Just a Little Bit of… の日記
バックナンバ 2002年3月

2002年3月30日(土) 3月31日(日) 06:45  ひさびさです。

ほんとに、おひさしぶりです。

 どうもすみません、もう十日も更新してませんでした。確認してませんがハーボットのちひが黒いのを食べて「まずいっ!」って顔をしてたんではないでしょうか。(ううむ、悪いことをした。)

さくらださくらだ

 土曜日、お花見しました。女の子と(註:恋人ではないです。んなもん今はいません。念のため)。良いですね、お花見。京都に来て7年目、初めて嵐山の桜を見ました。嵐電にゆられて、ごった返す嵐山へ。川縁で、ごはんを食べながら嵐山。八重桜と嵐山ソメイヨシノ嵐山。春の陽気と嵐山。心の底から「嵐山萌え〜!」って感じです。人混みが苦手なのに今日はなんとかなってました。ヒトがほどよく散らばってたからかなあ。
 やっぱ綺麗だ、桜。

AIR

 実家にいるとテキスト力がどこかに吸い取られる気がします、という言い訳はもう良いですにゃ。理由は不明です。それに加えて、今回はゲームを持って帰ってしまったのが大きいかなあ。せっかく『指輪物語』【bk1】文庫全巻をセーターなどと一緒に送ったのに全然読めませんでした。
 東京で、ナウシカを通じて知り合った‥‥ちょっと違うな。ネットバイトを通じて知り合ってナウシカの話をして盛り上がったことが直接の原因となって友達となった奴(なっがい説明‥‥)から、『AIR』というゲームを入手してきました。

 東浩紀『動物化するポストモダン オタクから見た日本社会bk1によると「萌え」の集大成的なゲームらしいのですが、いいもんはいい。わたしは気に入りました。うん。ちなみに前掲書ではこんな分析がなされている‥‥。

Key のゲームは、消費者にエロティックな満足を与えるよりも、むしろ、オタクたちに人気のある萌え要素を徹底的に組み合わせ、彼らが効率よく泣き、萌えるための一種の模範解答を提供するために作られている。たとえば『Air』では、ギャルゲーの目的がエロティックな満足にあるという前提を拒否するかのように、あらゆるポルノグラフィックなイラストはすべて前半に押し込められている。一〇時間以上にも及ぶプレイ時間の後半は、実質的な選択肢もなく、ヒロインのメロドラマが語られていくのを淡々と読むだけだ。

 なんかひどい言われようだけど、どうなんだろうね。
 この人は「一〇時間以上にも及ぶプレイ時間」を恐らく過ごして恐らく泣いて(泣きそうになって)るんだろうし、‥‥ううむ。もっと書き方があるんじゃないかな。。。
 とにかく分類では「エロゲー」なんだそうです。18禁。しかしシナリオがすごい。テーマ曲もすごい。なんじゃこりゃ。ゲームに閉じこめておくのがもったいない!(つまりゲームに同化している佐伯‥‥三十路らしい。‥‥紹介してくれた彼の助け船もあってなんとかクリア。)
 たしかに、「エロ」の要素は排除した方がスッキリして作品世界に「どぷっ」と浸かることができると思う(DCに移行したVer.からは排除されているそうな)
 いやあ、佳いモノは幾つになっても佳いねえ。うん。リョウマありがとう。

十分な監視必要

 森岡正博・大阪府立大教授(生命倫理)の話
 生命科学は「国益」と絡めて語られることが多い。基礎研究の成果を実用化するときに個人の尊厳や権利が国益の名のもとにないがしろにされないよう、とくに十分な監視が必要だ。ES細胞を作製・利用する研究者はホームページなどで情報を開示すべきだ。

 2002年3月28日(木)の朝日新聞(大阪)一面に、「万能細胞 作製を承認 京大計画に文部科学省 詳細説明 条件に」という記事がありました。で、そのヨコに森岡さんのコメントが。

 ES細胞って、どうなんでしょう。以前参加させてもらった勉強会では、受精卵を使わずに、「骨髄細胞」でもほとんど同じことができるようになりつつある、という研究もあるということが紹介されていました。
 ‥‥受精卵って受精卵です。それにES細胞でやると、‥‥臓器にしても神経繊維にしても皮膚にしても免疫の問題が出てくるんじゃないかなあ。だからもし受精卵を使わずにやれるならそっちでやった方が良いとわたしは思います。‥‥そしてその後にも「再生医療」というのは一体どういうことなのか、それももう少し立ち止まって考えても良いんじゃないのかな、と思う。

