Just a Little Bit of… の日記
バックナンバ 2003年6月

2003年6月30日(月) 7月1日(火) 22:30 +0900

◇ 値上がり

 煙草が軒並み値上がりするそうなので、‥‥新たに1カートン買ってきました。アルミか何かでできた、ひもで提げることのできる携帯灰皿をいただきました。ありがとうです。かばんにつけました。

 どうなるかわかりませんが、いちおう今の計画としては、いまこの部屋にあるのを吸い終わったら激烈な高額納税者であることをやめよっかな、と思っております。

 しかし、繰り返しになりますが、どうなるかわかりません。

 ちなみに今6カートン弱あるので2カ月はもちます。


◇ 撮影会

 国宝級の展示物を詳しい方に説明していただいて、それをわたしがホームビデオで撮るという、国宝級のものに申し訳なくてたまらないことをしました。

 あそこに詰めてる院生はただ詰めてるわけじゃなく、来られた方に説明ができなくてはいけないわけですが、でも展示物の細かいことは、勉強しないとわかりません。なので、その勉強のためのテープを作る、というのが第一目的です。ならば院生は少ないんだからみんなで来てその説明をダイレクトに聞けば良いじゃないかと思い、かつライトとか必要になったら人員いるし、それに説明を録ってる間に観覧者が来られた場合、わたしは対応できないので、他の人にもいっぱい来てもらいました。

 そして撮影していて思ったのは、当然かもしれませんが、「展示物を撮るのと説明を録音するのは別々にやった方が良い」ということでした。途中で撮影会に参加していた全員でそれに気づき、ビデオは編集の時に努力すれば音と画像とは分離し、それぞれ別個のモノにしてズラして重ねたりして一本のテープにできるはずなので(確証はない)、詳しく説明してくださるのを聞きながらまるでそれを気にしていないような勢いで展示物を、本ならばページをめくったりしてとるという、そういうことになりました。

 うーん。

 それぞれ別の日にやった方が良かったかもしれないなあ。。。

 うーん。


◇ WebWebな時間

 デジカメで撮った写真をいろいろ加工してWeb用に設えたり、その画像を載っけるためのHTMLを組んだり、あまりに煩雑にいっぱいな写真があるのでフォルダやリンクの構造を考えたり、しておりました。

 一部わたしが個人的に暴走した感じがするモノもありますが、おそらく公表しても問題ないと思うので(もし問題があるとしても解像度をもっと上げた方が良いのではないかとかそういう方向であって「アップすべきではない!」という方向ではないと思うので)、うん。

2003年6月29日(日) 6月30日(月) 6:30 +0900

◇ メガネ壊れた。

 朝起きて、流しの方にメガネを持って行き、顔を洗ってふき、そしてメガネかけようとしたら、右のつるがメガネの本体から突然分離しました。見るとツルと本体とを留めるネジが外れている。付近を探したけれど、ネジ、見つかりません。

 眠る前、メガネは地震が来ない限り安全な場所に置くことにしています。つまり足や腕が破壊的なスピードで打ち付けられるおそれのあるベッドの中とか床とかには決して置かず(踏んで壊したことがあるのです)、パソコンのキィボードのあたりに置く。だからそこも探したけれど、ネジ、ない。

 たぶんゆるんでいたんでしょう。そしてキィボードから流しの方へ移動させたときに落ちたのかとも思います。しかし音も確認できなかったし、ネジはあまりに小さいし、鉄じゃないから磁石にもくっつかないし、ということで諦めました。4年前まで使っていたガラスレンズの重い重いメガネを探し出し、それかけてメガネ屋さんに持って行って直してもらいました。耳あての部分が変色していたのも取り替えてもらえました。

 メガネ、いろいろな理由で壊してますけど、ネジが脱落したのは初めてです。たぶん閉じたり開けたりしなければ一生落ちないんだろうなあ。そうもいかんけどね。


◇ 戦メリ生演奏

 パドマ展示室に置いてある「須彌山儀」と「縮象儀」、おそらく下以外の全方向から見れた方が良いという観点から、ガラスじゃない、プラスチックの透明ケースの中に入っています。

 他の展示物はガラスケースの中です。

 ケースをふくとき、ガラスは布できゅっきゅっと磨けばそれで良いんですが、プラスチックはガラスに比べるとちょっと磨きにくく、かつ静電気がものすごいので、何かよい方法はないかなあ、っていう話になっていたので、ガラスもプラスチックも見事に磨ける、パソコンまわりにあるモノを磨くための布を持って行こうと思い、専門店に買いに行きました。

 で、帰ろうと思ってエスカレータ下りていたら、戦メリが聞こえてきました。3階がパソコン、2階はその他の家庭用電気製品の大きなもの、1階は細かなもの、を売っているところで、2階にはRolandとか置いてあるので、デモ演奏モードにしてるんだろう、って思って2階まで下りていったら、一人の客が一生懸命に弾いてました。

 見事でした。

 でも入り込んでるように思えて、ちょっと怖かったです。

 というか弾き始めると後に引けなくなってしまう(途中でやめようにもうまく切れるところがない)タイプの曲のように思えるので、ああいうところで機械の調子を試すために弾くモノとしては選曲ミスでしょうか。

 まあちょっと怖く見えても、本人は気持ちよさそうだったし、ちょっと聞いただけでもRolandってこんなにいい音が出るんだなあってわかったし、いいのでしょう。


◇ あんまり

 あんまり引っ張るのもなんですが、ドタキャンは、いくらやっても予定調和っぽい気がしてしまいます。そう考えているから、わたしは彼女たちがそんなバカじゃないと思っていて、自らキャンセルを選んだとは考えにくかったんだろうと思います。しかしこっちの思いと実物の思いとは往々にしてかみ合わないモノなので、まあ、ね。

 彼女たちは、突然の変更や暴走という予定調和は本人にとっても客にとってもどんどんつまらなくなっていくものでしかない、かつ、その行き着く先は案外しょうもない方向にせばまっていくのが約束されているということを、上条淳士『To-y』【bk1】でも読んで、もう少し勉強した方が良いと思います。

 また、彼女たちが、自分たちが何かすごいものを持っているかのように語るとき、それは菊池桃子が「これがロックです」と言ったのと同様ハリボテなのか、それともかつて完遂された山瀬まみのロック化計画と同じくらいしっかり練られたものなのか。

 もちろん、今はかわいいから何をしても・何を言っていても良いと思います。アイドルはアイドルでいられる時だけが華ですし。おじさんの戯れ言は乗り越えられていくべきです。

 ではー。カメルーン頑張りました。。。

 それにしても、お疲れ様でした。今までありがとう。(私信)

2003年6月28日(土) 6月29日(日) 17:22 +0900

◇ ひょっとすると

 公式な「おわび」まで出てるようなので、金曜日のt.A.T.u.は、ひょっとすると本当にわがままだけだったのかもしれません。

 わたしはキライなヒトが何かマチガイやらかすと「またか!」とか「やっぱり!」とか思う度合いが標準より高いのかもしれませんね。だって今でも「事前の話し合いで生演奏をパスすることは決定していたが、t.A.T.u.にはある種の前科的な行動が過去にあるのでそれを利用、彼女たちのワガママで何もかもダメになった、という方向でそれを明らかにした方が誰も痛い思いをしなくてすむし、宣伝効果は絶大である」というふうだったんじゃなかろうか、と疑っていますから。

 別に誰に対して怒るべきでもなかったのに、でもわたしがあまりにバカにされてしまったというのは事実なので、怒りを向ける対象が欲しかったということなのでしょう。そしてそれを彼女らに向ける気にはどうしてもなずにいる、ということでもあるのでしょう。

 「ダイシッターイ!」というのは、ロシア語のVer.を聞くと日本語でそう言ってるように聞こえてならない曲があるってことです。歌詞の内容、PV、不明です。バスコダガマは、そう聞こうと思って聞くとそう聞こえるけれど、でも少し無理があります。こっちはダンプカーで突っ込んでいく曲です。

 にゃ。


◇ 寅

 音楽寅さんがサザン特集で、歌詞無茶苦茶の桑田さんが見られたり、それでもやっぱりキレがよかったり、それはそれで良かったんだけど、スタジオ録音の方でよくやってた妙な替え歌があんまり聞けなくて、そっちはちょっと残念でした。

 『女呼んでブギ』は替え歌にしないであんな歌詞なんだが、よくよく聞くとやっぱあの曲変だよなあ。カラオケで気持ちよく歌っていたら「こいつどうしたんだろう?」という目で見られたことがあったけど、まあたしかにどうしちゃったんだろうって歌詞かもです。原由子が「もういっちょう!」と言うところがシュールで特に好きです。

 はい。

 夜中のアニメが軒並みなかったので寂しい土曜日でした。
 筆耕してました。

2003年6月27日(金) 6月28日(土) 1:50 +0900

◇ ひどいね

 t.A.T.u.が生出演するので、大嫌いな番組の姉妹番組みたいなタイトルのミュージックステーションという番組を録画セットして出かけました。

 帰ってきてその番組を見たら、当然、t.A.T.u.はオープニングから特別扱いで生出演していました。あの番組、通常なら出演者は流れながら紹介されていきますよね、最近見てないので何が通常かわからないだろって言われたらその通りですが。それを承けるなら、もし番組ではソレがアタリマエになってるんだとしても、(登場する人間たちを流れるように紹介していたのに、いきなり拍手もやめさせて、そして「そして!」って言って紹介したのだから、特別扱いだと考えて良いんじゃないかと思います。)

 「バスコダガマ!」とか「大失態!」とか、アルバムの中でそういうふうに叫んでいるかもしれない? という妄想を許してくれるロシアから来てくれた二人は、終身名誉監督の長島さん水準で何を考えているのか全然わからない・他者の言葉を受け取らずにしゃべる、というところがすばらしくかわいく思えます。


◇ ダイシッターイ!

 生出演のオープニング、そして生出演していた番組のラストで、アナウンサを含め司会は次のように言いました。

  1. ぜんせかいちゅうもくのらいぶぱふぉーまんすをひろうしていただきます。
  2. こんかいうたっていただくのは
  3. のちほどまたうたっていただきます
  4. たとぅーのみなさんにはうたっていただけなかったんですが


◇ 短気

 昨日の日記が昨日の日記で、そして今日の日記も上の↑ような感じです。わたしは本当に短気なんでしょうね。また、それまではソレに対して期待していないというのが自分の中の常識になっているにも拘わらず、自分にとって何か良い情報をソレが言った場合には、そこだけ信じて、信じようとして、疑わないでいようとして、それを完遂して、



 結果としてダマされる



 ということになってしまいます。

 自分が何にどこまで期待しているのか、また、自分が何にどこから期待していないのか、それを自分で的確に把握できていない。それが今のわたしです。それなのにわたしは「冷静」ということにすごくステイタスを感じるバカなので、自分はいつも冷めた態度でいるべきだと考え、可能な限りそれでいこうと思い、ある程度はそれで日常を謳歌することができてしまっているから、だからこういうふうにバカにされると、こういうふうな怒り狂った日記を書いてしまうんでしょう。



 ミュージックステーション当局には、彼女らがこの時間には歌わないという事実を事実として認識しているなら、それを番組内で可及的速やかに告げて欲しかったです。一時的に視聴率を減らすことをおそれて自分以外のにんげんをだましまくり、結果的に、わたしを筆頭とする、潔癖性みたいにいろいろなことに厳しく接するにんげんの、番組への信用を無間地獄よりも低いところまで落として、


 それでも良いと考えてしまう、


その神経は、理解したくありません。

 「我々はにんげんを信用していない」という旨を態度で明言しながら「我々の意図を我々の意図通りに受け取ってくれない人がもしいるとしても我々はそれを信じられない!」と態度で明言してしまう。

