Just a Little Bit of… の日記
バックナンバ 2001年11月

2001年11月29日(木) 29日(木) 19:45  ウイルス情報など

 昨日の日記(下にあります)に書いた宝島の本も緊急の課題といえば緊急の課題ですが、それよりも緊急っぽい。ウイルス情報です。(なお、この情報は普段から頼りにさせてもらってる弥絵ちゃんち今日29日の日記から得ました。ありがと〜vv)

 W32/Badtrans という そのウイルスについてまとめますと、

更なる
情報源
情報処理振興事業協会 セキュリティセンター
(情報 from「弥絵ちゃんち」)
名称W32/Badtrans
方法メール添付
(添付ファイルを勝手に開くタイプのメールソフトや、メールソフトが添付ファイルを勝手に開く設定になっている場合は、プレヴューしただけ問答無用に感染するそうです。)
メールタイトルは「Re:」や「空白」が多いそうです。
いしだのところに来たのは「Re:」というタイトル。
対象以下を使用しているWindowsのコンピュータ
 Internet Explorer 5.01, 5.01 SP1
 Internet Explorer 5.5, 5.5 SP1
(from「情報処理振興事業協会」)
症状「トロイの木馬が移植される」
「パスワード等が盗まれる可能性があります。」
「11月23日前後から英国を中心に世界的に感染が広まっています。」
(from「情報処理振興事業協会」)
対策Outlook Expressなどの場合は、「「プレビューウィンドウを表示する」のチェックを外してプレビューウィンドウが表示されないようにしてから、メールを削除してください。」
 InternetExplorer 5.01の場合、SP2を適用する。
 InternetExplorer 5.5の場合、SP2を適用する。
 いっそのこと InternetExplorer 6.0 にする。
(from「情報処理振興事業協会」)

 となりますでしょうか。

 わたしのところにも件のメールとウイルスが昨日来てました。知らないヒトから来たメールがモロにタイトル「Re:」で、プレヴューしようとすると添付ファイルが開きかけて、そのタイトルが「Sorry about yesterday」。添付ファイルがどこにあるのかを探して「プロパティ」を表示してみたら拡張子が「.MP3」なのにアイコンは「MS-DOSプロンプト」のカタチ。拡張子を「.txt」に変えてみたけどアイコンは全然変わろうとしない。

 これはきわめておかしい(のではないか)

 逡巡したのち、メールごと即削(それでは即削とは言うまい。)
 しかしそんな経緯をたどらなくとも、知らないヒトから「Re:」のタイトルで来るわけないんですよね。ハナっから即削に決まってます。しっかりしろよ、俺。
 気になるのは、添付ファイルをスキャンしてもウイルスだとわからなかったことです。こないだ5000円も出して買ったウイルス対策ソフトなのに‥‥。ウイルス対策の何かを毎週更新してるのに‥‥。

 しかし、ウイルスをばらまこうとしてばらまくヒトのココロはどうなってるんだろう。なんでそんなネガティブな方向に行ってしまうんだろう。プログラム力とかを使って、もっとヒトに喜んでもらおうとは考えないんだろうか。。。
 今日は、何年か前に友達のHPの掲示板を荒らしていたのが実は友達の年上の後輩で、その後輩は研究室でそれを得意げに話していた、という情報をその友達からもらいました。
 まるで小学生からもタメ息吐かれそうな話。

 ストレスは他人を道具にして発散しちゃダメなんじゃないかと思います。そうするつもりがなくてそうなってしまったのは謝罪によってなんとかなるかもしれませんが(なんともならないことも少なくないけど‥‥)、やる気でやったのなら、謝られなくても謝られても、どっちも不愉快でたまらんと思う(その先輩は謝ってないそうな。それで良いとも思わないよ)

 おっと、ごめんなさい。

 今日は『アリーmy love』の第20話にやっと sting が出てくるという情報をspmさん(掲示板(軽)参照のこと。)から聞けてめっちゃハッピーな、でもってこないだ嘆いていた仏教漢文の試験に実は合格していたというのを知ったのもすごく嬉しかった、かつどうやっても入手不可能だった奥泉光の超絶的名作 『ノヴァーリスの引用』 (新潮社)を図書館で借りて「研究的観点から」全部コピーして実力行使的に入手し終えたのも滂沱の喜びだった、そんなさえきでした。

 そう。嘆いたりブルーになったりしてばかりもいられないのです。
 そしてナウシカ論文への挑戦はつづくのであった‥‥‥。

 追記(2001年11月30日 0:50)
 ウイルス対策ソフト、ファイルの緊急のアップデータが公開されていて、それに更新したら見事反応、それ以降に来たウイルス感染メールを駆除・削除してくれました。みくびってごめん、マカフィドットコム。

2001年11月28日(水) 29日(木) 02:00  むむむ

 宝島から『別冊宝島Real 025 西本願寺「スキャンダル」の真相!』ってのが出版されてます。まだ全然読めてませんが、京都駅すぐそばのデパート5階で平積みでかなりありました。かなり売れると見込んでの大量入荷か、それとも全然見向きもされずに売れ残って大量にあったのか。どちらでがしょう。

 むかしむかし、サブゼミ(学生の自主ゼミ)で何をするか話し合ったときに「本願寺のスキャンダルを地道に正確に調べ上げて宝島に売ろう」という駄案を喋ったことがあったけど、まさか本当に宝島から出るとはねえ。誰が取材したのだろう‥‥。

 ショックとかじゃなく、今日は少し眠ろうと思います。寝不足です。明日はサブゼミとゼミ。昼からしばらく起きてないといけません。
 ってことで、この本については、また後日。。。

2001年11月27日(火) 28日(水) 04:15  ジャンヌ・ダルク

 姉。誕生日おめでとう。って見ないねココは。

 姉以外の方々。そしてもし見てるとしたら姉も、いかがお過ごしですか。いや、こっちは今の時間すごく寒いです。キーボードを打つ手を休めて「ぴっ」と揃えようとすると、小指が「にににに」と、いくぶんゆっくり動きます。もう冬ですねえ。TVの中のどこかでは猛烈に吹雪いてましたし‥‥。

 画期的で超絶的な名作である『攻殻機動隊』となかなか綺麗な『ボーン・コレクター』を返却したついでに、chemistryの『The Way We Are』とブルース・ウィリスの『アンブレイカブル』とミラ・ジョボヴィッチとリュック・ベッソンの『ジャンヌ・ダルク』を借りてきました。そして今年はちゃんと忘れずに年中行事の一つであるトヨタカップを最初から最後までしっかり見て、そうかサッカーって負けると泣くのがやっぱ格好良いなあと思い、『ナウシカ』の論文に弾みをつけるために『ジャンヌ・ダルク』を見ました。

 結果。
 思ったよりかんばしくない。( ̄〜 ̄;) うぅしかし寒いぞ。

 なぜそんなモノが弾みになると思ったのかって?

 それは、両方の主人公がそれ以前から存在する伝承などによって「予言」されて登場した「救世主」だったからです。ジャンヌは「ロレーヌの乙女がフランスを救う」。ナウシカは「その者 青き衣をまといて 金色の野に降り立つべし。 失われし大地との絆を結び ついに人々を青き清浄の地に導かん」
 二人ともそれぞれ予言されて登場し、予言のごとくに大活躍。そこで、「彼女たち自身や彼女たちの周囲の人間は、どのうようにして彼女たちを「救世主」に認定していったのだろう?」という比較分析をしようと思ったんです。論文が「サブカル」に堕さないためにはそういう比較や分析も必要だろうと考えたからなんです‥‥。

 なんかナウシカと全然ちがう‥‥。

 ジョボヴィッチしかし胸ないね‥‥。それは非常に似てる‥‥。戦いに明け暮れる中で戦いのむごさを知っていくという設定も似てる‥‥。

 酷評が多い中、『ジャンヌ・ダルク』を敢えて褒めるとすると‥‥。
 全編が英語なのですごく変だ、ってことでしょうか。ジャンヌ・ダルクはフランスの国土からイギリス軍を追っ払うために頑張ったのに、そのジャンヌが堂々と英語を喋るってのはやっぱり違和感があります。『ラスト・エンペラー』の冒頭、西太后が「ふぅぎぃかむひぃあ」って喋るのを聞いて映画館で腰が砕けたのに少〜し似た反応をしてしまいました。‥‥まあハリウッド映画だから仕方ない。しかし竹下節子『ジャンヌ・ダルク 超異端の聖女』(講談社現代新書)BK1で「ドムレミー」となってるジャンヌの出身地が「ドンレミ」になってたのは少しまいった。これも恐らく英語の発音なんじゃないだろうか。
 おっと褒めるんだった。
 ジョボヴィッチは綺麗だ。戦闘シーンが密集しててすごい。雲が綺麗だ。音楽が荘厳で大仰ですごい。画面がどれもこれも重たい。ダスティン・ホフマンはうまい。CG系の特撮に違和感がまったくない(どこかわからない‥‥ない?)。お馬さんがいっぱい出てきた → 来年は午年だ。めでて。

