Just a Little Bit of… の日記
バックナンバ 2003年2月

2003年2月28日(金) 3月1日(土) 2:20 +0900

◇ バムセ & ヴィレッジ ヴァンガード

 こないだ、18日の日記に出てきたぶたさんのぬいぐるみの話です。要点は二つ。

  1. 商品名は「ミミちゃん」じゃありません。
  2. 売ってるお店の名前を書くの忘れてました。

 1. 商品名は、‥‥タグを見ると「ロッタちゃんと赤いじてんしゃ」って書いてあって、女の子がぶたをつかんでいる写真がある。だからたぶん、このぶたは、そのつかまれているぶたのイメージなのだろうと思う。

 そこで検索を開始したところ、どうも彼女のつかんでいるぶたはぶたではなく、そもそもが「バムセという名前の、ぶたのぬいぐるみ」という設定であることが判明。

 バムセ? ‥‥ああ、タグのウラに「バムセ(S)」とか「バムセ(L)」とか書いてあるわ、たしかに。名前っぽくない感じがして気がつきませんでした。 参考資料 ↓

 【ロッタちゃんと赤いじてんしゃ】
 【バムセのぬいぐるみ】
 【映画に出演した“バムセちゃん”】
 【ロッタちゃんと赤いじてんしゃ トークイベント】

 というわけで、ぶたさんの公式な名前は「バムセ」と言うそうです。「ミミちゃん」とか「うまそう」とかいうのは、それを承けるかたちで個人が勝手に思い思いの名前をつけた結果である、とお考えください。って何がなんだかわからんですね、今日初めて読んでいただいた方には。すみません。

 2. わたしが「バムセ(S)」と「バムセ(L)」を買ったのは【ヴィレッジ ヴァンガード】Village Vanguard という書店で、全国にいっぱいある有名なお店だそうです。少し調べたら、たしかに大阪アメ村にもありました。だからあそこで去年の夏に見たかわいいぶたのおそろしいくらいの数の群れは、やっぱりコレだったのだろうと思います。

 はい。バムセとヴィレッジ ヴァンガードのお話でした。


◇ トルコ・エジプトみやげ

ビールと煙草 卒業旅行でトルコ・エジプトに出かけていた【ようこさん】が帰ってきました。ので、別の友だちと3人でお茶しました。 ‥‥上の2点はそのお茶の席で2人からそれぞれ指摘されました。ヴィレッジ ヴァンガードに至っては、たしか19日の時点で「ココがヴィレッジ ヴァンガードのHPだよ!」って教えてもらい、「じゃ明日の日記に書くよ」と言っていたんですね、これが。

 と。それでお土産をもらいました。それが左の写真です。トルコのビールとエジプトの煙草。煙草は微妙な味がしました。ビールは‥‥すみません、松井を見ながら飲もうと思ってます。そのあとでココに書き加えます。

 そうそう、今日の朝に見ていた松井のオープン戦、いきなり打ってびっくりしました。ホッとしていたら先輩から速攻で「松井すげえな!」っていうメールが来ました。「こんな朝早くの放送なのに、今日も仕事あるはずなのに見てるなんてさすがだなあ」って思ったけど、巨人も松井も半端じゃなく好きなあの先輩なら当然って気も、かなりしました。

 とにかく、お土産ありがとうです。


◇ おゃおゃ?

トロも一緒 ちょびっとだけ加工した空缶を利用して、電気炊飯器で作るゆでたまご。

 今日のは失敗でした。

 缶がだいぶ暖まっていてもよい頃なのに、触ると冷たかった。 ‥‥タマゴが炊飯器の排気口に直接くっついていたのか、どこか想定外のところから排気が漏れたのか、とにかく温泉たまごみたいになってしまいました。なのでベーコンを焼いたあとの、ラードいっぱいのフライパンで焼き直して食べました。それはそれで問題なくおいしかったです。

 次は成功させるぞ。

 では。

2003年2月27日(木) 3月1日(土) 0:25 +0900

◇ あらら

 大学の自販機でコーヒーを買おうと思い、微妙な距離を保った二人の男女(わたしより年長っぽい男性・わたしよりだいぶ年下っぽい女性)が先にいたので彼らが買い終わるのを待ち、買い、ベンチのあるところに向かったら、 ‥‥ちょっと奥まったところにある別のベンチに先ほどの男女がいて、まさにキスしようとしてました。でもわたしが通るのを見て途中で思いとどまってました。

 もーちょっと早めか遅めに通りかかれば迷惑かからなかったのかなぁ。それか足音をもう少したてていたら。そういうシーンをあんまり目撃したことがないのでちょっとびっくりしました。ま、知り合いじゃなかったから良いかな? と思い、ココに書いております。

 観光客の方もよく来られている大学ですし。誰だったのかはよくわからないままで推移しそうです。というか、わからないままがいいかな、なんとなく。


◇ 大学の方には

 いろんなモノを提出しに行きました。自転車いたって快適です。テープ起こしは、目下のやつは順調に終了しました。二本やって、二本ともすごい興味ぶかい内容で、トクした感じがしてます。

2003年2月26日(水) 2月27日(木) 8:35 +0900

◇ 徒然 ≦ 正当化

 掲示板でけいさんが教えてくれたフラッシュ、【たつみさん】のサイトに別バージョンの情報がありました。笑いに「間」(ま)って大事だな、って思う。

 「こんがらがった頭がまとまって行く感じ」って、嬉しいです。ただ‥‥。

 自殺するヒトに関しては、友だちが死んでしまった先輩の話を聞いても、自分の友だちのことを思っても、実際に死んでしまった後で絶句させられることばっかり目立つ感じがしてます。周囲からは全然大丈夫に思えていたり、なんか多少は参ってる感じに見えるけどあれはあれできっと楽しいんだろうって思えていたり、乗り切ってくれるのがすごく楽しみに思えていたり ‥‥とにかく本人、周囲に「死にたい」なんてひとことも言ってなかった場合ばっかりだ、という印象でした。

 でもたつみさんの文章を読んで、それは「たまたま」だったのかもしれないな、って思いました。太宰治みたいに何度も死にたいと言って、何度も自殺しようとして、そして遂に自殺を完了したという例もあるし。‥‥でも彼は、最後に死んじゃった時は相手が主体の無理心中に近かったんじゃないかとも言われてますね、太宰が逃げようとしたっぽい足跡が残っていたとかいないとか。ってそれはおいといて。いちおう、わたしは「自死」というコトバは使いません。自殺は加害者も死んでしまう一つの殺人だと考えています。気を付けようと思いました。ありがとう。

 何んにせよ、話を聞かないと駄目だろうなと思います。それは確実だろうな。気を惹いてるわけじゃなく、「死にたい」と言うたびに、本人は毎回本気でそう思っているのでしょう。

 それと同じことが聞いてる方にも言えると思うんだ。

 ここから、かなりボヤきです。相手は間違ってもたつみさんではありません。

 「死にたい」と語る方は自分の本気ばかり問題にしたがる傾向があると思うんだが(印象批評)、そのコトバを他人が吐くのを聞く方は、それを聞くたびに毎回緊張します。語る方はその事実にどれだけ敏感なのかな。一方だけが本気だったら「死にたい」というコトバをめぐる会話は成り立たないと思うんだ。それが成立しているってことは、聞いている方も本気で聞いているってことだと思う。そして、話してる相手は素人であることがほとんどだろう。素人は、カウンセリングの基本もわかっていない。あるのは優しさだけで。

 言い訳にしかなりませんが、そこには自ずと限界があるわけです。

 話す本人は誰かに話せば落ち着くのだろうけれど、そしてそれが目的なのだろうけど、聞いてる方は聞くたびにかなり緊張してしまうということをもっと考えて欲しいなと思ったりします。魂が欲張りになれたりなれなかったりする、そしてまったく一貫性のないわたしを筆頭とする素人は、たまに、いやしょっちゅう機嫌が悪いので、いつでも優しく聞けるかというとそんなことは全然ないんです。

 だから、素人同士で話しているということがもたらす可能性、危険性、怖さと限界を知ってほしい。3回に1回は「まさかと思うけど気を惹こうとしてるだろ?」とか「甘えすぎだろ!」とか言って怒られたり呆れられたりしても良いくらい軽めの本気の場合か、他にやらなきゃいけないことがあったり深刻に眠かったりして何でも良いからその話を打ち切りたいと思っているヒトのコトバの表面ばっかり受け取って本気で絶望しても良いと思っている場合なら、今のままで全然問題ないと思うんだけど。

 わたしはわたしとして、死をめぐる「茶飲み話」水準の話し相手としてキープしておいてもらえば全然いいと思うけど、それではあなたのことがちょっと心配です。

 「死にたい」と本気で語りつつ、
 どこかが本気で「生きたい」と思ってるなら、

 ちゃんとしたカウンセリングも受けられる相手をみつけてほしいなって思います。繰り言っぽくなってきてますが、素人、特にわたしには限界がありそうです。 ‥‥と言って、わたしはまた自分を正当化しようとしてるだけっぽいです。というかこんなんじゃ僧侶に向かないかもしれないなあ俺。もっと欲張りじゃないとまずい気がするナリ。

 今日はここまでが限界です。みゃ。


◇ ゆで卵

 以前、深夜にやっていた番組で、別の番組で歌っていた『デビルマン』がすばらしくうまかった「ええこえ〜♪」の人たちが、プラスチック製の器具を見せて、「さあ。これは何のための道具でしょう?」という出題をしていました。

 答えは、その中に生卵を二つくらい入れて炊飯器の上に置けば、ごはんの炊きあがりと同時にゆで卵ができる! という道具でした。すさまじく欲しいけどどこに売ってるのかわからず、買えず、「あんな簡単にできるのになあ」と思いながら、でも仕方なくゆで卵は手鍋で作る暗黒の日々が今日まで続いていました。

 で、こないだテープ起こしをしていた時、初めて聞く名前の人の漢字がわからず、ちょっと困り、ひらがなの読みで検索したけど何も引っかからなかったのでもっと困り、漢字でいくつか候補を思い浮かべて検索してたら無事にhitしました。トップページは【ココ】です。リンクさせてもらうことにしました。

 お寺のページですから、お寺独特かもしれないコンテンツはもちろん充実してるようなんですが、でもお寺っぽいことばかり書いてあるわけじゃありませんでした。ねずみ講考や、先物取引勧誘商法考(かな?)など、お寺とはまったく関係なさそうな興味深い記事がいっぱいあって、中に「自動ゆで卵機」という記事がありました。どうも、特別なキカイなど買わずとも、炊飯器の排気を利用してゆで卵を作る装置は空き缶を工夫すればものすごく簡単に作れるらしい。「今月のおすすめ」から行けるページで、写真付きで解説してくれてます。

 そそくさと、やってみる。

 もう、それは簡単にできました。(・_・)
 今までの暗黒の日々は何だったのだ。
 かむばーっく! 今までのガス代!

 ええと。ゆで卵は黄身が絶対に真ん中に寄っていなきゃイヤ! とか、黄身と白身の間が黒くなってなきゃイヤ! って方以外には非常におすすめな方法だと思います。そこのお寺とは別のお寺のウェブを作ってる先輩がくれる更新案内メール、たまにお寺と全然関係なさそうな「まめちしき」みたいなのが文末に載ってます。 ‥‥それの拡充版みたいな気が少ししました。

 関係あるなしは、イメージで固定して考えない方が良いかもですね。


◇ そうそう。

 チェーンが外れまくっていたわたしの自転車は、「ペダルと後輪との間隔を空ける」というヒミツの方法(常識らしい)を自転車屋さんがしてくれて、快適に乗れるようになりました。Iさんありがとうです。軽く解説しつつ見る見る直してくれた自転車屋さんのおじさん、頼りになります。頼りにしてます。

 快適にこいでホームセンタに行き、自転車用の、発光ダイオードでできたライトを買ってきました。部屋で試しに点けてみた感じではかなり明るいけど、注意書きには「前照灯としての使用はできません」って書いてあります。なぜだろう? ま、試したらすぐわかるかも。

 では。

2003年2月25日(火) 2月26日(水) 5:50 +0900

◇ スキャンスキャン

 一昨日くらいの日記にも少し書きましたが。

 講演会のテープ起こしをしていたら、途中で新聞記事の朗読が結構長く入りました。カギカッコの使い方や改行の状況がよくわからなかったので、図書館で当該新聞をコピーさせてもらって(閉架書庫にあったので走らせてしまった。ありがとうです)、スキャンして、だいぶ良い感じで内容に反映させることができました。

 癌で親より早く亡くなった方の、亡くなる前日の手記なんです。

 講演してる先生の解説っぽい話よりも、やっぱりそっちのホンモノの方が印象に残りました。わたしは「被害者」や「体験者」・「経験者」至上主義(被害・体験・経験者はそれゆえに絶対的善である、的な感じのモノとして考えているように思えてならない一部の方のことを勝手にこう呼ぼうかなって思って ‥‥。得難い体験をされた方の話は聞かせてもらいたいと思ってますが、だからと言ってそのコトバの内容を全面的に無批判に受容することが最善の受容ではないと考えています。)ではありませんが、その人は誰かに聞かせることが目的だったんじゃなく、今までを振り返り、自分と会話をするためにあれを書いていたのではないかと思います。それが逆に読んでるこっちにびしびし厳しいことを求めて来てくれるような感じになってて、ありがたかったです。