 朝日は同日の二八面に「特集 再生医療で関西再生」という記事を載せ、まるで何もマイナス要素がないと考えて礼讃してるように読めます。
 うぅむ。どうなんでしょう、森岡さんにだけ「ちょっと待て。もう少し考えてみようよ。」と言ってもらって、その他の箇所ではこういう浅薄なスタンスから記事を書いてしまうの。
 いや、朝日だってES細胞研究の問題点に言及してはいますよ、もちろんです、そこまでおさえないんじゃあ新聞としてかなり寒いと思う。だけど言及するだけで良いのか? 言及しさえすればソレを考えたことになるのか? っていうと、全然そんなことはないと思うぞ。

 ってことで、心配性ないしだでした。

くるり

 お花見に一緒に行った女の子が、くるりの『ワールズエンド・スーパーノヴァ』という曲を紹介してくれたので借りてきました。

 むっちゃいいです。びっくりです。‥‥視聴コーナにアルバムがあって二人で聞いてたら(ヘッドフォンは二つあったのです)、なんか彼女が盛大にクチを動かしてる。「むむ?」と思ってヘッドフォン外したら店内BGMに負けないくらいの声で歌っておる。‥ヘッドフォンって自分の声全然聞こえないんですよね。ちょびっと焦りました。
 むっちゃ好きです、こういう曲。

蝶の舌

 スペイン映画の『蝶の舌』を借りてきてたの、返却期限が30日だったので、さっき見て、さっき返してきました。どういう話かと言いますと‥‥。

 学校に通ってる小さい子どもが老先生から「蝶の舌は普段くるくる丸まってる。でも蜜を吸うときにはのびる。」などいろいろ教えてもらって、それを確かめるために授業中先生に先導されて森にみんなで行ったり、いろいろ教えてもらいながら成長していくという話です。
 まあ、乱暴に言うとそういうことです。
 舞台は1936年あたりのスペインです。
 面白かった。
 泣けた。
 老先生はすごく先生だし、子役は『ニューシネマパラダイス』並にむっちゃ可愛いし、音楽も出しゃばらないし、いろいろすごかったです。

 推薦いたします。

 んではでは。ためるからこんな長くなってます。

2002年3月20日(水) 3月21日(木) 01:00  うわーい。\(^▽^)/

大感謝です。

 11111のキリ番が決定しました。もきもき堂のたつみさんです。ぱちぱちぱち。証拠物件は→こちら。デジカメ撮影だそうです。きれーに並んでます。
 (ファイル名は「1」一個多かったけど‥‥)

 今までにココに来てくれた11111人の方々、1人ひとりに感謝しています。本当にありがとうございます。ネットは顔と顔を付き合わすことがなかなか困難なメディアですが、でも「こっち」と「そっち」とで人間同士が何らかの思いを抱いてコミュニケーションしてるのはオフラインもオンラインも基本的にそれほど変わらない、と思っています(それぞれに長所・短所という特徴は持ってますが)

 ということで、これからもよろしくお願いします。

  • 已 : 今までありがとうございます。
  • 今 : 今も見てくれていてありがとう。
  • 当 : これからも、ぜひよろしくお願いします。

 のんべえのたつみさんがくれたメールによると‥‥

うーん、指輪物語。。。。
読まないような、読むような。。。

今度、おいしいビールが飲めるお店でおごってくださいよー。
そしてそれを中継風に日記でアップっぷ。
おお、何だかこれは罰ゲームみたいだ!!

 ‥‥ということなので(というか無断転載スミマセン。)
 ‥‥まあ、そうねえ。

 『指輪物語』【bk1】文庫全巻を買えるくらいのお金でおごってあげちゃうことになっちゃいそうです(本当にそんなんで良いのだろうか‥‥?)
 「罰ゲーム」(?)としてデジカメ持ってきてもらって、店内を撮影して、それもアップさせてもらって‥‥ですね。わたしの中で、お店はもう決定してしまいました。瓶ビールをたのむといきなりヱビスが出てくるような、ゴツい日本酒がたんまり置いてあるような、サバの塩焼きがむちゃくちゃ美味なような、酒蔵を改造したらああなったというような、駅の比較的そばにある、あのお店にしようと思っています。