 はい。ご勘弁。

 でも実際すごく好きです、こういう精神的なところを描こうと試みる映画。うまく描けたかどうかはちょっと微妙だし、ラストも予想通りだったけど(火刑は史実だから確定ですが、それ以外のね)、王道を行ってて好きです。

2001年11月26日(月) 26日(月) 23:45  ひさびさ読了

 ひっさしぶりに小説を読みました。奥泉光『坊ちゃん忍者幕末見聞録』(中央公論新社)BK1です。

 ストーリィをかいつまんで乱暴に紹介すると、夏目漱石『坊ちゃん』の主人公なみに人物の特徴を読者にわかりやすく説明する術に長けた主人公が、幕末に、本州の北東の方から江戸を目的地にして幼なじみとともに出発し、まずは京都に入る、そしていろいろな人物との交流やいろいろな出来事を経て成長していく‥‥って感じの話です。
 同じ幕末を舞台にした諸作品を遺した司馬遼太郎の作風とは全然似てません。司馬の作品は主人公が歴史上の人物ですが、この主人公は今のところまったく無名です。いやヒトだけに名前はあるけれど、歴史に名を残した人にはなりそうにないです。でも同時代の結構コアな人物、たとえば清河八郎や、サカモト、壬生浪、禁裏界隈、いろいろ出てきます。

 なんか、今までの奥泉氏の小説っぽくないです。怒濤のように押し寄せる論理・論理の内面描写もなければ、一体小説のどの部分から用意されていたのかわからない奇妙で気持ちの良いクラクラのカタルシスもない。

 でもどことなく奥泉っぽいです。よくわからんねこんな言い方じゃ。でもあまり言うとおもろないでしょ。と言いつつもう少し。(をい)

 「みやこ」としての当時の京都に生きた人間の顔や、話していた言葉などの雰囲気がリアルに漂ってきます。こんなに濃いぃ顔の人たちが田舎言葉丸出しで全く気にせずに、しかも意志の疎通もほぼ完璧に成し遂げながら平然と生きていられたのだなあ、と、変に感心しました(小説だから虚構なんですが)
 でも、そりゃそうですよね。今の東京もそうですが、都会は人間に厳しく定住しにくい場合が多いから勢い田舎者の比率が高いのです。でも古参の田舎者は新参の田舎者をなぜか馬鹿にしたがる。‥‥そういう均質化された負的なイメージもこの作品の中に慥かに少しはあるけれど、でも大部分はそんなことなど構ってられない勢いの良い田舎者ばかりで、とても明るいです。

 と、ここまで書いて、これは左の『本の紹介』に書くべきだったと気づきました。うむ。もう少し練ってそうします。

 と言いつつもう少し書くと(ははははぁ)、1994年に芥川賞を獲った『石の来歴』(文春文庫)BK1と同じくらい売れても良いかな、と思います。奥泉氏には『ノヴァーリスの引用』(集英社 1993年)という野間文芸新人賞・瞠目反文学賞を両方獲った超絶的な名作があるのですが、その本、今ではBK1はもちろん紫式部でもヒットせず、大学の図書館で瀬田から取り寄せてもらわないと読めなくなってしまってます。
 なんとかならないもんでしょうかねえ。純文学作家でわたしが個人的に今いちばん好きなのは奥泉氏なんですが。しかしわたしのために出版社があるわけじゃなし。収益を上げない本は容赦なく絶版です。

 この『坊ちゃん忍者幕末見聞録』(中央公論新社)BK1が少しでも多く売れて、「なんだ奥泉って売れるじゃん?」と気をよくした集英社が奥泉全集の刊行でも計画してくれないかなあと、淡い期待を抱いています。奥泉のファンじゃなくても全然楽しめる本だと思います。和田慎二『あさぎ色の伝説』(白泉社)に出てきた人間の顔を思い浮かべてでも問題なく読めます。

 ってことで、また。

2001年11月25日(日) 25日(日) 23:30  ひさびさ追加

 ひさびさ、「本の紹介」に2冊追加しました。アハメド・ラシッド著『タリバン』(講談社)BK1と森岡正博『生命学に何ができるか』(勁草書房)BK1です。

 前者、別の場所に書いた「読書日記」みたいなやつをコピーして切って貼ってなので異様に長いです。後者はパッと見たところ妙に漢字が多いです。どちらもあんまり読みやすくなくてごめんなさい。
 どちらも左の「書評」からどうぞ。でわかりやすくしてます。

 あと、『バトル・ロワイアル』の表紙画像もアップしました。映画が公開されてしばらく経った後の本なのでそういう帯がついてます。

 田中宇さんの『タリバン』(光文社新書)BK1もそこに見えてますので、これもいずれ読了して紹介したいと思います‥‥有名すぎる本だからそんなことするまでもないと言われたらそれまでですが、読者の数だけ読み方は存在するし、書きたいと思う人の数だけ書評も存在して良いのではないだろうか。あまり多すぎると全部読むには困るけど、対立した書評って結構好きです。

2001年11月24日(土) 24日(土) 23:00  京大11月祭

 今日は京大11月祭の中で行われたイベントの一つに参加しました。毎週土曜日にやってるバイトを休み、同僚その他の方々にいろいろ迷惑かけながら。

 ‥‥‥‥(−_−;)

 こんなことならそのシンポジウムに参加せずにバイトしてりゃよかったな、という内容でした。まあいろいろな資料をもらえたからそれで良いっちゃ良いんですが。しかしそのために参加料の500円は払って良いけど、迷い迷い行った45分、帰りにかかった30分、実質拘束の3時間、‥‥バイトしてたら時給1000円として5000円です(んな時給滅多にないが)。それだけの価値は全然なかったです。
 百花繚乱でつかみどころがない、言いたいことを言いたいだけ言ったから主催者側はそれで満足、という会でした。でだしは多分そうじゃなかったんだろうけど、現在のその会は、わたしなみにサブカルまっしぐらです。

 ‥‥と言いながら、ES細胞培養によって得られるのとまったく同じ結果が骨髄の一部を培養していくことで得られる、というのは今日の会で初めて知ることができました。これは非常に価値ある情報でした。

 生命倫理系の考察に関しては、前々から言ってますが、森岡正博氏の視点がいちばん有効なのではないかと思います。前に紹介させてもらった『生命学に何ができるか』(勁草書房)BK1は、さまざまなことの基礎になるし、応用することもできる論理だと思います。重たくてしんどいけど、とりあえずコレを読了したいと思ってます。

 ではでは。

2001年11月23日(金) 24日(土) 03:00  おっと

 一週間のご無沙汰でした。お元気ですか。いしだは風邪をひいたり治ったり、ぶりかえしたり治ったり、さぼったりまじめにやったり、読んだり書いたり聞いたり話したりしてました。運動は‥‥大学への行き帰りで8キロくらい自転車をこいだぐらいです。

 季節なので、ひさびさに布団乾燥機を出してきて(夏でもそのへんに見えてるんですけどね)使ってます。あったかくて良いよー。
 ふかふかになるだけなっても汚れてたら悲しいので、毛布やタオルケットを洗ってみました。とってもいい感じです。乾燥機に付属してる袋、気づくと変な色してます。これも洗ってみようかな‥‥。

 アハメド・ラシッドの『タリバン』(講談社)BK1の続きを読もうと探してたら、田中宇の『タリバン』(光文社新書)BK1が出てきました。うーん。うーん。どっちもやっぱり読んだ方が良いぃ。時間が‥‥。

 『ダンサー・イン・ザ・ダーク』を見ました。見る前に結末を聞いてしまってげしょげしょだったけど全然楽しめました。時代背景をよくつかんでないんですが、現在より少し前のアメリカが舞台なんでしょうか。
 ミュージカル映画なの、見るまで知りませんでした。「俺はミュージカル嫌い。突然歌い出すなんておかしいよ」と言っていた人まで踊り出したり、こんな場所で踊るのか! って場所で踊り出したり、不思議で美しかったです。息子役の男の子のボーイソプラノがまた綺麗だったなあ‥‥。
 主演のビョークは少しシニード・オコーナーが入ってますね、声。放っておけない声です。太いけど繊細な感じがします。