 そして気づいたのが、その講演会のテープには、実はもう一つ別の雑誌記事の朗読も入っていたってことです。そっちはうっかりすっかり忘れていたので雑誌に当たれなくて、聞いたのを打ったままです。

 詰めが甘いんだよな、俺。

 今日は他にも文章を少しスキャンして、打ち込みの労力を軽減できました。


◇ チェーンが‥‥

 少し前から自転車のチェーンが面白いくらいに外れるようになっています。もう笑うしかないってくらいです。すぐ外れるだけにすぐハマるからあまり問題はないんだけど、手が汚れて仕方ないです。いやいや、交差点で信号の変わり際に外れたり、あるいは車に待ってもらいながら横断歩道を渡ってる時に外れたりすると、わたしが渡り切ると考えていたタイミングが微妙に後ろにずれるはずで、そうすると車の方は早く動き出してしまい、わたしに接触する危険が増すだろう。

 買ったお店に持って行って、何か安価で良い方法があるなら試してみます。

 以前、同じ症状に陥った先代の自転車を別のお店に持っていって、「チェーンを締めてください」って朝にお願いして、夕方に引き取りに行ったら、チェーンが新しいのに変わっていたことがありました。激安ママチャリの修理代としては信じられないほど高くつきました。

 どうなんでしょうね。お店としてはよかれと思ってやってくれたんでしょうけど、わたしは「チェーンを締めて」と言ったのに、全然違うことをしている。チェーンは古すぎて駄目になっていたそうです。でも自転車本体もかなりガタガタになっていたから、わたしに何らかの選択の余地を残しておいてほしかったです。

 と、そのときに何も言えなくってそのままお金払って帰ってきた腹いせに何か言ってるですね、わたし。みっともない。まあわたしの言ってることはきっと「正しい」んだろうけど、その時その場で対処しなきゃです。

 結局その自転車は数カ月後に後ろタイヤがパンクして、別のお店に持っていったら「これはタイヤだめになってます。代えないとだめです」と言われ、 ‥‥今乗ってる自転車を購入するきっかけになりました。

 やっぱ安すぎる自転車はだめなのかな。少々高くてもしっかりした作りのに乗らないと、毎年乗り換えるという、買ったときはとっても良い買い物をした気分なんだけど実際には変に不経済かつ資源の無駄遣いをしちゃうだけかもしれません。 ‥‥実家で乗ってる自転車は高かったけど15年以上乗れてますし。

 たぶん丈夫な自転車に乗ってる歴が長いと、そうじゃない自転車の扱いが勢いムチャクチャ粗くなって、それも自転車がよく壊れる原因になってると思われる。むかーしだけどダイナモが逝ってしまうなんて尋常じゃない。

 ま、急がなければ良い(寝坊しなければ良い)んだな、きっと。


◇ まあ、うん。

 そんな感じなのであります。

 では。今日もいろいろな人にお世話になっています。

2003年2月24日(月) 2月25日(火) 4:04 +0900

◇ 999点  (うっほほ〜ぃ! \(^▽^)/ )

 べつにゴダイゴやアルフィー、ささきいさおの名曲じゃないんですYO!

 日程の合った先輩と後輩と、3人で飲みに行って、二次会で行ったカラオケ‥‥パブ? そこでわたしが、くるりの名曲中の名曲『ばらの花』を歌ったら、999点って、採点されただけのことです。(やや自慢)

 絶句しました。

 ‥‥いや、しています。絶句しています。

 1000点満点の999点ってなんでしょう?

 そのお店は、採点がゾロ目で出たらボトルキープしてくれるお店なんです。先輩にそう聞いて行きました。先輩が以前行ったときは776点が出たそうです。

 しかしゾロ目なんて、取ろうと思っていても取れないものでしょ、特に3ケタの場合は(正確には4ケタだけど)。だから年上には見えないキレイな可愛いママさんに「歌いますか?」的に言われて「ハイもちろん歌います (≧▽≦)」的に答えて、‥‥‥その三曲目くらいで歌った曲がいきなり999点になってごらんなさい。

 キャバクラならきっとハーレムですよ。

 違ったから良かったです。(?)

 とにかくソレで先輩は胸をなで下ろしてくれて、その直後から20分くらい眠ってしまって(「ボトル一本」ってデカイ? のかも知れません)、わたしは『まんが日本むかし話』のエンディングだった『にんげんっていいな』を気持ちよく歌って帰ってきました。

 こわいですよ、999点。一生に一回ないと思っていたモノが何も考えていない(@▽@)キャ!時に出たら怖くて仕方ありません。居心地がめったやたら良いお店でしたが、そういう場所って逆だって言いますよね? ? 言いますよ。うん、僕はそう聞いています。

 だから二度とあのお店には行かないと思います。(断言)

 ‥‥

 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥( ̄〜 ̄;)

 ‥‥

 友だちの奥さんが買ってくれたジッポ#8D1C45がスクールカラー ‥‥ と言うかわたしの大事にしている色として掲げている大学のロゴ入り)忘れて来ました。

 二度は行きます。

 11:00付記
 忘れてませんでした。いつもモノを入れないポケットに入っていました。いったいいつ、どういうつもりで入れたのだろう? まったくわかりません。あったのでよしとします。


◇ とにかく

 コーヒーがおいしいです。昨日、近所のスーパにテナントで入っているコーヒー専門店のオリジナルブレンド&オリジナルテイスト、つまりオリジナルの『みやこ錦』という作品です。深炒りです、それを再び買って来ました。

 見た感じではヨーロッパ的じゃなさそうなお店なのにこんな濃いの出してくれてるんなら、もう言うことはありません、マジで。

 いや? 奥にスタンディングバーもあるから、ヨーロッパな味なのかもしれません。でもカフェオレを前面に押し出して売ってる印象はないお店だし‥‥‥

 ?


◇ とっとにかく

 酔っているらしい。

 ではでーはー。   (≧▽≦)

 昨日の日記に書いた「小麦粉か何かだ」というコトバは、掲示板に不定期に登場してくれている大切な友だちである「けい」さんが教えてくれたフラッシュを経験していただければ、それで納得だと思えます。ウイルスも何もないと思いますので、直接リンクはできない関係上、「けい」さんの「(323)」書き込みにあるやつを、ボリュームをオンにして「アドレス」に「コピー&ペースト」して【Enter】を押していただければ、わかるんじゃないかと思います。以下↓

http://www.asahi-net.or.jp/~cw8h-sy/flash/shinbashi.htm

 わたしはこんなにすばらしいフラッシュ ↑ はじめてでした。

 ごほん。

 では。また明日。

2003年2月23日(日) 2月24日(月) 8:25 +0900

◇ テープ起こし

 テープ起こしをしていました。どうも録音デッキの調子が悪いそうで、講演会の司会をされている先輩の声がいきなり少し高い。その後に続いている講演の先生の声は初めて聞く声なので高いかどうかわからなかったんだけど ‥‥ 途中からどんどん高くなっていく。

 ということで少し大変な思いをしました。また、途中で新聞記事を読み上げる箇所があるんですが、短いだろうと思ってそれも起こしてたら、 ‥‥大変なことになりそうな予感。すこし飛ばしてみたら、5分から10近く続いているっぽい。( ̄□ ̄;) た、タスケテ! 固有名詞や術語をWebで検索するの辛いっス!

 ので、大学に新聞をコピーさせてもらいに行くことにしました。宗門関係紙なのでバックナンバも確実にあると思われる。それを持って帰ってきてスキャンしてOCR使って編集してペッタリ貼る方が、たぶんテープ起こしするより楽と思われます。


◇ 遅い遅い。

 わたし、一説によるとテープ起こしが早いことになっていました。また、わたし自身そう考えていました。

 しかしそれは完全な誤解であることが判明しました。

 わたし大学院に入ってからこっち、主に夜が活動時間になっているので、勢いテープ起こしだって夜にすることにが多いわけです。そうすると、 ‥‥頼んでいる方は眠っている時間なんて感覚できません。あっという間です。その間わたしは着々とやる。それで、急ぐと「たった一晩で」一時間くらいのテープ起こしが完了する。それを見て「早いよ石田くん!」ということになるわけです。それを聞いてわたしも「そうか? 早いのか?」と誤解してしまう。時間感覚がどこかに行ってるから信じ切ってしまう。

 実際にはフツウの時間かかってるわけですね、ただ夜にやると「一晩」で終わるから、7時間くらいかけてやってるのに、みためとしては早い気がする。 ‥‥気がする。

 という、自分の誤解を解きほぐすための日記でした。意図は不明です。とにかく実際には全然早くなかった、むしろ遅かったというのがわかって、ホッとしています。いや、いま頼まれている分はします、もちろんです。安心して下さい。(私信)


◇ 日本選手権決勝

 日曜日はラグビーの日本選手権決勝がありました。TV観戦。なんとなく、早稲田の清宮監督が出向して来てくれている関係でサントリーを応援していたのですけど、

 ‥‥NEC強かったですね。それにしても、強いチームと強いチームがぶつかるラグビーって、本当に紙一重っぽい気がしてなりません。最終的な差は10点だったけど、後半の36分過ぎまでは2点差で、それを両方勝ちに・点を取りにいってぶつかって、さまざまなモノがうまく回った方が結果的に勝つという、そういう気がします。

 その「さまざまなモノがうまく回」るというのの条件が強さなんだろうな。すごいよなー。あの時間から二つ重ねたというのは多分絶対的な強さなのかも知れないなあ、あの瞬間での。

 ‥‥と書いていても、やっぱりその、強いチームが二つあるうちの、更なる強さの紙一重を、瞬間的な絶対性で仕切り分けているモノがなんなのかはよくわからないです。

 とにかく、ずっと緊張しっぱなしの、見ていてすごく楽しい試合でした。今シーズンの締めくくりに良いモノを見せてもらえました。ありがとう。


◇ そして‥‥

 わたしはこれから眠るのであります。テープ起こしは楽しいにゃ。(@▽@)

 「小麦粉か何かだ」(≧▽≦)

2003年2月22日(土) 2月23日(日) 5:00 +0900

◇ 沈まなくなっていた。

 NHK 「ふだん着の温泉」 という番組で 【氷の上の露天風呂】、冬の間、大雪山国立公園内、然別湖上にできる温泉をやってました。

 そうです、「湖露天風呂」です。「湖畔」の誤字じゃなく「湖」で合ってます。わたしは入ったことないけど、高校の時に通っていた塾の合宿が湖畔の温泉で夏休み・冬休み、年2回あったうちの冬、【然別コタン】を準備してるのを見たことはあります。

 番組でも言ってたけど、ずっと昔の例年になく暖かい冬、氷の上にそのままお湯を張って風呂を作ろうとしたら、完全にアイデア倒れで、お湯の温度で氷がとけ、穴が空き、湯舟が湖に沈み込んだ(>_<。)、というのは有名? な話なんだと思います。

 最近はちゃんと氷と湯舟の間に隙間を作り、とけないように・沈まないようにしてるそうです。温泉からお湯をひいてくるパイプも氷に触れないようになってるようです。


◇ ちなみに

 【ココ】から毎日の湖畔を眺めることができます。昼は露天風呂がくっきり見えてます。夜は真っ暗だけど、明かりがついてますね。

 とっても良いところです。おすすめです。わたしの実家から最も近い湖であるというのも、ひいきにしてしまう理由の一つです。そばもうまいですよ、【鹿追】は。【神田日勝記念館】もあるし。広くて広くていいところです。


◇ 関係ありませんが

 上述の「塾の合宿」、冬は湖畔の温泉でしたが、夏は湖畔から少し入ったところにある【山田温泉】というところでした。山田温泉は、いしいひさいち原作の名作TVアニメ、何がやりたかったのか未だにわからないけど結構たのしく見ていた『おじゃまんが山田くん』に出てくる大学生三人組(だったかな?)のうちの一人、あんまり出てこないけど名前から言って重要なキャラかもしれない「山田くん」の実家だと言われています、わたしの友だちからは。第何回の放送かわからないけど、山田くんの実家に山田くんなどなどと大学生仲間が遊びに行く回があった、と彼は主張している。

 でも彼以外、誰もその回を覚えていないんです。だから誰も信じてません。

 まあ、そんなことはどっちでも良いのですよ、きっと。それよりもココにもう何度も書いてる気がします、山田温泉の話。たぶんよっぽど嬉しかったんでしょう、NHKの全国放送で然別湖が出てきたのが。然別湖よりも近い、たぶん「超地元」というべき【十勝川温泉】が紹介されたときよりもなんだか嬉しそうです。

