Just a Little Bit of… の日記
バックナンバ 2002年4月

2002年4月30日(火) 5月1日(水) 09:00 +0900

◇ 直リンク‥‥↓


 うちからもリンクさせてもらっている■坊さんの小箱■から、直リンクの希望が来ました。「希望が来たから」という単純な理由からではなく(そんなもん理由にならんし)、当該文書への直リンクを貼りました。
 公開質問状冒頭にも書いてありますが、予備知識がない方に(わたしのはなはだ浅薄な理解から)少し説明いたしますと‥‥

 浄土真宗本願寺派には「宗会」というのがあります。ドイツやイギリスの議会制を参考にして日本の「国会」より数年以前に成立した「議会」で、投票によって選ばれた「宗会議員」が日本全国から集まって、そこで包括法人としての「本願寺派」の運営について話し合ってます。定例があったり、特別があったり。‥‥「プチ国会」みたいなもんだと思います。

 そこで話し合っている内容がインターネットに「漏れた」らしいんです。しかし「漏れた」? うーん。その「漏れた」って言い方、どうなんだろう? 俺達の代表はそんな対外的に秘密にしなければならないことを話し合ってるのか?
 印象として、「宗会議員」さんは逐一‥‥までいかなくても、自分が話し合って決めようとした内容、決まった内容を 「ソト」 に向けて発表しようとしてくれてるように思うんだが。‥‥それに「宗会」期間中はそこで何を話してるのか、何が決まったのか、どう空転したのか(過去にあった)などが一部の新聞にはずーっと昔から出るようになっている。批判的な書き方もアリなんだなあ、内容はともかく開けてるなあ、と思って読んでいたのに。

 「漏れた」? なんだそりゃ?(・_・)?

 ‥‥まあ「漏れた」というコトバが適切かどうかの話はおいとくとしても、とにかくそういうのの全体について、本願寺派の内外のネットやオフラインでいろいろな議論がなされているんです。

 今後の「宗門」や「宗会」のあり方ってどういうふうになっていくべきなんだろう? 「漏れた」と考えるのってどうなんだろう? 当局が今後も今以上の情報公開をしていく方向に進むのはもちろんなんだけど(今もかなりしてると思います、念のため)、それってどういうふうにやっていくべきだろう?

 みたいなことが、各方面で話し合われ、模索されている。

 そしてその話し合いや「調査」の過程で、棚原さんは、‥‥全然関係ないことまで調べられようとしている。

 情報公開やネットと本願寺派との関係の可能性を模索するときに、その調査に「棚原さん個人を知ってますか? 知ってる方は詳細を教えてください」という内容とも受け取れる質問があるのは‥‥不適切なんじゃないかとわたしも考えます。

 だから、直リンクします。

※ 棚原さんは嬉しくも何ともないと思いそうな気がしてなりませんが、この公開質問状について、わたしは棚原さんの味方です。


 石田@浄土真宗本願寺派僧侶がお伝えしました。
 なじみのない方が多い話だったかもしれません。すみませんです。

2002年4月29日(月) 4月30日(火) 02:35 +0900

◇ 05:55 付記

 ちせ、第五巻まで読みました。やっぱ変わったマンガだ。‥‥第三巻以降は初版を買ってたようです。ほとんど意味はないんですが、でも、ちょっち嬉しい。
 さ、少し眠ろーっと。


◇ 俺のちせが‥‥

 部屋掃除に良いかと思い、『最終兵器彼女』【bk1】をまた読んでいます。(何をどうしたらコレが部屋掃除に関係すると言うのか‥‥)

 コレ近々全巻友達に貸すし、それもあって、です。
 やっぱかわいい女の子って良いです。
 ストーリィ? もちろんです。

サイカノ

 いや、しかし。なぜアニメ化しちゃうかなあ。↑
 マンガでしかやれないことも一部やってると思うんだけどなあ。
 (萌絵ほどおぞましくはないです、今んとこ。)

 まあ、いいかぁ。(>_<。)俺が何を言ってもアニメ化は進んでるようだし、もはや止まらないんだろうし‥‥。アニメを見た人の一部は確実に興味を覚えて、それでマンガは今よりもっと読者を増やすんだろうし。高橋しんも確実に嬉しいだろうし。TVの上に置いた特典カレンダを見ながら、妙にさみしく思いながら、つらつら。

 ‥‥さっきアマゾンに行ったら、まだカレンダ付きの7巻を売ってるようでした。「欲しかったけど買えなかった!」という方がもしいたら、どうぞ行ってみてください。

 カレンダと言えば‥‥先日、近所のCDショップに行ったら今年のアイドルカレンダの売れ残りを「大処分!」と言って配っていました。勝手に持ってけ、ってことらしいです。木村さまのはなかったです。ホッとしました。


◇ 夏かなあ。

 最近あったかいです。夏かなあ。
 というか、その前に必然的に梅雨が来るのか。

 部屋掃除がんばろっと。

2002年4月28日(日) 4月29日(月) 05:45 +0900

◇ 08:40 追記

 「更新履歴」を更新しました。つかれたよう。

◇ おやすみ Ver.

 お休みなので「おやすみ Ver.」ってことにします。‥‥部屋掃除も進められなかったためにネタがないだけです。すみません。

 結論としては、『ワールズエンド・スーパーノヴァ』はもっと売れても良いんじゃないか? ってことです。くるりは他に聞いたことがないので全然わかんないんだけど、でもこの曲はすごく良いと思います。(しかし一体これは何をどの見地から探った上で語られた、何についての結論なのだろう‥‥)

 こないだ年齢層が違う人たちと飲んで、その後カラオケをしました。「いしださんは古い知らない曲しか歌わない〜」と不満気に言われました。『イケナイコトカイ』『我が良き友よ』は良いとして、『そして僕は途方に暮れる』を知らないってのはしかしショックでした。
 仕方ないな、『ボヘミアン・ラプソディ』は勘弁してやるか。じゃあ新しめの曲で歌えそうなのは‥‥と思って『ワールズエンド・スーパーノヴァ』を入れたら、思ってたよりはうまく歌えた。うれしがって歌い続けてたら、‥‥なんということだ。誰も知らないだと? (−_−;)
 ということで、結論。
 もっと売れて良いと思います、『ワールズエンド・スーパーノヴァ』。つまり個人的立場から語られた個人のための結論なのでした。
 機会に恵まれたら、ぜひぜひ。
 ちなみに、「スーパーノヴァ」ってのは超新星のことだと思います。

 ココ ↓

 

 ココ ↑ から一部が聞けます。しかしわたしがいちばん気に入ってるフレーズは聴けませんにゃ。

 「管理人とは」のページ、ちょっと見やすくしてみました。変わっていたのを放っていた箇所も直しました。また「大学は東京」って書くとまるで東大に行ってたように思えてしまうことに気づき、「東京のほう」って直しました。

 さて、しかし、どこから手を付けようかなあ、部屋掃除。
 とりあえず、もう眠ろうか。(負けそうな予感‥‥)

2002年4月27日(土) 4月28日(日) 05:00 +0900

◇ 眠ります。(−_ゞ ごしごし

 ちょっと、眠いです。昨日と同じくらいの時間ですが‥‥早起きしてアルバイトに行き、そのままずっと起きてたからだと思います。
 ということで今日の日記は終わりです。今日したのは、上述のごとくアルバイト、喫茶店で読書(中島義道『哲学の教室』講談社学術文庫)少し、スーパの文房具店にいっぱい積んであった300円未満の手動シュレッダー購入、クリーニングに出してたスラックスとシャツの受け取り、煙草購入、TVにて巨人戦の観戦、ネットのアルバイト、笑ったり、困ったり、「え?」と思ったり「なるほど!」と思ったり、メールを受け取って読んだり返信を書いて出したり、日記を書いたり、です。