 『攻殻機動隊』も、DVDを借りてきてあらためて見ました。やっぱ面白いや。それに映像もむっちゃ綺麗。美しい。コワイ。‥‥DVDには押井守監督のインタビューも入ってました。こんな顔の人だったとは‥‥。『AVALON』のDVDも借りたかったんだけど、近所のTSUTAYAにはなかったです。売ってるのはよく見るんだが‥‥。さすがに1万円は高いなあ。

 『ボーン・コレクター』も見ました。デンゼル・ワシントンは良い役者だ。‥‥DVDに傷があるようで、途中で「一時停止」を押したらそれ以降が見られなくなっちまったけど、「早送り」はどんどん機能したので助かりました。だめじゃん、借りてきたDVDを傷だらけにしちゃあ。ぷんぷん。

 ラグビー早慶戦を見そびれました。目覚ましをセットしたのに。一瞬しっかり起きたのに。なぜ、何のために起きたのかを思い出せないのだろう‥‥惜しいことをしました。せっかく勝ったのになあ‥‥。12月第1日曜日の、わたしが見てる前ではまだ2回しか勝ててない試合に期待します。うーん。でもこっちは厳しそうな気がするなあ‥‥。

 明日‥‥今日の昼はうちから北東の方角で、生命倫理関連、その中でも特に今後のES細胞研究に関する倫理その他を問題にする発表を聞きに行きます。そのためにバイトをキャンセルです‥‥いたいです‥‥。頑張って起きないといけません。

 ではではです。今日は白黒でお届けしました。

2001年11月17日(土) 18日(日) 06:00  

 補足。
 15日の日記タイトル「太いうどん細いうどん」というのは、太い方は生協で食べたうどん、細い方は‥強引ですが、スイッチやLEDについていたコードのことです。そうめんみたいだったから(あまり食欲はそそられませんでしたが。でもワクワクしました)

 今日の「板」は基盤?基板? サウンドボードメモリのことです。

 後輩にもらったマザーボード、何が良くないのか不明ながら(気づかないうちにどこか触ってコワしたかな‥‥?)音質が良くなかったので別のサウンドボードを買ってきました。1万円くらいしそうな気がして諦めてたら5千円弱で買えて、5千円浮いたので(考え方ぜってー間違ってる)、メモリを新たに一枚買ってきました(バルクです)。だから今は‥‥「511.0MBのRAM」です。我が家にいた牛さんの最盛期をしのぎました。

 サウンドボードにはマニュアルがCDでついてました。ほほぅそんなこともあるのね。っていうか、こうした方が環境には優しい(微妙な表現だ‥‥)気がします。PDFファイルを読むためのソフトなんてドライバの入ってるCDに余裕で同梱?できるわけだし。ただ、使用許諾か何か、すっごい細かい字でいっぱい書いてあるファイルはちょっと読みにくかったです。

 で、ドライバソフトをインストールして、さて聞こうとしたら、聞けませんでした。理由1.マイクのジャックにヘッドフォンを差してもそりゃ音なんてするわけないです。理由2.ドライバソフトが競合してました。おお初めての経験だ。
 ‥‥ってことは、マザーと、今日買ってきたボードと、同じモノが乗ってるってことなのではないか???? ま、‥‥まあ気にしない気にしない。気にしたら負け。(オンボードの方を「コワした?」と思ったのはその時です。)そっちがうまく機能しない理由は一体なんだろうなあ。‥‥しかし実際に最悪な音質なのだから、改善するためには今の競合状態を改善しなくてはならない‥‥紆余曲折とちょっとした悩み、それを解決するはずと信じて取った行動が何も改善しなかったために再びみたびよたびの悩みと再起動の嵐。

 そして今は快調にポルノグラフィティの『ヴォイス』やゴスペラーズの『砂時計』が聞けています。『砂時計』『誓い』の2曲目です。こんな澄んだ高い声の人がいたんですねえゴスペラーズ。バイトの同僚にものすごいファン(何年か前の京都駅での無料ライブに数時間並んだらしい。良いファンを持ったなあ)がいるから、この高い声は誰なのか聞いてみようと思ってます。聞いてどうなるってもんでもないけど、あぁこの人がこんな声で歌うのね、みたいな。

 そうそう。
 So-netのフレッツADSL・8MBの方を申し込みました。NTTに聞かないとフレッツISDNから移行した時に電話番号が変わってしまうか否かがわからなかったのだけど、マイライン登録騒動で10月中は全然つながらなくって。で、すっかり忘れてました。最近はすぐつながるように状況が改善されてるようです。
 で、番号は変わらないってことなので(変わるとしてもわたしのことだから申し込んだかも知れないけど‥‥)、何の準備もなく変更してしまおうかな、と。今かかってる料金よりも安くなるのに速くなるってのは一体どういうことなのかな。良いことですよね、きっと、とっても。

 後輩に聞いたら、Windows98を一回アンインストールして、それからもう一回インストールした方が、今のマザーとCPUのインターネット能力を最大限に発揮できるんだそうです。‥‥ってことは、やはりADSLが来る前に‥‥またWindows98を再インストールしなければならないようです。日記は不定期、たまにOSを再インストールする変な奴。。。視界に入っていたのに「あれ?あれれ?」と言いながら暗礁じゃなく港に乗り上げたかのように論文を書けずにいる奴。。うーん。そうか、掃除もせんままだなあ。部屋がこんな状態でよくまあパソコン開けるねこの人は。

 ‥‥といった話を日常会話でも少ししたところ、「いしださんどんどんオタク化してる」と少しからかわれました。そうなのだろうか。木村伝兵衛のように「その言葉、誉め言葉として受け取らせていただきます!!」(つかこうへい『熱海殺人事件』)と答えたいけど、というか本音を言ってもそういう感じだけど、‥‥パソコンの中身に興味のない人に対してこのネタをしゃべくるのは、慥かに良くないかも知れません。
 実際、日記のアクセスもここんところ減ってるようだし。
 さて。そろそろ正常な日記に戻しましょうか。(^o^)

 とは言え、パソおたく的じゃなくなったとしても何か別のことにいずれオタクであることは間違いないので、やっぱ異常な日記かな。

2001年11月15日(木) 16日(金) 06:30  太いうどん細いうどん

 今日は大学の生協でうどんを食べました。地元や東京で食べるのよりはわたしの口に合ってて、美味しく感じました。しかしそんなことをしてるうちにゼミは終わっていました。‥‥‥あ、このページまれに父親が見てるんだった。ちょっとまずかったかな。

 大学で「今日は寺町に行くんです」と言ったら、約1名から「うらやましいなー。今日も勉強しなきゃならないのに‥‥」と、たぶん本気でうらやましがられました。「なぜ? なぜうらやましがる?」 「だって飲みに行くんでしょ?」
 誤解を解いときました。

 さて。
 いざ寺町。スイッチだ! LEDだ! 出合え!出合え!

 一件目の「パソコン工房」で「リセットスイッチKIT」確認。しばしながめる。下に「型番PA-045」とある。「‥‥リード線長45cmってことだろうか?」
 お店の人に袋から出してもらって確認。カタチは完璧。しかもコレは原理的にスイッチとしても使えるらしい。しかし何度見てもうちの牛さんから延びていた10cm足りないリード線と同じ長さにしか見えない。「完璧やん!! 長さ以外は!!!」 不安でたまらないのでひとまずそこを辞し、他にも3件まわってみることにする。

 しかし同じことでした。どのお店も「045」と表示されたスイッチ しか売っていないし、LED しか売っていない。

 最悪、買って帰ってリード線のビニルをはがし、中の線を接触させて延長してテープで固定しなくてはならない模様。それならばLEDはここ「DOS/Vパラダイス」で買って、んでスイッチは‥‥さっき袋から出して見せてもらったし悪いし、本物もリセットの方も「パソコン工房」で買おう。うちで一つ開けてみて長さが足りなければ、未開封の方は返却すれば良いはず(矛盾してる)

 そう考え、スイッチもLEDも購入。\1000弱。発光ダイオードは青色や白色が高価なんですよね。設定に忠実なPG初号機を作ろうとしてLEDを買いに行った時、青や黄色はバットにばらばらに無造作に20円とかで売ってるのに、白色LEDだけは別扱いで1つ1つ小さな袋に入れられて1000円くらいで売られてました。‥‥今回のLEDは3つで300円でした。リード線をつけたりなんだりでしょうか。スイッチもそのくらいです。

 んで部屋にもどって長さを確認したら、多少の余裕がありました。よかったー(T−T)。やっとこないだの作業を繰り返すことができる。

 slot1のCPUともどもGatewayオリジナルのマザーを外し、後輩のくれたマザーを設置。まずはスイッチ。長さは本当におっけーか?つくのか? マザーボードの仕様書を見ながらプラスとマイナスを間違えないように‥‥なんだスイッチはプラスマイナスないのか‥‥。LEDは逆にしたらつかないので慎重に。
 その他の様々な接続は、と。‥‥BIOSの設定があるから今はまだ電源とフロッピとファンのみだ。あぶねあぶね。