 しかし、おかね、おかね‥‥。
 ‥‥たつみ(さん)かなりマテ。

 実家では、‥‥父がデジカメを買ってきていじっています。わたしは東京で友達から入手した『AIR』というゲームをやったりオープニングばっかり何度も見たり(ありがとう (>_<。)。)、『指輪物語』を少しずつ読んだり、今度祖父の三回忌があるのの準備を手伝ったり、コーヒーメーカがないのでポットでコーヒーをいれたり飲んだり、夜更かししたり朝起きられなくて困ったり、しています。

 はい。そんな感じです。

 今日も見て読んでくれてありがとうです。

2002年3月17日(日) 3月18日(月) 04:40  そろそろ?

 おひさしぶりです。お変わりありませんか? わたしは元気です。

 そろそろカウンタが11111になる頃でしょうか? わたしがヒットする危険があるためわたしはココにアクセスすることができません。

 報告の方よろしくおねがいしまーす。

 ええと。

 14日は南紀白浜へゼミ旅行に行き、幸せな飲み会をしました。観光は‥‥変わった岩を見ました。すばらしく暖まる温泉に浸かってほっこりしました。いいとこですね、白浜。また行きたいな。こんどはもっとゆっくりしたいです。

 15日は、朝早くに白浜を出て、昼過ぎに東京に到着しました。そしてバイトの研修をして、懇親会と、その後に有志企画で開催された二回の飲み会にも参加して、たくさん飲みました。たくさん話しました。かわいい女の子は何をやってもかわいいんだな、ってことがわかりました。いや前から知ってます、すみません。東京は夜中に外にいても凍えることがないくらい暖かいですね。

 16日は、いろいろありました。
 東京では桜の開花宣言がなされたようです。どうりで暖かい。開いてる桜もちらほらと見ることができました。
 バイトの研修も終わり、ほっとして、やはり有志企画で飲み会があったので参加しました。新宿です。40人くらい亡くなった火事が去年ありましたよね。あの現場のそばでした。あんな小さな建物の中でそんなに大変なことが起こってしまうのか‥‥という、すごく変な感じがしました。別にわたしの違和感に関係なく世界は動いていきます。
 飲み会の会場は、おそらくかつてカラオケBOXだったと思われる居酒屋さんでした。防音が完璧。とってもいいカラオケが聴けました。友達ともいっぱい話せたし、とてもよかった。(^▽^)
 その後も、場所を変えてやっぱり飲みました。この春でバイトを終えてしまう人がいるんです。二度と会えないわけじゃないし、同窓会のようなことはきっとこれからも企画されると思うし参加することができると思う。でも、やっぱ寂しいです。

 どこに泊まろうか? と思っていたら、友達が「ぼくの友達んところに一緒に泊まりましょう!」と言ってくれたので、甘えさせていただきました。どんなところに泊まったのかというと‥‥
 大学の時によく行っていた「タイ国ラーメン ティーヌン」の店長から「夜も開店してようかなあどうしようかなあ」と相談(?)され、「ああ、それすっごく良いと思います!」的に言ったら本当に夜も開店してるようになったという、そういうすばらしい方のアパートでした。おかげでティーヌンでお夜食を食べることができました。マイナ・チェンジはさまざまにあるのでしょうが、やっぱうまいです。
 そのまま大隈講堂まで歩きました。現役受験の時、前日の夜に下見に行った時に見たままで立ってました。その前ではどこかのサークルが集まって写真を撮っていました。‥‥校歌の三番を思い出しました。

 サークルの部室があった8号館がいよいよ解体されるらしい。
 さみしいです。(>_<。)
 いろいろ変わっていきますね。よく行ってた店がなくなっていたり、変わらずあったり、うん。そういうもんだとはわかっていますが、しかし‥‥。

 部屋に戻って話してる時におびただしい数のCDがあったので見ていたのですよ。
 そしたら、ガゼポの『アイライクショパン』の収録されたCDを見つけました。
 いやあ、すばらしい。\(^▽^)/
 何年ぶりに聞いたのだろう。
 ピアノの部分、もっとピアノっぽかった記憶があったのに、実際にはシンセであることがまるわかりだったんですね。記憶はゆがんでしまうんだなあ。‥‥でもやっぱ『アイライクショパン』は名曲だと思います。

