないことに気づき、この時期の北海道はいろいろ綺麗だからいろいろ撮ろうかなと思って持って出たはずのデジカメも持ってないことに気づき、ちょっと以上にブルー入って「そうかー (>_<。)」ってすごい大きなため息をついて運転手さんに多分気味悪がられ、でも10分くらい余裕のある時間に京都駅につくことができました。タクシーってすごい。

 京都駅からの「はるか」も関空からの飛行機も、そんなに混んでなかったです。到着地の天候は曇で、前の方の座席から「飛行機いやいや!」と泣きそうな声で叫ぶ子どもの声が機内に断続的に響く中、雲を抜けたらもうすごい低いところを飛んでいて、着地の振動に子どもは身の危険を感じたのか本格的に泣き出したのであります。今回上空から見て「ほー」っと思ったのは、刈り入れ間際の小麦畑の一部が風や雨で一部倒れているのが、グランドレベルで見てるときよりよくわかったことですか。まあたいていは倒れていても実はパンパンやし、問題ないです、念のため。


◇ お通夜

 母方の本家で湯潅?の儀を行って、一族郎党うちそろって会場入りしました。全席椅子だったのが右大腿部に打撲傷と擦過傷を抱え全治一週間と判断されてるわたしには殊のほか嬉しかったです。前の祭壇(神道系なので「お荘厳」とは言わない)に鏡が飾られて、そのこっちには100歳のとき町がお祝いで撮ってくれた見事な、全然100歳には見えない遺影が飾られて、玉串をお供えしていくタイプの、なかなか厳かなお通夜(正式には「前夜祭」と言うらしい)でした。亡くなる数カ月前まで車を運転していたおじいちゃんなので、燃えにくいものは棺に入れないでくださいと言明されていたにも拘わらず、全体の責任者の方みたいな方の目を盗んで、こっそりシルバーマークを入れたりしてました。

 親類はばらばらな地域に飛んでるので、結婚式か葬式でもないと集まらない。しかし結婚式はたいてい一日で終わるから全然話せない。でもお葬式の場合は泊まって語れて良いですね。世代・親等的にはわたしがおじさん、彼女が姪、みたいな立場の高校の同級生が来てくれてて、とりとめのない話ができたのもすごい面白かったです。

 とにかくこの時期の北海道の夜は時々さむいです。ユニクロで長袖買えてよかったです。水泳のことなどすっかり忘れて話したり聞いたりしているうちに夜は更け、2時半ころに眠りました。



2003年7月25日(金) 7月26日(土) 10:20 +0900

◇ 葬儀など

 前日の夜そんなに飲んだつもりなかったのに、二日酔いはお骨を拾う頃まで続いていました。前日同様やはり玉串をお供えしていくお葬式(正式には「ハッソウサイ」と言うらしい)でした。宗教は違っても、やはりお葬式は祖父への尊敬とか祖父の存在のかけがえのなさを再確認できる、そういうものになっていました。わたしは曲がりなりにも真宗にどっぷり浸かっている身ですから、司祭者?の方が遺影に向かって「どうかお静かにお静かに、云々」と話しかけているのが違和感でした。 ‥‥ お骨を拾って会場に帰ってきたら、入口には清めの塩だけじゃなく水も用意されていたのは、わたしには死者が「ケガレ」ているという感覚は正直まったくないものの、しかしこの宗教ではそういう世界観なので、そしてそのようにして祖父と自分たちとはもう日常的な水準で関わり合うことがないということを納得していく儀礼をもうけているということだと思うので、これもあれもやっぱり違和感でしたが、別に嫌悪感とかはなかったです。

 ただ、玉串も、清めの塩や水も、柏手も、どれも違和感が強すぎて、わたしの信仰 ‥‥ と私が言うとちょっと説得力ないかもだけど、とりあえずわたしが自分で信仰しているんじゃないかと思っている真宗からみれば無意味ながら、しかし儀礼としてはしっかり厳粛なので、そしてどのようなスタイルで心持ちを現したり儀礼に参加したりしてもよさそうな雰囲気だったので、玉串を渡してくれようとする方には一礼して辞し、おさめず、柏手は打たずに合掌礼拝し、清めの塩や水も用いませんでした。


◇ 包括・多元、違和感・とまどい

 包括主義的に考えられれば「どの宗教もゆくゆくうちの宗教に収斂するに決まってるんだから、今はこの人たちに合わせて儀式をやっても良いだろう。すべての宗教はうちの宗教の下部構造に過ぎないのだから。」と傲慢に考えることができて良いのかも知れません。また、わたしは対話するための出発点としてこれを理解したいんですが、そうじゃなく、対話の可能性をまったく見ないようなモノとして多元主義を理解し、実践しようとしても、やはり全然問題なく玉串をおさめたりできるのかもしれません。

 しかし、「違和感」を論理の布で覆って一時的に見えなくしても、見えないだけで残りますからねえ。違うモノを違うモノとして表層的にしっかり理解しようと努めることも大切なんじゃないかと思います。数年前に祖母が亡くなって、今回と同様の儀礼で通夜・葬儀が行われたとき、わたしはいろいろ考えて、結果として、玉串を渡されてそれを納め、柏手を打たず、お念仏せず、ただ一礼をするにとどめたという。

 今回もいろいろ戸惑い、どう行動すべきか?という考えに決着が出ない中、それでも行動には決着つけなければならなかったので、最善の行動がどういうものかわからない中、前回の祖母の時と同様、その時のわたしのしたいようにさせていただきました。

 前回よりは落ち着きました。しかし今回もコレが最善の方法だ、とは思えていない。なんとなくですが、こういうことなのかな。


◇ 百年の形体

 先輩が冗談交じりに「120年くらいにしないと‥‥」というメールをくれたように、うちの祖父は「白骨の御文章」の範疇から出てしまっていたわけだけど、しかし非常に希な例ではあると思います、3桁歳。でも帰ってきて父が録画してあったVTRを見せてくれたのによると、100歳超えても元気な人はいっぱいいるようですね。その中で祖父は元気に運転してました。今年の収録でした。次の免許更新までは死ねないと言っていたようですが、ちょっと早く亡くなっちゃいましたね。たいていの親類は知っていたようですが、どうも数年前にお医者さんから「あと数か月」と言われていたんだそうです。早いながらも遅かったなあ。なんかやっぱすごい人だったと思います。


◇ 足は・肩は

 足も肩も完璧には治っていませんが、しかし階段をそんなに痛みなく降りられるようになっています。肩も思い出してぐるぐるまわすと痛み残っているけど、それ以外では支障なくなってきてる気がします。このまま順調に治ってくれたら嬉しいです。

 と、いう感じです。

 前回の更新では、バックナンバの方はきっちり書いて更新できていたのに、トップにコピペするのを忘れていたようです。はは。スミマセン。ココのWebファイルを持って帰って来るの忘れたけど、FTPでダウンロードするという方法もあったので、日記とトップだけダウンロードして、それで更新ファイルを作ってます。あとメールですが、こっちでは「サーバに残す」を選択しておけば京都でも問題なく受け取れることを思い出したので、見るだけは見てます。ありがとうです。

 そんな感じです。日曜日の夕方には京都に戻るつもりです。

 ではー。

2003年7月23日(水) 7月24日(木) 2:53 +0900

◇ 少し帰省します。

 早朝、実家の母親から電話がかかって来ました。祖父(母方)が亡くなったそうです。北海道で最高齢のドライバで、3ケタ歳でした。あ、交通事故じゃないですよ、老衰です。なので帰省します。

 前々からわかっていたことですけど、でもやっぱり寂しいや。変な言い方になりますが、物心ついた時すでに自分の周囲にあった存在が全然そういう存在じゃなくなるというのは、やっぱりおおごとですね。

 航空券もとれたし、バイト先にも全部連絡できたし、何時に起きれば良いのかも調べました。あとは金曜日に行くことになっている病院にキャンセルを入れて、持って帰るべきものを少し整理して、ですね。とにかく起きなければなんもならんので、それだけ気を付けます。

 ナウシカ論文の都合上、ノートを持って帰ります。あおりを受けて日記も更新できるだけ更新するつもりでおります。メールは‥‥たぶん見ません。帰ってくるのは27日の夕方です。

 シードの予約をしっかりやっていきます。


◇ 足は・肩は

 掲示板にもちょっと書きましたが、右足は指先がツった後でだいぶラクになって来ました。右肩もそんなに痛くなくなってきてます。ただ、どうなるかよくわからないので、無茶しないようにします。骨がいくら太くがっしりしていても、わたし関節はおそらく全部カッチカチなので、油断はできません。

 まあ、ぼちぼち。

 バタフライ、2位でしたね。ちょっと興奮してしまった。

 ではです。

 昨日の日記も大幅に加筆してあります。よろしければ。

2003年7月22日(火) 7月23日(水) 4:00 +0900

◇ おっと

 今日はもう眠ります。

 元気です。足はだいぶ痛くなくなってきてます。警察に行っていろいろ供述したり警官のおじさんがあまりに達筆なのでみとれたり、家にいるときに保険会社から電話がかかってきて、話してるうちにやっぱりスーツも自転車も古くなってるから損害分の満額は出なそうだなと思ったり(とは言っても自転車はカゴが少し壊れていることが今日あらたにわかりました)、チョムスキーや阿満利麿新刊を読了したり、書評の再編集をしたり、してました。

 今日は朝から一日パドマです。

 リンク先が増えたり復帰したりしてます。

 では。また詳しく書きたいです。



2003年7月22日(火) 7月24日(木) 1:14 +0900

◇ 病院

 病院行きました。大病院は人が多くて、受付もシステムがよくわからなくて、とても困ります。事務系のことを病院の人に聞いたらたいてい説明してもらえますが、しかし、してもらう説明の多くが妙にわかりにくいマニュアル化されてしまってるのも困りものだと思います。なぜそんなことになるのかというと、 ‥‥ 用もないのに行く人が多いからですね、きっと。大病院に行くと機材がなんでもそろっているから安心だという気持ちもあるけれど、しかし人が多ければそれだけ時間もかかるし、看護師さんも医者も事務の方も激務になるから上のような問題(?)も起こってくるわけだ。わたしもそろそろ別病院の整形外科に転科すればいいのに。

 お医者さんに「首から肩にかけて痛いよー」って言ったんですが、「まあ、ぶつかった瞬間はいろいろあってフツウと違う状態になっててわからなくなってるから、当然出てくるよ。金曜にまた来て、そのときまで残ってたら‥‥」?だったかな? なんかそんな感じに言われました。

 そのあと、おじさんと待ち合わせて、今まで自費で払ったぶんの医療費の立て替えを、さらに立て替えてもらいました。(おじさんは保険会社の立て替えです。)家に帰ったら保険会社から電話があって、今後は病院でわたしが払わずに、直接保険会社に請求が行くように手続きしておきますぅ、ってことでした。 ‥‥ たぶん今後はもうそんなべらぼうな額はかからなくなりそうな気がします。うっかりしていたのか、包帯とかガーゼとかを病院とは別の場所で買ったのに、その領収書の分も払ってもらうのを完全に忘れていました。

 まあそれはまたですね。傷そのものはお医者さんの見立てによるともう乾きかけで、だいぶ治ってきてるようです。


◇ 供述

 警察に診断書と印鑑を持って行ってください、と、警察からの伝言をおじさんからもらったので、軽ぅい気持ちで警察署に行きました。そして交通課に通されて、デスクワークしていた壮年〜中年くらいの警官に立ったままでわけを話していたら、「まあソコ座って」と言われ、30分くらいかなあ、警察署入ったの初めてだし、なるべくコトバ選んで正確に正確に話そうとしていたせいもあってか、時間の感覚は正直よくわからないです、とにかく結構な時間、話したり、聞かれたり、二人で首をかしげたり、ぶつかって来たのと同じような車が警察署にもあったので外に出て二人で「このへんか?」「そうですかね?」みたいな感じでいろいろ確かめようとしたり、やっぱり首をかしげたままで建物の中に戻って調書をもう一度読んで「あ、アンダーミラーって書いてある。そうかそうか」みたいに言われて、それで二人納得したり、なんかそういう感じでした。