 いや、十勝川もいいところですよ。言うまでもない。

ではー。

2003年2月21日(金) 2月22日(土) 6:55 +0900

◇ 自殺幇助だろなぁ

 【たつみさん】が日記で紹介してくれてた【記事】

 パトリックくんが亡くなった直接の原因はクスリの過剰摂取であり、それを助けたのは、彼がクスリを過剰摂取している間中、ずっと【Dr.キリコ】(ブラックジャックに登場するキャラ)【キヴォーキアン】(実在の人物。Dr.Deathと言われる)ばりに、「相手の気持ちに無私の立場から寄り添う自分」という、表面的には「善人」っぽい姿に完璧に酔ってしまい、相手がいま実現したがっている欲求を満足することのみが善であると考えつつ、逆に、相手の精神の危機的状況を相手の思っていないようなやり方で打破することは完全に悪であると考えて自殺幇助したように思えるビスクーソさんだと、わたしも思います。

 これって、わたしには「個人が自己のあり方に何らかの決定をくだした場合、他者はその決定に一切文句が言えない!」という、歪んだ「自己決定[権]」理解に思えます。

 個人の決定すべきモノに国家機関が介入してくることに対して「自己決定[権]」を主張し、反対する。それはある程度まで有効です。しかし、自分に何かすごくやりたいことがあって、気にくわない反対論が出てきた時に、何でもかんでも「自己決定」をふりかざして対抗しようとすると、たぶん、ずっぽりと、どつぼにはまると思います。

 でも今回は「自己決定[権]」はおいておきます。((((( ̄_ ̄;


◇ 死にたい ≒ 別の可能性をもって生きたい

 河合隼雄がどこかで言っていたと思うんだけど、「わたしは死にたい」って言う人のうち、決して少なくない割合の人が、実は往々にして「今みたいなこんな自分じゃない、もっとわたしの思い描くような別の存在として、わたしは生きたいんだ!」って言いたいのに気づかず、いろいろなことを端折って単純に「死にたい」としか表現できなくなってる場合が多くあるそうです。

 そういう時のそういう人の助けとなるためには、いきなり「そうか!死にたいのか!頑張って死ねよ!」って応援するばかりが援助の方法ではないと思う。彼の心がどういうふうになっているのか、その人がそのコトバで何を表現しようとしているのか(言葉のままで受け取った方がいいのか、それともウラに真意が隠されていると考えた方が良いのか、という問題も含む)を探らなければ、ちゃんとした援助とは言えないと思う。「その人が表面的には死にたがっている」という事実だけを受け取り、カウンセリングの一つもせず、ただただ死ぬのにチカラを貸すのは、なんか短絡的すぎると思うし、なんかおかしいんじゃないか? って思う。


◇ プロ不在(素人ばかり)

 パトリックくんは、日本の各地にもある「心の電話」系の、自殺したがる人がかけて落ち着くためのダイヤルにかけ、そこに詰めている人と話していたら、たぶん助かっていたんだと思う。

 でも多分、自殺系サイトに集まる人の中には、「そういうところに電話すると、死にたがってる人を生かし続けることだけ考えて、どこからかけているのか、クスリはどのくらい服んだのか、救急車を派遣するためにそういうのばかり聞かれて、お話にもならない」っていうふうな勘違いが横行しているのじゃないかと思う。それで(どっちからかけたのかわからないけど)パトリック君はビスクーソさんと話してしまった。

 電話の相手・ビスクーソさんがパトリックくん同様に自殺志願者であり、パトリックくんの心の表面に寄りそうだけが彼を救うのだと信じていた(ようにしかわたしには思えない)ことや、表面上は受け容れられないかも知れない「生きろ」というメッセージを伴った価値観によってでも、ひょっとすると、彼に救いがもたらされるかもしれないという、そういう可能性から心を背けている人だったというのも、今回の悲劇が生まれる原因になったのだろうと思う。

 今の自分が救われるには死ぬしかないと考え込んでいる人が、自分と同じ価値観の話しか聞きたくないと考え、それが実現できる環境を組み上げてしまっているなら、その人は他の価値観の影響を受けることなく順調に(?)死んでしまうのではないか。。

 死なせたくないなら、お節介を承知で、オンであれオフであれ、自殺志願者が集っているだけの環境にその人が居続けて出て来られなくなる前に、何とかしてそのスパイラルから脱するようにしむけてやらないとならんと思う。

 ビスクーソさんは死にたい人で、死のうとする人を応援することに価値を見出している人だから警察に届けなかったんでしょう。多元主義みたいなところから見れば、彼は罪に問われないんじゃないかと思う、いろんな意味で残念だけど。

 オンラインであれオフラインであれ、専門知識を専門的な実践で試したことのない素人ばかりが同好会的に集まってワイワイやるのは、時にすごく危険だということの例とも言えそうです。


◇ 親の後悔

 【記事】の中で、親はこんなふうに言っている。

息子はいつも、自分を傷つけようとか死んでしまいたいという願望を持っていることを否定した。残念なことに、私は息子の言葉を信じてしまった

 この「残念なことに」っていうのは後悔だと思う。パトリックくんが「いつも」「否定した」ってことは、親は息子にそういう傾向があるといつも疑い、「そうなのか?」といつも問うていた事実を示しているのではないかと思う。そして親は「息子の言うとおりであって欲しい」と思い、思いは願いになり、息子の言うとおりなんだと信じるに至ったのではないか。

 だから、親は「残念なことに」と言っているのではないか。

 もう誰が何をしてもパトリックくんが帰ってくることはないけれど。。

 その「後悔」があるなら、親はビスクーソさんを訴えつつ、決して自分を正当化せず、その後悔を反省に変えて欲しいなって思います。親は単なる被害者ではないと思う。息子だって単純な被害者じゃないと思うし。

 ‥‥厳しすぎる&現実認識があますぎるかな? こういう意見は?

 どうもアメリカの裁判の判決って、一方が完全に正しくて、もう一方は完全無欠の悪、みたいな二項対立のワクに無理矢理押し込めようとしてるように思えて、ちょっと危険かもって思います。(印象批評)

 今日は飲んで歌ってラーメン食べて帰ってきて、つまりへべれけに酔っぱらっていたけど、もう醒めたかも。AM8:00前に先生に電話しなければならないので、わたし今日はAM7:30までは確実に起きてるだろな。


◇ うわぁー( ̄▽ ̄;

  電話しました(7:20)。眠ります。ではー。

2003年2月20日(木) 2月21日(金) 3:15 +0900

◇ おやすみなさい(−_− zzzz

 自転車のチェーンが3回外れたり、2倍の距離をこいだのに一度も外れなかったり、玄奘西域記を題材にして、やっぱりいきなり宗教の話になって、マンガの内容にあんまり立ち入れなかったり(まあそれだけ宗教的にえぐい問題を扱っているわけですけど)、いろいろな一日でした。

 つかれたので今日は眠ります。明日以降にご期待ください。予定では毒舌いしだが帰ってきます。というか眠いけど毒舌いしだです、今も。ただねみぃと論理も感情もなくなって吉田兼好ばりにつらつらになってしまうっぽいので何も書かずに眠ろうと思う、と、そういうわけです。

 とりあえず、実際にお寺に入ると、いろんな要素や、いろんな立場や、そういうのを考えないとならなくて(考えようと欲しはじめるのは当然だと個人的には思うし)、かつ、いろんな立場の方と一緒に話していかなければならなくて(話したいと思ってしまって。いやむしろいろんな立場[含:圧倒的対立者・怨憎会苦の対象]の人とこそ話したいと思うべきだと個人的には思う)、わたしが想像していた以上に大変なんだな、っていうことがわかった(気がして)とても良かったです。ありがとうです

 この時間に眠るなんて、まるでさえきでもいしだでもないみたいだ。

2003年2月19日(水) 2月20日(木) 8:00 +0900

◇ 府庁

 教職関係で大学に提出し、大学から教育委員会に提出してもらっていた書類に一文字誤記があり、それを訂正するために府庁へ行きました。木曜日も府庁の方に行くんですが、官公庁がやってない時間に行くと思われるので水曜日に行ったわけです。

 どの建物のどの部屋、という具体的な指示を大学の人にもらって行って、建物はすぐにわかったけど、部屋がわかりませんでした。というか、建物のロビーに設置されている案内板のどこにも教職関連の施設の名前がない。どういうことなんだろう? と思って指示をくれた方に電話をしたら、

 入ってすぐ、一階の左側、二つ目の扉の中だよ!

 ‥‥ということでした。でもでも一階のどこにもそんなこと書いてない、変だな変だなと思って半信半疑で左側に曲がって歩いていたら、ドアのガラスにそれっぽいことを書いた紙の貼ってある仮設の部屋が目的地のようでした。公務員じゃなく、どうも学生のアルバイトらしき人たちがいっぱいいました。そこを仕切ってるらしき人物の指示を受けてハンコを押して、訂正して、パッと帰って来ました。

 作業時間はほんとに3秒くらい。自転車は8キロ。

 官公庁に提出する書類は注意して書こう、って思いました。(>_<。)


◇ 玄奘さん

 昨日表紙画像を載せたマンガ、『玄奘西域記』。

 とっっても面白いです。存在さえ知らなかった自分を恥じたい気持ちでいっぱいです。これを読んだら、ウソでも『大唐西域記』を読もうと思ってます。たぶんびっくりするくらい違うんだろうけど、そしてびっくりするくらい本も活字もゴツイと思ったけど、きっと面白い、はず。


◇ リンク追加。

 昨日追加して少し整理したリンク、友だちが「せっちゃんのページはどうしたの?」とチェック入れてきてくれました。おう完全に忘れていたぜ。そして「うまそう」はやっぱり「うまそう」で確定なのです、名前。見れば見るほど「うまそう」にしか見えなくなってきたぜ。

 ということで、リンクが昨日からさらに一件増えました。

 解説しますと、元バイトの同僚で、オフでもオンでもすんごいカワイくってすんごい勢いがあってすんごい元気なヒトです。日記を読んで損することはないと思います。ぜひに。

 ではー。

2003年2月18日(火) 2月19日(水) 4:00 +0900

◇ 発見。

玄奘西域記表紙写真 一昨日あたりの日記に引き続き、「ますます欲しくなって来た」と昨日ココに書いた諏訪緑『玄奘西域記』の第二巻、河原町の本屋さん【場所】に行ったらありました。

 ちょっと劇的でした。こないだ行った本屋さんには第一巻しかなかったし、今日行った書店には第二巻しかなかったんです。誰が第二巻・第一巻を買って行ったんだろう? こんな(多分)レアな本を置いておいてくれてありがとう、談書店。これで二巻そろったよー。

 それにしても、一階で買うより二階(マンガ専門)・三階(マンガ・アニメ系ガレキ・プラモデル専門)で買ってる額の方が圧倒的に多いと思う。初号機もRX-78-2も、Perfect Gradeはココで買いました。「たまごっち」が売れてなかったらバンダイが1万円もするヒト型ロボット系のプラモを発売することなんてなかったんだろうな。  たまごっちか。。

 そんなわけで、心おきなく読めます。あとは勉強会に忘れず参加するのみ。


◇ 「ミミちゃん」?

ぶぅー こないだ集まって飲んだとき、友だちんちにブタのすんごい可愛いぬいぐるみがいました。「ミミちゃん」と言うんだそうです。新風館というところにいっぱいいるって言ってたので行ってみました。

 「山積みになってたYO!」って言われたけど、今日は三匹くらいしかいななかった。売れまくりだ。というかいつの間にあんなの(新風館)が出来ていたんだろう?