 17日は、そんな感じで東京から飛行機で実家の方に帰ってきました。北海道、この時期としては思っていたよりあったかいです。マイナス2度くらい。
 ネットにつなごうとしてしばらくつなげなくて異様に焦りましたが、トーンとパルスを間違えてダイアルアップしようとしてました。そりゃつながらないさ。
 間違いに気づいたので、今はつなげています。

 んではではー。

2002年3月14日(木) 3月14日(木) 04:40  今日から

 そんな感じ(下に書いてあるような感じ)で、管理人は少しの間ネットにつなげなくなります。どちらさまもお元気でお過ごしください。わたしも飲み過ぎないように気をつけて、集合時間に間に合うように気をつけて、元気にしていたいと思っています。

 ではでは。しばしのおわかれです。

 ‥‥一週間更新しないことだってザラだったよなあ。すみません。旅行中はネットに多分つなげないのですが、日記みたいなのはつけるヒマがあればつけときます。でも、なさそな予感が濃厚です。

 んではではー。〜( ̄▽ ̄〜)(〜 ̄▽ ̄)〜

2002年3月13日(水) 3月13日(水) 06:40  14日から

連絡事項

 14日から順次北海道の方へ帰ります。ゼミ旅行で和歌山に行って、バイトの研修で東京に行って(なんとなんと)、それから‥‥17日の飛行機で帰ります。メール受信と日記の更新は‥‥最近妙に滞りがちですが、14日はまず無理です。15日もほぼ。16日もほとんど無理です。17日は実家にいるのでなんとかできると思います。‥‥なので、もしその間にカウンタが11111になって掲示板に書き込んだりしてくれた場合、わたしからの返信がなくてもそんなに深刻に考えないでくださいね‥‥。


読書案内

 諸富祥彦『生きることの意味 トランスパーソナル心理学・9つのヒントPHP新書【bk1】という本を、今度のゼミ合宿で『ラストギグス』のお礼に『アヴァロン』を貸すことになってるヒトからすすめられて読み始めました。
 何かの壁にぶち当たって悩んでる人向けの本でもあるみたいですが、漫然と生活を送ってるわたしにも、なんか非常によさげです。

 心理カウンセラーである諸富氏が、「人生には意味がある」ということを肩肘張ったり力説したりせず、「ぼくはこう思うんだよなー」的にやわらかく語ってくれてるみたいです。

『夜と霧』(たぶん)有名なV.E.フランクル、
トランスパーソナルの大家だけどあまり知られてない(と思う)ケン・ウィルバー、
最近よく名前を聞く(と思う)フォーカシング、
看護婦の姉が持ってた『死ぬ瞬間』の作者、キューブラ・ロス、
?‥?‥誰だ?アーノルド・ミンデルって‥?‥?

 ‥‥そういう人たちがごろごろ出てくるようです(まだ目次とプロローグを読んでます)。‥‥宮代真司を批判してる場所もあるみたい‥‥。まあ、あの人はわたしもあまりよく思えない。論理的に。

 で、すすめてくれた人が直接「ココがびっくりした!( ̄□ ̄;)!」って言ってたのは「コーマワーク」という、昏睡状態の人への働きかけでした(アーノルド・ミンデルのところ)
 まだ日本に紹介されて間もないモノらしくネットで検索しても全然日本語の情報がない‥‥‥。でも英語ページをわかる範意ですこーし読んだところによると‥‥実際に、昏睡状態の人にはたらきかけるという、そういう活動をしてる人がいるようです。うーん。どういうことなんだろう‥‥。コレ読まないとわからん‥‥。

 かなり読みやすそうな感じなので、心理学に興味のある人や壁にぶつかってる感じの人(?)にはおすすめかも。
 (ってか、こないだ書いてた『指輪物語』をはやいとこ読み切りなさいな、わたし。)


その他

 帰省するための飛行機チケットがまだ届きません。ちょっと不安になってきました。

 宗男さんやばいっすね。むっちゃ地元出身なので見慣れてるヒトなのですが‥‥。うーん。よくある政治家だと思うなあ(田中新幹線。田中高速道路。‥‥それほど「よく」あるわけではないですね、スミマセン)
 彼の行為を容認することはできませんが、ちょっと「人身御供」みたいな感じがしてなりません。他の大事なことを見落とさないように注意しないと。たつみさんが言ってるように、メタンハイドレート採掘成功の情報がどこかに行ってしまってます。