 姉妹番組がそういう路線だったけど(今もそうなのかもしれないけれど2年か3年見ていないので今どうなってるのかは小麦粉です)、そういう無責任さを感じました。

 さいあくです。


 では。

 というか、

 僕が致命的に短気だから二日続けて怒ってしまったのか、たまたま二日続けて怒るべき事実と接したから二日続けて怒ってしまったのか、今のわたしは怒りの中にいるので、そのへん冷静に判断できません。

 二日続けてこんな日記になってしまってスミマセン。

 なんかこう、自分のすごく近くにすごくかわいい女の子がいてくれたってことに気づいた瞬間に恋に落ちて、『黒猫白猫』みたいに美しい恋をして、という日記が、ウソでも良いから書いてみたい今日この頃です。

 いろいろな理由があって恋はしばらくできないと思うんですが、それでもとにかくもっと幸せそうな雰囲気の日記を書きたいです。

 では。今日はこのへんで失礼します。

2003年6月26日(木) 6月27日(金) 3:00 +0900

◇ ガキの使い

 5時から6時15分までバイトがあったのでバイト先に定時出勤し、来室者が論理的にあり得ない時間帯なので生協その他に買い物に行って帰ってきたら、僕じゃない人が今日は出勤なんだそうでした。

 彼女は例のごとく何の連絡もないまま遅れて来ていたんですけどね。

 その彼女は別の彼女から、今日はわたし(別の彼女)が入れないから5時から出勤してください! どうしても出勤してください! と言われたのだそうでした。

 別の彼女と石田との約束で、石田が6時15分まで入り、その後に別の彼女が入る、となっていた事実はどこにいってしまったんでしょうかね。

 バイトまで自転車で30分弱かかります。バイトは1時間15分あるはずでした。そしてバイトからナウシカの発表会場までは30分強かかります。この部屋からナウシカの発表会場までは自転車で30分強です。

 バイトで働いて得られたはずの収入である1250円と、発表前の貴重な2時間弱を失いました。それだけあったら、レジュメで見出しのすべてがゴシック体になっていないのも間違いなく発見できたし、この行とこの行の間だけ一行空いていないのも間違いなく発見できたし、「心」が「意」に誤変換されていたのも発見できたし、‥‥‥‥‥‥‥‥‥。

 バイトがあるからわたしはバイトに行ったんです。そして別の彼女の完璧な勘違いのせいでそれだけのものを無駄にし、それだけのマチガイをそのままにしたレジュメで発表せざるを得ませんでした。

 こんなに対象の明確な怒りを感じたのは久しぶりです。

 せめてわたしの自覚できる範囲では他者にこのような迷惑を絶対的にかけたくない、そう強く思いました。


◇ ナウシカでした。

 7時からはナウシカの発表でした。論文をそのまま、しかし引用文などは読み上げぬ形式で発表したので、恐ろしく短時間で終わりました。

 結論部が甘々だと思っていたんですが、甘々なのは結論の前半部のみで、後半部はそれまでの冷静な分析と解釈の流れを正確に承けているため、まったく問題ない、というのが全員の意見でした。

 すばらしい。

 三年もかけた甲斐があったってもんです。

 今までお世話になった方々、ネットなので実名を公表することはしませんが、レップ先生、Tさん、Yさん×2、Iさん、本当にありがとうございます。

 朗報です。

 もう1カ月でナウシカ論文は本完成を迎えます。

 分析部が学術的に他の追随を許さない完成度であれば、茶飲み話の水準からものされる感想文程度の異論などまったく恐るるに足らないということが、実際の発表の場でわかったのも収穫です。

 とにかくあと一カ月で完成します。


◇ おいしいビール。

 やっぱり、ウソでも何か「やり終えたな!」という思いで心の中がいっぱいになっている時に飲むビールは格別にうまいです。後ろから刺されてもおかしくないモノを論文だと思っていた・思いこんでいた・今ならアタリマエに気づけるそのような事態にさえ気づけなかった過去の自分に乾杯です。それに気づける今のわたしが形成されたのは前述の方々のおかげです。本当にありがとうございます。もし論文に謝辞を書くスペースが与えられるのでしたら名指しで感謝します、本当に。

 ではまた。

 そうそう。

 金曜日のミュージックステーションにはt.A.T.u.が生出演だそうです。ここ数年見ていなかった番組ですが先週偶然に見る機会を得て知り得た情報です。明日は見ることが不可能なので録画をセットして出かけます。

 タウリンを摂りすぎたからなのかな。なんか今日の石田は攻撃的きわまりないVer.になってしまっている気がします。アタマ(思考)は信じられないくらい濃く強く着実に回っていると思うんだけど、こんなにギスギスしてしまうもんだったかな。強烈に効くってことは、今日は飲む必要がなかったのだろう。もう少し疲れた時に服まないともったいないな、リゲイン。24時間戦えるのは伊達ではないぞ。

 ではー。

2003年6月25日(水) 6月26日(木) 3:00 +0900

◇ もう、ナウシカです。

 そんな感じでナウシカ三昧の今日です。明日もぎりぎりまでナウシカ三昧で、そして発表が終わったらビール三昧になったりするんでしょうか。

 そもそも三昧とは‥‥

 なんだっけな。

 比叡山にある「常行三昧堂」では親鸞さんが修行をしたとかしなかったとか言われていますが、比叡山は信長が全部燃やしてしまったせいもあり記録が何も残っていませんので、はっきりしたことはわかりません。しかし御影(絵)で親鸞さんは襟巻きをしているので、常行三昧か千日回峰行か、少なくともどちらかを完遂したのではないかというのが真宗でのもっぱらの見方です。

 とにかく、ナウシカです。

 日記でナウシカのことを書くとき、タイトルはたいていこの色を使っています。一応「青き衣の者」ってことで、それっぽい色を。しかしいくらなんでもドジャーブルーではないんじゃないかと今は思っています。青ではこの色が好きなのです。

 ‥‥ガンダムの胸のあたりの色かもしれません。あれはたしか、薄めの紺色と濃いめのスカイブルーの中間色みたいなのを塗ったら、自分なりにしっくり来たもんです。綾波の髪の色では薄すぎて、うちの日記の壁紙の色では濃す ‥‥ いや、こういう色でもいいかな。

 そういえば、半年くらい前に見たザンボット3、カタチが無茶苦茶なわりに、きっちり青・赤・黄・白のガンダムカラーでした。 って何の話をしているのでしょう。


◇ サイカノです。

 木曜日のBSマンガ夜話の再放送、『最終兵器彼女』らしいです。サイカノTV版のビデオがあったのでそれに続けて録ろうと思ったら、最終話の後にガンパレードマーチTV版の第一話、その更に後には『千と千尋の神隠し』がアカデミー賞を獲った直後にそれを特集したクローズアップ現代が入ってて、録れません。

 テープいっぱい買っておいて良かったです。

 では、ナウシカ頑張ります。しかし「もう少し!」と思ってからが長いんですよね、こういうの。とは言ってもいくらなんでも長すぎなので、もうそろそろ終わりにしたいです。

 では。

2003年6月24日(火) 6月25日(水) 4:05 +0900

◇ ナウシカです。

 そんなわけでナウシカをやっています。が、遅々として進みません。ココで何度も「やり方がやっとわかった! 今度は大丈夫だ!」とほんとに何度も書いてるわりに、結論部への持って行き方がいまいちわかってないようです。

 やっといま正木晃と稲葉振一郎の先行研究に少しだけ触れることができました。ナウシカにはたくさんの宗教的事象が登場するが、その一々の分析だけをするつもりはない、という感じの文脈です。しかし註記に入れるつもりなのでボツるかもです。

 前者はまったく作品論じゃないのでナウシカの研究にはこれっぽっちも使えません。ナウシカをツマにしてお刺身はマニアックな宗教学、、、な本なんだと思います。読むつもりはまったくありませんが、でも先行研究として持っていなければ失礼かなと思い購入しました。しかし、なんと言ってもこの本が扱っているナウシカは映画版のみであり、また醤油やワサビが自分の中に発見できないくらい専門的なこともあり、部屋の中のどこかに埋もれています。

 後者はすばらしい密度を誇る作品論です。作品への愛の深さが半端じゃない。途中からユートピア論に進んで個人的には「うう?」ですが、わたしがここで露出してるようなオタクの叫びでは全然ないのですんごい使えます。今わたしの書いてる論文もできたらこういうふうに、専門的な解釈に入ったとたん一部の読者が「うう?」って投げ出すんだけれど、でもその前の分析部は完璧である、みたいなふうにいきたいです。

 さてさて。地道に頑張らなくては。


◇ 雨です。

 そんなわけで大学の方からバスに乗って帰るときはどんよりどんと曇っていた空が、スーパで買い物して部屋に帰ってきた頃には少し小降りになり、コンビニに電話とガス料金を払って帰ってくる頃に本降りになり、しばらくしたら土砂降りの音になってました。

 その時点でネットの天気予報を見たら、その時間の降水量予測はなんとゼロでした。予報の世界で誰も思わなかったような余程のことが起こったようです。やっぱりこの季節、傘は持っていた方がいいです。わたし折りたたみの傘がどうしても好きになれなくて、大きな傘を持って歩いています。少し煩わしいです。


◇ ヱビスですね。

 そんなわけで今日もエヴァをぼちぼち見ています。永遠の29歳、ミサトさんの魅力について語るのは次回以降に譲ることとし、今日はエヴァとヱビスとの関係について論じたいと思います。つまり。

 エヴァ見てると無性にヱビスが飲みたくなります。だってミサトさん酒なんてなんでもよさそうな顔しながら(どんな顔だっちゅうねん)ヱビスばっかり飲んでんだもん。

 こないだドイツでいちばん小さなブロイ(ビール工場のことをこう言うらしい)の話を深夜にTVでやってるのを見たんですが、その時もヱビスすっっっごい飲みたくなりました。ドイツには「ビール純粋令」なるものがあり、麦(麦芽)とホップと水だけで作らないとビールじゃないんだそうです。日本の多くのビールのように米や糖類を入れるビールは論外だそうです。発泡酒扱いになるのか何なのかそのへんのことはやってませんでしたが、とにかく黒ラベルもキリンラガーも一番搾りもスーパードライもバドも、みぃぃぃんなビールではないわけですよ、ドイツでは、おそらく。ただただヱビスとモルツ、あと当然のこととしてレーベンブロイのみがビールなわけです。

 とにかく、その番組の中では、今の経営者のひいおじいさんが100年くらい前に買った蒸気機関で今も動いてる工場が紹介され、うまいビール作ることしかアタマにないよー! 的な紹介のされ方をした男の人が、なんかやたらでかい袋に入った麦芽をふうふう言いながらかついで何往復もして大きな大きな金属製の桶の中にどぼどぼ入れて、何日か経ったら乾燥したホップのカタマリが入ったタライみたいなのをどっかから持ってきて、くだいて、その桶の中に無造作にガラガラ入れて。

 桶を変えたり発酵が始まったりいろいろあって、そしてビールができるんです。そしてそのブロイにくっついてるレストラン?ではもちろん巨大なソーセージがごろごろ焼かれていて、客はみな嬉しそうで、ジョッキにビールを注いでるおじさんの顔はもっと嬉しそうで誇り高くて。