 で、BIOS設定がわからなかったので後輩をたたき起こしてしまいました。ごめんなさい。マザーからBIOSまで実にお世話になりっぱなしです。ありがとう。BIOSのために尊い犠牲が一名。そしてBIOSは完了。

 何か起こっても良いように、Gatewayで使っていた設定はその前から名前を変更してコピー保存してました。‥‥おっ。でもドライバもうまく入っていったようです。再起動を何度か繰り返したのち、2年ほど見慣れた木村さまの壁紙が立ち上がりました。

 変わったのはCPUとマザー、メモリ。そしてスイッチとLED。他は一切変更ないまま、石田は帰還いたしました。

 よかったよかった。

 もっと仰々しく劇的に書きたかったんですけど、無理でした。なんせCPUの速度が3倍になってもMP3は相変わらず音飛びするんだもん。でもってオンボードのサウンドボードは牛さんについていた二年前のやつの方が音質は数段良いように感じられるんだもん(でも今回のは4スピーカ対応)。ちょっと誤算です。もしお金に余裕があったらサウンドボードを買ってきたいです。

 昨日のガルトゥング先生の講演会リポート、先輩が読んでくれました。
 「とても興味深いけど、一部わからないところがある。できたら当日の英語レジュメを見せて欲しいな。」
 そんなものは存在しないのであった‥‥。あっても、ガルトゥング先生が持っていたか、あるいは先生のアタマの中にしかなかったのであります。ということで、同じようなことを期待された方、すみまぜん。

2001年11月14日(水) 15日(木) 06:00  Informal Seminar

 今日は時間の都合でスイッチもリセットスイッチもLED(発光ダイオード)も買って来れなかったので、幸か不幸かわからないけどパソコンの更新は思いっきりおあづけになりました。だからホットケーキを焼きながら今日参加させてもらったインフォーマル・セミナーの話を書かせてもらいます。

 14日、立命館大学国際平和ミュージアムにおいて(↓ビラから引用)

緊急企画
ヨハン・ガルトゥング教授
インフォーマル・セミナー
世界はテロリズムにどう対応すべきか
 現在世界で進行している「テロリズム」をめぐる事態について先生のご見解を伺い、率直に意見交換を行う「インフォーマル・セミナー」

 が開催されました。立命の友達に情報を聞いたので、本当なら今日は龍大の方で別の勉強会があったのだけど、そのメンバーでおしかけさせてもらいました(ありがとう。広くない会場に4人もスミマセンでした)

 ガルトゥング氏は1997年から2000年まで立命館で客員教授をされていたのだそうです。ふーん。で、「平和学の泰斗」(←ビラから引用)で、今は比較的多くの人口に膾炙した感のある「構造的暴力」という言葉の発案者‥‥らしいです。どういうことかと言うと‥‥‥‥

ほげっ。事典に載ってるよこの人。こりゃ良い。引用しますね。

 ノルウェーのJ.ガルトゥングは<戦争もないが平和もない>という状況、すなわち、貧困、無秩序、不安定、不正義、不公平、弾圧、不平等、殺傷、飢餓、疾病、医療施設の不在、低い識字率などを特徴とする非平和状況を<構造的暴力>と呼んで、戦争やテロのような<直接的暴力>と区別し、ダスグプタの着想を概念的にねりあげ、その結果、近年の平和研究(平和学)においては、戦争と平和という伝統的二分法とは別に暴力と平和という二分法で分析する道が開かれ、新しい要請に応えることができるようになった。(『岩波 哲学・思想事典』 「平和」【直接的暴力と構造的暴力】)
 ‥‥すごいなあ。

 って、まあ、そういう半端じゃない「知の巨匠」の一人の講演だったわけですよ、英語の。ネックですねえ、英語。エスペラントが英語みたくなってるならエスペラントは一生懸命、話せるし聞ける!くらいになるまで勉強するんですが‥‥(←醜い言い訳^^;)。先生が一人司会兼通訳についてくれて本当によかったです。

 講演の内容をわたしなりにレポートしますと (↓文責:石田 長い)
 
 2001年9月11日、WTCのツイン・タワー・ビルとペンタゴンがあのような事態になった。2日前、別の飛行機が1機墜落した。Twin Towerには「経済」、ペンタゴンには「軍事」のテキストが背後にあったが、2日前の墜落にはテキストがなかった。

 9月の事件について、世界には2つの主要な見方がある。1つは「テロリズム」(discourseA)と見る見方であり、ほとんどの西欧諸国や日本のマスコミの論調である。いま1つは「報復」(discourseB)と見る見方であり、その他の地域で行われている見方である。
 discourseAは「悪人があの行為をした」と見る。政治的な意味合いがあるとすると一つだけであり、それは「憎悪」である。discourseBは今までに行われてきた構造的暴力と直接的暴力による。また、人口比率ではdiscourseAが10%、discourseBが90%である。

 第二次世界大戦後のアメリカが行ってきた暴力の範囲は大きく4つの地域に分けられる。すなわち
  1. 東アジア:朝鮮半島とベトナム:直接的暴力
  2. 東欧:主に構造的暴力による
  3. 中南米:チリでの1973年9月12日の事件が象徴的である
  4. 西アジア:パキスタン・イラク・イラン・アフガニスタン
 直接的暴力もあったし、他国による直接的暴力の支援という間接的暴力もあった。その結果アメリカは1200万人、内訳としてはペンタゴンが600万人・CIAが600万人をそれぞれ殺害している。
 アメリカ人はこの事実を知っているのだろうか? そこには意識下の矛盾が存在するので「知っている」とも「知らない」とも言えるだろう。これは第二次大戦下のドイツがユダヤ人を虐殺していた事実を当時のドイツ国民が知っていたか、知らなかったか、それによく似ている。
 アメリカへの憎悪は非常に高まっていた。なのになぜ今まで(あのようなカタチでアメリカにタテつく勢力が)なかったのか。それは、
  • 東アジアの大多数は仏教徒であり、「bad karman」によるものだと考える。(アメリカの行為と、自分たちの遇っている仕打ちと、どちらをだろう?)
  • 高いキリスト教だと考えている。(嗚呼。英語力‥‥。)
  • 西アジアの大部分はイスラムである。イスラムはイスラムよりも高い宗教を認めない。
 このような事態によるのではないだろうか。そして、1991年の湾岸戦争以来、いずれ現在のような事態が起こるであろうことをガルトゥングは予想していた。

 そして、我々はどうするか。discourseAdiscourseBとのどちらを選び、どう行動するか。
  1. ビンラディン氏を探索し、罰する。【警察的行動】police
  2. 報復し、破壊する。【軍事的行動】military
  3. 和解し、報復のサイクルから出る。
 この三つの道が考えられるだろう。
 アメリカが軍事行動をやめる時の条件は、
  1. 相手の降伏
  2. 自国民衆の反対と、他の政府の反対
 この二つである。
 アメリカもラディン氏も政策をkillingから変更しなくてはならない。pointは、人々の運動‥‥イスラム諸国の、である。
 今日、特徴的に思われるのがイスラム諸国による自己批判である。「我々はなぜこれほどに攻撃的になれるのか?」

 次にアメリカが攻撃する可能性がある国はイラクである。‥‥カナダは湾岸に戦艦を派遣したが、アフガニスタンを叩くために必要な戦力ではない。

 9月11日以降、北と南で人々の運動が起こっている。これは冷戦時に東と西で起こったのに似ている。日本での運動は少ない(nothing! =問題にならない)。西欧では活発に起こっており、ベトナム戦争の時よりも早いくらいである。イスラム世界でも、新聞や知識人の間には自己批判が多くなっている。原理主義への自己批判。15世紀キリスト教の異端審問的なものである、とも。サウジアラビアの王室も信仰しているバハバイト(Vahabbite? Wahabbite?)というイスラム一派は過激な原理主義の立場である。また、ブッシュが属するアメリカの南部バプテストは原理的なキリスト教である。

 原理主義者の特徴は、
  1. 世界の二分化。すごーく単純な世界観
  2. 暴力のみが相手も理解可能な唯一のcommunication手段だと考える
 日本のメディアは真実を伝えているとは言い難い(coward、shyと言っていたけど‥‥)。特に、WTCに巻き込まれた犠牲者の家族の中にもアフガニスタンへの軍事行動を容認していない人がたくさんいるという事実を一切伝えていない。

 先ほど言った「和解」は大変難しく険しい道ではあるが、不可能ではないだろう、希望はあるだろう。このまま戦闘が続くとすると、アメリカは強いがタリバンは完全には降伏しないだろうし、また、アメリカでは反戦運動も盛り上がるだろう。そうならなかったら泥沼化してしまうだろう。‥‥(「そうならなかったら」の内容が少し不安です。)