 近所の小さな郵便局で振り込みの順番を待っていたら後からきたおばちゃんがスッと割り込んで手続きしてしまいました。不満を口に出そうかと思ったら、わたしの前にならんでたおばちゃんが順番待ちのカードをちらつかせながら後からきたおばちゃんや郵便局の職員さんに示威行為をし始めたので黙って座っておきました。おばちゃん、代弁ありがとう。

 Windows98、その後やっぱり気にしてみました。昨日の日記にも書きましたがhttp://support.jp.dell.com/jp/jp/faq/100042.aspここに行きました。
 うちはハコがGatewayintelのシールつき、でも中身はAthlonXP1600+というわけわからないことになってますが、なぜかDELLのサイトに頼っているという。とっ、とにかくココを見たらやっぱり、再再再インストールですわ。(師匠ごめんなさい。というか今回は師匠に確認してないのです。)

2002年3月10日(日) 3月10日(日) 07:45  with ちひろ

 また聞いてます、ちひろ。

二連打

 キリ番のプレゼント、どうなんでしょう? 誰からも何の反応がない‥‥。

 変なことをしてしまい、ウインドウズがキモチワルイ反応をしたので、ほかに抜本的な・技術的な改善策を思いつくわけでもなく、ええ、ウインドウズ98を再インストールしました。すると‥‥。何か変なことをしたらしく、LANカードのところで止まってしまい、safeモードでしか起動しなくなりました。

 目的と結果が全然ちがう。キモチワルイ。

 ってことで、やっぱりまた再インストール。

 今度もまた、どこで何をしたのか全然わからないんですが、電源を入れてしばらくすると、ものすごい文字化け画面があらわれるようになりました。

「なんだよこれー(>_<。)」

 と言いながら[Esc]キィを二回押したら、戻りました。
 それ以降、パソコンを起動するたびに

 文字化け → [Esc][Esc]

 ということになってます。
 やっぱりキモチワルイ。ってこ‥‥

 でも、かしこいわたしはここで師匠の言葉を思い出しました。

 気にしたら、負け。

 そうでした。師匠、そうでした。何か気になることがあってもパソコンが機嫌良く動くのなら多少のことは気にするな、そうでした。機嫌良く動いてないように見えても、自分が悪いという確信がないなら機械におもねることはない、そうでした。ソフトをインストールするときに英語の何か説明っぽいものがわらわら出てきてもあまり気にせず「Yes」や「Next」を押した方がいい、そうでした。

 わたしのていたらくを見て、きっと師匠なら「何しとんのや石田くん! 文字化けしてもなんでも、[Esc]二回押せば動くんやろ? かまうな。気にしたら負けや!」とおっしゃることでしょう。

 大事なことを忘れるとこでした。(>_<。)

 そんなわけで、[Esc]の二連打は日課になりつつあります。誰かこの、二連打直前の恐ろしい文字化けを回避する方法をご存じの方は解決策を伝授してください。ネタでもなんでもなく、本当にわからんのです。

 再インストールして良かったことは‥‥。大事な週末が滝のように流れて行きつつある、ってことですね。ひまに悩むことはなさそうです。せんならんことも皆無ってわけじゃ全然ないし。

追加情報 2002/3/10 14:00

 http://support.jp.dell.com/jp/jp/faq/100042.asp
というページを発見しました。まさにココに映し出されているような画面状態です。windowsが起動する前なのでおそらく[Print Screen]も使えないからね。だからカメラ画像なのでしょう。‥‥ということで、めでたく、なんか、また再インストールすることになりそうです。フォーマットしてからウインドウズを再インストールすればこの問題が解決される、ということがわかっただけでも、進歩です。うん。生還を念じていてください‥‥。



それでも言葉は

 大学生の頃、図書館で借りて感銘を受けた井口時男『物語論/破局論』論創社が、ネットで出版社名を探していたら売られてるのを見つけました。そっこーで注文です。初版なのになぜか1000円も安くなっている(違う名前で再刊されてるんだろうか?)