 そしてインタビュアーが「何がいちばん大事ですか?」って聞くと、ビールのことしか考えてない! みたいな感じの人だったのに、いきなり「家族さ!」と答えるという。

 とにかくエヴァとヱビスの関係は密接なのです。

 なお、こないだレップ先生に聞いたのですが、ドイツでは誰も彼もがビールを冷やさずに飲むってわけではないんだそうです。知り合いのだんなさんはヱビスをハコで買ってきて部屋の中に常温で置いといてガラガラ飲む、って聞いて、てっきりそれがドイツスタイルなんだろうと思ってちょっと真似してみたらこれがべらぼうにうまくてうまくて、飲食店で「ヱビスいま冷えてません!すみません!」と言われても「それは好都合だ!」と言って一人よろこんで飲んでたりして、それ以来まったく無責任にも「ドイツ人はビールを常温で飲むんだ!」と言っていたわたしは猛省です。とんだ全称文もあったもんです。これじゃまるで「日本人は朝に茶がゆを食べるんだ!」みたいなマチガイです。

 そんな感じです。

 ひさびさ『DEAD MAN』のサントラ聴いてます。映画はジョニーデップの格好良さよりも圧倒的にニールヤングのギターがメインで、つまりそういうサントラです。すばらしい映画にすばらしいサントラです。

 ではです。

2003年6月23日(月) 6月24日(火) 1:55 +0900

◇ 一次リーグ敗退。

 朝まで起きていて、敗退するのを見てました。

 ドイツまで時間はあるので焦ることはないんですが、でもちょっと寂しい感じがしました。いや、わたしより選手たちの方が寂しかっただろうなあ。あんな良い感じでシュート何本も打ってたのに、ちょっとのことでやられちまうんだなあ。。

 取られ方がちょっと1998年のバティゴールに似てた気がします。でもあの時よりは試合全体が全然安心して、ワクワクして見てられた気がします。ってことはやっぱり問題なくどんどん強くなってうまくなってるってことなんだろう、きっと。

 本当に良いモノを作るためには、時間はかかりますよね。ゆっくり応援していきます。そういえば、一回くらい代表戦をスタジアムで見たいです。


◇ 初戦敗退

 ウィンブルドン、去年男子で優勝したヒューイットが初戦で負けちゃったんだそうです。今NHKで録画を見てますが、そうかあ、このまま負けちゃったんだ。。。

 超高速サーブは打ち返せない → テニスの魅力の一つであるラリーが成立しなくて楽しくない! ってことで、ボールを大きくする話が出てるんだそうです。

 テニス全然やれないわたしですが(何をどう打ってもボールがものすごいところにしか飛んでいかない)、超高速サーブを打ち返せなかったり打ち返せたり、打ち返そうとして何とかしてたりするのをタメ息吐きながら見てるのは好きです。これはこれで魅力なんじゃなかろうか。ヒューイットが負けたのも相手がすんごいサーブ打ったからだと思う。

 ‥‥大きくしちゃって良いのかな。


◇ 漢文仕上げ。

 日曜日から始めた漢文、一応、仕上げることができました。よかったです。みんなからのファイルを待っていた方は全部届いたので、まとめて一つのファイルにしてプリントアウトしました。これでこっちは大丈夫です。

 火・水はWeb作成も一休みさせてもらって、ナウシカだけ頑張ります。

 ではです。

2003年6月22日(日) 6月24日(火) 0:50 +0900

◇ ガシャポンすごい!

 土曜日は大阪に行っていたおかげで巨人がぼろぼろになるのを中継で見ないですんだからでしょうか、日曜日の朝 ‥‥ というか昼の寝覚めは爽やかでした。

 一日じゅう家の中にいるのも何なので、金曜日に友だちが教えてくれた、ガシャポンのある電気屋さんに行きました。たしか2階にあると思ったのでエスカレータに乗ったら、一階のエスカレータ部分にもわんさわんさガシャポンの機械が並んでました。

 で、2階のガシャポンコーナにはなかった。1階に戻ったら、ありました。

 何回かやったんですが、5種類あるうちの4つは入手できました。でも黒ちぃが二つ落ちてきてねえ。。。あと絵本のそばで眠ってるやつが欲しいので、また近いうちに行くと思います。

 どれもこれも非常にすばらしい。しかしその中でも傘を持ってるやつは実にすばらしい造形です。下手なガレキより良いんじゃなかろうか。すごいなあ、海洋堂って。


◇ DVD来た来た。

 佐川さんが、5月の下旬から気をもんでいた件のDVDを持ってきてくれました。メール便か何かになって誰かもってってしまったんじゃなかろうか? と危惧していたのは明らかに杞憂で、ちゃんと正規の、受け取りにはんこやサインが必要な宅配便で来ました。よかったです。

 内容は、‥‥ オープニングがいつもとちょっと違っていて、本編はすももと琴子が大活躍してて、ちぃも本須和もあんまり活躍しません。モバイルの視点からなので財布がかばんくらいの大きさになっていたりします。むちゃくちゃ軽くて、面白かったです。

しかし6分って短すぎです。
20分くらい欲しかったです。

 まあ、所詮、特典なので。お菓子の場合はおまけの方が充実していることも少なくない昨今ですが、パイオニアや講談社、TBSなどは、おまけはおまけと考えているってことなのでありましょう。

 見たい方には貸さないこともないです。10分くらいなら。

 夜には巨人が予想外の連敗を喫していました。
 ちょっとやばいかなあ。。。


◇ Web作成。

 ひさびさ気合い入れてWebファイルを作りました。あ、バイト系なのでうちのサイトの中身には何の影響もありません。というかいったいこのサイトはいつ頃からこのスタイルになって、いつから変わってないんだろう? 今度ひまをネツ造することができたら変える、かもしれません。。。

 やはりテキストはテキストなので、HTML形式で打ち込んだ方が軽くなるようです。またはワープロソフトで打っておいてPDFに変換するとか。いきなり1ページまるまるPDFにすると重たくなってどうしようもないということがわかって、それは収穫でした。

 しかしそれでも、特別展示室に展示されている国宝級の展示物の数々をJPG画像で配置したHTMLを作ってみたら、4メガくらいになりました。もっと鮮明な写真にしたいんだけど、そうするともっともっと重たくなってオンラインで公開しても誰も見られないくらいのシロモノになってしまい、展示室のヨコにあるパソコンの中くらいしか置き場所がなくなるという、そういうおかしなことになってしまうんだろうなあ、きっと。

 ネット公開よりも図録の写真の方が断然キレイで、そしてもちろん写真たちは実物の迫力に到底かなわない、ということをどこかでお断りする文書でも作って、それで公開かな。

 もうすぐです。

2003年6月21日(土) 6月24日(火) 0:26 +0900

◇ 漢文

 バイト中、パソコンいじって漢文をかちかち読みました。二つあるんですが、どっちも確信をもって読み切ることができません。去年の同じ時期よりは格段に読めるようになってるとわたし自身(だけ)は思うんだけど、まだまだです。

 わからないなりに何度も何度も読んで読みまくって、それでも初読よりは意味が通るかのようなファイルを作ることができました。何を明らかにしようとしてものされた文書なのかはわかっているんだけど、この、なんて言うんでしょう、個別の問題で何を明らかにしようとしているのかはうまいことわかってこないです。

 頑張ってます。


◇ お説教

 バイト終了後、信号に見事に引っかかって少し走ることになりましたが、今月も大阪にお説教を聞きに行けました。やっぱりお聖教もって行かないと、あかんです。パソコンもお聖教も重たいけれど、来月は一と二くらい持って行きましょう。うん。

 と思っています。

 帰りに京都駅付近で食べたラーメンはおいしかったです。

2003年6月20日(金) 6月21日(土) 1:26 +0900

◇ 初出勤

 東京の方にいる先輩がエヴァのビデオを送ってくれました。リマスター版か何かをWOWOWで放送したんだそうで、それを録ったモノです。楽しみです。先輩はいろいろ忙しすぎて見る時間作れなかったそうです。わたしもそんなふうになって見れずに送り返す ‥‥ なんてことにならんようにいきたいものです。

ガシャポン 時間コレだけに割くのはしんどいが、一度や二度じゃなく見たモノなので、何か別のことしながらでも十分浸れるかなあ。

 今日は朝早くにそんな感じでビデオが宅急便で届き、受け取った後にまた少しだけ眠っても十分間に合って、Padmaへ初出勤でした。他のアルバイトの方々の多くは一日ぶっ通しで入るんですが、わたしは運良く月曜と金曜の、両方とも午後になりました。早起きしなくて良いし、自転車で8キロも行かずに良いし、えらい嬉しいです。

 今日の午前中は来館者がゼロだったそうです。それを聞いて「ああ! 仕事ラクかも!」と思って嬉しくなったり、「ああ! 作った意味なかったかも!」と思っておなかのあたりが何かキュッと絞められたような気がしたり、複雑でした。

 でも昼からは、デスクワーク(?)がほとんどできないくらいたくさんの来館者が来られました。大変だったけどこっちのほうが嬉しいです。講師の先生に昨日と17日の写真の入ったCDも渡すこともできたし、よかったよかった。。


◇ Chiiii‥‥

中身 友だちがくれた上のようなガシャポンを開けると、こんなのが入ってました。

 組み立てたら立派なフィギュアになります。製作は海洋堂です。

 去年だったと思いますが、 ‥‥その時期にココにも書いたような気がしてきたな‥‥ 友だちが見ていた大阪・京都近辺のアルバイト情報がいっぱい書いてあるリーフレットのようなモノを借りて見ていたら、海洋堂がモデルを募集してるのを見つけました。日給やたら高くて、しかし全身の写った写真を履歴書に添付しないと面接も受けられないという話になっていました。

 どうするんでしょう? コスプレさせて写真撮るだけなんでしょうか、それとも全身なにかに「とぷっ」と漬けられて型をとられたりするんでしょうか? ‥‥ま、良いか、モデルなんてなろうとも思わないしなろうと思ったところでわたしには絶対的になれないもんだ。

 上のバラバラ事件、しかし実はヒトじゃなくパソコンのバラバラ事件を組み立てたモノが以下であり、ちょっと無理矢理だけど部屋で配置したのが以下であります。こういうのを組み立てるときは、いつも部品が少し足りないような気がしてしまいます。今回もなんかそんなふうに見えたけど、ちゃんとできました。

 知能指数系の検査でなんかこういう感じの、物体のカタチや大きさ、数を一瞬で把握するための能力を計測するテストがあった気がする。あれはその時だけアタマが不安になってすごくどきどきした覚えがあります。たぶんわたしは右脳・左脳でヒトを分類するときの、すごくわかりやすいどっちかのタイプなのだろうと思う。

‥‥   ‥‥

 いやあ、Nくん、こんなに良いものをありがとう。ある電気店のガシャポンで300円だということなので、わたしも機会を見つけて行ってみて、機会とお金を見つけてガシャガシャやってみます。


◇ コンフェデは‥‥

 コンフェデ、ひさびさ派手に勝てたのでニュージーランド戦すっごい嬉しかったです。でもあんまり強くなかった相手なんじゃないかと思います。「コロンビアvsフランスはまったくの互角だったから、ニュージーランドがフランスとやってどんなふうになるのかを知りたいんだけど、中継ないんだよなあ‥‥」と先輩が言ってました。

 なるほど、たしかに見たい。しかしほんとに日本の地上波じゃ放送しないみたいです。これじゃ見れないな。。 ‥‥ というか明日はバイトや八尾南があるので、いや明日じゃなく今日か、とにかくいろいろあるし勉強しなければならないこともあるので、あたしはもう眠り、4時におきます。

 ではでは。応援頑張りましょうです。

2003年6月19日(木) 6月20日(金) 2:05 +0900

◇ 講演会終了。

 終わってしまって、自分は何をそんなに焦っていたんだろうな? と思えてきました。シロウトが集まってやってるわけじゃないんだし、準備していたんだし。

 竣工式記念式典と講演会の間の時間が大混雑になるような気がしていたのに、10分しかないと思っていた間隔が実際には30分あり、かつ至心館の見学の方へ大多数が移動して顕真館は半ば閑散とした印象になり、危惧していた混乱なんか片鱗さえありませんでした。式典に参加された方がメインの講演会に出られない予定を組んでいたのはこっちサイドだもんなあ。実際にそういう状況になるまでそれをすっかり忘れてたから混雑する気がしていたんですね、わたしは。