 ガルトゥング氏が個人的に最善だと考える道程は、先ほどの「1.ビンラディン氏を探索し、罰する。【警察的行動】」プラス「3.和解し、報復のサイクルから出る。」であるそうです。

 世界情勢的には、「警察的行動と軍事的行動のどちらを選択すべきか?」という題目で調査をすると、前者の支持は80%、後者は20%である。アメリカでは後者が54%、イスラエルでは後者が70%であるが。

 ガルトゥング氏の私的仮説として、日本人の世界観は
  1. アメリカと日本
  2. 「大東亜」
  3. 「大東亜」以外
 であり、「1.」と「2.」のみが重視され、他は他人事になってしまうのではないだろうか。そしてアフガニスタンは「3.」なのではないか。だから反戦運動が盛り上がっていないのではないだろうか。

 アメリカがこの戦争に「勝利した」と宣言すると、→またテロが起こるだろう。宣言しないと、→人々の運動が高まっていくだろう。

 「テロリズム」を定義すると、1つは政治的で非予測的で、罪なき人を犠牲にする「いわゆるテロ」であり、2つめは「国家によるテロ」である。
 自分のみが正しいと信じている人との対話は難しいだろうが、間接的対話は可能ではないだろうか。アメリカの軍事行動は、非軍人、民間人の犠牲者が多い。「ハードコア」と言われるビンラディンとブッシュが同じテーブルについて交渉するとは思えない。冷戦時にはそれも可能となったのだが。

 冷戦時、核戦略について話し合いが行われた「パグウォッシュ(PUGWASH)会議」は、両陣営の物理学者が主導で行われた。これは世界中のノーベル賞クラスの物理学者が国を越えて話し合ったもので、これが各国政府にはたらきかけた。

 とにかく直接対話は難しいが、間接対話で良いから、対話しないと。

 アメリカ政府が現在の政策を大転換して
  1. パレスチナ国家の容認
  2. サウジアラビアからの軍備撤退
  3. イラクへの経済制裁解除
  4. イランとの対話
  5. アフガニスタンの政治をアフガニスタンに任せる
 という政策を採れば、問題はすべて解決する。だがこれは今までの政策が間違いであったことを認めることであり、「強い」政府にはなかなか難しい。

 だがこのように言うことは安易である。なぜならアメリカが行った空爆よりも多数の犠牲者が今後出るだろう。それは100万人規模で出るだろう餓死者であり、これから来る冬による犠牲者である。(とにかく)アメリカの軍事行動は何も解決しない。これはイスラムサイドにも言える。

 我々にできること‥‥1つ言えば、黒い服を着た人でアメリカの大使館を取り囲むこと。そして、出てきた大使館員と対話をすること。(^^)

 アメリカはビンラディンをサタナイゼイション・デモナイゼイション、悪魔化して、彼1人を問題だとし、彼1人を捕まえることばかり考えているが、アメリカの政治は第2、第3のビンラディンをいくらでも作るだろう。この構造を変えなくてはならない。

 ふう。(^_^;)

 質疑応答まで含めて、こんな感じでした。わたしのノートと『ライトハウス英和辞典』(1986年第17刷)、それと『岩波 哲学・思想事典』だけを参考にしてますが。どないでしょう。

 先生に質問した人の一人が翻訳者の苦労をまっったく厭わず意見をまとめずになぜか口を抑えながら「だらだらだら」っとしゃべってたけど、かなり良い「インフォーラム・セミナー」でした。立命館ありがとう。ソトに向かってこんなに開けていてくれて。
 自分のいま立っている地点をもう一度問い直すきっかけとなる得難い視点をもらえたと思います。さすがだなあ、ガルトゥング。まさに「平和学の泰斗」。
 わたしがこの講演会を知るきっかけをくれた友達は、さらさらっと英語で質問してました。さすがだなあ、立命国関(って、しっかりしろよ、曲がりなりにも院生のわたし)

 そういえば、あまりに「インフォーラム」なためか、国際平和ミュージアムの正面入り口は鍵がかかっていて入れませんでした。裏口から、「このすぐわきのお好み焼き屋さんは美味しそうな店構えだねえ」と話しながら、そろりそろりと入りました。講演が終わって出たら、立命の人が「じゃあ今から○○にいきましょっか」とそのお好み焼き屋さんの話をしてるのに遭遇しました。ほーう。「いつかチェックしなければ」と話しつつ、龍大からおしかけた4人は先週から予定されていた別口のおでんパーティに行ったのでした。

 では。

 今日こそAthlonのBIOSと各種ドライバ設定まで進みたいものです。

2001年11月13日(火) 14日(水) 03:10  知ってたけど‥‥

 前から知ってたけど、わたしっておっちょこちょいと言うか、抜けてます。
 今日、パソコン本体ケースの前面パネルからマザーボードに延びている、電源を入れたり切ったり、リセットしたりしなかったり、電源が入っているか・HDDは動いているかを示すためのLEDなどを制御する細い細いリード線を買いに行きました。思ったようなのが1件目のお店にはなく、頼りにしていた2件目にもなく、3件目にもなく、ほとんど諦めかけていたら、4件目のお店に置いてありました。で、喜んでしっぽを振りながら購入。

 部屋にもどって、昨日も言っていた前面パネル初の撤去。何だ、案外簡単に外れるんだな。おお、そしてスイッチ類はこのようにくっついているのか、初めて知ったぞ。さて、コイツをはめようか‥‥。

 違うやん。(>_<)

 無理やんハマらんやんこんなん。このカタチなら1件目や3件目にあった普通の「スイッチ」や「LED」をバラ売りで買ってきてハメなしゃーないやん。

 ってことで、今日もパソコンの改造は貫徹できませんでした。ああ。昨日のうちに前面パネルを試みに外して買うべきモノを確定させておけばこんなことにはならなかったのに‥‥。

 ショックで立ち直れそうになかったので、取り外した前面パネルからさらになんかよくわからない感じのフタを取り外し、電源スイッチボタンやリセットボタンも取り外し、浴槽に持っていき、薄めたマジックリンを全面にスプレーし、しばらくおいてからシャワーで流しました。
 見違えるほど綺麗になっちゃいました。びっくり。
 ‥‥‥今日は、これで良いっか。

 明日また買いに行って、んで、明日こそ更新です。

 きっと明日は明日で、「BIOSがうまくいかないよー」なんて日記になるんじゃないだろうか‥‥。もう少しの間、自作もどきの日記に付き合ってください。

 いや、そっか。本格的にどうすれば良いのかお手上げになったら日記書けないんですね。そうはならないようにしたいです。あ、と、明日は講演会に出かけるので、書けるとしても・改造できるにしても、夜遅くから朝早くにかけてになると思います。更新がないからといって確定情報がないのに「ついにやったか!( ̄ー+ ̄)!」と喜ばないようにね。

 ‥‥そか。(^_^;) 洒落にならんし、講演会のことを日記に書いて、それから改造に入った方が良さそうかもしれません。

 ではです。

2001年11月12日(月) 13日(火) 07:20  大ショック

日曜日

 日曜日は大阪でバイトの研修でした。研修なのに楽しかったです。眠らないで行ったので、発言や思考に普段ほどのキレもなく、さんざんな感じがするけれど‥‥。その後、雄志参加でボウリングでした。二回やってアベレージ100ちょっと。わたしとしてはすごい普通。‥‥一緒にやった友達、2回とも148という、アベレージとしては完璧なやり方をしてました。すごいのー。
 その後、そのうちの一人がうちまで来ました。来るのは構わないけどすさまじく汚いから気を付けてね、と言ったら、「その惨状がむしろ見たい」と。
 ‥‥きれい好きの彼が大後悔したのは言うまでもありません。大ショックですね、きっと。だけどコーヒーいれて出したら飲んだし、しばらく経って「慣れたでしょ」と聞いたら「うん」って言ったし。うん。何事も経験なんですね。大発見。
 とは言え、床からゴミを拾い上げては「うあーー掃除してえ!!」と始終叫んでました。「だめ。ここは俺の部屋。俺の城。俺の好きにさせてくれ。それにキミが掃除すると俺は何がどこにあるのかわからなくなって非常に困ると思う。」「そっか。」
 彼の口内炎が治るのが先か、うちが綺麗になるのが先か。微妙だなあ。

月曜日

 昨日の日記でも書いた森岡さんの新しい本を買ってきました。『生命学に何ができるか 脳死・フェミニズム・優生思想』。勁草書房刊。HPに行ったら少しだけ読めます。\3800と高いけど学術書だからむしろ安いかもしれない。生きたり考えたり論文を書いたりする参考になるし。