 京都長い割に全然ものを知らないいしだです。

 写真を見ていただければまるわかりなんですが、なんかすっごい可愛い「小ミミ」がいたので、それも飼ってきました。

うまそうwith小ミミ ちょっと重ねてみました。X-boxの上に乗った64みたいですね。というかしっぽ可愛すぎです。

 で、今お店の紙袋を見て気づいたんですけど、いろいろなモノを売っていたので雑貨屋さんだと思ってたら、実は本屋さんみたいです、そのお店。夏に行ったとき大阪のアメ村にもそんな本屋さんがあったあった。たしかそこにもいたよブタさんわさわさと。

 友だちは「ミミちゃんの親戚なので『ナナちゃん』という名前はどう?」と言ってくれましたけど、なんか納得いかなくてしばらく考えてました。「ナナちゃん」って、どう考えてもわたしがつけるタイプの名前ではない。それにそんな名前つけたら一生呼ばないと思う。

 うーん。うーん。


◇ うまそう。

 そして悩むまでもなかったことに気が付く。わたしは友だちに「『うまそう』って名前はどう?」と聞いていたのでした。瞬時に却下されましたけど。やっぱ世代の問題ですね。ジムシーが追っかけ回していたブタさんに倣い、ここは無難に「うまそう」で決定です。ちょうど子どももいるしさ。

 よかったよかった。(^▽^)


◇ ウェブサイトひとまず完成。

 製作を請け負っていた(?)ウェブサイトがひとまず完成しました。まだ手直しは必要ですし、なんせハーボットを住まわせないとまったくもって完成とは言い難いんですけど、今日からアップされて運用開始です。

 なので、アドレスを【こっそり】お伝えします。ええと。わたしなりに大まかに解説しますと、龍谷大学の先生で、生命の問題と浄土真宗の教えとの関係 ‥‥ について研究されている方です。射程は広いと思います。

 で、先生のパソコンからHTML文書や画像をアップロードしてる時に、「ファイルの名前をすべて小文字にしてアップ」という機能をやっと使いました。以前友だちがサイトを作った時に「画像が反映されてない!」って泣いてて、しばらくして「すべて小文字でアップすれば良いんだって!」って言ってた言ってた。わたしチカラワザで何とかしてたので、それを使ったことがなかったんですね。でも今日はわたしも泣いて、それでその会話を思い出しました。よかったです。

 ということで、今日、うちのサイトもその機能が使えるように一部の画像をアップし直しました。あと、リンクも二件追加しました。

 6:20、もう一件追加しました。総理府の世論調査です。

 どうも風邪が流行ってるようです。最近あったかくなったり寒くなったり目まぐるしいですものね。ひいてしまった方はお大事にです。病気平癒の祈祷とかできないので、言うだけしかできませんが。。。 ひいてない方は今後も気を付けていきましょ。わたしはタマゴいっぱいのカツ丼(カツの卵とじ丼、みたくなったけど。。)を作って戴きました。ネギが効いてて美味しかったです。食事って大事かも。。

 ではー。

2003年2月17日(月) 2月18日(火) 8:35 +0900

◇ マンガ。

 今度の勉強会でテキストに指定されている、と、こないだココに書いた諏訪緑『玄奘西域記』、地味ですけど、すごく面白いです。研究をワキに追いやって、ただただ読みふけってしまうのも、参加させてもらってる勉強会の醍醐味みたいなもんだと思ってます。

 以前、ギャグマンガの超絶的な名作である(と たぶん言えると思う)『がきデカ』の山上たつひこが描いていたムチャクチャ硬派な『光る風』という作品を知ることが出来たし、『ベルセルク』も絵だけを見て想像していたイメージと少し違った話だってのを知ることが出来たし、あらためて読んだら『ナウシカ』はホントに涙が出てくる作品であることがわかったし(今は少し違う意味でも涙出てきそうだけど)、とにかく良いのですよ。

 まだ半分です。ますます第二巻が欲しくなってきた。


◇ フロッピが‥

 大学の方にデータを持って行こうと思い、そのへんにあったフロッピをパソコンに入れて中身を見ようとしたら、「フォーマットされていません」って出ました。 ‥‥ いや、本当にフォーマットされてないわけじゃなく、うちのパソコンで(「パソコンパソコン言うなぁ!」)こういう表示が出た場合、このフロッピはわたしのチカラでは二度と書き込みも読み込みもできなくなってしまったことを意味します。以前無理していろいろやろうとして、1時間くらい無駄にしてしまったことがある。

 なので、そのフロッピをあきらめ、その隣にあったフロッピを入れてみました。

 ‥‥同じ表示が‥‥。( ̄〜 ̄;)

 どうしたんだろう‥‥。長く放置しておくと磁石がおかしくなるんでしょうか? うーん。別に磁石に近づけた覚えはないんですが‥‥。

 三枚目はサクサク動きました。ほっ。


◇ 証明写真

 以前、写真屋さんに証明写真を撮ってもらいに行ったら、デジカメで撮ってくれて、ネガじゃなくフロッピをくれました。提出物の関係で証明写真が必要になりフロッピを探したら珍しくちゃんと出てきました。これで焼き増ししてもらえそうです。パソコンに入れたらちゃんと動いた。一応HDDにもコピーしておきました。

 フロッピは、ほこりっぽい場所に(この部屋のように)置いておくと必ずデータが吹っ飛ぶ、ってもんでもなさそうです。

2003年2月16日(日) 2月17日(月) 10:10 +0900

◇ (−_− zzzz (・_・ はぅ

 Web系のバイト系の編集、一気に頑張りすぎました。
 でもまだ本当のバイトの方は全然終わってない。。。。

 もちょっとやらないといけないトコロもある&いつもは月曜日に更新ですが、今週は火曜日に深草に行くので、そのときに一緒に更新をお願いできるように、月曜に起きたら再び頑張ることにして、眠いので今はサックリ眠ります。マス。

 徹夜してた関係で見てしまっためざましテレビ、修論を書いてた時期は毎日見ていためざましテレビ、その占い、久しぶりに見ていたら、星座は最悪、血液型は最良ってことでした。家事がはかどるそうな。 ‥‥?そら心配だ。どういうことだろう。

 ということで、半端な更新でスミマセン。

 いま電話がかかってきて、教職の書類、修士課程を修了した日をわたし3日間違えて書いていたそうです。だから教育委員会にその訂正のためだけにハンコ持って行かなければならなくなりました。たった3秒のために8キロ、一時間、相当のカロリー。

 うーーー。間違えて書いたのはわたしだからわたしだけが悪いんだけど、教育委員会に提出する前に是非チェックしといて欲しかったな。

 今はとんでもないので、コレも今日じゃなく火曜か水曜にします。むかつく。

2003年2月15日(土) 2月16日(日) 05:51 +0900

◇ ミッフィ萌え(≧∇≦)

 京都駅の伊勢丹で、ディック・ブルナー展をやってます。日曜日まで。「ミッフィの着ぐるみが出没するらしい?」と聞いて嬉しそうにカメラを持っていったんだけど、それは少なくとも15日ではないようでした。いたら耳の間から顔を出して一緒に写真撮ってもらいたかったんだけど ‥‥ まあそれは無理だろうけど。とにかく惜しかった。ディズニーランドではみなさんミッキーと記念写真撮るそうですよね? うん、それと同じ水準だと思います。たとえ他者から子どもだと思われても(実際子どもなのですよ)、わたしはミッフィと撮りたいです。耳があるのでミッフィはピースする必要ないんですよね。

 もう、なにがなんだか。

 展示会場に入ったら、 ‥‥まず最新作の大きな大きなパネルがあります。のぞきこんで見たくなること請け合い。かなりシンプル。やたらカワイイ。むっちゃカワイイ。これぞミッフィ。

 展示の内容はミッフィとブルナーの歴史です。ブルナーがどういうふうにして描いてるのかを解説してるパネルがあったり、ブルナーの基本の4色にグレイと茶色が加わった理由を説明したパネルがあったり、原画ではないけどシリアル番号の入った大きな絵のパネルがあったり、今までにブルナーが出した絵本の全表紙と内容概説のパネルがあったり、内容を大きな立方体に配置して、それをくるくる回しながら読む絵本があったり、たぶん子どもがいっぱい来てるから、でもって彼らよく言えば元気だし、それで破けてしまったと思われる絵本があったり、ミッフィとメラニーの福笑いがあったり、「ふみの日」の切手が全部展示されていたり ‥‥他にもイロイロ、です。

 立体的な造形もいっぱいあったけど、ほとんどは平面の造形でした。そらそうですよね、ミッフィだもん。上にも書きましたが立体造形の象徴(?)としての着ぐるみはいませんでした。それが心残りだ。


◇ とにかく

 とにかくかわいかったです。(≧▽≦)ミッフィ大好きです。ちぃとミッフィどっちか選べって言われたら悩みません。悩むわけがない。悩まないと思う。悩まなかったらいいな。悩まないですむんじゃないかな。

 もちろん(と言うべきだろうな)展示スペースを抜けるとグッズが大量に販売されているスペースがありました。基本として絵本。 ‥‥ ぼくが子どもだった頃は「うさこちゃん」でした。だからずっと「うさこちゃん」だと思っていた。でも高校か大学の時にNHKでやってるのを見たら、そのときには「ミッフィ」って呼ばれてました。一緒にいった友だちは逆にずっと「ミッフィ」って言ってたから古いひとびとが「うさこちゃん」って言ってるのを聞いて「何だろう?」と首をひねったそうです。。。販売されてる絵本は、ミッフィって書いてあるのも、うさこちゃんって書いてるのもありました。ま、どっちもカワイイから良いわ。表現上のそういう「ゆらぎ」は時の経過を感じさせてくれて、逆に新鮮で良かったと思います。

 B3くらいのポスターを6枚1セットで売っていたり、ぬいぐるみも当然カートに入って群れでわっしわっし売ってたり、文房具も売ってたり、「ありとあらゆる」と言えるくらいのモノが販売されてました。表札なんてのもあった。うひゃっ! ってくらい高額なのより手頃な価格の製品の方がよく出てるように思えました。いちばん黒山のひとだかりだったのは1枚150円のポストカードだった、と思う。何枚あったかなあ。わたしもわらわら買ってきてしまったよ。。

 個人的には、好きな絵柄は‥‥

  • ミッフィが布団に入っていて、耳しか見えてない
  • ミッフィが机で何か描いているけど目が眠ってる

 です。ポストカードは下の方の絵柄しか発見できなかった。(>_<。)
 きっと売れてしまったんだろうか。あの人だかりだもんなあ。

 文房具が並んでる場所の最前列にちいさな子どもがはりついて何か一生懸命に見てました。彼女ふと振り返って母親を捜したように思えたんだけど、多分あの高さから見たら視界いっぱいに大人の長大な壁が築かれていて、そして母親は壁のこっち、小さな彼女から見れば壁のはるか向こうにいて。ほんの2mくらいしか離れてないのに見事に泣いちゃってました。プチ迷子。

 まあそのくらい人出すごかったです。会場を出て「ふう」って振り返ったら、自分が今までそこにいたのが信じられないくらい、何がなんだかわからんくらい人がいました。そらそうですよね、ミッフィだもん。

 会場の外にもやっぱりグッズ売っててさ。2003年版の手帳買ってしまったよー。


◇ 玄奘西域記。

 諏訪緑の『玄奘西域記』というマンガの、文庫全2巻のうち、第1巻を購入しました。本屋さんで検索したら、1巻だけあると表示されて、その場所に行って探したんだけど見つからなくて、店員さんに聞いたけど見つからなくて、「うーん?」ってうなりながら名残惜しそうに棚の前にいたら、一緒だった友だちが見つけてくれました。ちょっと隣の棚に移動していた。

 しかしやっぱり2巻は見つかりませんでした。その後駅そばとアパートの近所で書店を5件ハシゴしましたが、やっぱり見つからなかったです。河原町界隈や古本屋さんもまわってみようかな。

 あ、今度の勉強会でテキストなんです。物語は、西遊記のモデルになったことでも名高い玄奘三蔵が、剃髪してなくてやたら活動的なんです。高僧として名高いらしい兄と一緒に高昌国(史実として、玄奘が出発した当時はあったけど、お経を持って帰ってきた時には滅びていた国。現在もシルクロードにはかつての繁栄の痕跡が残っている。)にいるあたりから始まります。絵柄は少女漫画だと思います。 ‥‥ まだ50頁しか読めてませんが、今までに持っていた玄奘三蔵像が冒頭から覆されていることもあり、とっても面白そうです。わくわくです。

 わたし、玄奘さんが書いた『大唐西域記』を、向学心に燃えていた1995年に購入したんです。 ‥‥ああ、あるわ、あるある。いつか必ず読むつもりで本棚に立ててありますね、今も。でも「立ててある」と言うより「建ててある」って感じで、構造物みたいです。もし可能なら読みたいです、こっちも。


◇ 「きみのカケラ」

 『最終兵器彼女』【bk1】の作者である高橋しんが、『きみのカケラ』というマンガを出してました。まだ始まったばっかりで何がなんだかわからないよ! と言われたけど、 ‥‥サイカノの衝撃が忘れられないわたしなので、つい、ついつい、買ってしまいました。

 良い意味のみで言いますと、ほんとーにわからないですねぇこりゃ。でも作者が読者に今後注意して追っていって欲しいと思ったらしいコトバには「かぎかっこ」が付されていたりして、でもって何もわからないなりに何か始まる予感も覚えて。面白そうです。


◇ 『戦争倫理学』

 鳥取環境大学の学長である加藤尚武が『戦争倫理学』【bk1】という新書を出してました。帯には「今、知っておくべき論点を総整理し、戦争抑止への道を探る」って書いてあります。以前読んだ『脳死・クローン・遺伝子治療』【bk1】【当サイト内リンク】も問題の整理に役立ったし、示唆に富んでいて助かったので、そして以前聞いた講演会(実は対談)でもすんごい切れ味鋭くて格好良かったし、この本もきっとわたしはバクバク食べるんだろうなって思います。

 関連書とたぶん言えると思う、『有事法制』【bk1】も買ってきました。 ‥‥他のクニにあってこのクニにないのは変だ、とか、国際的にどうこうだ、っていう論理も大切だけど、ソレを導入しようとしている人がどういう意図を持っているのか、または導入しようとしている人の多くが考えに入れてない落とし穴のようなものがどこにあるのかを考えなければならないと思う。そういう道筋が自分なりに見つけられたら良いなって。

 また、「国防」のことばっかり考えて導入した場合には全然想定外のところから変な問題が持ち上がるのは明らかなんだから、それを考えなきゃならないと思う。というのは、こういう束縛するための法律・クニの機関がラクに動けるようにするための法律・国の機関にコクミン一人一人の自由や権利やより高いレベルのソレを保障して人権を無視できる前提を整備するための法律は、先に大きなザルのようなワクを作って中身を後で整えるなんて阿呆なことをしてはいけないと思います。そういうのも気にしながら読みたい。

