Just a Little Bit of… の日記
バックナンバ 2001年7月

2001年7月30日 30日(月) 15:00  本人による個人情報の開示

 先輩が帰っていきました。今日はまず龍馬のお墓のあるお寺に行くそうで、インターネットで地図を表示してプリントアウトしてました。3日間に亘って、ごはんをたくさんありがとうでした。昨日3人で食べたラーメン、うまかったです。すごく感謝してます。こんなに毎日しっかり食べたの久しぶりです。

 帰る前に、先輩、置きみやげとして布団干しとシーツ類の洗濯を提唱。比較的有意義な提案であったため家主はそれを即座に受諾。大掃除の一貫として実施の運びとなりました。言いだしっぺの先輩は律儀に律儀に手伝ってくれました。提案そして行動、すごくありがとうです。人間こうでなくっちゃ。俺みたいに言うばかりで行動が伴わないってのは絶対よくない。

 布団干したの久しぶり。一年ぶりくらいかな(念のために言っておきますが、布団乾燥機はよくかけてましたよ、本当ですってば!)。かなりふっくらしました。シーツもカバーも数時間で完璧に乾燥。すごいね京都の夏は。こんな中、昨日は甲子園の京都代表校が決定してました。試合の行われた西京極球場は42℃くらいあったらしいです。おめでとう平安高校。今年も良い夏にしてね。
 北海道代表は姉の母校が久々に決めたようです。平安と一回戦でカチ合わないことを念じております。応援しづらい。

 今日じゃないですけど、先輩、携帯でいろんな人に電話してました。

 いしだんちに来たらびっくりしたよー。人間の女みたいなのがいるんだぜ。おそるべきだよな、浄土真宗の科学技術って。こんなに人間ソックリに作れるんだもんなー。科学も進歩したもんだよー。

 いいえ、人間ですよ。 (Just a Little Bit of… 情報開示

 関東の方に帰ったら大学時代の関係者を招集して石田の近況についての報告会を開くんだそうです。気にかけてくれるのは嬉しいけど、飲み会のネタになっちまうってのは少し心外です。いや、うそうそ。

 書いちまったぜ。

2001年7月29日(2) 30日(月) 14:30  掃除・選択

 何か忘れてると思ったんだ。

 29日、コンビニに朝ご飯を買いに行くついでに(と言っては失礼だけど)選挙に行きました。近くの小学校。ハコの中に何も入ってないのを確認させてもらうなんて夢の夢という時間帯です。早起きなセミが元気に鳴いてました。いや、今お昼なんですけど、セミの声が全然聞こえません。たたき起こされて先輩が気付いたのですけど、京都のセミは朝方にしか鳴かないんでしょうか。

 非拘束ってのは違和感ありますね、って言っても最初だけでしょう。タレント議員ばかりになってしまう旧全国区の悪弊をそのまま持ってるようなところもあるけれど、でも死票が少なく‥‥ならないのかな。でも政党を応援してる人よりも個人を応援してる人の方が多いような気がする‥‥だけかもしれないけど‥‥から、完全に政党の名前だけしか許されない比例よりもこっちの方がわたしは好きです。手作業でやってたり知事選と一緒になったりした選挙区で集計に少し時間がかかったけど、別に良いでしょう任期は6年なんだもん、そんな短気にならんでも。

 念のために言っておきますが、先輩は不在者投票してきたんだそうです。今回の滞在中にゴミの分別に関してわたしに疑義を呈したり、そういうの昔からキッチリしてる先輩です。わたしが投票してる間、いつもよりちょっとは涼しかったけど、投票所の外で待っててくれました。

 っと。それから、チケットを見せてもらったら、ヒロのコンサートは大阪ドームじゃなくて「ゼップ大阪」ってところでした。グッズはほとんど売り切れてて、ヒロの撮った写真をプリントしたTシャツしか買えなかったんだそうです。ちょっと残念そうでした。
 ファンクラブのメンバには、誕生日になるとヒロからお祝いのメッセージが郵送されるらしいんです。でも、集いのあった29日当日が誕生日の人には、いつもの印刷メッセージカードじゃなくてヒロ直筆のカード、プレゼント、そしてヒロとハグするという特権が与えられたんだそうで、結構怒ってました。
 まあまあ先輩。そんなに怒らないで。‥‥と言いつつ、もし木村さまのコンサート‥‥いや、俺そんなの行きたくないな‥‥で同じことが起こったら、俺は怒るとか怒らないとかじゃなく暴れるんじゃないかと思いました。馬鹿ですね、本当にもう。

 わたしの投票、今回は一勝一敗でした。良い感じ、良い感じ。

 そんな感じで、掃除と選択にあけくれた週末となりました。

2001年7月29日 29日(日) 12:30  夏ですね。

 昨日の夜、関東の方から本当に先輩がやって来ました。昨日は「く」の字でも「の」の字でもなく、ちゃんと「一」になって眠ってました。いやあ、一人では不可能なことも、二人でやれば一部でも可能になる場合があるんですね。今は起きて烏龍茶飲んでます。これからコンサートみたいです。グッズを買いたいからちょっと早めに行こうかな、ってことです。‥‥って書いても良いですか? って聞いたら 「ああなんでも良いよ」ってことでした。 「あんまり買うつもりないんだけどね‥‥」とも言っておられます。

 昨日の夜、先輩をおいてネットのバイトをしてました。巨人戦を見ながら、ブロードキャスターを見ながら、この部屋でちっちゃな飲み会が展開されていた時も、インターネットにつないでバイト・バイト。
 いつもはアクセスが少なくて同僚と一緒に泣きそうになってたんです。それが昨日は、

 夏休みに入ったし、みんなで日時を決めといて集まってみようよ!

 って告知しておいた当日だったんです。それもあって、泣けてくるほどのアクセスでした。始まる前は自分の中に不安ばかり目立っていたのに、今はシアワセばっかり。これはでもいけないですね。準備段階から終了まで、反省すべき点は山積しています。うん。何かやったら、反省ですよね。

 でももう少し、この「成功」に浸っていようかな‥‥。(^^)

 久保田くんとオフラインで話しました。『パールハーバー』や『U571』の話をしているうちに、「じゃあ日本とイタリア・ドイツがチカラを合わせてディックの『高い城の男』を映画化せんなりませんね」ということになりました。二人とも監督じゃないんですけど‥‥。

 ゼロ戦が飛ぶんだから、東西に分割されたアメリカの映像化や、ニューヨークを走りまくるリキ車の映像化なんて、簡単なもんですよね。

 ではでは。

2001年7月28日 28日(土) 06:00  終わらないっス

 昨日の日記に書きながら続けていた部屋掃除、全然終わらないです。続けてい「る」です、進行形です。完了はまだ先です。
 どのくらい乱雑かを譬喩のつもりで何度か「不可逆的」と書いていましたが、まじです。譬喩じゃないです。まったくどうやったらこんなになるってんだろう! こないだ『アヴァロン』で散々書きましたが、まったくこれは‥‥まじで無精ひげが肩まで伸びるくらいにならないと完了しそうもありませんわ。僕はひげをハサミで切って伸ばし続けることをしないヒトなので、つまり永遠に完了しないってことです。うん。"The last Person" みたいな感じでございます。むむ。

 ‥‥掃除完了後に来て泊まる予定の知り合いの方は

 「“”の字でも良いからよ!」

 と言ってくれているのですが、このままじゃーどう考えても

 「“”の字」 です。くすくす(^^)

 じゃないや、なんとかしないと‥‥しかし今日はこれからバイト‥‥

 わーい!(≧▽≦)! ごめんなさいー! (最近謝ってばかりだ‥‥)

 不幸中の幸いとして、図書館から借りてた本が見つかりました。貸出期限は‥‥6月30日です。おお! 1か月滞納だ!
 学部の時の大学なら1日\10で、しかも2冊だから‥‥悩むまでもないや。\600だ! ああ、京都の大学に来ていて良かったと思う瞬間の一つです。