 うむ。よい買い物をした。(^o^)

 AthlonのCPUとそれ用のメモリも買ってきました。マザーボードは後輩が本当にゆずってくれました。ありがとう。(へへん もう俺のもんだ!) ので、うちに帰ってきて『ER vi』を見ながら牛さんを開け、ビデオカードを外し、いろいろ不安になりつつ試行錯誤を繰り返し、つながってる電線をすべて取り外し、本体のハコにくっつけてるネジも全部はずし、‥‥でもマザーはとれない。「なんでやねん?」と思ってよく見てみたら、slot1のCPUをマザーボードにくっつけてると思ったネジは、マザーにじゃなくて、本体の巨大なハコに固定してたようで。それを外したら「ごごん」と言って外れて来ました。

 後輩がゆずってくれたマザーボード、後ろに取り付ける時にいろんな接続部品(マウスやキーボード、他のシリアルポートなど)の余剰スペースをふさぐ板がなかったのね。「変だなぁ。でもまあ今日はコレなしでくっつけてみましょうよ石田さん」と言われて、ま良いやと思ってたら‥‥なんと、うちの牛さんのマザーと完璧に同じ配置だったので何の問題もなくくっつきそう。(逆に言うとコレじゃない配置のマザーをつけようとしたら泣きを見てました。危険だなあ。)
 そんな感じで、マザーはすんなり設置できることを確認。その後、マザーにCPUも接続完了。(とは言え「必ずはがしてください」とある「プラスチックフィルム」がどうしても発見できない。板バネのカタチもCPUの色もヒートシンクのカタチも説明書とは異なっているので、きっとコレもカタチが変わったのだろうと思い、そのままにする。少し危険かもね。)
 そして、いよいよマザーを本体の巨大な牛型(虚偽)のハコに設置。背面部分の接続関係がなかなかはまらなかったけど、やがて無事完了。

 電源部分から来てる線も接続し、ビデオカードもはめた。メモリも設置。(←これは少し早すぎる)「よし! 他のものをつなごう!」と思ったら‥‥‥‥。
 大体のモノはつなげそうです。どこに何をつなぐのかで迷いそうですが、マザーのマニュアルを見ればきっと大丈夫。だけど‥‥物理的な制約はやはりあるわけです。それはつまり、

 スイッチからの線です。(;_;)

 牛さんの電源ボタンやリセットボタンから延びてる線、短いのです。また、線のこっち側、接続する部分がなんか変に「ごちゃっ」と固まっていて、マザーボードの仕様にどうもあってない気もする。ってことは‥‥これは、何とかして入手しなくてはならないようです。でもってスイッチ部分から線を付け替えることになったら‥‥この、買ってから一度もいじってない前面パネルを取り外す方法を模索しなくてはならないようだ。‥‥あれれれれ。大ショック。

 ってことで、後輩から託されて来たマザーはCPUとメモリごと外されてしまいました。そして、さっき外した牛さんの、メモリとCPUがはまったままにして取ってあったマザーを再び設置しました。ネジを全部はめ、ふたもして、接続も完璧にして、シリアルポートにTAもつないで、スイッチを押しました。

 あれ。「OSが見つからないよ」というメッセージ。

 ‥‥またハコのふたをあけ、どうも接続を間違ったらしいハードディスクとCD-ROMのフラットケーブルを逆にして、再びスイッチオン。

 そしてこれを書いています。

 その間に『ER vi』は終了し、その後に見てた関西ローカル『明石家電視台』が途中でアメリカのニュースになりました。筑紫さんが出てきたのでチャンネルを変え(この人、視点はすごい独特なことがあって好きだけど、ニュースを読むのには向いてないような気がします。対談や評論や、意見表明をするのはすごい向いてると思う)、NHKや民放にしながら見続けてました。「テロじゃないという可能性が高まって、不謹慎にも少しホッとしてしまった」とコメントした要人がいたようです。気持ち、少しわかる気がする。でも事故だとしても、ちょっと酷いですね。

 今はフジ系列。おとめ座のわたし、今日は「思い悩むよりとりあえず即座に行動しましょう。間に合わなくなるかも」的なアドバイスでした(おいおい「門徒モノ知らずじゃねえのかよ」)。倉木麻衣の新しいDVDが出るそうです(宇多田がU2の『With or Without You』を歌ってるというDVDほどには欲しくないかもな。今日は倉木の通ってる大学に遊びに行く予定です)。ケミストリのアルバムは初登場第1位だそうです(おやゃ。買おうと思っていたのに売り切れ店続出だそうな)。イチローは新人王だそうです(MVPはどうかなー。ワールドシリーズ出てないしちょっと無理かなー)。コムロ氏がまたなんかイベントCDを出すそうです(コンセプトは良いけどコムロさんの曲じゃしゃーねーなー。教授の『ZERO LANDMINE』をもう少しピックアウトして紹介してくれよー)。ハリポタの日本での上映館は史上最多だそうです。また、毎年のお正月映画シリーズ化、プレステ2と任天堂系でRPGゲーム発売だそうです(うーん‥‥)。元若乃花が「お兄ちゃんのちゃんこ鍋」というコンビニで売る食べ物をプロデュースしたらしいです(うわぉ。うまそう‥‥時期ちょうど冬だし‥‥)『千と千尋の神隠し』が映画動員で2位になったそうです(うそ!? じゃあ今まで1位だったわけ?? すごいな!!)

 今日はそんな感じですね。

 木村さまのカレンダを生協で受け取ってきました。表紙エッチです。木村さまがバスタブから肩と腕、顔を出していて、向かって右側から左足も、ヒザの部分をちょこっと見せてます。どうしたんだ木村さま!! エッチ系に走ってるのか!! まさか中はヌードか?? ‥‥と思ったら、なんかいい感じの、ちゃんと服を着た写真ばかりでした。水着なし。おへそもなし。なんだー (でもかわいいからゆるす。いや可愛くなくても木村さまだからゆるす。いやひょっとするとそもそも「ゆるす」という概念がないかもしれない‥‥)

 ちなみに、わたしが買ったカレンダには「11・12月」のが二枚ついてます。嬉しい方に大ショックでした(表紙が二枚あった方がショックでかかったろうな‥‥「ねらってるのか!?」って)

 そういう感じです。

2001年11月10日(土) 11日(日) 01:30 02:30  さみぃさみぃ

(2)
 森岡さんのところで新しい本が紹介されてます。明日大阪に行くし、大きな本屋さんに立ち寄る機会があれば購入してきます。ちょっと高いけど、森岡さんだから値段以上の内容だと思います。それに買いそびれるのすごくイヤ。
 なんか更新中に見たら「7575」の亜ゾロ番なんですね。またやっちった。

(1)
 京都寒い。ひどくさむい。
 だれか暖めて。(女性がいいな)

 実家から革コートとその他のマフラじゃがいもなどが届きました。これで少し暖かくなります。手袋はきっとココ(と言ってパソコン横の、HDDの箱やフロッピ、未使用ゴミ袋、本、わけのわからない紙の群を指さす)の下の方にあると思うので、それを洗うか洗わないかして使おうと思います。ずうっと前の彼女に編んでもらった毛糸の手袋は、実家に置いといたらいつの間にか消滅していました。あれも暖かかったのになあー。

 いもは煮ても焼いても揚げてもうまいですね。しかもどういじってもビタミンCの含有量は変化しないんだそうで。これはすごい。と思いつつ、もともとじゃがいもにはどのくらいのビタミンCが含まれているのだろう。気になります。

 しかしおいしいから良いのです。(なんのこっちゃい)

 荷物が届いたよという報告をしに実家に電話したついでに、部屋掃除のコツを聞きました。いわく、「捨てること」。‥‥みんなそう言うなあ。

 明日‥‥日が変わってるから今日‥‥は朝の10時からバイトの研修で新大阪です。何度か遅れて到着したことがあるけれど、明日はそういうことのないようにしたいです。で、早く眠るべきか眠らないでいるべきか、そのへん少し悩んでいます。