 ‥‥部屋掃除‥‥

 今は、良い。日曜日の起床後に開始します、きっと。GWは長いのだ、きっと。いや思ってるほど長くはないのだ、きっと。でもとりあえず眠ります。変な日記になっています。自己紹介ページのマイナ修正も起きてからにしようっと。

2002年4月26日(金) 4月27日(土) 04:20 +0900

◇ 学部の講義に出た。

 そういえば全然「管理人とは」のページを更新してません。一部にウソ記述がある。というのは、わたしもう「大学院生兼僧侶」じゃなくなってました。あれは3月末までです。いまは「研究生 兼 科目等履修生 兼 僧侶」です。今度なおしておきます。
 それに伴い、au からも so-net からも「学割適用終了のお知らせ」みたいな郵便物が来ました。時代‥‥じゃない、年齢を感じますね‥‥。収入が減るのに出費が増えるとは、これいかに。っちゅうか「そろそろ働かないと!」ってことなのかな。いや、「そろそろ働けるだけのフレキシブルさと腰の低さを身につけて、俺がイチバンって感じのアホさをなくさないと!」ってことです。

 教職の関係で学部の講義を1つだけ受けています。先週出ようとしたら見事に休講で今週が初回でした。‥‥なんか学部の女の子って、若いですね、ってアタリマエですか、アタリマエですよね、すみません。若い若い男と話すのはなんともなくできるんですが、若い若い女の子に話しかけるのって、なんかひそやかな、微妙な、謎な勇気が必要な気がします。‥‥年齢を感じます(二回目)

 au の方は少し基本料金が安いコースにしました。「学割」は無理だけど、少しでも安くした方が良いと思う。 so-net の方はNTTに「フレッツISDN」を申し込んどいて「学割」を適用させるよりも、NTTをアナログ化しといてアッカ経由の「ソネットADSL」にした方が、「学割」を適用しなくても余裕で安いので、3月からそっちにしてます。
 数十倍速くなるのに接続料金は八割くらいになる。ちょっとおかしいですよね、コレ。うれしくてたまらんです。‥‥帰省したときは使えなくなるから不便でたまらんちゃたまらんのですが。恒常的に「帰ってる」状態になったら、そのときはまた家族と話し合ってなんか方法を考えることにします。


◇ はい。

 そんな感じで、今日は短めです。どちらさまも良いGWをお過ごし下さい。いしだは佐伯と協力して(ど、どうやって‥‥)ここしばらく(2年くらい、いやもっと)したことのない、男もすなる「部屋掃除」というものにいそしんでみようかな、なんて思っています。わたしとしては驚天動地の変化です。森さんのエッセイみたいな本でもたしか推奨されてたしね、部屋掃除。自分の内的環境を変えようと思ったら有効な方法のひとつ、らしいです。‥‥「らしい」が妙にしっくりきます。自分がするべきもんじゃないような気がしてる。こりゃいかん。ぶぶぶ。

2002年4月25日(木) 4月26日(金) 03:10 +0900

◇ ねむ。(−_ゞ ごしごし

 木曜日は‥‥サブゼミ(学生の学生による学生のための自主的な研究会)に例のごとく15分くらい遅れて行ってしまいました。ごめんなさい。もう少し起きられるようにします。

 ゼミや研究会の大目的って、学的興味の満足と深化、ならびに学的知識の増加にあると思います。でもって副次的な目的(楽しさ)がどこから来るのかっていうと、大目的が与えてくれるうれしさと、それにプラスして「こんなにしゃべっちゃった。でも聞いてもらえたし共感してもらえたし、‥‥話したから、自分が抱えてる自分だけが直面してる、でも解かなければならない“問題”も話す前よりは立体的に・明らかになった気がする。‥‥うふふ。」っていうのを「もっかいしたい!」と思ううれしさと信頼・期待からなんじゃないかと思います。

 わたしを含め去年から参加してる人がしゃべりすぎ (−_−;) てしまったり、その場にいる人が前提となるモノをどこまで共有しているのかを考慮しないままに議論をすすめてしまったり、‥‥複数の人間が集まって意見を交換する場としては少しお粗末な現象も散見され(まくっ)たとはいえ、初めて参加した人も、去年から参加してる人も、それら大目的副次的な目的をリアルに感じる時間を過ごしたような気がしてるので、すごく有意義だった(かもな、いや、そうだったに違いない、いやそうであったらならいいなという)気がしてます。

 たとえ参加者がわたしを含めて3人だったとしても‥‥ね。


◇ 壁抜け

 の必要性を切実に感じています。

 いわゆる「茶飲み話」と完璧に「学問的な考察」との間には、開きがあります。男と女の間にあるといわれている深い深いミゾよりも、もっと深いミゾ、グランドキャニオンなみのミゾがある‥‥ような気がします。

 しかし「それでも言葉は通じてしまう」(井口時夫『物語論/破局論』)ため、わたしは一瞬よりも短い時間でそのミゾを越えることができる。

 ‥‥‥あぶなっかしい。

 今思うとその危険性に震え上がります。わからない方法で、でも現象としてはわたしはそのミゾを確実に越えて、あっち(学問的考察)に行ったりこっち(茶飲話)に行ったりしてた。‥‥その能力があるから「それで良い」と思うのか、それともその能力を把握するべきだと思いそのために何らかの努力をすべきだと思うのか。

 5年以上前からそのことを指摘され続けているのに未だにできてなかった、というのを感じてる時点であほあほですにゃ。でもその「壁」を抜けたいな、と、指摘を受けた後で今日は切実に思いました。マテ。感じた後はいつも切実に感じてるぞ。とすると‥‥‥道は俺が思ってるよりも、もっと険しいってことだろ、それこそグランドキャニオンなみに。。。

 で、その後に何をしたかと言えば、‥‥やっぱり、無自覚に飛んでるんですよ、グランドキャニオンなみの渓谷を。そしてやっぱり言葉は通じてしまっている。

 甘味だけど、辛(から)かったです。

 のび太は「どこでもドア」の使用法を知りません。でも、そのドアをくぐることはできる。のび太がドラえもんに「使い方教えてよ。」と言うか言わないかのはざまに、石田はいるんじゃないか‥‥と思っています。
 行きたいところができてからドラえもんに頼んで行かせてもらう幸せでたまらないのび太より、使用法を知って自由自在にどこにでも行けることを知り、自由と責任が正しく同義である深刻なしかし積極的に容認せざるを得ない事実に小刻みに震えながら、でもその現実を受容して注意深く座標を設定している、少し憂いを帯びたのび太になりたいです。

 だってそういうのび太の方が煙草似合うと思うんだもん(なんやそれ)

 ああ。たぶん今日の日記が設定している読者は今まで以上に「壁抜け」後の自分(?だけ?)だと思います。


上と無関係な、でも、おすすめリンク →  詳細は後日。

2002年4月24日(水) 4月25日(木) 05:55 +09:00

◇ まさゆめ。

 寝坊しました。遅れました。誰にも迷惑はかけていませんが、自分で自分に不利なことをして一体どうするっちゅうねん。

 敗因は、「1時間だけ眠ってすぐ起きる自分」というありえない白昼夢‥‥早朝夢を見てしまい、安易に眠ってしまったことじゃないかなあ。「3時間だけ」という夢ならよく見るけど、1時間で起きられるという幻想を信じてしまったのはひさしぶりです。‥‥石田は相も変わらず相当なアホです。

 いや、それでも起きたんです。もちろんです。目覚ましは加入と携帯の電話ペアに毎日頼みます。それに「ありがとう」と言って起きたんです、いやさすがにクチには出しませんよ。とにかく起きた。

 もちろん、眠りこけた。(にはは)