 内容がしっかり面白かったので、講演会そのものに反省の材料はありませんが、細かいところは個人的にいっぱい反省しないとならないかもしれません。というか反省してます。まずは「ああいう些細なところでキレるなよ俺!」ですね。コンフェデなんか録画しておけば良かったのに。体調かんばしくなくても、正当かもしれない理由がすぐに見つけられるかもしれなくても、ねえ。コドモコドモしてます。

 しかしほーんと良かったです、ひとまず。これでいろいろやらんならんことが見えてきた気がします。仕事の内容も今までよりは正確さを伴って少しはっきり見えた気がしてます。そしてまた焦りはじめるわたし。


◇ しかし今日は。

 講演会おわって嬉しかったので、何も考えずにDVD見始めてました。借りてた『SEED』のDisc3。やっとラクス嬢とちぃのどこが違うかわかって来ました。顔、背格好、髪の色、目の色、着てる服、性格、名前、などです。

 声もたまに違いますね、たまに。たまに。

 そんなわけで、「困ったお嬢さま」(by クルーゼ)の声を聞いているうちに以前から自分の持っていた、そういえば6月ももう半ばをとうに過ぎたというのに、「発送は2003年5月下旬より順次発送いたします。」と説明のあった全巻購入特典DVDが未だに送られて来ないやつの7や8を久しぶりに、断片的に見ちゃったりしました。

 火曜日に発表せんならんのに何んにもしてないモノが一つありますので、明日はさすがにそれをやろうと思ってます。水曜日は水曜日できっと読み合わせしなきゃまずいから火曜日の夜は調べモノだろうな。

 こうして並べてみると汗が吹き出してきます。震えているのは寒さのせいだよ怖いんじゃないよ毎日吹雪吹雪!(by 陽水) 今は夏なので、汗ばんでるのはあっついせいだよ焦ってなんかないよ毎日猛暑猛暑! です。


◇ そういえば

 今週は火〜金、ずっとネクタイ締めます。来週も四日は。。。
 夏だし。ひさびさ新しいシャツ買いますか。

 そんなわけで、金曜日も至心館へ解体新書の初版本を見に行きます。

 ではです。

2003年6月18日(水) 6月19日(木) 2:05 +0900

◇ 今日も、講演会準備。

 今日も雨降りだったので、大宮へも自転車は使わず市バスで行きました。今年も通わせてもらってる研究機関で、大学院に行き始めてからこっちずっとお世話になりすぎてる先生が今年も特別講義されるのを、第一回の今日は途中まで聞かせてもらい、深草で先生と11時に待ち合わせがあったので、スクールバスで深草へ行きました。

 先生は明日講演される先生と綿密な打ち合わせの最中でした。わたしもその他の打ち合わせを少しして、講題を作成ならびに「拡大くん」してもらいに宗教部へ行き、 ‥‥‥ フロッピにも情報を書き込んだはずだと思ってたのにフラッシュメモリにしか書き込んでいなかったため、NTでは読み出せず、確定的な演題(というか先生の肩書き)がわからなくなってしまい、しかも別の人と連絡とったときにかばんから出してそのまま携帯を先生の研究室に忘れていることに気づいたので、研究室に戻りました。

 結果的には、そのあと会場に戻ったら机の位置などの最終確認に来た先生方が講題や肩書きの原稿を見てその場で少し訂正されたので、原稿を確定させたつもりになってなくてよかったんですが、なんかこう、わたしのぼーっとした行動が原因で多くの迷惑をかけてしまった気がします。スミマセン。

 昨日最善を尽くしていたつもりだったパソコンは、わたしが帰った後にシステム課の方が来られてパソコンの設定を眺め、(おそらく)わたしの知らない何かを少しだけ変えてくださって、「そうそう!ぼくはコレがやりたかったんです!」という状況になっていました。

 いやぁ、まだまだです。まったく。

 講演会の準備などを手伝っている過程で、上に書いたようなどうしようもないミスもいっぱいしつつ、しかしいろいろ今まで知らなかったことが実地でわかってきた(ような気がしていた)り、わたしの行動も着実に何かの役にたっているんだなあという自覚がもらえたり、得難い経験させてもらっている気がします。ほんとにほんとに、いろんな人からいろんな協力をいっぱいもらっています。

 しかし今日は、うっかり忘れかけていたことを思い出してあわててやったり、突発的なモノがいろいろ入ったりして、お昼からも何とか出たいと思っていた大宮の方には、深草から帰って来た時点で時間が大幅に超過していたため、ぜーんぜん顔出せませんでした。

 そういう感じで木曜日は記念式典です、講演会です。不安の材料はもはや思いつかないんですが、それでもなんかやっぱり不安です。

 うまくいって皆さんに満足してもらえると良いな。

 木曜は絶対に寝過ごしたくないな。 ‥‥「絶対」って言葉を記述的な文脈で使うのはひどく嫌いですが、ってそのわりに「的」をつけてよくやってるんですが、でも感情的な文脈で使うのは割に好きです。「絶対にいやだ」とか「絶対違うって!」とか、「絶対おかしい(と思う)!」とか。

 ではでは。

2003年6月17日(火) 6月18日(水) 1:35 +0900

◇ 講演会手伝い。

 講演会の手伝いをしました。阪急乗って河原町で下りて歩いて京阪の駅まで行って、ホームについたらちょうどドアが閉まりせっかくYAHOO!で調べた列車は発ってしまいました。

 乗り換えのために下車した伏見稲荷駅は、急行が停まる駅にしては小さな感じがしました。普通列車が来るのを待っていたら、反対側のホームには三つも列車が止まりました。バランス悪い感じっス。

 講演会の手伝いは、うまくいったのかな。先生の講義を一つ借り切って(と言うのかな?)やった講演会だったので、一般の方は全然来ないんじゃないかと思って油断していたら、レジュメなどを運んでいる時におばちゃん集団に遭遇しました。

 すごい。看板ってすごい。というかおばちゃん方の情報収集能力って侮れない。しかも彼女らは「間違って至心館まで行って戻ってきちゃったわよー」なんて言ってたから体力も全然問題なし。かつ龍大生の多くがまだ「至心館」という名称を知らないと思う中、正確に覚えてくれてるってのはもっとすごくて、なんか変な言い方だけどすごくありがとう。

 後援会の内容は、すごく興味深かったです。講演会のタイトル通りの内容で、老いと仏教との関係を論じる内容でした。英語での講演でしたが先生が同時通訳してくれたので助かりました。

 デジカメの設定がなぜかクリアされてしまっていておろろおろろしましたが、いっぱい撮ったのできっと記録として使えるのもあると思います。


◇ オフラインのウェブサイト

 で、その至心館のパソコンに、先生方のウェブの内容を入れました。スクリーンセーバやIEの設定も、いま考えられる最善のことをした、はず。しかしまあ、問題は絶対的に起こるんだろうなあ。対応を早くして、ある意味いろいろ学ばせてもらえれば良いな。


◇ ネコはいいなあ

ネコの写真  スクールバスを待つためにバス停にいったら、もうバスは停まっていて、待つところにある砂利の上に、気持ちよさそうに眠っているネコがいました。

 ちょうどデジカメ持ってました。こういう意味でも、今日は講演会があって非常によかったです。内容もおもしろかったし、わたしには良いことづくめでした。

 ネコアレルギーじゃなきゃもっと良いんですが。一匹の清潔なネコなら全然問題ないんですが、3匹以上になるとどうも本格的にだめらしく、咳や鼻水がどんどん出て、かゆくなってきます。

 今日遭遇したネコはきれいそうでしたけど、まあネコなので、親しくなるまで何も手を出さない方が良いと思うので何もせず静かに写真だけ撮って帰って来ました。いないと思いますが一応。写真欲しい方はおっしゃってください。1600x1200、413kbのをメールに添付して送りますよってに。


◇ カレー完食。

 土曜日に作り出し、日曜日に完成したカレー、完食いたしました。辛くておいしかったです。機会を見つけて、また作ります。

 なんか、龍大の地下に旧日本軍の毒ガスが埋まっていたはずだ、という情報が寄せられたんだそうです。誰も何も異常を訴えていないので全然大丈夫なんですが、でも木曜日に一応調査するそうです。

 from 京都新聞。調査の仕方や規模にもよりますが、木曜日は竣工記念式典も講演会もあるから確実に混むだろうと思うので、ちょっと心配です。ま、うん、わたしが心配してもね。 (^▽^;)

 ひさびさ日記書けてちょっとすっきりしました。しかし今後もちょっと忙しそうですから、日記はやっぱり不定期になると思います。すみません。

 ではです。

2003年6月16日(月) 6月18日(水) 0:00 +0900

◇ 深草へ。

 雨の中、深草に行きました。先生のパソコンにソフトを入れたり、火曜日の講演会会場に行っていろいろセッティングを試して断念したり、先生と、講演される先生と三人でなぜかお昼を食べて緊張してしまったり、先生方が二人そろってそばを注文したのにわたしだけ「ランチ。」と言ったのを今頃になって「あれって何かまずいことだったりするかな?」と思ったり、講演される先生から「山田さん」と呼ばれたような気がしていたり、木曜日の講演会会場の方に行ってパソコンとプロジェクタ、スクリーンとの関係を確かめさせてもらったり、前々から親しいはずの人を全然、まったく、これっぽっちも関係ない名前で呼びまくったり、していました。

 講演される先生がZIPファイル(?)で持ってこられた資料を、大学の職員の方にいろいろ走り回ってもらったりしながら2000でフラッシュメモリにコピーしていただき、それをさらにわたしがCDに焼き、そのCDをカラープリンタのつながったNTで読ませてもらってプリントアウトしてもらって、という、こまごまとしたことをしました。

 しかし、あの教室のあの外部入力につないだモノを映写するにはどうすれば良いんだろう? OHCがあるからなんともないんですが。。。


◇ バイトー。

 夕方からはバイトでした。いつもよりもちょっと仕事 ‥‥ のようなことが多かったかな。ナウシカの原稿を少し前進させることができたと思います。講演会のことが少し心配になって、コーヒーを控えたのにちょっと寝付きが悪かったです。とは言っても日曜日ほどではありませんでした。

 帰り、いつもは絶対乗れないはずの時間に走ってるバスが大幅に遅れて来たらしく、うまいこと乗れました。道も雨降りの割に空いていて、早くかえって来れました。

 この巡り合わせの良さはつまり、家帰ってしっかり仕事しなさいってことなんだろう、と思い、しっかり仕事しました、たぶん。

 まるでやっつけのような、あんまりこなれていない文章で(いま気づきました。今日まとめて書いている日記もほとんどすべてやっつけのような文章だし、文体だし、内容かも、って思います)、日記も一応書いてアップしました。以下の内容です。



2003年6月16日(月) 6月17日(火) 3:00 +0900

◇ すみません。

 殿試がおわればホッととできると思ってたんですがどうもそうもいきません。

 今週は火も木も大きな行事があって手伝いますし、宗学院もサボりたくていかないわけじゃないんですってば本当です。また、ナウシカはまだまだいろいろたくさん短期であります。

