2002年2月26日(火) 2月26日(火) 11:00 カレー。
カレーがやっと全体に統一された味になって来ました。そこでわかって来たことは‥‥。「負けた」ってことです。 Yahoo!路線情報
来月、東京の方へ行き、そのまま帰省します。かつ、東京に行く前日から南紀白浜へゼミ旅行。「当日の朝に白浜を出れば何とかなるだろーと思うんだー。」‥‥という話をすると、少なくない方から「それで昼過ぎに東京の奥ってのは無理だと思うよー」と言われました。 指輪
『指輪物語』【bk1】を少し読み始めました。すっごくシアワセです。こういうのを読むのに勢いは全然必要なさそう。しかし買うには若干の勢いがいると思います。(文庫で揃えても\6300かかる。)‥‥ってことで、まず1、2巻を買ってきて、1巻をさえ読了してないのに3、4巻を購入。そのまま2日後に残りをすべて購入。 りさ
bk1に、『インストール』【bk1】の綿矢りささんからメッセージがありました。 |
2002年2月23日(土) 2月24日(日) 02:00
ガダマーは健在/顕在 |
2002年2月22日(金) 2月22日(金) 9:10
リンクが微妙に増えました。浄土宗のお坊さんのトコロです。 「脳死」臓器移植の問題を扱った修士論文を公開されていますが(STUDY or 研究)、ページの内容はそれだけではありません。しかし読みでのある論文でした。あらためて自分の修論がすごく恥ずかしくなってきました。 ‥‥でもわたしも公開は続けます。(こちらは後悔に近い。) 水曜日は、北海道出身の人間が集まって楽しく食事会でした。ただいま本願寺派の方では「宗会」という、日本の国会より何年も先に成立した僧侶・門徒のための議会、その定例議会がもたれておりまして、良い機会だということで、毎年この時期になると教区(都道府県のようなもの)ごとに選出されてる「宗会議員」さんを囲んで、在京の本願寺派関係の北海道人が集まってご飯食べながら話すのです。(会費制です。各教区ごとにやってると思った。) 去年、宝島から暴露本が出たし、議会は危機感を持って話し合ってる、という話を聞けました。‥‥社会的な信用ガタ落ちですからね、うち。 「もともと宗教なんて信用してない」、という人もいるくらい、「食わず嫌いかのめり込み」(by上田紀行)の二極化が進んでますよね、宗教。政府関係の機関が「テロ」をふまえて宗教への関心を喚起することの必要性、みたいなのを出したようですが、どういう方向で、どういう感じで進んでいくのかなあ。‥‥神社神道やアニミズムの方ばかり強調する動きにならないように見てた方が、やっぱり良いかな。 うん。 水曜日はそんな感じでした。木曜日は近所のすっごくうまいラーメン屋さん(お察しの通り、杉千代です。)に行って昼ご飯を食べてシアワセに浸りました。でもその後に行ったいつものスーパが変則営業で喫茶店がやってなくて、せっかくパソコン持っていったのに、そのまま買い物だけして帰ってきました。 興味のない方にはまことに申し訳ありませんが‥‥。 学研から、往年の名機(?)「電子ブロック」復刻版が発売されるそうです。 注文したい方はこちら。→ bk1 学研を見たい方はこちら。→ 学研電子ブロック あそびかた
‥‥などなどの電気実験ができます。 |
2002年2月18日(月) 2月19日(火) 01:40
動物化するポストモダン 本書の企図は、オタク系文化について、そしてひいては日本の現在の文化状況一般について、当たり前のことを当たり前に分析し批評できる風通しの良い状況を作り出すことにある。と書いてあります。 また、タイトルにある「ポストモダン」は、時代区分のことではありません。著者は「近代(modern)」がまだまだ終わってないと考えているため(石田もですー)、 現在の文化状況を、50年前、100年前の延長線上に安直に位置づけることはできない。たとえば、ミステリやファンタジーやホラーに支配されたエンターテインメント小説の現状を、近代日本文学の延長線上で理解しようとしても絶対に無理がくる。そのような断絶の存在は、専門家に限らず、多少ともまじめに現在の文化に触れている人ならば、だれでも感覚的に察知できることだと思う。現代思想や文化研究の分野では、その常識的な直観を「ポストモダン」という言葉で呼んでいるだけの話だ。(15頁)‥‥としています。ちょっと学問的じゃない説明方法に思えますけど、学問の領域においては、「ポストモダン」というのは大体こんな感じで理解されていて、時代区分ではなく、理念や仮定として理解するのが無難だと考えられているんじゃないか‥‥と思います(わたしも学問的な説明が全然できてない‥‥)。 「欲求」と「欲望」 「動物化」というのは、「欲求」と「欲望」の対比から出てきたようです。というのは、アレクサンドル・コジェーヴ(1902-1968)という人が、『ヘーゲル読解入門』の中で、