 ごついファイルにいろいろ入ってました。もちろんわたしは逆側からのぞき込むように見ただけなのでくわしくは読めませんでしたが、わたしの事故のことは、B5かA4を縦において水平線で4分割か5分割くらいしてあるのの1区画に、状況の模式図なども含めて簡略に書いてあるようでした。そしてその上にも下にも、やっぱりわたしのと同じような? 事故が並んでました。

 ソレとは別に、わたしの事故のことを詳細に記録したファイルもありました。それを見せてもらいながら更に事故の状況を説明しようとしましたが、週に5回くらい通っている道なのに、ココのフェンスってどんなだったっけ? とか、端っこどんなだったっけ? とか、普段は全然、見てるようで見てないんだなあってことがわかりました。その警官とわたしがうんうんうなってるところの近くに居合わせた別の警官、恐らく事故直後に実況見分(?)をしたのだろうと思われる若干かっこ良さげな方が、そこのフェンスの端はコンクリートで結構な高さがあるから見通しがきわめて悪いんです、という説明をしてくれたりしました。

 うん。ほんとに、いつもは本当に注意しながら通ってるところなんです。わたしが普段スピードゆるめながら「ココいつかきっと誰か事故るな」と思いつつ通ってたんですから、本当に相当危ないってことですね。というか「誰か」の中に自分が入ってないんですよね。

 そんな道路、避けなさいってことですね。


◇ 書評

 以前、頼まれてもいないのに「また書く書く!」と言って書かせてもらうことになっていた書評、ココに公開してるやつを大幅に手直ししたり新たに書いたりして、大体できてきました。

 阿満利麿の本は読了したてなので、もう少し寝かせてから書くことにします。

 夜中、友だちから電話がかかってきて、あんまり好きじゃないタイプの文章を一緒に読んで、どこがどうまずいのかを考えました。

 わたしが考えるに、その人の文章は、自分にはまったくできていないことを他者に厳密に要求し続け、その非を指摘し続け弾劾し続け「素直になれよ子どもじゃないんだから!」的に言っているクセに、自分が他者から至らない点を指摘されたら、まっっっったく見当違いで非論理的なことを口走って解決したつもりになる、そういうふうな文章の典型でした。

 こういう、自分の存在と見解と言動に絶対の無謬性を付与してしまう可哀想な文章って久しぶりに読んだ気がします。以前2chで見かけたことがありますが。え? 日記を更新してるときにお前は毎日みてるだろうって? ええー!

2003年7月21日(月) 7月22日(火) 4:31 +0900

◇ 安居

 本願寺‥‥ ええと、龍大の大宮本館を舞台に、本願寺の「安居」が始まっています。参加すると言うよりいちげんさんの冷やかしみたいな感じで見に・聞きにいきました。

 一昨年くらいに出たときより人が多かった気がします。宗学院から研究員の方が全国を交代で行脚みたいにして回って宗学上の疑問点を質問されて応えたり、勉強したり、勉強の仕方を教えたり、という感じのことが今年から始まったように聞いていますが、それの影響もあるのでしょうか。

 とにかく多かった気がします。

 良いことです。

 「脳死」関係の話題はカイドクじゃない別口の新しい試みでなされます。そっちもすごく興味があります。しかしどうも二日予定されている議論の一日しかわたしは見にいけないようです。それが残念です。


◇ 痛いっす

 足、痛いです。右足を動かすと痛いから、それをかばってるのもあるかもしれませんが、それでは説明の付かない痛みが今日になってわんわん出てきてます。たとえば膝の関節と言うより関節をかたちづくっている骨の一つの一部が痛い気がしてます。

 また、昨日はぜんぜん気づきませんでしたし治療もしてもらえませんでしたが、救急隊の方が「あと肘もだね」ってぼそっと言っていたように、左の肘の少し下のあたりもすりむいてました。そして二の腕の筋肉も微妙に痛い。転がされた時にふんばるために「ぐっ」とついたわけだから、よく考えるまでもなく、無傷であったり筋肉を使わないで済んでいたりするわけがないんでした。

 また、首の後ろから肩にかけて、広い範囲でじわじわ痛い。これも踏ん張ったときの筋肉痛なんでしょうか。

 右腰も痛い。同様かな。

 まあシロウトは恐らく分析能力に欠けると思うので、感じたままをお医者さんに言って、診察してもらって、書いてもらいます。掲示板でけいさんが指摘してくださっているように、保険会社に出すときには病院の書式じゃない何んか別の書式がある、ということは「今日は専門医がいないので診断書は出ません」と言った病院関係者の方から聞きました。しかしまず警察に一通出さなければならなくて、それは保険会社のとは別口で病院に書いてもらわなくてはならないようなことも聞きました。

 よくわからないです。

 でもなんとなくわかるのは、ぶつけられたわたしもぶつけた方も警察も保険会社もすんごく面倒なことをこれからしていかなければならないってことなんでしょうね。ヒマじゃないのに。

 けいさんのアドバイスも参考にいたします。わたしと相手との間で今後もし何か人間的な信用や関わりが発達したとしても、それと保険とは、まっっったく別個のモノなので、ちゃんと考えて、今まで考えたことも触れたこともなかったような、恐らくすごく細かい字で書かれている内容に従ったり参考にしたりしながらちゃんとやるべきことをやって、しっかり対応していかないとひどいことになる、ということなんじゃないかと思います。

 今は知識が圧倒的に足りないせいでこんなに不安なのかもしれません。何がなんだか全然わからないものについてこのまま憂え続けても愚痴しか出てこないと思いますので、明日以降、新しいフタを開けてから心配したり安心したりすることにします。今日はとりあえずもう寝て、寝過ごさないように病院に行きます。

 自分によくわからない分野で専門家の集団が異常に発達しているモノって感覚的にはちょっと怖いです。坊さんが坊さん以外の方から敬遠されてるような気がするの、なんとなくわかったかもです。

 誰かこういうのに詳しい人が身近にいていろいろアドバイスくれたりしたら不安も少なくなるのでしょうが‥‥。などと言っても始まらないなあ。

 では。

2003年7月20日(日) 7月21日(月) 2:15 +0900

◇ 車と接触しました。

 右足ふとももの打撲と擦過傷です。診断書は火曜日に書いてもらいます。

 大宮で一時から予定されている講演会に行くために、アパートを出て、自転車をこいでいました。12:10くらいに家を出たわけだから、時間的には余裕がいっぱいありました。だから急いではいなかったはずだと思います。しかし注意力は散漫だったはずです。なぜなら、飲食店の駐車場出入り口が何軒か連なってるあたりでは、いつもはスピードを緩めたり、様子をうかがったり、車が駐車場から歩道をよく見ないで出てきても大丈夫なよう車道すれすれを走ったりしていたのに(ほんとだよ。いつもはしてるよ)、今日はどれもやれませんでしたから。

 まあ往々にしてそういう時に‥‥

 その瞬間より救急隊の人に話してるときの方が、→ そして看護師さんの指示に従ってるときの方が、→ そしてお医者さんに見てもらってるときの方が、より痛かったです。時間を追うごとに痛くなるみたい。その瞬間にはカラダや脳の作りからいっておそらく極度に緊張したり興奮したりするから、そのあとで一気にフツウにもどって、だから痛さも増すように感じるんじゃないでしょうか。痛みを感じるところに血を送るのがもったいないくらい、他のところが反応して頑張ってるんでしょう、カラダ、脳。

 そしてお医者さんが予告したとおり、家に帰って来てからの方がより痛いです。普段何も運動してなくて、球技大会だけはしゃいだ次の日の筋肉痛に少し似てますか。でもなんかいやーな感じできしんでるみたいで、ちょっと痛さの質が違う気がします。歩けます。走れません、というか走ってみる気になりません。自転車はこげます。右足で自転車を支えておくことはできません。スクワットも正座もできないと思う、というかやっぱこれもやってみる気になりません。階段を下りるときがいちばんしんどい。左足でけんけんして進むのが右足にはいちばんラクです。

 杖あったらラクなのかな‥‥?

 自転車が全然壊れてなかったのが意外でした。見た感じではギヤカバーの一部と前かごの一部がちょっと凹んでるだけで、こぐと「シャリシャリ」言うけど瓦解はしないで済んでます。つまりわたしの足が自転車に対してクッションの役割を果たしたようです。

 逆が良かったよぅ。以前はそんなことがあったな‥‥。

 デジカメも、借りていたテープレコーダも、ぴかぴか点滅するライトも、電子機器が全然壊れてないのがすんごいなと思ってます。

 精神的な面の譬喩じゃなく実際的に「骨太」なカラダをくれた親に感謝してます。何年か前に言われ出した、女性に多いといわれる骨粗鬆症の検査を母親が受けたら「あなたは一生なりません。すごく良い骨です。」と言われたというし、父さんもごつごつしてるし、わたし父さんの体細胞クローンなんじゃないかってくらい瓜二つだし。

 親にはまだ言ってません。京都と北海道じゃ症状軽くても過度に心配になるかもなので。。ぜーんぶ終わったら報告します。

 では。

◇ そんなわけで

 そんなわけで、講演会には参加できなくなりました。テープも録音できず。自転車をこぐことができたので一応行きましたが終了間際だったので会場には入りませんでした。

 その後にあるかもしれないと連絡されていた勉強会も、しばらく待っていたら、今日はないという連絡が入りました。

 じゃあ帰るかー! と思いながらぼーっとコーヒー飲んでいたら、懐かしい顔に会えました。恐らく「旧交を温める」ということをしながら今日の講演会の内容について聞いたり、レジュメを見せてもらって「うーん、これは情報が古いなあ。せっかく脳低体温療法に言及してるんだから、ラザロ徴候にまで言及してほしかったなあ。これは残念かも‥‥」と、その人に言っても仕方ないことを言ってしまったり、献体ということと「脳死」その他からの臓器移植その他について考えたり、別の視点からの話が聞けて面白かったです。

 元気そうだったのが何よりでした。わたしも元気そうで良かった、とのことです。たまにしか会えない方だし、こういうのすっごい心配してくれ方でもあるので、もちろん言いませんでしたわ。

 アパートまで帰るとき、ちょっと視点が変わっていた気がします。ココは危険だなとか、今の自分の行動は危険だなとか、今の車はまずいなとか、そういう感じ。

 擦過傷の面積が広くてよく伸び縮みする場所なので(太ももの内側・裏側のようなところ、ひざの近く)、広めのガーゼと便利そうな粘着包帯、脱脂綿を買ってきました。今日は看護師さんに手当てしてもらったままで良いかもとして、明日はちょっと、びりびりはがしたり消毒したり軟膏塗ってガーゼのっけて粘着包帯で固定したり、やってみます。

 では。昨日の日記も更新しましたのでよろしければぜひ。

 交通事故にはお気を付けください。と俺が言うな。気を付けます。

2003年7月19日(土) 7月20日(日) 5:00 +0900

◇ (−_− zzzz (・_・ ハッ

 今日はすごくエキサイティングな講演会を聞けました。もひとつ別の場所で「脳死」に関連した講演会もあったそうですが、そちらは参加した話をちょっと聞いた感じでは、「脳死」のずーーっと前の生物学的な話で終わってしまった観が否めない、みたいな感じがしてます。

 今日はこのサイトの記念日なんですが、ちょっとたてこんでて、何も書かずに眠ります。講演会がどう面白かったか、などについてはまた明日書きます。失礼します。



2003年7月19日(土) 7月21日(月) 1:00 +0900

◇ 卑怯なやりかた

 黒くて平べったい、動きの素早い、あまり好かれていない昆虫、土曜日は二回見ました。一回目は逃げられましたが、二回目は壁際で見つけてあわあわしてるうちにエアコンのウラに潜り込んでしまいました。わたしから見える方に出てこい! と願いながらエアコンのウラに向けて金鳥の「直撃ノックダウン! コックローチS II 」 をシューシューしてたらよろよろ出てきたので集中的にかけたら「ぼとっ」と落ちて動かなくなりました。