 夢の中では演習の講義を受けていました。まじです。教室で配布されたプリントに並んでる漢文読んでました。これっぽっちもわからなかった。

 すごくスッキリ起きて途中から出て、‥‥配布された書き下し文のプリントが、時間終わるまで手に入らず、本当に漢文を読みました。さいわいなことに少しはわかりました。


◇ ちせ vv

 友達とチャットで話してて、「元服の年齢はいつか?」から「AIR」などを経て「ミサトさん」、「加持さん」→「カウボーイビバップ」の話になり、「カウボーイピカチュウ」「カウボーイパトラッシュ」というミスマッチ合戦になり、わたしはついつい「カウボーイちせ」と発言しました。『最終兵器彼女』【bk1】ですね。んで「ちせはかわいい」と書いた。
 そしたら「ちせって安い?」「おいしい?」と言われて「うん安い! 3束で500円!」と意味ない返答をした瞬間に、‥‥昨日実際に1束99円で買ったモノがあるのを思い出しました。

 まだ食べてません。

 どのくらいもつんでしょう、村上春樹が超短編でタイトルにもしていた、畑で栽培すると農薬を散布しないのに雑草が全然育たないと言う、収穫できるまで3年くらい畑を「遊ばせて」おかなければならない、野菜なのかそれ以外なのかよくわからない、そんな名前の細長いセサミビスケットもある、そして、ゆでてマヨネーズつけたりバターで焼いたりベーコン巻いたりする料理がわたしはとても好きな、アスパラガス。

 最後、少しミステリ仕立てにしてみました。(激ウソ)

 木曜日は、マンガと宗教研究会です。‥‥金曜日の勉強会準備をサボってたこと、今思い出しました。レジュメどないしょう。どないしょう。

 バイトは2つともないし、なんとかします。

2002年4月23日(火) 4月24日(水) 07:25 +09:00

◇ 第二章以外。

 『生と死の倫理学 よく生きるためのバイオエシックス入門』【bk1】、第二章以外は本当に面白いです。

 第七章は「殺人の禁止と安楽死問題」でした。
 この章の執筆者、石橋孝明氏は、安楽死の問題を考察する前に「なぜ人を殺してはいけないのか」を法的にではなく、その前提する倫理的なところから、‥‥つまりかなり哲学的に考察する必要があることを述べ、それを実施する。それから

 われわれは、われわれの生が端的に与えられており、そのことに注視する限り、われわれに自らを含めて人の生を奪う権利はないのだということ、そして生きることを肯定する限り、人を殺さないということが共同体・社会の原則になるのだということを確認したことで、「なぜ人を殺してはいけないのか」をめぐる考察を終わることにしよう。
 それゆえ、次に、にもかかわらず、われわれは人を殺すことを許容する場合があることを考えてみよう。つまり、「どのような場合に人を殺しても許されるのだろうか」と問うことである。

 と宣し、安楽死の考察に入る。

 内容的には問題あると思う部分もあるけど、でもって結論も「むむむ」だけど、‥‥論理的に考えて考えて、自分の中で議論して議論してから書くのが論文だ! という、今のわたしにはアタリマエに思えることをきっちりやってくれているので、読んでいてすごく気持ちが良かったです。読者との対話を放棄して何が論文か! とも言ってくれていると思う。こういう論文って、良いわあ。

 誉めちぎってるなあ。後で読んで違和感感じたら上のコメントは削ったり付け加えられたりするかも、です。


◇ フランス語

 なんか、掲示板に書き込んでるうちに眠れなくなり、ぬるヱビス(ぬるいヱビスビールのこと。石田はそう呼ぶことにしました。)を飲みながら書き込みました(虎谷さんへの返信じゃないです、あれはシラフの時に書いてます。念のため)

 そしたら、いつの間にかBSのニュースがフランス語になっていた。

 意味はさっぱりわからない。

 でもシラクさんのしゃべり方に、なんとも言えぬ「あはれ」を感じました。‥‥フランス語本人やその語圏の方は、やっぱり意味分かってないやつが印象批評でフランス語を語るのっていやでしょうか?
 でもほんとに、そのときはホントに、「ああ、素敵だな」って思ったんです。
 どのくらいかって言うと‥‥。

 12チャンネルで井川遙がフランス語会話をやってるのを見た・聞いた時よりも、はるかに深い風情を感じました。なんなんでしょう。ビギナーに心細げに語られるべきではなく、政治家の断定口調(だと思う)で語られた方がフランス語は似合う、ってことなんだろうか。

 ‥‥どんな言葉もそうなのかもな。

 こまった。オチがない。

 こまった。10時半から講義を受けるのに、今頃になって眠くなってきた。‥‥このまま眠ったら落ちてしまう。

 はい、これでこの話は落ちた。ことにします。

かしこ

2002年4月22日(月) 4月23日(火) 02:30 +09:00

◇ はい。第二章。

 昨日ココ書きすぎたのかなあ。書く気が沸き上がってきません。でも、せめて三日坊主にしたいので、今日も頑張ります。

 昨日のココを読んでくれた友達に会って『生と死の倫理学 よく生きるためのバイオエシックス入門』【bk1】を見せたら、件の「第二章」にしか興味を示しませんでした。「他は面白いんだよ、ほんとなんだよ。」と言っても「あんだけ書かれたら読まないっす。」ってさ。「たまにありますよね、良い論文ばっかり編集されてる本に、一個だけどーにもならんのが入ってるの。僕もこないだ読みましたよ。」ってさ。 ‥‥よくあることなのにあんなに怒ったわたしって一体‥‥。

 しかし、昨日みたいな勢いで怒りにまかせた書評はいけませんにゃ。でもホントにひどいの、第二章。 (>_<。) 読了終に「俺はコイツの何がこんなに気に入らないんだ?」ということに興味を絞ってメモ取りながら読み直して、‥‥第二回読了後、その20頁をカッターで切り取って燃やしてやろうか? と思うくらいだったんです。(ふつふつふつふつ。)

 おっと、二日続けて同じことを書きそうになった。
 はい、気を取り直して。


◇ 小泉さん

 日曜日に小泉さんが靖国神社に参拝しました。カメラとマイクを向けられた彼が発言した内容からは、彼が

  1. 今の時期なら平和を思ってゆっくり参拝できる。
  2. 国内外に心配や疑念も抱かせないだろう。
  3. 8月の参拝はない。今回のが今年唯一の参拝だ。
  4. 内閣総理大臣の小泉純一郎としての参拝だ。
 と考えていたらしきことが判明します。
 しかし、わたしは以上の4点について、以下のように思います。
  1. 今の国会には「有事立法」法案が提出されましたよね。‥‥有事って、戦争やそれに近接した状態のことですよね。で、靖国神社は旧「東京招魂社」の昔から内戦や戦争と切っても切れない神社ですから、そして日本という国で「こないだの戦争」と言うと公式にはアジア・太平洋戦争(呼び方はさまざまですが)のことを指しますから、もしかして何らかの必要で靖国神社に参拝する必要があったとしても(公人にはない。それは明らかですが敢えてこのように書いています。念のため。)、「今の時期」の参拝がベストだとは到底言えないとわたしは考えます。
  2. そんなことはないでしょう。甘過ぎです。
  3. ほう。それは良いかもしれません。この時期が良かった、ということではなく、今年はもう参拝しない、ということを評価して「良いかも」と言ってます。
  4. これが微妙なんですよね。「総理」は公人だけど、「小泉純一郎」は私人だ。私人がいつ何処に行こうとわたしは知らない、もちろん私的なことに公費を使ったら問題だけど。
    ‥‥「総理」にはほとんど休日がない。でも息抜きや「私人」として振る舞える瞬間ってあった方が良いとは思う。
    ‥‥「総理」として靖国神社に参拝したいということじゃないなら、それをもっとはっきりしてほしい。もし「総理」として参拝したいのなら、いけません。政教分離の原則を守らなければなりません。
    しかし玉串料はポケットマネーから支出なんですね。なら実質においては問題ありません。でも誤解する人がいるから「内閣総理大臣の小泉純一郎としての参拝だ。」なんて言い方しないでほしい。
 ‥‥やっぱあんまり頭よくないなあ。「やりたいこと」と「現時点でやれること」との間に開きがあるのなら、ゴリ押しでやってれば既成事実になるなんていう夢見がちな中曽根さん的やり方を踏襲しないで(月曜日に会ってたようですが)、せっかく総理なんだし、もっと考えて変革すれば良いじゃないか。
 宗教施設であるだけでなく、密接に、複雑に、高度に絡みあった問題がこのクニにはあるんだ、という事実を示す存在でもあるのが靖国神社だと思います。出航する大型客船から延びてる紙テープのように、靖国神社からはいろんな問題が流出してるんじゃないのか? 少なくともわたしにはそう思える。