 しばらく行方不明になっていた3代目の万年筆も、作ってないMSZ-006の1/60、パーフェクトグレイドのハコの下から出てきました。良かった良かった。2万円もうけた気分です。でも部屋の中で牛夏ったものを再び入手しても、それはてんで儲けたことにはならへんのや、と、こないだ誰かから教わりました。まったくです。しかし心情的には‥‥‥。

 牛夏ってなんだろう。トコナツよりもまだ暑[熱]そうな気がします。きっと真っ黒でしょう(主に肉牛)。いや、まだらな日焼けになるのかな(ホルスタイン)。そかそか、モンブランは黒を購入していたから、つまり牛夏か。なるほど。

 ‥‥自分の誤植でこんだけ遊べるのってぜったい変だよな。

2001年7月27日 27日(金) 14:00  ヒロ

 今度、元スピードのヒロが大阪ドームでコンサートをします。スピードの頃からファンの知り合いがいます。その方、今は関東の方に住んでいるから東京ドームに行けば良いのになって思ったら東京だと誰も一緒に行ってくれないんだそうです。で、大阪在住の、やっぱヒロのファンと一緒に大阪ドームに行くんだそうです。はいはい。はい。

 で、うちに泊まりに来ます。

 うち、今すごいんですよ。台風と泥棒が一緒に来たとしても顔を見合わせて退散するような、そんな有様になっております。何度かココにも書いてるように、去年の8月頃からずっと掃除してないんですよ。はっはっはっは。

 いまむっちゃ頑張って掃除してます。

 で、さっき、いつだったかに知り合いからいただいていた今行ってる大学オリジナルの電卓が床の上でへばってるのを発見。 本体とフタが分離してウラ向いてる、と思って摘み上げたら、液晶部分が割れて「E」って表示されてる。

 ありゃりゃりゃ。
 液晶って本当に液が入ってるのね。
 ネーミングに納得。
 部屋掃除終了後にまたもらわなきゃ‥‥。

 電卓なんて滅多に使わないけれど、あるのとないのとでは安心感が微妙に違いますよね。お金はいっぱいあった方が良いし、自分のかわりに何かをしてくれるキカイは、そんなにかさばらない限り、ないよりもあったほうがそりゃ良い。しかし、こんな理由でコワしたのにもらえるやろか。不安。

 CDケースが割れていたり(CD自体は太陽誘電のCD-Rに書き込み失敗して割る気で曲げてももなかなか割れない)、本がほこりまみれになっていたり(ご想像通り、うち何冊かはいろいろなところが)、すごいです。
 なんせ、多分もう貸出期限のとうに切れた図書館の本がまだ見つからないってのがしんどいです。どこにあるのだろう? ココにいるのはわかってるのに。まるでかくれんぼです。いや、どこぞの考古学教授のように自分で埋めただけなんですけれど‥‥。

 ではでは。いつまでも掃除が終わらないので書いてみました。

 完了したらまた書きに来ます。つまり今日中ってのは無理っぽいですね。

2001年7月26日 26日(木) 11:30  ザ・ビーチ

 コレは新作じゃなく旧作の値段で借りることが出来ました。本編の後に収録されてるビデオレンタル開始キャンペーンも完全に終了してますしね。
 いまTSUTAYAでは何らかのキャンペーンをしてまして、\500以上レンタルするとスタンプを一個押してくれます。はや二つ押してもらいました。三つ押すとなんとかかんとか、ってことでした。9月初頭まで。
 ‥‥すっかり回し者でした。

 『ザ・ビーチ』はディカプリオ主演です。タイに行ったアメリカ人青年が、いつも通りの、ただ場所だけ変えてアメリカにいるのと同じことばかりしてる旅に飽いて、ちょっと冒険をしてみるつもりだったのが、ビデオデッキを開けて基盤に納豆をかけるくらい不可逆的に「とりかえしのつかないこと」(前に『伝染るんです』で見たシーン)になっていく、という話です。

 想像していたよりもずっとずっと面白い、良い映画でした。

 ディカプリオ、うまい時はうまいねえ。『ギルバート・グレイプ』も滅茶滅茶うまかったよねえ。イモ虫なんて俺は食えないし口の中に入れるのもちょっと出来ないよ。‥‥なんてコワザの効いた演技だけじゃなくて、なんかやっぱうまいわ。でも俺はブラピの方がセクシーで好きよ♪ 浮気なんてしないのvvv
 そういえば「デカプリオ」って発声したら当時高校生だった知り合いに烈火の如く怒られたもんです。最近はわたしも「ディ」って言ってます。「あばろん」と発声しつつアヴァロンと表記するのと一緒です。って全然一緒じゃないか。まいいや。

 じゃ、もっかい見るか、『アヴァロン』の方。

 思い出した。ジェームス・キャメロンが「なんちゅうSF的なんだ!」と言って、どこかで『アヴァロン』を褒めちぎってました。どこからどう見てもファンタジーな『フィフス・エレメント』を撮ったおまえが言うSFだからすっごい不安だったけど、でもほんまにSFやったねえ。わかってるならちゃんとしたもん撮れよ。

 『アヴァロン』関連でもう一つ。なんだったかは忘れましたが、SFX技術を紹介する慥かNHKの番組で、『アヴロン』のとある非常に重要なシーンが使われてました。女の子をまっすぐ走らせてカメラを「ぐるっ」と回すより、女の子に「ぐるっ」と回りながら走ってもらうのを真っ直ぐ走らせるカメラで撮った方がCG処理的には随分ラクだからそのようにして撮った、って。映画では女の子がまっすぐ走ってるようにしか見えませんでした。すごいね、CG。

 もう一個思い出した。

 こないだ新型スカイラインを見ました。自転車で追ったら追いつけました。うん、あれは新しい自転車を買ってサドルの位置を変える前だったから月曜日だな。あ、信号待ちで追いつけたってことですよ、念のため。

 リアグラスに「試乗車」って書いてありました。
 なんだ、買ったワケじゃないのか。
 そりゃそうかもなあ。
 わたしに言われたかないだろうけど、むっちゃ格好悪かったですぅ。


 何年か前に地元でクルマ好きの友だちが集まってた時に「後ろのライトだけが特徴なの?」って聞いたら「いやそんなことはないけど、でもあのテールランプがまた格好イイんだよなあ。」って言われました。その後、そのうちの一人がGT-R買って乗ってました。夏はいいよー、って。冬は死ぬよー、って。なんせ寒いですからね。それに圧雪アイスバーンだから、冬場は何も能力を発揮できないようでした。それでも乗ってるって、やっぱGT-Rが好きなんでしょうね。別の走り屋の友だちも一時期GT-R乗ってて、「走り屋を自認するのなら、このクルマは一回は乗らないと駄目なクルマなんだ。」と言ってました。ほほうそんなものなのかな。

 いや、そんなんはどうでも良くてさ。

 クルマなんて車輪があって移動が出来ればまあ何でも良いんじゃないか、でも軽は安全面で今ひとつなのかな、いやそれでもだいぶ良くなったらしいな、と思ってるくらいクルマに無頓着なわたしから見てもはっきり解るくらいに特徴的だったテールランプがなくなってしまって‥‥いやテールランプはついてるけど‥‥、しかも後ろから見るとファミリーセダンよりもまだ車高が高いように見えて、CMで見た限りではお世辞にも格好イイようには見えなくなってしまってて、実際に近くで見たらやっぱり本当に本当に格好悪くなってしまってて、ココ の「斬る!」でも酷い感じに斬られてしまったスカイラインを見て、地元の友だちはどう思ってるかなあ、って思ったんです。「て」が続いてる‥‥

 クルマ好きな友だちグループの中には某社に勤めてる友だちも入ってます。何て言って説明してるのかなあ。

 「GT-Rは究極に格好悪くなってしまったけど、でもそんなGT-Rにも愛を注いでくださるあなたはとっても格好良い!」

 ‥‥なんて?