 また、「有事」って何なのか。いろいろ言ってるけど結局「戦争」のことに過ぎないわけで、ならそのためのモノを作れば良いのに、今考えられてるような法律を作ると、現在を現在のままで「有事」と認定してばんばん運用できてしまうわけだから、そこんところをどうやっていくのか。それも考えないとならないと思う。「そんなことはしません」って言う人もいるだろうけれど、政治不信は高まってるはずなんですよね、このクニでは。ならばその、「そんなことはしません」というコトバを簡単に信用することはできないはずです。理想を掲げていたはずなのに、人間は突然変わることがあるから、そうなったとしても大丈夫なように作ってから法律にしなくてはならないと思う。別の良い方法がないとも限らない。問題は、その問題をその問題が想定しているような解き方で解くだけじゃなく、その問題を別の角度や高さから眺めることによって問題自体が消滅するという、そういう方法で解かれることも少なくないわけです。それも考えていきたい。

 とにかくなんかキナ臭かったりいろいろなので、読むことにしました。

 bk1へのリンクを貼ってわたしもそこから買えばポイントがたまるんですけど、いつも買ってきたあとで紹介するばかりで、全然ポイントになりません。なんかなあ。もったいないなあって思うけど、でも本屋さんで見て欲しくなったら我慢できない人だし、すぐに使いすぎてしまう変な自信があってカード使うのちょっと怖い人だし、 ‥‥実は今月DVD一枚注文しちゃったからもうネットでは買いたくないし‥‥。

 ということです。いちばん書きたいことを書かずにうろうろ書くと、こんなに長い日記になるようです。近日にないほどに長いなあ、当日に書いたモノとしては。

 テープ起こしやWeb関係の仕事、はたまたナウシカ、おっと報告論文などなど、まったくの仕事や、それに準ずるような業務めいたモノが目白押しなので、日曜日はラグビー日本選手権準決勝だけを娯楽にして、頑張らないとあきまへん。

 ではです。

2003年2月14日(金) 2月15日(土) 05:22 +0900

◇ チョコレート

 そういえばチョコレートの日ですね。何かもらえた人もそうでない人も、何か贈った人もそうでない人も、ごくろうさまです。いや! それよりも 売ってた人! ホントにホントにごくろうさまです。


◇ 蔵倉

 わたしはチョコレートは言うに及ばず、甘いモノをあまり食べずに、蔵倉で日本酒を飲みながら、カキフライ・わかさぎの天ぷら・するめの天ぷら・ほっけ焼き・塩さば焼き・だしまき・ほたてのバター焼き、などなどを食べました。美味しかったです。

 特に最後に食べたサツマイモの焼いたのが非常にうまかったです。今までに食べたどのふかしいもよりも、焼きいもよりも美味しかった。サツマイモをまるまんまアルミホイルでくるんで炉端焼きにしただけに見えるんだけど、旧アンデルセン、現クランベリーのスイートポテトみたいな味。サツマイモだけであんなに甘くなるものなのか‥‥。


◇ AKIRA

 『AKIRA』【公式】見ました。
 取りあえずストーリィはおいとこうか。やっぱ面白い。すばらしい。

 いつ化粧してるかわからん、と言うよりどう考えても素面にしか思えないケイがアイシャドウすっごい効いてます。 ‥‥入れ墨でしょうか。

 『ブレードランナー』に出てきたのとソックリな建物があるのなあ。気づかなかった。
 『2001年』もふまえてるっぽい? 気づかなかった。
 しかし、戒厳令敷いてて良かったよな。

 高校生の時に劇場で二度見ただけだから、全部キッチリ覚えていたら変か。
 劇場は空いてたけど偶然見に来てた同級生が4、5人いて、ちょっと妙な気がしたモノです。 ‥‥つまり同世代的には大ヒット?

 マンガももっかい読みたいなー。

 ではです。またしっかり働こうっと。

2003年2月13日(木) 2月15日(土) 04:10 +0900

◇ さぶーい

 たしか13日はあったかかったと思うんです。しかし書いてる15日午前3:00〜は寒いです。

 13日は‥‥木曜日は『シルクロード』の最終回を見ました。カシュガルからパキスタンに抜ける、「中国」のシルクロード最西端が舞台でした。

 『シルクロード』の放映から10年後、今から12年前、わたし友だちと一緒に鑑真号に乗って大阪から上海まで行き、中国を旅しました。汽車で上海からトルファンまで行き、トルファンからウルムチへはバスに乗り、飛行機でウルムチからカシュガルへ行き、カシュガルからウルムチへまた飛行機、ウルムチから北京へも飛行機、北京から東京までも飛行機。旅程だけ言えばそんな感じの旅。

 だから『シルクロード』のカシュガルが懐かしかったかと言えば、別にそんなことはなかったです。「俺ホントにあんなところにいたのかな?」って思った。

 ええと。

 パキスタンからカシュガルに来たという数人連れの商人の中に日本語が達者な方がいて、その人が「国境はすぐそこだ! 越えたらK2も見れる! 水牛も撃てる! お前ら気に入ったから一緒に行ってK2見よう! 一緒に水牛撃とう! バンバン!」って言われました。すんごい行きたかったけどパキスタンのビザがなかったので行かなかった。

 国境の手前にある「カラクリ湖」という海抜3500メートルの湖には行きました。高山病の一歩手前になって、すんごいしんどかった。歩くのも・走るのも・歌うのも息が切れました。8月に行ったのになぜか氷張ってるし、ビールは中国にはめずらしくギンギンに冷えていたんだけど全然美味しく感じられなくて、とにかく二十歳を迎えたのがそういう場所でした。

 ‥‥その湖が出てくるかなって期待しつつ見ていたけど、出てきませんでした。

 広いですからね、中国。

 なぜあれだけたくさん存在する人種や宗教、コトバ、考えの違いを「中国」という名前でまとめておくのか、それはよくわからなかったです。

 それにしても、ウルムチで食べたトマトタマゴ炒めの味が忘れられないなー。同じ店にシシカバブのすんごいうまいのがあったり。日本に帰ってきてしばらく経ったら、ウルムチでもともとあった独立運動がまた起こり、それがA新聞で「暴動」や「鎮圧」って報道されていて、なんか非常に腑に落ちなかった。

 何年か後に斜里町の春和楼で食べたトマトタマゴラーメンは美味しかった。

 何がなんだかわからない日記だな。

2003年2月12日(水) 2月13日(木) 07:36 +0900

◇ ご上洛

 火曜日は、以前お世話になっていたバイト先の同僚で、一緒に働いていた時はヒトとナリがそれほどよくわかってなかった人で、その後いっぱい話したり聞いたりして、少し立体度がました人で、その後サイトオープン後は日記が面白くてたまらん人で、今はバイトと関係なく友だちと言えるかもしれない人が上洛したので、集まっておもてなしでした。

 食べて、飲んで、歌ったわけですよ、うん。わたしは「アニメのDVDに5万円以上かける人」になってしまった。まあ消費税を入れればまったくその通りですよ。うん。自分でも戸惑っています。恋や萌えというのはすごい衝動だと思うわけです。

 とても疲れたけれど、すごい楽しかったです。


◇ トロ。

 引っ越しをする友だちが、いろんなものをいろんな人に無償で配布しています。わたしにはトロをくれました。トロと言っても焼肉する時に「豚だからしっかり焼かないとダメなのかな?でも大丈夫そうな気もするよね?」と言いながら焼くお肉でも、最近は赤身がないマグロがいてそれは全身がソレになってるという高級食材でも、ネギと相性の良い赤身+サラダ油をたたいたモノでもありません。つまり、お寿司を食べて「ともぐい」と言われる、ソニーのキャラクターのトロです。【休日home】

 そらぁもう、とても嬉しいです。デジカメにシールを貼り付けているくらい一緒のトロだもん。トロと一緒に色合いが微妙で少し堅めのトリケラトプスももらいましたけど、そら偏愛だと思います、トロ。。

 ありがとね。


◇ inFinity

 以前からカラオケで歌いたいと思っていた、しかし絶対にどこにも入っていなかった大澤誉志幸の『inFinity』という曲が、ハイパージョイに入っていました。若干叫んでしまいました。もちろん歌いました。しかしやはり誰も知らなかったです。たしか『そして僕は途方に暮れる』と同様、作詞は銀色夏生です。わたしが聞いた感じでは、ある意味とても投げやりな、やりきれない、『そして僕は』以上にすっごい良い曲だと思ってます。浪人してた時に聞いた時点で数年前の曲だったから、‥‥いま【ココ】で調べたら1985年発売の『in・Fin・ity』に収録ってことだから、18年前の曲ですな。。。。

 とにかくハイパージョイの英断(暴走?)に感謝です。

 あと歌いたいのは、ガゼボの『I like Chopin』です。歌詞わかってないので歌えるのかどうか不明ですけど、イントロや間奏が聞けたらそれだけでもシアワセになれると思うんです。


◇ 杉千代

 ひさびさに、うちから比較的近くて激烈にうまいラーメン屋さん、杉千代に行って来ました。昼前に行って並ばずに食べることばかりしてますけど、今日は友だちと一緒に夜に行きました。‥‥はじめて並んだ。そらそうだよね。7時半くらいでした。お昼に行くといつもいるおばちゃんの店員さんはいなかったけど、時間や店員さんに関係なく、今日も相変わらずうまかったです。友だちも満足&満腹してくれて嬉しかった。


◇ 偽ダッシュ

 食べてる時、隣に座った男女が話してる内容が聞こえてきました。

 「鉄腕ダッシュ」 「手が込んでるよ」 「○○チーム」

 ‥‥おうおう? それって昨日歌ってるときに北海道の友だちから送られてきた、数年前に流行ったチェーンメールの話ではないか? それで昨日の今日ってことは、友だちと同じ系統のがこの男女のところにも回ってるってことか‥‥

 帰ってきて【インターネットのゴミ箱】に行って調べてみたら、古くは【File No.0074】、その後も【File No.2301】で紹介されるなど、過去に何度も復活して出回ってるようです。ってことは今回も復活徘徊のようでした。

 なーんか。チェーンの上にオリジナリティがなくて、イヤです。

 京都と北海道。チェーンメールはほんとに全国のネットや携帯を席巻するモノのようです。内容にかかわらず、今後も絶対に回さないでおこうという思いを強く持ちました。

 イラク攻撃が始まりそうになってる昨今ですから、次は「生命のために団結−非暴力的制裁にYES!」のチェーンがまたぐるぐるサルのマスターベーションのように出回るのかもしれません。気を付けましょう。

 ★参照★
  【インターネットのゴミ箱】【File No.1960】
  【2001年10月7日のわたしの日記】(←こちらは放言のみ。並べて良いのかな。)

 もっと悪質な、詐欺メール(notチェーン)も出回ってるようです。身に覚えのない請求メールをもらったことのある方は、上、「インターネットのゴミ箱」さんにある「債権回収詐欺メールにご注意!!」というリンクをどうぞです。だまされる前に情報を!!

 ではです。

2003年2月11日(火) 2月15日(土) 3:00 +0900

◇ フィクションか否か

 以前、ココの左側にある「論文」から行ける「靖国を問う」関連の、二年目のシンポジウムに観客として参加しました。パネリストの人がさまざまな立場からさまざまな意見を述べ、司会もそれらの意見を収斂するカタチではなく自身の思いを語るという方式で第二部を始めたものだから、何をどう語り合い、受け取り合い、その場にいた証(あかし)を一人ひとりがどのように持って帰れば良いのか、それがなんだかよくわからなくなってしまったんですが。

 そのときに、会場からの意見が募られて発言した方の一人目か二人目の意見が、わたしなりに感情的に要約して翻訳すると

親鸞なんて史実的に存在していたか非存在だったかわからない。まったくわからない。だから、浄土真宗の立場から靖国の問題を語るというのはまったくもって無理な話だ。きみたちは本当にレベルが低いな。

 という感じでした。

 親鸞(1173-1262)が実在していたことは、「恵信尼文書」と言われる、親鸞の妻だった女性が親鸞と自身との間にもうけた末子、覚信尼にあてて、親鸞が死んだ後に書いた手紙が発見されて、歴史学の分野では確定しています。述作もあるし。直筆文書も残っているし。

 その手紙が発見される前には、歴史の表舞台にまったく「親鸞」という言葉が出てこないものだから、「彼の存在はまったくのフィクションなんじゃないか?」という意見が述べられ、それに追随する論文も何個か発表されて、「フィクションだった、かもしれない。」ということになりかけていた。

 手紙が発見された後には「実在」で確定したわけです。また、実際には、それ以外にも「親鸞」という名前になる前の親鸞が「善信」or「善信房」という名前で公文書に登場していたりする。

 だから、わたしには、上のような意見を言った彼が、歴史研究の文献を中途半端に読んで、中途半端に受け取って、中途半端に考えて、それで「どっかーん」と喋った、ようにしか思えなかった。