 人間と人間をつなぎとめる濃密な関係の網がずたずたに寸断され、まるで抽象的で孤立した単位のようなものとして個人が放り出されてしまったと言われる現代において、おそらく、私たちが真に驚くべきは、人間同士の心の伝達の困難さについてではない。私たちの日々の経験によれば、事態は全く逆なのである。どんなに過大な自己幻想を抱いた孤独な生存も、いやおうなく他者との関係に入り込んでしまうのであり、そこでは意図すると否とにかかわらず、負い目を負ったり負わせられたりしているのである。だから、言葉が通じない、と言うべきではない。それでも言葉は通じてしまう、とこそ言うべきなのだ。
「伝達という出来事――村上春樹論」
(傍線部、本当は傍点です。)

 これを読んで何んかうれしくなってしまい、堀辰雄の作品論だった卒論にこの部分をねじこんだ記憶があります。
 通じないんじゃなく、通じてしまうからこじれていくこと、多いと思います。酔っぱらってるのに「議論」しようとする時なんて特に。酔っぱらってなくてもそうですね。その時の実感としては「どうしてこの言葉が通じないんだろう?」だけど、実際には通じてるからこじれる。通じてきてるからこじれる。
 パソコンだってそうです。わたしの言葉や動作の意味が通じてないから文字化けしてるんじゃなく、わたしの言葉や動作の意味がちゃんと伝わっているから、だからこんなキモチワルイことになってるんだと思います(なんて乱暴な)

 ヒト相手にも、「こういう意味で言ったのにどうしてそういう意味でとるかなあ。」って嘆くべきじゃないんだよな、って思います。「別にそんなこと考えて核分裂を研究してたわけじゃないんだよ!」なんてね。って、僕はそんな頭脳を持ってないからまず大丈夫なのですが。

 井口氏の評論集、これだけじゃなく他のも すごく響いてくる評論なのに、こんな月並みな感想しか言えなくてすみません。

 喜ぶばかりじゃなく、お金ちゃんと振り込まないとね。

2002年3月5日(火) 3月6日(水) 05:55  ちひろを聞きながら

 アクセスカウンタが「11111」のキリ番の方には、『指輪物語』の文庫【bk1】、全9巻、新品をプレゼントすることに決めました。

 ‥‥他のモノが良い方はキリ番をとった後でわたしに教えてくださいな。なんとかいたします。上↑の宣言を読んだ友達が誤解していたので一応はっきり言いますと、プレゼントするのは新品です。わたしが今読んでるのをプレゼントするなんて失礼なことを考えてるわけではありません。‥‥コレが良いという方がいたらもちろんコレでも良いですよ。

 ナウシカ論文から しばし逃げて喫茶店へ行き『指輪物語』を読んでたら、ずっと隣の席でしゃべり続けていたおばちゃん3人組の会話に突然耳慣れた個人名がポンポンと頻出しはじめました。‥‥どうやら『ロード・オブ・ザ・リング』『指輪物語』を比較しているらしい。‥‥やばいなと思ってたら、映画のラストを喋ってしまった。まいったな。
 まー、三部作の一番最初を映画にしたわけだから完結しないのは明らかだし、そんなに被害は受けなかったけど、登場人物が映画でどんなふうに描かれてるのか、読んでるときは誰々がどんなイメージだったのに映画ではこんなふうになっててがっかりだったとか、‥‥そんなのはあんまり言わないでて欲しかったな。
 隣の席の人が何を読んでるのかって、あまり気にしないもんなのかなあ。表紙が他人に見えないように読んでいたのが災いしたか。しかしけっこう特徴的な帯だと思うんだが。。。
 しかし普通の文庫だから、何読んでるのか京極さんほどわかりやすくないですね。京極さんは‥‥大学で講義中に隣の席でやたら厚いのを熱心に読んでるの見て知り、生協に行って買ったこともあります。

 『シックスセンス』のラストを喫茶店の隣の席にいたやらしー感じの男がつれの女の子に得意げに喋ってるのを聞いてしまうよりはマシですね。うん。わたしじゃないけどね。

 それにしても、あんなおばちゃん(失礼)三人全員が全巻を読了してるなんてびっくり。おばちゃんのイメージが少しカサ上げされました。‥‥悪いことをする政治家もいるし、良いことをする政治家もいる。それと同じっちゃ同じですね。


コーヒー

 今年の一月に購入したコーヒーメーカ、すぐに調子が悪くなりました。水を600か700cc入れないと400ccのコーヒーにならない。しかも30分くらいかかる。浄水機能つきなのでフィルタが詰まってるのかと思っていろいろいじったけど改善されない。フィルタを取り外していれてみたけど同じだけ時間がかかる(味はとげとげしくなった)