2001年7月25日 25日(水) 18:00  アヴァロン

 チカラ入れてテーブルタグなんかをガシガシ打ったからでしょうか。それとも有志が集まって真剣に教学研究やってる極めてオタッキーな場所に出かけて行って居心地悪そうに聞いている(ちょくちょくさぼってるけど)からでしょうか。どうも日記が滞りがちです。すみません。

 ミスチルのベストと『アヴァロン』を借りようと思ってTSUTAYAに行きました。ミスチルのベストは、うん、その通りです。28日からレンタルの間違いでした。借りられるワケがない。かわりにと言っては失礼ながら、どうせいつか借りる予定だったイエモン(伊右衛門。いや、それは「嗤う」方。)を携えながら、こちらは間違いなく25日レンタル開始の『アヴァロン』を探しました。
 見つからない。見つからない。見つからない。洋画の新作コーナーに行っても、邦画の新作コーナーに行っても、本当に見つからないのでネを上げ、店員に助けを求めました。

 店員さん、2人で走り回ってくれました。

 3日くらい待ったかなあ。無精ひげが肩まで伸びる頃になって、メッシュの銀髪が栗色に変わる頃になってやっと「ありましたありました!」って持って来てくれました。店員がビデオ1本見つけてそんなに喜んでどうするよまったく(気持ちはわかるけど)
 純粋な興味から「どこにあったんですか?」と聞いて案内してもらったら、アニメの新作コーナでした。『サクラ大戦 TV版』のすぐ下にありました。
 念のために申しますが、この作品は押井守監督作品で、全編フランス語かイタリア語か、とにかく「A」を「あ」と発音する母語でもって、しかも実写で撮られていて、字幕スーパ版と日本語吹き替え版が出てます。どこからどう見てもアニメ作品ではありません。『ワンピース』と「ジブリがいっぱい」の棚に挟まれていて良いのでしょうか。
 5本か6本ならんでて、まだ全部入ってる。10時開店のTSUTAYAに11時頃に行ったので、106分の映画である以上、当日レンタル即返却もその時点では不可能。おお!ってことは俺がいちばん先? すごい。‥‥いや、コレは悲しいことかもしれない。

 まあ、いろいろ思いながら、イエモンと一緒に借りてきました。

 スゴイです。さすが押井守。さすが。まじで。こりゃすごい。うむー。
 ストーリィを少し紹介しますと‥‥

 近未来、VRゲームが行き着くところまで行き着き、より刺激の強い、また顕著に非合法性の疑われる戦闘ゲームが出現。若者はスリルと巨額の報酬を求め、一部に脳損傷患者を生み出しているというゲームにのめりこむ。クリア不可能とも言われるそのゲームは、本来の名前ではなく「英雄の眠る場所」・アヴァロンと呼ばれるようになってゆく。そしてある時‥‥。

 うん、その通り。やり方としてはマトリックスに近いんじゃないでしょうか。でもストーリィ的にはわたしこっちの方が数倍好きです、よりSF・SFしてますから。なんせなんせスゴイんですよ。『攻殻機動隊』をビジュアル面だけ「なんちゃら兄弟」にモロ真似されてるだけのことはあります、押井守。「きみたちきみたち、どうしてこのくらいのストーリィにすることが出来ないのかな?」という声が聞こえて来そうな作品です。

 ダマされたと思って見て欲しいです。一部のマニアの方にはたまらないんじゃないかと思います。まったき夢みたいな夢の世界に遊ぶことの出来る方にはオススメ。いや、うん、つまり、「役者が格好良いからマトリックス取りあえず見たけど全然楽しめなかった‥‥」、なんておっしゃる女性の方には非常にオススメ出来ません。「役者目当てで見たけど、マトリックスって面白いストーリィじゃない? 続編は‥‥えっ? 2と3いっぺんに撮ってるの!? わあ楽しみ!!!」くらい言える方にはオススメです。

 ひさびさのヒットでした。『イングリッシュペイシェント』以来の衝撃です。
 \700とかで中古を売ってたら、上の作品同様、迷わず買っちまうでしょう。

 ではでは。今日は『アヴァロン』を褒めておしまいです。シアワセっす。

2001年7月22日 23日(月) 04:00  あれれ

 前回の日記で「今日中にでも」って言ったわりに、3日もかかってしまいました。何があったわけでもないんですが‥‥というか、いろいろあったといえばいろいろあったのですが‥‥。書くとしょぼい。


20日

 いま、大学の本館、いちばん古い建物で「安居」ってのをやってます。

 それが昼に終わって、友だちと自転車でラーメンを食べに行きました。京都駅のそばにある新福菜館です。むっちゃうまかった。やっぱ暑いときは熱いモノですね。汗をかきかき、つるつるつるっと。
 その帰り。‥‥自転車パンクしてる。‥‥ありゃりゃ。

友だち 「暑いのに大変やねえ。頑張ってね。」
佐伯 「大学のそばに良い感じの自転車屋さんがあるでしょ。
 職人っぽい。
 そこに持ってって修理してもらうわ。
 今おかねないけど、
 自転車屋さんのそばには銀行もあるし、ね。」

 そう言って1キロくらい押して行ったのですが、暑いの何の。最近の京都は連日お約束で真夏日です。気温は体温です。はっきり言ってホメオスタシスの危機です。とにかくむっちゃ暑いのさ。脳がホウワするのさ。汗を拭き拭きパンクした自転車とともに行く夏の京都。「日本の夏。緊張の夏」(誤)じゃなく、「ホウワの夏」。んで、銀行に着いたら、
 ‥‥海の日じゃん。銀行やってねーよー。
 仕方なく、自転車を銀行に置いて、京都駅そばにある郵便局(ラーメン屋さんの方向へ戻る)へ。往復で1キロ半くらい。‥‥そしてお金をおろします。戻ってきて、銀行で自転車を取り、押しながら自転車屋さんへ。
 ‥‥だから海の日だろって。やってねーよ‥‥‥‥(;_;)
 っちゅーか、気づけよー俺よーそのくらいよー。うききき。(≧▽≦;)
 もう何もする気がなくなって、大学の自転車置き場に自転車を置いてバスに乗って帰ってきました。


21日

 安居もバイトもあったので、学校に行きました。で、帰り。自転車を押して自転車屋さんに行きました。自転車を見せてバンク修理を依頼。すると‥‥

おじさん 「これは‥‥。むむむ。
 見てみ。タイヤいっとるやないか。変えんと駄目や」
佐伯 「タイヤいくらですか?」
「4千円やな」
「それ(と言って展示してある自転車を指さす)はいくら?」
「1万4百円やな」
「それじゃあ‥‥」
「あっ‥‥そやな。 ‥‥そやな」
「自転車をください」

 そして財布を確認。 ‥‥足りない。そばの銀行‥‥あれれ? 今日も閉まってる?(改装中の疑い強し。) じゃあ駄目じゃん!