 「何を言ってるの?」的に反論して、彼も「いや、だからね‥‥‥‥‥‥」的に語ってくれたんですが、彼が何を言いたいのか、全然わからなかった。

 たいてい人間って「何か」イイタイコトを言うために、あんまり言いたくない、あんまり重要だと思えないモノを喋ると思います。そう考えると、彼のやっていたソレとわたしの想定していたソレがあまりにかけはなれていたのだと思います。多分お互いに「こいつアタマ悪いんじゃないか?」って思ってるうちに、アジア・太平洋戦争に兵士として参加された方がある意味では特殊な立場から感情的な意見をぐるぐる何度も繰り返し、他の立場からの意見を寄せ付けたくないという勢いで喋ってしまったので、ほんとにまったくわけがわからない、消化不良の椿事みたいになってしまったんですけど、そのシンポジウム。

 2月11日って「建国記念日」かー、って思って、それを思い出しました。

 フィクションか否かは、さほど問題じゃないと思います。それを自分はフィクションだと思っているのか否か、それによって何をどう表現したいのか、それが問題なんだと思います。

 上に出てきた彼の場合は、わたしから見れば、彼が調べたり読んだり見たりした内容を、この世での唯一で厳然たる事実だと考えてしまうクセがあったんだと思う。わたしもしょっちゅうそういうことをやってるけれど、自分だけが信じてるのかもしれない内容を疑う心構えは、一応持ってるつもりでいるし、今まで信じていたことと違う内容を誰かが言ったら、可能ならば、わたしの意見や相手の意見を科学的(!)な方法で裏付けしたり打破したりしようと試みる。

 しかし彼はそれをしない・させないタイプの人だったように思う。彼が信じてる内容をわらわらっと語り、「だから××なんです」的に言い、その「××」の内容に共感するヒトはすべからくわたしの意見の前提をまったくの事実として受け容れるべし! 的に考えている、‥‥そんなふうに思えた。

 何かイイタイコトを言うのは、勝手だと思う。別に前提なんてどうでもいい。いや、大事なんだけど、どうでもいい。ただわたしの場合は、ヒトと意見をぶつけあう時の前提として掲げている理想が気づかぬうちに現象学「的」になっているから、彼のような、人文科学の分野、歴史解釈、宗教的信条・心情などの分野にも、自然科学的な、何か唯一で絶対的なモノがあるんだ(実際にはこんな単純じゃないけど)、的に安直にダサダサに考えてるように思えて、そしてそこから何かを語ろうとしているように思えて、他人が自分よりもモノを知ってないことを前提にして語っているように思えて、

 イヤぁな気分になりました。

 フィクションか否か、それを自分はどう受け取るのか、そして何を語るのか。

 そして、他者は自分の語っている内容を受け取って、どう考えるのか。あるいは、他者は自分が向き合ってるコレを別の角度から見てどう感じ、思い、考えるのか。

 それを突っつき合わせていく、そういうのがわたしは好きです。でもそういうのがまったくイヤでイヤで仕方ない、というヒトもいるんだろうなって思います、っていうか、たぶんわたしを筆頭に、こういうふうに考えているけれども実際には出来ないでいて、時々ふと気づいて「うがっ(>_<。)」って言ってる人が多いんだろうな、って思います。

 以上、建国記念日という、フィクションか否かを考えるよりも、そこから何をどう考えるのか、何をどう考えた結果として、自身は他者とどう考えるべきなのか、というのを考えるのは楽しいな、という意見でした。

 ‥‥そして彼は龍谷大学生でした。親鸞が実在してなきゃ存在してないんですけどね、龍谷大学って。それを考え合わせると、ほんとにほんとに腑に落ちないです。わたしの受け取りが滅茶苦茶なレベルで間違っていたのかもしれません。ある本は冒頭に「実在していたかいなかったかわからない」的に書いてるんですよ、たしかに。でもその本自体が親鸞さん実在してなきゃおかしくなる立場から書かれているから、 ‥‥彼はその本のその箇所だけ拾い読みして悲しい水準で納得し、筆者の前提とかをまったく考えなかったんじゃないか、ってふうにも思いました。

 以上、11日の日記にします。書いたのは15日の3:00です。

2003年2月10日(月) 2月10日(月) 22:10 +0900

◇ (−_− zzzz (・_・ ハッ

 強烈に眠いです、いま。おかしいな体調悪いのかなと思ったわたしはぱかでしょう。今回の眠気は寝不足だからに決まってんじゃん。でも今コーヒー飲んでるし、友だちから遅く? にでもないだろうけど電話かかってくるはずだし、 ‥‥ヨコになってるだけなってようかな。


◇ 今日は‥‥

 今朝は10:00に眠って12:00に起きるという計画を立て、なぜか完遂してしまったという、わたしらしからぬ一日でした。しかも睡眠不足っぽくなく、そこそこフツウ(フツウって何だ?という話はまた今度ね。今思いつく結論は「主観によるモノさ、その程度のものなのさ、『フツウ』の概念ってのは。」 ‥‥というものです。)に暮らすことができました。まったくもってわたしらしくない。

 ま、髪を切ってもらいに行ったらそこは何年も前から月曜日が定休日だったり、 ‥‥つまり行く前に会員証を見て「そうか第三月火曜は連休か。気を付けなきゃ」って確認したのに、月曜日じゃなく火曜日がエクストラオーディナリーな休日だというふうな意味であるってことに気づかなかったり、そばにあるラーメン屋さんへ食べに行こうと思ったらそこも今日が定休日だったりして。そういうのは、フツウに、軽く寝不足なわたしらしい感じでした。いや、正直に言えば、ふだんのわたし炸裂って感じでした。


◇ 昼間は‥‥

 銀行のATMにお金をおろしに行ったら、先に入ってたヒトが思いっきりフルフェイスのヘルメットまんまでした。おろしてるときにヌッと入ってこられるよりマシでしたがが、でもなかなか驚かせてもらいました。


◇ 今は‥‥

  今はWeb用のボタンの作り方を学ぼうとして「ボタン」「作り方」で検索をかけたら、画像編集系のソフトをらくぅに使えるヒト向けの解説ばかり見つかって、よくわからんくて、困っていたところです。ココ が引っかかったのは、わたしとしてはヒットでした。そうですよね、いろいろありますもん。

 ではまたー。

2003年2月9日(日) 2月10日(月) 5:35 +0900

◇ おやじ。その後。

 6日の日記(後半)を読んだ友だちから訂正が入りました。

 「おやじ“っぽい”とは言ったけど、おやじ“くさい”とは言ってない。。」

 なるほど。(・_・) 微妙だけど、絶妙に違いますね。

 つまり、あのときに指摘された内容は受け取れていたんだと思います。友だちが言おうと思っていたことと一緒の内容を日記に書いたんだと思います。

 たぶんそれでも違うのは、おやじ「くさい」というのは完璧なおやじが醸し出すニオイであって、わたしはまだ完璧じゃない。でも、やることなすこと言うこと、おやじ「っぽく」なって来てるってことなんだと思う。My Way「まんま」とか「くさい」んじゃなく、「っぽく」なって来てる。

 どちらにせよ気を付けよう、俺。


◇ 林さん

 林明日香【HOME】・13歳の女の子を歌を聴きました。

 すばらしくうまいです。デビュー当時SPEEDのhiroが小学生だと知った時にも絶句しましたが、このコは何なんだろう。声が小学生じゃない ‥‥ (あ、中学生か。。いや中学1年生の声にも思えない)。ひたすらうまい。何を食ってるんだろう。

 歌詞はよくわからんです。好きな推理小説に「石動(いするぎ)」さんっていう探偵が出て来るんだけど、彼の名前と同じ歌詞があります。でもコレは人の名前じゃないんだろうな。『月のしずく』の一部にもこんな感じのところがありますね。最近の流行なのかな。

 うーん。

 欲を言えば、こんな叙事的?な歌を朗々と歌うよりも、いっぱい恋をしてさ。その他のことででももっといっぱい悩んでさ。自分なりに乗りこえて、いやなこといろいろ知ってるのに素敵な笑顔になってさ。そして『あなたのキスを数えましょう』とかを歌うのさ。 ‥‥そしたらコレに多分、今が問題にならんくらいの、なんか「深み」みたいなのが加わると思う。

 それがすごい楽しみなコだなって思ってます。

 今もとっても良いですよ。気持ちよさげに朗々と歌う系は好きです。


◇ 均等割付

 つい先ほど、「均等割付」を覚えました。HTMLの一部でやれるってことは前から知ってましたが、Wordでもできたのか。。。 ってことはつまりPDFでもやれるってことで。バイト関連の表現力が少しアップしました。

 上、正直に翻訳すると「今まで知らなくて・効果的な使い方がわからなくて、非常にもったいないことをしていました」ってことに過ぎません。

 ではですー

 追伸:
 今月の過去の日記、ところどころ増えてます。重い話題を軽く考えようとするから(軽い歯触りの言葉に仕上げようとしてるからではないです)アタマこんがらがって酷いもんです。

2003年2月8日(土) 2月10日(月) 4:55 +0900

◇ B O B 続き

 金曜日に第4巻を見た『BAND of BROTHERS』(わたしの中では「アメリカ軍の欧州戦記@第二次世界大戦」、WOWOWの公式HPは7日の日記を参照)、土曜日は全5巻・全10話からなるシリーズの最終巻・第9話と第10話を見ました。

 第9話はもう、「えぐい」を通り越してしまった。欧州を戦っていた米軍が超有名な「あるもの」を一応「解放」したじゃないですか。どうやっても解放したり昇華したりは容易じゃない存在だから、その後も何十年にわたって問題になり続けている、今後も風化してはいけない、数年に一度くらい「あれはなかった」という幻想を大まじめに語るヒトが出てくる、あれ。

 すごいわ。何回かに分けてDVDを見続けた濃いぃ濃いぃ8時間の積み重ねの作用もあるんだろうけど、絶句してしまった。

 「お子さまには見せられません」という感じかなあ。

 でも、くさいモノにはフタしちゃだめだよね。

 『ハンニバル』や『ES』とかと較べると画面の状況は全然ソフトですよ。うん。しかし血が出ない、暴力もない、みんな生きてる、 ‥‥それなのに、これほどまでにすさまじいむごさのシーンって作れるもんなんですね。

 フランクルのいた場所の情報と考え合わせると、人々の反応など、つじつまの合わないところ(つまり誇張だろう)もそりゃあるけれど。

 戦線が前進しまくって「もうすぐ戦争終わる!」って希望が見えかけたところで遭遇したから、余計に効果的。

 でも「だからといって感情的に処理してはいけない!!」というメッセージを感じさせる場面もちゃんとあるし ‥‥。しかし奴は憎めない ‥‥。(>_<。)

 第10話でもやはり、実際に戦ったおじいさん方が語ってました。それまでは冒頭だったのに、この話だけは最後でした。尊敬するとかしないとか、そういう水準じゃないと思います。

 九段・件の神社の立ち位置を検証しようとする行為にしても、アジア・太平洋戦争当時の旧日本軍や日本政府の考え方を検証しようとする行為にしても、それをする人たちに対して「わたしは彼らを尊敬することしかできない。それをきみらは、先の戦争を戦ってくれた先人たちに向かって石を投げるのか!?」 的なことを言う人がいますが、誰もそんなことはせんだろう。

 あんな場所・あんな時間を生きた人に、暖かくて安全な事後の場所から石を投げるなんてまじめに考える人はいないでしょう。 ‥‥いや、投げてもきっと、 ‥‥ もし投げようと思い、投げる人がいるとしても、その石は、投げた人が思ったほどの勢いでは当たらないし、投げる人と、投げる人がぶつけようと思った人との間には、投げる人には想像が不可能だった、いろいろなモノが存在しているので、まず当たらないと思います。「それでも言葉は通じてしまう」から、双方が誤解し合って、ぶつけられそうになった人に本当に当たることがあったら、その時は痛いかもしれませんが。その痛さは同じ「痛さ」かもしれませんが、痛む場所が違うだろうと思う。

 なんて言うんだろう。まず「人」に対して投げるのは、違う。

 もし、人に対して投げてるように見える人がいたら、それはそれまで想像したことのない何かとんでもないモノを見たり聞いたり感じたりした衝撃で、別のモノに対して文句を言いたいのを勘違いして、別の方向に走ってしまったってことだと思う、短絡的に。何かにつけて「食わず嫌いとのめり込み」はやめましょう、もったいない。

 ということで、尊敬する・しない、というのとは水準が違うと思う。

 生きてるだけでヒトはたっといものなんですよ、みたいな感じだと思います。今日もやはりうまく言えません。どうも最近ココロの中がもそもそしてる感じです。言葉がうまく選べない気もする。でもいちばん問題なのは、バクゼンとでも良いから固めて喋ればいいのに、固まる前にクチや手が動いて、何とかして思考の過程を残そうとしてるっぽいです。

 何を焦ってるのかな。焦ってないんだとしても、なんか変です。
 時間は多分あるんだから、いろいろゆっくり考えないといけません。


◇ そして推奨。

 とにかくしんどかったです、 『B O B』。そしてこれからしんどいです。

 戦争モノを見て背筋延ばして「あースッキリした!」と言いがちな人には、おすすめしません。まったく、おすすめしません。逆に、「うぉぉぉぉ!感動した!感動しちまったよ!」って言うだけじゃなんか足りない気がして、考え込んでだーだー泣いたり日記にガリガリ書いたり論文書こうとしてしまったりする人、こういうのを見ると絶対に一生引きずってしまいそうだ! ってのがわかってて見ようとする人には、おすすめだと思います。