 すんごい効き目でした。東京におった時は新聞紙を丸めてバンバン叩いてやっつけることが多かった。こんなラクちんな方法、小さな船で銛を使って身の危険を感じながら捕っていたのが、大きな船とボーガンみたいな銛発射装置で捕れるようになったクジラのようで、本当に卑怯な気もします。

 金鳥、卑怯を本当にありがとう。
 感謝リンク → 【大日本除虫菊株式会社】 おすすめは「父子水」ですか。


◇ 講演会

 仏教の信仰と環境問題や環境運動との関わりや、今後の可能性について考える講演会がありました。講演を聞いたわたしが乱暴にまとめて言えば、アメリカではガンジーの「非暴力」と仏教的な「戒」、そして「精進料理」と「ベジタリアン」がごちゃっとまとまって「一つのモノ」として理解されている観が否めない、とか、アメリカでは今やダライ・ラマと同じくらいベトナムのティク・ナット・ハンが有名になりその実践が知られ始めている、とか、タイの開発(かいほつ)僧の実践の紹介とか、‥‥今までわたしが持っていた知識、持っていなかった知識、それらいろいろなモノが、「仏教」と「環境」、「論理」と「実践」という線でつながった気がしました。

 非常にエキサイティングでした。テスト期間、しかも土曜日でスクールバスが全然ない中、深草まで地下鉄で行った甲斐がありました。


◇ 灰羽が‥‥

 土曜日なのに『灰羽連盟』がありませんでした。寂しかったです。

 『コスモス荘』は案外きっちりした作りかもな、と思い始めています。

 『ゾイド』は王道?っぽくて良いです。なおこの「王道」はユパが言った「王道」とは違います。「バンはいつのまにあんな青年になったんだ?」と聞く人もいますが、そら長いから、ねえ。

 『ヴァイス』はどうも好きになれません。ストーリィやインパクトその他がしょぼしょぼな場合は萌え系キャラが一人もいないと見るのがしんどいんですね、きっと。「あ、この子いいじゃん?」 と思った瞬間に回想にしか登場しなくなっちゃ、足下すくわれてしまいます。

 萌え系と言えば、ラクス、たまには「ちーぃ?」って間違ったセリフ言ってほしい。絶対似合うと思う。SEEDはぐねぐねうねっててファーストほどではないにしてもストーリィの面白さやインパクトもすんごいと思います。

 なんか混乱して来たのでここらでやめます。

 3周年です。ありがとうございます。

2003年7月18日(金) 7月19日(土) 2:00 +0900

◇ 奴

 掲示板にも書きましたとおり、↑こんな色の、いま核をやりとりする戦争が起こったら人類は絶滅しますが、そのあとも絶対的に生き残るだろうと言われている、また石けんだけ食べてても余裕でふんふん生きていけるだろうと言われてもいる、はたまた飲食店で見かけると見なかったことにしたくなって店員さんに気づかれないように踏んづけたりすることの少なくない、ひらべったい昆虫が、ついにわたしの部屋に出ました。

 この部屋は暖かすぎてまるでセイフティゾーンだと沢田研二に歌われる(『六番目のユ・ウ・ウ・ツ』)ことだけはないながら、何がどうなってるのかわからないくらいきたないことで有名です。しかしここ数年は、それでもおそらく奴の食糧が圧倒的に不足していたために、まったく見てませんでした。

 それがついに出ました。しかし何食ってるんでしょうね奴らは。信じられません。ということで二日前から体調があまり良くないのは奴が窓かドアか、とにかく外からやってきたためなのだ、と確信しています。紙とプラスチックは豊富だけど石けんも何も放置していないこんな部屋に潜めていたわけがない。

 とにかく土曜日はスプレとホイホイを買ってきます。


◇ MON-ZEN

 前々から面白いと聞いていた『MON-ZEN』【公式】という邦題のドイツ映画をビデオ借りてきて見ました。出てるはずなのに見つからないので聞いてみたら、コメディの新作で小劇場のところにありました。TSUTAYAのかわいらしげな店員さんありがとう。

 ストーリィは、いろいろあったドイツ人の兄弟が日本へやってきて禅寺(総持寺)に入り禅を極めるという、そういうところです。弟はずっと前から日本の禅寺で修行する計画を立てていたから来ました。兄は妻に捨てられて何がなんだかわからなくて来ました。

 ストーリィじゃないところにもすばらしい勢いでウィット富みまくり、考えさせること目白押し、そして心身に感じたことのある一般的な痛さや心地よさが効果的にちりばめられているから、見てるわたしの実感に兄弟の実感が伝わってくる場面がググイっと押し寄せてきます。

 仏教系の研究をしてるヒトは、禅であれ浄土教であれ淫祠邪教であれ、見た方が良いかもなあ。くすくす笑いながら見てるだけですごいところに連れってくれます。永平寺その他の禅寺での修行やお遍路参りを本気で考えてるヒトも見てためになることはあっても害には絶対的になりそうにない気がします。また、ドイツに旅行することを検討してるヒトが参考にできる箇所も、わたしが見て気づいただけで数カ所ありました。

 見終わった後で「あれはどうなったんだろう?」と思い出さざるを得ないトピックが何個も残りました。そしてそれらのトピックの展開より自分がそのトピックについて考えていること、それ自体について考えさせてくれるあたりから、ほんとに希有な映画です。

 わたしの文章こなれてないなあココ特に

 熱烈におすすめします。エミール・クストリッツァの『アンダー・グラウンド』や『黒猫白猫』と同じくらい熱烈にすすめます。SEEDやちぃと同じくらい熱烈に。ナウシカ全七巻と同じくらい熱烈におすすめします。

 今日は妙な脱力感があります。ねます。いまもアタマがかくんかくん振れてきてます。

 では。

2003年7月17日(木) 7月18日(金) 4:12 +0900

◇ 別のラーメン

 大学に行く途中・帰る途中、真ん中あたりにラーメン屋さんが二軒あります。今日はそのうちの一軒に行きました。

 おいしかったです。しかし塩っ辛すぎました。焼き飯もおいしかったです。しかし炒めている音がしませんでした。250円だから仕方ないと思います。

 飲んだあとでふらふら帰るときに「ラーメン食べたいな!」と切実に思った場合、寄るべき店の二軒目(距離的には一軒目)候補、としておきます。

 ‥‥そろそろ杉千代に行かなければ。


◇ コーヒーが安い。

 大学のそばに「からふね屋」ができてます。前に行った時もそうでしたが、今日もお客さんが一人もいませんでした。こないだ応対してくれたヒトよりかわいい印象の店員さんとわたし二人きり。良い環境なのになぜこんなかな。撤退しないで欲しいけど俺一人の力じゃどうにもならんなあと思っていたら、今日はわたしがいる間に一人、五人、一人、とお客さんが来て、飲んだり食べたりして帰っていきました。そうか回転が速いのか。しばらくは保ちそうです。

 メニューに書いてある値段より200円くらい安かったんです、前行ったとき。なんだろう? ってすごく不思議に思ったけど「まあ一度くらい間違っても僕は寛容さ」(違)と思って、何も言いませんでした。

 今日レジの奥にあるコクバンを見てそれが間違いではなく方針・戦略であることがわかりました。どうもそういう時限値段があるようです。

 いや、しかし今日もやっぱり、そこに書いてあった値段より50円くらい安かった気がします。二杯飲んだから、それによって新たな割引が適用されたのかもしれません。あまり気にしないことにします。以前行ったときはコーヒーじゃないにおいがしてましたが、今回はコーヒーに薫習されつくしかけの良いにおいだったし。

 そこで酒井聡樹『これから論文を書く若者のために』【参考サイト】を読み始めました。


◇ 読了。

 アルバイト中、まったく暇な時間が数時間あったのでそこでも読み続けました。そしてうちに帰って来てからも読み続けて、いま読了しました。

 冒頭にこの本が想定している読者が列挙されていました。それによると、これから書く院生や学部生だけではなく、わたしのように本人は「論文」と思ってるんだけど周囲はもとより本人でさえその「論文」を学術論文と呼ぶことに違和感を感じているものをすでに何本も書いてるヒトも入ってました。そして実際、そのようなわたしこそが読むべき本でした。

 「絶対に読みなさい。」と言って熱烈に推薦してくれたYさん、ありがとうございます。わたしのナウシカ論文(仮)はまだまだ、わたしが思っていたよりも「完成」から遠いということが非常によくわかった、ような気が今はしています。しかし今は方向も結論も、遠くはあっても明確に出せた後なので、アタマから、タイトルから練り直して頑張ります。大改訂には以前ほど多くの時間(つまり3年ほど)はかからないと思います‥‥。

 別にそれでってんではないんでしょうが、帰ってきてから非常に寂しくなりました。このままだとぽろぽろ涙が出て来そうなくらいに寂しい。そして最近どうも甘いモノやお酒ばっかり摂取しがちであり、今日はしょっぱすぎるラーメンまで食べているということに気づきました。つまり気温高いのに野菜をぜーんぜん食べてないから栄養のバランスが崩壊し心身ともにバテ始めて寂しくなってるんだと思います。

 とうことで、12時までやってるスーパで豚肉・白ネギ・椎茸・ししとうを買ってきて、炒めてポン酢かけていただきました。良い感じで回復できた、気がしてます。酢ってすごい。

 まあ寂しさにはいろんな理由がありますけどね。ふっ。

 ではまた。

2003年7月16日(水) 7月17日(木) 3:21 +0900

シンポジウム
靖国の何が問題か?
〜有事・平和・人権・宗教〜
2003年7月16日(水) 13:00〜17:30
龍谷大学 大宮学舎 清和館3階ホール
主催:
  仏教を歴史のなかであきらかにする会
  仏像研究会
参加自由・無料

石田が「コーディネータ」になってます。
 キラやアスラン等とはあまり関係ありません。
 ムゥとはなおさらです。
興味のある方、よろしくお願いします。
 「右」的な意見も「左」的な意見も
 そういう型にはまらない意見も大歓迎です。
 石田は意見の交通整理と問題の明確化に努めます。
よろしくお願いします。不安です。

◇ 全員完璧

 起きたらイチローの第一打席は終わっていました。しかし松井が初打席でいきなりヒットを打ったのは見ることができました。その後シャワーを浴び再び見たら長谷川の自責点がどんどんあがっていってしまってました。ちょっと残念でした。長谷川本人はきっと悔やんでるかもだけど、見てるこっちとしてはそれも含めての「球宴」なので、変な感じだけど満足でした。

 そのあとでガッコに向かいました。


◇ 状況

 ガッコについたら、本館と北黌・南黌の間で、来年三月に放映される二時間ドラマの撮影が行われていました。誰が来ていたのかはうまく確認できませんでした。書き割りの、しかし煉瓦の壁が立てられていて、そこに白い字で「打倒日本帝國主義」って書いてあったり、軍人さんらしき人や庶民らしき人や、ものを売ってるっぽいテーブルや、そういうのが確認できました。本番撮影中にそばで見てた誰かの携帯が鳴ったらしく、「マナーモードにしてくださーい」という注意も聞けました。

 その後、パネリストの発表後の、会場来聴者にもマイクを渡しての討論会で、司会をさせてもらいました。

 来てくれた方々、ありがとうございました。


◇ 反省。

 シンポジウム・討論としては、恐らく参加者の多くが「時間が足りない!」という思いを共感できたでしょうし、場内からは骨太な、どちらかというと右系に分類される発言もいっぱい出たし、それを受け取ることも出来たと思うし、また、最後にそういうふうに言うのコロッと忘れちゃいましたけど、何か「ココから始めよう」というモノを受け取った方もいらしたように思えたし、わたし自身そういうものを受け取れたので、成功だったと思います。

 司会は間違いなく失敗ですね。

 まず最後に「ココから始めましょう」的なまとめを言うべきだったのにそれができなかった。これは司会まったくあかんです。

 討論会の中でも、場内の意見を冷静に俯瞰して交通整理することを目標にしていたはずなのに、そのときはそういうつもりの発言だと信じつつ、実際にはまったく場内と同じ高さ(俯瞰が出来ていないということです。わたしの持ってる意見が高い位置にあるとかわたしの発言が内容において高い水準からのものであるべきだった、ということではないです。)を非常ーにエラそうな態度でワンワン言ってしまったり、場内からの発言やパネリストの発言にかぶせるように発言して他の話者のクチを封じようとしたり、とんでもなく失礼なことを言ってあわててフォローしようとして見苦しさこのうえなかったり、とんでもなかった。

 行司だったはずなのに、取り組みが始まったら着てるモノ脱いで、そしたら実はまわしまでつけていた、みたいな違和感があったと思います。

 ううむ。
 はずかしい。
 スミマセン。

 では。(>_<。)

2003年7月15日(火) 7月16日(水) 2:35 +0900

◇ マニュアル?