 と、ほんとに今日は言い訳ばかりしているいしだです。

 予定では今日くらい日記書けるはずだったのに‥‥

 しかし諸悪の根元をたどればきっと過去の自分がそのときの自分にあまい予定を組んだからこういうことになってるんだろうなあ。まったくもって。

2003年6月15日(日) 6月17日(火) 23:37 +0900

◇ カレー完成。

 昨日から煮込んでいたカレーにルウを割り入れてカレーが完成しました。はい、「昨日から」と言ってもたった数時間です。ぐつぐつ煮込みが終わってから火を止め、ルウを入れてさらに煮込み、いったん火を止め冷やすと、いもやニンジンに味がどんどん染みていってうまさ倍増になります。しかし今回はルウを多く入れすぎたため、それをとりあえず溶かすために回していたら、三つも入れたはずなのに、いもが誰もいなくなってしまいました。 (x_x)

 それはそれで「家庭的」みたいな味になって非常にうまくて好きです。


◇ あれあれ。

 巨人がすんごい良い感じで戦って、でも最後には負けてました。

 良い試合だったのになあ‥‥。

 Web系のバイトでいろいろやってるうちに夜中になり、ふとテレビを見たらF1やっててびっくりしました。生中継のF1見たの久しぶりです。わたしは多分彼らの何がすごいのか全然正確には把握できてないと思うんですが、でもシューマッハ兄弟が「世界最速の兄弟」と言われるのは譬喩でも何でもないだけに、なんかとってもよくわかる気がします。

 ベッド入っても全然眠れなくて、おかしいなおかしいなと思い、ふと井上陽水の歌を思い出し、妙に納得しました。昼間眠っておいて、夜になってコーヒーをがぶがぶ飲んで、それで夜中に眠ろうなんて蟲のいいことを言ってちゃいけませんや。

2003年6月14日(土) 6月17日(火) 22:57 +0900

◇ 土曜日のタマネギ

 土曜日は何をしていたんだったかなあ。。。

 アルバイトをした覚えがおぼろげにあります。じゃなくアルバイトの日だったので確実にアルバイトに行きました。うん。合間合間にナウシカの原稿を少しいじっていました。完成にはほど遠い。

 『SEED』をリアルタイムで見る代わりに買い物に行きました。

 ひさびさに巨人戦が見られるぞ! と思って帰るも、雨のために中止になって悲しかったです。悲しさのあまり『海底の戦艦ビスマルク』を見てうなりながらカレーを作っていました。泣きながらタマネギをみじん切りにし、焦がさないように茶色くなるまでラードとバターでフライパンを使ってがんがん炒め、なべに移動し、芋の皮をむいて切ってフライパンで軽くいためて周りを一応堅くし、なべに放り込み、ニンジンも皮をむいて切ってなべに放り込み、トマトジュースとヨーグルトも入れ、ぐつぐつ煮込みました。

 『ヴァイス』はもう見ないと思います。他はとりあえず録画しました。『灰羽』はまだ見ることができてません。

 しかしまあ、何をやったか覚えていないときに、何を血迷ったのかわからない自分の書き込みが掲示板にあると非常に便利です。嬉しかったんでしょうね、久しぶりのカレーだったので。

2003年6月13日(金) 6月17日(火) 22:25 +0900

◇ この日も。

 この日も講演会がありました。前日から知人ともそういう話をしていましたし、わたしも参加するつもりでした。しかしその日になってわたしはすっかり記憶が抜け落ちて、参加できませんでした。

 友人たちは講演会にわたしが現れないのを不審に思い、「昨日帰るときに自転車で何かにぶつかったんじゃないか?」と話していたそうです。講演会の内容はすごくおもしろかったそうです。

 惜しいことをしました。というかわたしはこの講演会の模様を写真に撮って、とあるサイトにアップしなければならなかったんですけれど‥‥‥


◇ この日も(2)。

 この日もわたしは大声で歌いました。といっても家でベッドに入って、ではなく、勉強会の後の焼鳥withビールの後、カラオケボックスを三軒まわって空いているところに入り、騒音に関して合法的に大声で歌った、ということです。勉強会ではワードで作るきわめて特殊っぽい図がチカラワザで案外うまくできて原稿が完成し、印刷まですんで、とても有意義でした。

 行ったカラオケボックスには『鳥の詩』が入っていなかった(はずな)ので、『イケナイコトカイ』や『With or Without You』といったいつもの曲はもちろん、最近のでは『tune the rainbow』や『さくら(独唱)』とか『Believe』とか、ええと他には‥‥。

 覚えているのはそのへんです。どんな飲み物を注文してもことごとく缶詰で出てきて非常にやすかったです。あそこまで徹底していると逆に潔く感じられて、すがすがしささえ感じてしまう。

2003年6月12日(木) 6月17日(火) 22:15 +0900

◇ 講演会でした。

 6月12日(木)は、以前からこのサイトでもご紹介していた、マルティン・レップ先生の講演会でした。書いている今は17日の夜ですが、思い出して書いています。

 講演の途中でぐるっと見渡してざっと数えた感じでは、全体で40人くらいいました。終わって帰っていく学生が「なかなかおもしろかったやん」的な会話をしながら廊下を歩いているのが聞こえたり、質疑応答も「関係ないことかもしれませんが‥‥」という前置きながら全然関係ある、しかも先生の話した内容を先生が補完できるような方向のモノが多かった印象ですし、いろいろ興味深いものを全体で共有できた、という気がします。

 講演をしたのはわたしじゃないし主催のドンでもありませんが、でも一応こういうふうに書いてしまうのも自画自賛になるのかな? ‥‥どうもそういう気がしてきた。スミマセン。

 現教研が主催する講演会は、講師の先生と講題が(まがりなりにも)宗教関係の学問を究めようとしている人たちの興味を引くモノであることが多いせいか、ずぅっと以前から、いつも、結構な盛況になることが多いんです。

 たしか一度だけ、講師の先生のスケジュールに合わせてすごい「夜」、しかも長期の休みが近いか休みに入った直後に主催した時は全然聴衆が来てくれなくてびっくりしたこともありますが、それ以外は盛況です。

 それだけに、二年ぶりか三年ぶりの講演会なので勝手がよくわからなくなっていたこともあるし、人がどのくらい来てくれるかどうか、ちょっと心配でした。

 成功して良かったです。


◇ 声が大きかった。

 講演会の後、講師の先生を囲んで現教研メンバ全員と、OBも一人交えて居酒屋のような定食屋のようなところで話しながら食べて飲みました。それも非常に楽しかったです。

 その後、先生はお帰りになり、我々は一人のメンバの部屋に場所を移し、また飲みました。ビールをのみ、ワインを飲み、もちろん日本酒を飲み、 ‥‥ わたしは何か非常に疲れていたようで、何を話したのかあんまり覚えていません。ただ覚えているのは、 ‥‥ いや、これは飲んだ次の日にすでに薄ぼんやりとした記憶になっていたのであって7日経ったから覚えていないってことじゃなく ‥‥ その部屋に大家さんがやって来て、やんわりと「声が大きいなあ」と言って帰ったこと、その後もわたしだけ何度もみんなから「シーッ」と言われたこと、すっごい上機嫌で自転車乗って帰るときに一人でどうも何か楽しく歌っていたこと、家に帰ってからも、吐きもせず、至って上機嫌なままベッドに入り、やはりすっごい大きな声で『鳥の詩』(Liaの方。セガカラに入ったらしい。【参考】)や『tune the rainbow』を歌っていたこと、です。きっと時空がゆがんで【たつみさんち】の隣にわたしがいたのでしょう。しかしたつみさんちの日記に書いてあったような言葉はわたしは吐いていません。

 もちろん、眠ったおぼえなんてありません。気づくと次の日でした。飲んだわりにすっきり。

現代教学研究会 講演会
講題日本のポップカルチャー

若者の宗教性
講師マルティン・レップ先生
 NCC宗教研究所 副所長
 (NCC = 日本キリスト教協議会)
日時2003年6月12日(木)15:00〜16:30
場所龍谷大学 大宮学舎 東黌 304教室

盛況のうちに終了しました。
ありがとうございました。

現代教学研究会 講演会

日本のポップカルチャー

若者の宗教性

講師マルティン・レップ先生
NCC宗教研究所 副所長
NCC = 日本キリスト教協議会)
日時2003年6月12日(木)
15:00〜16:30
場所大宮学舎 東黌 304教室



 ポップカルチャー・大衆文化は、学問的には今までさほど注目されてこなかった。しかしここ数年、この態度は変化しつつある。現代のポップカルチャーの研究は、学問の世界でも大きな課題となってきたのである。
 ヨーロッパのキリスト教神学者である私にとって、現在の日本の若者の間でハルマゲドンの概念が良く知れ渡っていることは驚きであり、また大きな発見でもあった。ハルマゲドンの概念はユダヤ−キリスト教の伝統の中から生まれてきたものであるが、現在の西洋社会においては死語になりつつある。しかし多くの日本人にとっては、その概念が生き生きとした象徴として受け止められ、生活のなかで何かしらの影響を与えているのである。なぜこのような事が起こっているのか?

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 若者文化を研究することは、若者離れが深刻である既成の諸宗教にとっても宗教的に意義がある。若者のポップカルチャーに対する深い理解は、今日の日本や様々な地域で起こっている伝統宗教−若者間のコミュニケーションの断絶に、橋を架けていく手助けとなるであろう。

(論文より)

主催:現代教学研究会  後援:真宗研究会

2003年6月11日(水) 6月12日(木) 4:10 +0900

◇ 学会が。

 昨日・今日と行われる学会が今日の昼からも行われると確信していたので、昼前に深草に行ってやらなきゃいけないことをやり、スクールバスに乗って帰ってきました。そしたら、学会はもう跡形もなく終わり、会場は電気が消され、入り口付近にはお弁当の空き箱が整然と積まさっていました。

 せっかく出られるようになった学会だったのに(>_<。) これほどまでの情報収集能力のなさ、いったいどうしてくれましょう。まったくもって。


◇ 盛岡冷麺

 生協食堂に「盛岡冷麺」というメニューがありました。カツ丼(M)と同じ値段でした。「少しお待ちいただきますけど、よろしいですか?」と聞かれました。学会ももうないらしいので、バイトまでずーっと時間あるし余裕です。

わたしが待ってる間にソースカツ丼(M)が二つ出て行きました。さらに唐揚げの乗った冷やし中華も出て行きつつある。いくらなんでもゆですぎかもしれないよおばちゃん! ってつっこもうかどうしようかと悩み始めた頃にゆであがって、着々と出てきました。

 具があれで良いのかどうかは、わたしホンモノを食べたことがないのでわかりません。しかし麺はかなりしっかりした歯ごたえ、だしもおいしい、なかなかうまうまな盛岡冷麺でした。龍大関係の方で興味のある方はどうぞ。おなかふくれるかどうかよくわかりませんが、不安な方は別でごはんたのめば、それで良いのではないかと思います。


◇ 冷麺と冷やし中華

 たしか、「冷麺」は盛岡冷麺と韓国冷麺で、かんすいという添加物で小麦粉を加工して作る麺で作るラーメンを酢醤油系の味付けで食べる冷やしラーメンのことはそのまま「冷やしラーメン」もしくは海原雄三から「ぐはあ!」と怒られることを承知で「冷やし中華」と呼ぶのが正式だったんじゃなかろうか。

 でも「冷やし中華」のことも「冷麺」と呼んでしまう方法が広まっている、ように思えるこの状況は、おそらく「らーめん」と「れーめん」、音節が一個しか違わなくて言いやすいから、なのかな。

 まあ全然、おなじお店で韓国冷麺や盛岡冷麺、冷やし中華をこもごも売ってる場合はそんなにないから、こもごも売ってる場合だけ注意して伝えれば欲しいものはきっと作り手に確実に伝わるんだろうし、問題はないんでしょう。うん。


◇ ポスター

 講演会が明日12日なので、会場の外窓や会場の前の方にはるポスターを、プリンタの機能を駆使して、つまりわたしは全然苦労せずに作りました。A4で1枚の紙を作っておいて、印刷時に「ポスター印刷」を選び、枚数も選べば、キリトリ線がていねいに印刷された複数枚に印刷されて出てきます。便利だなあ、これ。プリンタの中にいるこびとさんに感謝です。

 今日はバイトから帰る直前、講演会の案内看板に、クリアファイルを切って作った「本日」という大きめの字を貼ってきました。帰り際に待ち合わせていた先輩がそれを見て「明日なのに! と思ったよ。コレは目立つわ。」と言ってくれました。

 講演会はおもしろくならざるを得ない内容なのですから、看板は目立てば良いのです、めだてば。(^▽^) よしよし。しめしめ。

 ではではー。

2003年6月10日(火) 6月11日(水) 5:00 +0900

◇ 月曜日は

 大阪で友だちと飲みました。楽しかったです。妙にコドモ扱いされてる気がして少しムッとしましたが、コドモ扱いされていると思って怒るってのは、つまり自分がコドモであるという証拠だと思います。いや年はもちろんこっちの方がかなり上さ。コドモかどうかという問題はそういうことでは計れないし、ああいうことでも計れません。

 店員さんは楽しそうでした。それはとても良いことだと思います。しかし客本位じゃなく、自分だけ自分の言葉と行為で楽しむことができたらそれは客も楽しんでいるということなんだ、と考えているように思える店員さんが一人いて、かなりとまどいました。何か方向性が違う。

 まあまあ、いいのですよ。

 医療関係の話はすごくためになりました。意見の不一致も少なくなかったし、お互いに不愉快に思う場面もあったはずですが、しかし確実に(?)