 ただ、まだ新作で高いので、何かイベントで安くなってからか、旧作になってからでも良いかな、って思います。

 でもほんと良かったよ。

2003年2月7日(金) 2月9日(日) 0:35 +0900

◇ B O B

 以前3枚目まで借りて見ていた『BAND OF BROTHERS』【HOME】DVDの4枚目と5枚目を借りてきて、4枚目を見ました。

 先の大戦でヨーロッパ戦線に派遣されたアメリカ軍、その中の精鋭、空挺部隊「E中隊」の話です。第1話は本国での訓練の話がメインで、いよいよ降下します、というところで終わり、‥‥最終10話のタイトルは『戦いの後で』ってなってます。

 前にも書いたように、やっぱりドリームワークスの特撮やCGは半端じゃないと思います。『プライベートライアン』が10時間モノになったと思えば間違いないくらい、すさまじくえぐいです。シナリオその他もすんごい練られてます。

 実際の戦闘記録や証言をもとにしてるわけだから、各話の冒頭で自分たちの体験を語ってるおじいさんたち生き残りの方たち以外は全員バタバタ死んでいく。で、その死に方が、 ‥‥たぶんぎりぎり「911」の前に作られたせいか(放映は、アメリカでは「911」前から後にかけて)、どっかんどっかんやって勇ましいだけの国威宣揚的でしょーもない美談めいた悲劇にはなってない。

 「この人は何のためにうまれて来たんだろう?」
 「この人の親はどんな願いを込めてこの人をうんだんだろう?
  どんな願いを込めて育て上げたんだろう?」
 「この人の恋人は何のためにこの人と知り合ったんだろう?」

 そういうのを感じさせてくれる。考えさせてくれる。


◇ クニのため

 ‥‥たとえば「クニのため」という、たった一つの目的に収斂していく死に方としては描いていない。こういう事実が積み重なって彼は死んだ、彼は殺した。そういう描き方になってる。濃厚な戦闘描写の合間に、実は実際に生きていた人間が戦っていたんだよ、というのを感じさせる ‥‥ なんて言うんだろう、証明していると言うのかな ‥‥ 前線を戦っている部隊に持ち上がる具体的な問題や、そこで育つ濃密な信頼関係とか、そういうのももちろんあって、そういうのはすごく問題を感じさせたり格好良かったりるんだけど、

 総じて ‥‥しんどい。

 彼らが死んだり殺したり精神的に変になったりするのは、もちろん「クニのため」ではあると思う。でもそれは靖国神社を語るときに語られている「クニのため」と同じ内容なのだと思う。

 つまり、他の可能性を許さない、たった一つの特定の思想の再生産装置として靖国神社が空前のはたらきを見せてしまったから、「目的」としての「ため」ではなく、「理由」としての「ため」にココロやカラダを動かした、それと同じ内容の「クニのため」なのだと思う。

 なんかいつもにもまして文章がすっきりしないぞ。

 人が死んでしまうのは、理由や原因や要素がさまざまに働いた結果だと思う(もちろんいちばん大きな理由は「生きてるから」)。
 それらの理由や要素 ‥‥ この時代に生きていたからとか、このクニにうまれたからとか、そういうたくさんのモノの結果の総体として、人は死ぬ。
 そして、それらの理由から、避けられる要素があるならそれを取り除く努力をした方が良いと思う。でも、その時に理由じゃなく目的だけを見て、すべての理由を放り出して目的だけを考えさせる装置というのは、怠惰、かつ卑怯だと思う。

「彼のために」 ←for
「彼が実現しようとしていた目的のために」 ←for「あなたも 戦おう!」
「彼の遺した思いのために」 ←for


上の「for」は「because」に、 「戦おう」は「死んでしまう」に、
それぞれ変わります。 というか引っくり返すとそのままだと思います。

 
「彼のために」 because→
「彼が実現しようとしていた目的のために」 because→「あなたも 死んでしまう!」
「彼の遺した思いのために」 because→

 上の三つの「ために」は目的、下の三つの「ために」は理由・原因です。一部が隠蔽されたり無視されたりすることもあります。また、「彼」は「クニ」になったりします。でもって、同義になったり、都合良く片方が消されたりもします。もちろん、「クニ」は「政府」だったり「郷土」だったり、はたまた「家族」だったり、ムチャクチャいっぱいの意味を持ったコトバですけど、そんなのはおかまいなしであることがほとんどみたいです。

 何も、彼の遺した思いをそのまま引きずって同じやり方で実現しようとするだけが、彼の遺した思いをかなえる唯一の手段じゃないと思う。別の方法や可能性を模索しても良いと思う。そして、他の方法や可能性の模索を許さない装置は、ムチャクチャな害悪だと思う。

 ホワイトハウスでタカ派の最尖端と言われている人たちは、みなさん従軍経験がないんだそうです。わたしもないけれど、想像力でカバーできるところは確実にあると思う。というかカバーしなきゃあかんでしょ。こんな良いドラマがあるんだぞ。見てくれよ、見て考えてくれよジョージ。

 と言いつつ俺はまだ4枚目、第8話までしか見てないんだけど。

 他人のことはそんなに言えないけれど、想像力のないヒト・ある一つの想像をしたらそこから一歩も動けなくなってしまうヒト・自分がしてしまった嫌な想像図を打破するために他の視点からの話を聞いたり聞こうとしたりしないヒト・陳腐な想像を他人に押しつけてこっちの話を聞かないヒトって、可哀想だと思います。

 しかし、そんな可哀想なヒトにふりまわされて、死んだり殺されたりしてしまう人の方がもっと可哀想だと思う。

 うん、言い訳にしかなりませんがまとまりません。

2003年2月6日(木) 2月7日(金) 5:25 +0900

◇ スケート。

 スケートしました。

 京都・西京極に大っきなプールがあります。【HOME】

 そこが冬はスケートリンクになってるんだそうです。友だちが教えてくれて、引っ張ってくれて、それで行きました。

 阪急に乗って西京極の駅に着いて、阪急の高架を二度くぐったり、うまい具合にグラウンドレベルが見えない西京極球場のヨコを通ったりして、以前から阪急に乗るたびに「あの大きな変わったカタチの建物はなんだろう?」と思っていた建物に向かって歩いて、ついたらそこが「アクアリーナ」。小さい方のプールは冬もやってるようです。そのヨコを通って受付へ行き、フィギュア用の靴も借りて、リンクへ。

 わたし、清水宏保【HOME】と同じ高校ではありませんが、同じ管内にある、ちょっと似た名前の高校に通ってました。

 いや高校はおいといても、たぶんあの管内では冬にスキーをやる学校よりスケートをやる学校の方が多いと思います。というのも、多くの小学校・中学校のグランドに雪が積もってしばらくすると、PTAや先生の当番の方が夜中に集まり、トラクタなどを持ち出して雪を踏み固め、大きなタンクを積んだトラックで水をまいてしまうんです。

 そしたらリンクになってしまうんです。

 いいでしょ、冬に水をまけば立派なリンクができる。

 小学校の6年間、12月から3月まで体育はずっとソコでやってました。少しは体育館でもやったのかなあ。あんまり覚えてません。冬の体育はスピードスケートだった記憶しかないです。清水選手もたぶん同じような環境で育ったんだと思います。そしてスケートが好きになったのでしょう。

 わたしは大っっっっっっっ嫌いでした、スケート。なーんせ寒い。リンクが屋外にある関係上スケート靴も外ではくんですが、靴ヒモはぎっちりしっかり締めないと、ふがふがしてるとうまく滑れない。ってことは手袋をはめたままでは靴ヒモがうまく結べません。でもって水をまけば露天ですんごい立派なリンクになってしまうってことは泣く子も凍るほどの筋金入りの厳寒なわけで、
 ‥‥そんなところで好んで素手を出したい人はそうそういないんじゃないかと思います(わたしは出したくなかったです)。今まで笑って一緒に話していた友だちが急に泣き出してどうしたのかと思ったら耳が凍傷になりかけていたという、そんなところで誰が手など‥‥。

 で、リンクの上を滑って多少からだが暖まってきても、鋼鉄のスケートの刃からじんじん寒さが登ってきて足が痛くなってくる。喩えるなら、 ‥‥そうですね。氷の上に鉄を置き、その上に底の薄い靴を乗せてるようなもんです。(って、まんまです。)

 かつ、わたし体育全然ダメです。。速い友だちと較べると500メートルで多分2倍くらいのタイムです。何年生の時だったか、80秒を切ってすごく嬉しがってた覚えがある。清水は35秒です。あれはまったくもって人間の出せるタイムじゃないと思う。

 とにかくスケート大っキライでした。リンク開き(プール開きみたいなもんです)のときに校長先生が

 「うちの学校のリンクが、管内でいちばん完成が早かった!
  こんな立派なリンクを作ってくれた人に感謝しながら元気に滑って下さい!」


 みたいな挨拶するのを聞いても全然感謝できなかった。 ‥‥すみません。

 中学校はグランドがなかったので(学校のグランドに見えるグランドは町のグランドだった。 ‥‥そのうち中学校のグランドになったんだったかな?)体育は室内ばかりで、すごく嬉しかった。いや体育は一貫して好きじゃないんですが。。。

 なのに、今日はスケートに行きました。えーと。12歳の時から滑ってませんから、20年ぶりのスケート。

 案外楽しかったです。インストラクター?みたいなお兄さんがお客さんの安全のために一人ガリガリものすごい勢いで滑っていてくれる、その人を除けばリンクの中でわたしがいちばん滑れてたんじゃないかと思います。友だちも「やっぱり人並み以上に滑れてますね」と言ってくれる。左足を外側に倒して回る技術的コーナリングも完璧(油断して転ぶ)。ブレーキも完璧(やはり転ぶ)。本人はふがいなくフラフラ滑ってると思うわりに、それでも感じられてしまう圧倒的な優越感の嵐。(嗚呼、俺は単純だ。)

 でも、スピードスケートのほうが乗りやすくて好きです。フィギュア用の靴は先端に見慣れぬギザギザがあって、うっかりスピードのつもりで滑ると簡単にころんでしまいます。というか簡単にころびましたよ何度も。だから左の膝が今すんごい痛いです。

 いっしょに行った友だちはスケート初体験とは思えなかったです。なんでしょう、北海道出身だからなんでしょうか。スキーと多少似たところあるからなんでしょうか。と思ってたら、インラインスケートをしたことがあるらしい。 ‥‥あー。あれはまったくスピードスケートだ。

 ということで謎が解けました。

 とにかく、体力作りくらいしか役に立たないだろうと思い続け、でも仕方なく耐え忍び続けた6年間の冬にありがとう。20年のブランクがあっても十分(じゃないが)すべれた。びっくりだ。


◇ おやじ。

 友だちが二人で、わたしのしゃべり方がおやじくさい、おやじくさい、と言います。そうなのかなあどこが? って聞いたら、‥‥何かにつけ、決めつけるようなことを言うところがすごくくさいそうです。

 それはおやじというより意固地? カタいってことだろう。柔軟性がない。

 とにかくありがとう。気を付けられる範囲でってことになるんでしょうけど、折に触れて思い出すようにしたいです。

 たしかに、二人の話を聞いて自分の言動を思い出してみれば、わたしはわたしのように押しつけがましく喋る他者があんまり好きじゃないです。そういえばじいさんがこんな感じだったかもしれない。何を話していても、じいさんがどんな先入観を持ってるのかをこっちに表出してくれるのは良いんだけど、こっちが論理立てて「違うと思うよ」と言ったり「今話してるのはそっちの話じゃないよ」と指摘したりしても、まったく聞かない(汗)。

 そうか。おやじと言うより、じじいなんだ。

 とにかく気を付けよう、わたし。こうやって書くだけじゃなく。

 ではではー。ありがとうー。

2003年2月5日(水) 2月8日(土) 22:20 +0900

◇ 事務的な‥‥

 通わせてもらってる学校のようなところで、いろいろ事務的なことがありました。普段あまり積極的に参加してるとはいえないわたしですが、こういうので手伝えそうなことがあると妙に張り切るようです。

 ‥‥たいしたことはしてませんのですが。


◇ またカラオケ‥

 友だちが『Let Me Be With You』の入ってる「ハイパージョイ」があるカラオケ屋さんをみつけてくれたので、そこで歌うのをメインにしてでかけ、3人でご飯を食べてから(お酒を飲んだということです)、歌いました。やっぱコレは男には厳しい曲のようです。‥‥まかせました。

 すごい久しぶりに『19:00の街』を歌ったりしましたが、そら知らないか。『そして僕は途方に暮れる』を別の機会に歌っても、やっぱり知らないと言われたし。古いのは駄目なことがあります。でも大貫妙子の『メトロポリタン美術館(ミュージアム)』は知っているという。一体どういうバランスなんだろう。