 朝、メールを開いたら、ナウシカ論文でお世話になってる方が数限りなくいらっしゃるんですが、そのうちの一人の方から「絶対に読みなさい。」という言葉とともに、とある本の紹介が来てました。できれば購入して勉強して欲しいが、入手できない場合はウェブがあるから行って、とにかくこの本の著者の方法から何か学びなさい、と。

 ココです。→  ホー、と思いつつ出かけました。


◇ ライン入力

 手伝ってね、みたいなことを言われていたのもあり、お世話になってる先生の講義に出ました。しかしレジュメ配布も出席カード配布も、先生や学生がぽんぽんやってくれるのでわたしあんまり関係なかった気がする‥‥。

 公開講義ということで、ビデオカメラが入ったりなんだりしてすごかったです。いいなあ、ライン入力。こないだ撮ったビデオも音声がライン入力だったらもっと。。。もご。


◇ 変なヒト。

 その後、なーんの業務もありませんでしたが、駅までの途上ということもあり、何となくパドマに行きました。そして詰めてた同僚に

 「論文を指導してもらってるヒトから論文の本を薦められてます。ウェブで見たらなんか変わった本みたい。『アルプス一万尺』で“ホー♪”って歌ったりしてる。でもタイトル正確に覚えてこなかったから、さっき生協の本屋さんで探したとき、探せなかった‥‥」

 と言ったら、

 「見たことあります! 変なヒトですよね! ベガルタ仙台と牛タン定食との関係、って設定で論文の例を書いたり‥‥」

 というすばらしい反応をもらいました。おお、そうなのか。面白そうじゃないか。

 言われて正確なタイトルを入れて検索してたら、家で見たのと同じウェブが出てきました。そこをよくよく見てみたら、同僚の指摘(?)どおり表紙にまつわる「プロジェクトX」なんてモノがあったり、 ‥‥ ほんとにめちゃめちゃ変な人みたいです。

 しかしウェブの本文上にはベガルタ仙台も牛タンも出てこない。
 こらやっぱり著者の思いをすべて受け取るためには‥‥。


◇ ホー。

 その後、駅そばの本屋さんに行って買いました。19からずーっと人文科学系の大学や大学院、専門学校に通ってるのに今やっと論文の書き方の本を買うってのはどうかと思います(全然「若者」じゃないし‥)。しかし、何かわからないものがあって、自分がそのことをわかってなければ、こんな本、何の役にも立たないわけです。わたしバカだし頑固だし(「若者」ではなく「バカモノ」‥)、なので気づいたりわかったりするまでに相当な時間がかかりました。そんなわけで、やっぱり今買うべき・今読むべき本なのだろうと思っています。

 ざりざりっと見たら、ほんとに「なぜ、ベガルタ仙台は強いのか:勝利を呼ぶ牛タン定食仮説の検証」という仮定・例としての論文タイトルが出てきてます。

 よろしければ、あなた(誰だ?)もどうぞ。 ↑

 では。水曜は冷静にがんばります。応援よろしくです。

2003年7月14日(月) 7月14日(月) 22:45 +0900

◇ バイト系

 須彌山儀ならびに縮象儀、『解体新書』初版がメインだと思われる展示の状況を承け、CHSRウェブのトップに出てくる動くgifを、「オープンしました!」という告知から、そういう内容の案内に変えました。

 しかし、案内なのに名詞のあとにいきなり感嘆符があったら初めて見る方は困るかもしれません。うぅん。「石田くんアレはやりすぎだよ」と誰かに言われたら考え直すかもです。わたしとしてはアレで良いんじゃないかなという、そういう気がしています。

 今日も学生が見学に来てくれて、無理矢理に説明を押しつけました。最初ぜんぜん興味もってくれてないように思えて、「ああ、そうか、こんなに興味なかったら俺の説明じゃダメだな。うーん、申し訳ないな。コレとってもすごいものなのに ‥‥ 」みたいなことを思いながら、いつもより集中力欠きながら説明していたら、 ‥‥ にんげん、顔で判断しちゃダメですね。なんと的を射た質問をしてくれることか! \(^▽^)/ うれしかったなあ。


◇ ちちくりあうも他生の縁(違)

 バイトが終わり、友だちとバス停まで歩いていたとき、深草学舎から瀬田学舎に向かうスクールバスが交差点で信号待ちをしていました。その最後列のカーテンが不自然に途中まで閉まっている。そしてそこで何かが動めいて[蠢いて]いる。何かな? と思ってよくよく見てみると、男の子が女の子のTシャツをまくり上げて夢中でおっぱいなめてました。ちょっとびっくりして「あれ、あれ。」と言って指さして、友だちと一緒に興味深くしげしげと眺めていたら、女の子がこちらに気づき、男の子のあたまをパチンとはたいて、(そのときは)それでしまいになりました。あのあと瀬田までの壱時間、彼と彼女がどうなったのかはわかりません。

 バスには「飲食は禁止です」「禁煙」などの掲示がありますが、何か別の注意が必要なんでしょうかねえ。大宮でキスを二件目撃したことはありますが、さすがにおっぱいなめてるのは見たことなかった。

 いや、いろいろ考えさせてもらいました。100年後には我が身です。


◇ 謙虚になりたい

 水曜日に予定されているシンポジウムのパネリストや運営の方々が集まって、顔見せがありました。「顔見世」じゃないですよ。別に舞台の上でこっち側向いて挨拶したわけでは全然ありません。

 そのときに、当日の予行演習というわけではないんですが、わたしじゃない総合司会の方がパネリストの方をどう紹介すれば良いのか、つまり大体どういう立場からどういう方向性の発表をするのかをパネリストの人に聞いているときに、やっぱり、その場にいる人が質問したりしていれば、予期せずいろいろな問題について話し合うことになるわけです。

 そのときのわたし、すんごいエラそうでした。

 最初は当日のためにいろいろな整理をしようとしているんですけれど、いつのまにか「ぼくはこう考える!」みたいなのを、力説はしてないのだけど、誰にでもわかるような勢いで、別の方法で示してしまっている、気がしてならなかった。

 なんでこうなってしまうのかな。(−_−;)

 自分が何を考えているのかよくわからない、とか、昨日と今日いやさっきと今とで考えていることがコロコロ変わっている自分である、とか、自分の考え方を絶対化しない方がいい、とか、常に少数派にいた方が良い何故ならそのほうが謙虚でいられるから、とか、そういうことを言っているわたしなのに、そういうわたしだから、そういうわたしがいて、そして、まったく謙虚さから離れたところにいる自分がいる。

 どういうふうに考えたり、どういうふうに心のプラットホームを設定したりすれば、ウソでもいいから謙虚なところにいられるんでしょう。

 はい。

 今日の日記のメインは、第二のピンクピンクな話題です。

 では失礼します。昨日の日記も書いてあります。下のリンクからどうぞ。

2003年7月13日(日) 7月14日(月) 7:25 +0900

◇ zzzzz

 すみません、今日はもう眠ります。
 洗濯、バイト系ウェブ、メール返信、などをがんばりました。
 今日帰ってきてからしっかり書きます。

 ではー。



2003年7月13日(日) 7月14日(月) 21:25 +0900

◇ 洗濯

 最近(ここ一年くらいですけど)部屋の中で煙草を吸わないので、いつ洗濯してもマンカンゼンショクなみに部屋の中に干せるようになりました。いいことです。

 ハンガーが足りなくなったりいろいろ大変ですけどね、特に夏は。しかし屋上に干すときは天気を気にしないとなりません。それがないので非常に良いです。部屋に干すと変なにおいがつくと言われていますが、煙草の煙でヤニくさくなるのに比べれば何のにおいもついてないのとほぼ同義です。

 ちなみに、煙草は換気扇の真下で吸っています。


◇ バイト系ウェブ

 CHSRの公開研究会に参加するときは常にデジカメを持参し、時たま不審の目で見られながら撮りまくり、軽く・小さくし、かつ参加した感想を自分なりに書いて公式ウェブサイトにアップしています。

 11日にもあったんです、公開講演会。でも途中からしか参加できなかったので、前半で何が話されたのか全然わかりません。さすがに質疑応答の感想を全体の感想として提示するような厚顔無恥さはわたしにはないようで(ほっ)、今日同僚に感想を200字くらいでまとめてくれるように依頼しました。

 今後も無理せずこんな感じで、どうしても出られない場合は各ユニットのRAに報告してもらう方向で更新していきたいです。

 ‥‥という上の記述は、11日の公開講演会のページに「RA報告」がなく、写真しか公開されていないことの言い訳なのでありました。


◇ メール返信

 先輩がウェブサイトを持っています。わたしにはまだ不可能な、先輩のご自坊の名前を前面に押し出して管理されています。

 こないだ起こったある事件について、その方が、感想のようなボヤきのような提言のような、いずれにせよ論理的展開が皆無な一文を公開されていたので、それに対する感想のようなボヤきのような提言のような、いずれにせよ文句を言っている一文をメールで送りました。

 返事が来たので、それに再返信しました。

 月曜日の日記にもつながりますが、わたし最近エラそうでいけません。なんとかしてもう少し、ウソで全然かまわないから謙虚になりたいです。

 では。

2003年7月12日(土) 7月13日(日) 5:15 +0900

◇ はも

 はもを食べました。高かったけどおいしかったです。店員さんにすっごいストライクな(顔の:顔だけでヒトを判断してはいけません。 ‥‥目も良かったです。)女の子がいましたが、いやそれにしても高かったと思う。でも楽しかったし最後に食べた「プチ餃子(15個)」が想像以上においしかったので、うん、いいのです。


◇ 相手にも。

 友だちの女の子が、異性から「一緒に暮らさない?」と言われたそうです。しかしその言葉がメールだったこと、「変な意味じゃなくてさー」的に書いてあったことが、ちょっと彼女をブルーにしたらしい。女扱いされてない、と。

 しかし「変な意味」だったとしても(、つまり異性に対して「一緒に暮らさない?」と言う時のノーマルな意味、つまり[2連発]実際には全然「変な意味」じゃなかったとしても)、それはそれでブルーになっていたのではなかろうか、という気が少しします。そういう唐突な言葉をどう受け取れるかは言葉の内容だけじゃなく自分と相手との関係にも大きく依ると思うから。

 たとえば、青信号できわめて安全に走っている自転車が、赤信号の交差点を安全確認を怠りつつ渡ろうとしている自分の自転車にぶつかりそうになり、自転車をこいでいたヒトが真っ赤になって悪態を吐いた場合、その唐突な悪態は赤信号プラス安全確認放棄という自分の「悪さ」とは無関係に、ただの「悪態」という意味しか持たなくなることが、どうも多いようだ。 ‥‥ 怒っていたとは言え、わたしは伝わるように効果的に悪態を吐かなければならなかったんだろうと思う。今とさっきとで同じことに対してまったく違う反応をする自分がいる以上、自分じゃない人間が自分のように考えたり自分のように反応したりするわけがないということを、わたしはもっと事実どおりに受け取らないとあかん。あんなフル無視をくらうということは、こちらには伝わっていくタイプの言葉を発していないという非があるんだと思う。言葉は無駄遣いしてはいけないと思う。