 それなのに、そういう1つ1つの問題を1つ1つ解いていこう、という努力の姿勢を一切見せずに実力行使をして

「問題ないさ〜(^▽^)v」

 と言って、それで問題がなくなったかのように信じ切ることが出来てしまう。
 こんなことに対しても具体的な改善策を考えつかないような人が経済その他の「構造改革」をする?? わたしにはウソに思えるなあ。何か実質的な問題が生じてもきっと同じように

「も、問題ないさ〜(^▽^;)v」

 って言って、それでおしまいなんじゃないでしょうか。‥ちょっとコワイ。


◇ ‥‥おお!

 案外書けたようです。ではではー。

2002年4月21日(日) 4月22日(月) 06:33 +09:00

とりあえず今日は更新。

 昨日の最後に「なるべく毎日更新したいな」って書いて今日しなかったら有言不実行の権化みたくなっちまいます。よかった、思い出して。ホッと一安心。継続は力なり。知識は力にしてなんぼ。決意は実行してなんぼ。他人の振り見て我が振り直せ。過去の自分の振り見て今の自分の振り直せ。(‥‥苦しくなってきたのでもうやめます。)


チャーハン!

 ずっと前にNHK『ためしてガッテン!』でやってたチャーハン特集、見ましたか? わたしは見ました。

 王将で長い間バイトしてた友達も番組と同じことを言ってましたが、チャーハン、鍋を熱して熱して熱して(フライパンなら1分半くらいが目安。でもテフロン加工などはそんなに空焚きすると傷みます。ご注意。)、油をしき、タマゴを入れ、すぐにごはんを投入してガシガシかき回してごはんの一粒一粒にタマゴをからめると、びっくりするくらいフワフワの、とんでもなくうまい奴が出来ます。ごはんは「冷や」じゃなく「暖かい」が良いです。でもって具を入れるのはごはんを入れた後です。永谷園でもなんでもうまいです。おひまな時にどうぞお試しあれ。

 わたし土日二日続けてそんなのやってます。下手なので今まであんまりうまく出来ませんでしたが、最近多分タンパク質の摂取量が足りないのもあって元気ないんだろうと思い、1人で食べるのにタマゴ3つ使ってやったら、もうごはんにタマゴからみまくり。ラクにできました。‥‥2つでも十分でした。
 おいしいごはんって嬉しいですね。まー、1人じゃなきゃもっとうまいんだろうな。
 しかしチャーハンで1時間番組が1つ完成してしまうんですね。NHKがスゴイのかチャーハンという料理がスゴイのか。どっちだとは言いにくいですが、美味しいチャーハンはホントに美味しいです。


『生と死の倫理学』

 篠原駿一郎・波多江忠彦(編)『生と死の倫理学 よく生きるためのバイオエシックス入門』【bk1】を読んでます。思っていたよりずいぶん面白いです。
 とは言っても第二章は最悪でした。何が言いたいのか全然わからなかった、‥‥わけじゃなく、何が言いたいのかよくわかったけどそれに一切の意味が認められなくて最悪でした。もし読む場合には第二章は躊躇なく飛ばすことをおすすめします。‥‥いや、論文を書くときには何に気を付けるべきなのか、何に気を付けずに書くと最悪の論文になるのかを具体的かつ論理的に考える材料には好適だから、怒りにうち震えながらでも読むべきかもしれません。

 わたしが気付いたことを具体的に列挙しますと(必要ないかもしれないです。でもこんなに書いちゃったので)‥‥、

  • タイトルで奇をてらったのなら、その責任は果たさなくてはならないだろう。特に第二章のタイトルは「人工妊娠中絶と不正コピー」という素敵に意味不明、かつ刺激的なモノになっているのだから、その責任は非常に重大であろう。
  • どういう意味かを明示せずに(匂わせることもなく)「ある意味」と言われても困る。特に後の論理展開を理解するために必須な部分でそう言われると、何がどうなってるのかさっぱりわからずに非常に困る。独りよがりを言い訳する言葉ではないだろう、「ある意味」って。(かなり自分のことを棚に上げています。)
  • 「そもそも」と言って何かを示す場合、それがなぜ「そもそも」だと考えるのかを明示する必要がある(ものすごく「常識」的なことを論拠として使う場合に「そもそも」と言うつもりである場合も同様である)
    この章の場合、「そもそも」情報とは基本的にコピーである。情報とは操作可能なものであり、操作可能だから倫理的に問われるのである。」という一読して意味不明な内容を語る際の冒頭に用いられているのだから、その説明責任は多大であるとわたしは考える。
  • 存在論的にも論理的にも併置できないモノを併置出来ると考え、その個人的思考(この章の場合は「嗜好」だと思われてならないが)に基づいて論を展開するのなら、その併置説の根拠を可能な限りわかりやすく説明しなくてはならないだろう。自分にわかる言葉だけを用いて階段を30段くらいすっとばして説明したつもりになっては、いけないのではないだろうか。
  • 「コピー」「権利」「不正」‥‥その他の言葉をこの章の筆者がどう捉えて用いてるのかが全然不明確である。これでは読者にわかる内容が書かれていたとしても意思伝達は不可能なのではないか。
  • 抽象的な論を展開する場合、しかも本人の脳内でのみ成立する併置概念について論理的に破綻した内容を「論理的」を装って展開する場合、図示はかえって邪魔であると思われるのだが。‥‥まあ、わかってればそんなことしないわけだ。(−_−;)
  • サイバースペースは物理的な「スペース」ではないからそこに人間がいないのはあたりまえだとわたしは考えている。人間がいるのはサイバースペースの外側、つまりネットにつながったパソコンとパソコンの「こっち」と「そっち」であり、物理的な「スペース」があるのも「こっち」と「そっち」であると考えている。勘違いしない方が良いのでは。
  • 行為が「不正」だからと言って、その行為によって生じた「結果」が不正であるとは限らない。というか前述の通り「不正」の内容が不明だからこう言うことにわたしは非常に自信がない。‥‥法的な「不正」と倫理的な「不正」とが混同されているように思われてならないし。
  • 直上に関連するが、「行為」「行為の主体」「行為される対象」「行為の結果」の4者に同じ言葉が適用できるからと言って(コピー[する・する人・するモノ・してできたモノ])、それらの4者を同じででもあるかのように語るのは、どうかと。
  • 「考え方そのものの反省をすること」を生命倫理には求めているのに、自分の考え方の「反省をすること」を怠ったままで論文を完成させて、それを他人に読ませて良いのだろうか?
  • 「過剰な消費と過剰な情報の社会を反省する必要がわれわれにはあるのではないだろうか」という言葉が、生命をめぐる倫理を模索するための本の第二章、「人工妊娠中絶と不正コピー」という題名の論文に用意されている結論として適切だと言えるのだろうか。‥‥机上の空論で煙に巻くのではなく、実際に存在する人工妊娠中絶という行為や、そこに至る過程、その影響、‥‥わたしには、そういう諸々のモノをこの論の中では考えるべきだったと思われるため、なぜ消費や情報を考えることの必要性がこのタイトルの論文の結論として用意されているべきだと筆者が考えてしまったのかが全くわからない。
  • 読者と対話しようとする気がないのはよくわかる。しかし自分の中でも一切議論していないモノを「論文」と呼んで良いのか? これはエッセイですらないとわたしには思える。こんな似而非論文、俺はもう書きたくないな。
  • むずかしげな言葉を羅列して文字を並べさえすれば「論文」になると思うんじゃねえ。
 他人を裏口から案内する場合、どこに表口があるのかをその他人に明示しなくてはならない。‥‥と、こないだ先輩に聞きました。裏口論文を書くことが多いわたしは肝に銘じなくてはならないと思います。
 しかしこの第二章は、‥‥‥結局どこが表口かはもちろん、その裏口がどんなふうに見えているのか、裏口の中(家の中)がどのくらいの奥行きを持っていて、その中心には何が用意されているのか、そういうのが全然わからなかった。