 明日、実はまだ所属してないけどゆくゆく所属しそうな学会もあります。でもそっちは行けない。もっとちゃんと調べておくんだった。悔やんでます。

 コンサドーレはJ1残留をこないだ決めて、サンガは今日J1昇格を決めました。これで来シーズンは西京極でコンサドーレを見ることが出来ます。嬉しい。

 うん。おちがないです。 (^_^;) 落ち着かない。

2001年11月8日(木) 8日(木) 07:00  A先生

 7日は「仏教漢文」の試験でした(むっちゃローカルネタなの♪)
 大学院博士課程を「満期退学」するために必要なんです。また、これに合格すると「博士論文」を執筆する資格も取得できます。‥‥「外国語」の一環なんです。博士課程だと第二外国語もできないといけない、ってことで。第一外国語はわたしの場合英語でした。それはもう済んでます。
 「仏教漢文」って聞くと中国語系のものや一般仏教的な漢文を想像される方がいるかもしれませんが、なんのなんの。実質は「真宗漢文」です。問題は浄土教系の仏教各宗派が大事にしてる「浄土三部経」(『仏説無量寿経』・『仏説観無量寿経』・『仏説阿弥陀経』)や、真宗が大事にしてる「七祖」(しちそ : 龍樹・天親[世親]・曇鸞・道綽・善導・源信・源空[法然])の「論」(著作)の漢文からしか設問されません。

 で、その試験だったのですよ、7日は。

 たぶん、わたしが解いた感じでは、前述の「七祖」から善導さんの著作がいっぱい出たように思います。たぶんですが(いや、真宗系のことになるとわたしまるで門外漢みたいに自信なくなっちまいます。専門なのに困ったもんだ)『観経疏』(かんぎょうしょ)というのから出たように思います。
 試験時間は90分で、設問は少し長めの漢文2つを書き下しにして、うち一つの趣旨をまとめ、それが親鸞にどのように展開されたのかを問うて来ました。‥‥ほら、「仏教漢文」と言うよりマジで「真宗漢文」でしょ。

 で、設問部の白文はそんな感じで、具体的な設問はワープロ文字じゃなく手書きでした。これがものすごく見覚えのある字なんです。わたしが何かする時の証明書や請願書?なんだっけ、大学院関連の提出文書などにほぼ必ずついてる字。ついてない時は書いてもらう字。ペン先が少し太めの万年筆でガリガリっと力を入れて書かれた‥‥そう、コレは紛れもなく、わたしの所属するゼミのA先生の字

 解き始めたときは「うわラッキー!」と思ったんだけど(だって『観経疏』はゼミで一年間読んでるし)、‥‥解いてるうちに、何んかヤバい感じになっていきました。だって、A先生がこの答案を見たら、ゼミで一年間集中的に読んできた『観経疏』をわたしが実はよくわかってないってことが、A先生はもう薄々(?)気づいてるに違いないんですが、ますますハッキリと認識されてしまうに違いない‥。

 試験後、一緒に受けてた人たちは「字からいくと今日の問題はT先生が設問したのかなー」などと話してましたが、‥‥いや、そんなことはない。あれは間違いなくA先生の字で、A先生の設問でした。

 ああ。

    どないしょーう。

       逃げたいぃぃぃ。

 もう4回目の受験でした。ええっと。うん。落ちてるのですね、昨日の前に2年間かけて3回も実施された試験にはことごとく。後輩が一発で通ったりしてます。うーん。‥前回の受験では副審の先生から「ゆっくり時間かけて考えれば大丈夫なんだよ」とアドバイスもらったのに忘れてて20分も遅れて行ったし。そんなん通るわけないっすよね。うむ。

 昨日のは朝からちゃんと覚えていたし、ちゃんと二時間以上前から起きてて頭も比較的すっきりしてたし、受験票は喪失してたけど遅れずに行ったし、態度としては申し分ないです。うん。


 その後、友達んちで4人でをしました。うまかったです。試験のショックから立ち直れず、ってことなのか何なのかわからないけど、見よう見ようと思っていたサッカー日本代表の試合のことを完全に忘れてしまってました。TVも目の前にあったのに‥‥。が終わってから4人であることに気づきましたが、残念なことに雀牌も敷物も何もなかったです。

 「CPU、slot1にこだわると製造されてないんだからそりゃお金かかりますよ。僕のマザーボードあげるしBIOSの設定も手伝いますから他のCPUにしましょうよ。すぐ1.5Gになりますよ。」と、鍋の主催者でもあるココロ優しき後輩が言ってくれました。‥‥牛飼いから「元牛飼い」への布石は着々と進んでいます。
 とは言え、今は牛さんがすべてです。なので今日はオンボードのサウンドボード(オンボードでもそう言うんでしたっけ?)を制御してるドライバソフトを更新しました。GatewayのサポートHPはアドレスが変わったりしてるけどまだまだバリバリ音を立てて仕事してくれてます。
 で、再起動してから昨日インストールしたばかりの Audioactive Player でmp3を聞いてみたら‥‥‥飛ぶ、飛ぶ、飛びまくり。ネットにつないだり、重たいソフトを使ったり、そんなに重たくないソフトを使ったりすると、今までよりもさらに強烈に、半ばエキセントリックな飛び方で飛んでいます。

 うぅーむ。

 NHKを見てます。「炭疽菌テロ」とは言わなくなったんですね。「炭疽菌の事件」って言うようになってるようです。‥‥そうか? バイオテロではなくなったのかな? じゃあ何なんだろう? 誰がやったにせよテロっぽく見えてならないのだけどなぁ。

 脈絡なくて申しわけありません。↓

 ‥‥坂口厚生労働大臣って、『フィフス・エレメント』に出てきた変わった人に少し似て見えません? 一週間くらい前に見てそう思い、日記に書こう書こうと思って、今日まで忘れてました。

 んではです。何か食べて、暖まってからレジュメ作ります。

 最近すごく寒いです。1人の方も、2人の方も、3人以上の方も、それぞれ風邪に気をつけて来るべき冬に備えてくださいね(って俺は何サマやねん)。なんせ京都もむっちゃ寒いです。

2001年11月7日(水) 7日(水) 05:30  JukeBox

 昨日ココで嘆いたら、もっと音質の良いMP3ソフトを教えてもらえました。(TTT Editorを教えてもらったり、いろいろすみませんです。)
 エンコード(CDなどのWAVEファイルからmp3ファイルを新たに作ること。もちろん元のファイルはそのまま残ります)ソフトも教えてもらいました。もう使ってます。掲示板(軽)でのたつみさんの発言を見ていただければわかりますが、

 です。(CDexはエンコードソフトです。「CD→WAV→MP3のページ」はいろいろ便利な紹介やQ&AがいっぱいのHPです。)

 喜んでインストールして再生してみました。慥かにすごく音がよいです(、ってわたしもともと耳はそんなに良くないし。変な聞き間違いいっぱいしまくり。まそれは置いといて)
 それに伴い、どうも何か根本的なもっと別のところで問題が起こってるってのがすごくはっきりして来ました。だって依然として音がぷちぷち飛ぶんですもの! 何が原因なんでしょう? きっとdllファイルの問題か何かなのだと思う、うん、つまり、わたしにはわからない深遠な世界での問題です。

 RealJukeBoxの時は音が飛んで飛んでしばらくすると「ふつ」と再生が止まりました。が、Audioactive Playerは止まらずに再生してくれます。どちらが良いのか・悪いのか、どちらがパソコンへの負担が大きいのか、まったくわかりません。しかしいちいち最小化を解除して再生ボタンを押す手間がない分、こっちの方が画期的にラクです。

 プレイリストの作り方も、エンコードの仕方も、エンコードファイルの保存場所の変更方法もわかったし、ちょびっと快適になってます。よしよし。

 冬物を送ってもらうように実家に電話しました。北海道では例年より一週間くらい遅い初雪が降ってるらしいです。そりゃ京都も寒くなってきてるわけです。わたしの記憶では10月の最終日曜日、学芸会から帰ろうとしたときに初雪がちらつく、というのが一般的です(一般的に小学生なのかい、ほーぅ)。だからやっぱ遅い。でももう冬かぁ〜。うーん。
 最近あまり電話したりかかって来たりしない。「HPにたくさん書いてあるからまあ元気なのはわかるよ」とのことでした。‥‥書いてあるのを確認するだけのようです。内容はよく読まないみたい。‥‥よかった。

 そんな感じで、今は 『キミノヒトミニコイシテル』 を聞いてます。

 「あんたはそんなもんを聞いてるのか!( ̄□ ̄;)!」

 ha はい。
 この曲、一度聞いただけで惚れてしまいました。深田さんのことは全然好きでも嫌いでもないし、CM映像もなんか変だなと思うんだけど、こういう曲すっごい好きです。(歌詞? よく聞いてないけど、まあかわいいんじゃない?)