んーと。 日本の文化的な場面では、今までは人間的「欲望」の方が、より即物的な動物的「欲求」よりも多く発揮されてきたが、ここんところ、どうも逆転の傾向にあるようだ。そしてその傾向は「オタク系文化」にも指摘できるのだが、著者の印象としては、何も「オタク系文化」に限ったことではないように思われる。 ‥‥という感じです。 去年の宗教学会でヒトクローンについて発表したとき、レジュメの、それを産生(厚生労働省等が使っている術語で、「製造」みたいな意味です。)しようとするヒトのココロを問題にした部分について、 あなたはここで「欲求」と「欲望」を使い分けて論じているように感じられるのですが、それは一体どのような使い分けなのですか?という質問を投げてくださった方がいらっしゃいました。慥かにレジュメには「欲求」と「欲望」と、両方の言葉が混在していたのですが、わたしは全然そんな使い分けなんて意図してなくて、「わあびっくりした何ですかそれ?」みたいな変な受け答えをしてしまいました。 恐らく、‥‥おそらく、あの方はわたしがコジェーヴを論拠にしていると考え、会場の参加者全員で「欲求」と「欲望」の概念的相違を共有しようと考えて、いわば「助け船」的な質問を意図してくださったのではないか、と、今頃になって気づくわたしでありました。 えーん、なさけないよー。 ただ、この本、結論部が用意されてないような気がします。軸はしっかりあるし、展開もあるんですが、今ひとつ何か言葉や章が足りてない印象です。‥‥いや、それが著者の言う「大きな物語の崩壊」をメタで示してるのかも? 引かれている「オタク系文化」にわたしは馴染みがあったので(ガンダムとエヴァの両方を体験し作品に対する自分の向かい方を比較したり、清涼院を読んで本を投げ捨てた理由をこの本に指摘されたり、、とまあその程度か)、それも集中力を維持できた大きな理由かも知れないなあ。 あまり関係ないかもしれませんが、「オタク系文化」と「宗教」って、現在の日本の多くの場面では、それを消費する構造は大体同じようなワクにはめられて理解されてるのかな、と思いました。というのは‥‥どちらも、「食わず嫌いかのめり込み」(上田紀行『宗教クライシス』bk1)の二分化された接近法以外はあまり試みられてない、という分析が可能だからです。 いや、わたしが気づいたわけじゃなく、宗教については上田氏が、オタク系文化については東氏が指摘してるのを奇妙な相似として受け取って並べてみただけです。 うーん。自分が何言いたいのかよくわからなくなってきた。今度もう一回書きます。 と言いながら思い出したので。 キャッチボールと、タマ投げと。 先ほど出てきた(人間的)「欲望」と(動物的)「欲求」という論考を読んでる時にわたしが想起したのは、Web上やオフラインで他人と話している時、特に「議論」と近接した場面で他者と話している時の自分の経験でした。 わたしは、他人と話している時、自分の考えていることを相手に理解してもらったり、相手の考えていることを理解したりすることを恐らく「欲望」しているのだと思います。それはお互いに相手の言葉を受け取って「ふーん、あなたははそう考えてるんだー」と言ってそこで「完結」するのではなく、そこから更に「じゃあ、××の方はどう考えてる? 僕はこう考えてるんだけど、あなたはどう?」ってふうにどんどん進んでいく性質を持っていると思う。‥‥わたしはこれが「議論」だと思ってます。別に「勝ち負け」は追究されるべきものじゃなく、無理解や無知はその都度「おっ、すまん」「あらありがと」的な謝罪や謝辞とともに克服されていけば良いのであって、それに伴って相互理解がどんどん止揚?されていくような展開を求めている。 でも、そうは考えない人もいる、ということに最近やっと気づき始めています。前までは「コイツなんで俺の言ってる「議論」が解んねーんだよバッカじゃないのかなー」って、本当にそう思ってたんです。でも相手は別にバカじゃないんですよね。本気で、わたしが持ってるような「欲望」を持ってないみたいなんです。言ってみれば、「自分の言葉を十全なカタチで相手に届けたい≒押しつけたい」または「自分言葉を自分の考えているカタチで表現したい≒誰も受け取ってくれなくても全然かまわない」と考えているような気がする。