 この章の筆者は「おれんち案内するよ!」と言ってわたしを家の前まで連れて行き、わたしを置き去りにして1人だけ家の中に入って独り言を言い続け、で、「今日は楽しかったね!」と鏡?(かな?何に向かってだろう?それもわからない)に向かって言ってる、‥‥そんな印象を受けました。

 別のカタチの譬喩を試みれば‥‥「キャッチボールをしよう!」と言って河原に連れて行かれ、「キャッチボール楽しいね!」と言いながら、彼はそのへんの石を拾って水切りをしてる、ような感じ。
 以前、『中外日報』という新聞への投稿でこういう「困ったちゃん」な文章を読んだことがありますが、対話の可能性が一切排除されたこういう論文、久々でした。

 念のために言いますが、もうだいぶ読み進めていて、次に読むのは第七章です。第二章以外は非常に示唆に富む文章を読めています。自分の生き方や考え方を振り返りながら、自分の論文の前提や分析・解釈・展開などのマズさを振り返ってうなったりしながら、なるほどこのように考えればこっちとあっちをつなぐことが出来るのかと感嘆させられたりしながら、‥‥こんなすばらしい論文を執筆した一々の筆者や、こんなすばらしい論文群を一冊の書として編集してくれた編者に感謝しながら読んでいます。

 他の筆者の名誉のために敢えて強く言います。第二章だけは最悪ですが、それ以外の章は非常に有意義な本だと思います。そのすばらしさは最低最下の第二章が醸し出す手の施しようのないカス度を補って余りあります。

 理屈っぽい面も多々ありますが、わたしほどじゃない。非常に読みやすいのに非常に論理的。しかもむっちゃ緻密おすすめです。

 ああ、しかし大人げなく怒ってしまった。八つ当たりして申し訳ありませんでした。すみません。‥‥少々は笑ってもらえたでしょうか? それならば、わたしが第二章とともにすごした時間の無駄も少しは還元されたと思います。

2002年4月20日(土) 4月21日(日) 04:25 +0900

ひさしぶり〜。\(^▽^)/

 ごぶさたしてました。石田のテキスト力が枯渇してしばらくたったため、今日は佐伯が書いてます。‥‥ってことにしたら書けるかなと思ってそう↑書いてます。そういえば、先日たつみさんはわたしのことを「さえき」じゃなく「いしだ」と言ってたし‥‥そういうことだったのかもしれないなあ。


嫌われるゥ?( ̄〜 ̄;)?

 更新してないうちに、田中宇(たなかさかい)『仕組まれた9.11 アメリカは戦争を欲していた』【bk1】と、桜井哲夫の『アメリカはなぜ嫌われるのか』【bk1】を読了しました。前者は‥‥最後のメッセージ(めいたモノ)は初めて読んだ気がしますが、彼がネット(orメールマガジン)で書いてることが大半でした。田中さんのスタンスって好きです。

 後者は‥‥タイトルが少し微妙だと思います。
 どちらかと言うと「嫌われる」理由より、純粋に

 「アメリカ」‥‥

  • は今までどう捉えられて来たのか?
  • は 〃 実際にはどうあったのか?
  • は今からどうなっていくだろう?
  • と日本の関係は今までどうだった?
  • と 〃 これからどうなる?
 ‥‥という感じの内容が展開されてました。「嫌われる」はキーワードになってないんじゃないだろうか? とも思えます。
 そして終章(第五章)「グローバリズムのゆくえ」では、
  • アメリカの国民間で広がる経済格差
  • アメリカを中心にして広がりつつある経済格差
    (先進国とそれ以外、
     先進国内の「第四世界」化)
  • 日本とアメリカとの文化的差異
 ‥‥などなどが興味深いデータや分析とともに紹介され、最終的には「アメリカはなぜ嫌われるのか」ではなく、
 「日本がアメリカのような『勝ち組』(ちなみにわたしは好きじゃないです、この言葉。でも他に良い言葉が今日は見つからないです。‥こうしてわたしは言葉を失っていく、あるいは見つけられずに過ごしていく‥)になるためには、どうすれば良いのか?」「日本の文化をこのまま(著者が思い描くような)『良い』方向へ発展させ続けていくために、日本政府はどのような政策をとるべきなのか‥‥というか、日本に暮らしている人はどんな心構えで生きていけばいいのか?」
 ‥‥ということを探ってるように思えます。
 まあ、タイトルはタイトルですよね。タイトルに過ぎない。うん、少々内容と違っても‥‥いや、これは「少々」じゃなく「多少」ですよ先生。微妙にニュアンスが違います。そして、それが重要なのです。 ‥‥やっぱタイトル微妙。。。  ( ̄〜 ̄;)


『小説家を見つけたら』(☆_☆)

 ショーン・コネリーとロブ・ブラウン(「無名の新人」)が競演してる『小説家を見つけたら』(公式ページはこちら→という映画を見ました。

 監督は『グッド・ウィル・ハンティング』と同じ人です。ストーリィを少し乱暴に紹介しますと‥‥世捨人みたいな暮らしをしてる小説家が、ほとんど偶然に知り合った少年に小説家の資質を見いだし、紆余曲折を経て応援するようになっていく‥‥って感じ。(こんな雑な紹介で「見よう!」 と思ってくれる人がいるだろうか‥‥ということでフォロウ↓)

 夢物語と言えばその通り。でもなんかさわやかだわぁ。ここんとこ中島みゆき『此処じゃない何処かへ』の途中の歌詞なみに少しギスった日常を過ごしてる‥よな気がしてるわたしにはすっごく良かったです。やっぱ「ないものねだり」なのかもなぁ、映画や小説って。だってわたしから「さわやかさ」を取ったらわたしのすべてが残りますもの。(ええ、自覚してますとも。大丈夫です。[?])