 そして、21日もバスに乗って帰ってきました。(;_;)


22日

 今日は‥‥。安居、見事にサボりました。うううう。
 でも、飲みには行きました。楽しかったです。うううう。
 ‥‥月曜日にはニューマシンだもんね。

2001年7月19日(2) 20日(金) 06:30  なんかいろいろ

 もう別ファイル立てないもんね、と言っていたのですが、立ててしまいました。前のも脱力してたけど、それよりももっと脱力してます。前のもあんまり面白くなかったけど、それよりももっともっともっと面白くないです。まったく面目ない。「言い切り」とか「突き放し」とか、そういう点ではちょっぴり面白いモノになってるんじゃないかと思いますけど。でも、わたしの論が進んでるわけではないし、彼の論だって、まったく進まずに従来の彼の主張をゴリゴリゴリっと押しつけて来ようとしてるだけだし、ほんとつまんない。

 それでもよかったらご覧ください。ココです。


 それとは全く異なって、楽しく書いた論‥‥と言うのかなあ。ある私信をそのままアップしました。

 『風の谷のナウシカ』について思いを馳せたり、ファン同士で「ああでもない、こうでもない」と言って交流を深めたり、論じ合ったりするのにオススメなサイト plastic ark さんで知り合った ソウル・トゥ・ソウル の管理人さんとメールを何度か交換した時に生まれたモノです。

 わたしの私信に論理性はそうそうないと思います。でも『風の谷のナウシカ』を好きな者同士で「うふふ、うふふ」って感じで思ったことを言い合うだけでキャッチボールしてると勘違いしてるような気色悪さはない、ちゃんとした「論」でもあるんじゃないかと思います。宮崎駿『風の谷のナウシカ』全七巻を読了されている方のみ、ご覧になってくださいね。
 ココから行けます。

 ではでは。今日はそんな感じでなんかいろいろあった(と言えるのかな‥‥)ので、日記はあんまりないや。

 ではでは。また今日中にでも。

2001年7月19日 19日(木) 11:30  ありがとう一周年

 カウンタ設置から一周年です。サイト本格開設から一周年と一日です。今までにアクセスしてくれたあらゆる方、ありがとう。今このメッセージを見てる方、ありがとう。これからアクセスしてくれる方、ありがとう。佐伯・石田ともどもにお礼申し上げます。これからも、日記・論文・習作・書評・その他自我の一部を(Just a Little Bit of…)露出させ続ける所存です。お付き合いいただける方はお付き合いくださいな。上にも書きましたが 5000のキリ番を踏んだ方にはささやかなプレゼントもさせていただきますよってに。

<(_ _)>さえき  <(_ _)>いしだ



 昨日は専門学校からの友だちと先生が集まって、飲み会でした。例の如く(なんて言いたくないんだけど)電話をもらうまで寝てたわたしを、皆さん暖かく冷ややかな目で迎えてくれました。「(カンパイのポーズをとり続けたから)腕が痛くなっちまったよ」 ‥‥おおう。すみません。

 現役の頃にも何回かあった「講」。先生を一人迎え、普段は聞けないようなコアな教学的質問をして皆んなで考えたり、普段考えてることを先生に聞いてもらって笑ってもらったり真面目な話になったり、先生の個人的な情報を話してもらって盛り上がったり、そういう感じで、先生が中心になる飲み会です。で、先生が泣いてイヤがっても絶対にお金を払わせないという決まりもあります。しかし幹事さん、昨日は「頼むから二次会で使ってくれよ」と言われて大金を受け取ってました。‥‥これは決まりではなかったよな、たしか。

 専門学校を出てから一度も会えずにいた人にも会えたし、話せたし、意外な話も聞けたし、‥‥やっぱ良いですね、気の置けない仲間と飲んで話すのは。(^^) 三次会の会場(某宅)で話してるうちにそのままごろごろ寝てしまったのは問題だと思うけど、でもホント、楽しかったなあ。

 そう言えば選挙ですねえ‥‥。今回は投票箱の中を見せて貰えるだろうか‥‥(いちばん最初に投票するヒトには見せてくれるでしょ、不正がないことの証明として)。それともやはりあの人(毎回それを楽しみにしてる選挙?投票?フリークの方)がいて、叶わない願いで終わるのだろうか‥‥。

 っていうか、今の俺がそんな早朝に起きられるのだろうか‥‥?

2001年7月18日 18日(水) 9:50  雨みたい  クローン

 今さっき起きたんですが、雨みたいな、でも路面が濡れてるくらいで実際に水が落ちてきてるのかと問われれば「いいや」な状態になってます。

 今日は7:15から行こう(参加しよう)と思っていたところ(集まり)があるのですけど、遅れてます。寝坊です。
 昨日開会式・今日から本番が始まってるものに出席すると決めたのは俺だし、出たいと思ってたのも俺だし、「スミマセン」と謝るべき対象がないっちゃないから開き直ればどうということはないけれど、‥‥‥。

 遅れまくりだけど、でも休み時間中につくように行きたいっす。
 (これまた対象不明な悔恨の言辞‥‥)


☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆


 こっからはクローン関連です。

 佐倉氏が反論を書いてくれてます。悲しいくらいチカラのない論です。
 見ますか? ココです。もう別立てでは書きませんが、一応反論しますね。
  • 1.クローン人間は犠牲者?
    もっとゆるやかに考えることは出来ませんかね。論理に拘泥してそれでしまい、ってんじゃ寂しいです。これじゃ佐倉氏勝ちたいだけじゃん。しかも駄々っ子レベルじゃん。
     
  • 2.おまえも偏見者ではないか?
    ソックリ返すよ(註:論の内容をってことです。この見出しはわたしに返されてます)。「わたしは自分が偏見者であることを自覚しているつもりです。だれでも偏見を持たない人はいないでしょう。しかし、」って書いて以降、佐倉氏は俺の指摘が自分にどう現れてるかについて思いを馳せてるか? 開き直ってそれでシマイってんじゃ反論に全然なってねえよ。失礼、コトバが乱れました。
    俺がやってるのが十分な水準に達してると言いたいわけでは全然ないが、それと同等くらいの「自分への立ち返り」みたいなのをやってから語り出さねえと論理ばかりでココロがどっか行っちまったままだぜ。おっと、ふたたび失礼。
     
  • 3.人を<生まれ>によって差別する
    俺の論は生まれてくる人間の気持ちを、生まれてくる人間の立場を想像して、俺の狭い狭いココロなりにそこから問題にしてるんであって、差別的な観点は見あたらないよ。
    なんでもかんでも差別差別って方向に持ってく佐倉氏の方が問題だと思うよ。差別の点だけ考えてみるとさ、詰まるところ佐倉氏は差別を撤廃するという運動のために体細胞由来人為的ヒトクローン個体の存在を利用しようとしてるでしょ。それ、逆にイカンと思うよ。
    (言うまでもないけれど、これは前回の論の繰り返しです)
     
  • 4.クローン反対者の問題はクローンではない
    俺が別のモノに反対してるんであっても、その「反対!」という立場から体細胞由来人為的ヒトクローン個体の製造にも反対してるんだとすれば、その問題について反対してるのは事実でしょ。その現実の実際の事実のカタチを問題にしてくれないか。
    理念や理論や空(カラ)論に目を奪われたまんまやね、佐倉氏。
     
  • 5.現代の魔女狩り
    小利口そうなサマを装って刺激的なコトバを駆使してムダな物言いをするの、やめてんか。なんだよ、この見出し。
    佐倉氏の論を初めて読んだヒトが佐倉氏の論を「格好良い!」って誤解しがちな傾向があるのはそれが理由だし、佐倉氏はソレをウリ、ソレを狙いにしてるんだろうけどさ。
    佐倉氏は佐倉氏の偏見にはまってるんでしょ(「2.」)。じゃあさあ、それを他人(俺など)から指摘されて開き直るだけにするのって、もうやめてんか。俺ほどの真摯さ(俺にそんなモノないと思ってたけどさぁ、でも佐倉氏と較べればかなりあるよ、まあ佐倉氏と較べて相対的にあるってだけじゃ全然これっぽっちもないってことなのかもしれなくて殆ど嬉しくないんだけどね)もあなたにはないのですね。はぁ‥‥。

    コトバがすごく乱れてますね、特に後半。いや前半もか。読み苦しいと思われた方がいらっしゃったら、スミマセンでした。

 展開がつかめない方は、左「論文」をクリックして「6月」と「佐倉氏への」等を読んでみてくださいね。佐倉氏のページにある他のファイルを見てくれても良いです。簡単なのですぐわかると思います。