医療制度改悪の諸悪の根元は厚生労働省だ

資本主義は行き詰まっている

 ということで一致したようです。茶飲み話じゃない水準で事実のように思えて、どうもこうも非常にサイアクっぽくて不安です。「どうにもならないからどうにもしない」というのが結論でないことを、念願します。

 友だちは一年くらい前に電車の中で板のりを食べるヒトを見かけたそうです。わたしは黙々と着実にツルを折るヒトを見ました。システマティックでした。


◇ パソコンは

 Cドライブのフォーマット、Windows98のインストール、WindowsXPへのアップグレードは、ともに成功しました。その後、必要なソフトのダウンロードやインストール等々も軒並みうまくいっています。

 掲示板にも書きましたが、ナウシカ論文の資料を一部なげてしまったようで、それが誤算でした。デスクトップ上においてあったんだよなあ、マイドキュメントじゃなく。全部プリントアウトしてあるし、論文にそのまま使えるものでもないし、わたし以外の人が見ても意味もない資料なので、不幸中の幸いだと思ってます。

 というかしっかりしてくれ俺。大事なもんなんだから。


◇ 火曜日は

 たぶん多くの方はわたしがさぼってると考えているんじゃないかと思いますが、わたしは仕事をしていました。ほんとです。雨が降ったから行かなかったというわけではなく、雨が降ったのに、より遠い深草まで行っていたんです。

 そして水曜日もそうなりそうだ。まいったな。しかし大宮にも顔は出せそうです。


◇ そばは

 近所の、しかし遠い方のそば屋さんでカツ丼定食を食べていたら、わたしが店に入ったときはカレーうどんを食べていた女子高校生がタバコを吸い始めました。やめてほしかったけど、ふかさずに吸っているようだったし、わたしたぶん攻撃的なもの言いしかできなそうだったし、そういう言い方をすると絶対的に永続的にはやめてもらえないと思ったので、黙っておきました。

 攻撃的な物言いしかできなくても、伝わることがない言葉でも、一方的にでも言うべきだったかなあ。店員さんはぴくりともしなかったから、慣れてるってことなんでしょうか。いつから吸い始めたんだろう。何回「あかんのちゃう?」って言われたんだろう。おいしいと思って吸ってるんだろうか、それともあらゆる「きまり」や「いいこと」に反抗することだけを目的にして吸ってるんだろうか、満二十歳未満はタバコを吸うことが法的に容認されていないという知識さえなくて吸っているんだろうか。


◇ みんなやってる

 だいぶ昔のことになりますが、ある大学のラグビー部が集団で一人の女の子に婦女暴行事件を起こしていろいろあったときに、その大学の一人の女子大学生がTVのインタビューを受けて「みんなやってることなのに!」と言って憤慨してるのが放映されていました。

 みんなって誰だ。少なくともわたしはしてないし、また、うちの大学のラグビー部だってやってない。「みんなやってる」って言ったこのコは無根拠にそんなことを言うわけないと思う、ってことはそういうめにあったことがあるってことなのか? と思ってちょっと不安になった。

 また、たまに友だちがある特定の友だちの名前を二、三あげて、彼らには彼女ができたとか彼氏ができたとか言い、それに続けて「いいなあみんなしあわせだなあ」みたいに言うこともある。

 みんなって誰だ。文脈から判断して恋人がいることをしあわせと呼ぶのだとすると、少なくともわたしはしあわせではない。また、わたしの他の友だちだってそういう文脈からいけばぜんぜん幸せとはいえない。じゃあみんなって何?

 「そういうのあるある」とか「皆無ではない」、「少なくない」、または「たまにある」はたまた「よくある話だよ」などなど、どこかに限定を含んだ感じの言い方には配慮や俯瞰が感じられますが、全称になりえないものを「みんな」でくくってしまう言い方には、ばかっぽさと嫌悪感、言葉が無駄遣いされている感覚、何も正確に把握しようとしていない投げやりな怠惰さ、傲慢さ、などなどを感じます。

 以上のような文脈でものされる「みんな」という言葉は、あるヨッパライがあるヨッパライに向かって繰り返し言う、話頭としての「だから!」という言葉に近い気がします。何か別の表現を用いた方が話者のココロはもっと正確に伝わるんじゃないか? という感じがする。

 少し攻撃的な物言いになっています。すみません。

 水曜日はやさしい感じの日記が書けたらいいな。

 ではー。

2003年6月9日(月) 6月9日(月) 6:30 +0900

◇ Q:Cドライブのフォーマット方法がわかりません。

 昨日の日記でいちばん下に書いた「CドライブをフォーマットしてWindows98からXPを再インストール」する方法がまったくわからなくて困っています。

 Windows98CDの入ったケースは見つかりました(パソコンに向かって座った位置から見て右後ろ)。「これで心おきなくXPをアンインストールして、Windows98をMS-DOSモードで起動してCドライブをフォーマット出来る!! それから98を入れ直してXPにアップグレードして、他のソフトものきなみ入れ直しだ! マイドキュメントもお気に入りも辞書ファイルもバックアップ完了! わぁ!今日は眠れないぞ!」(何か間違ってると思う) と思ったのに、

  1. いつそんなことをしたのか記憶にないのだが、98をアンインストールしてしまっていたらしく、XPを入れる前の状態に戻らない。(98 ×きゅうはち ○きゅうじゅうはち)
     
  2. パソコンをXPが動かしている状態では、XPのいるCドライブをフォーマットすることは不可能。(『T2』でお馴染みの論理ですが、機械は自殺できないのです。)
     
  3. XPじゃないモノで起動しなければXPのいるCドライブはフォーマットできない。
    (内容的には上と同一か)
     
  4. コマンドプロンプトを起動すれば98をMS-DOSモードで起動するのと表面的には似た状態になるが、中身は似ても似つかず、98をMS-DOSモードで起動したときには機能してCドライブを真っ白にしてくれるformat c:/u/qという命令が受け付けてもらえない。(これも内容的には上と同一か)
     
  5. ネットでいろいろ検索してみたけれど、有効な情報は得られなかった。
  6. ぐすん。(>_<。)

 という状態になっています。


◇ どなたでも、教えて下さい。

 そういうことなのです。どなたでもよろしいので、わかる方はぜひ教えてください。

  1. Windows98からXPにアップグレードしたパソコンで、他のドライブに影響を与えず、Cドライブだけをフォーマットすることは可能か?
     
  2. だとすると、その方法は?

 よろしくお願いします。


◇ 今日は

 そろそろ梅雨入りなんだそうです。今日の関西は曇り空で、蒸し暑くなるそうです。というか今でさえわたしの部屋は非常に蒸してます。 (;^_^A

 滝本太郎+石井謙一郎編著『異議あり! 「奇跡の詩人」』同時代社【bk1】と、阿満利麿『社会をつくる仏教 エンゲージド・ブッディズム』人文書院【bk1】を読んでおります。

 ある友だちに前者の話を少ししたら「親がそれで救われているんなら、まあ我々には多くを語ることはできないのではないだろうか?」的な反応だったんですが、 ‥‥ いろいろな分野でこの「事件」はオカシイんですが、しかし親の救いという一点に注目してみても、子どもは親の所有物ではないので、子どもが動かしていない手を動かした動かしたと言われ、やってないことをやったやったと言われ、考えていないことを考えた考えたと言われ、それで親だけが救われてしまっても、それはオカシイんじゃないかと思う。 ‥‥ ということを伝えよう。

 後者は読み応えありそうです。「エンゲージ」というコトバに過剰反応して(結婚の前の「婚約」という意味合いがあるそうです)「あんなんいかん!」という向きもいますが、内実でしょう、大事なのは。コトバはとても良いんですが「大乗」仏教を標榜している教団のやってることがすべて良い、なんてことにも全然なりませんし。

 ではでは。10時ころには起きよう。

2003年6月8日(日) 6月8日(日) 16:00 +0900

◇ 「とにかく読んで下さい!」

 本の紹介に一冊追加です。鈴木厚『日本の医療に未来はあるか 間違いだらけの医療制度改革』ちくま新書408【bk1】、また、このサイト内の書評は【こちら】です。

 今年の4月10日の奥付で、たしか出てすぐ買って読了していた本なんですが、受けた刺激が半端じゃなかったので、読んだままの勢いで書くとロクな紹介が書けそうにありませんでした。なので、ずっと寝かせていました。

 興奮というか刺激はそのまっま薄まてない気がします。しかし時間的にはだいぶ寝かせられたのと、あまり寝かせていても書けなくなるってふうに思うので、妥協しました。

 現在推進されつつある医療制度改革派がどうなっているのか、はたしてそれは

  1. 患者を第一に考えているのか
  2. 病院の医師や看護師を第一に考えての施策なのか
  3. 国庫からの支出の減額だけが目的なのか

 ‥‥‥‥‥この本で紹介されている客観的なデータとその冷静な分析によれば、結論的には間違いなく「3.」です。しかしそれで良いのか。

 他者に読んでもらいたい本を紹介する時には御法度だろうと思われる、「とにかく読んで下さい!」という言葉だけであわあわしながら薦めたくなってしまう内容の、今までわたしが知らなかった情報が盛りだくさんで、鈴木氏の冷静なリポートという表面的な「表現」の向こう側やこちら側に、鈴木氏のココロの中にある抑えられないで出てくる「表出」という要素がすごく色濃く漂っている感じの、まれな本です。非常におすすめだと思います。


◇ そろそろ

 ちょっと前からパソコンがどうも変です。なので、そろそろCドライブをフォーマットしてWindows98からXPを再インストールします。生還したいものです。

 ではです。

 CDが見つからない‥‥(文字通りの汗)。延期。(17:13)

2003年6月7日(土) 6月8日(日) 15:40 +0900

◇ バイトも無事に。

 土曜日恒例のバイトも無事に終了しました。なんにもないっちゃなんにもありません。合間々々にナウシカ論文を少しやれて、なかなか良かったです。内容が良いか悪いか、言葉は適切かどうか、ボツにならない内容かどうかはおいといて、進められた気がするのはとても良いことです。うん。