きゃっ。(>_<。)

 更新のために何度かここを表示させてたら、キリ番ちょっと自爆しちゃいました。(参考→ 小さい場合は大きく表示させてみてください。[Print Screen]キィと[ペイント]などの合作です。書いてる途中なので表示内容が微妙に違います。)

 あれからもう、1010人の方が訪れてくださったんですね。こんなむっちゃ不定期更新の、しかも管理人がうごうごしてたら文章もうごうごになるようなページに、ありがとうございます。これからも、かけがえのない、しかしすごく奇特な方と自分だけを相手にやっていこうと思っています。
 しかし自分でこんなキリ番とっちゃった‥‥(>_<。)。嬉しいけど悲しいような。困りつつ得意気なような。‥‥そういえばまだ「11111」のイベントやってなかった。そーかそれを思い出させるための自爆だったのか‥‥。

 ではでは〜。これからはなるべく毎日書きまーす。
 (と、今までに何回わたしは言ったのでしょう。。。)

2002年4月15日(月) 4月16日(火) 00:40 +0900

田中さん。殺されないでね。

 田中宇(たなかさかい)『仕組まれた9.11 アメリカは戦争を欲していた』【bk1】を買ってきました。ものすごく乱暴に言えば「あれはアメリカが仕組んでた、という見方も出来ないか? いやそうじゃないとしても、かなり望まれていた事態であることは間違いないんじゃないだろうか?」という内容の本です。
 アメリカのロビーが戦争を欲する構造になっている、なんていう大昔から知られている事実を暴いてるわけではありません。もっと精緻で頭が痛くなるような驚愕の、しかしむっちゃ冷静な分析や、仮説・結論に満ちた本です。

 変な感じがする人もいるかもしれないけど、何度か申しておりますように、去年の9月11日の出来事を、ある側から理解した時の蔑称的な「テロ」というコトバで片づけることにわたしはかなりの違和感を覚えます。また、あの出来事について、アメリカ政府に一切の責任がないと理解することも、わたしには不可能です。また、あの出来事を「純然たるテロ」と理解するのは地球上の人口比にして10%に過ぎず、残りの90%は「アメリカ政府への報復」と理解しているのも事実です。かつ、あの出来事以降、アメリカのマスコミが言論統制を受けるか自主的に統制下と同じ状態にあることを選び取っていることも、冷静に判断すれば紛れもない事実に思えてなりません。
 ネットに流れている情報だけが正しいとは思えませんし、田中宇さんがネットで配信している内容や、この本に書かれている内容がすべて正しいかどうかはわかりません。しかし、田中さんが「プロローグ」で言ってることの受け売りですが、マスコミが流す情報が常に正しくて常に信用に足ると理解することもできません。

 ということで、アハメド・ラシッド『タリバン』【bk1】(講談社)や同じ田中宇『タリバン』【bk1】(光文社新書)に続き、頭の中身をあまりアメリカ政府ナイズされすぎないためには必須の本じゃないかと思います。よろしかったら、どうぞ。

 しかし、こんな本、今の体制から見ればたしかにヤバイかもしれません。アメリカでは絶対的に出版が不可能だと思います。でも田中さんのページ、アメリカ国内からもアクセスできるんですよね、インターネットだし。‥‥「グローバル化」って、悪いばっかりでもないですね。‥‥こないだから読んでる桜井哲夫の『アメリカはなぜ嫌われるのか』【bk1】と微妙にリンクしてるような感じもします。‥‥本当に嫌われてるかどうかはおいときます。少なくとも、わたしはアメリカ政府に全面的な信頼を置くことが、今はできません。
 ‥‥コクミン一人一人については、会って話してからにしたいと思ってます。多分信用できる場合が多いんじゃないかと思います。

2002年4月14日(日) 4月16日(火) 00:40 +0900

通り抜け

 バイトの同僚たちと大阪造幣局へ行って「桜の通り抜け」をしました。

 「逆三分咲き状態」(byたつみさんでした。ちょっと残念。

 ‥‥でも桜の白と葉の緑のバランスが絶妙な美しさの桜があったし、マクドがキレイになってるのを見られたし、大阪城公園に行って話してたら石垣の中腹を猛スピードで歩くネコを目撃できたりしたし、‥‥「通り抜け」は口実でしたな。
 三度目の「通り抜け」でした。一度目は京都に来てすぐで、天神橋商店街を踏破してから行きました、一人で。二度目は家族が出てきて一緒に行きました。
 今回がいちばん人多かったかなあ。桜はいちばん終わり頃でしたが。

 その後で、友達んちに移動してお好み焼きや焼きそば、鮭のうまい料理などを作ってもらって、食べたり飲んだり話したり。でした。

 はい。

2002年4月11日(木) 4月12日(金) 00:20 +0900

勉強会と本と

 今日本を二冊買いました。内訳は‥‥

 藤場俊基の『親鸞の教行信証を読み解く(1)―教・行巻―』【bk1】と、篠原駿一郎・波多江忠彦『生と死の倫理学 よく生きるためのバイオエシックス入門』【bk1】です。ええ、読みますとも。

 ‥‥京都駅そばのプラッツ近鉄の本屋さんで買おうと思ったんです。警備員も出ていたし安心して入ろうとしたら‥‥「定休日」の張り紙。しかしクルマはびゅんびゅん駐車場に入っていくし、駐輪場も混んでいる。なんだろうと思って正面(駅側)に回ったら、‥‥「お客様感謝デー」みたいなイベントをやってました。ああ、なるほど定休日。なのに激烈に混んでいるわけだ。

 ってことで、プラッツ近鉄、今日のところは客を一人失い、わたしは駅を越えた方にあるアバンティの本屋さんへ。

 目的は藤場さんの本でした。木曜日にある勉強会でテキストになっているので。生協で見たら欲しかった「第一巻」がなかったので出歩いてみたわけです。
 「宗教」コーナの「親鸞」コーナで、すぐに見つかりました。京都はお寺の町だし、仏教系の大学は複数あるし、龍谷大学と大谷大学という真宗系大学もあるし、だから「親鸞」なんてコーナーがあるのかなあ。‥‥いやマテよそれは大学生協かな。記憶の中で何かが混乱してるかもしれませぬ。‥‥しかしアバンティに藤場さんの本があったのは事実です。
 で、そのそばの哲学・倫理系のコーナに『生と死の倫理学』がありました。こっちは多少「衝動買い」に近いです。あるいは「ジャケ買い」かも。索引を見たら「加藤尚武」はあるけど「森岡正博」の名前がない。‥‥大丈夫だろうか。少し心配だけどわたしの研究分野と思いっきりかぶってるのでまあ、オッケーだろう。

 勉強会があるので大学まで戻る途上‥‥というかアバンティから駅へ向かう地下道に出たところで、警官がいっぱい出て「街頭犯罪一掃作戦」というのをしてました。プラカードを持ったり、ティッシュを配ったり。「ああもらおう鼻が出る」と思うも、いそがしそうでなかなかもらえない。‥‥諦めて通り過ぎて歩いていたら、ティッシュをもらって前を歩いていた中年の男性、後ろを振り返ったかと思うと、おもむろに、しかしド派手にティッシュを放り捨てました。
 「‥‥これは恐らく軽犯罪。」
 まあ良いんですけどね、人それぞれいろんな事情があると思います。
 しかしあんなにわかりやすくて良いのかな。

 大学に戻って友達にその話をしたら、本願寺も昔、蓮如さん500回遠忌法要の時に京都駅街頭で『歎異抄』【bk1】を配布して、(もちろん)近くのゴミ箱がそれであふれかえった‥‥ということがあったそうな。
 蓮如さん言ってるじゃん、「誤解されるおそれがやたら多い。だからわけわからないヒトには見せるな」って。蓮如さんを敬ってるのか批判してるのかよくわらからないキャンペーンだったと思います。ましてそれを欲しがらないヒトに配布するなんて。
 まあ良いんですけどね、人それぞれいろんな事情があると思います。

 勉強会では「今後もこの本を読んでいくのか?」という話し合いがもたれ、「いや、勉強会不定期だし、この本は一応区切りをつけて、これからはこっちの方向でやっていこう」ということになりました。

 高かったのに。。。。(>_<。)

 いや、でも、お世話になってるお坊さん【こちら】に以前から紹介されていた本なので、うん、良い機会だと思います。教行信証関連わたし今まであまりに勉強しなすぎだし。本当に良い機会だと思います。