 ‥‥全然「たとえば」になってないわけじゃないけど、ちょっと範疇の違う内容が出てきたな。しかも唐突だ。

 ええと。要点というか何というか、その言葉がノーマルな意味で発せられたものでも非ノーマルな意味で発せられたものでも、とにかく受け取る彼女の気持ちを全然考慮してない言葉のように思えて仕方なかったから、彼女はげんなりしてしまったんじゃなかろうか? と思う。

 うしろに「?」があるから質問の体裁は整っている。しかし、その「?」の前にある言葉がいろいろ考えるべきことを考えてからのモノになってなきゃ相手に伝わる「?」にはならんと思います。メールの他の場所で相手のあり方や考えていることとかを考慮しているフリした言葉を発しつつ、その後にもカタチだけ質問して相手のことを考慮しているフリをしている。しかし実際には、相手に「自分はあなたのことをこんなに考慮していますよー。」というスタイルを押しつけているだけで、その言葉を発している本人にはスタイルしかなく、相手が求めている、相手のあり方や考えていることをそのまま無条件で受容するヒトになるつもりなんて一切ない。だけど逆に、その質問を発しているにんげんをぜーんぶそのまま無条件で受け取ってほしいという身勝手さは、たんまりとある。それにうすうす気づいているから「勝手なこと言ってるよね」的なことも、同じメールの中に書けてしまう。しかし「勝手なこと言ってるよね」と言えば勝手なことを言ってる罪が滅尽するのかと言うと、全然そんなことはない。

 そういう感じに思えます。バランス悪すぎ。甘えてないフリをしつつ言外や行間、そんな内容のメールを送信するという時点で甘えすぎ。

 ‥‥‥まあ、全然ヒトゴトっすね。相手がいないわたしはバランスなんてモノを考慮する必然性がないわけです。だから大きく的から外れてそうなこういうエッセイを書くわけだ。

 はいな。


◇ 八尾

 八尾に、初めてお聖教を持っていってお説教を聞かせてもらいました。しかし今日は蓮如さんがメインだったので、1・2巻しか持ってってなかったわたしはあんまり意味がなかったです。少し『教行信証』や『選択集』も参照したので全然意味がなかったわけではなかったんだけど。

 今度、九月には3巻も持って行こうと思っています。

 はい。ではまた。

2003年7月11日(金) 7月12日(土) 2:00 +0900

◇ 今日もやや雨

 行くときはすごく晴れていましたが、今日も16:00頃に少し降りました。
 「昨日の19:00くらい、すごく降りましたよね?」と聞いたら
 「いいえ? 雷は鳴ってたけど?」という反応もありました。
 同じ京都なのに場所によっていろいろ違うようです。昨日のはきっとすごく細い細い雨雲だったということなのでしょう、だから局地的だったのでしょう、たぶん。

 しかし今日はほんとに少ししか降らなかったです。

 深草の酒屋さんでウィルキンソン・ジンジャエール見つけて嬉しくて買ったはいいが、バイト先には栓抜きがなく、家まで持って帰ってくることになりました。アサヒ飲料のサイトに行って説明に従ってカクテルも試してみようか、みたいなことを考えていたはずが、冷蔵庫に入れてしばらく経って開けた瞬間にそんなこと忘れてしまって、ごくごく飲んでました。

 ココのカクテルの説明はすばらしいです。キレイです。
 しかしこの辛さ、混ぜずに飲むのがいちばん好きかもしれない。


◇ ビデオ編集は。

 掲示板にご登場願ったけいさんのサポートもあり、いろいろわかってきました。たぶん試用期間があるということはホンモノを買いなさいという感じなのかなあ。

 圧縮しまくると画質が悪くなり大画面表示には耐えず、aviファイルのままだと何がなんだかわからないくらい大きいので持ち運びに不便だ、いやいや外付けのHDDを買えばしまいじゃないか、いやいやDVD焼き焼きドライブ買えばしまいやないか、みたいな悩みがむくむくとアタマをもたげてきています。お金さえあれば‥‥。

 いろいろ試して頑張ってみます。「情報メディア室」というところにモニタがいっぱい並んでいるのもこないだ見たので、誰にも迷惑かけずにすむ方法があるなら、そのうちあの部屋で試せることなるかとも思います。しかし自由にいじってよさげなモノには見えなかったので、どうなるかわからんです。

 とにかく面白そうなのは間違いなさそうです、ビデオ編集。はまったらノート購入がますます遠ざかっていく‥‥。今でさえユメなのに‥‥。

 2:12 追記:
 Athlonの2.5ギガが4ケタで買えるなんて知りませんでした。これはお財布が泣いてもすぐ買いたい・解体です。きっと勢いで120ギガくらいのHDDも欲しくなるんだな、きっと。
 なお今のHDDがFAT16か32かは忘れちゃいました。98だったころと同じフォーマットなので、たしか16でしたっけ。。。


◇ パンク修理。

 昨夜パンクした自転車を直してもらいにいったら、「タイヤだいぶ減ってるなぁ(パンク直してもまたすぐパンクする恐れ濃厚ってところです)。」と言われました。たしかにすんごい減ってます。どうしたんだろう。ブレーキかけすぎなのかな? というか買ってからそんなに経ってないような気がするだけでもうだいぶ乗ってるんだろうか? というか、そういえば毎日コンスタントに8キロは乗ってるような計算になるか。‥‥それはつまりフツウの人が何年乗ったというのの数倍で考えないとだめなわけか。中古車の「何年何万キロ」の「何年」だけでは駄目なのと同様かもしれません。

 タイヤ交換は1本3500円だそうです。前に同じ店で聞いたときより若干安くなってるけど財布に相談したら「今は少し高い」と言われたので、1000円払ってパンクだけ直してもらいました。「もう3回目みたいだねえ」とも言われました。 ‥‥ タイヤ一本分に迫る修理費累計。

 またパンクしたらタイヤ買います。


◇ エアコン。 〜( ̄▽ ̄〜)(〜 ̄▽ ̄)〜

 この夏はじめてエアコンを稼働させました。ただでさえ暑いのにリモコンが見つからなくて冷や汗もいっぱいかきました。快適ですねエアコン。すばらしすぎます。

 リモコン発掘のあおりを受けて足もとがごちゃごちゃになったので、そのへんにあった本だけは少し整理しました。足だけちょっとくつろいでます。床の他の部分から間違いなくいろいろに浸食されるので時間の問題でしょうけども。

 土曜日はSEEDです。オープニングで同じ方向に向かって撃ってるのが見られるかのような予告編でしたねえ。気になります。しかし八尾に行くので録画セットです。

 ではそのような感じです。いろいろすみません。

2003年7月10日(木) 7月11日(金) 4:20 +0900

◇ 欲というのは‥‥

 動画の編集方法はよくわからないままです。ただしDV動画をパソコンに取り込む方法はわかりました。HDDが13ギガだった頃・CPUが500だった頃・メモリが128だった頃には決して真似できない芸当をやっています。

 しかしほんとにどうやって編集するんでしょう。取り込むだけでは、事態は何も好転しないのです。もすこし頑張ってみないといけません。

 大きな動画は、当然のことですがCDには入りきらないわけです。いますごくすごくDVD書き込みドライブが欲しいです。ノートも欲しい。。

 欲に限りはございませんな。


◇ 大雨

 大学でバイトしてたら、工事中のところによく敷いてある鉄板がたわみまくってるような音が遠くから響いてきました。こないだ交差点の工事は終わったはずだしおかしいなと思っていたら、どうも雷だったんだそうです。

 ほどなく、聞いたことない音が響いてきました。

 外を見たら、空じゅうが滝になってました。そこに呆然とたたずむおじいさん without 傘。いやたとえ傘があったとしても屋根のある場所で立っていたほうが賢いでしょう。

 しかしそういう雨が降り続いたためしはないんでして、 ‥‥ 地球が冷え固まる段階ではずっと降り続いたらしいけど ‥‥ 10分くらいでやみました。帰りは非常にすいすい自転車で帰れる、はずでした。


◇ パンク。

 自転車で帰る道の途中、後輪から違和感が突き抜けて来ました。やったことある方にはわかると思います、パンクの「ごとごとごと」という感覚です。夜9時にやってる自転車屋さんって知らないので、また、大学からそんなに離れていなかったこともあり、自転車を押して引き返し、駐輪場に停めて、バス停に向かいました。

 バスがある時間でよかったです。


◇ 大掃除

 ひさびさに大掃除しました。

 いや、部屋じゃないんですよ、コレが。(−_−;)

 前々からいろんな方に「HDDが変な音を立てている」とボヤいていたわたしです。今回ビデオ編集に必須だと思ってIEEE1394ボードを入れるために牛さんを開けたら(USB2.0があるから必須ではないのかもしれないです。まあまあ、しかし一応「拡張」です。)、すんごい悲しいくらいホコリだらけなわけです。だから掃除機をかける。半年ぶりかな、一年ぶりかな。

 そういえば部屋に掃除機をかけたの、いちばん最近はいつだったかなあ。まったく記憶にない。かけ方もわからなくなってしまったよ、譬喩じゃなく。

 などなど考えながらパソコン内部大掃除。CPUのヒートシンク周辺がめちゃくちゃ汚れていたのでそこにも掃除機をかけていて、‥‥ プロペラをはずさないとどうにもならないくらいホコリまみれであることに気づき、ドライバでプロペラを外して、そこにも掃除機をかけたり、綿棒で拭いたり、頑丈そうでちょっと厚めのクシみたいになっているところも爪楊枝などつかって少し掃除してみました。

 で、ちゃんとキレイにしてからIトリプルEのボードをつけて、裏の接続もやって、そして電源を入れたら、なんとまあ静かなことか。接着しそうなくらい近い位置関係にあるプロペラとクシの両方にわたぼこりがたんまりついて、それが超高速で擦れ合っていたから変な音が出ていたようです。

 今まで疑っていてごめんなさい、HDD。
 今までほこりまみれにしていてごめんなさい、CPU。
 燃えないでいてくれてありがとう、>ALL in 牛。

 今もきたなくしていてごめんなさい、床。

 では。

2003年7月9日(水) 7月10日(木) 5:00 +0900

◇ ビデオ編集

 大学のパソコンには期待せず、やっぱりこのパソコンでやることにしました。それでいろいろボードやケーブルを買ってきました。が、何が何かよくわかってません。変換したmpgはやっぱりガサガサしてるままだし、音もよくない。友だちに「何とか」というソフトを使えば良いと聞いて入れてみたモノの、それの使い方は友だちが言っていたようにまったくつかめない。ヘルプがあまりに詳細で、詳細すぎて意味不鮮明で、まったくまったく。

 がんばります。


◇ おちゃづけ

 おちゃづけラーメンが安かったそうです。定価の1/4。なんだその値段。そう思って食べたらおいしかったです。定価だと思うとびっくりしておいしくないと思います。


◇ フェイズシフトダウン

 SEEDを(借りて)見てます。

 コーディネータは聚(なかま)なんだそうです。
 そうかあ。

 たしかにザフトってのはサンガと同義ですし(虚)、オーブもそう言ってくれてるし(それは本当)、あとは地球だけです(まるで「ヒトクローン個体は人間じゃない!」と言うようなもんだ)。

 ともだちが、ある方面から想像していた以上にいじめられているようで、うすうす気づいていながら何もしていなかった自分が許せません。もう確実に遅いけど今からでもできることをしようと考えてます。

 具体的にどうするかは未定ですけど。

 友だちが焼いてくれたオリジナルのDVD、キャプチャがないように思えたんですが、前に見たのと違うソフトで見たらちゃんとありました。結果的にウソを伝えてしまったわけで、申し訳ないです。

 それでは。

2003年7月8日(過) 7月9日(悴) 2:00 +0900

◇ やっちまった。(−_−;)

 携帯の目覚ましが鳴ったのを止め、ふと「今のは目覚ましじゃなく呼び出しの音だったんじゃないか?」と思い直して時間を見ると、集合の時間でした。

 一時間も遅刻して行きました。すみません。
 わたしには何も語ることがございません。
 ご迷惑をおかけしました。
 いろんな人が別口で(とは言っても仕事・バイト上のことですよ)「ごめんね」と言ってくれた今日ですが、はい、ごめんなさい。