ただ一方通行的なそれだけを「欲求」しているような気がする。 ‥‥そして、「欲望」と「欲求」との狭間で、戸惑っているように見える人もいるように思えます。 球技で表現すると、わたしが考えているような「議論」、あるいは東の紹介したタームで言う「欲望」は、キャッチボール。わたしが憤りを感じた「非議論」、あるいは東の紹介したタームで言う「欲求」は、タマ投げ。 わたしは相手に向けてタマを放るとともに、相手がそれを何とかして受け取ってくれることと、相手なりに精一杯にこっちに投げてくれることを期待してる。わたしはこっちもむこうもグローブを持ってるはずだと思ってるし、向かい合っていると考えている。しかし、相手はサンテナに200球くらいタマを入れてきてて、グローブを持たずにこっちに向かってどんどん投げ続けている、または、嬉しそうにあさっての方向に向かって投げ続けている。そんな感じがします。 たぶん都合の良い誤解もあるんじゃないかと思いますが、東氏『動物化するポストモダン』を読んでわたしがいちばん収穫だと思ったのは、実際にそういう人がいるということを自覚できた、ってことだと思います。今まで「なんか変だ?」って思ってたことを、うまく言葉で表現して貰えた感じです。 ということで、東さん、ありがとう。 ではでは。 |
2002年2月16日(土) 2月17日(日) 04:50
『パーフェクト・ブルー』という映画を見ました。1998年の映画ですが、未だに公式HPがあるのか‥‥。 祝! ラジー賞ノミネート! ‥‥‥という映画です。以下、多少のネタバレに注意です。 ★ラズベリー賞 過去の受賞詳細 → 駄作の殿堂 ★今年のラズベリー賞ノミネート → CRAZY for HollyWood
ホンモノのゼロ戦が3機くらい出てきて、すごく元気に飛び回ってます。素晴らしくキレイ!! やっぱゼロ戦のフォルムはシンプルで格好良い! しかしCGで350機に増やすってあなた‥‥‥。 この戦闘シーンを見ることで、実際の自分というものを我に返って考えて欲しい。「平和を願う! 希望する! 希求する!」と言いながら、でも、「他人が数え切れないくらい死にました!」と同義の報告を聞いて心底からそれを喜ぶ自分の姿が一方にある‥‥かもしれないことに気づいて欲しい。
‥‥と考えているのなら、映画の中で旧日本軍の「御前会議」シーンにクソも金がかかってなかったり、内容も実際とは全然違うであろうことがわたしにもよく解ってしまったり、ゼロ戦がハワイの市街地を攻撃したりしてるのも、許せます。もしも、もしも、そういう高邁な反戦思想にのっとっているのなら。 |
2002年2月14日(木) 2月14日(木) 11:11
ノートパソコンに付属の「リカバリディスク」を使ってまっさらにし、さまざまなソフトをチキチキ入れ直しました。Windows98の再インストールらしきモノにすごく時間がかかりましたが、もう今はInternet Explorer 6.0も入れたし([スタート]→[Windows Update]からどうぞ。)、2月12日までに公開された修正パッチも入れたし、Zone Alarmも入れたし、その日本語化パッチも入れたし、AVGも入れたし、Audioactiveも入れたし、あうとらも入れたし、+Lhacaも入れたし、 |
2002年2月13日(水) 2月13日(水) 08:40
スピードスケート500m、清水さんは2位でしたね。他人事なのに案外くやしい。でも多分いまのチカラは出し切れたのでしょうし、本人すっごい良い顔してたし、マイク向けられて「正直すこし悔しいですね」って言ってくれたし、良いです。 |
2002年2月12日(火) 2月12日(火) 08:00
スピードスケート500m、清水さんがよさげな位置にいますね。長野では両日とも1位でしたが、今回は体調が万全とは少し言えないらしいし、ピークを最大にうまく持って来れれば勝てる‥‥くらいに期待してます。帯広の名誉市民、頑張れ。頑張りすぎないで。ちなみに帯広は大雪だぞ。ってことで。 なお、勝毎(かちまい)は夕方に発刊されてる新聞です。十勝管内でよく言われているのが、十勝の景気がどれだけ悪くなっても、勝毎と、六花亭と、わたしが通っていた頃は「ちくれん」の略称で親しまれていた(?)学習塾の三つだけは絶対になくならないだろう、ってことでした。詳しいことはわからないんですが、きっと経営基盤や経営方針に問題がないってことなのでしょう(そのくらい誰にでも言えるぞ)。 実際、勝毎は一地方紙としては驚異的な黒字なんだそうです。