 こんな没没没論理・かつ非論理的なヒトと論理的に議論しようとしてた自分の甘さ・若さ・馬鹿さ・未熟さを思い知りました。

 佐倉氏は人のココロをあまりに問題の外に置きすぎている。そういう意味では俺が他人からよく指摘されてるのと全く同じ場所に立ってるんだよね、佐倉氏。「他人のフリ見て我がフリ直せ」とはよく言ったものです。俺のフリが直るのかというのもこれまたキビシイ問題ではあるけれど、 ‥‥言わせて。

「論理もココロも!
 両方とも大事だよ!
 どっちかと言うと
 ココロの方を!!」

 では。安居行きますね。

 ‥‥おっと、やっぱり本講にも遅れてしまったか。今日はまあ良いってことにしてしまおうかな‥‥部屋で捜し物もあることだし‥‥。

 そうしてますます教義・教学からはなれてってしまう石田であることよ‥‥。

2001年7月16日 16日(月) 10:30  

 どうもー。書いたり書かなかったりの日記でスミマセン。毎日ケイゾクすることって難しいですね。ケイゾクは力なり。チカラを得るのは困難なり。

 土曜日の京都はむっちゃ暑かったです。体感温度は42℃くらい。
なんせ無茶苦茶暑かったです。湿度も高かったはずだけど、洗濯物はエクセレントな渇き方でした。嬉しかったのは、それプラス、こないだ心ある方からいただいたビール券で買って来たキリンのビンビールが喉ごしさわやか、苦さくっきり、冷たさはっきり、とても美味しかったことと、ええと、なんだろな。清原が去年とは別人のように打ちまくって、ヨシノブも打ったことと、前から借りたいと思ってた山崎まさよしの新しいCDと『カリスマ』という映画のビデオを借りて来られたことです。
 冷たくて涼しくてストーブが焚きたくなる夏は困りものだけど、でもこんなに暑いのも困っちまうよ。タンパク質と睡眠を補給して、適度に運動をする生活を維持して、何んとか無事に この夏を乗り切りたいです。

 日曜日の京都は、‥‥どうだったのかなあ。夕方の5:00くらいから雷がびかびか光り出し、音もごろごろ鳴り出し、雨もバケツひっくり返したような音で降り出してました。祇園祭の山鉾って、避雷針ついてないっすよね。どうやって対処してるのかなあと思いつつ眠ってました。F1を見ました。そんなにチカラ込めて見なかったけど、上位のあのクルマがリタイアしてしまったけど、なかなか良い結果だったと思います。

 BSでやってる『ER VI』がちょっと変わった展開をするようです。ああん。前回の予告だと、不安で不安でたまりません。

 ま、今日はそんな感じで失礼いたします。(ちょっと短め)

2001年7月12日 13日(金) 06:00  ハーボット

 どうも。佐伯です。

 ソネットから久しぶりにメールが来ました。「ハーボット」というのを飼わないか、という勧誘でした。飼いました。口のきき方がまるで佐伯ですけど、それはそれ、飼い主に似てぶっきらぼうなのかもしれません。でも、その、なんての。‥‥仲良くしてやってくださいね(謎)。ポスペと違って叩いたり撫でたりできないみたいですけど、会話っぽいことも出来る‥‥みたいです。
 でも僕あまりトップページ見ないんですよー。うーん。

 今日はゼミの一学期最終日で、9月にある宗教学会@久留米大学のプレ発表と、その後は飲み会がありました。友だちは一生懸命にレジュメを切って来て発表してましたが、わたしは印仏研での発表レジュメをそのままコピーして、ポスト発表‥‥報告発表に終始しました。

 自分のレジュメを時間を経て見ると、ボコボコと巨大な穴が至る所に空いてることに気づけて良いですね。というか、悲しくて、寂しくて、なんか凹んでしまったよ。しくしくしく。

 飲み会は、京都駅からほど近いところにある、大正(元号は好きくないけどこういう時は使ってしまうなあ。なぜだろう?)時代からのクラを改造したお店でした。ビンビールを頼んだらヱビスの中ビンが出てきました。おおおおっと。感動。しかも何をどう食べても美味・美味。特に美味しかったのは幹事さん超オススメの「塩サバ」。しめさばを焼くんじゃない。さばの滅茶滅茶新鮮なのを塩で焼いたやつ。ほんとうまかった。ゼミの皆んなも先生も幹事さんもわたしも大満足。
 激烈に混んでたけど、お店の雰囲気もすっっごく良かったし、ほんと良いお店♪ 嬉しいな♪ 飲み会はこうでなくっちゃ♪

 その後、疲れたから(昼にサブゼミもあったしさ)帰る、と言いながら、密かに、ブッキングして参加できなかったマンガ研究会の方にも顔を出しました。でも自転車を数10分こいで辿り着いたら研究発表&ディスカッションがちょうど終わるところで、ドアを開けた瞬間に主催の先生に「◆※¢★§!」って言われて追い出されちゃった。今日は『AKIRA』だったからすごく参加したかったのになぁ‥‥‥。

 でもでも、飲み会には参加。しんどかった。でもやはり楽しかった(お酒と飲み会大好き!)。研究会も飲み会も、普段会ってる人たちとは若干以上に違う視点からの話や意見がたくさんたくさん聞けるので、特に楽しいです。だから甘えて、研究会が終了してしまってるな、って予測しても来てしまう。
 でも、あまり真面目な参加者とは言えないのかな俺。ごめんなさい。

 帰ってきてからネットバイトをして、ホッと一息ついて、ソネットからのメールを見てハーボットを飼うことにしたら、いきなり設定が始まって、それでしばらく時間がかかりました。でも無事に登録完了。ジャバアプレットみたいだけど、何も把握してません。でも動いてるみたいだからオッケー。うむ、オッケー。

 サブゼミやゼミをふまえた活動は、また今度いたします。ではでは。

2001年7月11日 12日(木) 05:00  あほか。

 時の首相が九段下のでっかいでっかい神社に「首相として」参詣するとかしないとか、そういう話になってますね。
 ウルムチやチベットに対する侵略行為は許せませんが、しかしコレに関しては隣の国が至ってまともな反応をしてるな‥‥と思っていたら、なんか武力行使をチラつかせてるから、やっぱりろくなもんじゃねえな。
 他人が手前の思い通りに動かないという理由だけで手を上げることのできる、あるいはそういう態度を取ってしまうことの出来る、そういう政府を持ってしまった人たちがすごくすごくカワイソウです。

 ま、そんなのに負けず劣らず「あほか。」な政府を戴いてるわけだから、俺も同じかそれに負けないくらいカワイソウやな。

 おっと、ズレたズレた。すまん。

 言うまでもありませんが、東西線の九段下駅を下りて武道館への坂道を上ってるとすると、右にあるはずのあの神社は、歴とした宗教法人です。日本で言えば「戸籍」に相当する台帳に登録されてない人間も含めれば人口が優に20億は超過しそうな隣の国の政府要人に妥協してもらおうとして、その神社からA級戦犯(わたし昔これを「永久戦犯」って変換してました。こわかったよー。)を分祠しよう、みたいな話になってますけども、分祠しようとどうしようと、あの神社が神社であることに変化はありません。宗教は宗教です。

 そんなもんに首相が首相として参詣する、‥‥つまり公費で玉串料その他を納めるのは、明らかな、明白な、夜も白々と明けてしまうくらいにあっけらかんと、法律違反です(ポケットマネーから玉串料その他を納めようと言うのなら、それは全然「私人」としての参詣になるので問題ないです。どのようなポーズを取ろうと、私費でやるのなら、それは首相としてじゃない。わけのわかってないコドモなのね(≧▽≦)って言ってワラうだけです。態度は気にくわんけど、俺は大人やから( ̄□ ̄;)!!そんなのは許しちゃうもん)

 それなのに、まるで真っ赤な隣の国に黙ってもらうことが出来ればそれで「オッケ♪」みたいな態度をとるの、止めて欲しいな。

 当時の価値観で一生懸命に考えて考えて、当時の世界観の中で一生懸命に戦って戦って、この国土が他の価値観に染まってしまうことのないように努力してくれた先人の苦労や汗や涙や血や肉体やいのちを否定するつもりは、わたしにはありません。
 だけど、その人たちのことをわたしがどう考えるのか。追悼するとして、どのような宗教の形式にのっとってそれをしようとするのか。そういうのは自由にさせて欲しい。