◇ かっこええ

 SEEDはどんどん進んでいきますね。今週はいつもにもましてカッコ良かったです。アレはあれだったんですね。

 ストーリィは「どうせあかんのでしょ」と投げやりだった予測を遙かに遙かに裏切ってすこぶる良いし、そしてガンダムの顔もガンダムの顔で良いんです。しかしガンダムにあんなにゴテゴテしたものをつけてしまうのは、個人的にはちょっとイヤです。ファーストのようにすっきりしたカタチで無敵、みたいなのが出てきてくれたら嬉しいなあ。なーんて言いながら、ちょっと経ったらプラモデル買って喜んでたりするような気はします。

 それよりも、声優さんの関係で彼女の今後も気になります。ある共同体の中で「やっちゃいけない」ということが「常識」の水準で受容されている問題の場合には、それにあからさまに対抗することをした場合、言い訳以上の何か積極的な理由を提示できないとマズいと思います。どういうふうに折り合いがつくのか、あるいはつかないのか。

 う〜ん。( ̄〜 ̄) 心配だ。


◇ ひさびさに

 ひさびさだと思います。巨人が勝って、阪神が負けました。

 阪神の方は中継が見られなかったのでわかりませんが、星野さんは教え子に恩返しされた感じで、試合としては良かったそうですね。巨人の方もなかなか良い試合でした。完封を逃したのは残念でしたが、でも落ち着いて見ていられた気がします。中継の途中で解説かアナウンサの方が言ってたように、TV中継が始まった途端に清原が打ったのも良かったです。

 はい。では。

2003年6月6日(金) 6月7日(土) 1:40 +0900

◇ のみのみ

 はい。飲み会からの帰りです。

 コーヒーが美味しくて、油断したら胸元にこぼしたのでシャツ洗いました。処置が早かったので白い色を維持です。しかし酔っ払って家でコーヒー飲んでこぼす危険を考えると、実家のように鉄分いっぱいでどうやっても白いシャツが黄色くなるから紺色のシャツしか着ないというのを、飲み会のある日は京都でもやった方がいいかもです。


◇ セキュリティ

 今まで入れていたセキュリティ関係のソフトが一年経って無効になったので、買ってあった、同じメーカのもっといっぱい入ったやつをインストールしました。前のは一個しか入ってなかったのに、今回のは三個入ってます。値段はふんぞり返るくらい安価になってます。なんせ三個入ってるのが×2で前の一個しか入ってないやつの半額に近い。もはや何がなんだかわからない。親戚が車買うときに「いやあ、車の値段なんてあってなきがごときモノですからねえ」とまでディーラに言わせたらしいんですが、もちろんバブルの頂点の時ですが、それに近いモノを少し感じます。

 予定としてはXPをインストールし直してからインストールのはずだったんですが、まぁまぁ、いっか。同じことをまたやりゃあいいだけですもんね。(^▽^)(むやみに前向き)


◇ 確定

 宗教学会の発表タイトル、一応決めました。郵便局にハガキ持ってって「今出したら今日の消印がつくんですよね?」と確認してから投函したので、きっと発表できると思います。しかし練らないタイトルになりました。まだ内容全然考えることができてないので、さもあらんというタイトルです。キィワードのところに「ポップカルチャー」と書いたのは良かったのか悪かったのか。今のところ必然だと思えるんだが、どうなるかな。

 発表の時に副題が付くかもしれないなあ。

 「石田さんの研究しようとしてることとわたしの研究しようとしてることは、たぶん似てますね」みたいなことを言われました。話すと慥かに似てるように思えました。真宗の中だけじゃなく外からも見る、みたいな感じでしょうか。しかし今日は広島でやったばかりだという後輩に「二種深信」で問答(もんたつ)のすっごいやらかいのをふられていきなり『新編 安心論題綱要』【Amazon.co.jp】を開くという、そういう感じでした。

 じゃあねます。またです。

2003年6月5日(木) 6月6日(金) 2:50 +0900

◇ 飲めず。飲めぬ。

 今日・明日と、滅多に会えない友だち二人から相次いで「飲まない?」と誘われました。しかし今日はバイト、明日は勉強会(その後さらに飲み会)で、全然飲めません。こないだ殿試でヒィヒィ言ってた時もやっぱり滅多に会えない友だちから誘われて「いま殿試殿試殿試!」みたいな感じで断ってしまった。

 やっぱり飲み会の満足度は回数やアルコールの摂取量で決まるんじゃないですね。いかに誘いいかに誘いに乗るか、だと思います。いやそれにしても少しは満足しなければ、わたし。回数は多いぞ。


◇ サヨナラ〜

 バイトから帰ってきたら、ちょうど午後9時をまわった頃でした。なんかあまり良い予感がしなかったのでTVはつけずに買い物に行き、ナスやポテコ、100円違いのヱビスと生搾り、などなどを買ってきました。近所の公園では何かの集団が火薬を爆発させていました。ねずみ花火かも知れないし、クラッカーかも知れないし、爆竹かも知れません。たぶん悪いことしてたわけじゃないんだろうけど、いきなりの爆発音はやっぱびっくりします。

 帰ってきてTVやネットで確かめたら、巨人は今日負けたようです。しかもサヨナラらしい。うぅぅぅん。シーズン前には解説陣が「巨人は今年も安泰ですねえ!」みたいなことをクチグチに言っていたと思うんだなあ。

 まあまあ。うん。


◇ ファイルはできた。

 バイト中の空き時間も活用したりなんだりして、昨日から作っていたバイト関連のWebファイルが一応完成しました。でも実はこっちの作業は17日頃まででよくて、今は別の作業をもっと早めに仕上げなきゃならん状況だったんだということにさっき気づきました。ははは。すみません、今日はもう‥‥。


◇ 仮決定。

 昨日ココの最後の項目で「どうしよう‥‥」と言ってオロオロしていた日本宗教学会発表タイトル、方向性はいちおう決めました。コルモスの『現代における宗教の役割』【bk1】で氣多雅子氏が言っていたのを取意しつつ、自分がバクゼンと抱えている興味や問題意識も盛り込みつつ、かつ、茶飲み話エッセイと学究的論文との分水嶺を意識しつつ、「ニヒリズム」の中で自分はどう振る舞っていこうか? を論じてみようと思います。

 ということは、今まで宗教学会でわたしずっと生命倫理系のことをやっていたんですが、表面的にはそこから「ずりっ」と離れるわけですね。

 なんでかなあ。

 自分としてはガッチリ組み合ってると思うんですよね、「脳死」の周辺の問題も、「ニヒリズム」の近辺にある問題も。(←これはビール片手にタバコ吸いながら、目の前には焼鳥、的な勢いで語っていると考えてくださいね)

 なぜ自分の中でそういうことになっているのか、論文を書き始める前提としてそのへんの自分の指向をなるべく冷静に外側から眺められるように努力して、そこから始めようと思います。

 さて、しかしどんなタイトルにしましょうか。さすがに「真宗」は絡められなさそうな気がします。何か絶対的につながりそうにない概念と「と」でつなぐのも無理っぽい。たとえば「牛とパソコン」みたいな感じで。うん、容易です。今日の日記もちょっと上滑りしてるかもしれない。

 たつみさん【Web】の紹介してくれた『〈宮台真司〉をぶっとばせ! “終わらない日常”批判』【bk1】を注文しつつ、6日のお昼頃まで具体的に考えてみます。

 では。

2003年6月4日(水) 6月5日(木) 6:10 +0900

◇ 講録

 何も辞書をそんなに引かなくてもいいじゃないか! 図書館でまたぐるぐる見なきゃならんじゃないか! と、まったくいわれのない不満を、しかも江戸時代の文書に向かって言っても何も解決しないし何も変わらないし、ただ自分の怠惰さの表出になるのみ、という気がします。

 データを共通パソコンに入れるのもまだやれてないんだよなあ。前回の講録はデータがあるけれど、智光はまだできてません。可及的(こんな字なの?)速やかにやらないといけません。スミマセン。

 という、公開謝罪状のていたらくなのでした。


◇ かわはら〜

 プロ野球の終わりの方を見ました。

 甲子園は大部分の人が楽しかったようです。広島市民球場は、 ‥‥ も、ホームが広島だからきっとそうだったんでしょう。つまりなんか非常にまずそな気がしてきました。「よく飛ぶなぁー」って、それしか言えません。今日は時間的な制約もあって、巨人の選手が攻撃してるのが見れませんでした。また、河原がしっかり抑えてるのも見られなかった。駒大にいた頃や駒大から巨人に入った頃はすっごい安定して強かったと思うんだが、最近の河原はどうしたんだろう。。。

 いくらポーカーフェイスでも、たぶんファンより本人が地球上でいちばん精神的にキツそうなので、声が絶対的に届かないと思えるTVのこっち側でもあんまり積極的に野次れません。しっかり調整すれば全然問題ないはずなのに、彼をファームに回して完璧に直してもっかい上げて、任せる人も投げる人も見てる人も大満足にするという、そんな余裕さえない今の状況は、ちょーっと心配です。


◇ ファイル操作

 バイト関連のファイル操作をしてました。署名を都道府県ごとに並べ替えたり、それを印刷しやすいカタチに直したり、そういう地道な作業でした。単純作業は得意なんですが、単純作業の前には少し考えてファイルを整えていく方向性をしっかり思い浮かべないとならないわけで、それが今日はちょっとうまくできなかったかなと思ってます。まだまだです。木曜日も引き続き頑張ろうと思っています。


◇ 学会どうしよう‥‥

 毎年抽選で発表者の決まる方の学会じゃなく、発表を申し込んだらほぼ確実に発表できると言われている方の学会で、今年は何を発表したモノか、ちょっと困っています。なぜ困るのかと言うと、それは普段から研究テーマがみちっと決まっていないからでして、また、自分の研究領域や態度が自分でもよくわからなくなっているためでもあると思います。

 うーんと。語弊がある言い方かな。研究テーマは1997年くらいからずっと決めてあって一定です。しかし矢鱈に広く儚く設定しているため、その時々の個人的な興味をまっすぐに反映することが可能です。良いことでもあるけれど、悪くすればココロの中にある「あれもこれも」のモヤモヤみたいなのに引きずられてしまい、テーマがうまく確定されていかない。

 テーマ提出用の葉書は6日の消印まで有効なので、あと36時間くらい考えてみます。

 たつみさんありがとうです。ちょっと反応までに時間かかりそうです。108問108答は、いまのところエロの部分がダイレクトに語られている印象がすごく強いけど、おおむねオモシロイです。ただオモシロイだけで流して納得してしまうと非常に問題がある気がするので、そのへんどうしましょうかねえ、みたいな。

 なんか言葉の選び方コレで良いのかな俺。お昼頃にでも点検してみよう。

 ではです。まるでやっつけ日記でスミマセン。

2003年6月3日(火) 6月4日(水) 2:10 +0900

◇ 見直した。

 毎週火・水と通わせてもらってる学校兼研究機関のようなところに今日も行き、 ‥‥ 研究対象として配布されている漢文プリントを持って行くのすっかり忘れてしまい、あまりに手持ちぶさただったので、前々から先輩にすすめられていた宮台真司の『終わりなき日常を生きろ オウム完全克服マニュアル』ちくま文庫【bk1】を読みました。

 宮台、「仲間以外みんな風景」という画期的な言葉を編み出した実力は高く高く評価していましたが、はっきり言って大嫌いです。理由:何の話でもすぐ自分の専門領域に持って行きたがるから。

 しかしこの本はよかったです。先輩がなぜ宮台を高く評価しているのかが少しわかったかもしれません。この本でいちばん好感を持ったのは、「ぼくはこれだけのことを言う・言った。そして君はこれを読んでどう考える?」という明文がないのにそれを完全に求めているメタ(外じゃなく包括して越えている。ただし「超」ではない。その節はすみませんです。)なメッセージが全編に感じられるところです。