 借りてきて、作詞作曲編曲が小西康陽であることを知りました。

 納得です。
 AメロもBメロもサビも、そういえばすべて小西さんです。なるほどね。
 世が世なら野宮真紀が歌ってたかもしれないのか。

 ‥‥それは歌詞的にちと無理かな。(やっぱ「よく聞いて」るのか‥‥。)

 単発のアルバイトでお金が\3,000入ったのでふらふらと生協に行き、鈴木大拙の『真宗入門』と『東洋的な見方』を買ってきました。ああ。もうなくなったのよ\3,000。でもあぶく銭に近い感じなので殊更にカタチにしないと、ね。

2001年11月6日(火) 6日(火) 08:00  田中宇氏

 ずうっと前からリンクさせてもらってて、ちょくちょく行ってる 森岡正博の生命学ホームページ「期間限定」という大量リンクの中から、こないだ たつみさん が少し話してた 田中宇の国際ニュース解説 に、やっと行けました。
 いや、すごいクオリティ。でもってすごい量。(クオリティとカンタティですにゃ。)消化不良も結構あるけどためになった、と思います。「全部読めるかな〜?」なんて思ってたけど早々に諦めました。トップページに表示されたリンク先やその中に「註」的にくっついてるリンクだけを読むのでもかなりしんどいです。
 こういうところ好きなので、メールもすぐ申し込んでしまいました。

 このヒトのアドバイスに従って、インターネットの背景色が初期設定では「白」になってるのもカスタマイズして変えてみました。変えて思った。たしかに背景が真っ白なのは見づらいかもしれないです。でも今コレを編集してる TTT Editor も背景真っ白だし、どうしたら良いかな。(‥‥いや、びっくり。これも変えることが出来るんだ。へぇ知らなかった‥‥今はかなり薄い灰色にしてます。)しかしIE3.0の背景が灰色なのはそういう理由からだったのですね。その理由を知れたのも収穫でした。(ってその説明が田中氏のページのどこにあったのかは忘れてしまいました。すみません。)‥‥あうとらの背景も目に優しい色に変えてみようかな。文字の色を薄めるのにも限界があるし。
 そしてこの日記も背景色が「真っ白」<#ffffff>ではなくなり、「whitesmoke」<#f5f5f5>になりました。とはいえ背景色の変更は一時的なものかもしれません。バックナンバの方も直そうかなどうしようかな‥‥。
 気に入った論を吐くヒトの影響をモロに受ける、それがわたしの悪いクセ。しかしこの色だと妙に退色した感じに見えますね。どないしょう。

 Real Jukebox 2 Basic(わたしが使ってるのはもちろん?無料の方です) がやっぱりうまいこと動かないので今日もいろいろ画策してました。そして‥‥今日もやっぱり抜本的な改善策は見つけられませんでした。。。
 なんだろうなあ、原因。ほんとにコンポ買うしかないのかなあ。でもコンポ買うにもお金がかかるし、買ってもCDプレーヤが一つなら到底ジュークボックスには出来ないし、CDを200枚くらい収納できるほんまもんのジュークボックスが5万円以下で売ってるって話も聞いたけど置くスペースこの部屋にはもはやないし、‥いろいろ考えると、やっぱりコイツがわたしに快適に動くようにするのがいちばんではないかと思う。思う。

 Real One Player というプレーヤもあるようです。まだβ版の前の試用段階みたいです。たぶんモニター募集中みたいです。かなりココロぐらぐら動きましたが、もし使ってる方・使う方がいらしたら、どんな感じなのか教えてくださいね。きっとモニターの質問も英語で来るのだろうし、β版へのアップグレード案内も英語で来るんだろうから、たまに全く逆の意味に読んだり聞いたりするわたしにはあまりに危険です。
 でも、新しいプレーヤって、なんかそそります。絵を見た感じではリアルプレーヤとリアルジュークボックスが一つになった感じに見えます(だから「one」なんだろなー)。気に入ったビデオクリップをエンドレスで再生出来るんだとしたら、欲しいな。

 Windows98再インストールの余波が思わぬ所に出てきました。以前はビットマップで書いて、それをすぐ、特殊なことなどほとんど何も考えずいきなりGIFに変換できていたのに(別名保存)、今はどういうわけか出来なくなっています。でもってビットマップを拡大表示にして文字を貼り付けようとしても、それもうまくいかない。どうしてなんだろう? これじゃ 「88×31」 の、比較的標準的な大きさのバナーを作ろうとしているわたしの意図が空回りです。

 良い余波も出てきています。用もないところをいろいろ開いて点検してるうちに、フォルダオプション全般設定、の中に「シングルクリックで選択、ダブルクリックで開く」という項目をやっと見つけました。
 牛さん(デスクトップ)の方は初期設定がそうなってて、わたしそれに慣れきってます。でもノートパソコンの方の初期設定はそうじゃなく、「ポイントして選択し、シングルクリックで開く」というのになってて、ポイントしたらすぐに動かさないと勝手に開くので気を抜けなかった。
 でも今日そのチェック項目で選べるってことを知ったので、これからはノートの方にあるフォルダやショートカットもデスクトップと同じ感覚でポイントしたりクリックしたり出来るようになりました。わたしとしては、これは本当によかったです。

 と、言うか‥‥。(^_^;)

 Webページの背景色と言い、フォルダオプションのシングルorダブルクリックと言い、パソコンについてよくわかってないことが多すぎる観のある、だけど少々はたくましくなりつつある佐伯でした。

2001年11月3日(土) 11月3日(土) 23:50  sting!

 映画借りてきて見てました。三池嵩史監督の『デッドオアアライブ 犯罪者』です。哀川翔・竹内力。
 いや、日本映画でも良いモノは今もあるんですね。感動しました。

 (ラスト少し変だったと思うけどね‥‥。)

 新たに『デッドオアアライブ 2 逃亡者』を借りてきました。きっともっと面白いのではないでしょうか。ちょっと前にNHK『トップランナー』を見てたら、相次いで三池・哀川両氏が出てきてました。二人ともすっごい面白かった。
 哀川翔って、しかしなんであんなに声高いのかな(声の高さに関してはヒトのこと言えないけどね、わたし)。もっとドスの利いた声を発しても良さそうな顔・物腰なのに‥‥。あの高い声が違和感になって、逆にリアルに見えるのもすごく事実、なんですが。

 一緒に『ペイ・フォワード』も借りてきました。こっちはオスメントくんですね。『A.I.』で世界中の女性をおそらく泣かしたであろうオスメントくん。きっと説得力ある演技を見せてくれることでしょう。
 しかし、どうして始終あんな涙目なんでしょう、彼。

 小林よしのりの『戦争論 2』を買ってきました。発売を知らせてくれたたつみさんは「漫画です」と言ってますが、ほんとにほんとに漫画です。前の『戦争論』より面白くないかもしれない。
 最初の方を少しと、後の方の靖国や宗教に関するところもぱらぱらめくってみましたが、しょうもない感じがします。創唱宗教や一神教、仏教などの宗教以外は宗教じゃない、民俗宗教は宗教じゃない、みたいな方向に行くのかな?? と思って、なんか辛くなって来て全然集中して読むことができてません。
 読了してない今の第一印象としては、例示が多すぎる。くどいくらいに、「これと同じである!」的な例示が出てくる。そこまでする必要があるのかどうか。そのへん気に入らないです。ってわたしもゼミとかサブゼミとかで無意味な例示をしてることが多いなあ(ヒトのことはやはり言えない)
 「わしをいちばん疑え!!」と言い放っていた頃の彼が恋しいです。
 自分が逆純粋まっすぐ君になってどうするにゃ。

 本多勝一と、小林よしのりと、佐倉哲と、この三人、たぶん同じ路線だと思う。

 sting のライブアルバム買ってきました。『...all this time』。前に聞いていたように、ほんとに泣きながら 『Fragile』 歌ってます。泣き声です。
 ファンや親しいヒトだけを200人集めて今までのヒット曲を演奏して、それをライブ盤として発売しようと計画して、ライブの日を今年の9月11日に定めた。で、WTCテロが起こった。時間通りに現れたstingは『Fragile』を歌い、拍手もなく客も皆んなで黙祷して、そしてstingが「どうしよう?」と聞き、‥‥今回のアルバムになった。

 あの日のレコーディングってのが何んか強烈です。演奏曲はジャズっぽいアレンジが炸裂してます。と言いつつstingって一部のレコード屋さんではずっと「ジャズ」コーナーに置いてありますから、まあいつものstingってことです。涙声が聞けるってのはびっくりでした。
 『Don't Stand So Close To Me』(邦題『高校教師』)のアレンジが個人的には好きです。これで3ver.ですにゃ。桜井幸子のドラマの時、この曲がいつかかるのか楽しみにしてましたが、最後までかからなかったなあ。

 あと。
 誕生日おめでとう、sting(10月2日)。50歳だなんて信じられないや。俺と20も違ったんだ。知らなかった。

 そういえば、ご乱心になって名前を変えた殿下(元プリンスのこと)は今頃何をしてるんだろう。。。。。そろそろ新しいの出してくれても良いのになあ。
 って求め過ぎかな。


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