 あの神社にマツラれなければイカン! なんて考える人だけではないのです。でもって、そんな狭量な世界観や宗教観を、創唱宗教の信者にまで押しつけて良いわけがないのです。

 あほか。あーう。

 政治家なんだろ。もっと考えろよ。でもって、もっと考えて選ぼうよ。

2001年7月9日 10日(火) 03:00  ご覧  バトロワ

 テニス、昔は全然わかりませんでした。体は今も全くわかってません。でも西欧で盛んな、大きな大会も主に西欧で開催されているスポーツは、学生になってからこっちわたし夜中起きまくってるのでここ10年くらいはよく見てます(昨日は 『釈迦』 見てました。ほとんど「観経物語」でした。勝新の名前があったんだけど‥‥)。それでなんとなく見るのに必要なルールは解るようになってたので、今回はすごく楽しく見ました、ウインブルドン。ヒンギスはカワイイのですぐ覚えたけど、顔と名前が一致しないのは特に男子に於いて顕著です。

 とは言っても、見たのはセミファイナル前あたりからです。ヘンマンとかね。だからファイナルは妙に嬉しかった。伊達とグラフのセミファイナルに雨が降って、あるいはその順延も作用して‥‥すみません、間違えました。日没サスペンデッドになったんでした‥‥伊達が負けてしまった時も結構どきどきしたけど、今回の男子決勝ほど緊張してテニス見たのは初めてです。なんでしょね、これは明らかに「かっぱらい緊張」ですね‥‥。

 今月はじめくらいに見た試合、開始前にアナウンサーが

「手前、ご覧イバニセビッチ」


 って言うのを聞いて「なぜこんな文語的な表現をするんだろう?」と不思議に思いましたが、名前なんですね。佐伯さん無知すぎる。ってか、スポーツ選手でフルネーム知ってる人って俺少ないな。ジョウジマッケンジー(ダイエーの城島のことです)とか、すごく特徴的な名前の奴は覚えてるみたいだけど‥‥。そういえば、力士なんて輪をかけてまったくわからんね。

 初めてウインブルドン見たのは浪人の時です。テニス好きの友だちがおったので、TVのない代ゼミ寮から夜中一緒に抜け出して(ラチられたと言えるかもしれない)、現役で大学に受かって同じ札幌で一人暮らししてる友だちんちに行き、見て、帰ってきたもんです。
 ‥‥そうか、ちょうどこの時期ですね、浪人して勉強ばっかりしていたのに突然わたしが壊れてパチンコしだしたの。コワレの一貫でウインブルドンも見たわけだ。麻雀もカラオケも、楽しいことはすべて7月の4日くらいから始まったんだなあ‥‥。
 そうか、14年前から挑戦してるってことはわたしが浪人する遙か前からイバニセビッチはウインブルドンに出てたのか。‥‥なんか同い年みたいなんですけど。ま、良いか。歳は関係ないな。うむ。

 今日は 『バトロワ』 を借りてきました。原作読んだからまあ良いのかもしれないけど、前田亜希がカワイイらしいので‥‥(をいっ!)。
 まだ見てないから伝え聞いただけですけど、原作は恐らくディックの『高い城の男』的な世界観に基づいてるんだけど、映画はフツーの「この世」みたいですね。じゃあ中学校の1クラスがいきなりバトルロワイヤルするのなんて無茶だぞ。 ‥‥ま、面白ければそれで良いか。

 二十歳こえると気にしなくなるけど、コレってR指定なんですね。だから中学生が隠れてぎょうさん見に行って、それもあってヒットした、っていうまことしやかな話がありますけど、実際はどうなんでしょう。
 ‥‥俺だったらまず見に行ってたんだろうなあ。
 高一の時に薬局で携帯用の歯ブラシ買ったら 「サークルの合宿ですか?」 と聞かれたから、容姿はクリア。問題はビクつかずに入れるかどうか。

 ‥‥大問題だ。

2001年7月8日 8日(日) 21:00  ありゃりゃ

 すみません。いきなり言い訳です。

 真宗の、本願寺派と大谷派が集まって一緒に行動する、というイベントが京都でありました。参加しようと考えていたのですが、起きたのが集合時間。
 まずい。非常にまずい。
 河原町界隈を練り歩くデモみたいなのには参加できそうだったので急行しました。が‥‥河原町に到着した頃には、集団のカゲも形もありませんでした。参加してる友だちに電話したりいろいろしたけど‥‥。ありゃりゃ

 すみません。

 せっかく休日に河原町の人混みに紛れたので、休日の歩きにくさを嘆くだけでは勿体ない。夏の京都を堪能して脳がホウワするだけでは勿体ない。
 ということで寺町へサクっと歩き、パソコン屋さんに入りました。やっぱりヒトが多いけど、本体やディスプレイやサプライ用品が並んでるのを見るとなんか落ち着く‥‥(少しウソ)。

 しかし普段の行いが悪いせいかお目当ての太陽誘電CD-Rメディア20枚入\1600くらい、というのが見つからない。でもそんなこと言い出すと永遠に何も、‥‥本当に何も見つからないだろうな。
 3件くらい回ったけど見つからない。こないだ友だちが秋葉原で買っていた50枚入\2500くらい、なんてのはますます見あたらない。‥‥太陽誘電どうしたんだろう? 品薄なんだろうか?
 どういうわけか今日に限って他のメーカのを買う気にならなかったので(暑いからね)、仕方なく帰ってきました。で、家から一番近くにある電気屋さんに入ったら、‥‥あった。よし。即買い。加えてGatewayのキーボードカバーもなぜか売られていたので、それも購入。
 なんかね。
 Gatewayの純正カバーよりも遙かに薄くて、遙かに打ちやすい。
 すごく機嫌の良い佐伯さんですわ♪ (^ー^)

 今日の『200X』はビールですか。喉ごしも大事ですけど、わたしは室温に馴染ませたヱビスが一番好きです。のどが渇いた時にゴクゴク飲んでおいしいビールは世界中に溢れてる。でもじっくりじっくり、ゆっく〜り飲んで美味しいのはヱビスくらいちゃうかなあ。
 日本在住のドイツ人の方は、ビールをそもそも冷やさないのだそうです。だからヱビスしか飲めないんだってさ。
 ふぅん。それも極端だよな。
 あ。言うまでもないことですが、「ヱビスいちばん!」 ってのは偏見ですよ。佐伯は北海道出身で、サッポロを応援してるし、コンサドーレも応援してます。でも、たとえアサヒが出してたとしてもヱビスは好きです。

 ヱビスはサッポロから出てます。念のため。



2001年7月7日 8日(日) 21:00  わお!