 ということで、近日中に『最終兵器彼女』【bk1】をもう一回読もうと思っています。(意味不明)

 ではでは。

 あ、リンク増えました。おりんさんの逃避の産物です。よろしく。

2002年4月8日(月) 4月9日(火) 04:53 +0900

映画と本と

 今日は本を二冊買いました。内訳は‥‥
 古処誠二本人『ルール』【bk1】や、桜井哲夫の『アメリカはなぜ嫌われるのか』【bk1】です。両方とも大学生協にあった。うちの生協もなかなかやるな、古処さんの書き下ろしを置くなんて。しかも帯には「衝撃の問題作」ってあります。

 ‥‥そういえば『未完成』【bk1】を買ったは良いがまだ読んでないことに気づきました。ううむ。うちには一体何冊眠っているのだろう。とりあえず『指輪物語』【bk1】が残り七冊眠っているのには気づいているんだ。

 もったいなすぎ。なんとかします。(−_−;)

 先日、やっとガゼボの『アイ・ライク・ショパン』を入手することができました。すごくすごく幸せです。シンセシンセしてますが、良い曲だと思います。
 しかし徴兵に行ってたとは知らなかった。そりゃ記憶からなくなってしまうわけだ。いやしかし良い曲だと思う。本当に思う。歌詞なんて全然知らないけど大好きです。

 「良い曲」と「好きな曲」って、わたしの中では渾然一体です。客観的な評価をすべきモノとそうでないものがあるとしたら、うん、曲なんてその最たるもんじゃぁないでしょうか。‥‥ええ、開き直りにすぎません。 (^▽^;)


走れ走れがんばれ

 ラン・ローラ・ランというドイツ映画を見ました。可能な限り単純に言いますと、ローラという女の子が恋人のためにひた走る映画です。単純なのですが、偶然にも複数の知人から推薦を受けてしまった映画です。そりゃ見ないわけに行きますまい(俺が単純)

 以前『SFマガジン』(早川書房)の裏表紙になっていたのを見たときは、もっとチャーミングな若い姉ちゃんが走ってるのだと勝手に思いこんでいました。実際には‥‥ときどきチャーミングではありました。しかしあんまり若くなかった。

 でも、けなすつもりになれないっす、映画は非常に良かったから。セリフもカットもストーリィも完璧(ドイツ語なのにそう言い切れるのか?)。音楽も完璧(これはマジ! ビバ! ジャーマンロック!)。アニメの使い方も絶妙(シビレた)。シナリオも良い。

 結論。サイコーです

 おひまならどうぞ見てください。損はしないと思います。
 若くて綺麗な、どちらかというとすごく好みな日本人女性が大量に出ているのに、日本映画には全然気に入らないのが大量にあります(個人的見解ですよ)。あれの対極にある映画だと思います。はっきり言ってあまり好みとは言えない赤い髪のパンク姉ちゃんが走るだけ。なのにこんなに面白い! \(^▽^)/ こりゃ一体どういうことだ。
 レンタルして、期限ギリギリになって見てないことに気づいて返しに行って、でも何んか非常にシャクだったので続けて借りてほんとに良かったと思ってます。

 全然まとまってないけど、んではでは。

2002年4月7日(日) 4月8日(月) 03:20 +0900

選挙でした。

 今日4月7日は、京都府知事選挙でした。
 ちょっと前に実家の方から姉二人・母・甥・姪が遊びに来ていて、あんまりお世話はできなかったけど、一緒に京都嵐山に行ったり、大阪の海遊館■こちら■なにわの海の時空館■ココです■などに遊びに行ったり、いろいろして体力的に限界に到達したのが土曜日、それで日曜は昼すぎまで眠っていて、一日ほとんど何もしなかったわけだけど、近所のスーパに買い物にいくついでに投票してきました。‥‥今日は少しだけ運動した。

 選管の方、送られてきた葉書をわたしたら、それを元にして何かノートをつけてますよね。それをちらりと盗み見た印象なので正確とは言い難いけど、うちの投票所の投票率は平均(50%弱)を多少上回ってたんじゃないかと思います。
 家族連れも来ていたし。若い兄ちゃんも来て近場で遊んでいたし。うん、なかなか盛況でした。‥‥都市部限定になるのかもしれませんが、投票所は人の集まる施設からごく近いところにあるべきではないでしょうか。投票率の低下を嘆くばかりがそれをアップさせる唯一の手段だとは思えない。不在者投票もやりやすくなったし、面白い選挙の場合はもう一息かもしれない、と思います。

 わたしのヨコのノートに登録されていた、わたしよりもだいぶ若そうな兄さん、選管の人から「あら? この名簿でちょうど200人目だワ!」と言われてました(言う方も言われた方も、なぜかちょっと得意気)。ネタになるし(実際なんも関係ない俺がしてるし)、良いことだと思います、たぶん。‥‥ちなみにわたしは242番だったようです。

 ローカル局では「喜びの会見」を生中継してました。万歳三唱の時、新知事の後ろに野中さんが映ってて、まるでコドモのような顔で喜んでました。
 \(^▽^)/ ←こんな顔。
 ‥‥投票率は相当に悪かったし(前回の知事選よりは良いらしいが)、二番の候補の方もかなり得票してたけど、彼がそのくらい素直に喜べるほど、自民党にとってはホッとすることだったのかもしれませんねえ。彼のあんな無防備な顔は初めて見た気がします。

 だからどうとか、自民党を支持するとか、野中さんが好きだとか、そういうことではないです。ただ、人が笑ってる顔ってのは、あんまり悪く思えないな、って。

 選挙とは関係ありませんが、先日初めて行ったなにわの海の時空館■ココです■、他には何もないのかもしれないけど、大阪府が復元した日本の古い帆船が真ん中に「どーん」と置いてあって、なかなか迫力がありました。船乗りっぽく見えないこともない係の兄ちゃんの説明によると、船が大きすぎるので建物を完成させる前に船を置き、そのあとで建物を造ったそうです。だから船は建物を壊さないと出ない。よって、三週間ほど試験航海をした、それがその船の最初で最後の航海になったんだそうです。

 最初で最後の航海って格好いいなあ。タイタニックみたいだ。って、そう考えると非常に不吉か。 (^▽^;) いや、あの大きなかっくいい帆船は沈まなかったし。

 派手なところはあの船以外に見つけられなかったけど、入場券が古銭っぽかったり(お持ち帰りは不可ですが)、館内のスタンプラリーを完成させると絵はがきセットがもらえたり、受付のカワイイ姉ちゃんはじめ係の人がすっごい親切だったり、付属してたセルフサービスのレストランが想像以上にしっかりうまかったり(何も期待してないって状況ほど強いモノはない)、駅からそこに行くまでの道が異様にキレイに整備されていたり、
 ‥‥海遊館■こちら■がすばらしいのは当たり前として、大阪のあのへん、天王寺あたり、最近HPを移転したたつみさんがメールでも言ってくれたとおり、なんか良い感じで面白いみたいです。

そうそう。

 おしゃかさん、お誕生日おめでとう。忘れるところでした。天馬さんとこのアトムくんも来年ですね、七日ですが。

2002年4月6日(土) 4月7日(日) 02:40 +0900

ヒトクローン

 ついに、ある女性が、個体の体細胞に由来するヒトクローン個体を妊娠したようです。妊娠の予後?が順調ならば、年内にヒトクローン個体が誕生することになります。
 ‥‥まだTVニュース(NEWS JAPAN 直接リンクは不可能でした)フジで見ただけでして、それ以外のウラ(確定情報)はとれていません。しかし「ざらっ」と見ただけでも以下のサイトに関連情報がありました(02:30現在)

 asahi.com
 NIKKEI NET
 NHK オンライン

 「だから」というのも変ですが、恐らくこの情報は本当かも知れません。しかもわたしが見たニュースにあった「イタリアのアンティノリ医師」という方は、2001年8月6日付の日本の新聞各紙の報道で