 あたりまえっちゃあたりまえだけど、小林のように「ぼくはこれだけのことを言う・言った。そして君はこれを読んでどう考える?」的な明文があるにも拘わらず作者の求めている方向でしかその問題を語ることが許されない雰囲気を以て語る人間が少なくない中、 ‥‥ 執筆に全然時間がかけられなかったという制約が生んだ偶然なのかも知れませんが、そういうフガフガで両手を大きく広げたようなつっこみ所と着想に満ちている。

 と思いました。そういう前提で宮台になお疑義を呈すとすれば、

 終わらない日常を受け容れて生きるに二あるか。一は宮台の謂い、受容時の未成熟な自己のまま永久にたゆたう也。二は宮台の不知か、終わらない日常の中で自己内に変革・成長・(癒しでなく)救いを指向して永久にあがく也。

 自己変革や成長、救いではなく癒ししかもたらさないニューエイジ系の営みに走らない宗教指向は厳然と存在していることをわたしは疑いようのない事実と認識している。だが宮台はそれについて語らない。彼の中でそういう指向の位置づけが行われていないなら、それはかなりな思慮不足だと思う。

 なんにせよ彼のイイタイコトが今までより少し奥行きのあるモノとして認識できて少し立体的になったので、とってもよかったです。「じゃあ次は『これが答えだ!』(朝日文庫【bk1】)を読むと良いよ!」との話だったので、買ってきました。煩悩の数だけ一問一答が行われているようです。


◇ 茶飲み話

 学究的に無責任な時と場所で感想文の水準から「日本では‥‥」とか「アメリカでは‥‥」とか「脳死は‥‥」と語り始められ、語り手の語る言葉に定義を求めると煙たがられ疎まれ嫌われるような話は「茶飲み話」と定義できると思います。

 いいもわるいもなく、10年も学生をやっていると、努力しないとそういう話が全然できなくなっていきます。つまり共通理解の前提を探らずに語られる言葉は学究的では全然ないため、説得されて納得すればおしまい、という水準ではまずまず終わらないような話がなんの前提もないままに語られ始めると正直めんくらい途方に暮れてしまいます。もちろん訓練すれば「大人」にもなれますが、つまり相手が無前提・無自覚なままに語る中で他者に要求している水準と前提を自分の態度を注意深く保留しながらかぎ分けてそれに乗せて語り出したり相手の言葉を引き出したりすることもできますが、それはあくまで訓練の成果です。

 かといって、茶飲み話に毛の生えた程度にしか学究的でない話から脱皮して茶飲み話じゃない論文を読むことだって、やっぱり訓練しないとできません。もちろんそういうのを自分で書くのだって訓練しないとほぼ確実にできません。


◇ 草野球

 スポーツ、特に球技がわたしまったくあかんので想像に過ぎませんが、プロ野球と草野球の違いは歴然とある、のではないかと思います。高校野球とプロ野球の違いも。

 誰でも努力すればイチロー級の選手になれるのかというと全然そんなことはない。イチローは努力してイチローになったけど、それはアプリオリな何かがあって、それを努力によって伸張したからああなったんであって、誰も彼もが努力すればああなれるのかと言うとそれは全然無理です。たとえばわたしには絶対的に不可能です。

 おそらく、言葉を操る世界でもそれと同じようなアプリオリな何かはあるんじゃなかろうか。わたしにいくらバッティングの極意を語っても、実技で見せても、手取り足取り伝授しても、わたしがホームランを打つことはないだろう。同様に言葉の世界でも、いくら学究の極意を語っても、論理や展開の優れた論文を読ませても、手取り足取り書き方を伝授しても、書けない人・理解できない人にはすんごいのを書くことはできないだろう。

 だけど言葉の世界においては、そういった違いがスポーツと同様にあるにも拘わらず、プロ野球と草野球の境界線がスポーツほど鮮明には認識されていないんじゃないか? という気がします。わたしがプロ野球のフィールドに立てないことに関してわたしは怒りませんが、言葉の世界では、到底立てないのに立てると思いこんで、茶飲み話水準の話を滔々と学究水準で語ろうとして、「カテゴリや能力がまったく違う、自分の立ち位置と水準は正確に把握しなければならないよ。」と言うと激高する人が、たまに現れる。

 自戒がすべてですが、自分の技量がどこにあるのかを把握してからじゃなきゃマズいことというのは多いな、と思います。たぶん「好きこそものの上手なれ」は事実でも、いきなり上手になれるもんではないと思う。

 Yeah!めっちゃホリデイ!を歌ってしばらく経ち、今はそんなことを考えています。tune the rainbowは、わたしが歌わなければ本当はすごく良い曲です。

 ではではです。

2003年6月2日(月) 6月3日(火) 2:10 +0900

◇ ちょうちん行列

 早稲田、早慶戦ちゃんと勝ったみたいです。【東京六大学野球連盟】

 失礼しました。昨日「月曜に勝てば2期連続優勝」って書きましたが、「3期連続」だったんだそうです。早稲田としては2回目の「3期連続」らしい。わたしが行ってた時は連続優勝など1度もなく、単発の優勝が1回だけで、 ‥‥1年に春秋の2期あるから全部で8期、その中で1回の優勝だからちょっと弱かったんでしょうか。しかしその分すごく貴重な感じがしたもんです。

 おめでとうです。よかった。


◇ 他には‥‥

 6月12日の講演会のことは前からこのウェブで告知しています。ところで、6月19日にも講演会があります。建物が完成したので、その落成式がまずあって、それに引き続いて深草の顕真館で開催されます。それはバイト関連だし、わたしのところで宣伝しても仕方ない気がしますので、トップページやリンクページのリンクから行って情報を見てください。

 今日は深草でその案内用の立て看板を設置したり、落成した建物の中で来館者に見ていただくためのビデオを滋賀県のビデオ編集業者さんに連れてってもらったりしました。業者さんがなんか複雑そうな、でも全体を把握したらすっごく面白くなりそうな機械を使って音を制御したり(BGMを一部しぼってもらった)画像を入れ替えたり(学長→元学長@テロップ)いろいろしてるのを見てワクワクしました。あんな機材がうちにあったら楽しいだろうなあ。

 というか、編集の「へ」もわかってないようなシロウトの勝手なワガママに対して忠実に答えてくれるってのは、すごいなあ。あんなふうに使いこなせるってのは、すごく、専門職なんだからあたりまえっちゃアタリマエなんでしょうけど、あれは格好良いっす。


◇ まるで温野菜

 昨日の夜に圧力調理したニンジンをフライパンにちょっと油ひいて暖めまたら、たまにステーキ皿なんかに載ってる温野菜みたいに甘くて美味しいニンジンになりました。美味しいなりにもそもそして味が少し足りなかったので、ちょっと醤油かけてしまった。ニンジンうまい。


◇ いもだんご

 引き続き、昨日ニンジンと一緒に圧力調理したメークインをつぶし、友だちが引っ越しの時にくれた澱粉を加えていもだんごを作りました。いも二つを潰して作ったのでちょっと多くて、一気に半分焼いてぐわぐわ食べておなか一杯になりました。

 その後、豚バラ肉をにんにくスライス少量と一緒に炒め、思い出してピーマンを切り、残ったあぶらで炒め、更に残った油で冷蔵庫にしまった残りのいもだんごの材料を丸めて焼きました。バランスとか順番とか何も考えずにゆっくりゆっくり取った夕食、みたいな感じになりました。

 ではでは。なんか今日の日記変です。

2003年6月1日(日) 6月2日(月)3:30 +0900

◇ 月曜日も勝利を。

 東京六大学野球の早慶戦がTV中継されてました。たぶん大学野球は高校野球とプロ野球の間にあるわけで、よりプロ野球寄りの場所には実業団がはさまるような気がするからどっちかというと高校野球寄りの位置づけなのかなと思います。シロウトの目線から比較するに、甲子園はトーナメント独特の緊張感や悲しさが全体に漂ってる(気がする)けど、大学野球はリーグ戦なのでそれほどの悲しさはありません。というかですね。六大学で大学日本一が決まるワケじゃないし、たまに初歩的っぽいおかしなミスが続くし、OBじゃない人に対して何がアピール点なのか全然わかりません。教育テレビとはいえTVで全国に流す意味はどこに見出されているんだろう。すごく不思議です。 ‥‥でも毎年流してもらえている。まあ嬉しいから全然良いのです。

 毎週土日が対戦で、昨日土曜日は雨で流れた。今日は早稲田が先勝しました。明日勝って勝ち点をあげれば現ダイエーの和田毅がいなくても強い! という証明になる、2シーズン連続優勝となるそうです。逆に慶應が月火連勝して2勝1敗で勝ち点をあげれば、早稲田・明治・慶應が勝率で並んでプレーオフらしいです。

 六大学中、一校だけ一度も優勝したことのない東大が全然くさらず毎年戦い続けているというのが、なんかすごく貴重な感じがします。ほんとに野球が好きなんでしょうね。今年は一試合だけ、しかも慶應に対して0-1というかなり良い試合があったようです。

 うん。月曜も勝ってスッキリしましょう。


◇ 圧力調理

 シチューを作ろうと思ってスーパに材料を買いに行き、メークインとニンジンをカゴに入れて、‥‥タマネギが売り切れていることに気づきました。ぅおおおおお! タマネギの入らないシチューなんてちぃのいない『ちょびっツ』のようなもんだ! と思うも何となくカゴの中のモノを売り場に戻しづらかったので、買って来ました。

 売り場では「仕方ない、切って焼いていただこう」と思っていたはずが、帰ってきたら面倒になって「バターでもかけていただこう」と思い直し、いももにんじんも圧力鍋で蒸しました。イヤな予感もないまま火を止めて蒸らしていたら、その間にうたた寝してしまい、ひどく冷え切ってしまいました。焦げたらいかんと思って大量に入れていた水が大部分残っていたので、次回からはもう少し少なめにします。勉強になりました。冷えてしまったので、いもはつぶして澱粉でコネていもだんごにしようかと。ニンジンはバターで炒めていただこうと思います。


◇ t.A.T.u.のカバーは‥‥

 msnによると、ジュエミリアがt.A.T.u.をカバーしたそうです。興味のある方はどっちがよりエッチかPVを見比べてみましょう。(なぜ)

 『All The Things She Said』 【t.A.T.u.】 【ジュエミリア】

 知らない方のために少し解説(偏ってます)。ジュエミリアは、つんくが司会になってすぐの頃にNHK『ポップジャム』に出てきて、高山アナが受け持ってる「ブレイクレーダ」という新コーナで『リセット』というデビュー曲を歌い、観客から「ブレイク確率」を30%以下に見積もられた(高山が本気で困ってて気の毒でした)、スタイルのやたら良い女子高生二人組みです。踊りは一生懸命なのにやる気なさそうに見える不思議なシロモノで、少しツボでした。歌は、まあそこそこ。どっちか忘れたけど片方の声は好きです。

 まったく個人的な偏見ですが、レズは日本人より西欧圏の外国人がやってる方が説得力あるというか、すんごいエッチ度が高い気がします。自分にはぜったい出来ないことだから、身近な人より遠い人がやってた方が現実っぽいってことなんだろうか。いやわからんが。


◇ アースシーの風は‥‥

 『アースシーの風』は「やさしく猛々しい風」(『風の谷のナウシカ』4.p.92)みたいな風です。今のところすばらしい。グゥイン婆さんの本は何を読んでも不満だったことがないので(たとえば『闇の左手』ハヤカワ文庫SF【bk1】)、最後まで素晴らしいことでしょう。

 ではでは。


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