 京極夏彦の『ルー=ガルー』徳間書店、読了しました。

 わお! お薦めです。

 SFとしても、ミステリとしても、そして蘊蓄の京極作品としてもすっかり楽しめます。いろんな警句にも満ちているから、全ての物語に教訓を求めてしまう、そういう方にもすごくおすすめです。

 徳間は『ナウシカ』以外あまり好きになれないんだけどね‥‥。

 でも 『ナウシカ』 と 『ルー=ガルー』 は良い。うむ。

2001年7月6日 6日(金) 24:00  なぜに

 こないだ漢文のテストがありました。そうです、「漢文とは名ばかりで‥‥」っていう感じの漢文テスト。結果? さあね‥。その後で友だちと飲みました。

 「押井守の『アバロン』が見たい。すごく良いはずなんだ。」

 と聞いたのでTSUTAYAに行ったけど、まだ出てないのか何んなのか、見つからない。でも「『人狼』の隣あたりにあるはず」と聞いた『人狼』は発見。とりあえず借りてみた。まだ見てないです。面白いと思ったら紹介しますね。

 同じ時に、

 「中国では ばんばん処刑してばんばん臓器移植してる、
 って情報をインターネットのとある信頼できそうなサイトで見たよ。」


 と聞きました。今日ふと気になって見てみたら、全然ゆるやかな情報ですけど似たようなのがありました。

ココです。

 これスタジアムですか? これは処刑じゃないですよね。公開公判みたいです。しかしなぜに日本代表ユニフォームなんでしょう。
 ‥‥「中国代表ファンに日本代表のを着せる」という処刑なのだろうか?
 いや、そんな生やさしいもんじゃないだろうな。ぶるるるる。

ココでも良いです。

 ここは少し記事が長い。‥‥しかしびっくりするくらいな人数です。

 最後の一行、「特に、チベットや新疆ウイグル自治区の実態は不明という。」ってのがコワイ。非常にコワイ。アムネスティも手が出せない殺戮の現場。



2001年7月5日 5日(木) 20:00  ナウシカ

 リンクのページにナウシカ関連のを一つ増やしました。‥‥わたし自身、ここの論はまだ全部読めてません。わたしのナウシカ論に勝るとも劣らない大部さです。しかも、わたしのようにストーリィ展開のレビューみたいなものがないのです。うーん。頑張っておられます。ソウル・トゥ・ソウル です。どうぞ。

2001年7月4日 4日(水) 17:00  洗濯

 こんだけ暑いとほんとに洗濯物がよく乾きます。夏の良いところその1、です。その2。ビールがうまい。その3。氷がうまい。その4。汗をかいてる自分を愛せる(すぐにアタマがホウワして何んでも愛せるようになる)。
 そういう予測をもとに、今から洗濯物を取り込みに行きます。屋上です。上るたびにおかむりんの『イケナイコトカイ』を口ずさんでしまう屋上です。

 こんなもんかな。

 タグの色が変わるだけで、HTML編集はこんなにラクになるんですね。前にも紹介させてもらったけど、友だちの教えてくれたココのです。いやぁほんとにすごい。

 今日は漢文のテストです。仏教漢文。漢文とは名ばかりで仏教の方に重点があります。真宗の大事にしてる経論釈の漢文から出題されて、その内容を真宗的に間違わずに答えないと点になりません。最近の石田は漢文も読んでないし、真宗的な正道から‥‥離れてはいないけどダイレクトにつながる学問をまったくしてないので、しんどいとかしんどくないとかじゃなく、はっきり言ってチンプンカンプンでございます。
 漢文って言ったら、

季節の境目・陸と水の境目・昼と夜の境目‥‥ユウレイはその時に出るのです。だから主人公がここで会った彼女はユウレイだと思って読んでいけば良い。‥‥ほら、お墓にいたでしょ。
 みたいな、中国の幽霊譚が良かったなあ。物語の内容読解なら少しは得意なのに。仏教系の哲学チックなモノになると、途端にアタマがはたらかなくなってしまいます。しくしく。

 受けるにあたり先生にハンコをもらいに行ったら、「ゆっくり読むことだよ。うん。ゆっくり読めばわかるよ」とのことでした。
 なるほど。ゆっくり読むのか。
 でも、わからないモノを出題されたら、焦っちゃうんだよなあ。

 ま、頑張ってきます。

 と。その前に洗濯物を取り込んで。です。

2001年7月3日 3日(火) 20:30  思い出の日記

 長くなりそうな気がしますけど、東京に行って帰ってきた6月30日から7月2日までの日記を思い出しながら書きます。

 ‥‥いや、まじで長いみたいですわ。(^^;)たまには良いかな?



2001年6月30日  nostargia

 朝9:00に同じ7月1日発表の先輩と京都駅の改札で待ち合わせて、ちょっと着くのが早過ぎたのでコーヒーを飲みました。京都駅を北側の正面から入って改札を前に右を見上げると巨大な階段がありますよね。その手前に濃緑色の喫茶店がありますよね。あそこです。そのうち先輩がついて電話をくれたので新幹線のホームへ。一本やり過ごして二人とも座ることが出来ました。

 やっぱ新幹線は速いや。3時間弱で東京に到着。そのまま‥‥何線に乗ったか忘れちゃいましたけど、「第52回 日本印度学仏教学会」の会場となった東大には12:30頃に着きました。‥‥あっ。プログラム持ってくるの忘れちゃった。今は先述の濃緑喫茶店の別のチェーン店で打ってます。わたしにとって面白い発表も、そうでない発表も、いっぱい聞けました。友だちが、ものすごい早口、しかし素晴らしく聞き取りやすい発表をしました。言葉だけでなく、態度とか、立場とか、とてつもなく大きなテーマの中からどこをどう切り取って今回の発表となったのか、それも明瞭でした。

 その後、神学部や真宗学科、「無宗教」の人が集まってやってる「マンガ研究会」のメンバーの方と二人でお茶の水へ。ドトールに入ろうとしたら殺人的に混んでいたのでコージーコーナーへ。研究について話したり、研究発表をする際、他人の意見や示唆を盛り込むのならそれを明言しなければならないという基本的な姿勢について話したり、京極の新作を紹介されたり、そんな感じでした。ミルクレープはおいしかったけど、関西ふうの接客に慣れた二人には多少間延びして感じられました。どっちが良い・悪いってのは解らないけど、関西のそれの方がわたしには合ってるかな。

 で、明日また会いましょうってことで別れ、わたしは大学1・2年の時に住んでた街にホテルをとっていたので、そちらへ。まだ「夜中」とは言えない時間に着いたので散策しました。昔住んでたアパートを探して一人でとぼとぼ。街の様子は多少変わってました。駅前は前よりずっと小綺麗になっていたし、わたしが生まれて初めて履歴書を持っていってアルバイトを申し込み蹴られた「レッドロブスター」が変わっていた紳士服の量販店はとうとう見つからなかったし、明らかに当時は建っていなかったアパートも多く建っていました。

 わたしが住んでいたのは、木造二階建てのアパートでした。建築の流れから行けば今更あるわけがない。そしてやはり、住んでた界隈とおぼしきあたりをどんだけ歩き回っても見つからない。
 ちょっと淋しいなあ、と思いつつ諦めてホテルに帰ろうと思った頃、思わぬ方角に「○○」という表札を見つけました。
 ‥‥この名前を右手に見ながら歩いて、そして次のT字路を右折‥‥おおっっっ。あった。木造二階建ての懐かしいアパート。隣にあったアパートが以前からあったものか否かは定かでなかったけど、わたしが住んでたアパートはちゃんと建ってました。集合ポストも同じかたち、同じ色、いいえ若干以上にくすんでいた。アパートの名を示す看板も昔と同じモノが掲げられていました。わたしが住んでた部屋を見上げると、明かりが灯っている。

 もともと、こういう変にノスタルジックなモノって好きなんですけれど、なんか泣きそうになりながらホテルへ帰りました。

 隣におばちゃんが4人やってきてにぎやかにしゃべくってます。東京・大阪・神戸と中国上海を結ぶ鑑真号の中で「子どもが走り回ってうるさい!!」と言って怒ってる人がいたけれど、子どもに「走り回らないでね」と言うのもおばちゃんに「少し声のトーンを落としてください」と言うのも、どちらもそれが性質なので、言っても無駄だと思い、席をずれました。

 TVの野球中継ではヨシノブ(巨人)の復活を伝えていました。ホームラン二本打ったくらいじゃ本当に調子が戻ったと言えるのかどうか解らないけれど、彼が打たなければ負けてたのは事実です。うん、そういう意味で、良いことですよね。
 風呂で滑舌をしたら頬の筋肉がクタクタになった。‥‥普段俺はよほど聞き取りにくいしゃべり方をしているに違いない。反省。これからは思い立ったら滑舌をしよう。そうだ、笑顔は筋肉なのだし。