 講演そのものはひどく良かったです。後ろに座っていた学生さんが「へぇぇぇー」って言うのを聞くのはなかなか気持ちが良いもんでした。講演のあと、スタッフと先生でお話しする機会もありました。その時も非常に真摯な意見を聞かせてもらうことができて、嬉しかったです。

 ‥‥かさねがさねスミマセン。


◇3,40分=1時間

 ひさびさ髪を切ってもらいに行きました。「3,40分くらいお待ち頂くかもしれません」と言われて快諾したけれど、一時間以上待たされるとわかっていたら、そのへんに何か買い物に行ったりできたんだよなあ。

 待ってる間に外を見ていたら偶然にもヤサカの四つ葉のタクシーが通っていくのを見られたのでよしとしておきましょうか。というか4台しかないアレを見た人はラッキー!なんだと聞いています。その時の状況も、それ以降の状況も、なんにもかわらなかったんですけど。。。 ラッキーなんてそんなものなのですね。パーマを当てるひとが予想外に多かったから、店員さんも時間を間違えて伝達してしまったんでしょうかね。

 成分がなんだったのかわかりませんが、隣の席の人の髪に店員さんが何かのスプレーをシュッシュしたら、シナモンの不味いやつを粉にしたのかな? と思えるようなものが漂って来て、非常に息苦しくてしんどかったです。あれはいったいなんだったんだろう。


◇ 発見。

 ビデオを編集するためのソフトは、家捜しに行ったら「あっちのハコの中にあるかもしれない」と言われ、引っ越し直後の混乱を段ボール箱の中身で表現してみました! という、部署引っ越しママの段ボールを8つくらい、その部署の女性にも協力してもらって探して、探して、探して、 ‥‥その中に発見できなくて、最初に「このロッカを探そう。」と思っていたロッカ群の前に戻り、いちばん端の扉をあけたら、その中にありました。どの程度の編集ができるのか、これから試してみます。

 馬鹿にするつもりがなければ馬鹿にしていないのかというと、そんなことはないわけです。探してくださいねと前々からお願いしていて、それで「ないないないないない。全部まとめてN先生にお渡ししました」と言い張っておられて、それが「そっちにあると思う」と言われた段ボールの中にはなくて、ココかな?と思ったロッカを開けたら5秒でみつかる。いやだなこういうの。

 ‥‥は、はいそうです。つまり失礼するつもりがなくても失礼になるに決まっているから、遅刻は絶対的にいけないわけです。と言って今日のいちばん上にどうしても戻っていくわけですね今日の日記は。ははは。じゃなく。

 友だちからよくわからない内容の電話がかかってきました。愚痴りたいのか相談したいのか自慢したいのか、どれがメインかまったくわからなかった。まあ正直混乱してるように思えました。ってことで三つ全部かな。いろいろあるようです。がんばれがんばれ。いろんなひとに何度も言ってる気がしますが、世界はあなたの見方・味方だと思います。

 陳腐な。。

 では。

2003年7月7日(月) 7月8日(火) 3:05 +0900

◇ 亀を見ました。

 駅から家まで、今日は今まで行ったことのないラーメン屋さんに行くために、普段はまったく通らない道を通りました。その途上、亀を見ました。

 最近ペットとして入ってきた外来種で何でも噛み切るとんでもなく凶暴なのが有名になっているのでちょっと遠くから見るにとどめましたが、どうもただの亀のように思えました。何にせよどこかの家から逃げ出してきたんじゃないかと思えたけど、つかまえて囲っておくような場所も見つからず、かといって付近の家の扉をたたいて
 「このへんで亀飼ってるおうちご存知ありません?」
 と聞いて回る勇気も出てこなくて、そのままにしました。

 そういえば今日は大宮から深草に向かうバスに乗っていて、途中の交差点の横断歩道の上に、どうも仔猫の死骸らしきものを見たんでした。

 それをふまえて、もう少し勇気出せばよかったなと今は考えています。無事だったんだろうか。どうだったんだろう。雨を浴びて黒く見えて、道路も真っ黒に見えて、つまり迷彩が効きまくっていたから少し不安です。明日同じ道を通る勇気がわいてきません。


◇ ラーメン屋

 家の近辺、最近になってやっと気づいたのですが、ラーメン屋が妙に多いです。わたしが京都に来てたしかいちばん最初に食べた「横綱」ラーメンをはじめ、「天下一品」、「杉千代」、「きゃら」、四条通にもう二軒あって、そして最近では先月末、三条春日に「たかばし」ができました。上の話の冒頭からの続きですが、今日は「たかばし」で晩ご飯でした。

 食券の飲食店って少し苦手です。しかし郷に入っては郷に従います。ノーマルなのより50円高い、650円の「炎」というのを食べました。何が「炎」?と思いながら食べました。最後のほうになって気づいたことには、どうもネギのように見えるものの中にパラペーニョらしきものの薄めの輪切りが入っていたかもです。

 「ネギ多めと普通とどちらになさいますか?」と聞かれたら多くのヒトは多めを選択するのではなかろうか。家で作るときはネギを一本以上入れることが多いわたしなので迷いませんでした。 ‥‥ というわけで、以下はうちからほど近いラーメン屋さんの話です。

【ラーメン横綱】:ネギがおかわりできて嬉しい。「豚キムチ」が非常にうまい。友だちが「石田さん! パチンコ勝ったからラーメンおごってあげます!」と言って呼び出してくれて、ごちそうになったのが最初。

【天下一品】:どろどろスープ大好き。うちのそばだけかもしれませんがオプションでニンニクを入れてもらえるのが嬉しいです。ココのスープが絶対あかん!というヒトもいるけれど、まあ人それぞれですよね。繰り返しますがわたしは大好きです。どんぶりの「明日もお待ちしています」という言葉に応えられたことは今までありません。

【杉千代】:京都で食べた中ではいちばん好きです。総合的にうまいと思う。

■【きゃら】:何かの本を見たらここのネギは九条ネギをマスタが工夫して丁寧に切っているんだそうです。それもあってか、スープと絡めたネギが抜群にうまいです。スープも麺も安心して食べられるおいしいラーメンという気がします。うちからいちばん近い。わたしはいつも「ミニ唐定食」(850円くらいだったと思う)を注文して唐揚げとごはんをつけて食べてます。

□四条通(1):名前忘れました。しょっぱい醤油系のスープ。背脂を浮かべれば良いってもんではないと思う。もう少しアミノ酸が欲しい。しかし酔っぱらって食べるならここの醤油系がダイレクトでいいかもしれない。しかし酔っぱらったわたしが自転車で前を通る頃には閉店している。惜しい。
□四条通(2):名前忘れました。最近できましたが、かつて同じ場所にひどくまずいお好み焼き屋さんがあったので、ちょっと様子を見ています。今度行ってみます。

■【たかばし】:「四条通(1)」もこんな感じだった気がする。でもココの「炎」は攻撃的な水準にまで辛さがきわまっているためか、アミノ酸が足りないように感じるのは同様ながら、好きな味です。第一旭の本店と新福菜館の本店のある地名が「たかばし」らしいけれど、それとは関係ないようです。いやあるのかな? 第一旭とも新福菜館とも全然違う味です。

 わたしの個人的な見解からのいちばんのおすすめは「杉千代」です。最近時間合わなくて行けてませんが、ひさびさ行きたくなってきてます。並んでも回転が速いので問題なしです。

 わたしの中では、煙草を吸ってもよいラーメン屋さん、吸いたくないラーメン屋さん、大体決まっています。横綱と天一は許されそうな雰囲気と大きな灰皿に促され、安心して吸えます。きゃらも吸えます。杉千代はそれどころじゃないので吸おうと思ったことすらありません。それにおそらく店の外に灰皿があるので、中に入る前にそこで吸って消して来てね、ということなんじゃないかと思う。たかばしは、よくわからなかったです。

 並んで食べるラーメン屋さんはごったがえして危ないので吸えないと考えている、ということかな。地元でもそうです。あそこはどこにも何も書いてないけど実質的には禁煙である、というのもありますけど。

 という、ラーメンの話でした。


◇ ケイゾク

 友だちと4人で信号待ちをしていたら、車かバイクからロケット花火の水平発射がありました。

 道路と平行の、路側帯を交差点中心部に向かう発射で、我々の目の前をちょっと過ぎたあたりで火を放って爆発しました。

 こういうことをするヒトって、誰か知らないヒトが自分の行為でダイレクトに驚くのを見たり、ヤケドするのを見たり、ちょうど子どもの目の高さなので子どもが目を押さえて泣き叫んで病院に運ばれて失明を宣言されるのを想像したり、爆発にあわてたドライバの運転する乗用車が歩行者の集団に突っ込んで数人倒れ、ことごとく病院に運ばれ、そのうちの二、三人が死んだり、きっとそういうのを見たり想像したりするのが楽しいんだろうな、と思います。

 にんげんの多くは、自分の行動が他者に与える影響や、自分の行為への他者の反応を見たり期待したりしながら生きているんだと思います。しかし、自分以外の他者がにんげんであり、いろいろ感じたり考えたりしているということ、権利その他の面では自分と同じところに立っている同じ現象であるということを考慮しないで、ただ自分のちんけな欲望を充足するための道具、手段、用件、みたいなモノとして考えているだけのヒトは、たぶんわたしそういう考え方だけがキライなんでしょうが、でもそういうことをしているヒトを見ると、そういうヒトという現象そのものがキライだと勘違いし、憎んでしまうことさえ少なくありません。

 気持ち、わからないことはないんですが、それはタイホされたあとで意味不明なことを口走るばかりの通り魔とまったく同じ行動なんだ、ということに恐らく気づけていないんでしょうか。「「自分はいろいろ考えているから大丈夫」、と自分で思っているから大丈夫」、と信じてしまってるのもあるんでしょうか。正常と異常との境目は案外ゆるやかなものであるという事実に気づいて早めに愕然として欲しい。

 でも前の段落から判断するに、わたしも同様ですね。

 この話題ここまで。ケイゾクです。


◇ ガキの使いふたたび

 今日はバイト先に120人くらい来てくれて、説明がまったくおっつかなかったらしいです。ごった返すなんて思っても見なかったです。すごいなあ。おつかれさまです。

 その後でちょっとした会合があったんですが、わたしの連絡ミスで一人参加できませんでした。スミマセン。

 明日の講演会会場の機材をいろいろ試したり説明してもらったりするてはずが整っていたので待ち合わせの時間通りにその場所に行ったところ、相手の方がいつまでも現れませんでした。またガキの使いになってしまった。

 みんなの前で発表する予定があったのに寝過ごしたことのあるわたしですから、もし他者を非難するなら自分のそういうのもふまえてしないとあかんですね。。

 ‥‥ええと。それでもその教室に友だちと下見に行ったら、まだ始業チャイムが鳴る前なのに講師の先生はマイクで蕩々としゃべり続けていて、‥‥でも始業前だから当然許されると判断していろいろ、しかし控えめに見て回っているつもりの我々に対して「ホラホラ後ろ座ってよ!」と話しかけてきはりました。なんだろうあの先生? と話しながら教室の外に出たら、そこでチャイムが鳴りました。


 

 こないだあれだけワーワー書いた腕輪念珠、連絡をもらっていたのでお店に行ったら、525円で直りました。「ぼさ」の水晶の実費だけで済んだようです。「ゴムひもの代金はサービスしておきます」とのことでした。何もしていないのに壊れたのだから本来なら実費すらかからなくて然りなんじゃないか? などなど、いろいろ言う言葉は用意していったはずなんですが、わたしはほんまに子どもなのでモゴモゴ「ありがとう」と言うくらいが関の山です。

 お店としては、お客さんにお金をまったく払わさないというのは逆にすごく失礼、みたいな考え方があったりするんでしょうか。とにかくわたしにとって商売というのは女性くらい謎です。

 というわけで、これからも個人的には「あらゆる念珠 あらゆる打敷」というキャッチフレーズで有名な本山前のあのお店をひいきにしていけることでしょう。 (^▽^)