 ま、いいか。

 谷戸ゆりあ『サヨナラ』を歌ったら、「ああ、聞いたことあるわ」と言われたのにはびっくりしました。知ってるどころじゃないはずなのに。予想通りサビですごい悔しがられました。案外歌いやすかったです。『恋スル気持チ』はまだ入ってないようでした。AIRの『鳥の詩』も入っていない。少し残念。

 というか飲み過ぎた気がします。すみませんでした。

2003年2月4日(火) 2月8日(土) 22:20 +0900

◇ カラオケな‥‥

 卒論の口頭試問初日でした。3日までは試験があって、4日からは講義・試験ともに終了ってことで、大宮学舎と深草学舎を結ぶスクールバスが全面運休。4月まで全面運休。でもわたしは深草へ行く用事がある。駅は遠い。

 自転車ですね。家から片道8キロ。そのまま直行するときっと辛いので、途中、4キロ地点に位置する大宮でいったん下りてコーヒー。

 そして深草へ。へとへと気味。会った先生は先生で、わたしとは較べモノにならないくらい非常に忙しいらしく、やっぱりへとへと気味。いつものようなキレが少し足りなく感じました。でもちゃんと話になるってのは、体力なのでしょうか、気力なのでしょうか。

 深草での用事が終わり、また大宮で一休みして、部屋に帰ってきて。

 しばらく経ったら友だちにまた駅で会うことになり、また自転車で‥‥。飲みながらカラオケでした。楽しいな楽しいな、カラオケ。

 ということでありました。一日で合計24キロも自転車をこいで、でも足が痛くなったりせず、わたしは非常に元気でした。日記ですねほんとに。

2003年2月3日(月) 2月4日(火) 5:20 +0900

◇ クイズ!紳助くん

 関西ローカルの「クイズ!紳助くん」という番組があります。【HOME】

 たまに見ます。たしか藤原紀香がアシスタントか何かをしてしっかり笑いをとりながら可愛がられていた、そういう番組でもあったはずだと思います。‥‥うん、そうですね。でもってトークが面白いんだけど長いので8割はカットして流される、そういう番組でもあるようです。ほう。すごいな。見たいな。

 それを、関西ローカルが見られない土地にいる先輩から録画してくれるように頼まれました。ビデオデッキもテープもあるし、録画してまで見たいと思ったことない番組だし、そりゃ快諾。で、気になって見たら、やっぱり面白かったです。今回は「ザスパ草津」というJリーグ入りを夢見ているサッカーチームが大事な大事な入れ替え戦に臨むという話で、やっぱり良いんですよねえ。コテコテ系な気がしますけど、好きですね、こういうの。

 一時間番組なのにクイズはたった3問だし。すごいぞ。

 録画を開始したら、先輩から確認の電話がかかって来ました。サッカー好きな先輩だけど、あんまり接点がぴんと来なかったので「なんで録画したいんですか?」と聞いてみたら‥‥。

 ゲストで出ていた女性が見たいだけだそうです。ほんとかウソかわかりませんが。

 一生ついて行きます、先輩! そのバイタリティっす!

 ってか、「こないだ堂本兄弟に木村佳乃出てたで!」と知り合いのかわいいおばちゃんに言われて「なぜ電話してくれなかったんですか!」と無茶な(電話番号知らないもんそりゃ無理sa)コトバを返してるわたしとは気合いがやっぱり違います。追いつけそうにありません。


◇ すし。

 今日はすしを食べる日なんですね。‥‥という節分話を友だちとチャットでしていて、「そうだネギトロ巻きを作ろう。きっとこういう日はネギトロ用のたたきを安く売ってたりするだろう。ご飯にのっけて食べよう。」と思い立ち、スーパに出かけたら‥‥、

 ネギトロ用のたたきを単体では売ってくれていませんでした。そりゃそうかもですよね。手巻き寿司でいいならネタばっかり売ってるんだろうけど、あれって「巻寿司まるまる一本」って言ってるんだもん。気にする人は一本食べたいわけだ。そうなると、家で作る場合すのことか用意するの大変だし、家族みんなの分を作るのはきっともっと大変だったりすると思う。‥‥それででしょう、大量の巻寿司が売られていました。ネギトロ巻きもあった。

 だから妥協してそれを買ってきました。ごはん炊く準備をしてから買いに行ってたら悲惨でしたが、そうじゃなくてよかったです。

 土用のうなぎといい、バレンタインのチョコレートといい、そしてコレといい、発祥の時点で新規にネツ造されるイベントや、どこかであったのかもしれないけれど、あまり一般的じゃなかったのが一般的なモノに格上げされるイベントって、「手軽」と「豪華」のちょうど中間くらいの食べ物と組み合わせるとうまくヒットするような気がします。クリスマスもケーキからだったと思うし。もしそうだとすると ‥‥ 何かネツ造できないかな ‥‥。

 うーん。

 夏のすごく暑い時期に、敢えて鶏団子鍋の日なんてネツ造したいです。去年の夏に計画した人がいて、参加させてもらって、非常にうまかったのがすごく印象に残ってます。あれは非常によかった。理由や「いわれ」は何がいいかな‥‥。

 思いつかないな。却下かな。

 ではー。

 追伸:1月31日と2月1日の日記を書き加えました。日々の記録というより随想的です。

2003年2月2日(日) 2月3日(月) 5:46 +0900

◇ 文章というのは‥

 文章というのは、読む人に何かを伝えるためのモノであると思います。
 たいてい、相手を想定している。
 誰にも読ませない日記であるとしても、近未来の自分くらいは読者として想定している場合がほとんどだと思う。

 かつ、書きながら必然的に読んでしまうモノでもあると思います。書きながら読まないと、何がなんだかわからないシロモノになってしまうと思います
 ええと。
 だから、書いてる今じゃなく、書いてるすぐ未来の瞬間にいて、書きながら、同じ文章の続きを書こうとしている自分が、その問題を考えたり思ったりするためのモノでもあると思う。

 というようなことを、メールの返信を書かせてもらいながらたぶん考えてました。そして日記を書いてる今もそういうようなことを思って書いています。

 でも、自分じゃない他者が読むことを第一の目的としている文章の場合は、上に書いたような、そういう自分のためではなく、相手にわかりやすく読んでもらうことを貪欲に求めつつ書くべきだと、わたしは思います。

 ここにつづられているのは、たかが個人のHP日記ですが、やはり、読者がわたしだけである日記とは異なると思う。

 以前、そういう、わたしだけが読むことを想定して書いていた日記を当時の恋人が読んでしまい、それはそれで何かツボだったらしくそれ以来とても楽しみにして読んでくれるようになり、‥‥でもそこで「じゃあこのへん面白くしよう!」とか考えて書いたらそれってウソだよなと思いつつ、でもそれじゃ彼女にとってあまりに謎ばかりだろうと思い、 ‥‥それまでの日記が遅くとも一週間くらい後の自分だけを読者に想定していたのを改め、ひとつき、一年くらい後の、価値観や語彙ががらりと変わってしまった自分も想定して書くようになったように、

 ‥‥ええと。何が書きたかったのだろう。何んかズレたんですが。

 そうそう。そのときに、日記でありつつ日記でないような、たぶんわたしのWeb日記的態度みたいなのが少しだけ形作られたのだろうなと思います。
 もちろんその後いろいろな人のいろいろな意見を聞いて、自分なりに消化したり身にできなかったりして、現在のような姿になっているわけでありますが。基本的な姿勢の萌芽はあの時点にあったのだろうと思います。

 とにかくWeb日記読んでくれてありがとう。書かせてくれてありがとう。
 (書こうと思っていた内容からかなりずれました。でもこれはこれですごく思っていたことです。)


◇ 上に関連して。

 相手に自分の思いを伝える場合、‥‥相手のコトバへの反応としてコトバを返す場合は、相手が何を自分に伝えてくれようとしているのかをしっかり把握してからじゃないと、それを受け取った自分の思いは存在しないわけだから、正確に受け取らせてもらうのが先。
 そして、それによって自分が何を考えたのか。思ったのか。感動したりありがとうと思ったりいやー僕なんてまだまだだよと思ったりしたなら、そういう感情的なところで混沌の中にあるモノを無理矢理コトバに変えてやらないと(あるいは混沌めいた「コトバ未変換状態」の思いであることがわかるような感じでコトバにしないと)、伝わらない。

 「それでも言葉は伝わってしまう」。 井口時夫

 やはり、推敲は大事だと思いました。

 長くなってしまうのはわたしのメールの特徴(≠特長)だからやっぱり最後には謝るわけですが、でもやはり「削って削って!」がわたしの基本だし、少し未来の瞬間のわたしだけわかるコトバで書いても仕方ないし。
 相手から伝えてもらったことの自分の受け取り方まで含めて、こちらの思いを、相手にわかるカタチで伝えるためには、以前いらした首相が「言語明瞭意味不明瞭」と揶揄されたのとは無縁な、言語も意味も明瞭な文章で伝えたいなと思いました。

 謎。


◇ 拙文。じゃなく 節分。

 節分のマメって、「年の数たべる」とは聞いたことがあります。もちろん気にしてませんが。でもこないだ「年の数だけしか食べてはいけません!」って聞きました。

 それは困ります。

 わたし、節分が近づくとスーパで節分用に売られている「福豆」や「磯豆」を大量に買ってきてバリバリ食べまくってます。あの豆は非常においしい。大好きです。節分以外も売って欲しい。ほんとに好きです。これから眠るのでこの時間はさすがに食べませんが、思い出して持ってきて「あの豆」の裏を見たらサイトが書いてありました。感謝をこめて一応リンク。

 吉田ピーナツ食品株式会社

 くふふ。(^o^) 今は準備中ながら、「例えば、節分の時期しか市場に出回らない大豆などを年間通じて食べたいあなたに・・・」なんていうリンク先があります。嬉しすぎる。これは期待してしまいます。福豆の年間通した通販だ通販だー。

 そして今年も豆を年の数以上に食べる石田なのでした。

 ‥‥だって今年は2003個だけですか。そんなん、あっという間に越えてしまいます。

 ではではー。

2003年2月1日(土) 2月4日(火) 4:38 +0900

◇ たしか‥‥

 毎週土曜日に朝から夕方まで行くはずのバイトが4月までまっっっったく跡形もなく、ない。ので、たしかヒマだったんだと思います。あまり覚えてません。

 友だちが部屋に来るかも知れなかったので、部屋掃除のまねごとをして足の踏み場を一部にネツ造しました。結局来なかったんですけど。

 そのとき具体的に何をしたのかというと、掃除とは名ばかり。ゴミを捨てまくったというだけです。今度スーパに行ったとき回収用のハコに入れるために、洗ってとってあった牛乳パックをハサミでじょきじょき切ったり(軽く20枚超)、カセットコンロ用の、使い切ったガス缶に穴を開けてアパート下にある缶専用の回収箱に放り込みに行ったり(ざっと11本)、床の一部をむっちゃひさびさにぞうきんがけしたり。

 ゴミと、ゴミのように見えるけど実はそうでないモノとの仕分けをしていたら、去年の夏かそこら、その時はまだちぃに恋をしている自覚がないまま禁断のアニメイトへ行ってマウスパッドや「黒ちぃ」と一緒に買ったはずなのに杳として行方が知れなくなっていた「白ちぃ」ストラップを発見して(半ば文字通り)狂喜乱舞してました。あの時は予約してたおばちゃんが嬉しそうに『千と千尋の神隠し』DVDを購入する、その後ろに並んで買ったんだよな。たぶん発売日だったと思う。ってことは7月19日でしょうか。

 と思って日記をひもといたら、まったくその通りでした。7月19日です。そしてやはり白ちぃ黒ちぃ両ストラップとマウスパッドを購入していたようです。「あのお店はいつ行っても人がいっぱいだなあ。」と書いていたのは、なかなか「アニメイト」と書きにくかったからなのでしょうね。

 日記というのは、書いておくものですね。

 「洗濯物干してから眠ります。部屋に干せるんですよ、最近。こりゃ良いですね。」

 って書いてるってことは、そうか、あのころは全面的に吸わなくなっていたのだな。
 たしかにそういう一カ月がありました。

 「禁煙」というのはやめた方が良いと思います。やっぱ理性的に「休煙」という呼び方でゆるやかに構えた方が、悲壮な決意なんていうろくでもなさそうに思えるものを携えて「やっちまえ!」的に開始するより、よほどやりやすいと思います、と言いつつわたしは「休煙」しかやったことがないので「禁煙」がどういうものかわからないんですが。

 こないだ友だちと話していてびっくりしたのは、その場に居合わせた3人が3人とも「休煙」経験者だったということです。かつ、3人とも、ある一定期間は完全に煙を断ち、そして「なんだ、思っていたほど辛くない、これならやろうと思った時に また いつでもできるな」と実感していたということです。でもって、3人とも吸い殻をそのへんにポンポン捨てない人だった、ということです。

 なんかそういう感じで(どういう感じだ おいおい)、喫煙者のタイプを分類整理すると面白いのかもしれませんね。嫌煙家というのもきっと分類すると面白いんだろうし。一部の喫煙者と一部の嫌煙家がむっちゃ仲悪いとしても、それがすべての関係にあてはまるとは思えない。

 法律や条令って、微妙で難しいな。


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