 自分ではなかなか解らなかったのだけど、夜中2時頃と5時頃に目が覚めたことから考えて、次の朝に発表をすることに緊張していたようです。朝うまく目が覚めるかどうかというのも緊張を高めました。



2001年7月1日  発表

 懐かしい街から地下鉄を乗り継いで「東大前」駅へ。駅を出たら、そこがもう東大の構内みたいなもんでした、ただし工学部? 公道を一つ隔てた法文の方で発表だったので、歩道橋みたいなのをひとつまたいでそちらへ。金曜日の夜に作成したレジュメを部会の担当者に渡して、発表原稿のチェック。その時に、示唆を受けた重要な論文のタイトルだけを記して執筆者の名前を書いてなかったことに気づきました。また、「印度学仏教学会」とだけ記して見事に「日本」を忘れてることにも気づきました。

 朝二つ目の発表でした。だから、一人目の方の発表の時間は、申し訳ないけど自分の発表の確認に充ててしましました。すみません。

 冷房の音が案外うるさくて、あと、音がどうもこもりがちなので、そんなに大きな教室ではなかったけど注意して大きな声・はっきりした滑舌で喋るように努力しました。発表を許された時間は15分、質疑応答が5分。‥‥レジュメは大分はしょらなければならなかったけど、16分くらいで発表できました。発表したレジュメには、左の「論文」からいけます。

 質問・意見をいただきました。

 1. 生命の問題として避けては通れないものの一つに脳死臓器移植の問題がある。それについてあなたはどういう立場か。もし賛成であるのなら、それは「他者」との関係をどのように捉えた結果か。
 2. 生命倫理系の問題は、近代科学や近代というものへのアンチテーゼという性格を感じる。あなたは、どうか。

 1. わたしは「脳死」臓器移植に関して、反対の立場です。それは「自己決定」が明らかに死の方向に閉じられている、つまり似非でしかないように考えられることと、医学的・生物学的にも「脳死」は全然死んでないと考えられる‥‥例えば、「脳死」の人の脳を取り出して培養したら、当然のことながら培養が出来てしまったり、あと、「意識がない」と言われる状態というのの限定性も気になる。医学的には眠って夢を見ている人も「意識がない」と言われてしまう、そういうこととに依っています。他者との関係で言えば、「脳死」を自分の死であると「自己決定」してしまう人は、周囲の人間との関係性を時として見誤ってしまう、それも気になるところです。
 2. わたしもそのように思います。恐らく今後に考慮すべき新たな刺激をありがとうございます。

 ‥‥結構脚色してると思いますけど、こんな感じの応答ができました。

 その後、質問をしてくれた方のところにお名前を伺いに行ったら、名刺をくださいました。おおっ。わたしも石田と佐伯、両方の名の記された名刺をわたしました(石田よ何をしている‥‥)。そしてその後、その方の論文の、雑誌抜き刷りもいただきました。小松美彦氏の言葉を引用していたり、町野朔氏の言葉を問題視していたり、‥‥態度や立場(浄土真宗と曹洞宗)に異同は勿論ありますけれど、失礼かもしれませんけど、「同志」を見いだせた気がしてます。学会の醍醐味だと思います。

 父の知り合いが来られて「頑張ってるね! お父さんによろしくね!」と仰有っていかれたのは、なにげにちょっぴり衝撃でした。うーん。うーん。

 その後、世界宗教会議に出席された方の報告発表のようなものを聞いたり、「スピリチュアル」を「霊性」・「霊的」と訳すのは、日本の仏教は「霊」というものの実在を否定している以上、多少困難だろう、という文脈を持つ発表を聞いたりしました。すごく静かに、うちの宗派の門主さんが聞いておられたのも印象に残ってます。すごくココロに響く話をされる方なんですけど、学究的な興味をケイゾクしておられるってのは良いことだよなあ。

 東大って、雰囲気いいです。学問以外に何をすれば良いのか、って雰囲気です。その雰囲気がどこから来るのか? それは、屋外にイスが殆どないということからも醸し出されていそうです。わたしが学部時代を過ごした大学も、今行ってる大学院のある大学も、そこらじゅうにベンチがある。学生はそこに座ってごはんを食べたり恋や愛や友情を語り合ったり、寝て睡眠をとったり、いろいろしてます。でも東大にはベンチがない! ‥‥教室にいるのがいちばんラク、って雰囲気でした。いや、まじで。

   その後、先輩のつてである大学教授の先生と一緒に飲んで、そして馬場へ。



2001年7月1日(2)  飲めや歌え

 馬場には、学部の時サークルぐるみでずっとお世話になっていた居酒屋さんがありました。でも一昨年、マスターが少しゆっくりしたくなったとかで撤退、新しい別の店が入ってます。そこに友だちや先輩が集まってくれて飲みました‥‥ココでは歌ってません

 やっぱ、いいっすね、友だちって。(^_^)

 大学院の同級生で、今は東京を中心に芸能活動してる友だちも来てくれました。多忙だろうと思ってたので会えるとは思ってなかった。むっちゃ嬉しかったです。彼はその後、別の、大学教授の方の飲み会へも顔を出したはずです。あんなフットワーク軽いのって良いなあ。見習おうっと。

 その後はカラオケでした。隣のBOXからどんどん音が漏れてくる。こっちの声もきっと漏れている。気にしない気にしない。うちらが歌う前に隣からボンジョビが流れてきて友だちはすごく残念そうな顔で「あー やられた!」って言ってました。大丈夫大丈夫。うん。心残りは先輩にりんけんの『花』をリクエストし忘れたことです。歌うのはまあ、歌いたいのは殆ど歌えたので全然良いんです。

 んで、友だちの一人と友だちんちへ行って、泊めてもらいました。とは言ってもわたしはずっと『ONE PIECE』を読んでたんですけどね。酔っぱらっていたせいか絵が細かいせいか、やっと4巻まで読めました。面白いですね、『ONE PIECE』。



2001年7月2日  大学

 起床後、友だちは用事があるので実家の方へ帰っていきました。わたしは学部の時にすごくすごくすごくお世話になっていた中野のお寺へ。おみやげも何も持って行けなかった。
  (>_<)ごめんなさい。
 そして、馬場へ出て早稲田通りを歩きました。「ティーヌン」でお昼ご飯。あんなに酸っぱかったっけ? でも美味しかったからよし。そのまま大学の生協に行って、小銭入れとライター、筆入れを買いました。予備に買おうと思っていたジッポは10月にモデルチェンジするそうで、なかったです。ま良いか。
 そのまま学部へ。16号館前の広場はタイル張りになって、オープンカフェみたいな白いテーブルと白いイス。なぜだ? ま良いか。15号館は跡形もなくなって、かわりに高い高い14号館が建ってました。‥‥スロープはなくなって、階段ばかり。ちょっとしんどかった。
 大隈銅像の脇を通り抜け、サークルの部室のある8号館も見ました。窓から部室の中も見えたけど、さすがに知り合いのいない部室ってのは入るのがためらわれました。うん。そりゃそうでしょう。そして大隈講堂。‥‥安田講堂も良いけれど、やっぱこっちの方がカッコ良い♪

 そして東西線に乗って大手町、大手町から殺人的な距離を歩いて東京駅。16号車からやっぱりかなりな距離を歩いて自由席のある5号車へ。新幹線で京都へ帰ってきました。東京も暑かったけど、もっと暑いっすね、京都。


 という感じで、東京行の日記は終わりです。長いなあ。全部読んでくれた方、ありがとうです。

 次回からは普通の日記になる、と思います。

2001年7月2日 2日(月) 18:00  帰還

 いしだ、無事に帰ってきました。収穫の多い学会&東京おのぼりだったと思います。
 詳しくは、また後で書きます(予定)。
 学会で質問してくれたり声をかけてくれたりした方々、ありがとうございます。そして個人的に会って飲んで歌ってくれた方々、ほんまほんまありがとうございました。


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