◇ その他

 大黒摩季の新シングルはなぜ吉田秀彦なんだろう?
 Kirin Mets の CM で流れている「勇気・友情・勝利」は二昔くらい前の『週刊少年ジャンプ』のキィワードですね。どうしちゃったんでしょう。
 ナウシカの拙論を読んでくれている方がいる。嬉しい。
 大学のそばに、七夕してるアパートがありました。
 今日も早起きです。今日は目覚ましを丁寧に丁寧に消して再び寝入る、ということのないように行きたいです。

 ではです。

2003年7月6日(日) 7月7日(月) 3:08 +0900

◇ 雨。

 郵便局にお金をおろしに行きました。行くちょっと前は晴れていて、出ようと思ったらぱらぱら降ってきたので傘を差して歩いて、帰ってくるときは土砂降りになりました。ごくごく短時間だったけど、そらもうものすごい量でした。水で良かったと思う。


◇ 巨人は本当に。

 最近はわたしが見てると負け、見ていないと勝ちます。今日は中継が終わってしばらく経ってから勝ったようです。まあ勝ってくれれば良いのです。


◇ うぇぶうぇぶ。

 ウェブファイル作りました。というか改変しました。大幅な改変です。きっとダイヤルアップ接続の方々は「な、何が起こったんだ!!( ̄▽ ̄;)」と困惑されるほどの改変です。

 あ、ココではなく、あっちのほうです。

 というのは、見出しの文字がフォント属性の変更でワクがガタガタになっていたのがイヤでイヤでたまらなかったんですが、でもあっちではMSPゴシックでの表示(フォント属性を指定しない表示)が実質的に許されていないので、あきらめて全部画像ファイルにしてやったわい! ということです。表示は相対的にちょっと遅くなります。すみません。

 ウェブは、たしかに見た目も大事です。でも内容がないのにキレイでも仕方ない。‥‥あっちはちゃんと内容があるので必要以上にキレイにしてもいいかな?と思ったってことなのかもしれません。

 ふふん。( ̄ー+ ̄)よくわからないや。

 ではまたです。

2003年7月5日(土) 7月6日(日) 8:05 +0900

◇ 寝過ごす。

 7:30にセットしていた携帯の目覚ましが鳴り、起き、何回も鳴るように設定してあるのを丁寧に丁寧に解除し、もう一回眠った記憶があります。

 今までにもそういう悪いことを何度かやってるその例に漏れず、そういうことをやった時の「いつも」どおり、きっかり一時間後に覚醒しました。あとはもう青くなれば良いだけです。

 最近なかっただけにショックでした。

 目覚ましにいろんな曲を設定しているんだけども、起きがけ(あるいは眠りの途中)はいつ何がかかっても何の曲かよくわかりません。聞いた瞬間は「これは『静かな夜に』だ!」とか思ってるのかもしれませんが、覚醒後にはそんな記憶皆無です。

 目覚ましをかけていない朝(あるいは昼(あるいは夜))に目覚ましが鳴って何度も切ってるのに鳴り続けることもたまにあります。そういうときは確実に目覚ましじゃなく呼び出し音です。しかしそういうときも何の曲がかかってるのか不明。そういうときもふと気づいて着信履歴を見て青くなる。

 いろいろご迷惑おかけしております。スミマセン。


◇ まずいなあ。

 ここ最近、どこの局の中継をいつどこで見ていても、常に巨人が負けている気がします。あんまり良い傾向じゃないと思います。わたしが見るのをやめたら勝つのかな? という無茶な幻想を抱きたくなってきます。

 まあ、こういう年もありますよってに。一試合一試合負けると不愉快になるんじゃなく、ひたすら寂しくなり、勝つと選手や監督に感謝してすごく嬉しくなってしまう。


◇ ビデオが。

 ビデオの編集をパソコンでやろうと思ったんですが、ソフトがないと永遠にできないようです。借りてきたビデオカメラの入っていたバッグの中にはいろいろな部品やケーブルが入っているわけですが、デフォルトでの付属物のように入っていたケーブルの一つが、パソコンとビデオカメラをつなぐUSBケーブルでした。いろいろ検索して調べてみると、このケーブルは実はオプションであること、当然のようにパソコンで編集する時に必須なソフトが付属しているはずであることが突き止められました。

 不思議でたまらないのは、「デジタルビデオカメラ一式」として借りてきたのになぜケーブルだけあってCDが一緒じゃないのか、です。

 たぶん誰かがどっかに紛れ込ませたのかもなあ。

 誰だろう。。俺じゃないぞぅ。。

 月曜日にちょっとした心当たりをあたってみます。なかったら何んか別の方法を探してみます。きっと何かあるんだと思う。あってくれなきゃ困る・きっと何かあってくれたらいいな。

 では。

2003年7月4日(金) 7月4日(土) 3:00 +0900

◇ 寝ます。

 スミマセン。今日朝早いので眠れるかどうかわかりませんが寝ます。

 『真・サルカニ合戦』は ココです。

 では。

2003年7月3日(木) 7月4日(金) 2:34 +0900

◇ ヘンマンが

 ウィンブルドン、ヘンマンが負けてしまいました。そして今は女子のセミファイナル第2試合が雨で中断しています。

 ここ何年か、男子はヘンマンに勝ったヒトが優勝してるんだそうです。次がセミファイナルだからどうなるかわからんけれど、ヘンマンに勝ったグロージャンというヒトは強そうでした。

 まあ、それだけです。
 夜中に生中継してくれるスポーツはおおむね好きです。


◇ シンポジウムです。

 16日に、友だちが主催して靖国神社関係の問題を問題に設定して、龍大の大宮学舎でシンポジウムがあります。13:00〜17:30。興味のある方でお時間のある方はどうぞ。

 去年は問題の所在がどこなのかよくわからなくなってしまって、あんまり楽しめませんでしたが、今年はどうなるのでしょうか。シンポジウムのパネリストは、 ‥‥龍大・京大・立命館・そして同志社からも来ることになって、やたら豪華みたいです。

 総合司会は別に立つのですが、シンポジウムの司会はわたしです。

 なるべく何もかもを決めつけないように、発話者が何をどこまで言いたいのかを引き出しつつ語ってもらい、意見の対立が起こった場合には何が中心になって(ヒトじゃなく)意見が対立しているのか、どこが対立項になっているのかをうまく言語化できるように努め、交通整理に徹したい、と思っています。

 こないだ全然別のところでちょっとした会の司会をさせてもらった時、先輩から「なるべく大きな軸でとらえようとしていたね」的なことを言ってもらえたのをヒントにして、局所的に自分が知りたいこと、局所的に自分が興味を持っていること、局所的に自分が我慢ならんと思っていること、局所的に自分がその通りだ!と思ったこと、などなどを捨象し、大きなワクから見据えて、司会も含めて発話者がどういう立場からどういう方角へ向けてしゃべっているのか、対象は誰なのか、なども含めて考えながら、しかし発言しているときは考えず、発言する前に考えをまとめ、それでしゃべるようにつとめて、対立することではなく何かお互いに努力して「ここまでは共通だ、ここからはどうしようもなく対立している、そして今ここにいる我々は何を望んでいるのか?」みたいなものを漠然とでも良いので引っ張り出すことができたら良いな、と思っています。

 論文と一緒で、言ったモノ勝ちとか着想で勝負とかいう阿呆な事態ではなく、着々と地道に積み上げるタイプのシンポジウムにしたいな、と思っています。そこから何かを始められたり、通過点として位置づけられるような、そういうものに。。。

 おうおう。夢を見ているぞ。

 いちばん気を付けなければならないと思うのは、寝不足で行くのは全くあかん、ということですね。13:00からだから、遅くとも9:00くらいには起床したいな。できればレジュメも事前に読み込んでいきたいです。

 今日はちょっと正確なそれをメモって来なかったので、すみません、タイトルや主催者などの詳細情報は明日以降にご紹介いたします。

 意見の対立が起こるのはアタリマエだと思っています。恐れるべきは、意見が対立することではない。意見の対立を前にお互い一歩も進めなくなることや、一歩も進まないで良いのだと勘違いして言葉をぶつけあいお互いに相手の言葉や思いを受け取れなくなること・受け取らなくて良いのだと勘違いすること、説得されたくないモノ同士が集まっているのが明らかなのに手前だけ相手を説得できると思いこんで結果的に説得合戦になって時間が浪費されること、だと思います。

 対立してそこから始まるのが議論なのですから。というか少なくともわたしはそういうもんだと思っています。議論というのは競技ディベートじゃないんです。

 まあ、今のわたしの思いのたけです。
 キャッチボールが成立しているシンポが好きです。


◇ 雨でした。

 今日も順調に雨でした。大学に行くときは小雨だったので自転車で行けましたが、帰る頃には土砂降りだったので、自転車置いてバスで帰ってきました。

 こういう時には、もうすこし大学から近いところに住めば良かったかなと一瞬だけ思います。しかしそんなことしてたら一日に8キロ自転車をこいでいる今よりもっと太っていた自分がいるに違いないわけで、ほんと一瞬です。

 まあ、それだけです。
 大降りじゃない雨と晴れの日の方が好きです。

 友だちからひさびさに電話がかかってきました。いろいろ大変そう&へこんでそうだったので、元気づけようと思ってつっこみどころ満載のうだうだ話をしていたら、限度を超えてうだうだだったらしく、退屈されて寝込まれました。

 なんだ、思っていたより元気じゃん。(?)

 京都では雨の音がしなくなりました。イギリスでも雨が上がり、ウインブルドンが再開です。

 では。

2003年7月2日(水) 7月3日(木) 3:45 +0900

◇ ふと思う。

 t.A.T.u.がいろいろ荒らして帰っていったのをTVが報じているのを何度か見たんですが、そのどれも、BGMに日本語で「ダイシッターイ!」と言ってるようにしか聞こえない曲(『ダスチターイ・ダ・スター』?)を使わないのはなぜなのだろう? すごくピッタリだと思うんだが‥‥。

 【Amazon.co.jp】 「●「ロシア語で歌える!」カタカナ表記歌詞付き。」

 ほんとに「ダイシッターイ!」って書いてあるかもね。
 ってそれはないか。


 

 腕輪念珠が壊れていたのを、時間があったので本願寺東側にある「あらゆる念珠 あらゆる打敷」というキャッチフレーズで一部マニアには熱烈に支持されている、買ったお店に持って行きました。

 日記によると3月21日購入、ふと見て壊れているのに気づいたのが5月18日、ということです。二ヵ月で水晶が割れるなんてことは、普通にはない。また、原則的に腕にはめているもんだから水晶が壊れるような勢いでコレをどこかに叩きつけたのだとすると腕も一緒に壊れているはずだ、とわたしは思う。もちろん何か堅いモノに単体でぶつけた記憶も、どこか堅いところに落とした記憶もない。また、百歩譲ってわたしの記憶違いであったとして、ココをこのようなカタチで壊してしまうようなことをわたしが知らず識らずのうちにしていたとしても、 ‥‥ なぜ親玉や他の珠が無傷なのだろう?