 ので、買ったスーパに電話をしました。そしたら「謹んでお取り替えさせていただきます。」とのことだったので喜んで持って行きました。修理とか言われなくて良かった。
 今は快調にはいってます。5分くらいではいります。200ccも蒸発する、なんてこともありません。

 中学生の時に買って7年くらい使った、テープを二本重ねて入れるタイプのCDラジカセは1カ月しないうちに壊れました(動かないなと思って見てたら煙が出てきた)。お店に持っていったらなぜか「修理」という話になりそうになったので「ちょっとマテ。蹴りも殴りもしないのにおかしいと思いません?」と言って怒ったふりをして取り替えてもらいました。
 本気で怒るとわけわからなくなることが多いと思いますけど、怒ったフリって有効なことがありますね。
 ‥‥と書きながら、あんな幼かった時にわたしがそれほど冷静だったわけはないと思い始めました。フリじゃなく、本気で怒ったのかも知れません。どっちだったかな。


宗男さん

 他にいっぱい変なことをしてたのかもしれませんが、北方領土に建てる施設を根室管内の業者ばっかりで入札させたというのは、ちょっと良い話だとわたしは思います。間違いなく選挙対策にもなりそうですけど、北方領土が日本に返還されるにしてもされないにしても、あの地域のロシアと交流していく場合には、何のかの言って地元の人が大きな役割を果たすと思います。そういう人が向こうに行って日本の建てた施設を見て、中央の大きな業者が建てたと知るよりは、建物としては多少朴訥であったりする(?)のかも知れませんが、地元の建設会社が建ててることを知った方が良いんじゃないでしょうか。気のせいではあっても、より「身近」みたく感じられて。

 ロシアの人がこっちに来たときも、自分の地元にあった建物を建てたのが地元・根室の、一地方の業者さんが建てたものであったということを知った方が、より「身近」に感じられそうな気がします。

 他のことに関して宗男さんの肩を持つ気はないし、持つ必要もないと思いますが、アレを「選挙対策」だけでぶった切ろうとするのは圧倒的に無理なんじゃないかな、と思います。それは「えくぼもあばた」かなって。
 ちなみに、コレはこないだ先輩に聞いたことの受け売りです(爆)。しかし、非常に「なるほど」と思いました。


ちひろ♪

 鬼束ちひろの新しいのが出ました。とてもとても良いです。取り返しがつかないくらい不可逆的にファンです。
 コンサートのチケットをヤフーオークションで見たら、前から4列目が\23500とかしてます。ううむ。浪人してるとき友達と3人で4プラの前に20時間くらい並んで買ったプリンスの札幌公演、広い広いスタジアムで、前から4列目でした。しかしステージまではかなり遠かったです。

 まあ、とにかく、ちひろの新しいの、とてもとても良いです。

2002年3月1日(金) 3月1日(金) 11:20  今日も早起き

 アクセスカウンタが「11111」のキリ番の方には、『指輪物語』の文庫【bk1】、全9巻をプレゼントしようと決めました。

  • そんなもの、もうとっくに持っているヨ
  • そんなの、ぜんぜん嬉しくないんだYO
  • その他

 ‥‥という方は、キリ番をとった後でわたしに教えてください。なんとかします。過去に実施した「お好きなビール1ケース・プレゼント!」に変更しても良いし、あるいは「sting "...all this time" DVDプレゼント!」に変更してもよござんす。
 ‥‥でもコレほんと面白いですよー。

 キリ番ゲットの証明方法につきましては、このページの下の方で詳しーく説明いたしました。わたしが書いたこともあり、不必要なくらい詳細です。あまりうまい説明ではない気もいたしますが、どうかご容赦ねがいます。

まだやってます。

 木曜日、ナウシカの論文について、もっと抜本的な改善策をレクチャーされるために出かけました。
「日本の大学は論文の書き方を教えないんです。特に‥‥」

 わたしが大学院に通ってる大学の、ある学部・ある学科・ある専攻では、本当に教えてくれません。ということは職人芸みたいに「読んで真似して先生から盗め!」ってことなのかというと全然そんなことはない。うちの大学でよく生産されているのは「七条大宮文学」形式の論文で、日本語で書かれているのだけど、どうもこう、何が書かれているのかはっきりしません。一言で言えば美文調。古文を好き勝手に崩したような不思議な文体で、難解であればあるほど「すばらしいなあ、この味わいがー (>_<)と本気で言われてしまうような感じです。