 200組の不妊症カップルを対象に、2001年11月からヒトクローン個体を産生する計画に実質的に着手すると述べた

 と報じられた方でもあるし、
 ‥‥やはりこれは信憑性の高い情報と思われます。

 わたしは、

  • 「クローン人間」という言葉は使いません。「ヒトクローン」という言葉を用います。
  • ヒトクローンを産生させる技術を行使しようとする人はかなり勝手なのではないかと考えています。その見解に賛同できたことは、今まではありません。
  • ヒトクローンとして生まれてくるヒトを人間と認めます。

 このような感じで「ヒトクローン」の問題と接していますが‥‥。
 アンティノリ氏。
 困った人だと思います。自分が問題を単純化して考えようとすればそれで単純化が完膚無きまでに完了すると、本気でそう考えているフシがあるように思います。

 ほんまにこまった人だ。


 他にも今日はいろいろネタあるんですが、コレがいちばん衝撃的だったのでコレにしました。‥‥体力ないので友達から来たメールにもろくなレスができていません。今日はここまでで勘弁してやりましょう。

 いや、失礼。もひとつ。

 今日は、京都では知事選挙です。予定では投票に行きます。候補者はポスター貼ってあったのが4人。しかし誰がどんな政策を掲げているのか、郵便受けに入っていた広報を全然熟読してないのでさっぱりわかりません。誰がどこに所属していてどこの推薦を受けてるのかさえわかりません。
 今回は、そういえば連日大阪に行っていたので「選挙戦」もほとんど聞かずにすみました。これは本当によかった。

2002年4月2日(火) 4月3日(水) 04:30 +0900

源さん萌え〜(≧▽≦)

 高橋源一郎『官能小説家』【bk1】を半ばより少し読み進めました。

 しあわせです。〜( ̄▽ ̄〜)(〜 ̄▽ ̄)〜

 高橋氏は、上のリンクからもわかるように『さようなら、ギャングたち』【bk1】で群像新人賞を獲ってデビューした作家です。学生の頃、友達がこれを正確に翻案してお芝居にしてるのを見ました。面白かったです。先輩がかすみ草の大っきな花束を持ってって友達がそれに絶叫していたのも面白かった。
 ‥‥読んだのはお芝居の後です。「なんだ本当にこんな話だったんだ、よく芝居にしようなんて思ったな」‥‥と思いました。小説は小説でしかできないことをやってるという印象だったから。すばらしかった。
 吉本隆明が「ポップ文学」っていう言葉を使って評価してましたが、わたしは純文学小説だと思います、誉めてるのかけなしてるのか全然わからないですよね、しかし、純文学。わたしはSF小説と純文学小説とはかなり近接した位置にあると考えるので、うん、「一般的」に用いられる「純文学」というのとは意味が少し違うかも。
 誉めるもけなすもなく、大好きです。友達の芝居もずっと好きです。

 『官能小説家』【bk1】は、こないだの帰省中に札幌に行く機会があって、ロフトで明和電機の「ノックマン」【VIPE SHOP】を黒白両方やっと買えた直後に札幌では有名な「弘栄堂書店」で帯を読んで買ってきました。


森鴎外と樋口一葉の「不倫」を軸に、
明治と現代、ふたつの文学空間が
睦み合う著者初の超官能小説!

セックス、スキャンダル、言葉

朝日新聞連載時より話題沸騰の衝撃作

 ‥‥帯にはそうあります。

 小説は、タカハシさんが編集者と対話してるところから始まります。そして、楽しく読んでいて‥‥ふと気づくと、すごく遠くまで来ています。そういう感じです。

 『さようなら、ギャングたち』【bk1】を勧めて「面白かった!」と言ってくれたのは4人中1人ですから、あんまり多くの方にはすすめません。でも、もしかしたら読んでほしいなあ。頭がそんなにかたくないなら読めると思うし、理解できると思うし、楽しめると思います。

 いや、しかししあわせです。

 源さん、かなり前、「スポーツうるぐす」で江川と一緒に競馬予想してました。それを見た時「源さん何やってんの?」と思ったけど、「うるぐすに出てたヒト」と言ったら「ああ!」と言われることもあるし、良いですね、TV。出ておくもんです。(っておまえ誰だ。)
 「あんな陽気なおじさんがこんなすごいのを書くのか!」という衝撃もあるんだろうなあ。わたしは「あんなのを書くヒトがこんな陽気なおじさんだったのか!」と思ってびっくりしましたが。‥‥広がるのは良いことですよね。

なるほど。

 「BSマンガ夜話」【NHK公式】で手塚治虫をやってます。出演者全員が手塚氏を愛してるのが伝わってきて非常によいです。作品解釈の内容に関しては‥‥学術的だったり感想的だったり思いつき的だったり、うん、これも好きです。

 岡田斗司夫【公式】がしゃべくるのを見ていて、ふと気づきました。これって‥‥。

 「いしだくん、論文を書くときに大切なことがある、それは

  • 書きたいこと
  • 書かねばならないこと
  • 書けること
 この三つをよっく考えることだよ。」

 というきわめて基本的なことを教えてくれた同い年の先輩のしゃべり方にソックリだ。と思って見ているうちに、外見までその先輩によく似てるような気がしはじめました。しかしそれは圧倒的にウソなので、すぐに待避しました。よかった。

 うん、そんな感じです。

2002年4月1日(月) 4月1日(月) 23:23 +0900

嘘もつかずに

 今日はエイプリルフールでしたね。何かウソ吐きましたか? わたしはさっぱりです。そんなことさっきまで思い出しもしませんでした。昨日ちひが「さっきのニュース本当だと思う?」って聞いてきて、‥‥その「ニュース」を見た覚えがなかったのに一応「うん」と答えたら、‥‥今日、赤いツノが降るとか降らないとか、そういうお話だったようです。

 なぞですね。(^▽^;)

 編集後記しか読んでないメルマガが『俺たちのメロディー』【HMV】というCDを紹介してました。今日TSUTAYAに行ったらあった。ので借りてきた。

  1. 太陽にほえろ!のテーマ
  2. 大追跡のテーマ
  3. Bad City
  4. Lonely Man
  5. 男達のメロディー
  6. 傷だらけの天使
  7. ルパン三世のテーマ'78
  8. ラブ・スコール
  9. ああ青春
  10. いつか街で会ったなら
  11. 「祭ばやしが聞こえる」のテーマ
  12. ガンダーラ
  13. カリフォルニア・コネクション

 ‥‥なかなかだと思いません?(って、HMVで曲目もっと詳しく紹介してるじゃん、俺なんで打ってるのさ。‥‥『BAd City』ってケーシー・ランキンなんですね。知らなかった。)
 2000円か。。。ちょっと後悔。借りるんじゃなく買えば良かったかも。

猿の惑星

 ティム・バートンの『猿の惑星』を借りてきて見ました。
 うん、お猿さんがいっぱい出てきて、主人公は人間で、ラストがびっくりで、はっきり言ってどうでもよい映画でした。お猿の仮面は日本人の方が作ったんですよね。どこかでそんな情報を見た覚えがあります。

 参考にすると良さげなサイト→ ← 駄作の殿堂より

 第22回ゴールデン・ラズベリー賞の詳細を紹介してくれています。わたしとしては『パールハーバー』が良かったなあ。
 ってことで、ティムおじさんの『猿の惑星』、非常におすすめです。知り合いの女性が映画館で観たというので感想を聞いたら「ビデオで良いビデオで」ってことでしたが、納得。ひどく納得。(ああ、なげやり)。

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