 ‥‥などなどいろいろ考え、わたしとしては当然のように無料で治るんじゃないかと思ってしまい、買ったそのお店に持ってったわけです。お店のヒトも念珠を確認し、「ココは水晶なんですねえ ‥‥ 」と言ったり(売ったものがどういう作りになっているのか知っていてください)、「こんなところが壊れるなんて普通ありえませんねえ ‥‥ 」(はなはだしく同感です)と言ったりしていたから大丈夫だろうと思っていたら、なんか違うようでした。

 その「ぼさ」と呼ばれる部品の在庫が水晶では皆無なんだそうで、それを別の業者さんに作ってもらわなければならなくて、それで時間もお金もかかるんだそうです。

 おや。まじかい。お金かかるんかい。通常の考え方だとコレは不良品だったということになるんじゃないかと思うんですが。やんわりねちっこくそう言ってみたら、

 これ(念珠をつないでいる紫色のゴムひも)を取り替えるのでまず735円かかります。

 とさえ言われました。
 よくわからなくなりました。
 アフターケアとか、信用とか、責任とか、そういうのが吹っ飛んでる気がしました。でも4500円も払って買って、大事にしているお気に入りの腕輪念珠なので、治ってもらわないと寂しいわけです。なので、その他の多少の寂しさは我慢することにしました。

 ずーっと前に白檀の腕輪念珠を買ったのもそこのお店だったし、いま使ってる大きい方の念珠のひもを編むために色とりどりのバラのひもを選んで買ったのもそのお店だったし、そういう、なんていえば良いのかよくわからないけれど、わたしの中でそのお店は大事な部類に入っていたわけです。だからこそ今日修理してもらいに持って行った腕輪念珠もそこで買った。そして今日信用して持って行ったのにそういう、わたしの主観に偏向した場所から言ってみれば、「邪険」以下な扱いをされたのが、非常に寂しかったです。

 とにかく、ゴムひもを取り替えるだけで735円もかかると言われた瞬間、はげしく腰がくだけました。別のお店でしたが腕輪念珠そのものを1個60円?80円?とにかく100円以下で250個買ったことがあります‥‥‥。

 まあ、商売というのはそういうものなのかもしれません。勉強になりそうです。

 修理が終わったら、この悔しさのようなやりきれなさのようなものをふと忘れてしまうまで、あのお店にはあんまり寄りつかなくなると思います。ふと忘れたら、すんばらしく便利な場所にあるのでそれ以降またよく行くようになるかもです。

 まあお念珠なんて日常的に買うもんではないし。打敷はさらに。

 では。

2003年7月1日(火) 7月2日(水) 3:40 +0900

◇ 友だちが

 Web更新用のファイルを、実際の更新作業をしていただく方に渡すために深草に行き、すんなり渡すことができて、 ‥‥ 大宮に戻ってくるスクールバスが出るまで20分くらい時間があったので、バス乗り場でぽーっと時間をつぶすにはあまりに長いなあと思いぷらぷら歩いていたら、専門学校一年目の時の同級生に会いました。出てからまったく会ってなかったので ‥‥ 8年?ぶりです。傘さしながらおそるおそる探るように顔を覗き込み合って、でもお互いあんまり顔変わってなくて、すぐに確信が持てて良かったです。

 時期的には、彼が龍大に通うようになってからわたし頻繁に深草に行くようになってたので、今まで一度も会わなかったのがかえって不思議でした。

 他の友だちの近況がいろいろ聞けました。30歳近辺になるとやっぱり誰が結婚したとかまだだとか、そういうのが多かったです。彼自身も結婚したりお子さんが生まれたり、いろいろあるようです。遅ればせながら、おめでとうです。


◇ ひさびさ

 毎年夏になると、豆腐と豚肉をキムチや味噌で煮ていっぱい食べてます。夏というか季節を問わずにずっとやってることかもしれないんですが、まあとにかく韓国人ほどではないにしてもわたしキムチよく食べるはずだったんです。ところが、今年は暑くなってふと気づくと冷蔵庫にキムチがなくなってからかなり時間が経っていて、だからまだ一度もキムチと豆腐、豚肉をでたらめに煮込んだやつを食べてませんでした。

 今日ひさびさ食べました。うまかったです。汁を多めに残したので、あとでコレに水を加えてラーメンでも作ることになると思います。

 ‥‥そっちも作りました。うまかったです。


◇ 先輩も後輩も‥‥

■ 後輩
 イベントサークルを主催しつつ婦女暴行をいっぱいしていたらしい、接点が全然ない遠い遠い後輩がこないだタイホされていました。

 3回も学部に入学するってのは、よっぽど勉強が好きなのか、それともよっぽど居心地がよかったのか、 ‥‥ まあ学問がしたくて大学に通ってるんじゃなさそうに思えます(違ったらごめん)。サークルは楽しいですからねえ。

 わたしは先輩や同輩や後輩がものすごく本を読む人たちで、かつ評論や着想も的を射て刺激的で面白かったし、人間的にもいろいろ影響受けたと思うし(と俺が言うのは変かもだが)、仲の良い3人で車乗って北海道行ったり九州行ったりするのも楽しかったし、 ‥‥ やっぱり居心地はよかったです。でもその居心地の良さはわたしが作ったモノではなく、友だちの誰かが作ったモノでもなく、ヒトが集まる中で自然に「できた」、もしくはその当時で20年以上続いていたそのサークルに「あった」もんだし、自分が居座ったとしても友だちが卒業したらそこにはなくなるタイプのものだと思ったんだが。。。

 彼は主催しているから、大人数のパーティというのは個人的にはまったく興味がわかないんですが(まあそれは個人差。)、その居心地の良さを作り出したのは自分だったのかな。だからそれをケイゾクするために大学に居続けたんでしょうか。あんなでかいイベントは準備や運営のコツがつかめないと主催し続けていくのはなかなか難しそうだし。

 それでなぜ婦女暴行に行ってしまったのかはわからんなあ。ステロタイプな物言いをすると、「サークルをワンマン的に主催する中で『自分は何でもできる・何をしても許される』という似非の全能感を育んでしまった。そしてパーティ以外の空間でもそれを味わい続けようとしてしまった。」みたいなことになるのかな。

 酔っぱらって動けなくなってる女性は介抱すべきであって暴行すべきではないと思う。わたしは嫌がられたらお互い裸でもできませんけどねえ。。。また、反応がないとまったくつまらないので、それもできません。不便と言えば甚だ不便かもだな。

■ 先輩
 ‥‥火曜日は火曜日で、前総理の、これまた接点がまったくない遠い遠い先輩である森氏が「子供を1人もつくらない女性の面倒を、税金でみなさいというのはおかしい」【共同通信社】などと言ったそうです。

 女性団体?が女性差別発言だと言って抗議文を提出したのは当然の反応として、わたしが問題にしたいのはもっと根本にあるかもしれない、森氏の考えている「クニ」と「コクミン」とのある「べき」姿、もしくは彼の考えているそれらのいま「ある」姿、です。

 彼は今までに右的な発言を数多く行っています。失言と言うより彼の思考回路そのものがダイシッターイ!かもしれないと時に 確信してしまう 疑いたくなるシロモノを頭蓋内に抱えているようにわたしには思える彼ですから彼が何を言ってもわたしが驚くことはもはやないんですが、ええと。

 森氏の中には、「コクミンはクニに対して奉仕すべきである。多少の不便があったとしても、コクミンはよいクニを実現するために我慢すべきである。」という考え方が基本的な水準で保たれているのだと思います。

 ハイ、決めつけかもです。ただ、靖国問題や玉串料訴訟問題を考えていて宗教と国家権力との関係を考えなければならないことに気づいて考えている時や、有事法制の問題を考えていてコクミンの権利と国家権力の強制力との関係を考えている時などに、わたしはわたしをはじめコクミンの権利が最大限に尊重されるべきであり、政府や行政などの組織がもつ権利は最小限の水準に抑えられるべきだと考え、そのためにはいろいろなことが問題になるけれど、順を追って解決していかなければならないなと考えていること、そして、そうは考えず逆に考え、国家権力がコクミンを最大限に管理する方向で運んでいけばすべてうまくカタがつくと考えている人がいるようだ、ということに気づかざるを得ません。

 森氏はそっちの、わたしのようには考えない考え方の人で、その考え方に則ってしゃべるから、だから目立った「失言」を繰り返しているんじゃないだろうか。

 わたしは、森氏のような考え方では、政治はうまくいかないんじゃないかと思います。つまり、優秀なモノであるオカミと馬鹿なモノであるコクミンとが確固たる対立項として存在し続け、オカミがオカミの考える理想を一方的にコクミンに与え、コクミンが何を言ってもまるであやすようにして相手にせず、時に暴力も用いて、パターナリズムで「教育」し「啓蒙」し続けるのが理想の政治であると考えるのは、なじみません。

 そのオカミが理想とするモノがなぜクニ全体の理想たり得るのか? よいクニとは何か? 国家の諸機関は何のために存在しているのか? 国家というのは、コクミンというのは、それぞれどういう現象なのか? ‥‥というモノについての考え方が、森氏とわたしと、まったく違うのだろうと思います。

 そして、わたしはわたしの考えているようなモノの方が、森氏の考えている(とわたしが考えている)モノよりも遙かによいモノであると考えています。

 というわけで、女性に対する森氏の差別発言という表層的な大問題も問題にしつつ、そっちの、わたしのような偏向的な考え方で斜めから見ていると出てくる問題についてもケイゾクして考えていきたいな、と思っています。

 また、彼がとんでもない(とわたしには思える)ことを言ってるVTRの中で、森氏とともに壇上にいて彼の発言を聞いていたヒトが「そうそう!」と相槌を打っている場面があったというのにも、なんか非常にうんざりしてしまいました。

■ まとめ(?)
 今まで書いてきたモノと少し離れるかもしれませんが、タイホされた後輩と、女性差別の発言をした先輩、両方とも男なので、それをもとにして彼らと女性との関係性について考えてみますと、

 ‥‥

 あの後輩は女性に暴行などせずオナニーしていれば良かったんじゃなかろうか。自分がセックスできる状況になくオナニーするのもイヤならば、手続きを経て正しく(?)恋愛し、イベントを主催していたように、二人でお互いに求め合える状況を作り上げていくように努めなければならなかったんだと思う。それもイヤならどっかお金を払ってそういうコトさせてもらえるところに行けばよかったんじゃないだろうか。

 いやがるヒトに無理矢理やらないと快感を得られない、という性的偏向ができてしまているのなら何を言っても仕方ないかもしれませんが。しかしそういう場合でも自分で自分のそういう状態を問題に思えるのなら、もっと「正常」っぽいところへ自分の偏向を持って来る努力をすべきではないかと思う。少なくとも、「相手に申し訳ないと思っている」と供述しているという報道があるので、今後はそういう努力をするのだろうと思います。償おうと思って償えるモノでもない気がしてならんけど、自分があって相手があると考えるのではなく、自分が償うために相手の気持ちを聞くとかそういうんでもなく、自分を真ん中に置くんでなく、あらゆる意味であらゆる水準で相手が納得してくれる方法を第一に考えて、そして償える方法を探して考えていってほしいです。

 あの先輩はあの先輩で、女性に子どもを産んでもらうんではなく人工子宮でも何でも開発してそれに子どもを産生させれば良いんじゃないだろうか。そしてすべての女性を税金で援助しないですむ状況にしてから、何か妙なことを口走れば良いんじゃないだろうか。つまりずっと妙なこと口走らないですむように現状をしっかり把握して欲しいです、どうやら政治家らしいので。

 彼の中には、きっと、「子どもは作るモノであってもうけるものではない」という考え方があるのだろうと思います。また、あの発言をした時の彼にとっては、「女性はクニの中で子どもを産むための機関として位置づけられているにすぎない」ということなんだろうと思います。その文脈に欠かせないクニそのものがどういう現象であるのかは、彼にとってはさして問題にならないんでしょう。なぜそれを考えるべきなのかさえ彼にはわからないかもしれません。

 ‥‥‥

 二人とも、一人一人の人間と接し、それをもとにして行動したり語ったり、お互いの関係を築き上げたりしようとしていないように思えます。他者を自分の目的の道具としてしか認識できないのはどうかと思う。

 (これでまとまったのかな?)


◇ バーゲン

 GAREというところが(何をメインに売ってるところなのかは知りません。服かな?)バーゲンをするんだそうです。CMで見ました。

 どこかの川に海パン一丁の、少しはげかけ・40歳くらいのにんげんが現れたんだそうです。その川には人気者となった彼を目当てに連日大勢のにんげんが詰めかけ、彼の本名にちなんで「ハマちゃーん!」と呼びかけたり、彼の一挙手一投足に注目して、ただ寝てるだけなのに歓声が上がったり、ただ転がって川にぽちゃんと落ちただけなのにやっぱり歓声が上がったり、してるんだそうです。

 「そんな日本に、バーゲンが始まる。」  ‥‥んだそうです。

 体調悪いのかな。なんかすっごくハマってしまいました。駄洒落のつもりじゃなく、ほんとにツボでした。

 では。


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