理由? ‥‥十勝の「トレンド」みたいなモノをしっかり追ってくれてるし、地方政治で一般市民に直接的に関わってくる問題を赤裸々なまでに明らかにしてくれるし(図書館の移転問題など)、一週間に数回くらいのペースで一般読者が個人的に知ってるヒトが載るから隅から隅まで読んでないとおちおち眠れないし、‥‥きっと、だからだと思います。 ただ、国政や世界情勢については、読んでると「TVから転載してるんじゃないか?」って思うくらい扱いが軽いです。他の新聞と併読するのが前提になってるんだと思います。でも牛乳に変な毒素が入ってしまった事件の時は(大樹の工場が実は十勝管内にあったため?)総力特集でものすごいゴツそうなリポートを載せてたようです。 あれっ? スケートで書くはずが‥‥。(^_^;) 黒岩さんの解説によるとスタータがちょっぴりチカラを発揮できてなかったような印象のレースもありましたが、わたしとしては、オザースプーンさんの転倒がすごく衝撃的でした。今日の日記タイトルはソレです。「どうだ清水の上か下か、いや更に上か?」だけに興味を絞って見てたのに‥‥。 スタート直後で転倒なんてわたしにも覚えがないです。いや、わたしは異様に遅かったから転ぶヒマがなかっただけですよ、もちろん。小学生の時は露天の準天然リンクで半強制的にずっと滑らされてました。忍耐力と体力、特に寒さに強い体をありがとう、麗しの「スケート少年団」。この冬はエアコンを一度もつけずに過ごせそうです。(うーん。あまりよい例とは言えないなー。) 絶好調だったみたいだし、きっと本人がいちばんショックなんだろうなあ‥。「清水には調子を万全に戻して出てきて欲しい。だって彼が僕らみんなの目標なんだから。そして、僕はその彼に勝ちたいんだ。」みたいに言ってたし‥‥。 うーん。 ともあれ、明日も夜更かしか早起きです。 あ、リンクを少し整理しました。政府関係のリンクが一部ダウンしてたので修正したり、<!------>でかこってたところを削除したり、です。増えず(逆に少し減ってます。優先順位と相談しながら今度増やしときます)。 |
2002年2月10日(日) 2月11日(月) 06:00
また少したまってしまいました。 クリックすると、 さらにとんでもないモノを、 見てしまうことになりますので、 「そっとしておいてくれ!」という人には勧めません。 電話、最初は笑いながら聞いてたんですが、話してるうちにだんだん向こうと同化して一緒の憤りを覚えてきました。いや、まあ、森さんオタクだろうから良いのですけどね。しかしなぜキャラクタデザインを趣味丸出しにして萩尾望都に頼まなかったんでしょう? そこが解せません。そのくらいイっちゃってくれたらもっと諦めもついたのに。 いや、良いのですよ、なんでも。 よくも俺の萌絵を絵なんかで表現しやがったな‥‥‥‥! 日曜日は、後輩がずっと前に修論を送ってきてくれたのを読みました。喫茶店にノートを持っていって。 間違いなく何の役にも立たないだろうけど、一応感想を書きました。 書き手の中でちゃんと対話や議論ができていて、それを読者にも紹介してくれる「知の冒険」のような論文って面白いですねえ。自分の修論と比較するなんて哀しいことはせずに、ただ楽しんで読めました。ありがとう。 その後で、里谷多英さんが銅メダルを獲ったことを知りました。前回彼女が金メダルを獲った後、友達から個人的なヨロコビを表現したハガキをもらいました。彼は前々回のオリンピックからずっと彼女のファンなのだそうです。今回も来るのだろうか? ちょっと期待しています。。。 ではでは。 ところで、10000のキリ番を獲ったのはどなたなのでしょう? おめでとうございます。よかったら掲示板にでも書き込んでくださいね‥‥。 |
2002年2月5日(火) 2月6日(水) 00:30
少したまってしまった。。すみません。 |
2002年2月3日(日) 2月3日(日) 11:30
ほんとにスティングのDVD 『...all this time』、買ってきちゃいました。見ちゃいました。(へへへへ。) 去年の10月31日に発売された、同タイトルで同ライブを収録したCDより数曲多く、しかし日本版に収録されていた 『Mad About You』 だけは少なくなってます(なぜかな?)。 |
2002年2月2日(土) 2月2日(土) 10:45
良い傾向か悪い傾向か解りませんが、論文の完成と同時にそこらじゅうボコボコ穴が開きまくってるって事実を自分で冷静に認識できています。‥今までは、出来た瞬間は「俺ってすごい?」みたいな甚だしい勘違いができてたのになあ。 |