 ‥‥そんなモノの書き方を盗んでも「論文」が書けるようになるわけありません。

 冷静と情熱のあいだを行ったり来たりするえもいわれぬ緊張感が、自身の宗教的なヨロコビを他者に伝達する際の醍醐味ではあるのでしょう。しかし、伝道布教のための文章と学術的研究のための文章とは、自ずとその性格を異にしている‥‥はず。
 過去から現在へ、そして未来へ「真実」を伝える経論釈は経論釈だからあのような書き方なのであって、それらを研究した論文を書く時にもそれらと同じ書き方で書けば良いのかと言うと、それはちょっと違うんじゃないかと思います。
 そういうやり方は、伝道布教のための文章を書くときや、他者に自分のヨロコビを伝える場面で思い切りやれば良いのであって、学術研究を行う際には、冷静と冷静を重ねてやっていかないと‥‥。

 もごもご。

 小説を研究する論文が小説になっていたらおかしい。そういうことです。つまりわたし人のこととやかく言えない。(修論を見よ。なんだい、ありゃ。)

 ‥‥木曜日はそんなに特殊なことを教わったわけではありません。

  • テキスト
  • 分析
  • 解釈

 論文では、この三つをはっきり分けて書かないといけません。いしだくん、もっと注意して書いてください。この論文、筋肉はけっこうあるんだから、もっとこの‥‥、「テキスト・分析・解釈」という骨組みを分けてしっかり書いてください。
 ‥‥いいとこまで行ってるんだから、頑張って!(アメとムチ)

 かなり長い時間かけて教えてもらったんですが、コレ ↑ に尽きます。いいかげんわかれよ、俺。

 ふう。頑張ります。もう少し。もう少し。

<お知らせ>2002年3月1日

★アクセスカウンタ「11111」のキリ番を踏んでくださった方は、【いしだ】)にその旨をお知らせ下さい。その際、その証明もお願いします。‥‥ええ、「11111」を示している画面を【画像】として保存し、それをわたしまで送ってください、ってことです。
★以下、ご存知の方はかまわないのですが、「画面の保存ってナニ?(・_・)?」という方のために少し説明いたします。


<画面の保存方法>

【注意】
「11111」を表示している画面を[ファイル]→[名前を付けて保存](HTML形式で保存)しても、次に開いた時には、カウンタは「×」と表示されてしまい、全然保存されておらず証明に使えません (>_<)ですから、その方法は用いないでください。

★‥‥「11111」を保存するには、以下の二つの方法があります。
  • パソコン画面を写真に撮る。(そのまま‥‥)
  • [Print Screen]を使う。(この下で説明します。)

<[Print Screen]を使う方法>

  1. この画面の上の方に行き、画面が「11111」を示している状態で[Print Screen]キーを押す。
    または[Fn]キーを押しながら[Prt Sc]キーを押す。
     → この作業によって、「11111」を示した画面の画像がそのまま「クリップボード」に「コピー」されます。

    キーを押してもパソコンは一切の変化を示しませんが、大丈夫、コピーされてるはず。
    ‥‥そして、またココに戻ってきてください。
     
  2. パソコン画面左下の[スタート]から、→[プログラム]→[アクセサリ]→[ペイント]を選択し、「ペイント」を起動させる。
     
  3. ペイント画面の、左上の方にある「編集(E)」をクリック、[貼り付け(P)」を選択する。
     → この作業によって、「クリップボード」に「コピー」されていた画面の画像が「ペイント」に「貼り付」きます。
     
  4. 同じく左上の方にある[ファイル(F)]→[名前を付けて保存(A)]を選択。
     → この作業によって、画面の画像をパソコンの好きな場所にに好きな名前で保存できます。

★「11111」が表示された画面の画像は、そのようにして保存してください。それから、掲示板に書き込んだり、わたしへのメールにそのファイルを添付して送ったりしてください。
★なお、上の説明はWindows98です。Meや2000、XPの方もこれで良いのかはわからないです。たぶん同じようなやり方でオッケーなんじゃないかと思いますが‥‥‥。Windowsじゃないのを使ってる方も何か方法がある‥‥のですよね? よろしくお願いします。

★以上、よろしくお願いします。<(_ _)>

「Just a Little Bit of…」 のトップ日記
inserted by FC2 system